JP4081797B2 - ゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造 - Google Patents

ゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4081797B2
JP4081797B2 JP2005059306A JP2005059306A JP4081797B2 JP 4081797 B2 JP4081797 B2 JP 4081797B2 JP 2005059306 A JP2005059306 A JP 2005059306A JP 2005059306 A JP2005059306 A JP 2005059306A JP 4081797 B2 JP4081797 B2 JP 4081797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composite material
adjustment
head
golf club
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005059306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006239154A (ja
Inventor
明清 梁
峻勇 黄
Original Assignee
楠盛股▲分▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 楠盛股▲分▼有限公司 filed Critical 楠盛股▲分▼有限公司
Priority to JP2005059306A priority Critical patent/JP4081797B2/ja
Publication of JP2006239154A publication Critical patent/JP2006239154A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4081797B2 publication Critical patent/JP4081797B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Golf Clubs (AREA)

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造に関するもので、特に複合材料調整体をヘッド本体に充填して結合させることにより、重心と慣性モーメントを調整することができるゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造に係るものである。
従来のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造としては、ゴルフクラブヘッドにはヘッド本体、フェース板および重りが含まれる。ヘッド本体には環状壁が形成され、さらにヘッド本体の正面はフェース板と結合し固設するのに用いられる。フェース板の両側には正表面と背表面が形成され、正表面はゴルフボールを打球するのに用いられ、背表面は重りと結合するのに用いられる。また、一般としてヘッド本体、フェース板および重りは金属により製成するようにとしたものがある(例えば、特許文献1を参照)。
アメリカ特許公開番号第2004/0214657号
上記のような従来のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造においては、事実上としてヘッド本体とフェース板の材料の密度に対し、重りは相対的に比較的高い材料の密度を有するように形成されるため、上記重りは相対的に比較的小さい体積を有するように形成される。また、製造上において上記重りは比較的小さい体積の重り単元を採用しなければならず、上記重りではヘッド本体の特定空間の体積を充填することができないため、反ってヘッド本体には上記重りの体積に適合する組立の空間と位置を保留しなければならなくなる。もし、上記重りはヘッド本体の特定位置の特定空間しか充填することができない場合、上記重りの重心配置と慣性モーメントの調整には不利になるという問題点があった。その他に、一旦上記重りの体積が小さくなり過ぎると、ヘッド本体の体積も相対的に小さくなり、すなわちフェース板の断面積を相対的に縮めてしまう可能性があるため、ヘッド本体の打撃の特性に対して不利になるという問題点があった。簡単に言えば、ヘッド本体と重りとの配置をさらに調整しなければならず、そうすることによって製造上においてはヘッド本体に特定空間を設置するだけで、それに上記空間には特定な体積を有して重りまたはその他のヘッド部材を収容することができるため、ヘッド本体の重心配置と慣性モーメントの調整を高めることができる。
本発明はこのような問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、ヘッド本体に調整切口を設け、調整切口に複合材料調整体を充填し結合することができ、さらに複合材料調整体に少なくとも一個のヘッド部材を収容することができ、例えば重りまたは銘板を収容することができるため、重心と慣性モーメントの調整を行うことができるゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造を提供しようとするものである。
本発明の第一の目的は、ヘッド本体に調整切口を設け、調整切口に複合材料調整体を充填し結合することができ、さらに複合材料調整体に少なくとも一個の重り部材を収容することができるため、重心と慣性モーメントの調整を行うことができるゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造を提供しようとするものである。
本発明の第二の目的は、ヘッド本体に調整切口を設け、調整切口に複合材料調整体を充填し結合することができ、さらに複合材料調整体に少なくとも一個のヘッド部材を収容することができるため、組立と配置の効果を高めることができるゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明によるゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造は、ヘッド本体、フェース板および複合材料調整体により構成される。ヘッド本体にはほぼ直方体形状の調整切口が設けられる。調整切口はヘッド本体の底部、背部、または上周縁のうちいずれか一つに設けられる。フェース板はヘッド本体の正面に固設される。複合材料調整体の形状は調整切口の形状とほぼ同じである。複合材料調整体には収容室が設けられる。収容室は複合材料調整体が調整切口の底部に当接していない反対側の側面に開口している。収容室は少なくとも一個のヘッド部材を収容するのに用いられる。複合材料調整体はヘッド本体の調整切口の内部に嵌入され、ヘッド部材は複合材料調整体の上記開口を経由して複合材料調整体の収容室の内部に嵌入される。
本発明によるゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造は、ヘッド本体の調整切口には係止部が設けられるのに対し、複合材料調整体には対応するように係止部が設けられ、組立時において複合材料調整体の係止部はヘッド本体の調整切口の係止部に係止するように形成されることもできる。また、複合材料調整体の係止部には少なくとも一個の案内面が設けられ、案内面により複合材料調整体の係止部をヘッド本体の調整切口の係止部に簡単に係止することもできる。また、ヘッド本体の調整切口には上補強板が設けられ、上補強板により調整切口の構造の強度を高めることもできる。また、ヘッド本体の調整切口には下補強板が設けられ、下補強板により調整切口の構造の強度を高めることもできる。また、ヘッド本体の調整切口は一対の傾斜側壁により組成され、傾斜側壁はヘッド本体の背面側に向かって調整切口の幅が縮小するように形成されることにより、複合材料調整体を強化して結合することもできる。また、ヘッド本体の調整切口は一対の傾斜側壁により組成され、傾斜側壁はヘッド本体の背面側に向かって調整切口の幅が拡張するように形成されることにより、複合材料調整体の組立を容易にすることもできる。また、ヘッド本体の調整切口には底収容室が設けられ、複合材料調整体には対応するように係止部が設けられ、係止部は調整切口の底収容室に係止するように形成されることもできる。また、ヘッド本体の調整切口には底収容室が設けられ、底収容室は振動吸収体を収容するのに用いられることにより、振動吸収体はヘッド本体の調整切口と複合材料調整体との間に挟設されることもできる。また、複合材料調整体の収容室には少なくとも一個の側当接面が設けられ、ヘッド部材が側当接面に当接した時、複合材料調整体は微量に拡張変形になるように形成されることにより、複合材料調整体はヘッド本体の調整切口に係止するように形成されることもできる。また、ヘッド部材には少なくとも一個の拡張部が設けられ、ヘッド部材の拡張部が複合材料調整体の収容室の内表面に当接した時、複合材料調整体は微量に拡張変形になるように形成されることにより、複合材料調整体はヘッド本体の調整切口に係止するように形成されることもできる。また、複合材料調整体にはカバーが設けられ、カバーには少なくとも一個の凹欠溝が設けられる。凹欠溝はカバーの少なくとも一個の側面に形成される。上記側面は調整切口の係止部とは互いに対応するように形成される。さらに凹欠溝の形状は複合材料調整体の端面の形状とほぼ同じであるように形成される。カバーの凹欠溝により複合材料調整体の拡張による変形を許容することもできる。また、カバーには開口部が設けられ、開口部は複合材料調整体の収容室に対応するように形成されることにより、ヘッド部材を組み立てるのを許容することもできる。また、ヘッド本体の調整切口は上調整切口からなることもできる。また、ヘッド本体の上調整切口には上補強板と下補強板が含まれることにより、上補強板と下補強板により共同でほぼ直方体形状の凹欠室が形成されることもできる。また、ヘッド本体はウッド型のヘッドからなることもできる。
また、本発明によるゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造は、ヘッド本体、複合材料調整体およびカバーにより構成される。ヘッド本体にはほぼ直方体形状の調整切口が設けられる。調整切口はヘッド本体の底部、背部、または上周縁のうちいずれか一つに設けられる。複合材料調整体の形状は調整切口の形状とほぼ同じである。複合材料調整体には収容室が設けられ、収容室は少なくとも一個のヘッド部材を収容するのに用いられる。収容室は複合材料調整体が調整切口の底部に当接していない反対側の側面に開口する。カバーは複合材料調整体を被覆するように形成される。複合材料調整体はヘッド本体の調整切口の内部に嵌入される。ヘッド部材は複合材料調整体の上記開口を経由して複合材料調整体の収容室の内部に嵌入される。
また、本発明によるゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造は、ヘッド本体の調整切口には係止部が設けられるのに対し、複合材料調整体には対応するように係止部が設けられ、組立時において複合材料調整体の係止部はヘッド本体の調整切口の係止部に係止するように形成されることもできる。また、ヘッド本体の調整切口には上補強板が設けられ、上補強板により調整切口の構造の強度を高めることもできる。また、ヘッド本体の調整切口には下補強板が設けられ、下補強板により調整切口の構造の強度を高めることもできる。また、ヘッド本体の調整切口は一対の傾斜側壁により組成され、傾斜側壁はヘッド本体の背面側に向かって調整切口の幅が縮小するように形成されることにより、複合材料調整体を強化して結合することもできる。また、ヘッド本体の調整切口は一対の傾斜側壁により組成され、傾斜側壁はヘッド本体の背面側に向かって調整切口の幅が拡張するように形成されることにより、複合材料調整体を簡単に組み立てることもできる。また、ヘッド本体の調整切口には底収容室が設けられ、複合材料調整体には対応するように係止部が設けられ、係止部は調整切口の底収容室に係止するように形成されることもできる。また、ヘッド本体の調整切口には底収容室が設けられ、底収容室は振動吸収体を収容するのに用いられることにより、振動吸収体はヘッド本体の調整切口と複合材料調整体との間に挟設されることもできる。また、複合材料調整体の収容室には少なくとも一個の側当接面が設けられ、ヘッド部材が側当接面に当接した時、複合材料調整体は微量に拡張変形になるように形成されることにより、複合材料調整体はヘッド本体の調整切口に係止するように形成されることもできる。
また、本発明によるゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造は、ヘッド本体、複合材料調整体およびカバーにより構成される。ヘッド本体にはほぼ直方体形状の凹欠室が設けられる。凹欠室はヘッド本体の底部、背部、または上周縁のうちいずれか一つの部位に設置される。複合材料調整体の形状は凹欠室の形状とほぼ同じである。収容室は複合材料調整体が調整切口の底部に当接していない反対側の側面に開口する。複合材料調整体には収容室が設けられ、収容室は少なくとも一個のヘッド部材を収容するのに用いられる。カバーは複合材料調整体を被覆するように形成される。複合材料調整体はヘッド本体の調整切口の内部に嵌入される。ヘッド部材は複合材料調整体の開口を経由して複合材料調整体の収容室の内部に嵌入される。
さらに、本発明によるゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造は、ヘッド本体の凹欠室には係止部が設けられるのに対し、複合材料調整体には対応するように係止部が設けられ、組立時において複合材料調整体の係止部はヘッド本体の凹欠室の係止部に係止するように形成されることもできる。また、ヘッド本体の凹欠室には底収容室が設けられ、複合材料調整体には対応するように係止部が設けられ、係止部は凹欠室の底収容室に係止するように形成されることもできる。また、ヘッド本体の凹欠室には底収容室が設けられ、底収容室は振動吸収体を収容するのに用いられることにより、振動吸収体はヘッド本体の凹欠室と複合材料調整体との間に挟設されることもできる。また、複合材料調整体の収容室には少なくとも一個の側当接面が設けられ、ヘッド部材が側当接面に当接した時、複合材料調整体は微量に拡張変形になるように形成されることにより、複合材料調整体はヘッド本体の凹欠室に係止するように形成されることもできる。
本発明のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造によれば、ヘッド本体に調整切口を設け、調整切口に複合材料調整体を充填し結合することができ、さらに複合材料調整体に少なくとも一個の重り部材を収容することができるため、重心と慣性モーメントの調整を行うことができるという利点がある。
本発明のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造によれば、ヘッド本体に調整切口を設け、調整切口に複合材料調整体を充填し結合することができ、さらに複合材料調整体に少なくとも一個のヘッド部材を収容することができるため、組立と配置の効果を高めることができるという利点がある。
本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1、2を参照すると、本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドにはヘッド本体1、フェース板10および複合材料調整体2が含まれる。ヘッド本体1、フェース板10および複合材料調整体2によりゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造を組成すると共に、複合材料調整体2によりヘッド本体1の重心と慣性モーメントを調整することができる。
再び図1、2を参照すると、本発明の実施例1のヘッド本体1は好ましくは金属材料により製成され、金属材料はステンレス(例えば17−4PHステンレス)、炭素鋼、低炭素鋼、合金鋼、低合金鋼、フェロ−マンガン−アルミ合金、鋳鉄、ニッケル合金、構造用鋼、超合金鋼またはチタン合金(例えば6アルミ−4バナジウムのチタン合金)などの材料から選択することができる。ヘッド本体1には環状壁(図示せず)が形成され、上記環状壁にはソール部(sole)が設けられ、さらにヘッド本体1の正面にはフェース板10を結合し固設することができるため、フェース板10は上記環状壁に連接するように形成される。フェース板10の両側には正表面と背表面が形成され、上記正表面はヘッド本体1の正面に位置すると共に、ゴルフボールを打球するのに用いられ、上記背表面はヘッド本体1の環状壁の内部に位置するように形成される。
再び図1を参照すると、本発明の実施例1のヘッド本体1には調整切口11が設けられ、調整切口11はしまりばめの方式で複合材料調整体2を収容するのに用いられる。調整切口11は好ましくはヘッド本体1の底部に位置するように形成され、それによってヘッド本体1の底部の質量を減らすことができる。また、構造上において調整切口11は所定の規格サイズを有し、複合材料調整体2の規格サイズに対応するように形成される。
再び図1、2を参照すると、本発明の実施例1のヘッド本体1の調整切口11には一対の側壁111、111が設けられ、側壁111、111は隔てるように底部112の両側に設けられ、一対の側壁111.111の間には一つの幅が形成される。各側壁111には係止部113が設けられると共に、好ましくは互いに対応するように設けられる。ヘッド本体1の調整切口11の側壁111においても例えば係止部113を設置しないことを選択することができる。
再び図1、2を参照すると、本発明の実施例1の複合材料調整体2は弾性変形自在な材料により製成され、上記弾性変形自在な材料は樹脂(例えばエポキシ樹脂)、高分子化合材料、ゴム、熱塑性弾性体材料およびPU弾性材料などから選択することができる。複合材料調整体2には収容室20が設けられ、収容室20は少なくとも一個のヘッド部材3を収容するのに用いられる。複合材料調整体2の外表面には係止部21が設けられ、係止部21はヘッド本体1の調整切口11の係止部113に対応して係止することができる。その他に、複合材料調整体2の係止部21には少なくとも一個の案内面211が設けられることにより、ヘッド本体1の調整切口11から複合材料調整体2を簡単に組み立てたり、または取り外したりすることができる。
再び図1、2を参照すると、本発明の実施例1のヘッド部材3は重り、抵抗体、装飾カバーなどから選択することができる。ヘッド部材3には拡張部が形成され、上記拡張部は複合材料調整体2の収容室20の内表面を当接するのに用いられるため、複合材料調整体2には適当に弾性による拡張変形が生じる。ヘッド部材3には第一幅W1と第二幅W2が形成され、第一幅W1は第二幅W2より大きくなるように形成されることにより、第一幅W1が複合材料調整体2の収容室20に進入した時、複合材料調整体2の外周面には弾性による拡張変形が生じ始める。それに反して、ヘッド部材3が複合材料調整体2の収容室20から離脱した時、複合材料調整体2の外周面は正常に戻るように形成される。
図3、4、5を参照すると、組立時において、先ず複合材料調整体2をヘッド本体1の調整切口11の内部に置き入れ、それからヘッド部材3を複合材料調整体2の収容室20に滑り込む。正常に使用する時、複合材料調整体2はヘッド本体1の調整切口11から離脱することがない。この時、複合材料調整体2はヘッド本体1の底部に充填して結合されることにより、ゴルフクラブヘッドが組成される。
図5を参照すると、複合材料調整体2がヘッド本体1の調整切口11から脱落するのを避けるべく、複合材料調整体2の係止部21はさらに調整切口11の係止部113に対応して係止するように形成されることにより、複合材料調整体2とヘッド本体1の調整切口11との間のしまりばめ方式による係止を強化することができる。
再び図1、5を参照すると、ヘッド部材3の第一幅W1は複合材料調整体2の収容室20に進入するため、複合材料調整体2には弾性による拡張変形が生じる。複合材料調整体2に弾性による拡張変形が生じた時、複合材料調整体2の係止部21はさらに外へ突出するように形成されるため、複合材料調整体2の係止部21は調整切口11の係止部113の内部に緊密に係止することができる。その他に、複合材料調整体2の係止部21の案内面211は調整切口11の係止部113の内部に簡単に案内して滑り込むことができるため、複合材料調整体2をヘッド本体1の調整切口11に簡単に組み立てることができる。
再び図3、4、5を参照すると、複合材料調整体2またはヘッド部材3を取り外して取り換えようとする時、先ずヘッド部材3を複合材料調整体2の収容室20から取り外し、ヘッド部材3を一旦複合材料調整体2の収容室20から離脱させると、複合材料調整体2をヘッド本体1の調整切口11から押し離すことができる。複合材料調整体2の係止部21が調整切口11の係止部113から一旦離脱すると、複合材料調整体2はヘッド本体1の調整切口11から滑り出すことができるため、複合材料調整体2を取り替えることができる。
図6、7、8を参照すると、本発明の実施例2のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造は実施例1の構造に対応して設置され、本発明における各実施例の間の差異を分かり易くするため、部材の同じ部分は同じ符合を採用して標示される。実施例2における部分的な技術内容は前述した実施例1の説明内容に掲示されているため、ここでは参考にして再び詳細に説明しない。
再び図6、7を参照すると、実施例1と比較すると、実施例2においてヘッド本体1の調整切口11の上周縁には上補強板114が設けられ、上補強板114は一対の側壁111、111の間に連接して延伸するように形成されることにより、調整切口11の構造の強度を強化することができる。一対の側壁111、111、底部112と上補強板114は共同で調整切口11を形成する。実施例2における複合材料調整体2の収容室20には少なくとも一個の側当接面22が設けられ、ヘッド部材3が側当接面22を当接した時、複合材料調整体2は微量に拡張変形になることができるため、複合材料調整体2はヘッド本体1の調整切口11に係止するように形成される。
再び図8を参照すると、実施例1と比較すると、実施例2において一対の側壁111、111は一対の傾斜側壁からなると共に、特定の傾斜度(二本の点線に示す如く)を有するように形成され、上記傾斜側壁は縦方向(ヘッド本体1の背面側に向かう方向)において調整切口11の幅が縮小するように形成されることにより、複合材料調整体2を強化して結合することができる。
図9、10、11を参照すると、本発明の実施例3のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造は実施例2の構造に対応して設置され、本発明における各実施例の間の差異を分かり易くするため、部材の同じ部分は同じ符合を採用して標示される。実施例3における部分的な技術内容は前述した実施例2の説明内容に掲示されているため、ここでは参考にして再び詳細に説明しない。
再び図9、10を参照すると、実施例2と比較すると、実施例3においてヘッド本体1の調整切口11の底周縁には下補強板114’が設けられ、下補強板114’は一対の側壁111、111の間に連接して延伸するように形成されることにより、調整切口11の構造の強度を強化することができる。一対の側壁111、111、底部112と下補強板114’は共同で調整切口11を形成する。実施例3における複合材料調整体2の収容室20には側当接面22が設けられていない。
再び図11を参照すると、実施例2と比較すると、実施例3において一対の側壁111、111は他に特定の傾斜度(二本の点線に示す如く)を有するように形成され、側壁111、111は縦方向(ヘッド本体1の背面側に向かう方向)において調整切口11の幅が拡張するように形成されることにより、複合材料調整体2を簡単に組み立てたり、または取り外したりすることができる。
図12、13を参照すると、本発明の実施例4のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造は実施例1の構造に対応して設置され、本発明における各実施例の間の差異を分かり易くするため、部材の同じ部分は同じ符合を採用して標示される。実施例4における部分的な技術内容は前述した実施例1の説明内容に掲示されているため、ここでは参考にして再び詳細に説明しない。
再び図12、13を参照すると、実施例1と比較すると、実施例4においてヘッド本体1の調整切口11の底部112には底収容室113’が設けられる。それに対して、実施例4における複合材料調整体2には係止部21’が設けられ、係止部21’は調整切口11の底収容室113’を係止するように形成されることにより、複合材料調整体2の係止する強度を高めることができる。
図14を参照すると、本発明の実施例5のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造は実施例4の構造に対応して設置され、本発明における各実施例の間の差異を分かり易くするため、部材の同じ部分は同じ符合を採用して標示される。実施例5における部分的な技術内容は前述した実施例4の説明内容に掲示されているため、ここでは参考にして再び詳細に説明しない。
再び図14を参照すると、実施例4と比較すると、実施例5においてヘッド本体1の調整切口11の底収容室113’は振動吸収体24を収容するのに用いられることにより、振動吸収体24はヘッド本体1の調整切口11と複合材料調整体2との間に挟設される。振動吸収体24は異なる比重の金属から選択することができ、例えばアルミ合金、マグネシウム合金、チタン合金、銅合金、ステンレス、タングステン合金、ニッケル合金など、または非金属樹脂(例えばエポキシ樹脂)、高分子化合材料、ゴム、熱塑性弾性体材料およびPU弾性材料などから選択することができる。上述した材料の組合せにより必要とする自然の周波数を調整することができる。実施例5における複合材料調整体2にはカバー23が設けられ、カバー23には開口部231と一対の凹欠溝232が設けられる。カバー23は略複合材料調整体2を被覆するように形成され、カバー23の開口部231は複合材料調整体2の収容室20に対応するように形成されることにより、ヘッド部材3を組み立てるのを許容することができる。カバー23の凹欠溝232は両側に位置するように形成される。カバー23が複合材料調整体2に嵌設された時、複合材料調整体2の係止部21はカバー23の凹欠溝232の内部に位置するように形成されることにより、複合材料調整体2が側面への拡張変形を許容することができ、すなわち複合材料調整体2の垂直方向への拡張変形を制限することができる。
図15を参照すると、本発明の実施例6のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造は実施例4の構造に対応して設置され、本発明における各実施例の間の差異を分かり易くするため、部材の同じ部分は同じ符合を採用して標示される。実施例6における部分的な技術内容は前述した実施例4の説明内容に掲示されているため、ここでは参考にして再び詳細に説明しない。
再び図15を参照すると、実施例4と比較すると、実施例6においてヘッド本体1の上周縁には上調整切口11’が設けられ、複合材料調整体2は上調整切口11’の内部に係止されることにより、複合材料調整体2はヘッド本体1の上周縁に置き入れられるため、ヘッド本体1の質量を調整することができる。上調整切口11’には上補強板114と下補強板114’が含まれることにより、上補強板114と下補強板114’は共同で凹欠室を形成する。上調整切口11’にも一対の側壁111、111、底部112と係止部113が含まれる。それに対して、複合材料調整体2には係止部21が形成されることにより、調整切口11’の係止部113を係止することができる。
図16を参照すると、本発明の実施例7のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造は実施例4の構造に対応して設置され、本発明における各実施例の間の差異を分かり易くするため、部材の同じ部分は同じ符合を採用して標示される。実施例7における部分的な技術内容は前述した実施例6の説明内容に掲示されているため、ここでは参考にして再び詳細に説明しない。
再び図16を参照すると、実施例4と比較すると、実施例7においてヘッド本体1’はウッド型のヘッドからなる。ヘッド本体1’の調整切口11にも一対の側壁111、111、底部112、係止部113と底収容室113’が含まれる。それに対して、複合材料調整体2には係止部21、21’が含まれることにより、調整切口11の係止部113と底収容室113’を係止することができる。
上述の如く、従来のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造によれば、重りはヘッド本体の特定位置の特定空間しか充填することができないため、重りの重心配置と慣性モーメントの調整には不利になるという問題点があったが、図1に示す本発明のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造によれば、ヘッド本体に調整切口を設け、調整切口に複合材料調整体を充填し結合することができ、さらに複合材料調整体に少なくとも一個のヘッド部材を収容することができるため、重心と慣性モーメントの調整を行うことができる。
本発明は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造を示す分解断面図である。 本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造による組み立てられた状態を示す斜視透視図である。 本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造による組み立てられた状態を示す断面図である。 図4のA−A線に沿った断面図である。 本発明の実施例2のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施例2のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造による組み立てられた状態を示す断面図である。 本発明の実施例2のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造による組み立てられた状態を示す別の断面図である。 本発明の実施例3のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施例3のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造による組み立てられた状態を示す断面図である。 本発明の実施例3のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造による組み立てられた状態を示す別の断面図である。 本発明の実施例4のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施例4のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造による組み立てられた状態を示す断面図である。 本発明の実施例5のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施例6のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施例7のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 ヘッド本体 1’ ヘッド本体
10 フェース板 11 調整切口
11’ 上調整切口 111 側壁
112 底部 113 係止部
113’ 底収容室 114 上補強板
114’ 下補強板 2 複合材料調整体
20 収容室 21 係止部
21’ 係止部 211 案内面
22 側当接面 23 カバー
231 開口部 232 凹欠溝
24 振動吸収体 3 ヘッド部材
W1 第一幅 W2 第二幅

Claims (30)

  1. ヘッド本体(1)、フェース板(10)および複合材料調整体(2)により構成されるゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造であって、ヘッド本体(1)にはほぼ直方体形状の調整切口(11)が設けられ、調整切口(11)はヘッド本体(1)の底部、背部、または上周縁のうちいずれか一つに設けられ、フェース板(10)はヘッド本体(1)の正面に固設され、複合材料調整体(2)の形状は調整切口(11)の形状とほぼ同じであり、複合材料調整体(2)には収容室(20)が設けられ、収容室(20)は複合材料調整体(2)が調整切口(11)の底部(112)に当接していない反対側の側面に開口し、収容室(20)は少なくとも一個のヘッド部材(3)を収容するのに用いられ、複合材料調整体(2)はヘッド本体(1)の調整切口(11)の内部に嵌入され、ヘッド部材(3)は複合材料調整体(2)の上記開口を経由して複合材料調整体(2)の収容室(20)の内部に嵌入されることを特徴とするゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  2. ヘッド本体(1)の調整切口(11)には係止部(113)が設けられるのに対し、複合材料調整体(2)には対応するように係止部(21)が設けられ、組立時において複合材料調整体(2)の係止部(21)はヘッド本体(1)の調整切口(11)の係止部(113)に係止するように形成されることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  3. 複合材料調整体(2)の係止部(21)には少なくとも一個の案内面(211)が設けられ、案内面(21)により複合材料調整体(2)の係止部(21)をヘッド本体(1)の調整切口(11)の係止部(113)に係止することができることを特徴とする請求項2記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  4. ヘッド本体(1)の調整切口(11)には上補強板(114)が設けられ、上補強板(114)により調整切口(11)の構造の強度を高めることができることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  5. ヘッド本体(1)の調整切口(11)には下補強板(114’)が設けられ、下補強板(114’)により調整切口(11)の構造の強度を高めることができることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  6. ヘッド本体(1)の調整切口(11)は一対の傾斜側壁(111)により組成され、傾斜側壁(111)はヘッド本体(1)の背面側に向かって調整切口(11)の幅が縮小するように形成されることにより、複合材料調整体(2)を強化して結合することができることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  7. ヘッド本体(1)の調整切口(11)は一対の傾斜側壁(111)により組成され、傾斜側壁(111)はヘッド本体(1)の背面側に向かって調整切口(11)の幅が拡張するように形成されることにより、複合材料調整体(2)の組立を容易にすることができることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  8. ヘッド本体(1)の調整切口(11)には底収容室(113’)が設けられ、複合材料調整体(2)には対応するように係止部(21’)が設けられ、係止部(21’)は調整切口(11)の底収容室(113’)に係止するように形成されることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  9. ヘッド本体(1)の調整切口(11)には底収容室(113’)が設けられ、底収容室(113’)は振動吸収体(24)を収容するのに用いられることにより、振動吸収体(24)はヘッド本体(1)の調整切口(11)と複合材料調整体(2)との間に挟設されることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  10. 複合材料調整体(2)の収容室(20)には少なくとも一個の側当接面(22)が設けられ、ヘッド部材(3)が側当接面(22)に当接した時、複合材料調整体(2)は微量に拡張変形になるように形成されることにより、複合材料調整体(2)はヘッド本体(1)の調整切口(11)に係止するように形成されることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  11. ヘッド部材(3)には少なくとも一個の拡張部が設けられ、ヘッド部材(3)の拡張部が複合材料調整体(2)の収容室(20)の内表面に当接した時、複合材料調整体(2)は微量に拡張変形になるように形成されることにより、複合材料調整体(2)はヘッド本体(1)の調整切口(11)に係止するように形成されることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  12. 複合材料調整体(2)にはカバー(23)が設けられ、カバー(23)には少なくとも一個の凹欠溝(232)が設けられ、凹欠溝(232)はカバー(23)の少なくとも一個の側面に形成され、上記側面は調整切口(11)の係止部(113)とは互いに対応するように形成され、さらに凹欠溝(232)の形状は複合材料調整体(2)の端面の形状とほぼ同じであるように形成され、カバー(23)の凹欠溝(232)により複合材料調整体(2)の拡張による変形を許容することがきることを特徴とする請求項記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  13. カバー(23)には開口部(231)が設けられ、開口部(231)は複合材料調整体(2)の収容室(20)に対応するように形成されることにより、ヘッド部材(3)を組み立てるのを許容することができることを特徴とする請求項12記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  14. ヘッド本体(1)の調整切口(11)は上調整切口(11’)からなることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  15. ヘッド本体(1)の上調整切口(11’)には上補強板(114)と下補強板(114’)が含まれることにより、上補強板(114)と下補強板(114’)により共同で凹欠室が形成されることを特徴とする請求項14記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  16. ヘッド本体(1)はウッド型のヘッドからなることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  17. ヘッド本体(1)、複合材料調整体(2)およびカバー(23)により構成されるゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造であって、ヘッド本体(1)にはほぼ直方体形状の調整切口(11)が設けられ、調整切口(11)はヘッド本体(1)の底部、背部、または上周縁のうちいずれか一つに設けられ、複合材料調整体(2)の形状は調整切口(11)の形状とほぼ同じであり、複合材料調整体(2)には収容室(20)が設けられ、収容室(20)は複合材料調整体(2)が調整切口(11)の底部(112)に当接していない反対側の側面に開口し、収容室(20)は少なくとも一個のヘッド部材(3)を収容するのに用いられ、カバー(23)は複合材料調整体(2)を被覆するように形成され、複合材料調整体(2)はヘッド本体(1)の調整切口(11)の内部に嵌入され、ヘッド部材(3)は複合材料調整体(2)の上記開口を経由して複合材料調整体(2)の収容室(20)の内部に嵌入されることを特徴とするゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  18. ヘッド本体(1)の調整切口(11)には係止部(113)が設けられるのに対し、複合材料調整体(2)には対応するように係止部(21)が設けられ、組立時において複合材料調整体(2)の係止部(21)はヘッド本体(1)の調整切口(11)の係止部(113)に係止するように形成されることを特徴とする請求項17記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  19. ヘッド本体(1)の調整切口(11)には上補強板(114)が設けられ、上補強板(114)により調整切口(11)の構造の強度を高めることができることを特徴とする請求項17記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  20. ヘッド本体(1)の調整切口(11)には下補強板(114’)が設けられ、下補強板(114’)により調整切口(11)の構造の強度を高めることができることを特徴とする請求項17記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  21. ヘッド本体(1)の調整切口(11)は一対の傾斜側壁(111)により組成され、傾斜側壁(111)はヘッド本体(1)の背面側に向かって調整切口(11)の幅が縮小するように形成されることにより、複合材料調整体(2)を強化して結合することができることを特徴とする請求項17記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  22. ヘッド本体(1)の調整切口(11)は一対の傾斜側壁(111)により組成され、傾斜側壁(111)はヘッド本体(1)の背面側に向かって調整切口(11)の幅が拡張するように形成されることにより、複合材料調整体(2)の組立を容易にすることができることを特徴とする請求項17記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  23. ヘッド本体(1)の調整切口(11)には底収容室(113’)が設けられ、複合材料調整体(2)には対応するように係止部(21’)が設けられ、係止部(21’)は調整切口(11)の底収容室(113’)に係止するように形成されることを特徴とする請求項17記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  24. ヘッド本体(1)の調整切口(11)には底収容室(113’)が設けられ、底収容室(113’)は振動吸収体(24)を収容するのに用いられることにより、振動吸収体(24)はヘッド本体(1)の調整切口(11)と複合材料調整体(2)との間に挟設されることを特徴とする請求項17記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  25. 複合材料調整体(2)の収容室(20)には少なくとも一個の側当接面(22)が設けられ、ヘッド部材(3)が側当接面(22)に当接した時、複合材料調整体(2)は微量に拡張変形になるように形成されることにより、複合材料調整体(2)はヘッド本体(1)の調整切口(11)に係止するように形成されることを特徴とする請求項17記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  26. ヘッド本体(1)、複合材料調整体(2)およびカバー(23)により構成されるゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造であって、ヘッド本体(1)にはほぼ直方体形状の凹欠室が設けられ、上記凹欠室はヘッド本体(1)の底部、背部、または上周縁のうちいずれか一つの部位に設置され、複合材料調整体(2)の形状は上記凹欠室の形状とほぼ同じであり、複合材料調整体(2)には収容室(20)が設けられ、収容室(20)は複合材料調整体(2)が調整切口(11)の底部(112)に当接していない反対側の側面に開口し、収容室(20)は少なくとも一個のヘッド部材(3)を収容するのに用いられ、カバー(23)は複合材料調整体(2)を被覆するように形成され、複合材料調整体(2)はヘッド本体(1)の調整切口(11)の内部に嵌入され、ヘッド部材(3)は複合材料調整体(2)の上記開口を経由して複合材料調整体(2)の収容室(20)の内部に嵌入されることを特徴とするゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  27. ヘッド本体(1)の凹欠室には係止部(113)が設けられるのに対し、複合材料調整体(2)には対応するように係止部(21)が設けられ、組立時において複合材料調整体(2)の係止部(21)はヘッド本体(1)の凹欠室の係止部(113)に係止するように形成されることを特徴とする請求項26記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  28. ヘッド本体(1)の凹欠室には底収容室(113’)が設けられ、複合材料調整体(2)には対応するように係止部(21’)が設けられ、係止部(21’)は凹欠室の底収容室(113’)に係止するように形成されることを特徴とする請求項26記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  29. ヘッド本体(1)の凹欠室には底収容室(113’)が設けられ、底収容室(113’)は振動吸収体(24)を収容するのに用いられることにより、振動吸収体(24)はヘッド本体(1)の凹欠室と複合材料調整体(2)との間に挟設されることを特徴とする請求項26記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
  30. 複合材料調整体(2)の収容室(20)には少なくとも一個の側当接面(22)が設けられ、ヘッド部材(3)が側当接面(22)に当接した時、複合材料調整体(2)は微量に拡張変形になるように形成されることにより、複合材料調整体(2)はヘッド本体(1)の凹欠室に係止するように形成されることを特徴とする請求項26記載のゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造。
JP2005059306A 2005-03-03 2005-03-03 ゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造 Expired - Fee Related JP4081797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005059306A JP4081797B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 ゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005059306A JP4081797B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 ゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006239154A JP2006239154A (ja) 2006-09-14
JP4081797B2 true JP4081797B2 (ja) 2008-04-30

Family

ID=37046141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005059306A Expired - Fee Related JP4081797B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 ゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4081797B2 (ja)

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWM316090U (en) * 2006-08-09 2007-08-01 Fu Sheng Ind Co Ltd Detachable weight structure for golf club head
JP2008093010A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Bridgestone Sports Co Ltd アイアンゴルフクラブヘッド
US9061186B2 (en) * 2007-06-20 2015-06-23 Nike, Inc. Golf clubs and golf club heads having adjustable weighting characteristics
US8043167B2 (en) * 2008-12-18 2011-10-25 Nike, Inc. Golf clubs and golf club heads having interchangeable rear body members
US10737149B2 (en) 2008-12-18 2020-08-11 Karsten Manufacturing Corporation Golf clubs and golf club heads having interchangeable rear body members
US9072949B2 (en) 2008-12-18 2015-07-07 Nike, Inc. Golf clubs and golf club heads having interchangeable rear body members
US8491414B2 (en) * 2009-05-29 2013-07-23 Acushnet Company Wedge type golf club head
US9713751B2 (en) 2009-05-29 2017-07-25 Acushnet Company Wedge type golf club head
US8579729B2 (en) 2009-05-29 2013-11-12 Acushnet Company Wedge type golf club head
US8435132B2 (en) * 2009-07-10 2013-05-07 Nike, Inc. Golf clubs and golf club heads
JP5617349B2 (ja) * 2009-07-15 2014-11-05 横浜ゴム株式会社 ゴルフクラブヘッド
US20110081986A1 (en) * 2009-10-01 2011-04-07 Nike, Inc. Golf clubs and golf club heads having a removable mass ring
JP2011072748A (ja) * 2009-10-02 2011-04-14 Go Man オーダーに応じるゴルフクラブヘッドの重り調整装置
US8435135B2 (en) 2010-05-28 2013-05-07 Nike, Inc. Golf club head or other ball striking device having removable or interchangeable body member
JP5872847B2 (ja) 2011-10-27 2016-03-01 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
US8684863B2 (en) 2011-12-27 2014-04-01 Acushnet Company Golf club having removable weight
US9700770B2 (en) 2011-12-27 2017-07-11 Acushnet Company Golf club having removeable weight
US9095753B2 (en) 2011-12-27 2015-08-04 Acushnet Company Golf club having removable weight
US9504884B2 (en) 2011-12-27 2016-11-29 Acushnet Company Golf club having removable weight
US11213730B2 (en) 2018-12-13 2022-01-04 Acushnet Company Golf club head with improved inertia performance
US9205312B2 (en) 2011-12-27 2015-12-08 Acushnet Company Golf club having removable weight
US9694256B2 (en) * 2012-11-16 2017-07-04 Callaway Golf Company Golf club head with adjustable center of gravity
US9381410B2 (en) 2014-05-07 2016-07-05 Acushnet Company Metal wood club
USD762792S1 (en) 2015-02-12 2016-08-02 Acushnet Company Wedge golf club head
USD773574S1 (en) 2015-02-12 2016-12-06 Acushnet Company Wedge golf club set
US9744415B2 (en) 2015-12-22 2017-08-29 Acushnet Company Golf club having removable weight
US10035051B2 (en) 2015-12-22 2018-07-31 Acushnet Company Golf club with movable weight
US9914028B1 (en) 2016-09-06 2018-03-13 Acushnet Company Golf club with movable weight
US9975019B2 (en) 2015-12-22 2018-05-22 Acushnet Company Golf club with movable weight
US10046217B2 (en) 2015-12-29 2018-08-14 Acushnet Company System and method for weighting a golf club
USD829837S1 (en) 2017-03-01 2018-10-02 Acushnet Company Wedge golf club
JP6558707B2 (ja) * 2017-03-17 2019-08-14 株式会社メヴァエル アイアンクラブヘッド
US10369437B1 (en) 2018-08-20 2019-08-06 Acushnet Company Wood-type golf club including center of gravity adjustment
US11679313B2 (en) 2021-09-24 2023-06-20 Acushnet Company Golf club head

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006239154A (ja) 2006-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4081797B2 (ja) ゴルフクラブヘッドの複合材料の調整構造
US20060172822A1 (en) Adjusting block for golf club head
US5658207A (en) Golf club head
JP6167240B2 (ja) ポリマーからなるフェイスを備えたゴルフクラブヘッド
US20070026965A1 (en) Golf club head with lower center of gravity
JP5469997B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
US20060089206A1 (en) Golf club head with weight member assembly
US7241229B2 (en) Golf club with two piece hosel
JP4977176B2 (ja) アイアン型ゴルフクラブヘッド
US20050096151A1 (en) Combination of a golf club head and a weight member
US20090098949A1 (en) Golf club head
US20040033844A1 (en) Composite wood golf club head with metal face
JP2018000470A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP4097666B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2006020817A (ja) ゴルフクラブヘッドの組立構造
US11344772B2 (en) Weighted golf club
US6859363B1 (en) Shock absorbing mechanism for hard disk
JP2005118526A (ja) アイアンゴルフクラブヘッド
CN211752305U (zh) 高尔夫球杆杆头
JP3124540U (ja) ゴルフクラブヘッド
JP3126818U (ja) ゴルフクラブヘッドの構造
JP2017056171A (ja) ウッド型ゴルフクラブヘッド
JPH11159944A (ja) 冷蔵庫
JP3124726U (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2008131970A (ja) ゴルフクラブヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees