JP4083876B2 - 情報提供システムおよび情報出力機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報提供システムに関し、特に、電力消費が少なく、ユーザの所在位置に応じた最新の情報を得ることができる情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ITS(高度道路交通システム)への取組みが盛んになる中、高速道路などの路側に設置された光ビーコンより光を投光し、カーナビゲーションシステムへ渋滞情報を提供するVICS(道路交通情報通信システム)が実用化されつつある。
【0003】
カーナビゲーションシステムは、周回衛星からの電波を受信し、受信地点の位置を特定し、ディスプレイ上に地図を表示させるものである。なお、地図のデータは、あらかじめCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory )に記憶されている。
【0004】
VICSは、光ビーコンより受け取った渋滞情報をカーナビゲーションシステムのディスプレイ上に重ねて表示するものである。
【0005】
このようなシステムを病院などの施設に応用し、歩行者の経路案内を支援することも考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、VICSでは、CD−ROMを必要とするため、最新の地図情報を得るには、CD−ROMの交換を行わなければならず、煩雑な作業を伴う。
【0007】
また、車が走行している地域の地図の入ったCD−ROMを持っていなければ、VICSを利用することができないという問題点がある。
【0008】
さらに、VICSでは、常時光ビーコンが光を投光しなければならず、電力の消費が問題となる。
【0009】
さらに、VICSを歩行者の経路案内に応用した場合は、単に情報を視覚的に表示するだけでは視覚障害者にとって不便である。
【0010】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、煩雑な作業を伴わず、あらかじめCD−ROMなどの情報記録媒体を有していなくても、最新の移動経路情報を得ることができる情報提供システムを提供することである。
【0011】
本発明の他の目的は、煩雑な作業を伴わず、あらかじめCD−ROMなどの情報記録媒体を有していなくても、最新の移動経路情報を得ることができ、かつ電力の消費を抑えた情報提供システムを提供することである。
【0012】
本発明のさらに他の目的は、煩雑な作業を伴わず、あらかじめCD−ROMなどの情報記録媒体を有していなくても、最新の情報を得ることができ、かつ視覚障害者に対して好適な移動経路情報を提供することができる情報提供システムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明に係る情報提供システムは、複数個のコードのうちの一つに各々が対応づけられた複数種類の情報を一括して送信するための情報送信手段と、情報送信手段により一括して送信された複数種類の情報を記憶し、さらに、複数個のコードのうちの一つを受信したことに応答して、記憶された複数種類の情報のうち、受信されたコードに対応付けられた情報を出力するための、移動体に設けられる情報出力手段と、所定地域内の複数地点にそれぞれ設けられ、複数個のコードのうち、当該地点に対応して定められたコードを出力して情報出力手段に与えるための複数個のコード送信手段とを含む。
【0014】
請求項1に記載の発明によると、情報出力手段は、情報送信手段より最新の情報の提供を受ける。また、情報出力手段は、所定地域内の所定地点に設置されたコード送信手段より送信される当該地点に応じたコードに応じて、コードに対応づけられた情報を出力する。これにより、ユーザは、煩雑な作業を伴わず、あらかじめコード送信手段が設置されている地点に対応づけられた情報を持っていなくても、最新の情報を得ることができる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、上記情報出力手段は、情報送信手段により一括して送信された複数種類の情報を受信して記憶するための記憶手段と、第1の起動信号を送信するための手段とを含み、上記複数個のコード送信手段の各々は、第1の起動信号に応答してコードを送信するための手段を含み、上記情報出力手段はさらに、コード送信手段から送信されたコードに応答して、記憶手段に記憶された複数種類の情報のうちの、送信されたコードに対応するものを選択して出力するための手段を含む。
【0016】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の作用、効果に加えて、複数のコード送信手段の各々は、情報出力手段より送信される第1の起動信号に応じて、コードを送信する。このため、各コード送信手段は、要求があった場合のみコードを送信するようにすることができ、情報提供システムの電力消費を抑えることができる。
【0017】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明の構成に加えて、上記情報出力手段は、第2の起動信号を送信するための手段をさらに含み、上記情報送信手段は、第2の起動信号に応答して複数種類の情報を送信するための手段を含む。
【0018】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明の作用、効果に加えて、情報送信手段は、情報出力手段より送信される第2の起動信号に応じて、複数種類の情報を送信する。このため、情報送信手段は、要求があった場合のみ、複数種類の情報を送信するようにすることができ、情報提供システムの電力消費を抑えることができる。
【0019】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、上記情報出力手段は、第1の起動信号を送信するための手段を含み、上記情報送信手段は、第1の起動信号に応答して複数種類の情報を送信するための手段を含み、上記情報出力手段はさらに、情報送信手段より一括して送信された複数種類の情報を受信して記憶するための記憶手段と、コード送信手段から送信されたコードに応答して、記憶手段に記憶された複数種類の情報のうちの、送信されたコードに対応するものを選択して出力するための手段とを含む。
【0020】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明の作用、効果に加えて、情報送信手段は、情報出力手段より送信される第1の起動信号に応じて、複数種類の情報を送信する。このため、情報送信手段は、要求があった場合のみ、複数種類の情報を送信するようにすることができ、情報提供システムの電力消費を抑えることができる。
【0021】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、上記複数種類の情報の各々は、音声情報である。
【0022】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の作用、効果に加えて、情報出力手段は、音声情報を送信する。このため、視覚障害者に対して好適な最新の情報を提供することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明における実施の形態の1つであるパーソナルナビゲータについて説明する。なお、以下の説明では、同一の部品には同一の参照符号を付す。それらの名称および機能も同一であるので、説明の繰返しは適宜省略する。
【0024】
図1を参照して、パーソナルナビゲータ12は、ビルの入り口の天井20に設置されたダウンロード送信機14と、通路28の曲がり角および部屋の入り口付近などの天井20に設置された複数の光ビーコン送信機16と、ユーザ26が携帯する携帯受信器18とを含む。
【0025】
ダウンロード送信機14は、複数のメッセージ情報を、携帯受信器18に対して送信(ダウンロード)する。複数のメッセージ情報には、複数の光ビーコン送信機16のそれぞれの設置位置に対応したコース案内や危険指示などの音声情報が含まれる。
【0026】
携帯受信器18は、ダウンロード送信機14より送信されるメッセージ情報を受け、自身に記憶する。また、光ビーコン送信機16より送信されるメッセージコード24を受け、メッセージコード24がどの光ビーコン送信機16より送信されたものかを判断し、メッセージコード24を送信した光ビーコン送信機16に対応するメッセージ情報を再生する。
【0027】
光ビーコン送信機16は、自身を特定するためのメッセージコード24を携帯受信器18に対して送信する。
【0028】
本実施の形態では、光ビーコン送信機16、ダウンロード送信機14および携帯受信器18よりそれぞれ送信される信号は、すべて光信号であるものとし説明するが、これに限定されるものではなく、電波信号のようなものであっても良い。
【0029】
また、メッセージ情報は、音声情報に限定されるものではなく、画像情報や文字情報のようなものであっても良い。
【0030】
図2を参照して、光ビーコン送信機16は、光信号を受信し、デジタル信号に変換した後出力し、かつ赤外線リモコン送受信インタフェース34を介してワンチップマイコン36より出力されるメッセージコード(デジタル信号)に基づき、光信号のメッセージコード24を送信するための赤外線リモコン送受信モジュール32と、赤外線リモコン送受信モジュール32より出力されるデジタル信号を赤外線リモコン送受信インタフェース34を介して受け、デジタル信号が携帯受信器18より送信された光ビーコン起動信号22であると判断した場合には、自身に記憶されたメッセージコード(デジタル信号)を赤外線リモコン送受信インタフェース34に与えるためのワンチップマイコン36と、ワンチップマイコン36に記憶されたメッセージコードを外部より設定するためのコード設定スイッチ38と、アルカリ電池42または外部DC電源より供給される直流を所要電源電圧に変換し、赤外線リモコン送受信モジュール32、赤外線リモコン送受信インタフェース34およびワンチップマイコン36に供給するためのDC/DCコンバータ40とを含む。
【0031】
図3を参照して、携帯受信器18は、光信号を受信し、デジタル信号に変換した後出力し、かつ光信号である光ビーコン起動信号を一定の間隔で常時送信するための赤外線リモコン送受信モジュール58と、後述のIrDA(Infrared Data Association )送受信モジュール64および赤外線通信コントローラ66などの動作を節電モードに移行させるための節電制御回路60と、赤外線リモコン送受信モジュール58より出力されるデジタル信号を送受信インタフェース52を介して受け、デジタル信号を後述のCPU56に送信し、デジタル信号を解読し、赤外線リモコン送受信モジュール58に対して、光ビーコン起動信号22およびダウンロード要求信号の送信を指示し、ダウンロードをしていない場合に、節電制御回路60に節電の指示を送信するためのCPU54とを含む。
【0032】
携帯受信器18は、CPU54を介して受信したデジタル信号を解読し、そのデジタル信号が光ビーコン送信機16より送信されたメッセージコード24であれば、後述のADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation )再生回路70にメッセージコード24を送信し、赤外線通信コントローラ66を制御し、ダウンロード処理を行なうためのCPU56と、CPU56で実行されるプログラムや各種データを記憶するためのROM(Read Only Memory)62と、CPU56で実行される処理の中間結果等を記憶するためのRAM(Random Access Memory)68とをさらに含む。
【0033】
携帯受信器18は、ダウンロード送信機14に対して1ブロック分のデータの送信および再送をそれぞれ要求するダウンロード送信要求信号およびダウンロード再送要求信号を送信し、かつ受信した光信号をデジタル信号に変換し、出力するためのIrDA送受信モジュール64と、IrDA送受信モジュール64に接続され、IrDA送受信モジュール64にデータ送信要求信号およびデータ再送要求信号を送信させ、IrDA送受信モジュール64より出力されたデジタル信号をRAM68に書き込むための赤外線通信コントローラ66とをさらに含む。
【0034】
携帯受信器18は、ダウンロード送信機14より送信されたメッセージ情報を記憶するためのフラッシュROM80と、CPU56より送信されたメッセージコード24を受け、メッセージコード24に応じた内容のメッセージ情報をフラッシュROM80より読み出し、音声増幅器72および圧電スピーカ74を介して音声再生するためのADPCM再生回路70と、操作スイッチ76を介してユーザ26からの指示を受け、指示を解読し、指示の内容や、フラッシュROM80に記憶されているメッセージ情報などを表示LED82上に表示させるためのPIO(パラレル入出力装置)78と、アルカリ電池42または外部DC電源より供給される直流を所要電源電圧に変換し、フラッシュROM80に書き込み電源を供給し、携帯受信器18を構成する各部に回路電源を供給するためのDC/DCコンバータ84と、CPU54、CPU56、ROM62、赤外線通信コントローラ66、RAM68、ADPCM再生回路70、PIO78およびフラッシュROM80を相互に接続するためのバス51とをさらに含む。
【0035】
図4を参照して、ダウンロード送信機14は、光信号を受信し、デジタル信号に変換した後出力し、かつ光信号である認識信号を出力するための赤外線リモコン送受信モジュール96と、後述のIrDA送受信モジュール102および赤外線通信コントローラ104などの動作を節電モードに移行させるための節電制御回路98と、赤外線リモコン送受信モジュール96より出力されたデジタル信号を送受信インタフェース92を介して受け、デジタル信号が光ビーコン起動信号22である場合には、光ビーコン起動信号22を受信したことをあらわす認識信号を送受信インタフェース92および赤外線リモコン送受信モジュール96を介して携帯受信器18に送信し、デジタル信号が、携帯受信器18より送信されたダウンロード要求信号である場合には、ダウンロード要求信号を後述のCPU100に送信し、節電制御回路98を介してIrDA送受信モジュール102および赤外線通信コントローラ104を動作状態に移行させるためのCPU94とを含む。
【0036】
ダウンロード送信機14は、CPU94より送信されるダウンロード要求信号を受け、赤外線通信コントローラ104を制御し、ダウンロード処理を行なうためのCPU100と、データ送信要求信号およびデータ再送要求信号に応答し、後述のフラッシュROM116よりメッセージ情報を順次読み込み、IrDA送受信モジュール102を介して携帯受信器18にメッセージ情報を送信し、RS−232Cインタフェース108を介して図示しないメッセージ作成装置で作成されたメッセージ情報を受け、そのメッセージをフラッシュROM116に書き込むための赤外線通信コントローラ104と、CPU100および赤外線通信コントローラ104で実行されるプログラムや各種データを記憶するためのROM106と、CPU100および赤外線通信コントローラ104で実行される処理の中間結果等を記憶するためのRAM110とをさらに含む。
【0037】
ダウンロード送信機14は、図示しないメッセージ作成装置より供給されるメッセージ情報を記憶するためのフラッシュROM116と、操作スイッチ112を介してユーザ26からの指示を受け、指示を解読し、指示の内容や、フラッシュROM116に記憶されているメッセージ情報などを操作LED118上に表示させるためのPIO114と、アルカリ電池42または外部DC電源より供給される直流を所要電源電圧に変換し、フラッシュROM116に書き込み電源を供給し、ダウンロード送信機14を構成する各部に回路電源を供給するためのDC/DCコンバータ120と、CPU100、赤外線通信コントローラ104、ROM106、RAM110、PIO114およびフラッシュROM116を相互に接続するためのバス91とをさらに含む。
【0038】
図5を参照して、光ビーコン送信機16は以下のように動作する。電源をオンすることにより赤外線リモコン送受信モジュール32、赤外線リモコン送受信インタフェース34およびDC/DCコンバータ40が起動する(S2)。
【0039】
赤外線リモコン送受信モジュール32は、光ビーコン起動信号22を受信したか否かを判断する(S4)。光ビーコン起動信号22を受信していないと判断した場合には(S4でNO)、光ビーコン起動信号22を受信したと判断するまで、S4の処理を繰返す。
【0040】
光ビーコン起動信号22を受信したと判断した場合には(S4でYES)、赤外線リモコン送受信モジュール32は、赤外線リモコン送受信インタフェース34を介してワンチップマイコン36をリセットし、起動する(S6)。
【0041】
ワンチップマイコン36は、赤外線リモコン送受信モジュール32が光ビーコン起動信号22を受信したか否かを判断する(S8)。光ビーコン起動信号22を受信したと判断した場合には(S8でYES)、ワンチップマイコン36は、コード設定スイッチ38で指定されるメッセージコード24を赤外線リモコン送受信モジュール32から送信する(S10)。
【0042】
光ビーコン起動信号22を受信していないと判断し、かつ指定時間以上光ビーコン起動信号22を受信していないと判断した場合には(S8でNO、S12でYES)、ワンチップマイコン36が自分自身を休止させる(S14)。その後、S4に処理を戻す。
【0043】
光ビーコン起動信号22を受信していないと判断し(S8でNO)、かつ受信していない時間が指定時間未満であれば(S12でNO)、S8に処理を戻す。
【0044】
図6〜図7を参照して、携帯受信器18の動作を説明する。
図6を参照して、電源をオンすることにより、送受信インタフェース52、CPU54、赤外線リモコン送受信モジュール58、節電制御回路60、およびDC/DCコンバータ84が起動する(S22)。
【0045】
CPU54は、光ビーコン起動信号22を赤外線リモコン送受信モジュール58から送信する(S24)。CPU54は、所定の応答待ち時間が経過するまで待つ(S26)。すなわち、応答待ち時間が経過していなければ(S26でNO)、S26の処理を繰返す。
【0046】
所定の応答待ち時間が経過すれば(S26でYES)、図7を参照して、CPU54は、赤外線リモコン送受信モジュール58がメッセージコード24を受信したか否かを判断する(S32)。メッセージコード24を受信したと判断した場合には(S32でYES)、CPU54は、受信したメッセージコード24が前回受信したものと同じであるか否かを判断する(S34)。前回と同じメッセージコード24でなければ(S34でNO)、CPU54は、そのメッセージコード24に対応したメッセージ情報がフラッシュROM80に記憶されているか否かを判断する(S36)。
【0047】
該当するメッセージ情報が記憶されていれば(S36でYES)、図8を参照して、CPU54は、CPU56、ROM62およびRAM68を起動する(S52)。CPU56は、ADPCM再生回路70、音声増幅器72およびフラッシュROM80を起動する(S54)。ADPCM再生回路70は、フラッシュROM80に記憶された該当するメッセージ情報を読み出し、音声増幅器72を介して圧電スピーカ74より音声再生する(S56)。その後、CPU56は、ADPCM再生回路70、音声増幅器72およびフラッシュROM80を休止させ(S58)、図6のS24に処理を戻す。
【0048】
該当するメッセージ情報が記憶されていなければ(図7のS36でNO)、CPU54は、受信したメッセージコード24がダウンロード送信機14より送信された認識信号であるか否かを判断する(S38)。認識信号であると判断した場合には(S38でYES)、図9を参照して、CPU54は、ダウンロード要求信号を赤外線リモコン送受信モジュール58から送信する(S62)。CPU54は、CPU56、ROM62およびRAM68を起動する(S64)。CPU56は、IrDA送受信モジュール64および赤外線通信コントローラ66を起動する(S68)。
【0049】
CPU56は、ユーザ26がダウンロード可能範囲に来たか否かを判断する(S70)。たとえば、携帯受信器18は、ダウンロード送信機14との間で複数回の試験通信を行ない、通信成功の割合が希望水準以上になった場合に、ダウンロード可能範囲に来たと判断する。ダウンロード可能範囲に来たと判断するまで、S70の処理を繰返す。
【0050】
ユーザ26がダウンロード可能範囲に来たと判断した場合には(S70でYES)、CPU56は、ADPCM再生回路70および音声増幅器72を起動し、ダウンロード開始メッセージを再生する(S72)。このメッセージは、ユーザ26に対して、ダウンロード終了メッセージが再生されるまで同一場所での待機を促すものである。
【0051】
CPU56は、複数のメッセージ情報のうち1ブロック分のデータの送信を要求するデータ送信要求信号をIrDA送受信モジュール64から送信する(S74)。CPU56は、1ブロック分のデータがIrDA送受信モジュール64および赤外線通信コントローラ66を介してRAM68に着信したか否かを判断する(S76)。着信していない場合には(S76でNO)、着信するまでS76で待つ。
【0052】
1ブロック分のデータがRAM68に着信したと判断した場合には(S76でYES)、CPU56は、RAM68に記憶されたデータに誤りがないか否かを所定の誤り検出方法により判断する(S78)。誤りが有ると判断した場合には(S78でYES)、CPU56は、同一のデータの再送をダウンロード送信機14に要求するため、データ再送要求信号をIrDA送受信モジュール64から送信する(S88)。その後、S76に処理を戻す。
【0053】
RAM68に記憶されたデータに誤りがなければ(S78でNO)、CPU56は、RAM68に記憶されたデータをフラッシュROM80に書込む(S82)。その後、CPU56は、複数のメッセージ情報(全てのブロックのデータ)の受信が完了したか否かを判断する(S82)。全てのブロックのデータを受信していないと判断した場合には(S82でNO)、S74に処理を戻す。
【0054】
全てのブロックのデータを受信したと判断した場合には(S82でYES)、CPU56は、ダウンロード終了メッセージを再生する(S84)。この終了メッセージを聞いたユーザ26は、ダウンロード処理が終了したことを知り、移動を開始する。その後、CPU56は、IrDA送受信モジュール64、赤外線通信コントローラ66、ADPCM再生回路70および音声増幅器72を休止させ(S86)、図6のS24に処理を戻す。
【0055】
再度図7を参照して、CPU54は、赤外線リモコン送受信モジュール58がメッセージコード24を受信していないと判断した場合には(S32でNO)、後述のS40の処理を行なう。また、受信したメッセージコード24が前回受信したものと同じであると判断した場合(S34でYES)にもS40の処理を行なう。さらに、受信したメッセージコード24が光ビーコン送信機16およびダウンロード送信機14のいずれから送信されたものでないと判断した場合(S38でNO)にもS40の処理を行なう。
【0056】
S40では、CPU54が指定時間以上有効な応答がなかったか否かを判断する。指定時間以上有効な応答がなかったと判断された場合には(S40でYES)、CPU54は、送受信インタフェース52、CPU54、赤外線リモコン送受信モジュール58、節電制御回路60およびDC/DCコンバータ84以外の回路を休止させる(S42)。有効な応答がなかった時間が指定時間に満たない場合には(S40でNO)、図6のS24に処理を戻す。
【0057】
図10〜図11を参照して、ダウンロード送信機14の動作を説明する。
図10を参照して、電源をオンすることにより、送受信インタフェース92および赤外線リモコン送受信モジュール96が起動する(S92)。赤外線リモコン送受信モジュール96が光信号を受信したか否かを判断する(S94)。光信号を受信していなければ(S94でNO)、光信号を受信するまでS94の処理を繰返す。
【0058】
光信号を受信したと判断した場合には(S94でYES)、赤外線リモコン送受信モジュール96は、送受信インタフェース92を介してCPU94をリセットし、休止状態から脱出させる(S96)。CPU94は、赤外線リモコン送受信モジュール96が光ビーコン起動信号22を受信したか否かを判断する(S98)。光ビーコン起動信号22を受信したと判断した場合には(S98でYES)、CPU94は、ダウンロード送信機14が光ビーコン起動信号22を受信したことをあらわす認識信号を赤外線リモコン送受信モジュール96から送信する(S100)。その後、処理をS98に戻す。
【0059】
光ビーコン起動信号22を受信していないと判断した場合には(S98でNO)、CPU94は、赤外線リモコン送受信モジュール96がダウンロード要求信号を受信しているか否かを判断する(S102)。ダウンロード要求信号を受信していないと判断した場合には(S102でNO)、CPU94は、光ビーコン起動信号22およびダウンロード起動信号のいずれかの信号を受信していない時間が指定時間以上か否かを判断する(S104)。指定時間以上、双方の信号のいずれをも受信していなければ(S104でYES)、CPU94は、CPU100、ROM106およびRAM110を休止させる(S106)。また、CPU94が自分自身を休止させる(S108)。その後、S94に処理を戻し、光信号が受信されるのを待つ。
【0060】
双方の信号のいずれかを受信していない時間が指定時間未満であれば(S104でNO)、CPU94は処理をS98に戻す。
【0061】
ダウンロード要求信号を受信していると判断した場合には(S102でYES)、図11を参照して、CPU94がCPU100、ROM106およびRAM110を起動する(S112)。また、CPU100がIrDA送受信モジュール102、赤外線通信コントローラ104およびフラッシュROM116を起動する(S114)。その後、CPU100は、IrDA送受信モジュール102がデータ送信要求信号を受信しているか否かを判断する(S116)。
【0062】
データ送信要求信号を受信したと判断した場合には(S116でYES)、CPU100は、未送信の1ブロック分のデータをIrDA送受信モジュール102から送信する(S118)。その後、S116に処理を戻す。
【0063】
データ送信要求信号を受信していないと判断した場合には(S116でNO)、CPU100はIrDA送受信モジュール102がデータ再送要求信号を受信しているか否かを判断する(S120)。
【0064】
データ再送要求信号を受信したと判断した場合には(S120でYES)、CPU100は、直前に送信したものと同一の1ブロック分のデータをIrDA送受信モジュール102から再送する(S122)。その後、S116に処理を戻す。
【0065】
データ再送要求信号を受信していないと判断した場合には(S120でNO)、CPU100は、ダウンロードが完了したか否かを判断する(S124)。すなわち、CPU100は、全てのブロックのデータを送信した場合、IrDA送受信モジュール102が中止要求を受信した場合、および指定時間以上IrDA送受信モジュール102がデータ送信要求信号およびデータ再送要求信号のいずれをも受信していない場合の3つの条件のいずれかを満たした場合にダウンロードが完了したと判断する。ダウンロードが完了していないと判断した場合には(S124でNO)、S116に処理を戻す。
【0066】
ダウンロード処理が完了したと判断した場合には(S124でYES)、CPU100は、IrDA送受信モジュール102、赤外線通信コントローラ104およびフラッシュROM116を休止させ(S126)、図10のS98に処理を戻す。
【0067】
次に、ユーザ26が実際にパーソナルナビゲータ12を用いて音声情報を得るために行う処理およびその際のパーソナルナビゲータ12の各部の動作について説明する。なお、携帯受信器18の赤外線リモコン送受信モジュール58からは常時一定の間隔で光ビーコン起動信号22が送信されている。
【0068】
携帯受信器18を携帯したユーザ26が、ビルなどの施設の入り口に設置されたダウンロード送信機14の真下に移動した場合には、ダウンロード送信機14が光ビーコン起動信号22を受信する(図10のS98でYES)。光ビーコン起動信号22を受信したダウンロード送信機14は、光ビーコン起動信号22を受信したことを示す認識信号を赤外線リモコン送受信モジュール96から送信する(図10のS100)。
【0069】
認識信号を受信した携帯受信器18は、ダウンロード要求信号を送信し、各部の起動を行ない、ダウンロード開始メッセージを再生する(図7のS38でYES、図9のS62〜S72)。このメッセージを聞いたユーザ26は、ダウンロード終了メッセージが再生されるまで同一場所で待機する。
【0070】
携帯受信器18からは、さらにデータ送信要求信号が順次送信される(図9のS74)。ダウンロード要求信号およびデータ送信要求信号を受信したダウンロード送信機14は、1ブロックずつデータを送信する(図10のS102でYES、図11のS118)。このデータには、ユーザ26の経路案内に必要な音声情報を符号化したメッセージコードが含まれている。
【0071】
すべてのデータのダウンロード処理が終了した時点で、携帯受信器18はダウンロード終了メッセージを再生する(図9のS82でYES、S84)。このメッセージを聞いたユーザ26は、施設内の移動を開始する。
【0072】
光ビーコン送信機16が光ビーコン起動信号22を受信すると(図5のS8でYES)、光ビーコン送信機16よりメッセージコード24が送信される(図5のS10)。新たなメッセージコード24を受信した携帯受信器18は、メッセージコード24に対応したメッセージ情報を音声再生する(図7のS32でYES、S34でNO、S36でYES、図8のS56)。
【0073】
上述のようにユーザ26は、音声再生されたメッセージ情報を聞くことにより、現在位置を容易に把握することができ、正確な移動を行うことができる。
【0074】
また、光ビーコン送信機16は、携帯受信器18からの光ビーコン起動信号22を受け取った場合のみ、ワンチップマイコン36を起動し、光信号を送信する。このため、従来のように常時光信号を送信する場合に比べ、電力消費を抑えることができる。
【0075】
また、施設ごとにダウンロード送信機14を設け、メッセージ情報をその施設に応じたものに設定しておけば、ユーザ26は、所在位置に応じた最新の情報を得ることができる。これにより、たとえばユーザ26の移動を支援することができる。
【0076】
なお、本発明は、歩行者の移動支援に限定されるものではなく、カーナビゲーションシステムなどの車の移動支援にも応用が可能である。
【0077】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】パーソナルナビゲータ12の構成を示す図である。
【図2】光ビーコン送信機16の構成を示すブロック図である。
【図3】携帯受信器18の構成を示すブロック図である。
【図4】ダウンロード送信機14の構成を示すブロック図である。
【図5】光ビーコン送信機16の動作を示すフローチャートである。
【図6】携帯受信器18の動作を示すフローチャートである。
【図7】携帯受信器18の動作を示すフローチャートである。
【図8】携帯受信器18の動作を示すフローチャートである。
【図9】携帯受信器18の動作を示すフローチャートである。
【図10】ダウンロード送信機14の動作を示すフローチャートである。
【図11】ダウンロード送信機14の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
12 パーソナルナビゲータ
14 ダウンロード送信機
16 光ビーコン送信機
18 携帯受信器
Claims (8)
- 複数個のコードのうちの一つに各々が対応づけられた複数種類の情報を一括して送信するための情報送信手段と、
所定地域内の複数地点にそれぞれ設けられる、複数個のコード送信手段とを備え、
前記複数個のコード送信手段の各々は、
第1の光信号に応答して、前記複数個のコードのうち、当該コード送信手段が設置される地点に対応して予め定められたコードを光信号として返送し、
前記情報送信手段により一括して送信された前記複数種類の情報を記憶し、さらに、前記複数個のコード送信手段のうちの一つから、前記複数個のコードのうちの一つを受信したことに応答して、記憶された前記複数種類の情報のうち、受信されたコードに対応付けられた情報を出力するための、移動体に設けられる情報出力手段をさらに備え、
前記情報出力手段は、
前記情報送信手段により一括して送信された前記複数種類の情報を記憶する記憶手段と、
前記第1の光信号を送信するための手段と、
前記コード送信手段から送信されたコードに応答して、前記記憶手段に記憶された前記複数種類の情報のうちの、前記送信されたコードに対応するものを選択して出力するための手段とを含む、情報提供システム。 - 前記情報出力手段は、第2の光信号を送信するための手段をさらに含み、
前記情報送信手段は、前記第2の光信号に応答して、前記複数種類の情報を一括して送信する、請求項1に記載の情報提供システム。 - 前記情報送信手段は、前記複数種類の情報を光信号として送信する、請求項2に記載の情報提供システム。
- 前記複数個のコード送信手段の各々は、前記第1の光信号に応答して休止状態から起動し、前記コードを返送する、請求項2〜3のいずれかに記載の情報提供システム。
- 前記情報送信手段は、前記第2の光信号に応答して休止状態から起動し、前記複数種類の情報を一括して送信する、請求項2〜4のいずれかに記載の情報提供システム。
- 前記複数種類の情報の各々は、音声情報である、請求項1〜5のいずれかに記載の情報提供システム。
- 複数個のコードのうちの一つに各々が対応づけられた複数種類の情報を記憶し、前記複数個のコードのうちの一つを受信したことに応答して、記憶された前記複数種類の情報のうち、受信された前記コードに対応付けられた情報を出力する情報出力機器に、選択的に情報を出力させるための情報提供システムであって、
前記情報出力機器に前記複数種類の情報を一括して送信するための情報送信手段と、
所定地域内の複数地点にそれぞれ設けられる、複数個のコード送信手段とを備え、
前記複数個のコード送信手段の各々は、
前記情報出力機器からの光信号に応答して、前記複数個のコードのうち、当該コード送信手段が設置される地点に対応して予め定められたコードを光信号として前記情報出力機器に返送する、情報提供システム。 - 複数個のコードのうちの一つに各々が対応づけられた複数種類の情報を一括して送信する情報送信手段、および、所定地域内の複数地点にそれぞれ設けられる複数個のコード送信手段からの信号に基づいて、選択的に情報を出力する、移動体に設けられた情報出力機器であって、
前記情報送信手段から送信された前記複数種類の情報を記憶するための記憶手段と、
第1の光信号を出力するための手段と、
前記第1の光信号に応答して前記複数のコード送信手段の一つから第2の光信号として返送されるコードであって、前記複数個のコードのうち当該コード送信手段が設置される 地点に対応して予め定められた一つのコードを受信したことに応じて、記憶された前記複数種類の情報のうち、受信された前記コードに対応付けられた情報を出力する情報出力手段とを備える、情報出力機器。
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