JP4087231B2 - ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機構ユニットが弾性支持部材によってシャーシに対して可動状態に支持されているディスク装置に係わり、特に機構ユニットがシャーシに対して所定範囲を越えて動くのを規制できるディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車載用のディスク装置では、ディスク装置の正面に設けられた挿入口にディスクが挿入されると、このディスクが送りローラなどを備えた搬送部材によって装置内部に引き込まれて装置内部に設けられた機構ユニットに装填される。そして、この機構ユニット内に設けられた回転駆動部によりディスクが回転駆動され、同じく機構ユニット内に設けられたヘッドによりデータの再生、あるいはデータの記録動作が行われる。
【0003】
また、前記機構ユニットは、前記シャーシに対してゴムダンパー、エアーダンパー、オイルダンパー、あるいはスプリングなどの弾性支持部材により弾性的に動けるように支持されている。ディスクを回転駆動して前記再生や記録を行うときに、前記機構ユニットが弾性的に動くことにより、車体振動などが再生や記録動作に直接に影響を与えるのを防止できるようになる。
【0004】
また、ディスクを駆動していないときで、ディスクを装填するとき、およびディスクを挿入口から排出するときには、前記機構ユニットをシャーシ内で固定支持状態にロックするロック機構が設けられているのが一般的である。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−188548号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記のように機構ユニットがシャーシに対して弾性的に自由に動けると、車体振動などのような大きな外力が与えられたときに、前記機構ユニットが必要以上に大きい範囲で揺れるように動き、その結果、ディスクがシャーシ内の他の部材に当たって損傷するという問題がある。
【0007】
従来のディスク装置では、機構ユニットの装置後方部分に、ディスクを回転駆動部にクランプするクランプ機構などが設けられているため、機構ユニットがシャーシに対して上方へ大きく動こうとしたときに、前記クランプ機構をシャーシ内の天井面に当てて機構ユニットの動きを規制することが可能である。しかし、前記機構ユニットの前記挿入口に向く前方領域には、挿入口から挿入されたディスクの搬送経路を確保しなければならないために機構部品を配設できず機構ユニットが上方へ向けて動いたときに、この前方部分が上方に向けて大きく動きやすく、機構ユニットの前方領域に露出しているディスクがシャーシ内の他の機構などに当たりやすい。
【0008】
また、上記の如く、機構ユニットが上方へ大きく動いたときに、前記クランプ機構がシャーシ内の天井部などに当たって機構ユニットの後方部分の動きは規制されるが、機構ユニットの挿入口側の前方部分は上方へ大きく動けるため、車体振動などにより、機構ユニットは、前方部分が上向きに大きく移動する傾斜姿勢となることがある。この瞬間に、ディスクの排出操作により、前記ロック機構によって機構ユニットをシャーシに対してロックさせる動作が行われると、機構ユニットが前記のように前方が大きく上に向く傾斜姿勢となっているため、、前記ロック機構により機構ユニットをロックできないこともある。
【0009】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、簡単な機構で、シャーシに対する機構ユニットの移動範囲を規制できるディスク装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ディスクを回転駆動する回転駆動部およびディスクに対向するヘッドを搭載した機構ユニットが、弾性支持部材を介して、シャーシに対して少なくとも第1軸に沿って動けるように支持されているディスク装置において、
前記シャーシと前記機構ユニットとの間に規制部材が設けられ、この規制部材が前記シャーシと前記機構ユニットの双方に対して、前記第1軸と交叉する第2軸に向けて倒れることができるように連結されているとともに、少なくとも一方の連結部で、前記規制部材が、前記シャーシと前記機構ユニットの少なくとも一方に対して第2軸に向けて移動自在とされており、
前記規制部材の動きにより、前記機構ユニットが前記シャーシに対して第1軸に沿って動けるとともに、前記機構ユニットが前記シャーシから所定距離以上離れないように前記規制部材で移動規制されることを特徴とするものである。
【0011】
このディスク装置では、前記規制部材が倒れる動作を行うことができ、且つ規制部材が、シャーシと機構ユニットの少なくとも一方に対して移動自在であることにより、前記規制部材を配置するだけで、弾性支持されている機構ユニットの移動範囲を規制することができる。
【0012】
さらに本発明は、前記機構ユニットが前記シャーシに対して前記第1軸と前記第2軸の双方へ動けるように弾性支持されており、
前記規制部材の動きにより、前記機構ユニットが前記シャーシに対して前記第2軸に沿って動くことができるものである。
【0013】
さらに本発明は、前記機構ユニットが前記シャーシに対して前記第1軸と第2軸および前記両軸の双方に交叉する第3軸のそれぞれに沿って動けるように弾性支持されており、
前記規制部材が、前記シャーシおよび機構ユニットの双方に対して前記第3軸に向けて倒れることができるように連結されて、前記機構ユニットが前記シャーシに対して前記第3軸に沿って動くことができるものである。
【0014】
また、本発明は、例えば前記規制部材は所定長の棒状体または線状体であり、シャーシと機構ユニットのいずれか一方に対して、前記規制部材の一方の端部が前記第1軸と第2軸および第3軸のそれぞれの方向へ倒れることができるように連結されており、他方に対して前記規制部材の他方の端部が、第2軸に向けて摺動自在で且つ第2軸と第3軸のそれぞれに向けて倒れることができるように連結されているものである。
【0015】
例えば、前記第1軸の向きは、装填されるディスクの面と直交する方向である。なお、前記第1軸の向きがディスクの面に沿う方向であってもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態としてフローティング機構を搭載した車載用のディスク装置を示す分解斜視図、図2はディスク装置を図1のII方向から見た場合の側面図、図3は本発明の主要部を示す斜視図、図4(A)(B)(C)は本発明の主要部の動作を説明する図3のIV−IV線の断面図である。
【0017】
各図では、空間内での三次元座標において互いに直交しあう軸をX軸、Y軸およびZ軸で示しているが、以下の実施の形態では、Z軸が第1軸、X軸が第2軸そしてY軸が第3軸である。
【0018】
図1および図2に示すように、このディスク装置1にはシャーシ2が設けられている。このシャーシ2は、それ自体が装置の外面となる筐体である。あるいは前記シャーシ2が別途に設けられた筐体の内部に固定されたものであってもよい。
【0019】
前記シャーシ2の内部には、機構ユニットAが設けられている。この機構ユニットAは、主に機構ベース3とクランプアーム4とで構成されている。
【0020】
図2に示すように、前記機構ベース3にはスピンドルモータMと前記スピンドルモータMの回転軸M1に固定されたターンテーブルT、およびディスクDに記録されている情報を読み取りあるいはディスクDに情報を記録するためのヘッド機構Hが搭載されている。このヘッド機構Hは、前記機構ベース3にX軸方向に平行に設けられた複数のガイド部材6a,6a(図2では、一方のガイド部材6aのみを図示)と、このガイド部材6a,6aに沿って移動する光学式あるいは磁気式または光磁気方式のヘッドユニット6と、前記ヘッドユニット6を前記ガイド部材6a,6aに沿って移動させるスレット機構とで構成されている。
【0021】
クランプアーム4は、機構ユニットAの装置奥側の端部において、機構ベース3に設けられた軸4aを支点として回動自在に支持されている。クランプアーム4の先部にはクランパ8が回転自在に支持されている。クランプアーム4は図示しないばねの力により機構ベース3に向けて付勢されており、ディスクDの中心穴が前記ターンテーブルTに嵌着された状態で、前記クランパ8が前記ばねの力でディスク上面に押し付けられ、ディスクDはターンテーブルTとクランパ8とで挟持されてクランプされる。
【0022】
また、前記機構ユニットAには、前記クランプアーム4を強制的に持上げて、クランパ8をディスクDから離し、クランプを解除するクランプ解除機構(図示せず)が設けられている。
【0023】
図1に示すように、シャーシ2の底面2Aには、装置のX1側の前方部分の1箇所と、図示X2側の装置奥側の2箇所に、弾性支持部材として機能するダンパ部材9,9,9が設けられている。前記各ダンパ部材9は、台座9bの上に合成ゴム製の袋体9aが設けられ、前記袋体9aの中にシリコンオイルなど比較的粘性の高い流動体が封入されている。そして、前記袋体9aの上部に凹形状の挿入支持部9cが設けられている。
【0024】
前記機構ベース3の下面には図示下方に延びる支持シャフト5,5,5が設けられており、この支持シャフト5,5,5の先端部が前記袋体9a,9a,9aの挿入支持部9c,9c,9c内に挿入されて保持されている。前記機構ユニットAは、前記ダンパ部材9,9,9の袋体9a,9a,9aの弾性変形により、X軸とY軸およびZ軸の各方向へ所定範囲において変位できるように支持されている。また前記シャーシ2と機構ユニットAとの間にはロック機構が設けられており、ディスクDが装置内に搬入されるとき、および排出されるときに、前記機構ユニットAがシャーシ2内で動かないようにロックされる。
【0025】
シャーシ2の装置奥部側(X2側)の上方には、係止部2a,2aが設けられ、機構ベース3の奥部側には係止部3a,3aが形成されている。そして、前記シャーシ2の係止部2a,2aと前記機構ベース3側の係止部3a,3aとの間に弾性支持部材となるコイルスプリングS,Sが掛けられている。このコイルスプリングS,Sによっても、前記機構ユニットAは、シャーシ2内でX軸とY軸およびZ軸の各方向へ向けて動くことが出来るように支持されている。
【0026】
前記ダンパ部材9,9,9の機構ユニットAを支える力、および前記コイルスプリングS,Sの機構ユニットAを吊り上げる力により、機構ユニットAが重力と釣り合った状態が図2および図4(A)の状態である。この釣り合い状態を起点として、機構ユニットAがX軸、Y軸およびZ軸の各軸の方向へ所定の範囲にて前記各弾性支持部材の弾性力を受けながら動くことができるようになっている。
【0027】
シャーシ2の後方(X2方向)では、天井板2Bが固定されている。図2に示すように、釣り合い状態にある前記機構ユニットAのクランプアーム4と前記天井板2Bとの間には隙間が形成されており、機構ユニットAの後方部分(X2側部分)は、前記隙間の範囲内において上方へ動くことができる。すなわち、前記天井板2Bが、機構ユニットAの後方部分が上方(Z1方向)へ動く範囲を規制できるようになっている。
【0028】
シャーシ2の底面2Aの前方(X1側)には穴2bが形成され、この穴2bのX2側の縁部からX1方向に延びる細長い板状の係止片2cが形成されている。一方、機構ユニットAの前方部分では、前記機構ベース3の下端に連結部3bが一体に形成されており、この連結部3bに連結穴3b1が形成されている。前記連結部3bは、前記係止片2cの上方に対向している。
【0029】
前記シャーシ2側の係止片2cと機構ユニットA側の連結部3bとの間に規制部材11が掛け渡されている。
【0030】
この実施の形態での前記規制部材11は、鋼線や銅線などで形成されたある程度の剛性と弾性を有する所定長の線材で形成されている。規制部材11の一方の端部には、その端部をリング状に巻き形成した輪状係止部11aが形成され、他方の端部には、その巻き軸が前記輪状係止部11aと直交する向きとされた輪状係止部11bが一体に形成されている。
【0031】
前記規制部材11の一方の端部に形成された輪状係止部11aは、機構ユニットAの前記連結部3bにおいて前記連結穴3b1内に挿通されるように連結されている。この連結部においては、前記規制部材11が、機構ベース3に対してX軸とY軸およびZ軸のそれぞれの方向へ向けて倒れることができるようになっている。
【0032】
前記規制部材11の他方の端部に形成された輪状係止部11bは、前記係止片2cの外周に挿通されている。規制部材11とシャーシ2との連結部では、規制部材11の端部が、前記係止片2cに沿ってX軸方向へ自由に摺動でき、さらに、規制部材11は、シャーシ2に対してX軸方向とY軸方向の双方に向けて自由に倒れることができるようになっている。
【0033】
図2に示すように、シャーシ2の前面には、ディスクを挿入する挿入口2Cが開口している。また、前記挿入口2Cのすぐ装置内方には、送りローラを備えた搬送部材7が設けられている。前記挿入口2Cから挿入されたディスクDは、前記搬送部材7の送りローラから搬送力を受けて装置内方に向けて搬送され、ディスクの中心が前記ターンテーブルTの回転中心と一致した時点で、ディスクDがクランパ8によりクランプされる。
【0034】
以下、上記ディスク装置について説明する。
このディスク装置では、ディスクDの挿入および排出動作のときに、前記ロック機構により機構ユニットAがロックされる。このとき、機構ユニットAは、図2および図4(A)に示す釣り合い状態とほぼ同じ位置でシャーシ2内で固定される。このとき、搬送部材7と機構ユニットAとの相対位置が決められるため、挿入口2Cから挿入されたディスクDは搬送部材7により、ターンテーブルTとクランパ8との間に確実に搬送されて、ディスクDの中心部がターンテーブルTとクランパ8とで挟持されてクランプされる。また、ディスクDを排出するときには、クランパ8によるクランプが解除されてディスクDが搬送部材7で搬送されて挿入口2Cから排出される。このときも機構ユニットAが動かないため、ディスクDを前記挿入口2Cから確実に排出させることができる。
【0035】
ディスクDがターンテーブルTとクランパ8とでクランプされた状態で回転駆動され、ヘッドユニット6により再生動作や記録動作が行われるが、このとき、前記ロック機構によるロックが解除されて、シャーシ2内で機構ユニットAが、前記ダンパ部材9およびコイルスプリングSで支持された状態で、所定の範囲内で動くことができる。よって、ヘッドユニット6による読取り動作や記録動作に、外部振動が悪影響を及ぼすのを防止できるようになる。
【0036】
ここで、図4(A)(B)(C)に示すように、機構ユニットAがZ方向へ動こうとするとき、規制部材11の一方の輪状係止部11bが、係止片2cをX軸方向へ摺動するとともに、規制部材11が係止片2cに対してX軸に向けて自由に傾くことができる。また規制部材11の他方の輪状係止部11aも機構ユニットAの連結部3bに対してX軸に向けて自由に傾くことができる。よって機構ユニットAのZ方向への動きは、規制部材11により妨げられることがない。
【0037】
ただし、図4(C)に示すように、機構ユニットAが、シャーシ2からZ1方向へ大きな距離上昇しようとすると、規制部材11がZ軸に沿って立ち上がり、機構ユニットAがそれ以上上向きに動くのを規制できる。この実施の形態では、機構ユニットAが上向きに大きく動こうとしたとき、機構ユニットAの後方部分では、クランプアーム4が天井板2Bに当たってそれ以上の移動が規制され、機構ユニットAの前方部分では、前記規制部材11が立ち上がって機構ユニットAとシャーシ2との間で突っ張った状態となり、これにより前記前方部分のそれ以上の移動が規制されるため、機構ユニットAが異常に傾いた状態で移動規制されるのを防止できる。
【0038】
よって、例えば、機構ユニットAの前方部分が大きく上方へ傾いてロック機構のロック片等の移動領域外へ機構ユニットAが移動し、ロック不能状態に陥るなどの不具合が生じない。
【0039】
このように、長手方向には弾性変形しない線材で形成した1本の規制部材11により、機構ユニットAの移動範囲を制限できるので、機構ユニットAとシャーシ2との間にディスクDの搬送経路を確保しつつ、所定範囲を越える機構ユニットAの移動を規制してクランプ状態のディスクDがシャーシ2内の他の部材に衝突して損傷するのを確実に防止できる。
【0040】
なお、ロックが解除されている機構ユニットAが、シャーシ2の底面2Aに向けて動こうとしたときには、図4(B)に示すように、規制部材11の輪状係止部11bが係止片2cをX1方向へ摺動することにより、機構ユニットAが底面2Aに向けての動くのを許容できる。
【0041】
また規制部材の輪状係止部11bが係止片2cに沿ってX方向へ動けるため、機構ユニットAがシャーシ2内でX軸方向へ自由に動くことができる。さらに、規制部材11は、機構ベース3に対してY方向へ倒れることができ、且つ規制部材11はシャーシ2に対してもY方向へ倒れることができるため、この規制部材11の倒れ動作により、シャーシ2に対して機構ユニットAがY方向へも動くことができる。
【0042】
このように、前記規制部材11は、図4(C)の状態のときのみ、機構ユニットAの上方への動きを規制し、それ以外では、機構ユニットAはX軸、Y軸およびZ軸の各方向へ自由に動くことができ、ダンパ部材9およびコイルスプリングSのX,Y,Z軸の各方向への弾性支持機能を充分に発揮させることができる。
【0043】
なお、前記規制部材11は、例えば合成樹脂で形成されていてもよい。この場合、前記規制部材11の一端部が機構ユニットAに固定され、この固定部の近傍で規制部材11に薄肉のヒンジが形成されて、このヒンジを介して規制部材11が各方向に倒れるようにしてもよい。また、シャーシに棒状の軸が設けられ、前記規制部材の他端部がこの軸を摺動できるようにし、この摺動部の近傍において、前記規制部材11に、各方向へ倒れることのできるヒンジを形成してもよい。
【0044】
また、規制部材11と機構ユニットAとの連結部で、規制部材11が一方向へ移動できるようにしてもよいし、規制部材11と機構ユニットAとの連結部、および規制部材とシャーシ2との連結部の双方で、規制部材11が一方向へ動けるように構成してもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明では、シャーシ内に弾性支持された機構ユニットの移動範囲を簡単な機構により規制できるようになる。また機構ユニットは一方向への移動のみ規制され、その他の方向へは自由に動けるため、機構ユニットの弾性支持状態を妨げることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としてフローティング機構を搭載したディスク装置を示す分解斜視図、
【図2】ディスク装置を図1のII方向から見た側面図、
【図3】本発明の主要部を示す斜視図、
【図4】(A)(B)(C)は、本発明の主要部の動作を説明する図3のIV−IV線の断面図、
【符号の説明】
1 ディスク装置
2 シャーシ
2A 底面
2B 天井板
2c 係止片
3 機構ベース
3b 連結部
4 クランプアーム
7 搬送部材
8 クランパ
9 ダンパ部材
11 規制部材
11a,11b 輪状係止部
A 機構ユニット

Claims (5)

  1. ディスクを回転駆動する回転駆動部およびディスクに対向するヘッドを搭載した機構ユニットが、弾性支持部材を介して、シャーシに対して少なくとも第1軸に沿って動けるように支持されているディスク装置において、
    前記シャーシと前記機構ユニットとの間に規制部材が設けられ、この規制部材が前記シャーシと前記機構ユニットの双方に対して、前記第1軸と交叉する第2軸に向けて倒れることができるように連結されているとともに、少なくとも一方の連結部で、前記規制部材が、前記シャーシと前記機構ユニットの少なくとも一方に対して第2軸に向けて移動自在とされており、
    前記規制部材の動きにより、前記機構ユニットが前記シャーシに対して第1軸に沿って動けるとともに、前記機構ユニットが前記シャーシから所定距離以上離れないように前記規制部材で移動規制されることを特徴とするディスク装置。
  2. 前記機構ユニットが前記シャーシに対して前記第1軸と前記第2軸の双方へ動けるように弾性支持されており、
    前記規制部材の動きにより、前記機構ユニットが前記シャーシに対して前記第2軸に沿って動くことができる請求項1記載のディスク装置。
  3. 前記機構ユニットが前記シャーシに対して前記第1軸と第2軸および前記両軸の双方に交叉する第3軸のそれぞれに沿って動けるように弾性支持されており、
    前記規制部材が、前記シャーシおよび機構ユニットの双方に対して前記第3軸に向けて倒れることができるように連結されて、前記機構ユニットが前記シャーシに対して前記第3軸に沿って動くことができる請求項1または2記載のディスク装置。
  4. 前記規制部材は所定長の棒状体または線状体であり、シャーシと機構ユニットのいずれか一方に対して、前記規制部材の一方の端部が前記第1軸と第2軸および第3軸のそれぞれの方向へ倒れることができるように連結されており、他方に対して前記規制部材の他方の端部が、第2軸に向けて摺動自在で且つ第2軸と第3軸のそれぞれに向けて倒れることができるように連結されている請求項3記載のディスク装置。
  5. 前記第1軸の向きは、装填されるディスクの面と直交する方向である請求項1ないし4のいずれかに記載のディスク装置。
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