JP4086244B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、インシュレータにコンタクトを収容したコネクタに関する。
従来、コネクタにおいて、インシュレータにコンタクトを固定するには、振動接合、超音波接合、及びレーザ接合法等が知られている。図18乃至図20は従来のレーザ溶着式のコネクタの製法の一例を順に示す図である。
図18に示すように、コネクタ110は、ベースインシュレータ51と、カバーインシュレータ52とコンタクト53とを備えている。ベースインシュレータ51には、上面に突出した所定間隔で平行に設けられた複数の突条51aを備え、隣接する突条51aの間には、コンタクト収容溝51bが形成されている。
図19に示すように、ベースインシュレータ51の複数のコンタクト収容溝51bにコンタクト53が収容され、その上にカバーインシュレータが被せられる。
図20に示すように、カバーインシュレータ52の上から、矢印55に示すように、レーザ光照射装置56からのレーザ光54を照射して、カバーインシュレータ52とベースインシュレータ51とを溶着して、コンタクト53を固定保持する。
図21は従来のレーザ溶着式のコネクタの製法のもう一つの例を示す斜視図である。図21を参照すると、ベースインシュレータ51に、コンタクト53が収容される部分の両側に長い四角形の突出部51aが設けられている。この突出部51aにレーザ光が照射されて、溶着されてコンタクトが固定される。
図22は図21と同様な従来のレーザ溶着式のコネクタの製法の他の例を示す斜視図、図22(a)は溶着前の状態、図22(b)は溶着後の状態を示している(特許文献1、参照)。
図22(a)を参照すると、ベースインシュレータ61に、コンタクト収容溝62が設けられ、このコンタクト収容溝62内に幅方向に突出部63aを備え、一端側に向って折れ曲がった端部63bを備えた鍵状のコンタクト63が収容されている。このコンタクト63の突出部63aに隣接する一側に断面三角形状の突起部61aが形成されている。
図22(b)に示すように、この突起部61aに、前述したように、レーザ光が照射されて、コンタクト63の突出部63aがベースインシュレータ61に溶着部61を介してコンタクトが固定される。
しかしながら、レーザ溶着するとき、最も薄い場合においても、ベースインシュレータの厚さ、金属部品板(例えば、コンタクト)の厚さ、カバーインシュレータの厚さが製品高さとして必要になっていた。その為、低背の製品に対してレーザ溶着を用いることは困難であった。
特開平11−214116号公報
そこで、本発明の技術的課題は、金属部品を絶縁材料に挟み込み、レーザ(又は振動,超音波)を用いて接合する方法にて組み立てるコネクタにおいて、製品高さを低くすることができるコネクタを提供することにある。
本発明によれば、コンタクトとインシュレータとを備えたコネクタにおいて、前記コンタクトは、平板状に形成されたコンタクト保持部を有し、前記インシュレータは互いに合わさるベースインシュレータと、カバーインシュレータとを備え、前記ベースインシュレータは、前記コンタクト保持部を収容する収容部と、前記コンタクト保持部の両側を挟んで保持する一対の保持部と、前記カバーインシュレータを装着し位置決めする装着面とを有し、前記ベースインシュレータと、前記カバーインシュレータとで、前記コンタクトを挟持して、前記カバーインシュレータ表面からレーザ照射によって前記保持部を溶融させ、この溶融部分が前記収容部に入り込むことにより、前記コンタクトを固定し、かつ前記ベースインシュレータと前記カバーインシュレータとを固着するようにしたことを特徴とするコネクタが得られる。
また、本発明によれば、前記コネクタにおいて、前記コンタクトは前記コンタクト保持部を複数備え、前記複数のコンタクト保持部のそれぞれに対応して、前記一対の保持部をそれぞれ設けたことを特徴とするコネクタが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか1つのコネクタにおいて、前記コンタクト保持部は、少なくとも一側に切り欠きを備えていることを特徴とするコネクタが得られる。
本発明によれば、金属部品を絶縁材料に挟み込み、レーザ(又は振動,超音波)を用いて接合する方法にて組み立てるコネクタにおいて、製品高さを低くすることができるコネクタを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施の形態によるコネクタを示す分解組立斜視図である。図2は図1のベースインシュレータ1にコンタクト3を装着した状態を示す斜視図である。図3は図1のコネクタのレーザ溶着後の状態を示す斜視図である。図4は図3のレーザ溶着後のコネクタのカバーインシュレータを取り除いた様子を示す斜視図である。図5は図4のV−V線断面図である。図6は図5の四角形部分21の部分拡大図である。
図1乃至図6を参照すると、本発明の第1の実施の形態によるコネクタ101は、ベースインシュレータ1と、カバーインシュレータ2と、コンタクト3とを備えている。
ベースインシュレータ1は矩形板状の本体8と、本体8の正面側に矩形に切り込まれた収容部6と、収容部6の後側に設けられた矩形の収容溝7と、本体と収容部との間で段をなすように設けられたカバーインシュレータの装着面4と、装着面の更に収容部側で更に段をなして窪んだ保持面5と、保持面の収容部との境界部から上方に突出した細長い突起部1aとを備えている。この突起部1aは、後に詳しく説明するように、溶着してコンタクト保持部を保持するための保持部をなす。
コンタクト3は、コンタクト保持部である前方の第1のコンタクト板3aと、後方の第2のコンタクト板3bと第1のコンタクト板3aと第2のコンタクト板3bとを段をなして連結する連結部3cとを備えている。
カバーインシュレータ2は、絶縁材料からなる矩形の板状である。
このコネクタを組み立てるには、まず、図2に示すように、コンタクト3の第1のコンタクト板3aをベースインシュレータ1の収容部6に収容し、一方、第2のコンタクト板3bを収容溝7に収容する。そのとき、コンタクト面3aの両側は、一対の突起部1aに挟み込まれた形となる。
次に、図3に示すように、カバーインシュレータ2を装着面4に装着して、上方から図示しないレーザ装置によって、レーザ光を照射して、レーザ溶着を行う。本発明のこの例においては、レーザ波長800〜1100nmのレーザを用いている。また、LCPにてレーザ溶接を行う場合には、カバーインシュレータ2には、自然色を用い、ベースインシュレータ1には、黒色のものを用い、また、カバーインシュレータ2の板厚は、0.2mmや0.3mmといった薄いものを用いた方が溶着強度は強い。
また、図4に示すように、レーザ溶着後の本発明の第1の実施の形態によるコネクタ101においては、溶着後、突起部1aが溶解して扁平な溶着部1bとなる。
この溶着部1bは、更に、図5及び図6に最も良く示されるように、溶着部1bの上面はカバーインシュレータ2の底面に張り着くとともに、扁平に広がってその端部1cが第1のコンタクト面の側面に当接して固化して、コンタクト3の両側を保持する保持部となる。その結果、コンタクト3がベースインシュレータ1及びカバーインシュレータ2に固定される。
図7は本発明の第2の実施の形態によるコネクタを示す斜視図で、図2と同様に、ベースインシュレータ1にコンタクト3を装着した状態を示す斜視図である。図8は図7のコネクタのレーザ溶着後の状態を示す斜視図で、レーザ溶着後のコネクタのカバーインシュレータを取り除いた様子を示す斜視図である。図9は図8のIX−IX線断面図である。図10は図9の四角形部分23の部分拡大図である。
本発明の第2の実施の形態コネクタ102は、図1の第1の実施の形態によるコネクタ101と同様に、ベースインシュレータ1と、カバーインシュレータ2と、コンタクト3とを備え、外観は図1と同様であるので、第2の実施の形態においては、省略されている。
図7乃至図10に示すように、本発明の第2の実施の形態によるコネクタにおいては、ベースインシュレータ1は、第1の実施の形態と同様に、矩形板状の本体8と、本体8の正面側に矩形に切り込まれた収容部6と、収容部6の後側に設けられた矩形の収容溝7と、本体8と収容部6との間で段をなすように設けられたカバーインシュレータの装着面4と、装着面の更に収容部6側で更に段をなして窪んだ保持面5と、保持面5の収容部6との境界部から上方に突出した細長い突起部1aとを備えている。突起部1aは溶融して、コンタクト保持部を保持するための保持部をなす。
コンタクトは、コンタクト保持部としての前方の第1のコンタクト板3aと、後方の第2のコンタクト板3bと第1のコンタクト板3aと第2のコンタクト板3bとを段をなして連結する連結部3cとを備えている。
本発明の第2の実施の形態によるコンタクト3は、コンタクト保持部の突起部に対応する部分、即ち、コンタクト保持部に両側から矩形の切り欠き部3eを有する点で、第1の実施の形態によるものとは異なっている。なお、図示しないカバーインシュレータ2は、第1の実施の形態と同様に矩形の板状である。
この第2の実施の形態によるコネクタを組み立てるには、まず、図7に示すように、コンタクト3の第1のコンタクト板3aをベースインシュレータ1の収容部6に収容し、一方、第2のコンタクト板3bを収容溝7に収容する。そのとき、コンタクト保持部である第1のコンタクト板3aの両側は、保持部としての一対の突起部1aに挟み込まれた形となる。
次に、図8に示すように、図1と同様にカバーインシュレータ2を装着面4に装着して、上方から図20に示したものと同様のレーザ装置によって、レーザ光を照射して、レーザ溶着を行う。本発明のこの例においても、レーザ波長800〜1100nmのレーザを用いている。また、LCPにてレーザ溶接を行う場合には、カバーインシュレータ2には、自然色を用い、ベースインシュレータ1には、黒色のものを用い、また、カバーインシュレータ2の板厚は、0.2mmや0.3mmといった薄いものを用いた方が溶着強度は強い。
また、図8に示すように、レーザ溶着後の本発明の第2の実施の形態によるコネクタ101においては、溶着後、突起部1aが溶解して、切り欠き部3eまで延びる扁平な溶着部1dとなる。
この溶着部1dは、更に、図9及び図10に最も良く示されるように、溶着部の上面はカバーインシュレータ2の底面に張り着くとともに、扁平に広がってその端部1eが第1のコンタクト面の側面から切り欠き部3e内に流れ込んで固化する。その結果、コンタクト3がベースインシュレータ1及びカバーインシュレータ2に固定される。その際に、レーザ溶着部の樹脂が溶融して、コンタクトに設けた切り欠き部へ流れ込むことによって、コンタクト保持力が強くなる。
図11は本発明の第3の実施の形態によるコネクタを示す分解組立斜視図である。図12はベースインシュレータ1にコンタクト3を装着した状態を示す斜視図である。図13は図11のコネクタのレーザ溶着後の状態を示す斜視図である。図14は図13のコネクタのカバーインシュレータを取り除いた様子を示す斜視図である。
図11乃至図14を参照すると、本発明の第3の実施の形態によるコネクタ103は、第1及び第2の実施の形態によるコネクタ101,102と同様にベースインシュレータ1と、カバーインシュレータ2と、コンタクト3とを備えている。
本発明の第3の実施の形態によるコネクタ103においては、ベースインシュレータ1は、矩形板状の本体8と、本体8の正面側に矩形に切り込まれた収容部6(第1の収容部と呼ぶ)と、第1の収容部6の後端側に設けられた矩形の孔部からなる第2の収容部11と、更に第2の収容部11の後側に設けられた収容溝7とを備えている。また、ベースインシュレータ1は、本体8と、第1及び第2の収容部6、11との間で段をなすように窪んで設けられたカバーインシュレータ2の装着面4と、装着面4の更に第1及び第2の収容部6、11の周囲で更に装着面4から段をなして窪んだ保持面(第1の保持面と呼ぶ)5及び第2の保持面13と、第1の保持面5の収容部6との境界部及び第2の保持面13の第2の収容部11との境界部の夫々から上方に突出した保持部としての細長い突起部1aとを備えている。
コンタクト3は、第1のコンタクト保持部としての前方の第1のコンタクト板3aと、後方の第2のコンタクト板3bと、第1のコンタクト板3a及び第2のコンタクト板3bの間の第2のコンタクト保持部としての第3のコンタクト板3iとを備えている。第1のコンタクト板3aと第3のコンタクト板3iとの間には、夫々前後の連結部3f、3hを介して上方に突出した台部3gを備えている。また、第3のコンタクト板3iと第2のコンタクト板3bとの間には段をなして連結する連結部3cを備えている。
また、カバーインシュレータ2は、第1及び第2の実施の形態とは異なり、第3の実施の形態においては、コンタクト3の台部3gに対応する矩形の孔部2aを備えている。
本発明の第3の実施の形態によるコネクタ103は、ベースインシュレータ1に第2の収容部11を有する点、コンタクト3に台部3gと、ベースインシュレータの第2の収容部11に収容される第2のコンタクト保持部としての第3のコンタクト板3iを有する点で、また、カバーインシュレータ2aにコンタクトの台部3gに対応する孔部2aを有する点で第1の実施の形態によるものとは異なっている。
この第3の実施の形態によるコネクタを組み立てるには、まず、図12に示すように、コンタクト3の第1のコンタクト板3aをベースインシュレータ1の第1の収容部6に、第3のコンタクト板3iをベースインシュレータ1の第2の収容部11に夫々収容し、一方、第2のコンタクト板3bを収容溝7に収容する。そのとき、第1のコンタクト板3a及び第3のコンタクト板3iの夫々の両側は、保持部としての一対の突起部1aに、夫々挟み込まれた形となる。
次に、図13に示すように、カバーインシュレータ2を装着面4に装着する。その際に、カバーインシュレータ2の孔2aに台部3gが収容されて、露出した形となる。上方から図示しないレーザ装置によって、レーザ光を照射して、レーザ溶着を行う。本発明のこの例においても、同様にレーザ波長800〜1100nmのレーザを用いている。また、LCPにてレーザ溶接を行う場合には、カバーインシュレータ2には、自然色を用い、ベースインシュレータ1には、黒色のものを用い、また、カバーインシュレータ2の板厚は、前述したものと同様に、0.2mmや0.3mmといった薄いものを用いた方が溶着強度は強い。
図14に示すように、レーザ溶着後の本発明の第3の実施の形態によるコネクタ103においては、溶着後、突起部1aが溶解して、その端部が第1及び第2のコンタクト板3a,3iの側面まで延びる扁平な溶着部1bとなる。その結果、コンタクト3がベースインシュレータ1及びカバーインシュレータ2に固定される。
図15は本発明の第4の実施の形態によるコネクタを示す斜視図で、図2及び図7と同様に、ベースインシュレータ1にコンタクト3を装着した状態を示す斜視図である。図16は図15のコネクタのレーザ溶着後の状態を示す斜視図で、レーザ溶着後のコネクタのカバーインシュレータを取り除いた様子を示す斜視図である。図17は図16と同様に、図15のコネクタのレーザ溶着後の状態を示す斜視図である。
本発明の第4の実施の形態によるコネクタ104は、図11の第3の実施の形態によるコネクタ103と同様に、ベースインシュレータ1と、カバーインシュレータ2と、コンタクト3とを備え、外観は図13と同様であるので、第4の実施の形態においては、省略されている。
図15乃至図17を参照すると、本発明の第4の実施の形態によるコネクタ104は、第3の実施の形態によるコネクタ104と同様に、ベースインシュレータ1は、矩形板状の本体8と、本体8の正面側に矩形に切り込まれた第1の収容部6と、第1の収容部6の後端側に設けられた矩形の孔からなる第2の収容部11と、更に後側に設けられた収容溝7とを備えている。また、ベースインシュレータ1は、本体8と、第1の収容部6または第2の収容部11との間で段をなすように窪んで設けられたカバーインシュレータ2の装着面4と、装着面4の更に第1及び第2の収容部6、11の周囲で更に装着面4から段をなして窪んだ第1の保持面5及び第2の保持面13と、第1の保持面5の第1の収容部6との境界部、及び第2の保持面13の第2の収容部11との境界部の夫々から上方に突出した保持部としての細長い突起部1aとを備えている。
コンタクト3は、第1のコンタクト保持部としての前方の第1のコンタクト板3aと、後方の第2のコンタクト板3bと、第1のコンタクト板3a及び第2のコンタクト板3bの間の第2のコンタクト保持部としての第3のコンタクト板3iとを備えている。第1のコンタクト板3aと第3のコンタクト板3iとの間には、夫々前後を連結部3f、3hを介して上方に突出した台部3gを備えている。また、第3のコンタクト板3iと第2のコンタクト板3bとの間には段をなして連結する連結部3cを備えている。
さらに、本発明の第4の実施の形態において、コンタクト3は、第1のコンタクト板3aと第2のコンタクト板3iの両側に矩形の切り欠き部3eを夫々有する点で、第3の実施の形態とは異なっている。
また、カバーインシュレータ2は、コンタクト3の台部3gに対応する矩形の孔部2aを備えている。
この第4の実施の形態によるコネクタ104を組み立てるには、まず、図15に示すように、コンタクト3の第1のコンタクト板3aをベースインシュレータ1の第1の収容部6に、第3のコンタクト板3iをベースインシュレータ1の第2の収容部13に夫々収容し、一方、第2のコンタクト板3bを収容溝7に収容する。そのとき、第1のコンタクト板3a及び第2のコンタクト板3iの夫々の両側は、一対の保持部としての突起部1aに、夫々挟み込まれた形となる。
次に、図13に示されるものと同様に、カバーインシュレータ2を装着面4に装着する。その際に、カバーインシュレータ2の孔2aに台部3gが収容された形となる。上方から図示しないレーザ装置によって、レーザ光を照射して、レーザ溶着を行う。
本発明の第4の実施の形態においても、同様にレーザ波長800〜1100nmのレーザを用いている。また、LCPにてレーザ溶接を行う場合には、カバーインシュレータ2には、自然色を用い、ベースインシュレータ1には、黒色のものを用い、また、カバーインシュレータ2の板厚は、前述したものと同様に、0.2mmや0.3mmといった薄いものを用いた方が溶着強度は強い。
図16及び図17に示すように、レーザ溶着後の本発明の第4の実施の形態によるコネクタ104においては、溶着後、突起部1aが溶解して、切り欠き部3eまで延びる扁平な溶着部1dとなる。
この溶着部1dでは、溶着部1dの上面はカバーインシュレータ2の底面に張り着くとともに、扁平に広がってその端部1eが第1のコンタクト面の側面から切り込み3e内に流れ込んで固化する。その結果、コンタクト3がベースインシュレータ1及びカバーインシュレータ2に固定される。その際に、レーザ溶着部の樹脂が溶融して、コンタクトに設けた切り欠き部3eへ流れ込むことによって、コンタクト保持力が強くなる。
本実施の形態においては、各溶着部1b,1dは、各コンタクト板,3a,3iの側面に当接し、固化した場合について説明したが、各コンタクト板3a,3iの表面に溶着部1b,1dの一部が入り込み固化するように構成しても良いことは勿論である。
本発明に係るコネクタは、電子部品、電子機器等の電気接続用の電気コネクタに適用される。
本発明の第1の実施の形態によるコネクタを示す分解組立斜視図である。 図1のベースインシュレータ1にコンタクト3を装着した状態を示す斜視図である。 図1のコネクタのレーザ溶着後の状態を示す斜視図である。 図3のレーザ溶着後のコネクタのカバーインシュレータを取り除いた様子を示す斜視図である。 図4のV−V線断面図である。 図5の四角形部分21の部分拡大図である。 本発明の第2の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。 図7のコネクタのレーザ溶着後のカバーインシュレータを取り除いた状態を示す斜視図である。 図8のIX−IX線断面図である。 図9の四角形部分23の部分拡大図である。 本発明の第3の実施の形態によるコネクタを示す分解組立斜視図である。 ベースインシュレータ1にコンタクト3を装着した状態を示す斜視図である。 図11のコネクタのレーザ溶着後の状態を示す斜視図である。 図13のコネクタのカバーインシュレータを取り除いた様子を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態によるカバーインシュレータを取り除いたコネクタを示す斜視図である。 図15のコネクタのレーザ溶着後のカバーインシュレータを取り除いた状態を示す斜視図である。 図15のコネクタのレーザ溶着後のコネクタのカバーインシュレータを取り除いた様子を示す斜視図である。 従来のレーザ溶着式のコネクタの製法の一例を順に示す図である。 従来のレーザ溶着式のコネクタの製法の一例を順に示す図である。 従来のレーザ溶着式のコネクタの製法の一例を順に示す図である。 従来のレーザ溶着式のコネクタの製法のもう一つの例を示す斜視図である。 図21と同様な従来のレーザ溶着式のコネクタの製法の他の例を示す斜視図で、(a)は溶着前の状態、(b)は溶着後の状態を示している。
符号の説明
1 ベースインシュレータ
1a 突起部(保持部)
1b,1d 溶着部
1e 端部
2 カバーインシュレータ
2a 孔部
3 コンタクト
3a 第1のコンタクト板(コンタクト保持部)
3b 第2のコンタクト板
3c,3f,3h 連結部
3e 切り欠き部
3i 第3のコンタクト板(コンタクト保持部)
3g 台部
4 装着面
5 保持面(第1の保持面)
6 収容部
7 収容溝
8 本体
11 第2の収容部
13 第2の保持面
51 ベースインシュレータ
52 カバーインシュレータ
53 コンタクト
51a 突条
51b コンタクト収容溝
54 レーザ光
55 レーザ照射位置
56 レーザ装置
61 ベースインシュレータ
61a 突起部
62 コンタクト収容溝
63 コンタクト
63a 突出部
63b 端部
101,102,103,104,110 コネクタ

Claims (3)

  1. コンタクトとインシュレータとを備えたコネクタにおいて、
    前記コンタクトは、平板状に形成されたコンタクト保持部を有し、
    前記インシュレータは互いに合わさるベースインシュレータと、カバーインシュレータとを備え、
    前記ベースインシュレータは、前記コンタクト保持部を収容する収容部と、前記コンタクト保持部の両側を挟んで保持する一対の保持部と、前記カバーインシュレータを装着し位置決めする装着面とを有し、
    前記ベースインシュレータと、前記カバーインシュレータとで、前記コンタクトを挟持して、前記カバーインシュレータ表面からレーザ照射によって前記保持部を溶融させ、この溶融部分が前記収容部に入り込むことにより、前記コンタクトを固定し、かつ前記ベースインシュレータと前記カバーインシュレータとを固着するようにしたことを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、前記コンタクトは前記コンタクト保持部を複数備え、前記複数のコンタクト保持部のそれぞれに対応して、前記一対の保持部をそれぞれ設けたことを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は2記載のコネクタにおいて、前記コンタクト保持部は、少なくとも一側に切り欠きを備えていることを特徴とするコネクタ。
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