JP3326079B2 - 電池接片の取付構造 - Google Patents
電池接片の取付構造Info
- Publication number
- JP3326079B2 JP3326079B2 JP27898996A JP27898996A JP3326079B2 JP 3326079 B2 JP3326079 B2 JP 3326079B2 JP 27898996 A JP27898996 A JP 27898996A JP 27898996 A JP27898996 A JP 27898996A JP 3326079 B2 JP3326079 B2 JP 3326079B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact piece
- battery contact
- lower plate
- mounting structure
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 19
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 15
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 5
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計等における回
路基板、リードフレーム等の基板と電池とを電気的に接
続する電池接片の取付構造に関するものである。
路基板、リードフレーム等の基板と電池とを電気的に接
続する電池接片の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、回路基板、リードフレーム等の
基板に電気的に接続される電池接片は、その一方の端部
が基板の導電パターンや接続端子等の接続部に半田付、
レーザー溶接、スポット溶接等により接合されており、
他方の端部が電池の電極に接触するように構成されてい
た。また、このような従来の電池接片は、その一方の端
部が上記手段により基板の接続部に接合されることによ
り保持されるものであった。
基板に電気的に接続される電池接片は、その一方の端部
が基板の導電パターンや接続端子等の接続部に半田付、
レーザー溶接、スポット溶接等により接合されており、
他方の端部が電池の電極に接触するように構成されてい
た。また、このような従来の電池接片は、その一方の端
部が上記手段により基板の接続部に接合されることによ
り保持されるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電池接片の
取付構造において、レーザー溶接及びスポット溶接によ
り接合するものでは、専用の大規模な溶接設備が必要で
あり、設備投資が大きくなり、経済的でないという課題
があった。特に、スポット溶接の場合には、下板やダス
トカバーにスポット溶接用の孔を設けることも必要であ
った(例えば実開昭64−55483号公報)。
取付構造において、レーザー溶接及びスポット溶接によ
り接合するものでは、専用の大規模な溶接設備が必要で
あり、設備投資が大きくなり、経済的でないという課題
があった。特に、スポット溶接の場合には、下板やダス
トカバーにスポット溶接用の孔を設けることも必要であ
った(例えば実開昭64−55483号公報)。
【0004】また、半田付により接合するものでは、半
田付の作業性が悪く、更に、半田付に係るコストも増大
すると共に、フラックスによる半田汚れ等が生じ、この
汚れによる品質低下や、汚れを除去する工程が必要にな
るという課題があった。
田付の作業性が悪く、更に、半田付に係るコストも増大
すると共に、フラックスによる半田汚れ等が生じ、この
汚れによる品質低下や、汚れを除去する工程が必要にな
るという課題があった。
【0005】本発明は上記従来例の課題に鑑みなされた
もので、その目的は、簡単な作業で確実に電池接片を基
板に接続し且つ固定することが可能な電池接片の取付構
造を提供することにある。
もので、その目的は、簡単な作業で確実に電池接片を基
板に接続し且つ固定することが可能な電池接片の取付構
造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電池接片の取付
構造は、基板の接続部に電池接片を取り付ける電池接片
の取付構造において、下板に設けられ前記基板の接続部
が配置される溝と、前記電池接片の端部に設けられ前記
下板の溝内にて前記基板の接続部に接続される取付部
と、前記溝をつぶすように形成される溶着部と、からな
る。
構造は、基板の接続部に電池接片を取り付ける電池接片
の取付構造において、下板に設けられ前記基板の接続部
が配置される溝と、前記電池接片の端部に設けられ前記
下板の溝内にて前記基板の接続部に接続される取付部
と、前記溝をつぶすように形成される溶着部と、からな
る。
【0007】そして、上記構成により、溶着部にて前記
基板の接続部と前記電池接片の取付部を溶着固定するも
のとなっている。
基板の接続部と前記電池接片の取付部を溶着固定するも
のとなっている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の電池接片の取付構造にお
いて、基板の接続部と電池接片の取付部は、下板に設け
られた溝内に載置され、接続部の弾性で取付部を押え付
けて仮止めしている。この状態のときに、溝の上方縁部
を加熱しながら押しつぶすことにより溶着部が形成され
る。
いて、基板の接続部と電池接片の取付部は、下板に設け
られた溝内に載置され、接続部の弾性で取付部を押え付
けて仮止めしている。この状態のときに、溝の上方縁部
を加熱しながら押しつぶすことにより溶着部が形成され
る。
【0009】上記のように溶着部を形成することによ
り、この溶着部にて電池接片の取付部と基板の接続部を
溶着固定するものとなっている。
り、この溶着部にて電池接片の取付部と基板の接続部を
溶着固定するものとなっている。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る電池接片の取付
構造を示す平面図、図2及び図4はその要部断面図、図
3は図2に示す要部のB矢視図である。図中、2はトレ
ー状をなす下板である。この下板2内には、指針、指針
を駆動する輪列及びモーター(図示せず)並びに電池4
が配設されている。また、この下板2には、電池収納部
2aと基板収納部2bとの間の内底面2cに円柱状の突
出部2d、2eが形成されている。
構造を示す平面図、図2及び図4はその要部断面図、図
3は図2に示す要部のB矢視図である。図中、2はトレ
ー状をなす下板である。この下板2内には、指針、指針
を駆動する輪列及びモーター(図示せず)並びに電池4
が配設されている。また、この下板2には、電池収納部
2aと基板収納部2bとの間の内底面2cに円柱状の突
出部2d、2eが形成されている。
【0011】12はモーターを駆動するためのIC等か
らなる回路が搭載された回路基板、リードフレーム等か
らなる基板(図1においては回路基板を図示している)
であり、下板2の基板収納部2b内に取り付けられてい
る。この基板12には、後述する電池接片が電気的に接
続される接続部12aが設けられている。
らなる回路が搭載された回路基板、リードフレーム等か
らなる基板(図1においては回路基板を図示している)
であり、下板2の基板収納部2b内に取り付けられてい
る。この基板12には、後述する電池接片が電気的に接
続される接続部12aが設けられている。
【0012】14、16は電池4と基板12とを電気的
に接続する一対の電池接片である。本実施例における電
池接片14、16は、一端に電池4の電極に接触する円
形に屈曲された電池接触部14a、16aが設けられて
いる。
に接続する一対の電池接片である。本実施例における電
池接片14、16は、一端に電池4の電極に接触する円
形に屈曲された電池接触部14a、16aが設けられて
いる。
【0013】上記電池接片14、16は、下板2に仮止
めされた後、強固に下板2に固定される。
めされた後、強固に下板2に固定される。
【0014】以下に本実施例の特徴となる電池接片1
4、16の下板2への取付構造を説明する。
4、16の下板2への取付構造を説明する。
【0015】この実施例における下板2の突出部2d、
2eの上部には、それぞれ溝2f、2gが設けられてい
る。また、電池接片14、16の他端側には、基板接触
部を兼ねる取付部14d、16dが設けられている。こ
の取付部14d、16dは、下板2の溝2f、2gに適
合するように直線状に形成されている。更に、本実施例
における基板12(図1においてはリードフレームを図
示している)の接続部12aは、下板2の溝2f、2g
に適合するように細長い板状をなすように形成されてい
る。
2eの上部には、それぞれ溝2f、2gが設けられてい
る。また、電池接片14、16の他端側には、基板接触
部を兼ねる取付部14d、16dが設けられている。こ
の取付部14d、16dは、下板2の溝2f、2gに適
合するように直線状に形成されている。更に、本実施例
における基板12(図1においてはリードフレームを図
示している)の接続部12aは、下板2の溝2f、2g
に適合するように細長い板状をなすように形成されてい
る。
【0016】この取付構造においては、電池接片14、
16の取付部14d、16dを溝2f、2g内にそれぞ
れ載置し、更に基板12の接続部12aを取付部14
d、16dの上に載せる。このときに、接続部12dの
弾性により取付部14d、16dは押さえ付けられて仮
止めされる。このような仮止め状態において、溝2f、
2gの上方縁部、即ち突出部2d、2eの上端を加熱し
ながら押しつぶすことにより溝2f、2gをつぶして図
2及び図3に示すような溶着部18を形成する。このよ
うに溶着部18が形成されると、取付部14d、16d
と接続部12aは圧接されて電気的に接続されると共
に、溶着部18内に閉じ込められて固定される。
16の取付部14d、16dを溝2f、2g内にそれぞ
れ載置し、更に基板12の接続部12aを取付部14
d、16dの上に載せる。このときに、接続部12dの
弾性により取付部14d、16dは押さえ付けられて仮
止めされる。このような仮止め状態において、溝2f、
2gの上方縁部、即ち突出部2d、2eの上端を加熱し
ながら押しつぶすことにより溝2f、2gをつぶして図
2及び図3に示すような溶着部18を形成する。このよ
うに溶着部18が形成されると、取付部14d、16d
と接続部12aは圧接されて電気的に接続されると共
に、溶着部18内に閉じ込められて固定される。
【0017】また、この実施例において、基板12が図
4に示すように回路基板20からなるものである場合に
は、この回路基板20に予め接続端子22を半田付して
接続部12aを形成しておくことにより、前述した例と
同様に下板2の溶着部18にてこの接続端子22と電池
接片14の取付部14d(電池接片16も同様)とを接
続し且つ固定することができる。
4に示すように回路基板20からなるものである場合に
は、この回路基板20に予め接続端子22を半田付して
接続部12aを形成しておくことにより、前述した例と
同様に下板2の溶着部18にてこの接続端子22と電池
接片14の取付部14d(電池接片16も同様)とを接
続し且つ固定することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、下板の溝に電池接片の
取付部と基板の接続部を載置して溶着部を形成するだけ
で確実に固定及び接続することができ、溶接のように大
規模な設備を必要としないだけでなく下板等に溶接用の
孔を形成する必要もないものであり、また半田付による
品質の低下をまねくこともないものである。
取付部と基板の接続部を載置して溶着部を形成するだけ
で確実に固定及び接続することができ、溶接のように大
規模な設備を必要としないだけでなく下板等に溶接用の
孔を形成する必要もないものであり、また半田付による
品質の低下をまねくこともないものである。
【0019】また、電池接片の取付部は、下板の突出部
の溝に載置され溶着部内に閉じ込められて固定されてい
るので、組み込み易く且つ外れにくい構造とすることが
できる。
の溝に載置され溶着部内に閉じ込められて固定されてい
るので、組み込み易く且つ外れにくい構造とすることが
できる。
【0020】更に、下板の溝に電池接片の取付部を挿入
すると共に、溶着するという極めて簡単な作業により強
固に取り付けることができるので、組立作業及び量産性
を高めることができる。
すると共に、溶着するという極めて簡単な作業により強
固に取り付けることができるので、組立作業及び量産性
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電池接片の取付構造を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】図1に示す電池接片の取付構造の要部断面図で
ある。
ある。
【図3】図2に示す電池接片の取付構造のB矢視図であ
る。
る。
【図4】図1に示す電池接片の取付構造の要部断面図で
ある。
ある。
2 下板 2d、2e 突出部 2f、2g 溝 4 電池 1 2 基板 12a 接続部 14、16 電池接片 14a、16a 電池接触部 1 4d、16d 取付部 18 溶着部
Claims (1)
- 【請求項1】 基板の接続部に電池接片を取り付ける電
池接片の取付構造において、 下板に設けられ前記基板の接続部が配置される溝と、 前記電池接片の端部に設けられ前記下板の溝内にて前記
基板の接続部に接続される取付部と、 前記溝をつぶすように形成される溶着部と、からなり、 該溶着部にて前記基板の接続部と前記電池接片の取付部
を溶着固定する ことを特徴とする電池接片の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27898996A JP3326079B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 電池接片の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27898996A JP3326079B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 電池接片の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10104370A JPH10104370A (ja) | 1998-04-24 |
JP3326079B2 true JP3326079B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=17604872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27898996A Expired - Fee Related JP3326079B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 電池接片の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3326079B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112259874B (zh) * | 2020-10-30 | 2023-11-10 | 徐州徐工汽车制造有限公司 | 电动汽车的电池连接器防护装置和电动汽车 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP27898996A patent/JP3326079B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10104370A (ja) | 1998-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20230207899A1 (en) | Battery pack and method of manufacture | |
JP3696097B2 (ja) | パック電池とその製造方法 | |
US20050236031A1 (en) | Terminal box for a solar battery module and a method for producing such a terminal box | |
JP3326079B2 (ja) | 電池接片の取付構造 | |
JP2006173041A (ja) | バッテリー | |
JP4061056B2 (ja) | 電池パック | |
JP4027141B2 (ja) | 電池 | |
JPH033956Y2 (ja) | ||
JPS633091Y2 (ja) | ||
CN220383310U (zh) | 覆连接片的fpc与铝巴直焊结构及ccs线束隔离板 | |
JP2002025639A (ja) | レーザ溶接接合構造 | |
JP2000133227A (ja) | 組電池 | |
JPH10334958A (ja) | レーザ溶接構造 | |
JP3450143B2 (ja) | 電子機器の電池負極構造 | |
JP3325221B2 (ja) | バスバーのレーザ溶接構造 | |
JPH0433650Y2 (ja) | ||
JPS583223Y2 (ja) | スライドスイツチ用端子取付基板 | |
JPH0416350Y2 (ja) | ||
JPS5852718Y2 (ja) | 気密封入容器 | |
JP2009187749A (ja) | 電池パック | |
JPH0963894A (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JPH0443976Y2 (ja) | ||
JPS5941569Y2 (ja) | 蓄電池の極柱構造 | |
JPH0353416Y2 (ja) | ||
JPS6119057A (ja) | リ−ド端子つき電池のリ−ド端子溶接方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |