JP4081038B2 - 成形機の金型監視方法 - Google Patents

成形機の金型監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4081038B2
JP4081038B2 JP2004112474A JP2004112474A JP4081038B2 JP 4081038 B2 JP4081038 B2 JP 4081038B2 JP 2004112474 A JP2004112474 A JP 2004112474A JP 2004112474 A JP2004112474 A JP 2004112474A JP 4081038 B2 JP4081038 B2 JP 4081038B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
mold
monitoring
reference image
monitoring area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004112474A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005297217A (ja
JP2005297217A5 (ja
Inventor
進 両角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissei Plastic Industrial Co Ltd filed Critical Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Priority to JP2004112474A priority Critical patent/JP4081038B2/ja
Publication of JP2005297217A publication Critical patent/JP2005297217A/ja
Publication of JP2005297217A5 publication Critical patent/JP2005297217A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4081038B2 publication Critical patent/JP4081038B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、基準画像データと成形稼働時における被判定画像データを比較演算する画像処理によりキャビティ部位の状態を判別する成形機の金型監視方法に関する。
従来、金型に残留する成形品の有無等を監視するため、型開きした金型のキャビティ部位をイメージセンサにより撮像するとともに、画像処理によりキャビティ部位の状態を判別する射出成形機の金型監視方法は知られており、既に、本出願人も、この種の監視方法を特開昭63−126718号公報により提案した。
同公報記載の監視方法は、成形金型の画像を画素単位に分割し、各画素単位毎の輝度レベルを検出するとともに、予め設定された2値化輝度レベルを基準に画像を白と黒に2値化し、予め記憶しておいた正常状態の2値化画像との比較を行うに際し、検出画像の全画像中の最暗輝度レベルを検出し、当該最暗輝度レベルが予め設定された許容最暗輝度レベルの範囲外の場合には、射出成形作業を中止し、検出画像の全画像中の最暗輝度レベルが予め設定された許容最暗輝度レベルの範囲内の場合には、予め記憶されている正常状態の画像の全画素中の最暗輝度レベルと、検出画像の最暗輝度レベルとを比較し、そのレベル差値が許容値以上であれば、予め設定された2値化輝度レベルをレベル差値に応じて上下補正して検出画像の2値化を行うようにしたものである。
特開昭63−126718号
しかし、上述した監視方法をはじめ、従来における成形機の金型監視方法は、次のような問題点があった。
第一に、画像処理は、撮像された画像の全範囲に対して行うため、監視不要の領域に対する無駄なデータ処理が発生し、特に、多数個取りの成形品においては、無駄な処理部分が大量に発生する。この結果、処理効率の低下を招き、CPUやメモリの大容量化、更にはハードウェアの高コスト化を招くとともに、成形サイクルの高速化要求にも十分に応えることができない。
第二に、金型に離型剤を噴霧した場合や金型に外乱光が入射した場合等には、輝度の変化する特異部分が発生し、この結果、誤検出が生じやすくなる。この不具合に対処するため、従来では、輝度レベルを調整するなどにより対応していたが、このような調整による対応では限界がある。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した成形機の金型監視方法の提供を目的とするものである。
本発明に係る成形機の金型監視方法は、上述した課題を解決するため、予め設定した基準画像データDsf,Dssと成形稼働時における型開きした金型Cのキャビティ部位Xcを撮像して得た被判定画像データDdを比較演算する画像処理によりキャビティ部位Xcの状態を判別するに際し、予め、正常な成形品が付着したキャビティCfの状態及び成形品が正常に排出された金型Cの状態を撮像し、撮像された基準画像Vxc…を表示部Wに表示するとともに、オペレータにより各基準画像Vxc…に対する任意の監視領域Zc…が区画指定されたなら、監視領域Zc…内の画像データを一次基準画像データDsf及び二次基準画像データDssとしてそれぞれ設定し、成形稼働時に、型開終了信号に基づいてキャビティ部位Xcを撮像し、撮像されたキャビティ部位Xcの画像データDvに対して、一次基準画像データDsfの監視領域Zcを除いた非監視領域Znをマスク処理し、当該監視領域Zcの被判定画像データDdに対してのみ画像処理を行うとともに、エジェクタ終了信号に基づいてキャビティ部位Xcを撮像し、撮像されたキャビティ部位Xcの画像データに対して、二次基準画像データDssの監視領域Zcを除いた非監視領域Zn…をマスク処理し、当該監視領域Zcの被判定画像データDdに対してのみ画像処理を行うようにしたことを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、基準画像データDsf,Dssの設定時には、キャビティ部位Xcの基準画像Vxc及び監視領域Zcを示すパターン画像Vpf,Vpsa…を、分割画面となる第一表示部Waと第二表示部Wbによりそれぞれ表示することができる。また、監視領域Zcの指定は、マウスを用いたドラッグ指定,キーを用いたカーソル指定又はタッチパネルを利用したタッチ指定により行うことができる。
このような手法による本発明に係る成形機の金型監視方法によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) オペレータにより任意に区画指定された監視領域Zcに対してのみ画像処理を行うため、無駄なデータ処理を極力低減させることができる。この結果、処理効率を高めることができ、CPUやメモリの低容量化、更にはハードウェアの低コスト化を図れるとともに、成形サイクルの高速化要求にも十分に応えることができる。
(2) 金型Cに離型剤を噴霧した場合や金型Cに外乱光が入射した場合等であっても、これらの外乱が影響する領域を極力排除することができるため、誤検出の発生を大幅に低減することができる。
(3) 基準画像データDsf,Dssに、キャビティ部位Xcに正常な成形品が付着した状態の一次基準画像データDsf及びキャビティ部位Xcから成形品が正常に排出された状態の二次基準画像データDssを含めたため、金型Cに対する一次監視処理及び二次監視処理のそれぞれに最適な基準画像データDsf及びDssを設定することができ、金型Cに対する的確な監視を行うことができる。
(4) 好適な態様により、基準画像データDsf,Dssの設定時に、基準画像Vxc及びパターン画像Vpf,Vpsa…を、分割画面となる第一表示部Waと第二表示部Wbによりそれぞれ表示すれば、基準画像Vxc上に表示される監視領域Zcを示す区画(パターン)が判りにくい場合であっても、第二表示部Wbにより監視領域Zcを明確に確認できるため、設定時の設定容易性及び利便性を高めることができる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る金型監視方法を実施できる金型監視システム1の構成について、図1〜図6を参照して説明する。
図3(図4)は、金型監視システム1を取付けた射出成形機Mの一部を示す。射出成形機Mは型締装置Mcを備え、この型締装置Mcは、固定盤11,この固定盤11と不図示の圧受盤間に架設した四本のタイバー12…,これらのタイバー12…にスライド自在に装填した可動盤13を備える。そして、固定盤11には固定型Ccが、また、可動盤13には可動型Cmがそれぞれ取付けられ、この固定型Ccと可動型Cmにより金型Cを構成する。これにより、可動盤13は固定盤11に対し、不図示の駆動機構により進退移動し、金型Cの型閉,型締,型開を行うことができる。なお、Miは射出装置,Cf(図4)は金型Cのキャビティをそれぞれ示す。
一方、金型監視システム1は、キャビティ部位Xcに対して可視光線以外の光線Lとなる赤外線Liを投射する発光部8と、可視光線を遮断するフィルタ部9(図5)を通してキャビティ部位Xcから反射する赤外線Li(正反射光Lr)をイメージセンサ3により撮像する監視カメラ部2を備える。
発光部8は、図3及び図4に示すように、固定盤11の一方の側面11pに複数のボルト等により固定されたブラケット21により支持される。なお、発光部8の取付位置(取付高さ)は、図4に示すように、キャビティ部位Xcの位置(高さ)に一致させる。また、発光部8の投射角度は、取付ねじ22,22により任意に設定(変更)できる。さらに、発光部8は、偏平直方体形に形成し、一面を開放したハウジング部24を備える。ハウジング部24の内部には、赤外線(光線L)を発光する多数の赤外線発光ダイオード25…を配列させた発光基板26を配設する。この発光基板26は、点発光となる各赤外線発光ダイオード25…を集積させた面発光体Eを構成する。この面発光体Eの大きさ(形状)は、キャビティ部位Xcに対する監視範囲に対応して設定し、特に、監視範囲に対して同一又はこれ以上の面積となるように考慮する。赤外線発光ダイオード25…は、千鳥状に配列させることが望ましい。発光部8をこのように構成することにより、照度が高められることに加え、照度の均一性が高められる。なお、ハウジング部24の内部には、発光に対する拡散板を配設し、金型Cにおける研磨パターンによる反射光の減衰を抑えるとともに、均一かつ安定した照射ができるように考慮する。
他方、監視カメラ部2は、図3及び図4に示すように、固定盤11の他方の側面11qに取付けた支持機構31により支持される。支持機構31は、複数のボルト等により側面11q上に固定した取付部32と、監視カメラ部2を支持するブラケット33と、このブラケット33と取付部32間に介在する位置調整部34を備える。なお、監視カメラ部2の取付位置(取付高さ)は、図4に示すように、キャビティ部位Xcの位置(高さ)に一致させる。これにより、ブラケット33は、位置調整部34により取付部32に対して前後方向に位置調整でき、監視カメラ部2の前後方向の位置を調整できる。また、監視カメラ部2の撮像角度は、取付ねじ35,35により任意に設定(変更)できる。
さらに、監視カメラ部2は、直方体形に形成したケーシング部37を備え、内部には付属回路36(処理部4)を収容するとともに、前部にはイメージセンサ3を有するセンシング部38を所定の角度Rを付けて取付ける。この角度Rを付けることにより、監視カメラ部2を取付けることに伴う横側方への突出を少なくできる。また、センシング部38は、光学筒39を備え、この光学筒39には、前側から、可視光線を遮断するフィルタ部9,レンズ40を順次内蔵するとともに、この光学筒39の後方に、イメージセンサ3を内蔵する。イメージセンサ3としては、省電力化,小型化及び低コスト化の容易なCMOSイメージセンサを用いることが望ましい。
このように、発光部8を、型締装置Mcにおける固定盤11の一方の側面11pに取付けるとともに、監視カメラ部2を、固定盤11の他方の側面11qに取付ければ、監視カメラ部2は、発光部8から発光される赤外線Liの正反射光Lr、即ち、軸線に対して発光部8から入射する入射角とこれに基づく反射角が同じ大きさとなる反射光を容易に得ることができる。
次に、全体のシステム系統について、図6を参照して説明する。2は監視カメラ部であり、前述したイメージセンサ3とこのイメージセンサ3に接続した処理部(制御部)4を内蔵する。この処理部4は、マイコン(マイクロコンピュータ)等を利用し、イメージセンサ3から得る画像データ(画像信号)Dvに対して画像処理を行うことにより、キャビティ部位Xcの状態(正常状態又は異常状態)を判別する機能を備えるとともに、各種の制御機能及び処理機能を備えており、上述した付属回路36を構成する。このため、処理部4には、本発明に係る金型監視方法に用いる基準画像データDsf,Dss及び監視領域Zcに係わるデータ等が設定(登録)されている。
また、この処理部4は、接続ポートとして、少なくとも入出力ポート(I/Oポート)2oと通信ポート2tを備える。この場合、入出力ポート2oは、射出成形機Mに内蔵する成形機コントローラ5の入出力ポートに、第一接続ラインTaにより接続する。これにより、少なくとも処理部4から得るキャビティ部位Xcの状態を判別した結果となる異常データ(エラー信号)Deが、第一接続ラインTaを介して成形機コントローラ5に付与される。一方、通信ポート2tは第二接続ラインTbに接続する。この第二接続ラインTbには、イーサネット(登録商標)等のLAN7を用いることができる。したがって、この第二接続ラインTb(LAN7)に成形機コントローラ5の通信ポートを接続すれば、成形機コントローラ5と処理部4は、LAN7を介した通信が可能になる。これにより、イメージセンサ3から得る画像データ(画像信号)Dvが、第二接続ラインTb(LAN7)を介して成形機コントローラ5に送信される。
このように、第二接続ラインTbに、LAN7を用いれば、図6に示すように、他の一又は二以上の射出成形機M…に取付けられる監視カメラ部2…の通信ポート2t…及び成形機コントローラ5…の通信ポートも、同一のLAN7に接続できるとともに、他の場所(管理室等)に設置された中央コンピュータPC等も、同一のLAN7に接続することができる。したがって、このようなLAN7を構築することにより、他の射出成形機M…とのデータ授受や他の場所に設置された中央コンピュータPC等とのデータ授受を容易かつ迅速に行うことができる。なお、図6は、LAN7を用いた接続形態の一例であり、基本的には、一台の射出成形機Mにおける監視カメラ部2の通信ポート2tと成形機コントローラ5の通信ポートをLAN7により接続すればよい。
他方、成形機コントローラ5には、この成形機コントローラ5に付属する表示部Wを備える。この表示部Wは、タッチパネルを付設したカラー液晶ディスプレイ等を用いることができる。したがって、この表示部Wは、成形機本体に係わる各種データの表示や設定等に用いられるとともに、特に、成形機コントローラ5と表示部Wは、本発明に係る金型監視方法に係わる基準画像データDsf,Dss及び監視領域Zcを設定する機能を備える。また、成形機コントローラ5には、第二接続ラインTbを介して送信される画像データ(画像信号)Dvに係わる画像を表示部Wに表示するための画像表示機能Fdを備える。これにより、画像データDvに係わる画像、即ち、キャビティ部位Xcの画像を表示部Wに表示することができ、この表示部Wは、監視カメラ部2側(イメージセンサ3)から送信される画像データDvに係わる画像を表示するための表示部を兼用する。よって、監視カメラ部2側の表示部は不要になるため、システム全体のコストダウン及び設置性向上に寄与できる。
さらに、成形機コントローラ5には、異常データDeに対応する画像データDvを、ショット番号に対応させてメモリに登録するデータ記憶機能Fmを備える。即ち、成形機コントローラ5には、監視カメラ部2から、異常データDe及び画像データDvが同時に付与されているため、異常データDeに対応する画像データDvを、ショット番号に対応させて成形機コントローラ5に内蔵するメモリに登録することができる。なお、このようなデータ記憶機能Fmは、監視カメラ部2側にも同様に設けることができる。
次に、本実施形態に係る金型監視方法を含む金型監視システム1の使用方法及び動作について、図1〜図10を参照して説明する。
最初に、発光部8と監視カメラ部2の角度設定を行う。今、型開した可動型Cmの位置が図3に示す実線位置にあるものとする。この状態で発光部8から投射される赤外線Liの角度(投射角度)が、キャビティ部位Xcの全体に当たるように設定する。この場合、投射角度は、取付ねじ22…の弛緩又は締付により容易に設定できる。これにより、赤外線Liは、キャビティ部位Xcに対して斜めに投射される。
次いで、監視カメラ部2の撮像角度を設定する。この場合、図3に示すように、キャビティ部位Xcから反射する赤外線Liの正反射光Lrを撮像できるように設定する。このような正反射光Lrを撮像することにより、反射率の差により検出できるため、S/N比を高くできるとともに、他の角度からの光の影響を低減できる。なお、撮像角度は、取付ねじ35…の弛緩又は締付により容易に設定できる。また、型開した際における可動型Cmの位置が、図3に仮想線で示すCma,Cmbのように変更された場合であっても、同様の操作により容易に設定することができる。
さらに、本実施形態に係る金型監視方法を用いて基準画像データDsf,Dssの設定を行う。この基準画像データDsf,Dssの設定方法について、図1及び図2を参照しつつ図7に示すフローチャートに従って説明する。
基準画像データDsf,Dssを設定する際には、所定の選択キーにより基準画像設定モードを選択する(ステップS1)。これにより、表示部Wには、図1(図2)に示す設定画面が表示される(ステップS2)。この設定画面には、分割画面となる第一表示部Waと第二表示部Wbが表示され、第一表示部Waには、キャビティ部位Xcの基準画像Vxcが表示されるとともに、第二表示部Wbには、監視領域Zc(非監視領域Zn…)を示すパターン画像Vpf,Vpsa…が表示される。
最初に、一次監視処理に用いる一次基準画像データDsfを設定する。この一次基準画像データDsfは、正常(良品)な成形品が付着したキャビティCfの状態を撮像することにより得られるため、一次基準画像データDsfを設定する前提として、金型Cには、正常(良品)な成形品が成形されている状態を確保する。一次基準画像データDsfの設定に際しては、まず、一次基準設定キーKfをタッチする。これにより、赤外線発光ダイオード25…が点灯し、赤外線Liがキャビティ部位Xcに対して投射され、キャビティ部位Xcで正反射する。反射した赤外線Li(正反射光Lr)は、監視カメラ部2のセンシング部38に入光し、イメージセンサ3に結像する。この際、射出成形機M周辺の可視光線はフィルタ部9によりカットされ、反射した赤外線Li(正反射光Lr)のみがイメージセンサ3に結像する。そして、イメージセンサ3から得られる画像データ(画像信号)Dvは、通信ポート2tからLAN7(第二接続ラインTb)を介して成形機コントローラ5の通信ポートに送信される。そして、図1に示す第一表示部WaにキャビティCfの基準画像(カラー画像)Vxcが表示される。
オペレータは、この状態で基準画像Vxcに対する任意の監視領域Zcを区画指定する(ステップS3)。即ち、基準画像Vxcを見ながら、成形機コントローラ5に付属するマウスを用いてドラッグ指定する。この際、マウスをドラッグすることにより、第一表示部Waには、ポインタの軌跡が区画として表示される。一次監視処理では、成形品が正常(良品)であるか否かを判別するため、図1では、成形品画像Vmの周りに沿うように、T字形に区画した例を示している。そして、区画指定したなら監視領域Zcとなる部位にポインタを位置させ、マウスをクリックすれば、監視領域Zcが指定される。例示の場合には、T字形の区画の内側にポインタを位置させてクリックすれば、T字形の内側が網掛表示される。他方、第二表示部Wbには、監視領域Zcを示すパターン画像Vpfが表示される。この場合、第一表示部Waに表示されるキャビティ部位Xcの基準画像Vxcでは、影等の状態によって、監視領域Zcを示す区画(パターン)が判りにくい場合もあるが、第二表示部Wbでは、パターン画像Vpfと非監視領域Znがコントラストの大きい二色(例えば、白と黒)によりそれぞれ表示するため、監視領域Zcを明確に確認することができ、設定時の設定容易性及び利便性を高めることができる。
この後、オペレータは、監視領域Zcを確認し、目標とする区画が旨く指定されていない場合には、再度、同様の操作により区画指定を行うことができる(ステップS4,S5,S3)。そして、目標の区画を指定できたなら、その他、感度設定等の必要な補助設定を行う。なお、上述した監視領域Zcの指定では、マウスを用いて指定する場合を示したが、その他、キーを用いたカーソル指定或いはタッチパネルを利用したタッチ指定を利用することができる。
次いで、二次監視処理に用いる二次基準画像データDssを設定する。二次基準画像データDssの設定に際しては、二次基準設定キーKsをタッチする。これにより、発光部8及び監視カメラ部2では、一次基準画像データDfsの設定時と同様の動作が行われ、イメージセンサ3から得られる画像データ(画像信号)Dvは、通信ポート2tからLAN7(第二接続ラインTb)を介して成形機コントローラ5の通信ポートに送信される。そして、図2に示す第一表示部WaにキャビティCfの基準画像(カラー画像)Vxcが表示される。この場合、金型Cにおいては、エジェクタ動作により、成形品の排出が行われる。二次基準画像データDssは、成形品が金型Cから正常に排出された状態を撮像することにより得られるため、二次基準画像データDssを設定する前提として、成形品が金型Cから正常に排出された状態にあることを確認する。図2に示す第一表示部Waにおいては、成形品が正常に排出されたキャビティ画像Vcが表示されている。
オペレータは、この状態で基準画像Vxcに対する任意の監視領域Zcを区画指定する(ステップS6)。即ち、基準画像Vxcを見ながら、成形機コントローラ5に付属するマウスを用いてドラッグ指定する。この際、マウスをドラッグすることにより、第一表示部Waには、ポインタの軌跡が区画として表示される。二次監視処理では、成形品が金型Cから正常に排出されたか否かを判別するため、図2では、金型Cのパーティング面から、誤検出の原因となりやすい孔等の輝度変化のある四つの外乱画像Ve…を、非監視領域Zn…となるようにそれぞれ個別に区画指定した例を示している。このような外乱画像Ve…としては、その他、金型Cに離型剤を噴霧した場合や金型Cに外乱光が入射した場合に発生する外乱画像を挙げることができる。
そして、区画指定したなら監視領域Zcとなる部位にポインタを位置させ、マウスをクリックすれば、監視領域Zcが指定される。例示の場合には、区画された四つの非監視領域Zn…の外側にポインタを位置させてクリックすれば、図2の第一表示部Waに示すように、四つの非監視領域Zn…を除いた領域が網掛表示される。他方、第二表示部Wbには、監視領域Zc(非監視領域Zn…)を区画する四つのパターン画像Vpsa,Vpsb,Vpsc,Vpsdが、上述した一次基準画像データDsfの設定の場合と同様に表示される。これにより、監視領域Zc(非監視領域Zn…)を明確に確認することができ、設定時の設定容易性及び利便性を高めることができる。
この後、オペレータは、監視領域Zcを確認し、目標とする区画が旨く指定されていない場合には、再度、同様の操作により区画指定を行うことができる(ステップS7,S8,S6)。そして、目標の区画を指定できたなら、その他、感度設定等の必要な補助設定を行う。以上の設定処理が終了したなら、設定終了キーをタッチする。これにより、設定された各基準画像データDsf,Dss及び監視領域Zcに係わるデータは、監視カメラ部2の処理部4に転送される(ステップS9)。また、処理部4では、受信した基準画像データDsf,Dss及び監視領域Zcに係わるデータを、内蔵するメモリ(画像メモリ)に設定(登録)する(ステップS10)。設定された基準画像データDsf,Dss及び監視領域Zcに係わるデータは、本発明に係る金型監視方法に利用される。このように、基準画像データとして、キャビティ部位Xcに正常な成形品が付着した状態の一次基準画像データDsf及びキャビティ部位Xcから成形品が正常に排出された状態の二次基準画像データDssを設定するため、金型Cに対する一次監視処理及び二次監視処理のそれぞれに最適な基準画像データDsf及びDssを設定することができ、金型Cに対する的確な監視を行うことができる。
次に、実際の成形工程における金型監視方法について説明する。なお、射出成形機Mの稼働中においては、成形機コントローラ5から処理部4に対して各種信号が付与されるとともに、処理部4から成形機コントローラ5に対して各種信号が付与される。この場合、処理部4(成形機コントローラ5)は、複数の入出力ポート2o…を備えており、一部の入出力ポート2o…がこれらの信号の授受に利用される。今、射出充填工程及び冷却工程を経て、金型Cの型開きが終了したものとする。処理部4には、型開きが終了したことに伴う型開終了信号が付与されるため、処理部4による一次監視処理が行われる。この一次監視処理は、型開き後、エジェクタ動作前に行う監視処理であり、これにより、成形品に未充填部分が存在するか否かなどの成形不良の判別を行うことができる。
図8には、この一次監視処理の処理手順をフローチャートで示す。また、図10には、データの流れをフローチャートで示す。まず、処理部4に型開終了信号が付与されれば、処理部4は、撮像開始指令を出力し、発光部8における赤外線発光ダイオード25…を点灯させるとともに、監視カメラ部2を作動させて撮像を開始する(ステップS11)。これにより、発光部8からキャビティ部位Xcに対して赤外線Liが投射され、キャビティ部位Xcで正反射する。反射した赤外線Li(正反射光Lr)は、監視カメラ部2のセンシング部38に入光し、イメージセンサ3に結像する。この際、射出成形機M周辺の可視光線はフィルタ部9によりカットされ、反射した赤外線Li(正反射光Lr)のみがイメージセンサ3に投射される。そして、イメージセンサ3から得られる画像データ(画像信号)Dvは、処理部4に付与される。なお、赤外線Liを用いるため、点灯時であっても可視光線とは異なり、オペレータに違和感や不快感を与えることはない。
また、一画面分の画像データDvが処理部4に取り込まれたなら、処理部4は、撮像終了指令を出力する。これにより、発光部8における赤外線発光ダイオード25…を消灯させ、かつイメージセンサ3による撮像を終了させる(ステップS12,S13)。このように、発光部8は、撮像するときのみ点灯させるため、消費電力の低減を図ることができる。さらに、画像データDvは、通信ポート2tからLAN7(第二接続ラインTb)を介して成形機コントローラ5の通信ポートに送信される(ステップS51,S52)。そして、成形機コントローラ5に付属する表示部W上に、キャビティCfのカラー画像として表示される(ステップS53)。
一方、処理部4では、撮像した最初の画素(ピクセル)における画素レベルと前述した一次基準画像データDsfにおける対応する画素レベルを比較して両者の偏差を演算する画像処理を行う(ステップS14)。そして、求めた偏差としきい値を比較する(ステップS15)。この際、正常に成形が行われていれば、[偏差≦しきい値]となるが、一部に充填不良等が存在すると、その部分は、[偏差>しきい値]となるため、特異点として計数(カウント)される(ステップS16)。以下、順次続く画素に対して同様の処理を繰り返し、最終の画素まで行う(ステップS17,S14…)。
この場合、本発明に係る金型監視方法により、撮像されたキャビティ部位Xcの画像データに対して、設定されている監視領域Zcを除いた非監視領域Znによりマスク処理が行われる。したがって、設定されている監視領域Zc内の被判定画像データDdに対してのみ画像処理が行われる。例示の場合、図1におけるT字形に区画指定した監視領域Zcに対してのみ画像処理が行われる。これにより、成形品が正常であるか否かの判別に必要な監視領域Zcに対してのみ画像処理が行われることになり、画像処理を行う際の無駄なデータ処理を極力低減させることができる。この結果、処理効率を高めることができ、CPUやメモリの低容量化、更にはハードウェアの低コスト化を図れるとともに、成形サイクルの高速化要求にも十分に応えることができる。
さらに、処理部4は、得られた特異点の計数値(合計値)Ncと予め異常を判別するために設定した異常レベルNeを比較し、[Nc>Ne]の場合には、異常が発生したものと判断して所定の異常処理を行う(ステップS18,S19)。即ち、異常データDeを入出力ポート2oから出力し、第一接続ラインTaを介して成形機コントローラ5の入出力ポートに付与する(ステップS54,S55,S56)。これにより、射出成形機Mの動作を停止するとともに、異常表示等の異常処理を行う。また、成形機コントローラ5は、データ記憶機能Fmにより、少なくとも異常データDeに対応する画像データDvを、ショット番号に対応させてメモリに登録する(ステップS57,S58,S59)。これにより、一次監視処理における異常発生時の画像データDvを容易かつ確実に保存でき、分析及び統計等のデータ処理を的確かつ迅速に行うことができる。
他方、異常が発生していない場合には、計数値Ncと予め設定したアラームレベルNaを比較し、[Nc>Na]の場合には、異常直前の状態である旨の処理、即ち、射出成形機Mの動作を停止するとともに、予備警報としてのアラーム表示等のアラーム処理を行う(ステップS20,S21)。これに対して、一次監視処理の結果、正常の場合には、二次監視処理に移行させる(ステップS22)。なお、このような監視処理においては、偏差に対するしきい値による判別と、特異点の計数値に対する基準レベルによる判別の両方を行うため、判別精度が高められる。
図9に、二次監視処理の処理手順をフローチャートで示す。この二次監視処理は、エジェクタ動作後に行う監視処理であり、これにより、エジェクタが正常に行われたか否かを判別することができる。今、成形機コントローラ5からエジェクタ終了信号が処理部4に付与されれば、処理部4は、撮像開始指令を出力し、発光部8における赤外線発光ダイオード25…を点灯させるとともに、監視カメラ部2を作動させて撮像を開始する(ステップS31)。これにより、発光部8からキャビティ部位Xcに対して赤外線Liが投射され、キャビティ部位Xcで正反射する。また、反射した赤外線Li(正反射光Lr)は、監視カメラ部2のセンシング部38に入光し、イメージセンサ3に結像する。この際、射出成形機M周辺の可視光線はフィルタ部9によりカットされ、反射した赤外線Li(正反射光Lr)のみがイメージセンサ3に結像する。そして、イメージセンサ3から得られる画像データDvは処理部4に付与される。
また、一画面分の画像データDvが処理部4に取り込まれたなら、処理部4は、撮像終了指令を出力する。これにより、発光部8における赤外線発光ダイオード25…を消灯させ、かつイメージセンサ3による撮像を終了させる(ステップS32,S33)。さらに、画像データDvは、通信ポート2tからLAN7(第二接続ラインTb)を介して成形機コントローラ5の通信ポートに送信される(ステップS51,S52)。そして、成形機コントローラ5に付属する表示部W上に、キャビティCfのカラー画像として表示される(ステップS53)。
一方、処理部4では、最初の画素における画素レベルと前述した二次基準画像データにおける対応する画素レベルを比較して両者の偏差を演算する画像処理を行う(ステップS34)。また、求めた偏差としきい値を比較する(ステップS35)。この際、成形品が正常に排出されていれば、[偏差≦しきい値]となるが、正常に排出されていない場合は、成形品の存在する部分が、[偏差>しきい値]となるため、特異点として計数(カウント)される(ステップS36)。以下、順次続く画素に対して同様の処理を繰り返し、最終の画素まで行う(ステップS37,S34…)。
この場合、本発明に係る金型監視方法により、撮像されたキャビティ部位Xcの画像データに対して、設定されている監視領域Zcを除いた非監視領域Zn…によりマスク処理が行われる。したがって、設定されている監視領域Zc内の被判定画像データDdに対してのみ画像処理が行われる。例示の場合、図2における四つの非監視領域Zn…を除いた監視領域Zcに対してのみ画像処理が行われる。これにより、誤検出の原因となりやすい孔等をはじめ、金型Cに離型剤を噴霧した場合や金型Cに外乱光が入射した場合等に発生する輝度変化のある外乱画像Ve…は、非監視領域Zn…となって画像処理が行われない。よって、外乱が影響する領域を極力排除することができ、誤検出の発生を大幅に低減することができる。
さらに、処理部4は、得られた特異点の計数値(合計値)Ncと予め異常を判別するために設定した異常レベルNxを比較し、[Nc>Nx]の場合には、異常が発生したものとして所定の異常処理を行う(ステップS38,S39)。即ち、異常データDeを入出力ポート2oから出力し、第一接続ラインTaを介して成形機コントローラ5の入出力ポートに付与する(ステップS54,S55,S56)。これにより、射出成形機Mの動作を停止するとともに、異常表示等の異常処理を行う。また、成形機コントローラ5は、データ記憶機能Fmにより、少なくとも異常データDeに対応する画像データDvを、ショット番号に対応させてメモリに登録する(ステップS57,S58,S59)。これにより、二次監視処理における異常発生時の画像データDvを容易かつ確実に保存でき、分析及び統計等のデータ処理を的確かつ迅速に行うことができる。一方、正常であって、次のショットが行われる場合には、図8に示す一次監視処理に移行させる(ステップS40,S41)。また、次のショットが無い場合には終了する(ステップS40)。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,手法等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、例示の実施形態では、可視光線以外の光線Lとして、赤外線Liを利用したが、必ずしも赤外線Liに限定されるものではなく、紫外線,遠赤外線等の他の光線を用いることもできる。また、発光部8には、多数の発光ダイオード25…を用いた場合を例示したが、他の発光手段であってもよい。さらに、金型監視方法を適用する対象として射出成形機Mを例示したが、金型Cを用いる各種成形機に適用することができる。
本発明の最良の実施形態に係る金型監視方法の実施に用いる表示部の設定画面図、 同金型監視方法の実施に用いる表示部に表示される他の設定画面図、 同金型監視方法の実施に用いる金型監視システムを射出成形機に取付けた状態の平面図、 同金型監視システムを射出成形機に取付けた状態の正面図、 同金型監視システムにおける監視カメラ部の平面図、 同金型監視システムのシステム構成図、 同金型監視方法の実施に用いる基準画像データを設定する処理手順を示すフローチャート、 同金型監視方法に用いる一次監視の処理手順を示すフローチャート、 同金型監視方法に用いる二次監視の処理手順を示すフローチャート、 同金型監視方法を実施した際におけるデータの流れを示すフローチャート、
符号の説明
C 金型
Cf キャビティ
Xc キャビティ部位
W 表示部
Wa 第一表示部
Wb 第二表示部
Zc 監視領域
Zn… 非監視領域
Vxc 基準画像
Vpf パターン画像
Vpsa… パターン画像

Claims (3)

  1. 予め設定した基準画像データと成形稼働時における型開きした金型のキャビティ部位を撮像して得た被判定画像データを比較演算する画像処理によりキャビティ部位の状態を判別する成形機の金型監視方法において、予め、正常な成形品が付着したキャビティの状態及び成形品が正常に排出された金型の状態を撮像し、撮像された基準画像を表示部に表示するとともに、オペレータにより各基準画像に対する任意の監視領域が区画指定されたなら、前記監視領域内の画像データを一次基準画像データ及び二次基準画像データとしてそれぞれ設定し、成形稼働時に、型開終了信号に基づいてキャビティ部位を撮像し、撮像されたキャビティ部位の画像データに対して、前記一次基準画像データの前記監視領域を除いた非監視領域をマスク処理し、当該監視領域の被判定画像データに対してのみ前記画像処理を行うとともに、エジェクタ終了信号に基づいてキャビティ部位を撮像し、撮像されたキャビティ部位の画像データに対して、前記二次基準画像データの前記監視領域を除いた非監視領域をマスク処理し、当該監視領域の被判定画像データに対してのみ前記画像処理を行うことを特徴とする成形機の金型監視方法。
  2. 前記基準画像データの設定時には、前記キャビティ部位の基準画像及び前記監視領域を示すパターン画像を、分割画面となる第一表示部と第二表示部によりそれぞれ表示することを特徴とする請求項1記載の成形機の金型監視方法。
  3. 前記監視領域の指定は、マウスを用いたドラッグ指定,キーを用いたカーソル指定又はタッチパネルを利用したタッチ指定により行うことを特徴とする請求項1記載の成形機の金型監視方法。
JP2004112474A 2004-04-06 2004-04-06 成形機の金型監視方法 Expired - Fee Related JP4081038B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004112474A JP4081038B2 (ja) 2004-04-06 2004-04-06 成形機の金型監視方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004112474A JP4081038B2 (ja) 2004-04-06 2004-04-06 成形機の金型監視方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005297217A JP2005297217A (ja) 2005-10-27
JP2005297217A5 JP2005297217A5 (ja) 2005-12-08
JP4081038B2 true JP4081038B2 (ja) 2008-04-23

Family

ID=35329365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004112474A Expired - Fee Related JP4081038B2 (ja) 2004-04-06 2004-04-06 成形機の金型監視方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4081038B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008040647A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Meiwa E Tec:Kk 温度制御装置
JP5037733B2 (ja) * 2012-01-11 2012-10-03 シグマツクス株式会社 射出成形機監視装置
JP6798794B2 (ja) * 2016-04-22 2020-12-09 ウシオ電機株式会社 金型監視装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005297217A (ja) 2005-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03182185A (ja) 赤外線監視システム
US7175408B2 (en) Mold monitoring apparatus for injection molding machine
JP4081038B2 (ja) 成形機の金型監視方法
KR102249333B1 (ko) 금형 감시 장치
JP3728423B2 (ja) 射出成形機の金型監視装置
KR102118250B1 (ko) 사출성형기의 금형 온도 자동조절 시스템
JP4138694B2 (ja) 成形機の金型監視システム
JP4112544B2 (ja) 成形監視システム
JP4112537B2 (ja) 成形監視システム及び成形監視方法
KR20220028803A (ko) 누액감지 시스템 및 방법
KR102115656B1 (ko) 사출성형기의 온도 관제 시스템
JP3919499B2 (ja) マスク検出装置及び監視カメラ装置
JP2000278597A (ja) デジタルカメラ
JP3135559B2 (ja) 監視装置
KR100485304B1 (ko) 사출성형기의 감시방법
JP4152367B2 (ja) 成形監視システム
JP2002166457A (ja) 射出成形機
JP2005125709A (ja) 金型監視装置、方法及びプログラム
JP7118693B2 (ja) 射出成形機管理システム
KR200369018Y1 (ko) 사출성형기의 감시장치
JP4252417B2 (ja) 成形機の監視装置及び監視方法
US20100037083A1 (en) Method for Controlling Time Based Signals
CN116962881A (zh) 光学传感器装置及光学传感器装置的方法
JPH0974553A (ja) 静止画像伝送形式の監視装置における監視用カメラに対する撮影妨害の検出方法
KR100374603B1 (ko) 투사형 영상 디스플레이 시스템에 있어서 디스플레이유닛상의 번트 방지장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051014

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140215

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees