JP4088857B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信端末装置に係り、特に通信機器間で情報を送信する際に情報を中継する通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線通信端末から無線通信網を介してファクシミリを送信する場合に、有線通信回線に較べてコストが高く通信速度の遅い無線通信回線上を流れるデータ量を削減することにより、通信時間の削減およびコストの削減を行うことが可能な画像通信システムが特開平7−221966号の公報に示されている。
【0003】
また、少ないメモリ容量の携帯端末を用いても、多くのディジタル画像情報を取得可能であり、後にそれらの画像情報を簡単にアクセスして手元に転送することができるディジタル画像情報蓄積システム及びその方法が特開平10−149309号の公報に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−221966号の公報に示されている画像通信システムは、大容量の画像データの通信コストを削減するために、低額の通信網からデータを送信するための中継転送を行うだけのものである。
【0005】
また、特開平10−149309号の公報に示されているディジタル画像情報蓄積システム及びその方法を用いると、携帯端末のデータを高速に設置端末に転送し、該転送したデータを設置端末に一時保管してから通信回線へ送信を行うことによって、携帯端末の利用者は設置端末の前で送信が完了するまで待つ必要はないという利点を生じる。
【0006】
しかし、いずれの方法を用いても、設置端末に一時保管されたデータが確実に送信されたか否かについては、利用者が容易に確認することができないという不具合を生じていた。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、画像データ等の大量の情報を安価にて他の通信機器に送信する際に通信端末装置を中継して他の通信機器に送信するとともに、通信端末に一時保管されたデータが確実に送信されたか否かについて利用者に通知することが可能な通信端末装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、利用者側が所有する情報を取り込む情報取得手段と、前記情報取得手段にて取得した情報を記録する記録手段と、前記記録手段に記録した情報を読み出して利用者所望の送信先に前記情報を送信する第1の通信手段と、前記第1の通信手段が前記情報を送信した結果の情報を利用者側の第1の通信機器に送信する第2の通信手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】
本発明によれば、利用者側が所有する情報を取り込む情報取得手段と、情報取得手段にて取得した情報を記録する記録手段と、記録手段に記録した情報を読み出して利用者所望の送信先に前記情報を送信する第1の通信手段と、第1の通信手段が前記情報を送信した結果情報を利用者側の第1の通信機器に送信する第2の通信手段とを備えたので、送信すべき情報が確実に送信されたか否かを利用者に通知することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って、本発明に係る通信端末装置の好ましい実施の形態について詳説する。
【0011】
図1に、本発明に係る通信端末装置の外観を示す。
【0012】
同図によれば、情報を中継する設置端末10(通信端末装置)には、携帯端末12と無線で通信することが可能なアンテナ14と、該設置端末10の有料の機能を利用する際に利用料金を投入する料金挿入口16と、通信状況や画像及び通信にて接続されている携帯端末12等の情報を利用者に通知する表示手段の機能を有するとともに利用者が情報を入力する入力手段の機能を備えたタッチパネル18と、画像情報や画像ファイルの送信完了情報等を他の通信機器に対して送受信することが可能な通信回線とが設けられている。
【0013】
図2に設置端末10の情報処理系のブロック図を示す。
【0014】
同図によれば設置端末10には、設置端末10の全体の制御を行う情報処理手段22と、情報処理手段22を動作させるプログラムや各種定数等が書き込まれているROMと情報処理手段22が処理を実行する際の作業領域となるRAMとから構成されるシステムメモリ24と、タッチパネル18に表示する情報を情報処理手段22から受信して表示用の情報に変換して出力する表示コントローラ26と、タッチパネル18を用いて利用者が入力した情報を変換して情報処理手段22に伝達する入力コントローラ28とが設けられている。
【0015】
また、設置端末10には、料金挿入口を備え、挿入された金銭の処理及びお釣り等の排出を制御するコインマシン30と、挿入された金額情報を情報処理手段22に伝達するとともに情報処理手段22から釣り銭情報を受信してコインマシン30に出力するコインマシン制御手段32と、携帯端末12から受信した画像等の情報や画像ファイルの送信完了情報等を一時的にストレージすることが可能な記録手段34とが設けられている。
【0016】
設置端末10が、利用者側の第2の通信機器と情報の送受信を行う第3の通信手段(情報取得手段の一形態)として、利用者が携行している携帯端末12と情報の送受信を行うアンテナ14に搬送波及び送信信号を出力するとともに携帯端末12からアンテナ14が受信した情報を情報処理手段22に伝達する無線インターフェース36が設けられている。
【0017】
また、設置端末10が、利用者側が所有する情報を取り込む情報取得手段として、前記第3の無線の通信手段を用いる代わりに有線の通信手段を用いてもよいし、利用者が所有する情報が記録されたフロッピーディスクやメモリーカード等の記録媒体を設置端末10に装着して、情報取得手段として機能する情報処理手段22が記録媒体から情報を取得するようにしてもよい。
【0018】
また、設置端末10が、情報の送信先となる利用者所望の通信機器と情報の送受信を行う第1の通信手段及び、利用者側の第1の通信機器と情報の送受信を行う第2の通信手段として、公衆回線やインターネット等の通信ネットワークと接続されている通信回線20を介して情報の送受信を行う通信回線インターフェース38が設けられている。なお、前記第1の通信手段、第2の通信手段及び第3の通信手段は、それぞれ独立した通信手段であってもよいし、少なくとも2つは、同一の通信手段であってもよい。
【0019】
設置端末10の情報処理手段22と、システムメモリ24と、表示コントローラ26と、入力コントローラ28と、コインマシン制御手段32と、記録手段34と、無線インターフェース36と、通信回線インターフェース38とを含む各周辺回路はバス40で接続されており、情報処理手段22は各々の周辺回路を制御することが可能となっている。
【0020】
図3は、利用者側の通信機器の一形態である携帯電話の外観図である。
【0021】
同図に示すように、携帯端末12(利用者側の第1及び第2の通信機器)には、公衆回線と無線通信するためのアンテナ42と、例えば前記設置端末10と近距離無線通信するためのアンテナ44と、通信情報や画像45を表示する表示手段46と、電話番号、文字、画像、音声のデータの指定・選択及び、前記データの出力先の機器やアドレス等を指定する入力手段48、48…と、電話の受話器となるとともに音を出力するスピーカ50と、音声を入力するマイク52とから構成されている。
【0022】
なお、同図に示されている表示手段46の表示は、画像45を選択し、設置端末10を介して他の携帯電話等の通信機器に選択した画像45を送信する際の表示例を示している。
【0023】
図4は、携帯端末12の情報処理部のブロック図である。
【0024】
同図によれば、携帯端末12の通信手段は、公衆回線と無線通信するための公衆回線用のアンテナ42と、公衆回線用の送受信手段56と、設置端末10等と近距離における無線通信を実施するためのアンテナ44と、近距離用の送受信手段58と、リアルタイムにて送受信するデータを一時的に蓄えておく各通信手段用の送受信バッファ60、62とから構成されている。
【0025】
また、携帯端末12には、携帯端末12全体の制御を司る情報処理手段64(CPU)と、情報処理手段64が処理を実行する際の作業領域となる記憶手段であるメモリ66と、情報処理手段64を動作させるプログラムや各種定数、電話番号、通信先のメールアドレス、画像データ等が書き込まれている不揮発性メモリ68と、時を刻むカレンダ時計70と、入力手段48から入力された各種の入力情報を情報処理手段64に伝達するI/O72と、情報処理手段64から受信した表示情報を表示手段46に対する表示情報に変換して出力するLCD制御手段74と、が設けられている。
【0026】
携帯端末12の情報処理手段64と、メモリ66と、不揮発性メモリ68と、カレンダ時計70と、送受信バッファ60、62と、I/O72と、LCD制御手段74とを含む各周辺回路はバス76で接続されており、情報処理手段64は各々の周辺回路を制御することが可能となっている。
【0027】
近距離用の通信手段は、電波、超音波、赤外線等の光、を用いた通信手段である。電波を用いる場合には、無線LAN(ローカルエリアネットワーク)の仕様に基づいてもよいし、赤外線を用いる場合にはIrDAの仕様に基づいてもよい。また、近距離用の通信手段を設ける代わりに、メモリーカードやフロッピーディスクなどの記録媒体を介して設置端末10が情報を得るようにしてもよい。
【0028】
なお、携帯端末12は上述のような携帯電話やPHS等の移動通信体であってもよいし、表示手段、記録手段、通信手段等を備えた機器であれば、電子カメラやパソコン、電子手帳等の通信機器であってもよい。
【0029】
図5に、情報を中継する設置端末10と携帯端末12とを含む各通信回線網の構成を示す。
【0030】
同図によれば、情報を中継する複数の設置端末10、10A、10B…とが接続されている通信回線80と、前記複数の設置端末10、10A、10B…と携帯端末12…を管理するために利用者の管理情報及び課金情報等の情報を記録するとともにインターネット84等の通信回線網と通信を行う手段を備えた設置端末管理手段82と、インターネット84等の通信回線網と、複数の携帯端末12、12A、12B…(利用者側の第1及び第2の通信機器)を管理するために各携帯端末の利用者の管理情報及び課金情報等の情報を記録するとともにインターネット84等の通信回線網と通信を行う手段を備えた携帯回線キャリア86と、携帯端末12、12A、12B…のための無線通信の基地局88とから構成されている。
【0031】
設置端末10と携帯端末12とは無線通信にて情報を送受信し、各地に設置されている設置端末10、10A、10B…は、通信回線80及び設置端末管理手段82に設けられているゲートウエイを介してインターネット84に接続される。
【0032】
一方、各携帯端末12、12A、12B…は、携帯回線とも接続可能となっており、これは携帯回線のキャリアを通じてインターネット84とも接続される。従って、設置端末10、10A、10B…が発信した電子化メールを設置端末管理手段82及びインターネット84及び携帯回線のキャリアを経由することによって、特定の携帯端末に送信することが可能となっている。
【0033】
図6に、設置端末10と携帯端末12とが実施する通信処理のフローチャートを示す。
【0034】
携帯端末12の設定モードを近距離通信のモードに設定すると、携帯端末12の情報処理手段22の処理プログラムはステップS100「通信モード」(以降S100のように省略して記載する)の処理ルーチンが呼び出され、次のS102「PINコード入力?」の判断に進む。本実施の形態では、設置端末10は複数の携帯端末12と無線による通信が可能となっているので、設置端末10は利用者が携行している携帯端末12を特定する必要がある。したがって、設置端末10は固有のPINコード(Personal Identification Number)を発番して利用者が読み取り、利用者が携帯端末12に該PINコードを入力し、該入力したPINコードを設置端末10が受信して自ら発番したPINコードと比較して、利用者の携帯端末12を特定するようにしている。
【0035】
一方、設置端末10に於ける最初の状態はS200「コイン挿入待ち表示」である。図7に示す料金投入要求に関する表示をタッチパネル18に表示するとともに、次のS202「コイン挿入?」にて利用者がコインを投入するのを待つ処理を行う。ここでコインが投入されると、次のS204「PINコード発番(PIN▲1▼)」では、以降で説明するペアリングを実施するためのPINコードを発番して、次のS206「PINコード表示&PINコード入力要求表示」に進む。
【0036】
S206では、タッチパネル18に対して図8に示すPINコード入力に関する表示を行って、次のS208「同期化?」の判断に進み、例えば近距離無線通信における周波数ホッピングパターンと時間スロットとにスレーブの通信機器が同期する処理の終了を待つ。
【0037】
一方携帯端末12では、S102で利用者によるPINコードの入力を待っている。利用者が図8に示されているPINコード「193−513」を、携帯端末12の入力手段48、48…を操作して入力すると、入力されたPINコードを「PIN▲2▼」として記憶し、次のS104「同期待ち」の判断に進む。そしてS104にて、マスターの通信機器である設置端末10から発せられる信号に対して送受信のタイミングが一致して同期処理が終了すると、次のS106「接続要求パケット待ち」の判断に進む。
【0038】
同期処理が終了すると設置端末10の処理プログラムはS210「接続要求パケット送出」に進み、前記発番したPINコード▲1▼を含む接続要求信号を送信して、次のS212「接続完了/拒否パケット待ち」の処理に進む。PINコード▲1▼を含む該接続要求信号をS106にて受信した携帯端末12の処理プログラムは、次のS108「PINコード照合PIN▲1▼=PIN▲2▼?」の判断に進む。
【0039】
ここでは、設置端末10から受信したPINコード▲1▼と携帯端末12にて入力されたPINコード▲2▼とが一致するか否かの判断を行っている。もし、お互いのPINコードが不一致であると判断した場合には、本携帯端末は設置端末10に利用料金を支払った実利用者の携帯端末12ではないと判断して、処理プログラムはS110「接続拒否パケット送出」に進み、設置端末10に対して入力されたPINコード▲2▼を含む接続拒否情報を送信し、S112「終了」に進む。
【0040】
もし、S102にて入力されたPINコード▲2▼と、設置端末10から受信したPINコード▲1▼とが一致すると判断した場合には、本携帯端末12は設置端末10に利用料金を支払った実利用者の携帯端末12であると判断して、S114「接続要求パケット送出」に進み、設置端末10に対して入力されたPINコード▲2▼を含む接続完了パケットを送信し、次のS116「携帯端末のメールアドレス送信」に進む。
【0041】
一方、設置端末10がS212にて接続拒否パケット又は接続完了パケットを携帯端末12から受信すると、次のS214「PINコード照合PIN=PIN?」の判断に進む。
【0042】
ここでは、携帯端末12から受信したPINコード▲2▼と設置端末10にて発番したPINコード▲1▼とが等しいか否かの判断を行っている。もし、お互いのPINコードが不一致であると判断した場合にはS208の処理に戻り、再び同期化を待つ処理を行う。
【0043】
また、携帯端末12から受信したPINコード▲2▼と設置端末10にて発番したPINコード▲1▼とが一致していると判断した場合には、図9に示す接続完了の表示を行うとともに、ペアリングの処理を終了して次のS216「メールアドレス受信&一時保存」に進む。S216では、携帯端末12から受信した携帯端末12のメールアドレス(画像データ等の情報を送信した結果情報を利用者側の第1の通信機器に送信する際の電話番号等のアドレス情報に相当する)を受信して、例えば設置端末10の記録手段34に一時記録する。そして、次のS218「送り先パケット待ち」の送信先アドレスの受信待ちの判断に進むとともに、タッチパネル18に図10に示すような画像データの送信先のアドレス入力を利用者に対して促す。
【0044】
次に、S118「画像データ送り先入力」にて、利用者が携帯端末12の入力手段48、48…を介して画像データの入力先を入力すると、次のS120「画像データ送り先送信」にて画像データの送り先のアドレス情報を設置端末10に送信し、次のS122「送信画像データ選択」に進む。なお、携帯端末12にて情報の送信先を入力する代わりに、設置端末10のタッチパネル18に設けられている入力手段を用いて情報の送信先を入力するようにしてもよい。
【0045】
一方、情報の送信先を示す「送り先パケット」をS218にて受信した設置端末10は、次のS220「画像データ送り先受信&一時保存」に進み、携帯端末12から受信した情報の送信先を示す情報を、例えば設置端末10の記録手段34に一時記録する。そして、次のS222「データパケット/切断要求パケット待ち」の判断に進むとともに、タッチパネル18に図11に示すような送信すべき画像データ等の情報を選択する要求を利用者に対して促す。なお、図11に示されている「キャンセル」ボタンは、料金を後払いに設定した場合に表示される表示で、「キャンセル」を選択すると情報の送信は中止される。また、申し込みから30分以内であれば「キャンセル」を有効にするなど、処理を選択するようにしてもよい。携帯端末12が携帯電話である場合には、画像送信サービスの利用料金を後払いで利用者に請求する方法の一つとして、携帯電話の電話利用料金に画像送信サービスの利用料金を設置端末管理手段82から携帯回線キャリア86に対して携帯電話のID番号と課金情報を通知して加算する方法が考えられる。この方法を採用すると、万一画像データが設置端末10から利用者所望の送信先に送信されなかった場合にも、課金の取り消しを示す電子メールを設置端末管理手段82から携帯回線キャリア86に送信することによって、課金のキャンセルも容易に実施することが可能である。
【0046】
携帯端末12の処理プログラムのS122では、携帯端末12の表示手段46には前述の図3に示すような表示がなされており、携帯端末12の不揮発性メモリ68に記録されている複数の画像の中から、送信する画像を利用者が容易に選択することが可能となっている。S122で送信する画像が確定すると、処理プログラムは次のS124「画像データ送信」に進む。
【0047】
次のS124では、S122で選択した画像データを設置端末10に送信する処理を行う。該画像データの送信が終了すると、次のS126「他に送信する画像あり?」の判断に進み、他にも送信する画像があるか否かの判断を行う。もし、利用者が他にも送信する画像が存在すると判断した場合にはS122に戻って再び送信する画像を選択する。また、もし送信すべき画像が無いと判断した場合には、S128「切断要求パケット送出」に進み、設置端末10に対して切断要求のパケットを送信する。
【0048】
S128にて切断要求パケットの送信が完了すると、携帯端末12の処理プログラムはS130「無線通信I/F切断」に進み、近距離の無線通信に関する各種の処理を終了して、次のS132「操作終了」に進み、近距離無線通信の処理ルーチンを終了する。
【0049】
なお、設置端末10の処理プログラムのS222では、携帯端末12から「データパケット」又は「切断要求パケット」の受信を待つ処理を行っている。もし、携帯端末12から「データパケット」を受信した場合にはS224「画像データ受信&一時保存」に進み、タッチパネル18に図12に示す表示を行うとともに携帯端末12から画像データ等の情報を受信して、例えば設置端末10の記録手段34に一時記録する。そして、S222に再び戻る。なお、図13に示されるように、注文毎にユニークな「利用番号」を表示して、利用者に本注文を対応付けて通知するようにしてもよい。
【0050】
もし、携帯端末12から「切断要求パケット」を受信した場合には、次のS226「無線通信I/F切断」に進み、近距離の無線通信に関する各種の処理を終了して、図13に示す表示を一定時間タッチパネル18に表示する。そして、次のS228「通信回線の画像データ送り先に画像データ送信」に進む。なお、図13に示す表示を行って一定時間経過すると、タッチパネル18の表示は図7に示す表示に切り替わる。ここまでで利用者及び携帯端末12が、設置端末10に対して実施する処理は終了して、以降は設置端末10より後段の処理に移る。
【0051】
S228では、設置端末10は、前記S224で携帯端末12から受信して設置端末10の記録手段34に一時記録されている画像データ及び、その画像データの送信先のアドレス情報を、通信回線20を介して設置端末管理手段82に送信する処理を行う。この送信処理は、S224における画像データの受信処理の開始とともに実行するようにしてもよい。そして、全ての送信すべきデータの送信が終了すると、次のS230「携帯端末のメールアドレスに送信完了通知メール送信」に進む。なお、この送信処理を特に利用者が急がない場合には、公衆回線の利用料金が安価な時間帯(夜間など)に実施するようにしてもよい。
【0052】
S230では、携帯端末12のメールアドレスに対して、送信を依頼された画像データの送信が完了したことを示す送信完了通知を、電子メールの形式にて通信回線20を介して送信する。該送信完了通知の電信メールは、設置端末管理手段82と、インターネット84とを介して携帯回線キャリア86のユーザー管理情報としてサーバ等の記録手段に記録される。
【0053】
該携帯回線キャリア86に記録されている送信完了通知の電子メールは、携帯端末12の電源が投入されているときや、無線通信の状態が良好な場合に基地局88を介して携帯端末12に送信される。利用者は届いた送信完了通知の電子メールを閲覧して、注文した画像データの送信が無事に終了したことを知ることができる。また、送信完了通知の電子メールを送信する代わりに、音声で送信完了を通知するようにしてもよい。
【0054】
また、画像データの送信元である利用者側の第2の通信機器と、画像データを送信した結果を通知する通知先である第1の通信機器とは、お互いに異なる通信機器であってもよいし、同一の通信機器(前記携帯端末12等)であってもよい。また、画像データの送信結果を通知する通知先(利用者側の第1の通信機器)の電話番号等のアドレス情報を、前述の説明のように情報処理手段22が自動で利用者側の第2の通信機器から取得するようにしてもよいし、記録媒体を介して情報を取得する場合には装着された記録媒体から取得するようにしてもよい。
【0055】
また、万が一画像データが利用者所望の送信先に送信できなかった場合には、画像データ送信失敗に関する情報が記載された電子メールを携帯端末12に送信して利用者に通知する。なお、その場合に「ご注文の画像は送信されませんでした。同じ受付番号で再び画像データの送信を無料で行うことが可能です。」等の電子メールを利用者の携帯端末12に送信するようにしてもよい。
【0056】
また、携帯端末12から他の通信機器に送信する情報は上記の説明の画像データに限定されるものではなく、文字情報等のデータであってもよい。また、設置端末10は上記に説明した形態のものに限定されるものではなく、公衆電話や店頭販売機の形態の通信端末装置であっても本発明の目的を達成することが可能である。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る通信端末装置によれば、利用者側が所有する情報を取り込む情報取得手段と、情報取得手段にて取得した情報を記録する記録手段と、記録手段に記録した情報を読み出して利用者所望の送信先に前記情報を送信する第1の通信手段と、第1の通信手段が前記情報を送信した結果の情報を利用者側の第1の通信機器に送信する第2の通信手段とを備えたので、送信すべき情報が確実に送信されたか否かを利用者に通知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る設置端末の外観図
【図2】設置端末の情報処理系のブロック図
【図3】携帯端末の外観図
【図4】携帯端末の情報処理部のブロック図
【図5】設置端末と携帯端末とを含む各通信回線網の構成を示す図
【図6】設置端末と携帯端末とが実施する通信を示したフローチャート
【図7】設置端末のタッチパネルに表示される料金投入要求に関する表示例
【図8】設置端末のタッチパネルに表示されるPINコードの表示例
【図9】設置端末のタッチパネルに表示される接続完了に関する表示例
【図10】設置端末のタッチパネルに表示される送信先の入力要求に関する表示例
【図11】設置端末のタッチパネルに表示される送信情報の入力要求に関する表示例
【図12】設置端末のタッチパネルに表示される送信情報の受信中に関する表示例
【図13】設置端末のタッチパネルに表示される入力完了に関する表示例
【符号の説明】
10…設置端末、12…携帯端末、14…アンテナ、16…料金挿入口、18…タッチパネル、20…通信回線、22…情報処理手段、34…記録手段、36…無線インターフェース、38…通信回線インターフェース、42、44…アンテナ、45…画像、46…表示手段、48…入力手段、56、58…送受信手段、64…情報処理手段、68…不揮発性メモリ、80…通信回線、82…設置端末管理手段、84…インターネット、86…携帯回線キャリア、88…基地局

Claims (6)

  1. 利用者側の第2の通信機器との無線通信のペアリングを実施し、前記第2の通信機器から無線通信にて情報を受信することが可能な情報取得手段と、前記ペアリングの実施の度に、前記第2の通信機器との無線通信に先立って、前記ペアリングごとに固有のコードを生成、前記生成されたペアリングごとに固有のコードを表示装置に表示させる発行手段と、前記情報取得手段にて取得した情報を記録する記録手段と、前記記録手段に記録した情報を読み出して、所望の送信先に前記情報を送信する第1の通信手段と、前記第1の通信手段が前記情報を送信した結果の情報を利用者側の第1の通信機器に送信する第2の通信手段と、を備え、
    前記情報取得手段は、それまで無線通信を行っていなかった前記第2の通信機器において入力手段を操作して入力された後に前記第2の通信機器から送信されたコードと、前記発行手段の生成したコードとが一致する場合、前記第2の通信機器との無線通信のペアリングを実施し、前記第2の通信機器から前記第1の通信機器に送信する情報を受信することを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記情報取得手段は記録媒体から情報を取得することを特徴とする請求項1の通信端末装置。
  3. 前記利用者側の第1の通信機器及び第2の通信機器は、同一の通信機器であることを特徴とする請求項1又は2の通信端末装置。
  4. 前記第1の通信手段が前記情報を送信した結果の情報を送信する利用者側の第1の通信機器のアドレス情報を、前記第2の通信機器から自動で取得する手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の通信端末装置。
  5. 前記第2の通信手段が送信する結果の情報は、音声の情報であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の通信端末装置。
  6. 利用料金の投入の有無を判断する料金投入判断手段と、前記発行手段の生成したコードを表示する表示手段と、をさらに備え、前記発行手段は、前記料金投入判断手段が前記利用料金の投入があったと判断した場合に前記コードを生成する請求項1乃至5のいずれか1に記載の通信端末装置。
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