JP4082010B2 - 浄水器及び塩素含有水の混入量調節方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、業務用厨房、自動販売機や一般家庭等で用いられる浄水器に係り、特に活性炭層等よりなる塩素吸着層と中空糸膜等よりなる濾過層とを備えた浄水器において、濾過層で捕捉される微生物による異臭の発生を防止した浄水器に関する。また、本発明は浄水器における中空糸膜モジュールへの塩素含有水の混入量調節方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
業務用厨房、自動販売機や一般家庭等で用いられる浄水器は、一般に、活性炭層と中空糸膜、平膜等の濾過膜とを組み合せた構成とされている。即ち、水道水を活性炭層に通水することにより水道水中の塩素を吸着除去して異臭味をなくし、次いで、濾過膜で異物を濾過して浄水とする。近年、浄水器の活性炭層として、抗菌性の銀着活性炭層を用いたものも提供されている。
【0003】
ところで、水道水中には、塩素では死滅しないクリプトポリジウムやジアルジアなどの微生物が含まれている。このような微生物は活性炭層では除去し得ず、後段の濾過膜で除去する必要がある。このため、これらの耐塩素微生物を除去する目的で、浄水器の濾過膜としては、孔径0.1〜1μm程度の中空糸膜が使用される場合が多い。なお、このような微細孔の中空膜の代りにカーボンブロックや不織布などの濾過材が用いられる場合もあるが、いずれの場合においても、このような微細孔を有する濾過層であれば、微生物を完全に除去することができ、微生物の混入のない清浄度の高い浄水を製造することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、微生物を完全に捕捉して除去することができるような微細孔の濾過層を設けた場合、濾過層で捕捉された微生物は、濾過層の一次側で繁殖し、繁殖した微生物から硫化水素臭などの異臭が発生するという問題がある。濾過層の一次側で発生した異臭成分は0.1μmよりも遥かに小さいため、濾過層の微細孔を通過して濾過層の二次側から取り出される浄水の味を著しく損なう原因となっている。
【0005】
この微生物の多くは嫌気性であるため、浄水器の通水量が継続して多い場合には、一次側に酸素(水道水中の溶存酸素)が供給されるため、微生物の繁殖による硫化水素臭等の異臭の発生は抑制される。しかし、一般に、浄水器の使用状態としては通水が断続的であり、また通水量が少ない場所、即ち浄水の使用量や使用頻度が少ない場所に設置された浄水器にあっては、特に通水停止中における濾過層の一次側の微生物の繁殖に起因する異臭の発生が問題となる。
【0006】
なお、活性炭層として抗菌性の銀着活性炭層を用いた場合には、活性炭層の二次側、即ち濾過層の一次側に50ppb程度の銀を溶出させて微生物の繁殖抑制効果を得ることができる。しかし、濾過層の一次側での微生物の繁殖力は非常に強いため、銀着活性炭層の設置初期には微生物の繁殖を抑制することはできるが、短期間で微生物が繁殖し始め、一旦微生物が繁殖し始めると、50ppb程度の銀では微生物の繁殖抑制効果は全く得られず、更に微生物が繁殖し続け、異臭を発生するようになる。
【0007】
本発明は上記従来の問題点を解決し、活性炭層等よりなる塩素吸着層と中空糸膜よりなる濾過層とを備えた浄水器において、濾過層で捕捉される微生物による異臭の発生を防止した浄水器と、浄水器における中空糸膜モジュールへの塩素含有水の混入量調節方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の浄水器は、第1の端面及び第2の端面を有した円筒形の浄水器ハウジングと、同軸状の円筒状の外套と内套との間に粒状活性炭を充填してなり、該浄水器ハウジング内に該ハウジングと同軸的に配置された円筒形の活性炭フィルタと、該活性炭フィルタの一端に装着され、前記浄水器ハウジングの第1の端面に対面する第1のキャップと、該活性炭フィルタの他端に装着され、前記浄水器ハウジングの第2の端面に対面する第2のキャップと、該活性炭フィルタと第1及び第2のキャップとで囲まれた、活性炭フィルタ内側部分に配置されており、該第1のキャップに保持されている中空糸膜モジュールと、該第1のキャップと第2のキャップとの間に架設された通水パイプと、前記浄水器ハウジングの第1の端面に設けられた原水流入口と、前記第2のキャップに設けられた通水孔と、前記中空糸膜モジュールを透過した浄水を浄水器ハウジング外に取り出すための浄水取出管と、を備えてなり、該第1のキャップと第1の端面との間、該第2のキャップと第2の端面との間、及び、該活性炭フィルタの外周面と浄水器ハウジングの内周面との間には、それぞれ通水間隙が存在しており、前記原水流入口から浄水器ハウジング内に導入された塩素含有原水の一部は、該第1のキャップと第1の端面との間から前記活性炭フィルタの外周面と浄水器ハウジングの内周面との間に流入した後、前記活性炭フィルタを透過して活性炭フィルタ内側部分に流入し、原水の残部は、前記通水パイプを通って、前記第2のキャップと第2の端面との間の部分に流入し、この部分に流入した原水の一部は前記通水孔を通過して活性炭フィルタ内側部分に流入し、残部は前記活性炭フィルタの外周面と浄水器ハウジングの内周面との間に流入した後、前記活性炭フィルタを透過して活性炭フィルタ内側部分に流入し、該活性炭フィルタ内側部分の水が前記中空糸膜モジュールを透過し、この透過水が前記浄水取出管を介して取り出されることを特徴とする。
【0009】
本発明の浄水器では、水道水等の塩素を含んだ原水の一部を塩素吸着層を通過させずに通水孔から活性炭フィルタの内側部分に導入することにより、中空糸膜モジュールの一次側に塩素を流入させる。このため、この流入塩素により、微生物が中空糸膜モジュールの一次側で繁殖することを抑制することができ、これにより微生物の繁殖に起因する異臭の発生を防止することができる。
【0010】
また、本発明の浄水器における中空糸膜モジュールへの塩素含有水の混入量調節方法では、開孔する通水孔の数を調節することにより、浄水器の使用形態、即ち、通水量や使用頻度に応じて、活性炭フィルタを通過せずに中空糸膜モジュールに導入される原水量を調節することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明の浄水器の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】
図1は本発明の浄水器の実施の形態を示す断面図である。
【0013】
筒形(この実施の形態では円筒形)の浄水器ハウジング1内に、該浄水器ハウジング1内と同軸的にフィルタカートリッジ2が設置されている。
【0014】
浄水器ハウジング1の上面部には、原水の流入口3が設けられると共に、該フィルタカートリッジ2からの浄水の取出管4が突設されている。
【0015】
フィルタカートリッジ2は、円筒形の活性炭フィルタ5と中空糸膜モジュール6とを備えている。活性炭フィルタ5は、不織布よりなる同軸状の筒状外套5a及び内套5bの間に粒状活性炭5cを充填したものである。
【0016】
この円筒状の活性炭フィルタ5の上下両端に上部キャップ7と下部キャップ8とが装着されている。
【0017】
前記中空糸膜モジュール6はこの上部キャップ7の下面に保持されている。上部キャップ7には、中空糸膜モジュール6を透過した浄水の流出孔9が設けられており、前記浄水取出管4は該流出孔9と連通するように該上部キャップ7に固着されている。なお、この浄水取出管4は浄水器ハウジング1の上面部の取出管挿通口10を通って浄水器ハウジング1の上方に突出している。
【0018】
上部キャップ7と浄水器ハウジング1の上面との間には所定の間隙があいている。下部キャップ8と浄水器ハウジング1底面との間にも所定の間隙があいており、フィルタカートリッジ2の側周面と浄水器ハウジング1の側周内面との間にも所定の間隙があいている。
【0019】
中空糸膜モジュール6は、束状に揃えた多数本の細い中空糸膜を備えており、中空糸膜が図1の略上下方向となるように配置されている。図示はしないが、各中空糸膜の下端はポッティング等により封じられている。各中空糸膜の上端は中空糸膜モジュール6の集水室(図示略)に連通しており、この集水室が浄水流出孔9に連通している。
【0020】
上部キャップ7及び下部キャップ8にはそれぞれパイプ挿通口11,12が設けられており、これらの挿通口11,12に挿通された通水パイプ13が上部キャップ7と下部キャップ8との間に架設されている。
【0021】
下部キャップ8には、フィルタカートリッジ2の内部と下部キャップ8の下側とを連通する、流量調整手段としての通水孔14が設けられている。
【0022】
このように構成された浄水器においては、水道水等の原水は流入口3から浄水器ハウジング1内に流入し、その多くは上部キャップ7と浄水器ハウジング1の上面部との間からフィルタカートリッジ2の外周側に流れ、活性炭フィルタ5を透過してフィルタカートリッジ2内に流入する。原水の一部(残部)は、通水パイプ13を通って下部キャップ8と浄水器ハウジング1との間に流れ込み、その一部は下部キャップ8の通水孔14を通ってフィルタカートリッジ2内に流入し、残部は下部キャップ8の外縁を回り込んでフィルタカートリッジ2の側周面と浄水器ハウジング1との間に流れ込み、活性炭フィルタ5を透過してフィルタカートリッジ2内に流入する。
【0023】
フィルタカートリッジ2内に流入した水は、中空糸膜モジュール6によって濾過され、浄水取出管4から浄水として取り出される。
【0024】
このフィルタカートリッジ2内に流入する水は、活性炭フィルタ5を透過した水(脱塩素水)に、通水孔14を通って流入してきた原水(塩素含有水)が少量混入したものであり、少量の塩素を含んでいる。このため、この少量の塩素の流入により、中空糸膜モジュール6を透過せずにフィルタカートリッジ2内に残留した微生物の繁殖が抑制され、微生物の繁殖による異臭の発生が防止される。
【0025】
なお、この実施の形態では、通水パイプ13を介して下部キャップ8と浄水器ハウジング1の底面との間にも原水が導入されるため、浄水器ハウジング1内のいずれの箇所にも水が滞留することがない。そのため、水の滞留による異臭の発生も防止される。
【0026】
この通水パイプ13の内径は、フィルタカートリッジ2の直径や浄水器ハウジング1の直径、フィルタカートリッジ2と浄水器ハウジング1との間に形成される間隙等によっても異なるが、浄水器ハウジング1の底部の水の滞留を確実に防止するために、通常の場合、5〜15mm程度であることが好ましく、原水流入口から流入した原水のうちの20〜50%が通水パイプ13に流入することが好ましい。
【0027】
また、流量調整手段としての通水孔14の孔径やその個数は、フィルタカートリッジ2内に流入させる塩素含有水量の必要量によって適宜決定される。即ち、浄水器の使用形態として通水量ないし使用頻度が少なく、微生物が繁殖し易い場合には、通水孔14の孔径及び/又は個数を増やして活性炭フィルタ5を透過せずにフィルタカートリッジ2内に流入する塩素含有水量を多くし、通水量ないし使用頻度が高い場合には、酸素の流入で微生物は繁殖し難くなるため、通水孔14の孔径及び/又は個数を減らして活性炭フィルタ5を透過せずにフィルタカートリッジ2内に流入する塩素含有水量を低減することが好ましい。
【0028】
このため、下部キャップ8には、所定の孔径の通水孔14を予め複数個設けておき、浄水器の使用形態に応じて必要な通水孔のみを開孔したままとし、不要な通水孔は蓋部材で塞ぐことにより、フィルタカートリッジ2内に流入する塩素含有水量を調節することができるように構成することが好ましい。なお、通水孔の開閉は、蓋部材によるキャップ孔埋め方式の他、通水孔封止用の板をスライドさせて、開孔数や開孔面積を調節するスライド方式であっても良い。
【0029】
この通水孔14の孔径、個数は下部キャップ8の寸法、その他の構成によっても異なるが、一般的には孔径2〜3mm程度の通水孔を3〜5個程度設けておき、原水流入口3から流入した原水のうちの5〜40%が活性炭フィルタ5を透過せずに中空糸膜モジュール6に流入するように調整可能であることが好ましい。
【0030】
また、中空糸膜モジュールは、孔径0.1〜1μmの、耐塩素微生物を確実に捕捉できるものであることが好ましい。
【0031】
図1は、本発明の浄水器の実施の形態の一例であって、本発明はその要旨を超えない限り、何ら図示のものに限定されるものではない。
【0032】
例えば、浄水器ハウジング1へのフィルタカートリッジ2への取付方法は、図2に示す如く、フィルタカートリッジ2の上面に突設された取出管4の上部外周面に形成された雄ねじ4Aと、ハウジング2の取出管挿通口10の外縁部にハウジング2の上面から突設された浄水の流出口15の内周面に形成された雌ねじ15Aとのねじ込みによるものであっても良い。なお、図2において図1と同一機能を奏する部材には同一符号を付してある。
【0033】
また、中空糸膜モジュールの中空糸膜の取付方法は、図3に示す如く、多数本の長尺の中空糸膜21を折り返し、上部のポッティング20に両端部を固定したものであっても良い。
【0034】
このような本発明の浄水器は、業務用厨房、自動販売機や一般家庭等の用途に好適であり、特に通水量が少なく、また通水が断続的に行われる浄水器において、異臭の発生を効果的に防止することができる。
【0035】
【実施例】
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
【0036】
実施例1
図1の浄水器に水道水を通水して浄水の製造を行った。
【0037】
浄水器ハウジング1の外寸は直径12cm、高さ29cmであり、内部のフィルタカートリッジ2の外寸は直径9.5cm、高さ25cmである。このフィルタカートリッジ2は、厚さ1cmの活性炭層を有する活性炭フィルタ5と中空糸膜モジュール(濾過性能0.1μm)6を備える。
【0038】
通水パイプ13の内径は0.8cmであり、下部キャップ8には、直径3mmの通水孔14が3個設けられている。なお、活性炭フィルタ5の外套5aは濾過性能20μmの濾布(不織布)であり、内套5bは濾過性能5μmの濾布(不織布)であり、活性炭としては粒径0.2〜0.5mmのものが充填されている。
【0039】
この浄水器では、原水流入口3から流入した水道水のうちの約50%が通水パイプ13を流通し、また、原水流入口3から流入した水道水のうちの約30%が活性炭フィルタ5を透過せずに通水孔14を経て中空糸膜モジュール6に流入する。
【0040】
この浄水器に、水道水を120L/hrで5〜10秒通水後、30〜120秒停止するような断続運転を12時間行った後、12時間運転を停止することを繰り返す使用状態で12ヶ月間使用したが、使用開始初期から使用終了まで、得られた浄水に異臭味は全く発生しなかった。
【0041】
比較例1
実施例1で用いたものと同様の浄水器において、通水孔を全て塞ぎ、原水流入口から導入された水道水をすべて活性炭フィルタ5を通過させた後中空糸膜モジュール6に流入させるようにしたこと以外は同様にして、同様の使用状態で使用したところ、使用開始から3ヶ月後には得られた浄水に硫化水素臭等による異臭味が発生した。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明によれば、異臭味や異物の混入がなく、清浄度の高い浄水を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の浄水器の実施の形態を示す断面図である。
【図2】 本発明の浄水器の他の実施の形態を示す部分断面図である。
【図3】 中空糸膜モジュールの中空糸膜の固定方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1 浄水器ハウジング
2 フィルタカートリッジ
3 原水流入口
4 浄水取出管
5 活性炭フィルタ
5a 外套
5b 内套
5c 粒状活性炭
6 中空糸膜モジュール
7 上部キャップ
8 下部キャップ
13 通水パイプ
14 通水孔
Claims (5)
- 第1の端面及び第2の端面を有した円筒形の浄水器ハウジングと、
同軸状の円筒状の外套と内套との間に粒状活性炭を充填してなり、該浄水器ハウジング内に該ハウジングと同軸的に配置された円筒形の活性炭フィルタと、
該活性炭フィルタの一端に装着され、前記浄水器ハウジングの第1の端面に対面する第1のキャップと、
該活性炭フィルタの他端に装着され、前記浄水器ハウジングの第2の端面に対面する第2のキャップと、
該活性炭フィルタと第1及び第2のキャップとで囲まれた、活性炭フィルタ内側部分に配置されており、該第1のキャップに保持されている中空糸膜モジュールと、
該第1のキャップと第2のキャップとの間に架設された通水パイプと、
前記浄水器ハウジングの第1の端面に設けられた原水流入口と、
前記第2のキャップに設けられた通水孔と、
前記中空糸膜モジュールを透過した浄水を浄水器ハウジング外に取り出すための浄水取出管と、
を備えてなり、
該第1のキャップと第1の端面との間、該第2のキャップと第2の端面との間、及び、該活性炭フィルタの外周面と浄水器ハウジングの内周面との間には、それぞれ通水間隙が存在しており、
前記原水流入口から浄水器ハウジング内に導入された塩素含有原水の一部は、該第1のキャップと第1の端面との間から前記活性炭フィルタの外周面と浄水器ハウジングの内周面との間に流入した後、前記活性炭フィルタを透過して活性炭フィルタ内側部分に流入し、
原水の残部は、前記通水パイプを通って、前記第2のキャップと第2の端面との間の部分に流入し、この部分に流入した原水の一部は前記通水孔を通過して活性炭フィルタ内側部分に流入し、残部は前記活性炭フィルタの外周面と浄水器ハウジングの内周面との間に流入した後、前記活性炭フィルタを透過して活性炭フィルタ内側部分に流入し、
該活性炭フィルタ内側部分の水が前記中空糸膜モジュールを透過し、この透過水が前記浄水取出管を介して取り出されることを特徴とする浄水器。 - 請求項1において、前記活性炭フィルタの前記外套及び内套は不織布よりなることを特徴とする浄水器。
- 請求項1又は2において、前記通水孔が複数個設けられていることを特徴とする浄水器。
- 請求項3に記載の浄水器における塩素含有水の混入量を調節する方法であって、開孔する前記通水孔の数を調節することにより活性炭フィルタ内側部分への塩素含有水の混入量を調節することを特徴とする浄水器における塩素含有水の混入量調節方法。
- 請求項4において、一部の通水孔を蓋部材で塞ぐことにより、開孔する通水孔の数を調節することを特徴とする浄水器における塩素含有水の混入量調節方法。
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