JP4083645B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

本発明は、バーナ本体とガス混合管とを備えるガスバーナをコンロ本体内に複数備えるガスコンロに関するものである。
従来、ガスコンロに配設されるガスバーナは、炎口を備えるバーナ本体と該バーナ本体から延びるガス混合管とを備えている。ガスバーナとしては、炎口が外側を向く外炎式のガスバーナと、炎口が内側を向く内炎式のガスバーナとが知られている。また、内炎式のガスバーナの場合、熱効率、燃焼性に優れる等の理由から、炎口から渦巻状に炎が出力されるものが使用されることが多く見られる(例えば、特許文献1参照)。また、このように炎を渦巻状に生じさせるためには、内側を向く炎口を内周に備える環状のバーナ本体に対し、ガス混合管がバーナ本体の略接線方向に延びるようにすることがよい。このような構成からなるガスバーナは、鍋等の調理器具の大きさに合わせて、本体ケース内で所定の間隔を空けた状態で配置されている。これらガスバーナの点火・消火や火力調節等の各種動作は、主としてコンロ本体に配設される制御装置により行われる。制御装置は、操作者による操作部の操作に基づき各種ガスバーナの制御を行う。
ところで、ガスコンロにおいては、キッチン等のレイアウトの幅を広げるため等、設置容積をできるだけ小さくすることが望まれており、薄型でコンパクトであることが要求されている。
実開昭55−14975(第1頁、第1図)
ところが、近年、ガスコンロには様々な機能が付加されることが多く、特にガスバーナの制御を行う上記制御装置や操作部において様々な機能が付加されることが多い。例えば、制御装置においては加熱対象である調理器具の温度管理の機能や料理の種類に応じて火力を調節する等の機能が付加されている。一方、操作部においては、料理の種類に応じたスイッチが設けられたり、近年では、機械的なスイッチではなく非接触式のスイッチを用いることも考えられたりしている。
一般に、制御装置や操作部は、基板とその基板上に配設される各種部品とを備えており、機能の付加に伴いこれらは増加する。例えば、操作部においては、基板上に配設されるスイッチや操作状況を知らせるLED等の部品点数が増加する。このため、制御装置や操作部がガスコンロにおいて占める容積が大きくなり、上記コンパクト化の要求に反してガスコンロの容積が増大してしまうことが考えられる。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであって、その目的は、ガスコンロのスペースを有効に利用することができ、ひいてはコンパクト化に寄与することができるガスコンロを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、内周において内向きに開口する複数の炎口を有する環状のバーナ本体と、該バーナ本体から略接線方向に延出するガス混合管とを備えるガスバーナをコンロ本体内に複数備えている。そして、コンロ本体の内底部の前端側に前記ガスバーナを制御する制御装置を配設するとともにその上方の天板上面に前記ガスバーナの操作部を設け、
前記複数のガスバーナのうち少なくとも一対のガスバーナにおけるガス混合管が該一対のガスバーナにおけるバーナ本体の間に位置するように該一対のガスバーナ配置するとともに、一対のバーナ本体の間であってバーナ本体よりも後ろ側のコンロ本体後縁に沿う位置に前記各ガスバーナへのガス供給量を調節するガス制御弁を配置した
この発明によれば、複数のガスバーナは鍋等の調理器具の大きさに合わせて所定の間隔を空けた状態で配置されるため、その所定の間隔を空けることにより生じるバーナ本体間のスペース内にガス混合管を位置させることで、他にガス混合管を配置するためのスペースを確保する必要がなくなる。このため、スペースを有効に利用することができ、ひいては、コンパクト化することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記一対のガスバーナを線対称状に配置した。この発明によれば、ガス供給管の両側いずれかにスペースを確保することができるため、そのスペースにガスコンロを制御する制御装置や操作部等の他の部材を配置することができ、スペースを有効に利用することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記一対のガスバーナを点対称状に配置した。この発明によれば、ガス混合管を互い違いにすることができるため、ガス導管等のレイアウトを取りやすく、スペースを有効利用することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記一対のガスバーナにおけるガス混合管が延びる先には前記バーナ本体へのガスの供給制御を行うガス制御弁が配置されている。この発明によれば、ガス制御弁とガス混合管とを繋ぐガス導管を最短にすることができるため、よりコンパクト化に寄与することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記一対のガスバーナにおけるガス混合管は、互いに相手側のバーナ本体に向かって延びるように配置されている。この発明によれば、ガスバーナを配置する際に必然的にバーナ本体間に生じるスペースにガス混合管を収めることができる、このため、よりスペースを有効に利用することができ、コンパクト化が可能となる。
請求項6に記載の発明は、前記一対のガス制御弁を線対称状に配置したことを特徴とする
本発明によれば、スペースを有効に利用することができ、ひいてはコンパクト化することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6を参照にして説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態におけるガスコンロは、平面四角形状からなるコンロ本体としての本体ケース11及びその本体ケース11の上面を覆う天板12を備えている。本体ケース11は、上面を開口した箱形状に形成され、その上端外周縁にはフランジ部11aが形成されている。天板12は、耐熱性のガラス板13とガラス板13の縁部に取り付けられるフレーム部14とで構成されており、ガラス板13には一対のバーナ用開口13aが形成されている。ガラス板13は透光性であるが着色(暗色)されており、本体ケース11内を視認できないようになっている。また、このガラス板13としては、結晶化ガラス、例えば、ドイツ国のショット社の「セラン」ガラス(「セラン」はショット日本株式会社の登録商標)が用いられている。そして、本体ケース11がキッチンのカウンタトップ15に形成された取付孔15aに嵌挿された状態で、本体ケース11のフランジ部11aでカウンタトップ15の上面に支持されて、いわゆるドロップイン式のガスコンロとなっている。なお、天板12は、そのフレーム部14でカウンタトップ15に載置されている。
図2及び図3に示すように、本体ケース11内にはバーナ用開口13aと対向するように一対のガスバーナ16,17が配設されている。また、バーナ用開口13aの周縁には五徳18が取り付けられている。本体ケース11の底面にはガス供給口19が配置され、そのガス供給口19は、ガスの供給を通断するためのメイン開閉バルブ21及び同じくガスの供給を通断するとともに、ガス供給量を調節するガス制御弁としての一対のガス量調節バルブ22a,22bとガス配管20を介して接続されている。一対のガス量調節バルブ22a,22bは、ガスバーナ16,17とガス導管20aを介して接続されている。
本体ケース11の内底部において、両ガスバーナ16,17間の前端側の位置には制御ボックス23が配設されている。この制御ボックス23内には、両ガスバーナ16,17の点火や火力調節等の各種動作を制御するためメイン開閉バルブ21やガス量調節バルブ22a,22b等を制御する制御基板等が収容されている。本体ケース11の内底部において制御ボックス23の両側位置には、一対のイグナイタ24a,24bが配設され、これらのイグナイタ24a,24bはそれぞれ図示しない給電線を介して電極25a,25bに接続されている。そして、その電極25a,25bにおける高電圧による放電により、各ガスバーナ16,17を点火させる。
図1及び図4に示すように、天板12のガラス板13の上面には操作部26A〜26Gを示す表示が印刷あるいは着色により両ガスバーナ16,17の中間前方に付設されているとともに、各一対の表示部27A〜27Dが同じく印刷あるいは着色により付設されている。
図4〜図6に示すように、制御ボックス23の上方で、かつ操作部26A〜26G及び表示部27A〜27Dに対応するガラス板13の下面には操作基板31がケース部材30に収容された状態で接着材Sにより取り付けられている。操作基板31は、ケース部材30にねじ31aにより取り付けられている。ケース部材30は、操作基板31に配設された非接点型のスイッチ32A〜32G及び表示ランプ33A〜33Cと対応する部位に開口30aが形成された天面板30bを備える底なしの箱体である。そして、操作部26A〜26Gを操作者が選択的に接触操作したとき、それと対応するスイッチ32A〜32Gにおいて、発光素子34aからの赤外線が指で反射して、それが受光素子34bで感知され、操作者の操作状態が検出されるようになっている。また、操作者は、一対の表示部27A〜27D間における火力表示ランプ33B,33Cの点灯表示状態に基づいて、火力の調節状態が確認できるようになっている。
スイッチ32A〜32Gは、それぞれ操作部26A〜26Gに対応して横方向に間隔をおいて配設されている。操作基板31の前縁中央には電源スイッチ32Aが配置され、電源スイッチ32Aの両側方には、各ガスバーナ16,17の点火及び消火を行わせるための一対の点消火スイッチ32B,32Cが配置されている。各点消火スイッチ32B,32Cの両側には、各ガスバーナ16,17の火力を調節するための各一対の火力アップスイッチ32D,32E及び火力ダウンスイッチ32F,32Gが配置されている。
各スイッチ32A〜32Gと対応するように、操作基板31上にはLED等よりなる複数の表示ランプ33A〜33Cが配設されている。電源スイッチ32Aの後部には、電源の投入状態を点灯表示するための電源表示ランプ33Aが配置されている。ガスバーナ16,17用の点消火スイッチ32B,32C、火力アップスイッチ32D,32E及び火力ダウンスイッチ32F,32Gの後側近傍には、火力の調節状態(強弱状態)を点灯表示(最弱の1つ〜最強の5つ)するための5つの火力表示ランプ33B,33Cが横方向に配列されている。
図3に示すように、ガスバーナ16,17は、内周に炎口16a,17aを備える環状のバーナ本体16A,17Aと、その環状のバーナ本体16A,17Aから延出するガス混合管16B,17Bとを備えている。ガスバーナ16,17は、ガス混合管16B,17Bに接続されたガス導管20aを介して燃料ガスを導入するとともに、ガス混合管16B,17Bの先端開口部から一次空気を導入して両者を混合する。本実施の形態では、ガスバーナ16,17は炎口16a,17aが内方を向く内炎式のガスバーナとなっている。また、ガス混合管16B,17Bはバーナ本体16A,17Aからほぼ接線方向に延出しており、燃料ガス及び一次空気がガス混合管16B,17Bを介してバーナ本体16A,17Aに対して旋回流状に導入され、炎口16a,17aでは渦巻状の炎が形成される。
ガスバーナ16,17は、対象とする調理鍋等に合わせて一対のバーナ本体16A,17Aが横方向に所定の間隔を空けた状態で本体ケース11に配置されている。また、ガスバーナ16,17は、それらのガス混合管16B,17Bがバーナ本体16A,17Aの間に位置するとともに、相手側のバーナ本体16A,17Aに向かって延びるように配置されている。さらに、ガスバーナ16,17は、同図に示すように同形状のガスバーナ16,17が使用されて、基準点Xを基準にした点対称状に配置されている。このため、各ガスバーナ16,17におけるガス混合管16B,17Bは、互い違いに配置される。そして、互い違いに配置された状態のガス混合管16B,17Bの先端部から、上記ガス導管20aが延びておりガス量調節バルブ22a,22bに接続されている。また、ガスバーナ16のガス混合管16Bは、本体ケース11の前方側(図3における下側)に若干ずれた状態にあり、そのずれにより生じるスペースにガス量調節バルブ22aが配置されている。
本実施の形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)バーナ本体16A,17Aの間にガス混合管16B,17Bを配置した。ガスバーナ16,17のバーナ本体16A,17Aは、調理鍋等に合わせて所定の間隔を空けた状態で配置されるため、その所定の間隔を空けたことにより生じるスペースにガス混合管16B,17Bが配置される。このため、ガスコンロの左右方向においてバーナ本体16A,17Aの幅内にガス混合管16B,17Bを収めることが可能である。従って、スペースを有効に利用することができ、ケース部材30、制御ボックス23及びガス量調節バルブ22a,22b等を配置するスペースを十分に確保することができる。また、コンパクト化に寄与することができる。
(2)ガスバーナ16,17におけるガス混合管16B,17Bは、互いに相手側のバーナ本体17A,16Aに向かって延びるように配置されている。これにより、バーナ本体16A,17Aの前後及び左右の幅内でガス混合管16B,17Bを収めることができる。つまり、バーナ本体16A,17Aを配置することにより必然的に生じるスペース内にガス混合管16B,17Bを収めることができるため、よりスペースを有効に利用することができ、さらなるコンパクト化が可能となる。
(3)一対のガスバーナ16,17を点対称状に配置した。これにより、ガス混合管16B,17Bが互い違いになり、ガス混合管16B,17B同士が一次空気を取り合うことを防止できる。また、ガス導管20aをガスの管内抵抗を減らすようにレイアウトしたり、コンパクト化に寄与するようにレイアウトしたり等、ガス導管20aのレイアウトの幅を広げることができる。
(4)ガス混合管16B,17Bがバーナ本体16A,17Aの間に位置するようにガスバーナ16,17を配置するとともに、バーナ本体16A,17Aの間にガス量調節バルブ22a,22bを配置した。このため、ガス混合管16B,17Bからガス量調節バルブ22a,22bまでを繋ぐガス導管20aのレイアウトを行い易く(取り回しが良く)なり、スペースを有効に利用することができる。
(5)ガスバーナ16,17を点対称状に配置するとともに、ガスバーナ16のガス混合管16Bを若干前方側にずらした。これにより、そのずらしたことにより生じるスペースにガス量調節バルブ22aを配置することができ、スペースを有効に利用することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明を具体化した第2の実施の形態について図7を参照にして説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態とガスバーナの数及び配置以外は基本的に同じであるため、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
図7に示すように、本実施の形態では、2つの内炎式のガスバーナ40,41を備えるとともに、外炎式のガスバーナ42を備えている。ガスバーナ42は、環状のバーナ本体42Aとそのバーナ本体42Aから半径方向に延びるガス混合管42Bとで構成されている。ガスバーナ40は、ガスバーナ41のバーナ本体41A及びガス混合管41Bに比べてバーナ本体40A及びガス混合管40Bが小型に構成されており、火力等においてガスバーナ41に比べて弱い小バーナである。ガスバーナ41,42は、本体ケース11内で横方向に所定の間隔を空けた状態で配置されており、そのガスバーナ41とガスバーナ42との間の後方にガスバーナ40が配置されている。
ガスバーナ40,41の形状は、環状のバーナ本体40A,41Aからほぼ接線方向にガス混合管40B,41Bが延びている点で上記第1の実施の形態と同じであるが、ガスバーナ40はガス混合管40Bから導入されるガス及び一次空気が左周りで旋回し、一方、ガスバーナ41は導入されるガス及び一次空気が右周りで旋回する。
ガスバーナ40,41は、近接した状態でガス混合管40B,41Bが背中合わせ状に対向するように配置されている。また、ガス混合管40B,41Bは、本体ケース11のほぼ角部に向かうように配置されている。そして、そのガス混合管40B,41Bの先端部からガスバーナ41の前方部に配置される点火・火力調節装置(ガスコック)43,44にガス導管20aを介して接続されている。また、ガスバーナ42のガス混合管42Bは、ガスバーナ42の前方に配置される点火・火力調節装置(ガスコック)45にガス導管20aを介して接続されている。点火・火力調節装置43,44,45からは、操作軸43a,44a,45aが本体ケース11の前方に形成された操作軸用透孔11bを介して本体ケース11の前方側に突出している。そして、各操作軸43a,44a,45aに操作つまみ46が取り付けられて操作部を構成している。これら操作つまみ46を操作者が回動操作することにより、点火・火力調節装置43,44,45が作動されて、各ガスバーナ40,41,42の点火・消火動作や火力調節等が行われる。
本実施の形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ガス混合管40B,41Bが背中合わせ状に対向するようにガスバーナ40,41を配置した。一般に、本実施の形態のようにガスバーナを3つ備えるガスコンロにおいては、2つのガスバーナ41,42が横方向に所定の間隔を空けた状態で配置されるとともに、その間の後方に両ガスバーナ41,42よりも小型で火力の弱いガスバーナ40が配置される。この際、本実施形態におけるガスバーナ40,41は、環状のバーナ本体40A,41Aからほぼ接線方向にガス混合管40B,41Bが延びてガス混合管40B,41Bがバーナ本体40A,41Aに対して偏在している。このため、ガス混合管40B,41Bを背中合わせ状に配置することで、バーナ本体40A,41Aが干渉し合うことなく、スペースを有効に利用することができ、ひいてはコンパクト化に寄与することができる。
(2)ガス混合管40B,41Bが本体ケース11のほぼ角部に向かうようにガスバーナ40,41が配置されている。これにより、バーナ本体40A,41Aから突出するガス混合管40B,41Bを角部のスペースに合理的に配置することができ、スペースを有効に利用することができる。
(3)ガスバーナ40,41のガス混合管40B,41Bをほぼ角部に向けることにより、本体ケース11の中央付近にガス混合管40B,41Bが位置することがなくなり、その中央部にスペースを確保することができる。これにより、例えば、図7に2点鎖線で示すようなグリルGをガスバーナ40,41の下方に配置することができ、ガス混合管40B,41Bの先端開口部を介してグリルにより熱せられた一次空気が導入されることを回避できる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 第1の実施の形態において、ガスバーナ16,17を点対称状に配置していたが、ガスバーナ16,17を線対称状に配置してもよい。これにより、図8に示すように、ガス混合管16B,17Bの両側いずれか(同図では下側)にスペースを確保することができる。このため、そのスペースに制御ボックス23やケース部材30等を配置することができ、スペースを有効に利用することができる。また、図9に示すように、ガスバーナ16,17を線対称状に配置するとともに、そのガス混合管16B,17Bを若干ずらすことで、各ガス混合管16B,17Bが取り入れる一次空気が干渉し合うことを防止できる。なお、各図に示す一点鎖線Yは線対称の基準となる線である。
さらに,一対のガスバーナ16,17を図10に示すような線対称で配置してもよい。この場合、上記第1の実施の形態のようにガス混合管16B,17Bが相手側のバーナ本体17A,16Aに向かって延びていないが、バーナ本体16A,17Aの間にスペースを確保できるとともに、ガス混合管16B,17Bの向く先にガス量調節バルブ22a,22bを配置することができる。このため、バーナ本体16A,17A間のスペースに制御ボックス23等を配置することができるとともに、ガス混合管16B,17Bからガス量調節バルブ22a,22bに至るガス導管20aを短くすることができ、コンパクト化に寄与することができる。ガスバーナ16,17の中心16O,17Oをこの位置にとりながら、ガス混合管16B,17Bを長く得ることも可能である。
・ 第1の実施の形態において、ガスバーナ16のガス混合管16Bを前方に若干ずらした状態で一対のガスバーナ16,17を点対称状に配置していたが、図11に示すようにガス混合管16Bをずらすことなく点対称に配置してもよい。この場合、ガス量調節バルブ22a,22bをガスバーナ17寄りに配置することで、スペースを有効に利用することができる。また、ガス混合管16B,17Bがバーナ本体16A,17Aに対して偏在しているため、ガスバーナ16,17を点対称状に配置することで、バーナ本体16A,17A間の距離を小さくしたい場合にガス混合管16B,17Bを互いに入れ込むことで可能となる。
・ 第2の実施の形態において、一対のガスバーナ40,41におけるガス混合管40B,41Bを背中合わせ状に配置するとともに、そのガス混合管40B,41Bを本体ケース11の角部に向かって延びるように配置した。これに限らず、例えば、ガス混合管40B,41Bを背中合わせ状に配置するとともに、そのガス混合管40B,41Bが互いに逆の方向に延びるようにガスバーナ40,41を配置してもよい。また、ガス混合管40B,41Bを角部に向けることなく背中合わせ状に配置してもよい。これらによっても、ガスバーナ40,41を近接して配置する際にガス混合管40B,41Bが干渉し合うことがないため、コンパクト化に寄与することができる。
・ 第1の実施の形態では、一対のガスバーナ16,17のみを備えるガスコンロであったが、2対以上備えるガスコンロであってもよい。例えば、図12に示すように、線対称状に配置されたガスバーナ16,17を2対備えるガスコンロであってもよい。
・ 第1の実施の形態において、一対のガスバーナ16,17において、ガス混合管16B,17Bがバーナ本体16A,17Aの間に位置するように配置するとともに、相手側のバーナ本体16A,17Aに向かうように配置した。しかし、ガス混合管16B,17Bを相手側のバーナ本体17A,16Aに向けるのではなく、単にバーナ本体16A,17Aの間に位置するように配置するだけでもよい。これによっても、バーナ本体16A,17A間のスペースにガス混合管16B,17Bを配置することになるため、ガスコンロの左右方向においてスペースを有効に利用することができ、コンパクト化に寄与することができる。
・ 第2の実施の形態におけるガスバーナ40,41を第1の実施の形態における一対のガスバーナ16,17のように点対称状に配置してもよい。
・ 第1の実施の形態において、一対のガスバーナ16,17以外にガスバーナを備えるガスコンロであってもよく、例えば、ガスバーナ16,17の間の後方にもう1つ内炎式のガスバーナを備えるガスコンロとしてもよい。
・ 第1の実施の形態では、操作部として非接触式のスイッチを使用していたが、第2の実施形態のようにつまみ式の操作部を用いてもよい。また、逆に第2の実施の形態において第1の実施の形態のような非接触式のスイッチを用いてもよい。操作部については特に限定されない。
・ 第2の実施の形態において、ガスバーナ42を外炎式のガスバーナで構成したが、内炎式のガスバーナで構成してもよい。
・ 第1の実施の形態ではバーナ本体16A,17Aからほぼ接線方向に延びるガス混合管16B,17Bを備えるガスバーナ16,17を使用し、スペースを有効に利用して、コンパクト化に寄与する構成とした。しかし、同様の目的を達成するものとして、例えば、図13に示すように、バーナ本体46A,47Aから半径方向に延びるガス混合管46B,47Bを備えるガスバーナ46,47を用いてもよい。この場合、ガスバーナ46,47のバーナ本体46A,47Aを前後方向にずらして配置するとともに、ガス混合管46Bが後側、ガス混合管47Bが前側を向くように配置する。これによっても、ガス混合管46B,47Bがバーナ本体46A,47Aの間にあるためスペースを有効に利用することができる。また、ガス混合管46Bの後側近傍のスペースに点火のための電極(図示略)を作動させるバッテリや制御ボックス等の熱を嫌う部品48(同図に二点鎖線で示す)を配置することでバーナ本体46A,47Aから離れた位置に部品48を配置することになり、熱から部品48を保護することができる。また、ガス混合管46Bの先端開口部から空気が導入されることでガス混合管46Bの後側近傍には空気の流れが生じる。このため、その空気の流れによっても部品48が熱から保護される。
次に、上記各実施の形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1)炎口を備える環状のバーナ本体と、該バーナ本体から半径方向に延出するガス混合管とを備えるガスバーナをコンロ本体内に複数備えるガスコンロにおいて、
前記複数のガスバーナのうち少なくとも一対のガスバーナにおけるバーナ本体を前記コンロ本体における前後方向にずらして配置するとともに、前側に配置されたガスバーナのガス混合管が後側、後側に配置されたガスバーナのガス混合管が前側を向くように前記一対のガスバーナを配置したことを特徴とするガスコンロ。
第1の実施の形態におけるガスコンロの平面図。 ガスコンロの横断面図。 第1の実施の形態におけるガスバーナの配置を示す平面図。 操作部及び表示部の拡大平面図。 ケース部材の断面図。 ガスコンロの部分拡大断面図。 第2の実施の形態におけるガスバーナの配置を示す平面図。 別の実施の形態におけるガスバーナの配置を示す平面図。 別の実施の形態におけるガスバーナの配置を示す平面図。 別の実施の形態におけるガスバーナの配置を示す平面図。 別の実施の形態におけるガスバーナの配置を示す平面図。 別の実施の形態におけるガスバーナの配置を示す平面図。 別の実施の形態におけるガスバーナの配置を示す平面図。
符号の説明
11…コンロ本体としての本体ケース、16,17,40,41…ガスバーナ、16A,17A,40A,41A…バーナ本体、16a,17a…炎口、16B,17B,40B,41B…ガス混合管、22a,22b…ガス制御弁としてのガス量調節バルブ。

Claims (6)

  1. 内周において内向きに開口する複数の炎口を有する環状のバーナ本体と、該バーナ本体から略接線方向に延出するガス混合管とを備えるガスバーナをコンロ本体内に複数備えるガスコンロであって、
    コンロ本体の内底部の前端側に前記ガスバーナを制御する制御装置を配設するとともにその上方の天板上面に前記ガスバーナの操作部を設け、
    前記複数のガスバーナのうち少なくとも一対のガスバーナにおけるガス混合管が該一対のガスバーナにおけるバーナ本体の間に位置するように該一対のガスバーナ配置するとともに、一対のバーナ本体の間であってバーナ本体よりも後ろ側のコンロ本体後縁に沿う位置に前記各ガスバーナへのガス供給量を調節するガス制御弁を配置したことを特徴とするガスコンロ。
  2. 前記一対のガスバーナを線対称状に配置したことを特徴とする請求項1に記載のガスコンロ。
  3. 前記一対のガスバーナを点対称状に配置したことを特徴とする請求項1に記載のガスコンロ。
  4. 前記一対のガスバーナにおけるガス混合管が延びる先には前記バーナ本体へのガスの供給制御を行うガス制御弁が配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のガスコンロ。
  5. 前記一対のガスバーナにおけるガス混合管は、互いに相手側のバーナ本体に向かって延びるように配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のガスコンロ。
  6. 前記一対のガス制御弁を線対称状に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のガスコンロ。
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