JP4079906B2 - 誤り訂正回路および再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、信号処理技術に関し、とくにデータ信号に含まれる誤りを訂正する誤り訂正回路および再生装置に関する。
赤色レーザを使用した大容量の光ディスク装置として、例えばDVD(Digital Versatile Disk)が既に実用化されている。近年は、波長650nm近辺の青色レーザ光源を利用し、記録容量を一段と向上させた次世代光ディスクの開発が盛んに行われている。記録容量を極限まで大きくするためには、記録光源の短波長化による線記録密度の向上、および狭トラック化とともに、高いエラー訂正能力が必要になる。
例えば、DVDディスクにおいては、最短マーク長は0.6ミクロン以上であり、青色レーザ光源を用いた次世代光ディスクにおいては、最短マーク長は0.3ミクロン以下である。このように最短マーク長が短くなると、物理的に同一の領域に書き込むことのできる情報量は多くなる。このため、ディスク盤面上のキズや粉塵の大きさが同じでも、それらにより生じるバーストエラーの規模は、例えば次世代ディスクの方がDVDディスクより2倍以上になってしまう。こうしたことから、データに、バーストエラー検出用のエラー訂正符号(以下、単に「BISコード(Burst Indicator Subcode)」とよぶ)を離散的に配置し、それを利用して訂正を行うものがある(例えば、特許文献1)。
図1は、符号ブロック10におけるエラーの分布状態を示す図である。本図で、縦向きが符号化方向であり、横向きが光ディスクへの記録方向、および光ディスクからの読込方向である。符号ブロック10は、BISコード20、LDC(Long Distance Code)で符号化されたユーザデータ12、LDCパリティ24を含む。BISコード20は、ID情報14、リザーブ情報16、およびBISパリティ18を含む。例えば、ユーザデータ12については、データ216バイトに対して32バイトのパリティが付加され、BISコード20についてはデータ30バイトに対して32バイトのパリティが付加される。また、リザーブ情報16は、デフォルトとして例えばビット値「0」にすることがデータフォーマットで規定されている。本図では、「×」印でエラーの発生箇所を示し、エラーが単発的に生じるランダムエラー30と、連続して生じるバーストエラー36がそれぞれ図示されている。第1バーストエラー36aは、消失訂正により訂正可能な符号列であり、第2バーストエラー36bはバーストエラーとして検出できないため消失訂正により訂正不可能な符号列である。
バーストエラーが発生する要因は、ディスクの傷やディスク表面への粉塵の付着である。これらの現象が発生した場合、一般にレーザビームの反射光量に大きな変化が生じる。信号再生回路は通常ヘッドに搭載された光量ディテクタからの出力をヘッドアンプで増幅し、AGCと呼ばれる可変ゲインアンプやイコライザ回路を通してRF波形を整えた後、2値化して復調を行うが、入力信号レベルに大きなトランジェントが生じたり、ヘッドアンプからの出力振幅が極端に低下すると、2値化出力が「ハイ」または「ロー」レベルになり、復調器出力として「0」または「1」が連続して出力されることが多い。
ランダムエラー30に対しては、LDCパリティ24を利用して検出訂正が適用される。バーストエラー36に対しては、消失訂正が適用される。消失訂正を行うためには、バーストエラー36の位置を把握する必要がある。このために、BISコード20が利用される。BISコード20は、符号ブロックに対して柵状になるように、予め決められた論理アドレスに配置される。バーストエラー36の位置を推定するために、まずBISパリティ18を利用してBISコード20の誤り訂正が行われ、BISコード20における誤り箇所が特定される。BISコード20は予め決められた論理アドレスに柵状に配置されるので、記録方向で見てBISコード20において誤り訂正が連続した箇所の近傍でバーストエラー36が発生しているとして推定される。そして、その位置を消失位置として消失訂正が行われる。
特表2001−515641号公報
ユーザデータ12は、離散的に符号ブロック10に配置されている。このため、ユーザデータ12を再生できるように復元するためには、離散的に配置されたユーザデータ12を順番に並べる必要がある。ID情報14は、ユーザデータ12を並べ替えるために必要な情報である。このため、ID情報14がバーストエラーやランダムエラーにより確実に取得されない場合、ユーザデータ12を復元することが困難になる。
本発明はこうした点に鑑みてなされたもので、その目的は、誤り箇所の訂正方法、その方法を利用する訂正回路、および再生装置を提供することにある。
本発明の別の態様は、誤り訂正回路である。この回路は、データ信号を読み込む読込部と、データ信号に含まれる誤り箇所を推定するための検出コードに含まれる第1情報のビット値を、規格によって予め決められたビット値に設定する置換部と、第1情報のビット値を規格によって予め決められたビット値に設定した後の検出コードに含まれる誤りを訂正する第1訂正部と、訂正された検出コードから、データ信号に含まれるユーザデータの位置を特定するための第2情報を取得する取得部と、第1情報のビット値を規格によって予め決められたビット値に設定する前の検出コードに基づいてデータ信号における誤り箇所を検出する検出部と、検出された誤り箇所および第2情報に基づいてデータ信号に含まれるユーザデータを訂正する第2訂正部とを備える。例えば、検出コードがBISコードの場合、第1情報はリザーブ情報であってよく、第2情報はユーザ情報の位置を示すID情報であってよい。
この態様によれば、情報のビット値を規格によって予め決められたビット値に置換しないときよりも、検出コードに対する誤り訂正能力が向上する。検出コードに含まれるID情報をほぼ確実に検出することができるので、ID情報が正確に取得できないためにユーザデータを復元できないという事態を抑制できる。
検出コードは、第1情報と第2情報と、誤りのない第1情報および誤りのない第2情報に基づいて生成された誤り訂正用のパリティとを含んでよく、この場合、第1訂正部は、第1情報のビット値を規格によって予め決められたビット値に設定した後の検出コードに含まれる誤りをパリティを利用して訂正してもよい。
本発明の更に別の態様は、再生装置である。この装置は、記録媒体に記録されたデータ信号を読み込む読込部と、データ信号に含まれる誤り箇所を推定するための検出コードに含まれる第1情報のビット値を、規格によって予め決められたビット値に設定する置換部と、第1情報のビット値を規格によって予め決められたビット値に設定した後の検出コードに含まれる誤りを訂正する第1訂正部と、訂正された検出コードから、データ信号に含まれるユーザデータの位置を特定するための第2情報を取得する取得部と、第1情報のビット値を規格によって予め決められたビット値に設定する前の検出コードに基づいて前記データ信号における誤り箇所を検出する検出部と、検出された誤り箇所および第2情報に基づいてデータ信号に含まれるユーザデータを訂正する第2訂正部と、訂正されたユーザデータに基づいて再生を行う再生部とを備える。
この態様によれば、検出コードに含まれるID情報をほぼ確実に検出することができるので、ID情報が正確に取得できないためにユーザデータを復元できないという事態を抑制できる。これにより、ユーザデータを高い品質で再生できる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、データ信号に含まれる所定の情報のビット値を、予め決められたビット値に置換することにより、データ信号に含まれる誤りを実質的に減らすことができるので、データ信号に対する訂正能力が向上される。
(実施の形態1)
実施の形態1では、データ信号に含まれる誤り箇所の訂正方法およびその方法を利用する誤り箇所の訂正回路について説明する。
図2は、実施の形態1に係る誤り訂正方法を説明するための図である。この誤り訂正方法は、図1を用いて説明したリザーブ情報16のように、予め所定のビット値が決まっている情報を有するデータフォーマットに準じたデータを対象とするものである。
本図のBISコード20は、図1を用いて説明した各BISコード20をまとめたものである。本図のBISコード20は、ID情報14、置換前のリザーブ情報16a、およびBISパリティ18を有する。置換前のリザーブ情報16aは、リザーブ情報のビット値を予め決められたビット値に置換する前の情報であり、例えばビット値「0」および「1」を有している。図1を用いて説明したように、バーストエラーを検出するために、置換前のリザーブ情報16aを含むBISコード20が利用される。
ID情報14を取得するために、置換前のリザーブ情報16aに含まれる各ビット値が予め決められているビット値「0」に置換される。そして、置換後のリザーブ情報16bを含むBISコード20に対して誤り訂正処理が施され、ID情報14が取り出される。BISパリティ18は、ID情報14およびリザーブ情報16に基づいて生成される。例えば、ID情報14が6バイト、リザーブ情報16が24バイト、BISパリティ18が32バイトの場合、リザーブ情報16のビット値を予め決められたビット値に置換しなければ、32バイトのBISパリティ18を利用して30バイトのデータを訂正することになる。本訂正方法によれば、リザーブ情報16を置換した後、BISコード20の訂正処理が行われるので、32バイトのBISパリティ18を利用して6バイトのID情報14を訂正することになる。ID情報14に対するエラー訂正能力を、BISパリティ18のサイズを変えることなく向上することができる。これにより、ID情報14に生じた誤りを、リザーブ情報16のビット値を予め決められたビット値に置換しないときよりも高い割合で訂正することができるので、ユーザデータ12を高い割合で復元することができる。
図3は、図2を用いて説明した誤り訂正方法を利用して、データ信号に含まれる誤りを訂正する訂正回路300の構成図である。訂正回路300の各構成要素は、種々の電子部品を組み合わせて形成された電子回路であってもよいし、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット等によりソフト的に実現されてもよいし、電子回路とソフトウエアとを組み合わせて実現されてもよい。その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。これから説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
読込部302は、データ信号を読み込む。読込部302は、例えば光ディスクなどの記録媒体、放送信号、ネットワークなど任意の提供元からデータ信号を読み込んでよい。検出部304は、データ信号に含まれる誤り箇所を検出する。検出部304は、図2の復号前のリザーブ情報16aを含むBISコード20に訂正処理を施すことにより誤り箇所を検出し、その位置を記憶部306に格納する。
誤り箇所の位置情報の格納方法は任意でよく、例えば誤りが生じているBISコード20のアドレスを登録してもよいし、符号ブロックごとにマップを用意し、誤り箇所に対応する位置に誤りか否かを示すフラグを登録してもよい。要は、バーストエラーによりデータが消失していると推定される位置が適切に示されるように登録されればよい。以下の説明では、格納方法の種類を問わず、単に「位置を登録する」と表現する。
置換部310は、BISコード20に含まれる置換前のリザーブ情報16aのデータ値を、予め決められたビット値に置換する。設定部312は、ビット値を置換すべき情報に関する指示をユーザから受け付け、置換部310に設定する。「ビット値を置換すべき情報に関する指示」は、例えば置換対象となる情報を検出するための情報、置換するビット値などであってよい。置換の対象となる情報は、任意であり、取り扱うデータフォーマットに準じて適宜設定されてよい。本実施の形態では、リザーブ情報16をビット値「0」にすることが置換部310に設定されている場合を例に説明する。
第1訂正部314は、置換後のリザーブ情報16bを含むBISコード20に対して訂正処理を行う。置換後のリザーブ情報16bは、誤りを有していないので、実質的にID情報14をBISパリティ18を利用して訂正することになる。取得部316は、訂正されたBISコード20からID情報14を取り出して第2訂正部308に供給する。第2訂正部308は、ID情報14および記憶部306に記憶されている誤り位置に基づいて、消失位置を特定して消失訂正を行う。第2訂正部308は、正確なID情報14を利用できるので、ユーザデータ12をほぼ確実に復元することができる。
図4は、図3の訂正回路300における訂正処理のフローチャートである。図3の検出部304は、図2を用いて説明した置換前のリザーブ情報16aを含むBISコード20に基づいて、バーストエラーの位置を検出する(S150)。図3の置換部310は、リザーブ情報16を復元する(S152)。そして、第1訂正部314は、置換後のリザーブ情報16bを含むBISコード20に対して誤り訂正を行う(S154)。取得部316は、第1訂正部314により訂正されたBISコード20からID情報14を取り出す(S156)。第2訂正部308は、ID情報14およびバーストエラーの位置に基づいてユーザデータ12の誤りを訂正する(S158)。
(実施の形態2)
実施の形態2では、実施の形態1で説明した誤り箇所の訂正方法を利用して、光ディスクから読み込んだデータ信号に対して訂正処理を施す機能を備える装置について説明する。
図5は、実施の形態2に係る記録再生装置100の構成図である。記録再生装置100は、記録系処理部136と再生系処理部138とを有する。まず、記録系処理部136について説明する。ユーザデータ受信部102は、例えばホストパソコンあるいはMPEG画像エンコーダ等からのデータを受け取るインタフェースである。LDC訂正符号生成部104は、ユーザデータ受信部102で受信されたデータからパリティを生成してLDCのエラー訂正符号を生成する。ID生成部106は、ユーザデータの光ディスク50における記録位置に対応したアドレス、すなわちID情報を生成する。リザーブ情報生成部108は、BISのエラー訂正符号のデータ部に未使用領域(リザーブ領域)があるとき、リザーブ情報として所定値、例えば16進数で「00」をデータとして生成する。
BIS訂正符号生成部110は、ID情報およびリザーブ情報に対してパリティを生成してBISのエラー訂正符号を生成する。符号間インタリーブ部112は、LDCのエラー訂正符号とBISのエラー訂正符号に対して、所定のエラー訂正フォーマットに準じてインタリーブ処理を施す。
図6は、所定のエラー訂正フォーマットを有する符号ブロック10の生成手順を示す図である。図5のユーザデータ受信部102はユーザデータ50を受信する。図5のLDC訂正符号生成部104は、ユーザデータ50に対して、データを記録する方向に直交する符号化方向でエンコードを行い、エンコードされたユーザデータ52とLDCのパリティ56とを生成する。そして、ユーザデータ52とLDCのパリティ56とをあわせてLDCのエラー訂正符号54が生成される。
一方、図5のID生成部106は、図5の光ディスク50における記録位置を示すID情報60を生成する。図5のリザーブ情報生成部108は、リザーブ領域が全てビット値「0」になるように、リザーブ情報62を生成する。図5のBIS訂正符号生成部110は、ID情報60およびリザーブ情報62の各データに対して符号化方向でエンコードを行い、エンコードされたID情報64およびリザーブ情報68ならびにBISのパリティ70を生成する。そして、ID情報64、リザーブ情報68、およびBISのパリティ70をあわせてBISのエラー訂正符号72が生成される。LDCのエラー訂正符号54およびBISのエラー訂正符号72は、符号間インタリーブされ、所定のフォーマットに準じて柵状にBISコード20が配置された符号ブロック10となる。光ディスク50へは左側から右側に向かって、上部から順番に記録される。つまり、左上の論理アドレスが一番小さく、右下の論理アドレスが一番大きい。具体的には、まずBISコード20が例えば1バイト光ディスクに記録され、次にLDCのエラー訂正符号すなわちユーザデータ12が例えば38バイト記録され、次にBISコード20が1バイト記録され、ユーザデータ12が38バイト記録されるといった繰り返しになる。
図5に戻り、信号記録部114は、符号間インタリーブ部112に生成されたデータを所定の規則にしたがって変調し、変調波形を光ヘッド132に伝達する。光ヘッド132は、光ディスク50に対してレーザビームを照射してデータを記録する。光ヘッド132は、図示しないフォーカストラッキング制御部により制御される。こうして、図7を用いて説明したエラー訂正フォーマットに準じたデータが光ディスク50に記録される。
次に再生系処理部138について説明する。信号読込部116は、光ディスク50からデータを読み出し、読み出した信号の2値化と復調を行う。符号間デインタリーブ部は、符号間インタリーブ部112と逆の動作、すなわち信号読込部116から得られたデータをLDCのエラー訂正符号とBISのエラー訂正符号に分離してエラー訂正処理を行えるようにする。
検出部154は、図3の検出部304に対応し、BISのエラー訂正符号のエラー訂正を行い、エラー訂正を行った符号ブロック10における位置を誤り位置記憶部124に登録する。置換部150は、図3の置換部310に対応し、BISコード20に含まれるリザーブ情報16のビット値を、予め決められたビット値「0」に置換する。設定部156は、図3の設定部312に対応し、置換すべき情報に関する指示をユーザから受け付け、置換部150に設定する。BISコード訂正部152は、置換後のリザーブ情報16を含むBISコード20の訂正を行う。取得部128は、訂正されたBISコード20からID情報14を取り出す。
LDC誤り訂正部120は、詳細は後述するが、取得部128から供給されるID情報と誤り位置記憶部124に保持されている誤り位置の情報とに基づいて消失訂正を行うとともに、ランダムエラーに対して検出訂正を行う。ユーザデータ送信部122は、復号されたユーザデータを再生部134に出力する。再生部134は、例えばMPEGデコーダであって、訂正されたユーザデータをデコードして再生を行う。
図7は、図5の再生系処理部138における訂正処理のフローチャートである。まず、図5の検出部154はBISコード20のエラー訂正を行う(S10)。そして、検出部154は、誤り訂正を行った位置を図5の誤り位置記憶部124に登録する(S180)。一方、図5の置換部150は、BISコード20に含まれるリザーブ情報16のビット値を予め決められたビット値に置換する(S182)。そして、図5のBISコード訂正部152は、置換後のリザーブ情報16を含むBISコード20に対して誤り訂正を行う(S184)。図5の取得部128は、BISコード訂正部152により訂正されたBISコード20からID情報14を取得して、適宜LDC誤り訂正部120に供給する(S186)。
図5のLDC誤り訂正部120は、誤り位置記憶部124に保持されている誤り位置の情報を参照して、LDCで消失訂正が可能かどうかの判定を行う(S18)。すなわち、誤り位置記憶部124に保持されている誤り位置の情報を参照して、消失部分があるか否かを判定する。消失訂正が可能な場合(S18のY)、LDC誤り訂正部120は、消失フラグを付加して(S20)、消失訂正を行う(S22)。ステップ18で、消失訂正が不可能な場合(S18のN)、LDC誤り訂正部120は検出訂正を行う(S24)。
図8は、図7のステップ20における消失フラグを付加する処理の詳細なフローチャートである。LDCのエラー訂正符号で消失訂正が可能な場合、まず、図5のLDC誤り訂正部120は、符号化方向を見て1バイトづつ、そのバイトからみて前方一番近い位置にあるBISのエラー訂正符号の復号情報、およびそのバイトから見て後方一番近い位置にあるBISのエラー訂正符号の復号情報を、訂正位置記憶用メモリを参照してチェックする(S50)。ここで、「復号情報」は、誤り訂正の有無を示す情報を含む。
前後両端のBISのエラー訂正符号にエラーがあり訂正されていた場合(S52のY)、LDC誤り訂正部120は、その間のLDCのエラー訂正符号にもバーストエラーが生じているとして推定し、そのバイトに消失フラグを設定する(S54)。ステップ52で、両端のBISのエラー訂正符号でエラーがなく訂正されていない、もしくは片側のみ訂正していた場合(S52のN)、LDC誤り訂正部120は、バーストエラーとはみなさず、消失フラグを付加しない(S56)。そして、これらの処理を全てのシンボルに対して実施した場合(S58のY)、図7のステップ22に進む。また、全てのシンボルに対して実施していない場合(S58のN)、ステップ50に戻る。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。こうした変形例として、図6の記録再生装置100は、光ディスク50にデータを記録し、光ディスク50からデータを読み込むこととしたが、記録媒体は光ディスク50に限らない。例えば、光ヘッド132を磁気ヘッドに換えることで、磁気ディスクを記録媒体としてもよい。
符号ブロックにおけるエラーの分布状態を示す図である。 実施の形態1に係る誤り訂正方法を説明するための図である。 図2を用いて説明した誤り訂正方法を利用して、データ信号に含まれる誤りを訂正する訂正回路の構成図である。 図3の訂正回路における訂正処理のフローチャートである。 実施の形態2に係る記録再生装置の構成図である。 所定のエラー訂正フォーマットを有する符号ブロックの生成手順を示す図である。 図5の再生系処理部における訂正処理のフローチャートである。 図7の消失フラグを付加する処理の詳細なフローチャートである。
符号の説明
12 ユーザデータ、100 記録再生装置、102 ユーザデータ受信部、104 LDC訂正符号生成部、106 ID生成部、108 リザーブ情報生成部、110 BIS訂正符号生成部、112 符号間インタリーブ部、114 信号記録部、116 信号読込部、118 符号間デインタリーブ部、120 LDC誤り訂正部、122 ユーザデータ送信部、124 誤り位置記憶部、128 取得部、132 光ヘッド、134 再生部、136 記録系処理部、138 再生系処理部、150 置換部、152 BISコード訂正部、154 検出部、156 設定部、300 訂正回路、302 読込部、304 検出部、306 記憶部、308 第2訂正部、310 置換部、312 設定部、314 第1訂正部、316 取得部。

Claims (4)

  1. データ信号を読み込む読込部と、
    前記データ信号に含まれる誤り箇所を推定するための検出コードに含まれる第1情報のビット値を、規格によって予め決められたビット値に設定する置換部と、
    前記第1情報のビット値を規格によって予め決められたビット値に設定した後の前記検出コードに含まれる誤りを訂正する第1訂正部と、
    訂正された検出コードから、前記データ信号に含まれるユーザデータの位置を特定するための第2情報を取得する取得部と、
    前記第1情報のビット値を規格によって予め決められたビット値に設定する前の前記検出コードに基づいて前記データ信号における誤り箇所を検出する検出部と、
    検出された誤り箇所および前記第2情報に基づいて前記データ信号に含まれるユーザデータを訂正する第2訂正部と、
    を備えることを特徴とする誤り訂正回路。
  2. 前記検出コードは、前記第1情報と前記第2情報と前記第1情報および前記第2情報に基づいて生成された誤り訂正用のパリティとを含み、前記第1訂正部は、前記第1情報のビット値を規格によって予め決められたビット値に設定した後の前記検出コードに含まれる誤りを前記パリティを利用して訂正することを特徴とする請求項に記載の誤り訂正回路。
  3. 前記置換部が規格によって予め決められたビット値を設定すべき前記第1情報に関する情報を設定するための設定部を更に備えることを特徴とする請求項またはに記載の誤り訂正回路。
  4. 記録媒体に記録されたデータ信号を読み込む読込部と、
    前記データ信号に含まれる誤り箇所を推定するための検出コードに含まれる第1情報のビット値を、規格によって予め決められたビット値に設定する置換部と、
    前記第1情報のビット値を規格によって予め決められたビット値に設定した後の前記検出コードに含まれる誤りを訂正する第1訂正部と、
    訂正された検出コードから、前記データ信号に含まれるユーザデータの位置を特定するための第2情報を取得する取得部と、
    前記第1情報のビット値を規格によって予め決められたビット値に設定する前の前記検出コードに基づいて前記データ信号における誤り箇所を検出する検出部と、
    検出された誤り箇所および前記第2情報に基づいて前記データ信号に含まれるユーザデータを訂正する第2訂正部と、
    訂正されたユーザデータに基づいて再生を行う再生部と、
    を備えることを特徴とする再生装置。
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