JP4081329B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両等に搭載されるヒーターコントロール装置の表示パネルに用いられる表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
なし
【0003】
従来、例えば図3に示すような車両等に搭載されるヒーターコントロール装置10の表示パネルにおいて、色が違う複数のマーク(数字、文字、模様など)を単一の光源で照明するようにしたものが知られている。
【0004】
図4は、ヒーターコントロール装置10の表示パネル12の拡大部分断面を示す。この表示パネル12には、光源14によって背面側から白色光が照明される透明合成樹脂成形品である透光性の基板16と、この基板16の表面側に設けられ、所定位置に抜き数字や抜き文字や抜き模様の形の開口部を形成した例えば黒印刷層からなる遮光性の表面層18と、前記基板16と前記表面層18との間に形成された例えば白色印刷層からなる明度が高い色の半透光性の意匠層20とが設けられている。
【0005】
前記表面層18は、数字や文字や模様などの形の開口部から前記意匠層20が露出する第1のマーク部22と、前記表面層18の開口部内に青色、赤色またはオレンジ色などの所定色の半透光性の着色層24が形成された第2のマーク部26とを少なくとも備えている。
【0006】
上記のように構成される表示パネル12において、第1のマーク部22は、光源14が非点灯時である昼間には開口部から露出する意匠層20の色である白色に見え、光源14の点灯時には意匠層20を透過する光源14の光によって白色に照明される。また、第2のマーク部26は、光源14が非点灯時である昼間には開口部内に形成された着色層24の色である例えば赤色に見え、光源14の点灯時には着色層24を透過する光源14の光によって例えば赤色に照明されることになる。
【0007】
このように第1のマーク部22は光源14の点灯にかかわらず意匠層20の色(すなわち白色)に見えるのが通常であるが、表示パネルによっては第1のマーク部22を昼間は意匠層20の色に見えるが光源点灯時には別の色(例えば赤色)に照明されるようにしたものもある。
【0008】
上述したように光源の非点灯時と点灯時とで第1のマーク部22の色を変える方法として、光源14に着色シリコンキャップを被せたり、あるいは、基板16を着色したりすることによって第1のマーク部22を透過する照明光を着色する方法がある。しかし、この方法では、着色された照明光が例えば赤色などの濃色である場合には、この濃色照明光によって第2のマーク部26が着色層24を介して照明されるために混色や輝度低下が発生し、第2のマーク部26について所望の色調や輝度が得られなくなるという不具合があった。
【0009】
そこで、このような不具合を生じさせることなく光源の非点灯時と点灯時とで第1のマーク部22の色を変えるために、図5に示すような構成の表示パネル13が従来実施されていた。この表示パネル13の構成において上述した表示パネル12と異なるところは、第1のマーク部22に対応する位置で基板16と意匠層20との間に例えば赤色の照明着色印刷部28を設けた点だけである。このように照明着色部28を設けることによって、光源14からの白色照明光が照明着色印刷部28を透過することによって赤色に着色されるため、第1のマーク部22は光源点灯時には赤色に照明されることになる。その一方、第2のマーク部22は、光源14からの照明光が白色であるために所望の色調および輝度で照明されることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示す構成の表示パネル13では、照明着色印刷部28を形成する印刷工程が1つ増えるために製造コストがその分高くなると共に、照明着色印刷部28を設けたことで第1のマーク部22が盛り上がり意匠面の見栄えが悪くなるという問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そこで、前記問題を解決するために本発明は、光源によって背面側から照明される透光性の基板と、該基板の表面側に設けられ、所定位置に抜き数字や抜き文字や抜き模様の形の開口部を形成した遮光性の表面層と、前記基板と前記表面層との間に形成された明度が高い色の半透光性の意匠層とが設けられ、
前記表面層の開口部から前記意匠層が露出する第1のマーク部と、前記表面層の開口部内に所定色の半透光性の着色層が形成された第2のマーク部とを少なくとも備えた表示装置であって、
前記基板を前記第1のマーク部を照明する所望の照明色を得られる所定の色に着色すると共に、前記基板について前記第2のマーク部の前記開口部に対向する部分に薄肉部または貫通穴を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
このような構成からなる表示装置では、第1のマーク部は、光源非点灯時の昼間には意匠層の色に見える一方で、光源点灯時には光源からの照明光が着色された基板を透過することによって所定の色に着色されるためにこの着色照明光によって照明されることで意匠層とは異なる所望の色に見える。また、第2のマーク部については、光源からの照明光が着色された基板の薄肉部または貫通穴を透過してもほとんど又はまったく着色されないことから着色層の色で照明されることになり、第2のマーク部が照明されたときの色調や輝度に影響を及ぼすことがない。
【0013】
したがって、本発明の表示装置によれば、図5を参照して説明した表示パネルのように第1のマーク部用の照明着色印刷部を基板と意匠層との間に設ける必要がないため、1つの印刷工程が省けて製造コストを安価にできると共に、第1のマーク部の盛り上がりを無くすことができ意匠面の見栄えを良くすることができる。
【0014】
本発明の表示装置において、前記基板の色相は濃色であることが好ましい。
このように基板の色相が濃色である場合には、基板の薄肉部または貫通穴において透過する光の変色を抑える効果がより顕著になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の表示装置の一実施形態である表示パネル30の部分断面拡大図である。この表示パネル30は、図3に示すような車両等に搭載されるヒーターコントロール装置10などに用いられる。
【0016】
表示パネル30には、光源14によって背面側から白色光が照明される例えば合成樹脂成形品である透光性の基板32と、この基板32の表面側に設けられ、所定位置に抜き数字や抜き文字や抜き模様の形の開口部を形成した例えば黒印刷層からなる遮光性の表面層18と、前記基板32と前記表面層18との間に形成された例えば白色印刷層からなる明度が高い色の半透光性の意匠層20とが設けられている。
【0017】
前記表面層18は、数字や文字や模様などの形の開口部から前記意匠層20が露出する第1のマーク部22と、表面層18の前記開口部内に青色、赤色またはオレンジ色などの所定色の半透光性の着色層24が印刷形成された第2のマーク部26とを少なくとも備えている。
【0018】
基板32は、第1のマーク部22を照明する所望の照明色を得られる所定の色(例えば赤色)に着色されている。基板32の色相は、例えば赤色や青色などの濃色であることが好ましい。また、基板32には、第2のマーク部26に対応する位置に薄肉部34が設けられている。
【0019】
なお、図2に示すように、基板32には薄肉部34に代えて貫通穴36を設けてもよい。この場合、貫通穴36には意匠層20の印刷が出来ないこととなるので、基板32上に透明フィルム38を設けてその上に意匠層20を印刷すればよい。
【0020】
上記構成からなる表示パネル30では、第1のマーク部22は、光源14の非点灯時である昼間には意匠層20の白色に見える一方で、光源14の点灯時には光源14からの照明光が赤色に着色された基板32を透過することによって赤色に着色されるためにこの着色照明光によって照明されることで意匠層20の色とは異なる赤色に見える。また、第2のマーク部26については、光源14からの照明光が赤色に着色された基板32の薄肉部34または貫通穴36を透過してもほとんど又はまったく着色されないことから着色層24の色で照明されることになり、第2のマーク部26が照明されたときの色調や輝度に影響を及ぼすことがない。
【0021】
したがって、表示パネル30によれば、図5を参照して説明した従来例の表示パネル13のように第1のマーク部22用の照明着色印刷部28を基板32と意匠層20との間に設ける必要がないため、1つの印刷工程が省けて製造コストを安価にできると共に、第1のマーク部22の盛り上がりを無くすことができ意匠面の見栄えを良くすることができる。
【0022】
また、基板32の色相が濃色である場合には、基板32の薄肉部34または貫通穴36において透過する光の変色を抑える効果がより顕著になる。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば、印刷工程を省略できることで製造コストを安価にできると共に、第1のマーク部の盛り上がりを無くせて意匠面の見栄えを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の表示パネルの部分断面拡大図。
【図2】 図1の表示パネルの変形例を示す部分拡大断面図。
【図3】 車両等に搭載されるヒーターコントロール装置の正面図。
【図4】 従来の表示パネルの一例を示す部分断面拡大図。
【図5】 従来の表示パネルの別の例を示す部分断面拡大図。
【符号の説明】
14…光源、18…表面層、20…意匠層、22…第1のマーク部、24…着色層、26…第2のマーク部、32…基板、34…薄肉部、36…貫通穴。

Claims (2)

  1. 光源によって背面側から照明される透光性の基板と、該基板の表面側に設けられ、所定位置に抜き数字や抜き文字や抜き模様の形の開口部を形成した遮光性の表面層と、前記基板と前記表面層との間に形成された明度が高い色の半透光性の意匠層とが設けられ、
    前記表面層の開口部から前記意匠層が露出する第1のマーク部と、前記表面層の開口部内に所定色の半透光性の着色層が形成された第2のマーク部とを少なくとも備えた表示装置であって、
    前記基板を前記第1のマーク部を照明する所望の照明色を得られる所定の色に着色すると共に、前記基板について前記第2のマーク部の前記開口部に対向する部分に薄肉部または貫通穴を設けたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記基板の色相は濃色であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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