JP2001306973A - 料金通知システム - Google Patents

料金通知システム

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JP2001306973A
JP2001306973A JP2000121576A JP2000121576A JP2001306973A JP 2001306973 A JP2001306973 A JP 2001306973A JP 2000121576 A JP2000121576 A JP 2000121576A JP 2000121576 A JP2000121576 A JP 2000121576A JP 2001306973 A JP2001306973 A JP 2001306973A
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Toshihiro Maeta
俊宏 前多
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MTI Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 利用者への料金通知を迅速、かつ低コストに
て実施することのできる料金通知システムを提供するこ
と。 【解決手段】 少なくとも利用者向けの請求金額並びに
請求者情報とを含む請求情報が、少なくとも利用者の個
人情報並びに利用者が所持する情報端末を識別可能な識
別情報とに対応付けて登録された記憶手段と、登録され
ている請求情報を各出力端末に配信する通信手段を具備
する管理コンピュ−タ80と、管理コンピュ−タ80よ
り配信される請求情報を受信する通信手段と、配信され
た請求情報を情報端末5に出力する出力手段と、を具備
する複数の出力端末10から成り、出力端末10は情報
端末5の識別情報を入手して管理コンピュ−タ80へ送
信し、記憶手段に登録されている請求情報を、識別情報
を送信した出力端末10に返信し、出力端末10は返信
された請求情報を情報端末5に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公共料金や電話料
金等の各種料金の金額を、利用者に対して迅速、かつ低
コストにて通知することのできる料金通知システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、公共料金や電話料金等の各種料金
の金額を利用者に通知する方法としては、例えば集計さ
れた月毎の料金が表記された請求書を印刷し、該請求書
を郵送にて利用者に発送して実施することがなされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の料金通知
の手法では、前述のように請求書を印刷や封筒への封入
等の処理を実施するために迅速な料金の通知が実施でき
ないばかりか、郵送費用や請求書の印刷費用や用紙費用
等の処理費用も比較的大きいという問題があった。
【0004】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、利用者への料金通知を迅速、かつ低
コストにて実施することのできる料金通知システムを提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の料金通知システムは、少なくとも利用
者向けの請求金額並びに請求者情報とを含む請求情報
が、少なくとも利用者の個人情報並びに該利用者が所持
する情報端末を識別可能な識別情報とに対応付けて登録
された記憶手段と、前記登録されている請求情報を各出
力端末に配信する通信手段と、を具備する管理コンピュ
−タと、該管理コンピュ−タより配信される請求情報を
少なくとも受信する通信手段と、配信された請求情報を
前記情報端末に出力する出力手段と、を具備する複数の
出力端末と、から成り、前記出力端末は利用者が所持す
る前記情報端末へのデータ出力が可能である場合におい
て該情報端末の識別情報を入手して前記管理コンピュ−
タへ送信し、前記管理コンピュ−タは受信した前記情報
端末の識別情報に対応付けて前記記憶手段に登録されて
いる請求情報を、前記識別情報を送信した出力端末に返
信し、前記出力端末は該返信された請求情報を前記情報
端末に出力することを特徴としている。この特徴によれ
ば、請求者側は、例えば前記管理コンピュ−タの管理者
に依頼して被通知者(利用者)向けの請求情報を登録し
ておくのみで、前記利用者が所持する情報端末へのデー
タ出力が可能状態となった場合に、該請求情報がその利
用者の所持する情報端末に対して、前記出力端末を介し
て出力されるようになることから、従来のように請求者
側は請求書等を印刷し郵送するような処理を行う必要が
なく、迅速かつ低コストにて利用者への料金通知を実施
することができる。
【0006】本発明の料金通知システムは、前記管理コ
ンピュ−タは、前記請求者の請求処理コンピュータとデ
ータ通信接続され、該請求処理コンピュータより送信さ
れる被通知者の個人情報と前記請求情報とを含む通知要
求情報の受信に基づき、該被通知者の個人情報に該当す
る請求情報を該個人情報に対応付けて登録することが好
ましい。このようにすれば、前記請求情報との登録を、
簡便かつ迅速に実施でき、これら登録に要する処理負荷
も軽減できる。
【0007】本発明の料金通知システムは、前記利用者
が所持する情報端末が固有の電話番号を有し双方向無線
通話が可能な通信端末であって、前記利用者の個人情報
と識別情報として前記電話番号を用いていることが好ま
しい。このようにすれば、前記利用者の個人情報と識別
情報として前記電話番号を用いることで、記憶手段内の
記録情報の容量を軽減できる。
【0008】本発明の料金通知システムは、前記出力手
段が、非接触状態において利用者が所持する情報端末と
データ授受を可能とする非接触通信手段を有することが
好ましい。このようにすれば、情報端末と出力端末とを
通信ケーブル等により固定接続する必要がなく、該出力
端末の周囲位置を移動した状態においても情報端末の識
別情報の入手や請求情報の出力が可能となり、利用者の
利便性を向上できる。
【0009】本発明の料金通知システムは、前記非接触
通信手段は、前記情報端末が通話において使用する通話
用周波数と異なる個別の周波数の電波にて双方向のデー
タ通信が可能とされていることが好ましい。このように
すれば、前記情報端末と前記出力端末とがデータ通信中
であっても、情報端末は通常の通話を実施できるばかり
か、これら通話用電波の通信速度や通信ルールに規制さ
れることなく広帯域による比較的高速な非接触通信を実
現できる。
【0010】本発明の料金通知システムは、前記出力端
末は、請求情報の出力完了を示す出力完了情報と前記識
別情報とを前記管理コンピュータに送信し、該管理コン
ピュータは、該出力完了情報と前記識別情報とを配信履
歴として前記記憶手段に登録するとともに、返信された
出力完了情報に対応する請求金額並びに請求者情報とを
削除更新することが好ましい。このようにすれば、請求
者は、前記配信履歴を確認することで、請求情報が利用
者に確実に届けられたか否かを把握することができるば
かりか、一度配信された請求金額と請求者情報を消去更
新することで、請求内容が繰返し配信されてしまう不都
合も解消できる。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施例)図1は、本実施例の料
金通知システムの構成を示すシステム図であり、図2
は、本実施例の料金通知システムに用いた出力端末であ
るサービス端末を示す図であり、図3は、本実施例の料
金通知システムに用いた前記サービス端末の構成を示す
ブロック図であり、図4は、本実施例の料金通知システ
ムを構成するサービス端末管理センターに配置された管
理サーバの構成を示すブロック図であり、図5は、本実
施例の料金通知システムにおいて用いた利用者の所持す
る簡易型携帯電話(PHS)端末を示す外観斜視図であ
り、図6は、本実施例において用いた前記簡易型携帯電
話(PHS)端末の構成を示すブロック図であり、図7
は、本実施例の前記サービス端末並びにPHSとに搭載
されたブルートゥースユニットの構成を示すブロック図
である。
【0012】まず、本実施例の料金通知システムの主な
構成を図1に基づいて説明すると、本実施例の料金通知
システムは、利用者が所持する情報端末である簡易型携
帯電話(PHS)端末5と、販売店である駅等に併設さ
れたキオスク等を含むコンビニエンスストア等の各店舗
の店頭に設置される複数の出力端末としてのサービス端
末10と、該サービス端末と専用回線50を介してデー
タ通信可能に接続され、サービス端末管理センターに配
置された管理コンピュータとしての管理サーバ80と、
該管理サーバ80と通信回線58を介してデータ通信可
能に接続された請求者である事業者側の請求処理コンピ
ュータ90と、から主に構成されている。
【0013】この本実施例において用いた出力端末とし
てのサービス端末10について説明すると、その外観は
図2に示すように、縦長状とされた筐体の表面上部に、
異常時において通話を行うためのハンドセット12を有
し、該ハンドセット12の下部位置には、タッチパネル
機能を有するディスプレイ14が設けられているととも
に、該ディスプレイ14と前記ハンドセット12との間
には、セキュリティ用に小型のCCDカメラ13が設置
されている。
【0014】また、前記ディスプレイ14の下部左右両
脇位置には、音声による操作案内を出力したり、音楽コ
ンテンツの試聴を可能とするフルレンジスピーカ25が
搭載され、かつその下部位置には、配信されたデータを
記録する記録媒体であるミニディスク(MD)を挿入可
能なMDドライブ15や、スマートメディアやコンパク
トフラッシュ(登録商標)等のIC記録媒体を挿入可能
なメモリーカードスロット22と、IDカード等を挿入
可能な磁気カードユニット23が設けられており、各記
録媒体へのデータ書き込みや書き換えが可能とされてい
る。
【0015】さらに該各スロットの下部位置には、上面
を向く操作パネルが設けられており、該操作パネル上に
は、操作者が直接入力を実施する際に操作するテンキー
パッド24並びに写真等の画像をフルカラーで読み込み
可能なスキャナ16を有しており、フルカラー画像を取
り込めるようになっている。
【0016】また、前記操作パネル下部位置には、A4
サイズのフルカラープリンタ17と、レシート発行用の
小型のプリンタ19と、写真出力にも使うことができる
自己発色式プリンタ20とを具備しており、各用途に合
わせて適宜にプリンタを変更して使用することができる
ようになっているとともに、前記フルカラープリンタ1
7と、レシートプリンタ19との間には、紙幣識別ユニ
ット18と硬貨識別ユニット21とから成る小口現金処
理部29が配置され、料金決済等に用いることもできる
ようになっている。
【0017】また、このサービス端末10内部には、図
3に示すように、該サービス端末10の動作を制御する
制御マイコン32が前記した各部を制御可能に接続され
ているとともに、該制御マイコン32には、前記専用回
線50を介してサービス端末管理センターに配置された
管理サーバ80とのデータ通信を行う通信部28や、再
生される案内音声データをアナログ音声に変換するとと
もに、前記ハンドセット12より入力される音声をデジ
タルデータに変換するD/A・A/D変換ユニット26
や、該D/A・A/D変換ユニット26にて変換された
音声信号を増幅するためのアンプ27や、前記制御マイ
コン32の制御内容が記述された制御プログラムや後述
する請求情報や通知履歴等が記憶される記憶装置31
や、利用者が所持する情報端末がブルートゥース搭載の
PHS端末5である場合において、該PHS端末5との
データ通信を、そのPHS端末5の通話用電波帯域
(1.9GHz帯)とは異なる周波数の電波(2.47
GHz帯)により実施するブルートゥースユニット30
と、を具備している。
【0018】次いで、本実施例に用いた管理コンピュー
タとしての管理サーバ80の構成を図4に基づき説明す
ると、該管理サーバ80は、内部にてデ−タの送受を行
うデ−タバス87に、各動作制御を所定の処理プログラ
ムに基づき実施する中央演算処理装置(CPU)81
や、RAM84や、現在の時刻情報や任意の年月日の曜
日等のカレンダ−情報を出力可能なリアルタイムクロッ
ク(RTC)86や、前記サービス端末10とのデータ
送受を行う通信インターフェイス83や、前記事業所側
の請求処理コンピュータ90とのデータ送受を行う通信
インターフェイス82や、磁気ディスクや光磁気ディス
クから成り、前記請求処理コンピュータ90より出力さ
れる後述の通知要求情報に基づく請求金額情報並びに請
求者情報が、利用者の個人情報並びに情報端末を特定可
能な情報としての利用者の所持するPHS端末5に付与
された電話番号に対応付けられて登録されている請求情
報データベース(DB)とともに、前記中央演算処理装
置(CPU)81が実施する各種処理内容が記述された
制御プログラムとが記録された記憶装置85が接続され
た通常のコンピュ−タである。
【0019】また、この管理サーバ80は、図1に示す
ように、専用回線50を介して複数のサービス端末10
に接続されており、これらサービス端末10の通信エリ
ア内に利用者のPHS端末5が入圏した際に該PHS端
末5より入手されたPHS端末5の電話番号情報が出力
されることに基づいて、前記請求情報DBに該電話番号
に対応付けて登録されている請求情報である請求金額並
びに請求者情報を前記サービス端末10に返信するよう
になっているとともに、前記サービス端末10のメンテ
ナンス等の各種管理を実施するようになっている。
【0020】また、この管理サーバ80は、図1並びに
図4に示すように、通信回線58を介して通知者である
事業者側の請求処理コンピュータ90に接続されてお
り、該請求処理コンピュータ90から送信される前記請
求情報と被通知者の個人情報である電話番号とを含む通
知要求情報に基づいて、該通知要求情報内の個人情報で
ある電話番号と一致する電話番号に対応する請求情報登
録エリア(アドレス領域)に請求情報である請求金額並
びに請求者情報とが登録されるとともに、後述するよう
に、被通知者のPHS端末5への通知完了情報が登録さ
れた通知履歴に基づいて所定期間毎、例えば1週間にお
いて該事業者からの通知要求情報の内において通知が実
施された被通知者のリストが、前記管理サーバ80から
請求処理コンピュータ90へ送信されるようになってい
る。
【0021】このように、通知者である事業者の請求処
理コンピュータ90と前記管理サーバ80とを接続し、
請求処理コンピュータ90からの通知要求情報を管理サ
ーバ80が受け付けて、請求情報の登録処理を実施する
ようにすることは、これら登録処理の処理負荷を軽減で
きることから好ましいが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、これら請求処理コンピュータ90と前記管
理サーバ80とを接続せずに、通知要求情報が記録され
た磁気ディスクや光ディスク等の記録媒体にてデータの
授受を実施するようにしても良い。
【0022】尚、前記事業者の請求処理コンピュータ9
0は、事業者における各利用者(被通知者)毎の請求金
額を算出し、該請求金額と被通知者の個人情報並びに情
報端末を識別可能な情報としての電話番号とを対応付け
た通知要求データを作成できるものであれば、任意のコ
ンピュータを使用することができる。
【0023】次いで、利用者(被通知者)が所持する情
報端末であるPHS端末5は、図5に示すように、一般
的に使用されている通常のPHS端末とほぼ同一とされ
ており、その構成は、図6に示すように、アンテナ51
を介して図示しない前記基地局と1.9GHz帯の電波
のやり取りを実施するための受信部61および送信部6
2およびアンテナスイッチ63を備えた送受信RFモジ
ュール60と、この送受信RFモジュール60により受
信された電波の復調および、前記送受信RFモジュール
60により送信される電波の変調とを実施するπ/4シ
フトQPSK変復調モデム64と、前記サービス端末1
0のブルートゥースユニット30へ電話番号等の各種デ
ータ送信を非接触にて実施するとともに、該ブルートゥ
ースユニット30より送信されてくる請求情報等の各種
データの受信を行うブルートゥースユニット68と、該
PHS端末5に固有とされた識別IDや電話番号デ−タ
とともに、前記サービス端末10より送信されて前記ブ
ルートゥースユニット68にて受信された請求情報であ
る請求金額データや請求者データ等の各種データを記憶
する不揮発性のフラッシュメモリ67と、このフラッシ
ュメモリ67に記憶されている各種記憶内容等を表示す
るLCDパネル53とLCDドライバ69から成るLC
Dモジュ−ル70と、マイク55より入力される音声を
適応差分量子化(ADPCM)方式にてデジタル化する
とともに、前記π/4シフトQPSK変復調モデム64
より出力されるADPCMデ−タを音声信号に変換する
ADPCMコ−デック72と、このADPCMコ−デッ
ク72に接続されたアンプ73およびマイクロスピ−カ
52と、着信音や各種操作時における告知音を出力する
サウンダやLED、バイブレ−タを駆動するドライバ7
1と、PHS端末5の前面に設けられ、電話番号入力が
可能なテンキ−等の各種スイッチ群から成る入力部54
と、外部機器とのシリアルデ−タ通信を行うための外部
接続端子56と、これら各種のデバイスを制御するMP
U65と、から構成され、前記MPU65内部には、M
PU65が行う制御動作を記述したプログラムが記憶さ
れた内部ROM66を有している。
【0024】前記本実施例において用いたブルートゥー
スユニット30、68間におけるデータ通信について、
図7に基づき説明すると、まず前記サービス端末10に
設けられているブルートゥースユニット30は、ISM
バンドである2.47GHz帯の約1mW程度である微
弱電波のやり取りを可能とするための受信部並びに送信
部と送受信の切り替えを行うアンテナスイッチとを備え
た送受信RFモジュール部35と、該送受信RFモジュ
ール部35にて受信された電波の復調(逆拡散)および
送信される電波の変調(拡散)とを実施するベースバン
ド信号処理ユニット37と、復調された受信データ並び
に変調して出力する送信データの授受を前記制御ユニッ
ト32との間において実施するホストインターフェイス
ユニット36とから構成されている。
【0025】また、同様に前記ブルートゥースユニット
68は、前記送受信RFモジュール部35と同一の機能
を有する送受信RF部40と、前記ベースバンド信号処
理ユニット37と同一の機能を有するベースバンド信号
処理部38と、を内在し、1チップ化により小型化され
たブルートゥースチップ41と、復調された受信データ
並びに変調して出力する送信データの授受を前記MPU
65との間において実施するインターフェイスIC39
の、2つのICから構成され、前記PHS端末5内部に
内蔵可能とされている。
【0026】これら双方のブルートゥースユニット3
0、68間では、前述のように約1mW程度という非常
に微弱な空中線電力を用いるとともに、日本において
は、電波産業界(ARIB)におけるT−66標準規格
に示されるように、周波数拡散方式のスペクトラム拡散
通信により、比較的高速のデータ通信を非接触にて実施
可能とされている。
【0027】このように、サービス端末10と利用者が
所持する携帯電話であるPHS端末5との間の非接触デ
ータ通信を、前記PHS端末5が図示しない基地局との
間において使用する電波帯域である1.9GHzと異な
る周波数の電波(2.47GHz)を用いて実施するこ
とは、前記サービス端末10とのデータ通信時において
も、電話を受信することが可能となることから好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これらサ
ービス端末10と携帯電話(PHS5)とのデータ通信
にPHS端末5の通話用の周波数を使用して実施しても
良いし、本実施例において使用している2.4GHz帯
のブルートゥース規格以外の非接触通信方式、例えば赤
外線通信等を使用しても良い。
【0028】また、これら非接触の通信方式を使用する
ことは、請求情報の受信のために一々前記サービス端末
10に出向いて情報端末であるPHS端末5をケーブル
等にてサービス端末10に接続する必要がなく、被通知
者はサービス端末10の通信エリア内を自由に移動した
状態、例えば買い物等をしながらに請求情報を受信でき
るようになることから好ましいが、本発明はこれに限定
されるものではない。
【0029】以下、本実施例の料金通知サービスにおけ
る料金通知の状況について、図8に基づき説明する。
【0030】まず、前記管理サーバ80においては、定
期的に、例えば1ヶ月おきに請求処理コンピュータ90
より送信されてくる前記通知要求情報に基づいて、前記
請求管理DBに、前記送信されてきた通知要求情報内の
請求金額情報並びに請求者情報が、該当する利用者の電
話番号に対応づけられた登録エリアに登録されるように
なっている。
【0031】この請求情報が登録されている状況におい
て、被通知者が前記サービス端末10の設置された店舗
に例えば買い物等にて訪れて、該被通知者が所持するP
HS端末5がサービス端末10の通信エリア内に入圏し
た場合には、前記サービス端末10は、ブルートゥース
規格に伴う通常の認証手続きを前記入圏したPHS端末
5との間において実施するとともに、そのPHS端末5
の電話番号をブルートゥースユニット30を介して非接
触にて受信、入手する。該入手した被通知者が所持する
PHS端末5の電話番号データは、前記管理サーバ80
に送信される。
【0032】この新たに入圏したPHS端末5の電話番
号の受信に基づいて管理サーバ80は、受信したPHS
端末5の電話番号に一致して前記請求管理DBに登録さ
れている請求情報が存在するか否かを検索、抽出し、請
求情報が存在する場合において該請求情報を記憶手段で
ある記憶装置85より読み出して前記サービス端末10
に返信する。
【0033】この請求情報の返信に基づき、サービス端
末10は返信された請求情報を前記記憶装置31に一時
記憶するとともに、前記被通知者が所持するPHS端末
5に対して請求通知が存在する旨の所定列データを前記
ブルートゥースユニット30を介して非接触にて送信す
る。
【0034】この請求通知が存在する旨の所定列データ
の受信に基づいて前記PHS端末5は、報知音を前記サ
ウンダより出力するとともに、請求通知が存在すること
を前記LCDパネル53に表示し、かつ該請求通知を受
信するか否かの入力を促すメッセージを表示する。
【0035】被通知者である利用者は、該表示を確認し
て請求通知の受信を許諾する場合には許諾する所定操
作、例えばテンキーの「1」を入力し、受信を許諾しな
いばあいには拒否する所定操作、例えばテンキーの
「0」を入力する。
【0036】これら請求通知の受信/拒否の操作内容
は、前記ブルートゥースユニット68を介してサービス
端末10に非接触にて送信され、操作内容が請求通知の
受信を拒否する所定操作であった場合は、請求情報の受
信が拒否された旨の所定列データを前記管理サーバ80
に送信し且つ前記記憶装置31に一時記憶した請求情報
の消去を実施し、管理サーバ80においては通知履歴へ
の登録並びに請求情報の削除更新は実施されない。
【0037】一方、前記操作内容が請求通知の受信を許
諾する所定操作である場合は、前記サービス端末10は
前記記憶装置31に一時記憶した請求情報を読み出して
前記ブルートゥースユニット30を介して非接触状態に
て前記PHS端末5に送信する。
【0038】この請求情報を受信したPHS端末5は、
受信した請求情報である請求金額データ並びに請求者デ
ータとを前記フラッシュメモリ67に記憶するととも
に、受信を完了したことを前記サービス端末10に返信
し、前記LCDパネル53に請求金額と請求者とを表示
することで、被通知者である利用者は請求内容の通知を
受けることができる。
【0039】また、前記サービス端末10はPHS端末
5よりの受信完了の返信に基づき、通知が完了した旨の
所定列データをPHS端末5の電話番号データとともに
前記管理サーバ80に送信することで、管理サーバ80
は通知履歴に通知を行ったPHS端末5の電話番号デー
タと請求情報並びに前記RTC86より出力される日時
データとに対応付けて配信履歴(通知履歴)として登録
するとともに、通知済みとなった前記請求情報を前記請
求管理DBより削除、更新する。
【0040】また、これら配信履歴(通知履歴)は、所
定期間、例えば1週間毎に各通知者毎に集計され、且つ
各通知者からの通知要求情報と照合されて、通知済みと
なった請求情報と通知できなかった請求情報とに区分、
編集されて通知実績として前記請求処理コンピュータ9
0へ送信される。
【0041】以上、本実施例のようにすれば、利用者で
ある被通知者にとっては、請求の通知を迅速に受け取る
ことが可能となり便利となる一方、通知者側にとって
も、従来のような料金通知に関わる処理を大幅に簡略で
きるばかりか、紙等の有限資源を使用することなく省資
源化ができるとともに、通知における郵送費用も不要と
なることから、通知コストを大幅に低減できるというメ
リットがある。
【0042】以上、本発明を図面により説明してきた
が、本発明はこれら実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっ
ても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0043】例えば、前記管理サーバ80における請求
情報DBにおいては、利用者(被通知者)の個人情報並
びに利用者が所持する情報端末を特定する情報としてP
HS端末5の電話番号を使用しており、このようにする
ことは前記請求情報の登録や検索処理等を簡便かつ迅速
に実施でき、処理負荷も軽減できることから好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これら個
人情報としては、個人を特定可能なものであれば任意の
ものを使用することができ、利用者が所持する情報端末
を特定する情報としては、例えば前記ブルートゥースに
おける端末を識別するIDを用いるようにしても良い。
【0044】また、前記実施例では、出力端末として上
述のようなサービス端末10を用いているが、本発明は
これに限定されるものではなく、少なくとも利用者が所
持する情報端末とデータ通信が可能であれば、その形態
は任意に選択可能である。
【0045】また、前記実施例では、利用者が所持する
情報端末としてPHS端末5を用いた例を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、これ
を通信ケーブル等を介して出力端末とデータ送受が可能
なモバイルコンピュータ等であっても良く、更には、電
波出力の比較的大きな通常の携帯電話等にも本発明を適
用可能なことは言うまでもない。
【0046】また、前記実施例では、前記請求金額情報
並びに請求者情報の情報端末への配信が完了した際に、
前記サービス端末10から出力完了情報が管理サーバ8
0に送信され、該出力完了情報に基づいて前記請求情報
DBの該当項目に配信履歴情報が登録されるようになっ
ているが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0047】更に、前記出力完了情報に基づいて前記請
求情報DBの該当項目の請求金額情報並びに請求者情報
が削除されて、同一の請求情報が重複して通知されるこ
とがないようにされているが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0048】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0049】(a)請求項1項の発明によれば、請求者
側は、例えば前記管理コンピュ−タの管理者に依頼して
被通知者(利用者)向けの請求情報を登録しておくのみ
で、前記利用者が所持する情報端末へのデータ出力が可
能状態となった場合に、該請求情報がその利用者の所持
する情報端末に対して、前記出力端末を介して出力され
るようになることから、従来のように請求者側は請求書
等を印刷し郵送するような処理を行う必要がなく、迅速
かつ低コストにて利用者への料金通知を実施することが
できる。
【0050】(b)請求項2項の発明によれば、前記請
求情報との登録を、簡便かつ迅速に実施でき、これら登
録に要する処理負荷も軽減できる。
【0051】(c)請求項3項の発明によれば、前記利
用者の個人情報と識別情報として前記電話番号を用いる
ことで、記憶手段内の記録情報の容量を軽減できる。
【0052】(d)請求項4項の発明によれば、情報端
末と出力端末とを通信ケーブル等により固定接続する必
要がなく、該出力端末の周囲位置を移動した状態におい
ても情報端末の識別情報の入手や請求情報の出力が可能
となり、利用者の利便性を向上できる。
【0053】(e)請求項5項の発明によれば、前記情
報端末と前記出力端末とがデータ通信中であっても、情
報端末は通常の通話を実施できるばかりか、これら通話
用電波の通信速度や通信ルールに規制されることなく広
帯域による比較的高速な非接触通信を実現できる。
【0054】(f)請求項6項の発明によれば、請求者
は、前記配信履歴を確認することで、請求情報が利用者
に確実に届けられたか否かを把握することができるばか
りか、一度配信された請求金額と請求者情報を消去更新
することで、請求内容が繰返し配信されてしまう不都合
も解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における料金通知システムの構
成を示すシステム図である。
【図2】本発明の実施例における料金通知システムに用
いた出力端末であるサービス端末を示す図である。
【図3】本発明の実施例における料金通知システムに用
いたサービス端末の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例における料金通知システムに用
いたサーバの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例における料金通知システムに用
いた簡易型携帯電話(PHS)端末を示す外観斜視図で
ある。
【図6】本実施例において用いた利用者の所持する簡易
型携帯電話(PHS)端末の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】本実施例において用いたサービス端末並びにP
HSとに搭載されたブルートゥースユニットの構成を示
すブロック図である。
【図8】本発明の実施例における料金通知システムの料
金通知処理の処理状況を示す図である。
【符号の説明】
5 PHS(携帯電話)端末 10 サービス端末 12 ハンドセット 13 CCDカメラ 14 ディスプレイ 15 MDドライブ 16 スキャナ 17 フルカラープリンタ 18 紙幣識別ユニット 19 プリンタ(レシート用) 20 自己発色式プリンタ 21 硬貨識別ユニット 22 メモリーカードスロット 23 磁気カードユニット 24 テンキーパッド 25 フルレンジスピーカ 26 D/A・A/D変換ユニット 27 アンプ 28 通信部 29 小口現金処理部 30 ブルートゥースユニット 31 記憶装置 32 制御マイコン 35 送受信RFモジュール部 36 ホストインターフェイスユニット 37 ベースバンド信号処理ユニット 38 ベースバンド信号処理部 39 インターフェイスIC 40 送受信RF部 41 ブルートゥースチップ 50 専用回線 51 アンテナ 52 マイクロスピーカ 53 LCDパネル 54 入力部 55 マイク 56 外部接続端子 58 通信回線 60 送受信RFモジュール 61 受信部 62 送信部 63 アンテナスイッチ 64 変復調モデム 65 MPU 66 内部ROM 67 フラッシュメモリ 68 ブルートゥースユニット 69 LCDドライバ 70 LCDモジュール 71 ドライバ 72 ADPCMコーデック 73 アンプ 80 管理サーバ 81 中央演算処理装置(CPU) 82 通信インターフェイス 83 通信インターフェイス 84 RAM 85 記憶装置 86 リアルタイムクロック(RTC) 87 データパス 90 請求処理コンピュータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04M 11/00 302 Fターム(参考) 5B049 AA06 BB00 DD01 DD05 EE05 FF04 FF09 GG03 GG04 GG06 5B055 CB00 EE02 EE12 EE13 5K015 AB01 AB02 AD01 5K024 AA74 BB04 CC11 EE01 5K101 KK15 LL12 MM07 NN02 NN12 NN18 NN22 PP03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも利用者向けの請求金額並びに
    請求者情報とを含む請求情報が、少なくとも利用者の個
    人情報並びに該利用者が所持する情報端末を識別可能な
    識別情報とに対応付けて登録された記憶手段と、前記登
    録されている請求情報を各出力端末に配信する通信手段
    と、を具備する管理コンピュ−タと、該管理コンピュ−
    タより配信される請求情報を少なくとも受信する通信手
    段と、配信された請求情報を前記情報端末に出力する出
    力手段と、を具備する複数の出力端末と、から成り、前
    記出力端末は利用者が所持する前記情報端末へのデータ
    出力が可能である場合において該情報端末の識別情報を
    入手して前記管理コンピュ−タへ送信し、前記管理コン
    ピュ−タは受信した前記情報端末の識別情報に対応付け
    て前記記憶手段に登録されている請求情報を、前記識別
    情報を送信した出力端末に返信し、前記出力端末は該返
    信された請求情報を前記情報端末に出力することを特徴
    とする料金通知システム。
  2. 【請求項2】 前記管理コンピュ−タは、前記請求者の
    請求処理コンピュータとデータ通信接続され、該請求処
    理コンピュータより送信される被通知者の個人情報と前
    記請求情報とを含む通知要求情報の受信に基づき、該被
    通知者の個人情報に該当する請求情報を該個人情報に対
    応付けて登録する請求項1に記載の料金通知システム。
  3. 【請求項3】 前記利用者が所持する情報端末が固有の
    電話番号を有し双方向無線通話が可能な通信端末であっ
    て、前記利用者の個人情報と識別情報として前記電話番
    号を用いている請求項1または2に記載の料金通知シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記出力手段が、非接触状態において利
    用者が所持する情報端末とデータ授受を可能とする非接
    触通信手段を有する請求項1〜3のいずれかに記載の料
    金通知システム。
  5. 【請求項5】 前記非接触通信手段は、前記情報端末が
    通話において使用する通話用周波数と異なる個別の周波
    数の電波にて双方向のデータ通信が可能とされている請
    求項4に記載の料金通知システム。
  6. 【請求項6】 前記出力端末は、請求情報の出力完了を
    示す出力完了情報と前記識別情報とを前記管理コンピュ
    ータに送信し、該管理コンピュータは、該出力完了情報
    と前記識別情報とを配信履歴として前記記憶手段に登録
    するとともに、返信された出力完了情報に対応する請求
    金額並びに請求者情報とを削除更新する請求項1〜5に
    記載の料金通知システム。
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