JP4081737B2 - 冷却装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷却すべき機器から戻る被冷却流体を冷却した後、冷却すべき機器に送り出す冷却装置に関し、詳しくは冷却装置の冷却塔において生じうる被冷却流体の加熱を防止した冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、18〜29℃程度の中低温域で定温度保持できる冷却装置として、伝熱パイプと該伝熱パイプに送風するファンとを有す冷却塔と、圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器とこれらを循環する冷媒とを有するチラーと、冷却すべき機器から戻る被冷却流体を前記冷却塔、蒸発器の順に導いた後、前記機器に送り出す管路とを設けた冷却装置が実開昭61−84480号公報で提案されている。
【0003】
上記した冷却装置は、18〜29℃程度の中低温域で定温保持することができ、かつ不要な過冷が防止される冷却装置であるが、冷却塔として空冷式冷却塔によるときは、冷却塔に入る被冷却流体の温度が外気乾球温度よりも低いときに、また冷却塔として蒸発式冷却塔によるときは冷却塔に入る被冷却流体の温度が外気湿球温度よりも低いときに、被冷却流体が冷却塔を通過する際に冷却されずにかえって冷却塔内で加熱されてしまい、チラーでの冷却を不必要に大きく取らなければならなくなって冷却装置全体の効率を悪化させていた。
【0004】
そこで特開平2−197780号公報では、これを解決するために、冷却塔として空冷式冷却塔によるときは冷却塔に入る被冷却流体の温度と外気乾球温度とを比較し、冷却塔として蒸発式冷却塔によるときは冷却塔に入る被冷却流体の温度と外気湿球温度とを比較して、冷却塔を通過させて冷却塔とチラーとで冷却するか、冷却塔を迂回してチラーのみで冷却するかの制御を行う提案がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
通常、空冷式冷却塔及び蒸発式冷却塔の冷却能力は、外気乾球温度または湿球温度が同じであっても種々の条件で変化する。例えば冷却すべき負荷側へ送る水量が減少した場合は、水量が多い時に比べて冷却塔を出た後の出口水温度が乾球温度DB又は湿球温度WB近くまで冷却される。
従来技術で例えば蒸発式冷却塔の場合で水量が減少した場合、冷却塔で冷却された出口水温が低く、未だ冷却塔で冷却できる能力があるにも係わらず、制御の方は冷却塔へ入る被冷却流体の入り口温度と外気湿球温度との比較で制御しているから、入り口温度と外気湿球温度との差が所定値に達したらバイパス運転に切り替えられて冷却塔では冷却せず、より多くの電力を消費するチラーでのみ冷却する冷却運転制御に切り替わってしまう。
【0006】
他方、例えば蒸発式冷却塔の場合で、冷却塔内の伝熱コイルが汚れたり、伝熱コイルに散水する水が少なくて正常に伝熱コイルに散水できなくなった場合は、冷却塔内の伝熱コイルが散水による冷却作用と空冷による冷却作用との併用になってしまう。この場合、従来技術では冷却塔へ入る水の入り口温度と外気湿球温度との比較で制御しているから、例えば外気湿球温度が18℃で入り口水温度がこれよりも高く、未だ冷却塔で冷却できると判断して冷却塔を通過するように制御していても、通常外気乾球温度は湿球温度よりも高く、外気乾球温度が入り口水温度よりも高いケースが多いから、この場合、冷却塔を通過することで却って暖められてしまい、冷却塔を通過した後の電力消費が大きいチラーでの冷却負荷を増大させてしまう結果になる。
【0007】
本発明は上記の課題を解消して、冷却塔の熱交換効率が種々の影響によって変化しても、冷却塔内で暖めたりすることなく、効率良く冷却塔を運転し省エネルギーで冷却できる冷却装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨は、伝熱パイプと該伝熱パイプに送風するファンとを有する冷却塔と、圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器とこれらを循環する冷媒とを有する有するチラーと、冷却すべき機器から戻る被冷却流体を前記冷却塔から蒸発器の順に導いた後、前記機器に送り出す管路とを設け、前記冷却塔を迂回するバイパス管路と、該バイパス管路と前記冷却塔を通過する管路との切り替え手段を敷設した冷却装置において、
前記機器から冷却装置に戻る被冷却流体の冷却塔入り口温度T1が冷却塔出口温度T2よりも低いときは、冷却塔を通過する管路を閉としてバイパス管路を開とするように前記切り替え手段を制御してチラーでのみ運転し、該切り替え時の冷却塔の入り口温度T1から外気乾球温度DBを減じた値ΔTaを記憶しておき、
チラーのみを運転していて、前記冷却塔入り口温度T1から外気乾球温度DBを減じた値ΔTbが前記ΔTaよりも大きくなったときは、冷却塔を通過する管路を開としバイパス管路を閉とするように前記切り替え手段を制御して冷却塔とチラーを運転し、その後も前記の制御を繰り返すことを特徴とする冷却装置である。
【0009】
更に、伝熱パイプと該伝熱パイプに散水する散水機構とを有する冷却塔と、圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器とこれらを循環する冷媒とを有する有するチラーと、冷却すべき機器から戻る被冷却流体を前記冷却塔、蒸発器の順に導いた後、前記機器に送り出す管路とを設け、前記冷却塔を迂回するバイパス管路と、該バイパス管路と前記冷却塔を通過する管路との切り替え手段を敷設した冷却装置において、
前記機器から冷却装置に戻る被冷却流体の冷却塔入り口温度T1が冷却塔出口温度T2よりも低いときは、冷却塔を通過する管路を閉としてバイパス管路を開とするように前記切り替え手段を制御してチラーでのみ運転し、該切り替え時の冷却塔の入り口温度T1から外気湿球温度WBを減じた値ΔTaを記憶しておき、
チラーでのみ運転していて、前記冷却塔入り口温度T1から外気湿球温度WBを減じた値ΔTbが前記ΔTaよりも大きくなったときは、冷却塔を通過する管路を開としバイパス管路を閉とするように前記切り替え手段を制御して冷却塔とチラーを運転し、その後も前記の制御を繰り返すことを特徴とする冷却装置である。
上記において、チラーの凝縮器は冷却塔によって冷却する冷却装置とできる。
【0010】
【作用】
本発明は上記の構成であって、冷却塔内に入る冷却水の入り口温度と、冷却塔から出る冷却水の出口温度との直接的な比較でもって、冷却塔へ導くか或いは冷却塔を迂回するバイパス運転するかを判断して制御しているから、冷却塔の種々の要件による冷却効率や冷却能力等に関係なく正しく制御される。
また、冷却塔出口温度が冷却塔入り口温度より高くなって冷却塔を迂回するバイパス運転に切り替わった際の冷却塔入り口温度−外気乾球温度(空冷式冷却塔の場合)、又は入り口温度−外気湿球温度(蒸発式冷却塔の場合)=ΔTaを記憶しておき、このΔTaよりも、運転中の冷却塔入り口温度−外気乾球温度(空冷式)、又は入り口温度−外気湿球温度(蒸発式)=ΔTbが大きくなったら、再度バイパス運転を解除して冷却塔へ導き、冷却塔とチラーとによって冷却するようにしている。このため、空冷式冷却塔であっても蒸発式冷却塔であっても、バイパス運転に切り替わる際のΔTaとバイパス運転中のΔTbを比較してΔTa<ΔTbになった際に再度冷却塔へ導くから、正確確実に、冷却塔で冷却できる条件になった際に冷却塔へ導き、冷却塔で冷却できない条件の際はバイパス運転するように制御される。
従って冷却塔において加熱されることが無く、またチラーで冷却する負荷が最小限で冷却が行われ、省エネルギーで冷却できる。
尚上記における、バイパス運転に切り替わる際のΔTaよりもバイパス運転中のΔTbが大きい条件は、その差が0℃では切り替え運転時にON、OFFを繰り返すチャタリング現象が生じるので、実用上は1〜3℃大きい条件で制御するのが望ましい。
【0011】
【発明の実施形態】
以下本発明の実施例を図1ないし図4を参照して説明する。
図1、図2は本発明の一実施例を示す冷却装置の系統図であり、図1は冷却塔1として空冷式冷却塔の場合を示す。冷却塔1は複数層の伝熱パイプ2とファン3とを有し、モータ4によって駆動するファン3の送風によって空気吸入口5から吸気した空気を伝熱パイプ2に送風して伝熱パイプ2内を循環する水を冷却する。チラー10は圧縮機11と凝縮器11と膨張弁13と蒸発器14とを有し、チラー10には冷媒が循環し、冷媒は圧縮機11において圧縮され、凝縮器12において液化して放熱し、膨張弁13を介して蒸発器14内で蒸発して吸熱するサイクルを繰り返す。
【0012】
他方冷却すべき機器20から戻った被冷却流体例えば水は、ブースターポンプ21、第1の弁25、冷却塔1の伝熱パイプ2、蒸発器14の順に導かれ、最後に循環ポンプ22を介して冷却すべき機器20へ送り出される。また第一の弁25の上流側と、蒸発器14の上流側即ち冷却塔1の出口側との間には、バイパス弁27を有するバイパス管路28によって短絡しており、また冷却塔1の上流側には入り口水温検出器29が、冷却塔の出口側には出口水温検出器30が取り付けられている。なお図面では冷却塔1、チラー10、及び機器20への流出入配管は1系統しか示してないが、これらの全部又は一部を複数の系統によって構成してもよい。またチラー10は1台の圧縮機11を有するが、複数台の圧縮機11を有するチラー10であってもよい。
【0013】
次に図2では、冷却塔1を伝熱パイプ2とファン3との他に、伝熱パイプ2の上方に設けた散水ヘッダー6と、伝熱パイプ2の下方に設けた受水槽7と、受水槽7の水を散水ヘッダー6に供給する散水ポンプ8とを有する散水機構を更に設けた蒸発式冷却塔1とし、上記の外気乾球温度検出器に代えて外気湿球温度検出器26を用いている。また凝縮器12を冷却塔1において行っており、装置全体をコンパクトに形成して凝縮器12の放熱を効率よく行っている。
尚、図2の凝縮器12は、図1の空冷式凝縮器に代えて水冷式凝縮器として冷却塔1とは別に設けて更に効率よく放熱するように設けてもよい。
【0014】
上記冷却装置において、冷却塔1とチラー10の運転については、被冷却流体の蒸発器14の出口に設けた温度検出器23の温度が設定温度範囲よりも高くなった時は、まず冷却塔1のファン3の送風量を増加し、なおも温度検出器23の温度が設定温度範囲よりも高くなったときはチラー10の圧縮機11を運転して冷却塔1とチラー10とで冷却する。また温度検出器23の温度が設定温度範囲よりも低くなったときには、上記とは逆に先ずチラー10の運転を停止し、なおも設定温度範囲よりも低くなったときには更にファン3の送風量を減少させるように制御する。
【0015】
本実施例による、冷却塔1へ導くか、冷却塔1を迂回するバイパスへ導くかの制御について、図3のフローを参照して説明する。尚、説明では図1の空冷式冷却塔の場合を主体にして外気乾球温度DBを用いて説明しているが、図2の蒸発式冷却塔の場合では、空冷式の場合の乾球温度DBに代えて外気湿球温度WBを用いて同様の制御が行えるので、空冷式冷却塔の場合と蒸発式冷却塔の場合を含めて説明する。
本実施例では冷却塔入り口水温検出器29によって冷却塔1への入り口水温T1を検出するほか、冷却塔出口水温検出器30によって冷却塔1を出た出口水温T2及び外気乾球温度計30で外気温度DBを常時検出している。図3に示すフローのステップS1、S2で示すごとく、バイパス運転がNoの冷却塔運転中は、常時入り口水温T1と出口水温T2とを比較している。ステップS2で、入り口水温T1よりも出口水温T2が同じか高くなったら(夏期等冷却塔で逆に加熱される時期)、S3で示すバイパス管路28を通過するように第1の弁25を閉じバイパス弁27を開とするバイパス運転が行われる。これによって被冷却流体は冷却塔1を通さずにチラー10による蒸発器14でのみ冷却される。即ち入り口水温T1と出口水温T2を直接比較して冷却塔1を通過することによる不必要な加熱や、冷却塔1を運転することによる不必要な電力損失を除去している。
【0016】
またS4で、上記の冷却塔運転からバイパス運転に切り替わった時の入り口温度T1−乾球温度DB(蒸発式冷却塔の場合は外気湿球温度WB)=ΔTaを記憶しておき、引き続きバイパス運転が行われる。バイパス運転中はS4からS1、S5へ移る。
バイパス運転中は常時、冷却塔1への入り口温度T1−外気乾球温度DB(蒸発式冷却塔の場合は外気湿球温度WB)の値が、前記S4で記憶したΔTa+2℃の値より大きいかどうかを比較しており、ΔTa+2℃よりも大きくなったらS6のバイパス運転が解除され、冷却塔1へ導く運転に切り替えられ、S1へ戻る。上記の入り口温度T1−乾球温度DB(WB)がΔTa+2℃大きいかどうかの比較で、ΔTa+2℃を設けているのは、冷却塔1へとバイパス運転との切り替えが交互に発生するチャタリング現象が生じるのを防止するためで、本実施例ではΔTに2℃プラスして実用上問題なく、効率よく制御している。
このステップS5の制御により、運転中の入り口温度T1−乾球温度DB(湿球温度WB)が、バイパス運転に切り替えられた際のΔTaと比較しているから、冷却塔1で確実に冷却できる条件になった際に冷却塔での運転に切り替えられ、正確な冷却塔での運転と、バイパス運転によるチラーのみによる冷却との切り替え制御が行われる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明のごとく本発明の冷却装置は、冷却塔内に入る冷却水の入り口温度と、冷却塔から出る冷却水の出口温度とを直接比較して、冷却塔へ導くか、迂回するバイパス運転するかを制御しているから、冷却塔の種々の要件による冷却効率や冷却能力等に関係なく正しく制御される。
また、冷却塔出口温度が冷却塔入り口温度より高くなって冷却塔を迂回するバイパス運転に切り替わった際の冷却塔入り口温度−外気乾球温度(空冷式冷却塔の場合)、又は入り口温度−外気湿球温度(蒸発式冷却塔の場合)=ΔTaを記憶しておき、このΔTaよりも、運転中の冷却塔入り口温度−外気乾球温度(空冷式)、又は入り口温度−外気湿球温度(蒸発式)=ΔTbが大きくなったら、バイパス運転を解除して冷却塔へ導き、冷却塔とチラーとによって冷却するため、空冷式冷却塔であっても蒸発式冷却塔であっても、バイパス運転に切り替わる際のΔTaとバイパス運転中のΔTbを比較して制御するから、確実に冷却塔で冷却できる条件になった際に冷却塔へ導き、冷却塔で冷却できない条件の際はバイパス運転するように制御される。このため、冷却塔において加熱されることが無く、またチラーで冷却する負荷が最小限で冷却が行われ、省エネルギーで冷却できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す空冷式冷却塔1を用いた場合の系統図である。
【図2】 本発明の実施例を示す蒸発式冷却塔1を用いた場合の系統図である。
【図3】 本発明の実施例を示す制御のフローである。
【符号の説明】
1 冷却塔 2 伝熱パイプ
3 ファン 4 モータ
4 空気吸入口 6 散水ヘッダー
7 受水槽 8 散水ポンプ
10 チラー 11 圧縮機
12 凝縮器 13 膨張弁
14 蒸発器 21 ブースターポンプ
22 循環ポンプ 23 冷却水温検出器
24 外気乾球温度計 25 第1の弁
26 外気湿球温度計 27 バイパス弁
28 バイパス管路 29 冷却塔入り口水温検出器
30 冷却塔出口水温検出器

Claims (3)

  1. 伝熱パイプと該伝熱パイプに送風するファンとを有する冷却塔と、圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器とこれらを循環する冷媒とを有するチラーと、冷却すべき機器から戻る被冷却流体を前記冷却塔から蒸発器の順に導いた後、前記機器に送り出す管路とを設け、前記冷却塔を迂回するバイパス管路と、該バイパス管路と前記冷却塔を通過する管路との切り替え手段を敷設した冷却装置において、
    前記機器から冷却装置に戻る被冷却流体の冷却塔入り口温度T1が冷却塔出口温度T2より同じか低いときは、冷却塔を通過する管路を閉としてバイパス管路を開とするように前記切り替え手段を制御してチラーでのみ冷却し、該切り替え時の冷却塔の入り口温度T1から外気乾球温度DBを減じた値ΔTaを記憶しておき、
    チラーのみで冷却していて、前記冷却塔入り口温度T1から外気乾球温度DBを減じた値ΔTbが前記ΔTaよりも大きくなったときは、冷却塔を通過する管路を開としバイパス管路を閉とするように前記切り替え手段を制御して冷却塔とチラーを運転し、その後も前記の制御を繰り返すことを特徴とする冷却装置。
  2. 伝熱パイプと該伝熱パイプに散水する散水機構とを有する冷却塔と、圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器とこれらを循環する冷媒とを有する有するチラーと、冷却すべき機器から戻る被冷却流体を前記冷却塔、蒸発器の順に導いた後、前記機器に送り出す管路とを設け、前記冷却塔を迂回するバイパス管路と、該バイパス管路と前記冷却塔を通過する管路との切り替え手段を敷設した冷却装置において、
    前記機器から冷却装置に戻る被冷却流体の冷却塔入り口温度T1が冷却塔出口温度T2よりも低いときは、冷却塔を通過する管路を閉としてバイパス管路を開とするように前記切り替え手段を制御してチラーでのみ冷却し、該切り替え時の冷却塔の入り口温度T1から外気湿球温度WBを減じた値ΔTaを記憶しておき、
    チラーのみで冷却していて、前記冷却塔入り口温度T1から外気湿球温度WBを減じた値ΔTbが前記ΔTaよりも大きくなったときは、冷却塔を通過する管路を開としバイパス管路を閉とするように前記切り替え手段を制御して冷却塔とチラーを運転し、その後も前記の制御を繰り返すことを特徴とする冷却装置。
  3. 前記凝縮器は前記冷却塔によって冷却することを特徴とする請求項1乃至2記載の冷却装置。
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