JP4085709B2 - コンバインの穀稈移送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、掻込みされて、刈刃装置で刈取りされた刈取り穀稈は、根元移送装置と、株元挟持杆、及び穂先移送装置と、穂先挟持杆とで挟持移送する。これら根元・穂先挟持杆の左側には、油圧モータで回転駆動して穀稈を掻込み移送する左掻込移送スターホイルを掻込支持装置に設けた技術であり、コンバインの穀稈移送装置として利用できる。
【0002】
【従来の技術】
コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインを立毛穀稈の植付圃場を走行させて、走行車台の前側に設けた刈取機の前部より、順次設けたナローガイドと、各分草体とにより、穀稈は分離され、この分離された穀稈は、左右両側に設けた各掻込移送装置と、中央部の中掻込移送装置とで掻込みされて、刈刃装置で刈取りされ、この刈取り穀稈は、これら各掻込移送装置と、中掻込移送装置とから、この各掻込移送装置の左根元移送チェンと、右根元移送チェンとで引継ぎ移送終端部へ挟持移送される。
【0003】
前記左・右根元移送チェンで移送終端部へ移送された穀稈の根元側は、根元移送装置と、根元挟持杆とで引継ぎされ、又、穂先側は、穂先移送装置と、穂先挟持杆とで引継ぎされて、後方上部へ移送され、脱穀機のフィードチェンと、挟持杆とヘ供給されて引継ぎされ、これらフィードチェンと、挟持杆とで挟持して、脱穀機内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、この脱穀機から横側に設けた穀粒貯留タンク内へ供給されて、一時貯留される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
左右両側の掻込移送装置と、中央部の中掻込移送装置とで掻込みされ、刈刃装置で刈取りされ、各掻込移送装置の左・右根元移送チェンにより、移送終端部へ挟持移送された刈取り穀稈は、根元移送装置と、根元挟持杆、及び穂先移送装置と、穂先挟持杆とにより、引継ぎ後方上部へ移送されるが、この引継ぎのときに、引継ぎ悪く、このために、穀稈のこぼれが発生したり、株ぞろえが悪くなったり、又、稈長に対する適応性が低下すること等があったが、この発明により、引継ぎ部の上方部に油圧モータで回転駆動して、穀稈の穂先側を確実に掻込み移送する左掻込移送スターホイル等を設け、これらの問題点を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行車台の前部に設けた刈取機の前方下部には、穀稈を掻込みする複数の掻込移送装置)を設け、該掻込移送装置で掻込みされて、刈刃装置で刈取りされた穀稈の扱深さを調節して脱穀機(16)へ供給する供給移送装置(6)を設け、該供給移送装置(6)は、根元側を引継ぎ挟持移送する根元移送装置13)、び穂先側を引継ぎ挟持移送する穂先移送装置14)とから構成し、前記供給移送装置(6)の左側部に掻込支持装置(7)を設け、該掻込支持装置(7)は、前記根元移送装置(13)に対向配置される根元挟持杆(13a)と、前記穂先移送装置(14)に対向配置される穂先挟持杆(14a)とから構成しているコンバインの穀稈移送装置において、前記掻込支持装置には、穂先側を掻込み移送する左掻込移送スターホイル7aを設けると共に、供給移送装置(6)には、左掻込移送スターホイル7aと噛み合う右掻込移送スターホイル13b)を設け、該左掻込移送スターホイル(7a)と右掻込移送スターホイル(13b)との噛み合い部で穀稈を掻き込むように構成し、前記左掻込移送スターホイル7aを原動側とし右掻込移送スターホイル13bを従動側に構成し、前記左掻込移送スターホイル(7a)を回転駆動する油圧モータ(7b)を設け、該油圧モータ(7b)は走行ミッションケース(9)内に内装している伝動機構(9a)を変速回転駆動する油圧無段変速装置(10)で駆動する構成とし、該油圧無段変速装置(10)と油圧モータ(7b)を油圧用ホース(10a)で接続すると共に、油圧モータ(7b)の近傍に油圧用ホース(10a)の継手具(40)を設ける構成とし、さらに、前記掻込支持装置(7)を着脱自在にする開閉レバー(30c)を設け、該開閉レバー(30c)を回動操作し、前記油圧用ホース(10a)の継手具(40)を離脱させると、掻込支持装置(7)、根元挟持杆(13a)、穂先挟持杆(14a)、左掻込移送スターホイル(7a)及び油圧モータ(7b)が一体的に外れる構成としたことを特徴とするコンバインの穀稈移送装置としたものである。
【0006】
コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインを立毛穀稈の植付圃場を走行させて、走行車台2の前側に設けた刈取機3の前部より、順次設けたナローガイドと、各分草体とにより、穀稈は分離され、この分離した穀稈は、左右両側の各掻込移送装置4と、中央部の中掻込移送装置とで掻込みされて、刈刃装置8で刈取りされ、刈取り穀稈は、この各掻込移送装置4の左側の左根元移送装置の根元移送ラグ付ベルトの各根元移送ラグと、右側の右根元移送チェンとで引継ぎ移送終端部へ挟持移送される。
【0007】
前記左根元移送装置の各根元移送ラグと、右根元移送チェンとで移送終端部へ移送された刈取り穀稈の根元側は、根元移送装置13と、根元挟持杆13aとで引継ぎされ、穂先側は、穂先移送装置14と、穂先挟持杆14a、及び左掻込移送スターホイル7aとで引継ぎ掻込みされ、根元側は、根元移送装置13と、根元挟持杆13aとにより、又、穂先側は、穂先移送装置14と、穂先挟持杆14aとにより、後方上部へ移送され、脱穀機のフィードチェンと、挟持杆へ供給されて引継ぎされる。穀稈は左掻込移送スターホイル7aと噛み合う右掻込移送スターホイル13bとの噛み合い部で穀稈を掻き込まれる。左掻込移送スターホイル7aを駆動側とし右掻込移送スターホイル13bを従動側としている。また、前記根元移送装置13と穂先移送装置14とから構成される供給移送装置6で穀稈の扱深さが調節され、脱穀機16へ搬送される。穀稈は脱穀機16のフィードチェンと挟持杆とで挟持され、脱穀機内を挟持移送中に脱穀される。脱穀済みで選別済みの穀粒は、この脱穀機から横側に設けた穀粒貯留タンク内へ供給されて、一時貯留される。
【0008】
油圧モータ7bは、走行ミッションケース9内に内装している伝動機構9aを変速回転駆動する油圧無段変速装置10で駆動する。油圧モータ7bが回転すると左掻込移送スターホイル7aと右掻込移送スターホイル13bが回転駆動する。
【0009】
開閉レバー30cを回動操作し、前記油圧用ホース10aの継手具40を離脱させると、掻込支持装置7が外れる。即ち、掻込支持装置7と一体構成になっている根元挟持杆13a、穂先挟持杆14a、左掻込移送スターホイル7a、及び油圧モータ7bも一緒に外れる。
【0010】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明においては、左掻込移送スターホイル7aと噛み合う右掻込移送スターホイル13bとの噛み合い部で穀稈を掻き込むので、稈こぼれが防止できるようになる。また、左掻込移送スターホイル7aを原動側としているので、原動部の機体外側からの点検作業が容易となる。また、左掻込移送スターホイル7aを回転駆動は油圧モータ7bで行う構成としているので、伝動系が簡素になる。
【0011】
また、油圧モータ7bの駆動は油圧用ホース10aの配索だけでよいので、構成が簡単であり、メンテナンスが容易であると共に、コスト低減を図ることができるようになる。また、単独で回転駆動することにより、巻き付き、及び詰りの原因を解消し易くなる。
更にコンバインの車速に比例して、左掻込移送スターホイル7aの回転が変化することにより、刈取り性能が向上するようになる。
また、掻込支持装置7、根元挟持杆13a、穂先挟持杆14a、左掻込移送スターホイル7a及び油圧モータ7bが一体的に外れるので、操作が簡単であると共に、供給移送装置6の根元・穂先移送装置13,14等へ藁屑、及び雑草等の詰り、巻き付き、及び引掛った、これら藁屑、及び雑草等を容易に除去して、清掃することができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行車台2の前部には、刈取機3を設け、この刈取機3の前方下部の左右両側には、立毛穀稈を掻込みする各掻込移送装置4を設けると共に、中央部には、中掻込移送装置5を設け、左側の掻込移送装置4には、左根元移送装置11を設け、又、右側の掻込移送装置4には、右根元移送チェン12を設け、各掻込移送装置4と、中掻込移送装置5とで掻込みされて、刈刃装置8で刈取りされた刈取り穀稈は、左右両側の左根元移送装置11と、右根元移送チェン12とにより、移送終端部へ挟持移送される。後側(下手側)に設けた供給移送装置6の根元側を移送する根元移送装置13と、根元挟持杆13aと、穂先側を移送する穂先移送装置14と、穂先挟持杆14aと、これら根元・穂先挟持杆13a,14a側で左側部に設けた掻込支持装置7へ回転自在に軸支した左掻込移送スターホイル7aとにより、引継ぎ掻込みされて、後方上部へ移送される構成である。この左掻込移送スターホイル7aは、走行ミッションケース9へ内装した伝動機構9aを変速回転駆動する油圧無段変速装置10で回転する油圧モータ7bで回転駆動する構成である。この刈取機3の左掻込移送スターホイル7a部を主に図示して説明する。
【0013】
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図18〜図19で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ15aを張設した走行装置15を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機16を載置した構成である。走行車台2の前側の刈取機3で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機3で後方上部へ移送され、脱穀機16のフィードチェン16aと、挟持杆16bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機16の右横側に配設した穀粒貯留タンク17内へ一時貯留される。
【0014】
前記走行車台2の前側には、刈取機3を設け、この刈取機3は、三条刈取り型を図示して説明する。この刈取機3は、図1〜図20で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド18a、及び左右両端部と、この左右両側部間に2個の各分草体18bと、立毛穀稈を引起す3個の各引起装置18cと、引起された穀稈を掻込みする左右両側の各掻込移送装置4と、中央部の中掻込移送装置5とにより、掻込みされた穀稈を刈取る刈刃装置8と、刈取りされた穀稈を挟持移送する各掻込移送装置4の左根元移送装置11と、右根元移送チェン12とを設け、これら左根元移送装置11と、右根元移送チェン12とにより、移送終端部へ移送された刈取り穀稈を引継ぎ後方上部へ移送する供給移送装置6から、脱穀機16のフィードチェン16aと、挟持杆16bとへ受渡しする構成である。各掻込移送装置4、中掻込移送装置5、供給移送装置6の根元移送装置13と、穂先移送装置14とのこの供給移送装置6の左側の掻込支持装置7に設けた左掻込移送スターホイル7aを回転駆動する油圧モータ7b等からなる刈取機3を設けている。該刈取機3は、油圧駆動による伸縮シリンダ19により、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。
【0015】
前記刈取機3には、図7、図8、及び図18で示す如く前方下部から後方上部へ傾斜する伝動機構20cを回転自在に内装した支持杆20aの上端部には、左右方向に伝動機構20eを回転自在に内装した上支持パイプ杆20bを設け、この上支持パイプ杆20bを走行車台2の上側面に設けた支持装置20dで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ19の作動により、刈取機3は上支持パイプ杆20bを回動中心として、上下に回動する構成である。走行車台2の上側へ設けたエンジン37の回転動力は、上支持パイプ杆20bの伝動機構20cへ入力されて、刈取機3が回転駆動する構成である。
【0016】
前記刈取機3の供給移送装置6の穂先移送装置14によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機16へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ3fを設けた構成である。
前記刈取機3は、図7〜図15で示す如く支持杆20aの下端部の左右方向には、伝動機構21aを回転自在に内装した下支持パイプ杆21を設けた構成である。この下支持パイプ杆21の上側面には、左右両側端部と、略中央部とに、左右両側の各引起装置18cを回転駆動する伝動機構22cを回転自在に内装した各引起パイプ杆22aと、略中央部の引起装置18cを回転駆動する伝動機構22dを回転自在に内装した中引起パイプ杆22bを設けた構成である。各引起パイプ杆22aの下方部側の上下方向略中央部には、左右両側の各掻込移送装置4を回転駆動する伝動機構23aを回転自在に内装した各掻込駆動ケース23を設けた構成である。
【0017】
前記刈取機3のナローガイド18a、及び各分草体18bで分離された穀稈は、各引起装置18cで引起され、この引起された穀稈は、左右両側の各掻込移送装置4と、中央部の中掻込移送装置5とにより、掻込みされながら、刈刃装置8で刈取りされ、刈取り穀稈は、各掻込移送装置4の左根元移送装置11と、右根元移送チェン12とにより、移送終端部へ移送される構成である。
【0018】
前記左側の掻込移送装置4は、図8〜図11で示す如く左側の掻込駆動ケース23の伝動機構23aの内側部には、掻込軸23bを回転自在に軸支して設け、掻込駆動ケース23の下側で、掻込軸23bの下端部には、穀稈を掻込みする掻込スターホイル24を軸支して設けると共に、掻込駆動ケース23の上側で、掻込軸23bの上端部に設けた掻込ケース24aには、所定間隔で掻込ラグ24cを設けた掻込ラグ付ベルト24bを回転自在に張設して、内装した構成である。又、掻込駆動ケース23の下側で、掻込スターホイル24の上側には、掻込み移送中に刈取りされた刈取り穀稈を移送する左根元移送装置11を設けた構成である。この左根元移送装置11の根元移送ケース25には、所定間隔で根元移送ラグ25bを設けた根元移送ラグ付ベルト25aを回転自在に張設して、内装した構成である。
【0019】
又、右側の掻込移送装置4は、図8、図9、図12、及び図13で示す如く右側の掻込駆動ケース23の伝動機構23aの内側部には、掻込軸23bを回転自在に軸支して設け、掻込駆動ケース23の下側で、掻込軸23bの下端部には、穀稈を掻込みする掻込スターホイル24を軸支して設けると共に、掻込駆動ケース23の上側で、掻込軸23bの上端部に設けた掻込ケース24aには、所定間隔で掻込ラグ24cを設けた掻込ラグ付ベルト24bを回転自在に張設して、内装した構成である。又、掻込駆動ケース23の下側で、掻込スターホイル24の上側には、掻込み移送中に刈取りされた刈取り穀稈を移送する右根元移送チェン12を張設した構成である。
【0020】
前記中央部の中掻込移送装置5は、図8、図9、図12、及び図13で示す如く掻込ケース24aには、掻込軸23bを回転自在に軸支して設け、この掻込軸23bの下端部は、掻込スターホイル24を軸支して設けると共に、掻込ケース24aには、所定間隔で掻込ラグ24cを設けた掻込ラグ付ベルト24bを回転自在に張設して、内装した構成である。中掻込移送装置5の掻込スターホイル24と、左側の掻込移送装置4の掻込スターホイル24とは、噛合した構成である。中掻込移送装置5の掻込スターホイル24と、掻込ラグ付ベルト24bとは、左側の掻込移送装置4の掻込スターホイル24により、回転駆動される構成である。
【0021】
前記左側の掻込移送装置4の左根元移送装置11の根元移送ラグ付ベルト25aの各根元移送ラグ25bと、右側の掻込移送装置4の右根元移送チェン12とにより、掻込移送中に刈刃装置8で刈取りされた刈取り穀稈は、これら各根元移送ラグ25bと、右根元移送チェン12とにより、移送終端部へ挟持移送される構成である。移送終端部へ挟持移送された穀稈は、後側(下手側)の供給移送装置6で引継ぎされて、後方上部へ移送される構成である。
【0022】
前記供給移送装置6は、図1〜図6、及び図16、図17で示す如く穀稈の根元側を挟持移送する根元移送装置13と、穂先側を挟持移送する穂先移送装置14と、根元移送装置13の上側の右掻込移送スターホイル13bと、この供給移送装置6の左側部に、回動自在な掻込支持装置7に設けた左掻込移送スターホイル7a等を回転駆動する油圧モータ7b等とよりなる構成である。これら左・右掻込移送スターホイル7a,13bは穀稈の穂先側を掻込み移送する構成である。
【0023】
前記供給移送装置6の左側部には、図1〜図6で示す如く掻込支持装置7を設け、この掻込支持装置7の支持具26の支持板27aに設けた支持杆26aの前端部には、油圧モータ7bを装着して設け、この油圧モータ7bのモータ軸7cの下端部には、左掻込移送スターホイル7aを軸支して設け、油圧モータ7bの回転により、左掻込移送スターホイル7aを回転駆動する構成である。この左掻込移送スターホイル7aと、根元移送装置13の上側で移送始端部に設けた右掻込移送スターホイル13bとの個別の回転駆動により、穀稈の穂先側を引継ぎ掻込みする構成である。
【0024】
前記掻込移送装置4左側の左根元移送装置11の根元移送ラグ付ベルト25aの根元移送ラグ25bと、右側の右根元移送チェン12とにより、移送終端部へ挟持移送された穀稈の穂先側は、供給移送装置6の詳細後述する穂先移送装置14の穂先チェン14bの各穂先ラグ14cと、根元移送装置13の上側で移送始端部の右掻込移送スターホイル13bと、供給移送装置6の左側部の掻込支持装置7の左掻込移送スターホイル7aとにより、引継ぎされて掻込みされ、穂先チェン14bの各穂先ラグ14cと、掻込支持装置7に設けた穂先挟持杆14aとで引継ぎ挟持され、又、根元側は、根元移送装置13の移送チェン13cと、掻込支持装置7に設けた根元挟持杆13aとで引継ぎ挟持され、穀稈を後方上部へ移送する構成である。
【0025】
前記供給移送装置6の左側部には、掻込支持装置7の支持杆26aに設けた油圧モータ7bのモータ軸7cへ回転自在に左掻込移送スターホイル7aを軸支すると共に、この左掻込移送スターホイル7aと、供給移送装置6の根元移送装置13の上側で移送始端部に設けた右掻込移送スターホイル13bとで穀稈を掻込み移送する構成とすると共に、左掻込移送スターホイル7aは、油圧モータ7bで回転駆動する構成としたことにより、左右両側の各掻込移送装置4の左根元移送装置11の各根元移送ラグ25bと、右根元移送チェン12とにより、移送終端部まで挟持移送された刈取り穀稈は、供給移送装置6の根元移送装置13の上側の右掻込移送スターホイル13bと、穂先移送装置14の穂先チェン14bの各穂先ラグ14cと、供給移送装置6の左側に設けた左掻込移送スターホイル7aとにより、引継ぎ掻込みされて、後方上部へ挟持移送される。この左掻込移送スターホイル7aを油圧モータ7bで回転駆動させて設けたことにより、穀稈を引継ぎのときに、穀稈のこぼれを防止できる。又、穀稈の株揃えの向上、及び稈長に対する適応性が向上する。軽量で、コンパクトな構成にすることができる。更に油圧モータ7bで回転駆動することにより、構成が簡単であると共に、メンテナンスが容易である。コスト低減を図ることができる。単独で回転することにより、藁屑の巻き付き、詰りを防止できる。
【0026】
前記油圧モータ7bは、図16〜図18で示す如く走行車台2の前端部へ装架した走行ミッションケース9へ内装した伝動機構9aを変速回転駆動する油圧無段変速装置10で回転する構成である。この油圧無段変速装置10は、走行ミッションケース9の外側面へ装着した構成である。油圧無段変速装置10と、油圧モータ7bとは、油圧用ホース10で接続した構成であり、油圧用オイルは油圧タンク10bへ貯留した構成であり、この油圧モータ7bへ入力する構成である。油圧無段変速装置10から油圧モータ7bを経て、この油圧モータ7bで左掻込移送スターホイル7aが回転駆動される構成である。油圧無段変速装置10の作動は、後述する操作装置35に設けた主変速レバー35aの操作で作動する構成である。
【0027】
前記油圧無段変速装置10は、図21で示す如く走行用油圧無段変速装置10cと、スターホイル用油圧無段変速装置10dとに分割し、これらをワイヤー10e等で接続すると共に、主変速レバー35aへ接続した構成とするもよい。
前記供給移送装置6の根元移送装置13と、及び穂先移送装置14の左側に設けた掻込支持装置7の根元挟持杆13a、及び穂先挟持杆14a側で、左側には、掻込支持装置7に穂先側を掻込み移送する左掻込移送スターホイル7aを設け、この左掻込移送スターホイル7aは、走行ミッションケース9へ内装した伝動機構9aを変速回転駆動する油圧無段変速装置10で油圧モータ7bを回転し、この油圧モータ7bで回転駆動する構成としたことにより、油圧用ホース10aの配策だけでよく、このために、構成が簡単であり、メンテナンスが容易であると共に、コスト低減を図ることができる。又、単独で回転駆動することにより、巻き付き、及び詰りの原因を解消できる。更に車速に比例して、この左掻込移送スターホイル7aの回転が変化することにより、刈取り性能が向上する。
【0028】
前記供給移送装置6の根元移送装置13と、穂先移送装置14とにより、後方上部へ移送されて、脱穀機16のフィードチェン16aと、挟持杆16bとへ供給された穀稈は脱穀機16へ供給されて、脱穀されるこの穀稈の扱ぎ深さを検出する扱深センサ装置38は、図1で示す如く供給移送装置6の左側部に設けた掻込支持装置7の支持杆26aへ軸支した左掻込移送スターホイル7aと、供給移送装置6の根元移送装置13の上側で移送始端部に設けた右掻込移送スターホイル13bとにより、掻込み移送される刈取り穀稈の合流部(イ)位置、又はこの合流部(イ)位置以降で左掻込移送スターホイル7aの上方部に設けた構成である。
【0029】
前記脱穀機16へ供給されて、脱穀される穀稈の扱ぎ深さを検出する扱深センサ装置38は、図1で示す如く長稈を検出する回動自在な長稈アクチュエータ38aと、短稈を検出する回動自在な短稈アクチュエータ38bと、長稈アクチュエータ38aの回動により、ONするON−OFFスイッチ方式の長稈スイッチ38cと、短稈アクチュエータ38bの回動により、ONするON−OFFスイッチ方式の短稈スイッチ38dとよりなる構成である。
【0030】
前記長・短稈アクチュエータ38a,38bが回動して、長・短稈スイッチ38c,38dがON状態のときは、長稈の穀稈を検出したとする構成である。又、長稈アクチュエータ38aが回動されずに、長稈スイッチ38cがOFF状態であると共に、短稈アクチュエータ38bが回動して、短稈スイッチ38dがON状態のときには、標準稈長の穀稈を検出したとする構成である。更に長・短稈アクチュエータ38a,38bが回動されずに、長・短稈スイッチ38c,38dがOFF状態のときには、短稈の穀稈を検出したとする構成である。
【0031】
穀稈は長稈であると検出されたときには、前記脱穀機16へ供給される穀稈の扱ぎ深さが所定量浅扱ぎになるように、例えば、刈取機3を上下自動回動制御して、刈取り高さを所定量高刈りに自動制御するか、又は、根元移送装置13を自動回動制御して、所定量浅扱ぎに変更制御する構成である。穀稈は標準稈であると検出したときには、変更制御せずに、現状が維持される構成である。穀稈は短稈であると検出されたときには、脱穀機16へ供給される穀稈の扱ぎ深さが所定量深扱ぎになるように、例えば、刈取機3を上下自動回動制御して、刈取り高さを所定量低刈りに自動制御するか、又は、根元移送装置13を自動回動制御して、所定量深扱ぎに変更制御する構成である。
【0032】
前記供給移送装置6の左側には、掻込支持装置7を設け、この掻込支持装置7の支持杆26a前端部の油圧モータ7bのモータ軸7cには、図1〜図6、図16、及び図17で示す如く左掻込移送スターホイル7aを軸支して設けた構成である。
【0033】
前記供給移送装置6の根元移送装置13と、穂先移送装置14とは、図1〜図6、図16、及び図17で示す如く一体に形成した構成である。又、掻込支持装置7は一体に形成した構成である。この掻込支持装置7は、一体に形成した根元移送装置13と、穂先移送装置14とから、外側へワンタッチで取外し自在な構成であると共に、掻込支持装置7の外側へ取外し操作に連動して、この掻込支持装置7に設けた左掻込移送スターホイル7aも同時に外側へ取外しできる構成である。
【0034】
前記供給移送装置6の掻込支持装置7は、図1〜図6、図16、及び図17で示す如く支持具26のコ字形状の支持板27aの上側面には、支持杆26aを固着して設け、支持杆26aの前端部の油圧モータ7bのモータ軸7cには、左掻込移送スターホイル7aを軸支して設けると共に、後端部には、支持パイプ26bを設け、この支持パイプ26bには、引継ガイド26cを挿入して設けると共に、抜け止めを施した構成である。
【0035】
前記支持杆26aには、図1〜図6で示す如く支持パイプ28aを設け、この支持パイプ28aには、略コ字形状の支持板28bを固着して設け、この支持板28bの上下方向には、所定の間隔を設けて、穂先挟持杆14a,14aを固着して設けた構成である。又、支持板27aの前後両側には、支持杆27bを挿入すると共に、外周部で支持板27a内には、個別にスプリング27cを設け、各支持杆27bの内側端部には、根元挟持杆13aを固着して設けた構成である。又、支持板27aの上側面には、受板29bを固着して設けると共に、この受板29bの前後両側の上部には、所定間隔を設けて、L字形状の受杆29a,29aを挿入して、固着して設けた構成である。
【0036】
前記受杆29a,29aには、図4、及び図5で示す如く穂先移送装置14に設けた略山形状の支持杆30の一方側の下端部に設けた支持板30aへボルト、及びナット等により、装着して設けた受板30bには、コ字形状の開閉レバー30cを回動軸30dで回動自在に軸支して設けた構成である。又、開閉レバー30cには、トルクスプリング30eを設けると共に、この開閉レバー30cの側板部には、結合溝30fを左右両側に設けた構成である。この各結合溝30fを、掻込支持装置7の受板29bに設けた各受杆29aへ挿入して、供給移送装置6の根元移送装置13、及び穂先移送装置14と、掻込支持装置7とは、一体に組付けした構成になる。
【0037】
又、前記掻込支持装置7を取外しするときには、穂先移送装置14側に設けた開閉レバー30cを回動操作し、この開閉レバー30cの各結合溝30fを、掻込支持装置7の受板29bに設けた各受杆29aより、結合を外すと、この掻込支持装置7部を簡単に、ワンタッチで取外しできる構成である。
【0038】
前記供給移送装置6の根元・穂先移送装置13,14の根元・穂先挟持杆13a,13b側で左側部には、掻込支持装置7を設け、この掻込支持装置7をワンタッチ取外し操作すると、この操作に連動して、この掻込支持装置7の移送始端部に設けた左掻込移送スターホイル7aも同時に取外しすることができ、これにより、操作が簡単であると共に、供給移送装置6の根元・穂先移送装置13,14等へ藁屑、及び雑草等の詰り、巻き付き、及び引掛った、これら藁屑、及び雑草等を容易に除去して、清掃することができる構成である。
【0039】
前記供給移送装置6の根元移送装置13は、図1〜図6で示す如く穂先移送装置14の下側に設けた構成である。根元移送装置13は、前後両側に軸支した前・後スプロケット31a,31bには、移送チェン13cを掛け渡した構成であると共に、この移送チェン13cは、チェン摺し13dで支持した構成である。又、前スプロケット31aを軸支する前支持軸31cの上端部には、右掻込移送スターホイル13bをボルト、及びナット等により、装着した構成である。この右掻込移送スターホイル13bの歯部は、下部へ所定角度で傾斜させて設けた構成である。
【0040】
前記供給移送装置6の穂先移送装置14は、図1〜図6で示す如く根元移送装置13の上側に設けた構成である。穂先移送装置14は、上下両側の各穂先チェンケース14dには、穂先ラグ14cを所定間隔に設けた穂先チェン14bを張設して、内装した構成である。又、上側の穂先チェンケース14dの上側面には、移送する穀稈の穂先を案内する略三角形状の案内板14eを装着した構成である。
【0041】
前記左右両側の各掻込移送装置4の左根元移送装置11の根元移送ラグ25bと、右根元移送チェン12とにより、移送終端部へ移送された穀稈の根元部は、供給移送装置6の根元移送装置13の移送チェン13cと、根元挟持杆13aとにより、引継ぎされて挟持され、後方上部へ移送される。又、穂先部は、左掻込移送スターホイル7aと、右掻込移送スターホイル13bとにより、引継ぎされて掻込みされると共に、穂先移送装置14の各穂先ラグ14cと、穂先挟持杆14a,14aとにより、引継ぎされて挟持され、後方上部へ移送される。後方上部へ移送された穀稈は、脱穀機16のフィードチェン16aと、挟持杆16bとへ供給されて引継ぎされ、これらフィードチェン16aと、挟持杆16bとにより、挟持されて脱穀機16内を挟持移送され、脱穀される。
【0042】
前記根元・穂先移送装置13,14の回転駆動は、図6で示す如く伝動ケース32へ内装した伝動機構32aで回転駆動する構成である。
前記掻込支持装置7の左掻込移送スターホイル7aは、図6で示す如く移送する穀稈に対して、右上り傾斜状態に配設した構成である。
【0043】
前記掻込支持装置7の左掻込移送スターホイル7aを回転駆動する油圧モータ7bと、油圧無変速装置10とを接合する送油側と、戻り側とに設けた油圧油用の各油圧用ホース10aには、図1、及び図16で示す如く油圧モータ7bの近傍部に各継手具40を設けて、各油圧用ホース10aを接合させた構成である。
【0044】
これにより、前記各油圧用ホース10aには、継手具40を設けたことにより、この継手具40を取り外しすることにより、掻込支持装置7を外側へ回動操作して、取り外しを容易に行うことができる。
前記左・右掻込移送スターホイル7a,13bの各歯部39は、図21〜図24で示す如くこの各歯部39の略中央部から半分の噛合部(ロ)の歯厚は、所定厚み(t)に形成すると共に、残り半分の非噛合部(ハ)は、外形の先端部へ向けて上下両側より、傾斜させ、先端部を円形状に形成した構成である。又は左掻込移送スターホイル7aのみを、上述の如く構成とするもよい。
【0045】
これにより、前記左掻込移送スターホイル7aと、右掻込移送スターホイル13bとにより、穀稈の穂先側を掻込み移送する各歯部39の噛合部(ロ)の所定厚みの面に形成したことにより、穂先を挟持して掻込みのときに、脱粒の防止ができる。又、一方のスターホイル7aで他方側のスターホイル13bを回転駆動する構成のときには、面接触することにより、駆動ロスを減少できる。
【0046】
図25で示す前記左・右掻込移送スターホイル7a,13bの各歯部39の非噛合部(ハ)側は、樹脂材、又はゴム材等の弾性材で形成して、この非噛合部(ハ)を噛合部(ロ)へ挿入して、ビス、及びナットで装着した構成である。又は左掻込移送スターホイル7aのみを、上述の如く構成とするもよい。
【0047】
これにより、前記左・右掻込移送スターホイル7a,13bで穀稈の穂先側を掻込み移送の時に、非噛合部(ハ)は弾性材で形成されていることにより、脱粒の防止ができる。又、噛合部(ロ)は、剛体であることにより、駆動ロスの発生を防止できる。
【0048】
前記脱穀機16側の前部には、図18〜図20で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置35と、これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席36とを設け、この操縦席36の下側で、走行車台2の上側面には、エンジン37を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク17を配設する。これら走行装置15と、刈取機3と、脱穀機16と、エンジン37等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。
【0049】
前記走行車台2の前端部に装架した走行用の走行ミッションケース9内の伝動機構9aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ9bを設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク17内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク17の後側には、縦移送螺旋33aを内装した排出支持筒33を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒33の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋34aを伸縮自在に内装した排出オーガ34を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。
【図面の簡単な説明】
【図1】供給移送装置部の拡大正面図
【図2】供給移送装置部の拡大側面斜視図
【図3】供給移送装置部の拡大側面図
【図4】供給移送装置部の取外し時の拡大平面図
【図5】供給移送装置部の取外し時の拡大正面図
【図6】左・右掻込移送スターホイル部の拡大背面図
【図7】刈取機の伝動装置部の拡大正面斜視図
【図8】根元掻込装置部の拡大平面図
【図9】刈取機の一部の拡大平面図
【図10】左側部の根元掻込移送装置部の拡大側面図
【図11】左側部の根元掻込移送装置部の拡大平面図
【図12】右側部の根元掻込移送装置部の拡大側面図
【図13】右側部の根元掻込移送装置部の拡大平面図
【図14】中根元掻込移送装置部の拡大側面図
【図15】中根元掻込移送装置部の拡大平面図
【図16】左掻込移送スターホイル部の拡大平面図
【図17】左掻込移送スターホイル部の拡大平面図
【図18】コンバインの左側全体側面図
【図19】コンバインの全体平面図
【図20】コンバインの全体正面図
【図21】他の実施例を示す図で、油圧無断変速装置部の側面図
【図22】他の実施例を示す図で、左・右掻込移送スターホイル部の拡大平面図
【図23】他の実施例を示す図で、左・右掻込移送スターホイルの歯部の拡大平面図
【図24】他の実施例を示す図で、図23のA−A断面図
【図25】他の実施例を示す図で、左・右掻込移送スターホイルの歯部の拡大平面図
【符号の説明】
2 走行車台
3 刈取機
4 掻込移送装置
供給移送装置
7 掻込支持装置
7a 左掻込移送スターホイル
7b 油圧モータ
8 刈刃装置
9 走行ミッションケース
9a 伝動機構
10 油圧無段変速装置
10a 油圧用ホース
13 根元移送装置
13a 根元挟持杆
13b 右掻込移送スターホイル
14 穂先移送装置
14a 穂先挟持杆
16 脱穀機
30c 開閉レバー
40 継手具

Claims (1)

  1. 走行車台の前部に設けた刈取機の前方下部には、穀稈を掻込みする複数の掻込移送装置)を設け、該掻込移送装置で掻込みされて、刈刃装置で刈取りされた穀稈の扱深さを調節して脱穀機(16)へ供給する供給移送装置(6)を設け、該供給移送装置(6)は、根元側を引継ぎ挟持移送する根元移送装置13)、び穂先側を引継ぎ挟持移送する穂先移送装置14)とから構成し、前記供給移送装置(6)の左側部に掻込支持装置(7)を設け、該掻込支持装置(7)は、前記根元移送装置(13)に対向配置される根元挟持杆(13a)と、前記穂先移送装置(14)に対向配置される穂先挟持杆(14a)とから構成しているコンバインの穀稈移送装置において、前記掻込支持装置には、穂先側を掻込み移送する左掻込移送スターホイル7aを設けると共に、供給移送装置(6)には、左掻込移送スターホイル7aと噛み合う右掻込移送スターホイル13b)を設け、該左掻込移送スターホイル(7a)と右掻込移送スターホイル(13b)との噛み合い部で穀稈を掻き込むように構成し、前記左掻込移送スターホイル7aを原動側とし右掻込移送スターホイル13bを従動側に構成し、前記左掻込移送スターホイル(7a)を回転駆動する油圧モータ(7b)を設け、該油圧モータ(7b)は走行ミッションケース(9)内に内装している伝動機構(9a)を変速回転駆動する油圧無段変速装置(10)で駆動する構成とし、該油圧無段変速装置(10)と油圧モータ(7b)を油圧用ホース(10a)で接続すると共に、油圧モータ(7b)の近傍に油圧用ホース(10a)の継手具(40)を設ける構成とし、さらに、前記掻込支持装置(7)を着脱自在にする開閉レバー(30c)を設け、該開閉レバー(30c)を回動操作し、前記油圧用ホース(10a)の継手具(40)を離脱させると、掻込支持装置(7)、根元挟持杆(13a)、穂先挟持杆(14a)、左掻込移送スターホイル(7a)及び油圧モータ(7b)が一体的に外れる構成としたことを特徴とするコンバインの穀稈移送装置。
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