JP4086883B2 - 間接活線作業可能な遠近両用作業具 - Google Patents

間接活線作業可能な遠近両用作業具 Download PDF

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Description

本発明は、作業者から遠い位置又は近い位置のどちらにおいても適宜作業することができ、且つ、遠い位置においては間接活線作業が可能な遠近両用作業具に関する。
従来より、通電している電線(架空線)に関する工事を行う場合、直接電線の通電部分に触れず、活線近接範囲外から作業を行う間接活線工事が行われており、かかる工事においては、図8に示すような、架空線(活線)の作業位置に先端部を位置させることができる絶縁性の素材で形成された長尺な絶縁操作棒(絶縁棒)101と、その先端部に着脱自在に接続(連結)可能な先端工具102とで構成される間接活線作業用工具100が使用されていた。
該間接活線作業用工具100は、その作業の内容によって、1本の絶縁操作棒101の先端部に着脱自在に連結された先端工具102を、その目的に対応した先端工具102、例えばバインド打器(特許文献1及び図8(イ)を参照)、トング(図8(ロ)を参照)等に交換して作業を行っていた。
また、間接活線作業において、作業位置へ先端工具102を位置させるのに絶縁操作棒101の長さが足りない場合には、絶縁操作棒101の基端部に短い棒状の足し棒(図示しない)を連結して絶縁操作棒101の長さを延長して前記間接活線作業を行っていた。
特開2005−172752号公報
ところで、間接活線作業において、架空線近傍に位置する木の枝等が邪魔になる場合があり、その場合、この木の枝等を伐採する必要がある。しかし、前記間接活線作業用工具は、その先端部に接続される先端工具には前述のようなバインド打器やトング等の工具として用いるものしかなく、木の枝等を伐採するための鎌のような先端作業具はなかった。
そのため、間接活線作業において架空線近傍に位置する邪魔な木の枝等の伐採作業は、絶縁性を有しない長尺の棒状体の先端に鎌の刃を接続した長尺な作業具を用い、作業者が保護具を着用して活線作業を行うしかなく、そのため保護具を着用する際や、該保護具を着用した状態での作業は非常に煩雑であり、また、作業現場に保護具等を携帯しなければならないことから、山奥等の作業現場への運搬において多くの労力が必要であった。
また、鎌は、柄の先端に三日月状の刃を取り付けたものであり、作業者が柄を持って作業を行うことで作業者近傍の草木を伐採するのには適している。しかし、前記長尺の作業具は、長尺の棒状体の先端に鎌の刃(作業部)を接続したものであるため、作業者から遠い位置においては伐採作業を行い易いが、作業者に近い位置においては、長尺の棒状体が邪魔になり伐採作業を行うことが困難である。そのため、作業者の足下周辺の草木の伐採を行うためには、別途通常の柄付きの鎌を携帯しなければならないことから荷物が多くなり、それを運ぶ作業者には、非常に多くの労力が必要となるといった問題が生じた。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、同じ先端作業具を用いて、作業者から遠い位置でも近い位置でも作業ができ、且つ遠い位置においては、間接活線作業が可能な遠近両用作業具を提供することを課題とする。
そこで、上記課題を解決すべく、本発明に係る間接活線作業可能な遠近両用作業具は、柄を備える作業具の柄を除く作業部で構成される先端作業具と、間接活線作業に用いられる絶縁操作棒と、前記絶縁操作棒に連結して延長するための足し棒とを備える間接活線作業可能な遠近両用作業具であって、前記先端作業具は、その基端部に前記絶縁操作棒の先端部及び前記足し棒の先端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備え、前記足し棒は、その先端部に前記先端作業具の基端部及び前記絶縁操作棒の基端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備えるとともに、その先端部に先端作業具の基端部が接続されたときに、前記柄を備える作業具のように作業者に近い位置での作業を行うべく、その長さが前記絶縁操作棒よりも短くされ、前記絶縁操作棒は、その先端部に前記先端作業具の基端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備え、且つその基端部に前記足し棒の先端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、先端作業具は、その基端部に絶縁操作棒の先端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備え、絶縁操作棒は、その先端部に前記先端作業具の基端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備えることから、絶縁操作棒の先端に先端作業具を着脱自在に接続することができる。
このように絶縁操作棒の先端部に先端作業具の基端部を接続することで、作業者から遠い位置(離れた位置)での作業を行うことができる。また、絶縁操作棒を使用していることから、間接活線作業も行うことができる。
また、絶縁操作棒は、その基端部に足し棒の先端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備え、足し棒は、その先端部に絶縁操作棒の基端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備えることから、絶縁操作棒の基端部に足し棒を着脱自在に接続することができる。
このように、絶縁操作棒の基端部に足し棒の先端部を接続することで、絶縁操作棒の長さが延長され、該絶縁操作棒だけでは届かない位置での作業(間接活線作業)を行うことができる。
さらに、前記先端作業具は、その基端部に足し棒の先端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備え、足し棒は、その先端部に前記先端作業具の基端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備えることから、前記先端作業具の基端部に足し棒の先端部を着脱自在に接続することができる。
このように、先端作業具の基端部に足し棒の先端部を接続することで、作業者から近い位置(近傍位置)での作業を行うことができる。即ち、通常の柄付きの作業具と同様に使用することができるようになる。
尚、本発明において、柄を備える作業具とは、、鎌や鋸、ハンマー、ラチェットレンチ等の作業対象物に対して、切る、締め付ける、回す、打ち付ける等の作業を行う道具であって、一般工具以外の道具も含むものであり、作業部とは、鎌の刃や鋸の刃、ハンマー先端の釘等を叩く部分、ラチェットレンチのボルトと係合する部分等の柄を除いた作業対象物に直接作用を及ぼす部分をいう。
また、前記先端作業具の基端部に備えられる接続手段と前記絶縁操作棒の基端部に備えられる接続手段とが同一で、且つ前記絶縁操作棒の先端部に備えられる接続手段と前記足し棒の先端部に備えられる接続手段とが同一である構成であることが好ましい。
かかる構成によれば、前記同様に、絶縁操作棒の先端に先端作業具を着脱自在に接続することができ、また、絶縁操作棒の基端部に足し棒を着脱自在に接続することができ、さらに、前記先端作業具の基端部に足し棒の先端部を着脱自在に接続することができる。その結果、同じ先端作業具を用いて、作業者から遠い位置でも近い位置でも作業ができ、且つ遠い位置においては、間接活線作業が可能となると共に、部品を共通化することで製造コストの削減を図ることもできるようになる。
また、前記先端作業具は、前記接続手段の先端側に前記作業部が交換可能に取り付けられる構成であることが好ましい。
かかる構成によれば、前記先端作業具における接続手段の先端側に作業部が交換可能に取り付けられていることから、前記作業部又は前記接続手段の一方が損傷した場合に、損傷した一方(作業部又は接続手段)だけを交換することが可能となり、メンテナンス費用の抑制を図ることができる。
また、前記先端作業具の基端部に備えられる接続手段は、前記絶縁操作棒の先端部及び前記足し棒の先端部を着脱自在に接続可能な接続金具を有し、この接続金具には、その周壁端縁から先端側へ軸芯に沿った方向に切れ込んだ第1切れ込み部と、第1切れ込み部の先端側端部から周方向に沿って切れ込んだ第2切れ込み部と、第2切れ込み部の第1切れ込み部と反対側端部から基端側へ前記軸芯に沿った方向に切れ込んだ第3切れ込み部とから構成されるフック状の係合切れ込みが形成され、前記絶縁操作棒の基端部に備えられる接続手段は、前記足し棒の先端部を着脱自在に接続可能な接続金具を有し、この接続金具には、その周壁端縁から先端側へ軸芯に沿った方向に切れ込んだ第1切れ込み部と、第1切れ込み部の先端側端部から周方向に沿って切れ込んだ第2切れ込み部と、第2切れ込み部の第1切れ込み部と反対側端部から基端側へ前記軸芯に沿った方向に切れ込んだ第3切れ込み部とから構成されるフック状の係合切れ込みが形成され、前記絶縁操作棒の先端部には、前記先端作業具の係合切れ込みに係止される係止用突起を有する挿入部が設けられ、前記足し棒の先端部には、前記先端作業具の係合切れ込み及び前記絶縁操作棒の係合切れ込みに係止される係止用突起を有する挿入部が設けられることが望ましい。また、前記先端作業具が鎌、鋸、ハンマー、ラチェットレンチの何れかであることが好ましい。また、前記絶縁操作棒の基端部に被せられるキャップを備える構成であることが望ましい。
以上より、本発明によれば、同じ先端作業具を用いて、作業者から遠い位置でも近い位置でも作業ができ、且つ遠い位置においては、間接活線作業が可能な遠近両用作業具を提供することができるようになる。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
本実施形態にかかる間接活線作業が可能な遠近両用作業具(以下、単に「遠近両用作業具」と言うことがある。)は、図1に示すように、間接活線作業に用いられる絶縁操作棒10と、該絶縁操作棒10の先端に着脱自在に接続される先端作業具40と、絶縁操作棒10の基端部に着脱自在に接続し、該絶縁操作棒10を延長するための足し棒50とを備える。
絶縁操作棒10は、絶縁性の長尺な主軸(絶縁棒)11と、その先端部に先端作業具40を接続するための接続部(接続手段)20と、主軸11の基端部に足し棒50を接続するための接続金具(接続手段)30とを備える。
主軸11は、絶縁性を備えるパイプ状に形成されている。この主軸11は、吸湿性の少ないエポキシ樹脂系強化プラスチック、ポリエステル樹脂系強化プラスチック等の変形し難く、且つ絶縁性が低下しない部材から形成されている。また、主軸11は、その内部の両端には結栓を行い、内部への水の浸入を防ぐために接着剤によって表面をコーティング処理する等の防水処理が施されている。
主軸11の中間部には、間接活線作業(間接活線工事)において、感電事故を防止するために、作業者が握って(把持して)良い部分とそれ以外の部分(把持すると感電する可能性がある部分)との境界を明確にするための安全限界鍔12が嵌合固定されている。主軸11先端の接続部20の基端側端部から安全限界鍔12の先端側端部迄の長さは、本実施形態においては、600mm(安全限界距離)以上の間隔を有する。また、降雨時対策として、接続部20の基端側端部から安全限界鍔12の先端側端部との略中間位置に、水切り用の鍔(水切り鍔又は雨切り鍔)13が嵌合固定されている。これら安全限界鍔12と水切り鍔13は、軟質性の合成ゴムから形成されている。尚、本実施形態において、先端側とは主軸11の先端側をいい、基端側とは主軸11の基端側をいう。
そして、主軸11の基端側には作業者が絶縁操作棒10を操作する際に把持するグリップ部Gが形成されており、基端部には、主軸11を延長するための延長部材(足し棒)40を接続するための接続金具(ジョイント金具)30が配設されている。グリップ部Gは、その表面が滑り止めとしてのゴム等で被覆されても良い。また、接続金具30には、未使用時(足し棒40が接続されていない時)には、キャップ14が被せられており、キャップ14は、グリップ部Gと紐15によって繋がれている。
接続部20は、図2(イ)にも示すように、円筒形の筒状挿入部21の周面に係止用突起22,22が突設されている。係止用突起22,22は、一対の円柱状の突起で構成されており、筒状挿入部21の周面の互いに反対側の位置に径方向外側に向かって突設されている。尚、本実施形態においては、係止用突起22は、2本(一対)設けられて(突設されて)いるが、これに限定される必要はなく、1本であっても良く、3本以上であっても良い。
また、接続部20の先端には、該接続部20の内部に形成された収納空間Sと連通し、後述する凸型部材25の凸部26が摺動する孔23が形成されている。収納空間Sには、凸部26を孔23から突出させるように収納される凸型部材25と、一端を収納空間Sに固定すると共に他端を凸型部材25に固定することにより、凸型部材25を絶縁操作棒10の先端側に向けて付勢させる弾性体(本実施形態においては、スプリング)24とを備える。尚、凸型部材25は、凸部26とヘッド部27とから構成されており、ヘッド部27は、真っ直ぐな円柱状の凸部26の一端(後端)を径方向外側に延出した鍔状に形成され、凸部26の周面が孔23の内周面と摺動するように挿設されている。
内部空間Sは、ヘッド部27の径方向外側周面が摺動するように直径が設定された円柱状の空間である。また、スプリング24は、細線を螺旋状に形成した弾性体(所謂、つる巻きバネ)である。
このように接続部20は、スプリング24によって、凸型部材25における凸部26の先端が筒状挿入部21の先端から突出するように常に付勢されており、その付勢は、凸型部材25のヘッド部27が孔23の内部空間S側の周辺部に当接することで制限されている。
接続部20の基端側には、固定ネジ28が設けられている。固定ネジ28は、短筒形状に形成され、軸芯が主軸11と同一になるように設けられている。詳細には、固定ネジ28は、その内周面に雌ネジが螺設されており、主軸11における接続部20の基端側外周面に螺設された雄ネジと螺合するように設けられている。また、固定ネジ28は、軸芯周りに回動可能であり、この固定ネジ28を固定方向に回転させることで、主軸11の先端方向に移動し(矢印α)、反対方向に回転させることで主軸11の基端側に移動する(矢印αと反対方向)。
接続金具30は、図2(ロ)及び(ハ)に示すように、後述する足し棒50における接続部52の筒状挿入部21’が挿入可能な有底筒状に形成されており、その周壁には筒状挿入部21’の周面に突設された係止突起22’,22’と係合する係合切れ込み31,31が形成されている。
係合切れ込み31,31は、接続金具30の周壁端縁から主軸11の先端側へ軸芯に沿った方向に切れ込んだ第1切れ込み部32と、該第1切れ込み部32の先端側端部から接続金具30の周方向に沿って切れ込んだ第2切れ込み部33と、該第2切れ込み部33の第1切れ込み部32と反対側端部から基端側へ前記軸芯に沿った方向に切れ込んだ第3切れ込み部34とから構成されたフック状の切れ込みである。また、係合切れ込み31,31は、接続金具30を構成する周壁の対向する位置にそれぞれ形成されている。
図1に戻り、先端作業具40は、柄を備える作業具の柄を除く作業部41と、絶縁操作棒10及び足し棒50と接続するための接続金具(接続手段)42とを備える。作業部41は、鎌や鋸、ハンマー、ラチェットレンチ等の柄を備える作業具における、柄を除いた作業対象物に直接作用を及ぼす部分、即ち、鎌の刃や鋸の刃、ハンマー先端の釘等を叩く部分、ラチェットレンチのボルトと係合する部分等で構成される。本実施形態においては、作業部41は、鎌の刃で構成されている。尚、作業具とは、作業対象物に対して、切る、締め付ける、回す、打ち付ける等の作業を行う道具であり、一般工具以外の道具も含むものである。
作業部(鎌の刃)41は、ボルト43によって交換可能に接続金具42に取り付けられており、作業部41が損傷、例えば、鎌の刃の刃先が欠ける等した場合には、作業部41のみを交換することによって、コスト(メンテナンス費用)を抑制できるように構成されている。
接続金具42は、図2(ロ)及び(ハ)に示すように、絶縁操作棒10における接続部20の筒状挿入部21、及び後述する足し棒50における接続部52の筒状挿入部21’が挿入可能な有底筒状に形成され、その周壁には筒状挿入部21(21’)の周面に突設された係止突起22,22(22’,22’)と係合する係合切れ込み31’,31’が形成されている。
係合切れ込み31’,31’は、接続金具42の周壁端縁から先端側へ接続金具42の軸芯に沿った方向に切れ込んだ第1切れ込み部32’と、該第1切れ込み部32’の先端側端部から接続金具42の周方向に沿って切れ込んだ第2切れ込み部33’と、該第2切れ込み33’の第1切れ込み部32’と反対側端部から基端側へ前記軸芯に沿った方向に切れ込んだ第3切れ込み部34’とから構成されたフック状の切れ込みである。また、係合切れ込み31’,31’は、接続金具42の周壁の対向する位置にそれぞれ形成されている。
図1に戻り、足し棒50は、絶縁性の棒状の主軸(絶縁棒)51と、その先端部に絶縁操作棒10及び先端作業具30と接続するための接続部(接続手段)52とを備える。
主軸51は、絶縁性を備えるパイプ状に形成されている。この主軸51は、吸湿性の少ないエポキシ樹脂系強化プラスチック、ポリエステル樹脂系強化プラスチック等の変形し難く、且つ絶縁性が低下しない部材から形成されている。また、主軸51は、その内部の両端には結栓を行い、内部への水の浸入を防ぐために接着剤によって表面をコーティング処理する等の防水処理が施されている。また、主軸51の長さは、柄を備える作業具の柄の長さと略同一若しくは前記柄よりも長く設定されているが、後述するように主軸51の先端部に先端作業具30を接続した際に、柄を備える作業具と同様に扱える程度の長さに設定されている。さらに、主軸51の表面には、滑り止めのゴム等が被覆されても良い。
接続部52は、図2(イ)に示すように、円筒形の筒状挿入部21’の周面に係止用突起22’,22’が突設されている。係止用突起22’,22’は、一対の円柱状の突起で構成されており、筒状挿入部21’の周面の互いに反対側の位置に径方向外側に向かって突設されている。尚、本実施形態においては、係止用突起22’は、2本(一対)設けられて(突設されて)いるが、前記同様、これに限定される必要はなく、1本であっても良く、3本以上であっても良い。
また、接続部52の先端には、該接続部52の内部に形成された収納空間S’と連通し、後述する凸型部材25’の凸部26’が摺動する孔23’が形成されている。収納空間S’には、凸部26’を孔23’から突出させるように収納される凸型部材25’と、一端を収納空間S’に固定すると共に他端を凸型部材25’に固定することにより、凸型部材25’を足し棒50の先端側に向けて付勢させる弾性体(本実施形態においては、スプリング)24’とを備える。
尚、凸型部材25’は、凸部26’とヘッド部27’とから構成されており、ヘッド部27’は、真っ直ぐな円柱状の凸部26’の一端(後端)を径方向外側に延出した鍔状に形成されており、凸部26’の周面が孔23’の内周面と摺動するように挿設されている。また、内部空間S’は、ヘッド部27’の径方向外側周面が摺動するように設定された円柱状の空間である。また、スプリング24’は、細線を螺旋状に形成した弾性体(所謂、つる巻きバネ)である。
このように接続部52は、スプリング24’によって、凸型部材25’における凸部26’の先端が筒状挿入部21’の先端から突出するように常に付勢されており、その付勢は、凸型部材25’のヘッド部27’が孔23’の内部空間S’側の周辺部に当接することで制限されている。
接続部52の基端側には、固定ネジ28’が設けられている。固定ネジ28’は、短筒形状に形成され、軸芯が主軸51と同一になるように設けられている。詳細には、固定ネジ28’は、その内周面に雌ネジが螺設されており、主軸51における接続部52の基端側外周面に螺設された雄ネジと螺合するように設けられている。また、固定ネジ28’は、軸芯周りに回動可能であり、この固定ネジ28’を固定方向に回転させることで、主軸51の先端方向に移動し(矢印α’)、反対方向に回転させることで主軸51の基端側に移動する(矢印α’と反対方向)。
本実施形態に係る遠近両用作業具は、以上の構成からなり、次に、遠近両用作業具の使用状態について説明するが、先ず、接続金具30(42)と接続部52(20)との接続状態について図3を参照しつつ説明する。
有底筒状の接続金具30(42)の開口に接続部52(20)の筒状挿入部21’(21)を挿入する。その際、係合切れ込み31,31(31’,31’)に筒状挿入部21’(21)の係止用突起22’,22’(22,22)が入るように調節する。詳細には、接続金具30(42)と筒状挿入部21’(21)との軸芯が共に同一直線上に位置するようにして接続金具30(42)に筒状挿入部21’(21)を挿入する。その際、係合切れ込み31,31(31’,31’)の第1切れ込み部32,32(32’,32’)に筒状挿入部21’(21)の周面に突設された係止用突起22’,22’(22,22)が入り込むように筒状挿入部21’(21)を軸線を中心に周方向に回転するよう、接続部52(20)を回転させて調節しながら筒状挿入部21’(21)の先端部を接続金具30(42)の開口に挿入する(図3(イ)参照)。
さらに、接続金具30(42)内に筒状挿入部21’(21)を挿入し続けると、筒状挿入部21’(21)の先端から突出している凸型部材25’(25)の凸部26’(26)先端が接続金具30(42)の底面に当接する。さらに、筒状挿入部21’(21)を挿入すると該筒状挿入部21’(21)の内部空間S’(S)に収納されているスプリング24’(24)によって先端方向に付勢されている凸型部材25’(25)の凸部26’(26)は、スプリング24’(24)の弾性力に逆らって該凸部26’(26)の先端と筒状挿入部21’(21)の先端とが略面一となるまで、即ち、筒状挿入部21’(21)の先端が接続金具30(42)の底面に当接するまで、筒状挿入部21’(21)内に押入される。この時、係止用突起22’,22’(22,22)は、第1切れ込み部32,32(32’,32’)の先端に位置するように第1切れ込み部32,32(32’,32’)の長さは、設定されている。また、その切れ込み幅は、係止用突起22’,22’(22,22)の直径より僅かに広くなるように設定されており、第2、第3切れ込み部33,34(33’,34’)も同様の切れ込み幅を有する。その状態で、係止用突起22’,22’(22,22)が第2切れ込み部33,33(33’,33’)に沿って移動するように、筒状挿入部21’(21)を軸芯を中心に回転するように接続部52(20)を回転(図3(ロ)の矢印βの方向)させる(図3(ロ)参照)。
係止用突起22’,22’(22,22)が第2切れ込み部33,33(33’,33’)の端部まで移動すると、筒状挿入部21’(21)に収納されているスプリング24’(24)によって凸型部材25’(25)の凸部26’(26)が筒状挿入部21’(21)の先端から突出する方向に付勢されているため、その付勢力によって筒状挿入部21’(21)が接続金具30(42)から押し出される。それに伴って、筒状挿入部21’(21)の係止用突起22’,22’(22,22)が第3切れ込み部34,34(34’,34’)の端部に当接して移動が制限(規制)される。その後、固定ネジ28’(28)を固定方向に回転させる(図3(ハ)の矢印γの方向)ことで、該固定ネジ28’(28)は、先端方向に移動し(図3(ハ)の矢印Γの方向)、その先端側端面が接続金具30(42)の基端側端面に当接する。このように固定ネジ28’(28)が接続金具30(42)と当接することで、筒状挿入部21’(21)は、接続金具30(42)内への進入が制限(規制)されるため、係止用突起22’,22’(22,22)が第3切れ込み部34,34(34’,34’)の先端側に移動できず、接続部52(20)と接続金具30(42)とは、強固に接続(固定)される(図3(ハ)参照)。
以上のようにして、接続金具30(42)と接続部52(20)とは、接続されるが、接続金具30(42)と接続部52(20)とを離間させる場合には、上記手順を逆に行うことによって離間できる。
上記手順によって、先端作業具40の接続金具42と絶縁操作棒10の接続部20とを接続することで、図4(ロ)に示すような、作業者から遠い位置で作業し、且つ間接活線作業を行う場合の遠近両用作業具1bとすることができる。
さらに、絶縁操作棒10の基端部に被せられているキャップ14を外し、接続金具30を露出させた後、上記手順によって、前記接続金具30と足し棒50先端の接続部52とを接続することで、より作業者から遠い位置での作業を行う場合の遠近両用作業具1aとすることができる。尚、キャップ14は、紐15で絶縁操作棒10のグリップ部Gと連結されているため、接続金具30から外した際に落下することはなく、また、紛失することもない。
また、上記手順によって、先端作業具40の接続金具42と足し棒50先端の接続部52とを接続することで、図4(ハ)に示すような、通常の柄を備える作業具のように作業者に近い位置での作業を行う場合の遠近両用作業具1cとすることができる。
以上のように、先端作業具40の基端部に、絶縁操作棒10の先端部及び足し棒50の先端部と着脱自在に接続可能な接続金具30を備え、足し棒50の先端部に、先端作業具40の基端部及び絶縁操作棒10の基端部と着脱自在に接続可能な接続部52を備え、絶縁操作棒10の先端部に先端作業具40の基端部と着脱自在に接続可能な接続部20を備え、且つその基端部に足し棒50の先端部と着脱自在に接続可能な接続金具30を備えることで、同じ先端作業具40を用いて、作業者から遠い位置でも近い位置でも作業ができ、且つ遠い位置においては、間接活線作業が可能となる。
また、上記のように、同一の先端作業具40を用いることができるため、作業現場へは間接活線作業用の長尺且つ絶縁性を備える作業具と通常の柄を備える作業具との二つの作業具を携帯する必要はなく、先端作業具40、絶縁操作棒10及び足し棒50を携帯するだけで良くなることから携帯(運搬)する荷物(作業具)の量を減らすことができ、作業者の労力削減も可能となる。
尚、本発明の遠近両用作業具は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本実施形態においては、先端作業具40の作業部41は、鎌の刃であったが、これに限定される必要はなく、図5に示すように、ハンマーの先端部(釘等を打ち付ける部分)やラチェットレンチのボルトと係合する部分、鋸の刃等で構成される先端作業具であっても良い。即ち、一般に柄を備える作業具(又は工具)の柄を除いた作業部で構成される先端作業具であれば良い。
尚、作業部41がラチェットレンチのボルトと係合する部分である場合は、図5(ロ)に示すように、軸部Jの中間部が回動可能に構成されることが好ましい。かかる構成とすることで、図6に示すように、絶縁操作棒10を軸芯方向に沿って往復動するだけで、ボルトを締めたり緩めたりすることができる。
また、本実施形態においては、接続部20(52)は、筒状挿入部21(21’)に小さい円柱状の係止用突起22(22’)が一対備わっているが、これに限定される必要はなく、係止用突起は、平板状であっても良く(図7(イ)参照)、また、3つ以上備わっていても良い(図7(ロ)参照)。また、係止用突起は、互いに反対方向に突出するように設けられる必要もなく、軸線を中心に一方側若しくは非対称に設けられていても(図7(ハ)参照)、接続金具の係合切れ込みが対応する位置及び形状に形成(設定)されていれば良い。
さらに、接続部と接続金具とは、係止用突起と係合切れ込みとを係合させる構成とする必要もなく、接続部の周面に雄ネジを螺刻し、接続金具の内周面に前記雄ネジに対応する雌ネジが螺刻され、ネジ溝が螺刻された前記接続部と前記接続金具とが螺合するように形成されていても良い。
即ち、先端作業具と絶縁操作棒と足し棒との各接続手段は、先端作業具の基端部と絶縁操作棒の先端部及び足し棒の先端部とが着脱自在に接続でき、足し棒の先端部と先端作業具の基端部及び絶縁操作棒の基端部とが着脱自在に接続でき、絶縁操作棒の先端部と先端作業具の基端部とが着脱自在に接続でき、且つ絶縁操作棒の基端部と足し棒の先端部とが着脱自在に接続できれば、本実施形態以外の種々の接続手段によって構成されていても良い。このように構成されることで、上記同様に、同じ先端作業具を用いて、絶縁操作棒と足し棒とを適宜接続することで、作業者から遠い位置でも近い位置でも作業ができ、且つ遠い位置においては、間接活線作業が可能となる。
本実施形態に係る遠近両用作業具の(イ)は、絶縁操作棒の正面図を示し、(ロ)は、先端作業具の正面図を示し、(ハ)は、足し棒の正面図を示す。 同実施形態に係る遠近両用作業具の(イ)は、接続部の一部断面図を示し、(ロ)は、接続金具の斜視図を示し、(ハ)は、接続金具の縦断面図を示す。 同実施形態に係る遠近両用作業具の(イ)乃至(ロ)は、接続部と接続金具との接続方法を示す図である。 同実施形態に係る遠近両用作業具の(イ)は、先端作業具と絶縁操作棒と足し棒とを接続した状態の正面図を示し、(ロ)は、先端作業具と絶縁操作棒とを接続した状態の正面図を示し、(ハ)は、先端作業具と足し棒とを接続した状態の正面図を示す。 他実施形態に係る遠近両用作業具の(イ)は、作業部がハンマーのヘッド部で構成されている先端作業具の斜視図を示し、(ロ)は、作業部がラチェットレンチのボルトと係合する部分で構成されている先端作業具の正面図を示し、(ハ)は、作業部が鋸の刃で構成されている先端作業具の正面図を示す。 他実施形態に係る遠近両用作業具の使用状態図を示す。 他実施形態に係る遠近両用作業具の(イ)は、係止用突起が平板で構成される接続部の斜視図を示し、(ロ)は、係止用突起が3本突設されている接続部の側面図を示し、(ハ)は、係止用突起が軸線を中心に非対称に配置されている接続部の正面図を示す。 (イ)は、先端工具がバインド打器である従来の間接活線作業用工具の正面図を示し、(ロ)は、先端工具がトングである従来の間接活線作業用工具の正面図を示す。
符号の説明
1,1a,1b,1c…遠近両用作業具、10…絶縁操作棒、11…主軸(絶縁棒)、12…安全限界鍔、13…水切り鍔、14…キャップ、15…紐、20,52…接続部(接続手段)、21,21’…筒状挿入部、22,22’…係止用突起、23、23’…孔、24,24’…弾性体(スプリング)、25,25’…凸型部材、26,26’…凸部、27,27’…ヘッド部、28…固定ネジ、30,42…接続金具(接続手段)、31,31’…係合切れ込み、32,32’…第1切れ込み部、33,33’…第2切れ込み部、34,34’…第3切れ込み部、40…先端作業具、41…作業部、43…ボルト、S,S’…内部空間

Claims (6)

  1. 柄を備える作業具の柄を除く作業部で構成される先端作業具と、間接活線作業に用いられる絶縁操作棒と、前記絶縁操作棒に連結して延長するための足し棒とを備える間接活線作業可能な遠近両用作業具であって、
    前記先端作業具は、その基端部に前記絶縁操作棒の先端部及び前記足し棒の先端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備え、
    前記足し棒は、その先端部に前記先端作業具の基端部及び前記絶縁操作棒の基端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備えるとともに、その先端部に先端作業具の基端部が接続されたときに、前記柄を備える作業具のように作業者に近い位置での作業を行うべく、その長さが前記絶縁操作棒よりも短くされ
    前記絶縁操作棒は、その先端部に前記先端作業具の基端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備え、且つその基端部に前記足し棒の先端部と着脱自在に接続可能な接続手段を備えることを特徴とする間接活線作業可能な遠近両用作業具。
  2. 前記先端作業具の基端部に備えられる接続手段と前記絶縁操作棒の基端部に備えられる接続手段とが同一で、且つ前記絶縁操作棒の先端部に備えられる接続手段と前記足し棒の先端部に備えられる接続手段とが同一である請求項1に記載の間接活線作業可能な遠近両用作業具。
  3. 前記先端作業具は、前記接続手段の先端側に前記作業部が交換可能に取り付けられる請求項1又は2記載の間接活線作業可能な遠近両用作業具。
  4. 前記先端作業具の基端部に備えられる接続手段は、前記絶縁操作棒の先端部及び前記足し棒の先端部を着脱自在に接続可能な接続金具を有し、この接続金具には、その周壁端縁から先端側へ軸芯に沿った方向に切れ込んだ第1切れ込み部と、第1切れ込み部の先端側端部から周方向に沿って切れ込んだ第2切れ込み部と、第2切れ込み部の第1切れ込み部と反対側端部から基端側へ前記軸芯に沿った方向に切れ込んだ第3切れ込み部とから構成されるフック状の係合切れ込みが形成され、
    前記絶縁操作棒の基端部に備えられる接続手段は、前記足し棒の先端部を着脱自在に接続可能な接続金具を有し、この接続金具には、その周壁端縁から先端側へ軸芯に沿った方向に切れ込んだ第1切れ込み部と、第1切れ込み部の先端側端部から周方向に沿って切れ込んだ第2切れ込み部と、第2切れ込み部の第1切れ込み部と反対側端部から基端側へ前記軸芯に沿った方向に切れ込んだ第3切れ込み部とから構成されるフック状の係合切れ込みが形成され、
    前記絶縁操作棒の先端部には、前記先端作業具の係合切れ込みに係止される係止用突起を有する挿入部が設けられ、
    前記足し棒の先端部には、前記先端作業具の係合切れ込み及び前記絶縁操作棒の係合切れ込みに係止される係止用突起を有する挿入部が設けられる請求項1から3のいずれか1項に記載の間接活線作業可能な遠近両用作業具。
  5. 前記先端作業具は、鎌、鋸、ハンマー、ラチェットレンチの何れかである請求項1から4のいずれか1項に記載の間接活線作業可能な遠近両用作業具。
  6. 前記絶縁操作棒の基端部に被せられるキャップを備える請求項1から5のいずれか1項に記載の間接活線作業可能な遠近両用作業具。
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