JP2003036608A - 光ディスク、光ディスク装置、エラー訂正フォーマットおよびデータ記録再生方法 - Google Patents

光ディスク、光ディスク装置、エラー訂正フォーマットおよびデータ記録再生方法

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JP2003036608A
JP2003036608A JP2001220509A JP2001220509A JP2003036608A JP 2003036608 A JP2003036608 A JP 2003036608A JP 2001220509 A JP2001220509 A JP 2001220509A JP 2001220509 A JP2001220509 A JP 2001220509A JP 2003036608 A JP2003036608 A JP 2003036608A
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JP2001220509A
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Makoto Usui
誠 臼井
Yuji Takagi
裕司 高木
Hiroyuki Yabuno
寛之 薮野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2のエラー訂正符号の訂正位置情報を用い
て第1のエラー訂正符号の消失訂正を行う場合、メディ
アデフェクト発生時に第2のエラー訂正符号に見かけ上
エラーがない状態が発生すると消失フラグを得ることが
できない。 【解決手段】 第2のエラー訂正符号のデータ未使用部
には、再生信号振幅が失われた場合に復調器が出力する
データとは異なったデータを配し、デフェクト発生時に
第2のエラー訂正符号の未使用データ部が確実にエラー
となるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のエラー訂正
符号から構成された符号ブロックを単位としてデータが
記録されている光ディスク、その光ディスクの記録再生
を行う光ディスク装置、その光ディスクの記録再生に用
いられるエラー訂正フォーマット、およびその光ディス
クのデータ記録再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】赤色レーザを使用した比較的大容量の光
ディスク装置としては、DVD(Digital Ve
rsatile Disk)がすでに実用化されてい
る。DVDの記録容量は片面4.7GB(Giga B
yte)あり、このDVDディスクのセクタフォーマッ
ト、エラー訂正フォーマットの詳細は、たとえば記録再
生可能なDVD−RAMディスクの場合、Standa
rd ECMA−272「120mm DVD Rew
ritable Disk(DVD−RAM)」(Fe
bruary 1998)Section3 Form
at of information(pp14−2
3)に記載されている。
【0003】さらに近年は、波長650nm近辺の青色
レーザ光源の実用化をにらみ、記録容量を一段と向上さ
せた光ディスクの開発が活発に行われている。記録容量
を極限まで拡大していくためには、記録光源の短波長化
に伴う線記録密度向上、トラックピッチの狭トラック化
とともに、エラー訂正においても少ない冗長度で大きな
訂正能力を持つことが望まれる。
【0004】このような高密度記録では、エラー訂正符
号においては従来以上にバーストエラーに対する訂正能
力の確保が重要である。なぜなら前述のDVD−RAM
ディスクにおいては、最短マーク長は0.6ミクロン以
上あるが、青色レーザ光源をもちいた次世代光ディスク
において最短マーク長は、0.3ミクロン以下であり、
同じ変調符号を仮定して単純比較して、ディスク盤面上
のキズや粉塵の付着によるバイトエラーがDVD−RA
Mディスクに対して2倍以上エラーに拡大されて見える
ためである。
【0005】冗長度を工夫したエラー訂正フォーマット
および光ディスク装置の例としては、例えば下記の文献
に示されているものがある。
【0006】K.Yamamoto et al,’E
rror Modeling and Perform
ance Analysis of Error−Co
rrecting Codes for the Di
gital Video Recording Sys
tem’,Part of Joint Intern
ational Symosium on Optic
al Memoryand Optical Data
Storage 1999(July 1999),
SPIE Vol.3864(pp339−341) DVDでは内符号、外符号から構成される積符号を用
い、内符号が訂正不能な場合にその位置を消失位置とし
て外符号で消失訂正を行いバースト誤りに対する訂正能
力を確保しているが、上記文献例では内符号を廃し、そ
れに代えて訂正能力の高い独立した第2のエラー訂正符
号を離散的に少数配置しバーストエラーの検出に用いて
いる。
【0007】上記従来例の光ディスク装置例を図10に
示す。またこの光ディスク装置で用いるエラー訂正フォ
ーマット例を図11に示す。
【0008】図10において、1001はユーザデータ
受信手段で、具体的にはホストパソコンあるいはMPE
G画像エンコーダ等からのデータを受け取るインタフェ
ース部である。1002は第1のエラー訂正符号生成手
段で、ユーザデータ受信手段で受信したデータにパリテ
ィーを付加して第1のエラー訂正符号を生成する。10
03はID生成手段で、ユーザデータのディスク上での
記録位置に対応したアドレスすなわちIDを生成する。
一般的に光ディスク装置ではIDの管理生成を内蔵マイ
コンが行うのが普通である。1004は第2のエラー訂
正符号のデータ部でID以外の未使用領域を示してい
る。本例ではこの領域をリザーブ領域、このリザーブ領
域を埋めているデータをリザーブ情報と呼ぶことにす
る。図10ではリザーブ情報として00の繰り返しパタ
ーン(オール0)を想定している。1005は第2のエ
ラー訂正符号生成手段で、IDおよびリザーブ情報に対
してパリティーを付加して第2のエラー訂正符号を生成
する。1006は符号間インタリーブ手段で、第1のエ
ラー訂正符号と第2のエラー訂正符号に対して図11に
示すようなインタリーブ処理を施す。インタリーブの詳
細については図11で説明する。1007は信号記録手
段で、エラー訂正符号が付加されたデータを所定の規則
にしたがって変調し、変調波形を光ヘッドに伝達する。
光ヘッド1008は光ディスク1009に対してレーザ
ビームを照射してディスク上にデータを記録する。実際
の光ディスク装置ではこのほか、フォーカストラッキン
グ制御手段が必要であるが、本発明の本質とは関係ない
ため説明を省略する。
【0009】1010は信号再生手段で、光ディスク1
009から読み出されたデータの2値化と復調を行う。
1011は符号間デインタリーブ手段で、符号間インタ
リーブ手段1006と逆の動作、すなわち信号再生手段
から得られたデータを第1のエラー訂正符号と第2のエ
ラー訂正符号に分離して扱えるようにする。1012は
第2のエラー訂正手段で、第2のエラー訂正符号のエラ
ー訂正を行いID情報を得る。リザーブ情報は不要なの
で保持する必要はない。1014は訂正位置記憶手段
で、第2のエラー訂正手段によりエラー訂正が行われた
エラー訂正フォーマット上での位置を記憶する。101
5は第1のエラー訂正手段で、第1のエラー訂正符号の
エラー訂正を行う。第1のエラー訂正手段の詳細動作に
ついては図12、図13で説明する。1016はユーザ
データ送信手段で、復号されたユーザデータをパソコン
やMPEGデコーダに送出する。
【0010】次に図11を用いて従来のエラー訂正フォ
ーマットについて説明する。図11は従来の符号ブロッ
ク生成方法の説明図である。1101はユーザデータで
ある。ユーザデータに対して1102符号化方向に示す
方向でエラー訂正符号のエンコードを行い、1103の
第1のパリティーが生成される。ユーザデータと第1の
パリティーをあわせて第1のエラー訂正符号1104と
する。他方、1105はID情報でディスク上の記録位
置を示すアドレスである。1106はリザーブ領域のオ
ール0データである。1105、1106の情報データ
に対して1107符号化方向に示す方向でエラー訂正符
号のエンコードを行い、第2のパリティー1108が生
成される。ID情報1105、リザーブ情報1106お
よび第2のパリティー1108をあわせて第2のエラー
訂正符号1109とする。第1のエラー訂正符号110
4と第2のエラー訂正符号1109は符号間インタリー
ブされ、最終的に1110に示すような符号ブロックと
なり、ディスク盤面上へは1111矢印に示す横方向に
記録される。本図ではあわかりやすくするために、第2
のエラー訂正符号の部分にハッチングを入れている。さ
らに具体的に説明すると、まず第2のエラー訂正符号1
113が1バイト光ディスクに記録され、次に第1のエ
ラー訂正符号1112が所定バイト記録され、次に第2
のエラー訂正符号が1バイト記録され、第1のエラー訂
正符号が所定バイト記録される繰り返しになる。
【0011】次に従来の光ディスク装置における第1の
エラー訂正手段の詳細動作を図12、図13、図14を
用いて説明する。図12は従来の符号ブロックの説明図
であり、光ディスクから一符号ブロックのデータを読み
出した場合のエラー分布例も示している。図13は従来
のエラー訂正方法の説明図である。図14は従来の消失
フラグ付加方法の説明図である。
【0012】図12において1201は符号化方向で第
1のエラー訂正符号についてはデータ216バイトに対
して32バイトのパリティーが付加され、第2のエラー
訂正符号についてはデータ30バイトに対して32バイ
トのパリティーが付加される例を図示している。120
2は光ディスクへの記録方向、1203は第1の情報デ
ータ、ハッチングした1204は第1のパリティー、1
205はIDおよびリザーブ情報、薄く塗りつぶした1
206は第2のパリティーである。
【0013】1207の×印はランダムエラーが発生し
ていることを示す。本例では、第1のエラー訂正符号
は、符号化方向でみて32バイトのパリティーを付加し
ているので、符号化方向で16バイト以下のランダムエ
ラーのみであれば第1のエラー訂正符号単独で訂正でき
る。
【0014】1208はバーストエラーを示し、その×
印がついた一連のデータが、第1のエラー訂正符号と第
2のエラー訂正符号とに渡ってすべて誤っていることを
示す。×印の上に重ねて○印をつけたシンボル、たとえ
ば1209は第2のエラー訂正符号により誤り訂正が行
われた位置を示している。
【0015】従来例においては、第1のエラー訂正符号
よりも充分に訂正能力の高い第2のエラー訂正符号をま
ず復号し、バーストエラーが発生している場合には、そ
のバーストに離散的に含まれる第2のエラー訂正符号で
誤り訂正が連続して行われるはずであるから、逆に記録
方向で見て第2のエラー符号にて誤り訂正が連続した個
所は、近傍の第1のエラー訂正符号でもバーストエラー
が発生していたと推定し消失訂正を行うことで、バース
ト誤りに対する訂正能力向上を図ることができる。
【0016】1212はバーストエラーにかかっている
第2のエラー訂正符号のシンボルであるが、もとのリザ
ーブ情報が00であり、バーストエラー発生時の信号再
生手段の出力が偶然00であったために、エラー訂正符
号上は誤りとみなされず、したがって訂正も行われなか
ったシンボルを図示している。
【0017】1210は第1のエラー訂正符号単独では
訂正不能な第1の符号列で、符号化方向(図の縦方向)
でみて、たまたまランダム誤りが多発し、バースト誤り
も発生して訂正不能となっていることを示す。1211
は消失訂正位置で、この消失位置を手がかりに符号列1
210の消失訂正を行うことができる。
【0018】消失訂正アルゴリズムの詳細を図13のフ
ローチャートに示す。エラー訂正の手順としては、まず
1302に示す第2のエラー訂正を行う。1303は第
2のエラー訂正による訂正位置を記憶手段に記憶するこ
とを示す。1304は第1のエラー訂正を示し、第1の
エラー訂正は、最初は消失訂正を用いないランダム訂正
のみ行う。1305は第1のエラー訂正が訂正可能であ
ったか不可能であったかの判断を示し、訂正不可能であ
った場合は1306に示す消失フラグを付加して、再度
1307で消失訂正を行う。一般に消失訂正を用いると
ランダム訂正に比べて2倍のバイト数の訂正が可能であ
り、長大なバーストエラーに対して大きな効果があると
考えられる。上記手順により、図12における1210
消失訂正可能な第1の符号列の消失訂正が可能である。
【0019】次に消失ポインタの付加方法の詳細を図1
4のフローチャートに示す。1401に示すように、第
1のエラー訂正符号で訂正不可能な場合、符号化方向で
見て1バイトづつ、そのバイトからみて前方一番近い位
置にある第2のエラー訂正符号の復号情報、およびその
バイトから見て後方一番近い位置にある第2のエラー訂
正符号の復号情報を、訂正位置記憶手段を参照してチェ
ックする。1402に示すように、前後両端の第2のエ
ラー訂正符号にエラーがあり訂正されていた場合は、そ
の間の第1のエラー訂正符号にもバースト誤りがかかっ
ていると推定し、そのバイトに消失フラグ1403を設
定する。両端の第2のエラー訂正符号でエラーがなく訂
正されていないとき、あるいは片側のみ訂正していた場
合は、バーストエラーとはみなさず、1404に示すよ
うに消失フラグを付加しない。これを、符号語を構成す
るすべてのシンボル(バイト)に対して実施すればよ
い。
【0020】再び図12に戻って考えると、第2のエラ
ー訂正符号訂正位置1209に挟まれた第1の情報デー
タに対しては、図12に示すようにバーストエラー判定
を行い、消失訂正位置1211を得ることができる。し
かし、1212の○印のシンボルはエラーが見かけ上存
在しないため消失フラグを得るためには役立たず、12
13の符号列に対しては消失フラグが設定されず121
3の符号列は消失訂正を行うことができない。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】第2のエラー訂正符号
は、第1のエラー訂正符号の消失位置を得るために、フ
ォーマット上適度な間隔で埋めこむ必要がある。たとえ
ば、ユーザデータを32KB単位で記録し、第1のエラ
ー訂正符号に対して38バイト間隔で第2のエラー訂正
符号を埋めこみ消失訂正位置を得る場合を考えると、第
2のエラー訂正符号の必要なバイト数は、 32×1024/38=863(バイト) すなわち863バイトの第2のエラー訂正符号を要す
る。第2のエラー訂正符号の半分がパリティー部であっ
たとしても、431バイトのデータ部がある。ディスク
のアドレス情報は、ディスク容量25GBで16KB単
位でアドレスを付加する場合を想定しても、 25×1024×1024(キロバイト)/16(キロ
バイト)=1,638,400 であるから21ビット程度、将来の多層多値記録を見越
しても4バイト程度で表現できると考えられ、1024
バイト中にIDを多重記録しても、第2のエラー訂正符
号のデータ部には未使用領域が多く存在する。この領域
は将来の様々な情報多重化のためにリザーブ領域として
キープしておくことが考えられる。リザーブ領域は、前
述のStandard ECMA−272「120mm
DVDRewritable Disk(DVD−R
AM)」13.1.3節(page16)にも示されて
いるように、将来のこの領域を使用した場合の機器互換
性を確保しやすくするため、通常オール00のデータで
埋めておくのが慣例である。
【0022】従来例においては、第2のエラー訂正符号
の1バイトごとの訂正位置によりバースト誤りを検出し
ている。しかしバーストエラーにより1バイトのデータ
がランダムに化ける状態を仮定すると、256分の1の
確率で元のデータと一致し、消失フラグを立てることが
できないという課題を有する。これに対して2バイトの
CRCチェックコードはバースト誤りの見逃し確率が約
65,000分の1であることを考えると、この第2の
エラー訂正符号によるバースト誤りの検出確率は比較的
高く、ユーザデータの誤り訂正能力に影響を及ぼすとい
う課題を有する。
【0023】さらに、第1のエラー訂正符号単独で訂正
不可能となるようなバースト誤りが発生する要因は、具
体的には前述したディスクの傷やディスク表面への粉塵
の付着である。これらの現象が発生した場合、一般に光
ディスク装置においては、レーザビームの反射光量に大
きな変化が生じる。信号再生手段は通常ヘッドに搭載さ
れた光量デテクタからの出力をヘッドアンプで増幅し、
AGCと呼ばれる可変ゲインアンプやイコライザ回路を
通してRF波形を整えた後2値化し復調を行うが、入力
信号レベルに大きなトランジェントが生じたり、ヘッド
アンプからの出力振幅が極端に低下すると、2値化出力
がHまたはLレベルに張り付き、復調器出力としてオー
ル0またはオール1のデータが出力される場合が多い。
【0024】また、高密度記録信号を再生する場合に
は、信号再生手段として2値化に代り、A/D変換後ビ
タビ復号を適用する構成も考えられるが、この場合もデ
ィスクの傷などにより入力に大きなトランジェントが生
ずるとA/D変換器の入力が飽和したり、粉塵の付着に
よるAGCの追従範囲を超える再生振幅の低下でA/D
変換器の分解能以下の再生振幅しか得られず、結果とし
てビタビ復号不能の状態に陥り、ビタビ復号器出力は復
号不能の場合の所定値、典型的にはオール0または最小
ランを出力しつづける。
【0025】前述したように、慣例によりリザーブ領域
は大概オール0であるので、実際にはバーストエラー発
生時にかなり高い確率で信号再生手段の出力とリザーブ
領域のデータが一致して見かけ上エラーが存在せず、消
失フラグが立たない状況が発生し得るという課題を有し
ている。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するため、以下の手段を用いた。 (1)複数の訂正符号から構成された符号ブロックを単
位として情報が記録される光ディスクであって、符号ブ
ロックは、第1の情報データおよびパリティーから構成
される第1のエラー訂正符号列と、第2の情報データお
よびパリティーから構成される第2のエラー訂正符号列
から成り、第1のエラー訂正符号列と第2のエラー訂正
符号列は符号ブロック内で一定単位で交互に分散して配
置され、第1の情報データはユーザデータを扱う場合は
全領域が受信データで埋められるが、ディスク管理情報
等を記録する場合は管理情報の未使用領域を第1の所定
値で埋め、さらに第2の情報データは有効な情報が格納
された有効データ領域とデータが未使用の未使用領域か
ら構成され、第2の情報データの未使用領域は第2の所
定値で埋められ、かつ第2の所定値は第1の所定値とは
異なる値としたデータが記録された光ディスクとした。
【0027】これにより、この光ディスクを再生する場
合、信号の再生振幅が失われるようなバーストエラー発
生時に信号再生手段から第1の所定値を出力するように
光ディスク装置を構成すれば、第1の情報データである
ユーザデータの誤りを見かけ上少なく、第2のエラー訂
正符号によるエラーフラグの付加をより確実に実施する
ことができ、第1のエラー訂正符号の訂正能力を向上さ
せることができる。 (2)前項の光ディスクに対し、さらに情報データには
ユーザデータまたはディスク管理情報が記録され、第2
の情報データの有効データ領域にはディスクのアドレス
情報が記録され、第1のエラー訂正符号のハミング距離
をd1、インタリーブの深さをi1、第2のエラー訂正
符号のハミング距離をd2、インタリーブの深さをi2
としたとき、 d2×i2 ≧ 2×d1×i1 の関係を満たすエラー訂正符号から構成されたデータが
記録される光ディスクとした。
【0028】これにより、第2のエラー訂正符号による
エラーフラグの付加を、第1のエラー訂正符号の消失訂
正限界まで行うことができる。 (3)複数の訂正符号から構成された符号ブロックを単
位として情報を再生する光ディスクで装置であって、デ
ータを読み出す信号再生手段と、信号再生手段より得ら
れた符号ブロックのエラー訂正を行うエラー訂正手段を
少なくとも具備し、符号ブロックは、第1の情報データ
およびパリティーから構成される第1のエラー訂正符号
列と、第2の情報データおよびパリティーから構成され
る第2のエラー訂正符号列から成り、第1のエラー訂正
符号列と第2のエラー訂正符号列は符号ブロック内で一
定単位で交互に分散して配置され、第1の情報データは
未使用領域があるとき第1の所定値で未使用領域が埋め
られ、さらに第2の情報データは、有効な情報が格納さ
れた有効データ領域とデータが未使用の未使用領域から
構成され、第2の情報データの未使用領域は第1の所定
値とは異なる第2の所定値で埋められ、エラー訂正手段
は、第1のエラー訂正符号の復号が不可能なとき、符号
ブロック内の第2のエラー訂正符号によるエラー訂正が
行われた位置の近傍を消失位置として、第1のエラー訂
正符号に対し消失訂正を行うことを特徴とする光ディス
ク装置とした。
【0029】これにより、この光ディスク再生装置で
は、信号の再生振幅が失われるようなバーストエラー発
生時に信号再生手段から第1の所定値を出力すれば、第
1の情報データであるユーザデータの誤りを見かけ上少
なく、第2のエラー訂正符号によるエラーフラグの付加
をより確実に実施することができ、第1のエラー訂正符
号の訂正能力を向上させることができる。 (4)複数の訂正符号から構成された符号ブロックを単
位として情報を記録再生する光ディスクで装置であっ
て、情報データにエラー訂正符号を付加して符号ブロッ
クを生成する符号化手段と、光ディスクに符号ブロック
を記録する信号記録手段と、光ディスクから符号ブロッ
ク単位でデータを読み出す信号再生手段と、信号再生手
段より得られた符号ブロックのエラー訂正を行うエラー
訂正手段を少なくとも具備し、符号ブロックは、第1の
情報データおよびパリティーから構成される第1のエラ
ー訂正符号列と、第2の情報データおよびパリティーか
ら構成される第2のエラー訂正符号列から成り、第1の
エラー訂正符号列と第2のエラー訂正符号列は符号ブロ
ック内で一定単位で交互に分散して配置され、符号化手
段は、第1の情報データに未使用領域があるとき第1の
所定値で未使用領域を埋め、さらに第2の情報データ
は、有効な情報が格納された有効データ領域とデータが
未使用の未使用領域から構成され、符号化手段は第2の
情報データの未使用領域は常に第1の所定値とは異なる
第2の所定値で埋め、エラー訂正手段は、第1のエラー
訂正符号の復号が不可能なとき、符号ブロック内の第2
のエラー訂正符号によるエラー訂正が行われた位置の近
傍を消失位置として、第1のエラー訂正符号に対し消失
訂正を行うことを特徴とする光ディスク装置とした。
【0030】これにより、この光ディスク記録再生装置
では、第1の情報データの未使用領域に第1の所定値を
記録し、第2の情報データの未使用領域に第2の所定値
を記録でき、信号の再生振幅が失われるようなバースト
エラー発生時に信号再生手段から第1の所定値を出力す
れば、第1の情報データであるユーザデータの誤りを見
かけ上少なく、第2のエラー訂正符号によるエラーフラ
グの付加をより確実に実施することができ、第1のエラ
ー訂正符号の訂正能力を向上させることができる。 (5)複数の訂正符号から構成されたエラー訂正フォー
マットであって、符号ブロックは、第1の情報データお
よびパリティーから構成される第1のエラー訂正符号列
と、第2の情報データおよびパリティーから構成される
第2のエラー訂正符号列から成り、第1のエラー訂正符
号列と第2のエラー訂正符号列は、符号ブロック内で一
定単位で交互に分散して配置され、第1の情報データは
未使用領域があるとき第1の所定値で未使用領域が埋め
られ、さらに第2の情報データは、有効な情報が格納さ
れた有効データ領域とデータが未使用の未使用領域から
構成されていて、第2の情報データの未使用領域は第1
の所定値とは異なる第2の所定値で埋められていること
を特徴とするエラー訂正フォーマットとした。
【0031】これにより、このエラー訂正フォーマット
で記録した光ディスクを再生する場合、信号の再生振幅
が失われるようなバーストエラー発生時に信号再生手段
から第1の所定値を出力すれば、第1の情報データであ
るユーザデータの誤りを見かけ上少なく、第2のエラー
訂正符号によるエラーフラグの付加をより確実に実施す
ることができ、第1のエラー訂正符号の訂正能力を向上
させることができる。 (6)前項のエラー訂正フォーマットに対し、さらに第
1の情報データにはユーザデータまたはディスク管理情
報が記録され、第2の情報データの有効データ領域には
ディスクのアドレス情報が少なくとも記録され、第1の
エラー訂正符号のハミング距離をd1、インタリーブの
深さをi1、第2のエラー訂正符号のハミング距離をd
2、インタリーブの深さをi2としたとき、 d2×i2 ≧ 2×d1×i1 の関係を満たすエラー訂正符号を用いた。
【0032】これにより、第2のエラー訂正符号による
エラーフラグの付加を、第1のエラー訂正符号の消失訂
正限界まで行うことができる。 (7)複数の訂正符号から構成された符号ブロックを単
位として情報が記録される光ディスクであって、符号ブ
ロックは、第1の情報データおよびパリティーから構成
される第1のエラー訂正符号列と、第2の情報データお
よびパリティーから構成される第2のエラー訂正符号列
から成り、第1のエラー訂正符号列と第2のエラー訂正
符号列は、符号ブロック内で一定単位で交互に分散して
配置され、第1の情報データは未使用領域があるとき第
1の所定値で未使用領域が埋められ、さらに第2の情報
データは、有効な情報が格納された有効データ領域とデ
ータが未使用の未使用領域から構成されていて、第2の
エラー訂正符号の未使用領域は第1の所定値とは異なる
第2の所定値で埋められているデータを記録再生するデ
ータ記録再生方法とした。
【0033】これにより、 このデータ記録再生方法で
光ディスクを再生する場合、信号の再生振幅が失われる
ようなバーストエラー発生時に信号再生手段から第1の
所定値を出力すれば、第1の情報データであるユーザデ
ータの誤りを見かけ上少なく、第2のエラー訂正符号に
よるエラーフラグの付加をより確実に実施することがで
き、第1のエラー訂正符号の訂正能力を向上させること
ができる。 (8)前項のデータ記録再生方法に対して、さらに第1
の情報データにはユーザデータまたはディスク管理情報
が記録され、第2の情報データの有効データ領域にはデ
ィスクのアドレス情報が少なくとも記録され、第1のエ
ラー訂正符号のハミング距離をd1、インタリーブの深
さをi1、第2のエラー訂正符号のハミング距離をd
2、インタリーブの深さをi2としたとき、 d2×i2 ≧ 2×d1×i1 の関係を満たすエラー訂正符号を用いた。
【0034】これにより、これにより、第2のエラー訂
正符号によるエラーフラグの付加を、第1のエラー訂正
符号の消失訂正限界まで行うことができる。 (9)信号再生手段は、再生信号の振幅が失われている
場合には再生データとして第1の所定値を出力する光デ
ィスク装置とした。
【0035】これにより、バーストエラーが発生し再生
信号振幅が復調不能なまでに低下した場合に、第2の情
報データ領域の未使用部分であれば第2のエラー訂正で
確実にエラー扱いになり、消失フラグを得ることができ
る。 (10)再生信号の変調規則違反個所を判定する変調則
確認手段をさらに具備し、変調則確認手段で変調則違反
個所が検出された場合、信号再生手段は再生データとし
て第1の所定値を出力する光ディスク装置とした。
【0036】これにより、バーストエラーが発生し再生
信号振幅が復調不能なまでに低下した場合に、第2の情
報データ領域の未使用部分であれば第2のエラー訂正で
確実にエラー扱いになり、消失フラグを得ることができ
る。 (11)信号再生手段がビタビ復号手段を有する場合
に、ビタビ復号手段で復号不能な復調コードが得られた
とき、信号再生手段は再生データとして第1の所定値を
出力する光ディスク装置とした。
【0037】これにより、バーストエラーが発生し再生
信号振幅が復調不能なまでに低下した場合に、第2の情
報データ領域の未使用部分であれば第2のエラー訂正で
確実にエラー扱いになり、消失フラグを得ることができ
る。 (12) 信号再生手段は、再生信号の振幅が失われて
いる場合には再生データ中の第2のエラー訂正符号の各
バイトに消失フラグを付加する光ディスク装置とした。
【0038】これにより、バーストエラーが発生し再生
信号振幅が復調不能なまでに低下した場合に、第1のエ
ラー訂正符号で確実に消失フラグを得ることができる。 (13)再生信号の変調規則違反個所を判定する変調則
確認手段をさらに具備し、変調則確認手段で変調則違反
個所が検出された場合、信号再生手段は再生データ中の
第2のエラー訂正符号の各バイトに消失フラグを付加す
る光ディスク装置とした。
【0039】これにより、バーストエラーが発生し再生
信号振幅が復調不能なまでに低下した場合に、第1のエ
ラー訂正符号で確実に消失フラグを得ることができる。 (14)信号再生手段がビタビ復号手段を有する場合
に、ビタビ復号手段で復号不能な復調コードが得られた
とき、信号再生手段は再生データ中の第2のエラー訂正
符号の各バイトに消失フラグを付加する光ディスク装置
とした。
【0040】これにより、バーストエラーが発生し再生
信号振幅が復調不能なまでに低下した場合に、第1のエ
ラー訂正符号で確実に消失フラグを得ることができる。 (15)第1の所定値を16進標記で00、第2の所定
値は16進表記でFFとした。これにより確実に第1の
所定値と第2の所定値を区別できる。 (16)第1の所定値を16進標記でFF、第2の所定
値は16進表記で00とした。これにより確実に第1の
所定値と第2の所定値を区別できる。
【0041】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)次に本発明にお
ける実施例について説明する。図2は本発明における光
ディスク装置の実施の形態1である。図2において、1
はユーザデータ受信手段で、具体的にはホストパソコン
あるいはMPEG画像エンコーダ等からのデータを受け
取るインタフェース部である。2は制御情報でディスク
の管理情報などを示している。3は第1の所定値で、符
号ブロックを構成する第1のエラー訂正符号の情報デー
タに、制御情報以外の未使用領域があるとき、第1の所
定値(16進数で00)をデータとして用いる。この未
使用領域については図4で説明する。4は第1のエラー
訂正符号生成手段で、ユーザデータ受信手段で受信した
データからパリティーを生成して第1のエラー訂正符号
を生成する。また、ディスクの特定エリアに対しては制
御情報2と第1の所定値3に対してパリティーを生成し
て第1のエラー訂正符号を生成する。5はID生成手段
で、ユーザデータのディスク上での記録位置に対応した
アドレスすなわちIDを生成する。一般的に光ディスク
装置ではIDの管理生成は内蔵マイコンが行うのが普通
である。6は第2の所定値で、第2のエラー訂正符号の
データ部に未使用領域(リザーブ領域)があるとき、第
2の所定値(16進数でFF)をデータとして用いる。
7は第2のエラー訂正符号生成手段で、IDおよびリザ
ーブ領域のデータに対してパリティーを生成して第2の
エラー訂正符号を生成する。8は符号間インタリーブ手
段で、第1のエラー訂正符号と第2のエラー訂正符号に
対して図6に示すようなエラー訂正フォーマットに準拠
したインタリーブ処理を施す。インタリーブの詳細につ
いては図6で説明する。9は信号記録手段、10は光ヘ
ッドで従来例と同一のものであるから説明を省略する。
22は光ディスクで、インタリーブ手段で生成されたエ
ラー訂正フォーマットに従い、データが記録されてい
る。11は信号再生手段、16は符号間デインタリーブ
手段で従来例と同じである。17は第2のエラー訂正手
段で、第2のエラー訂正符号のエラー訂正を行いID情
報を得る。18はID確認手段、19は訂正位置記憶手
段で、第2のエラー訂正手段によりエラー訂正が行われ
たエラー訂正フォーマット上での位置を記憶する。20
は第1のエラー訂正手段で、第1のエラー訂正符号のエ
ラー訂正を行う。第1のエラー訂正手段の詳細動作につ
いては図8、図9で説明する。21はユーザデータ送信
手段で、復号されたユーザデータをパソコンやMPEG
デコーダに送出する。
【0042】次に図2の光ディスク装置の動作をさらに
理解するために、実施例で扱うデータフォーマットにつ
いて、図3、図4、図5を用いて説明する。
【0043】図3は、本実施例の光ディスク装置が扱う
光ディスクである。図3において22は光ディスク、3
1は制御情報が記録再生される領域、32はユーザデー
タが記録再生される領域である。図3で光ディスク22
には、ディスクの管理情報を判りやすく1箇所の格納領
域として示したが、実際には交替セクタ情報や、その他
詳細は図示していないがパソコン上のOSが扱う管理情
報、MPEGレコーダが扱う画像の管理情報などを複雑
に保持しており、これら管理情報を信頼性高く記録再生
することは重要である。
【0044】図4は、本発明における第1の情報データ
の説明図である。図4において41は制御情報格納領域
の第1の情報データの内容例を示したものである。本例
では、セクタの先頭にディスクの属性に関する情報が記
録され、それに続き交替情報のエントリーがある。交替
処理のエントリが少ない場合は、以降のデータ00で埋
められている。エラー訂正符号は本例では32KBの符
号ブロック単位でエンコードされているので、交替情報
を得るためには、情報データの大部分を占める未使用領
域0データも読み出し、ブロック全体のエラー訂正を実
行する必要がある。42はユーザデータ格納領域の第1
の情報データである。ユーザ領域はデータのほぼすべて
がパソコンからのデータやMPEGデータで占有されて
いる。
【0045】図5は、本発明における第2の情報データ
の説明図である。図5において、51は第2の情報デー
タで、本例では2重書きされたID情報と、残りの部分
はデータFFの繰り返しで埋められている。
【0046】図4で示したデータと図5で示したデータ
から、エラー訂正フォーマットの1ブロックを生成する
手順を図6に示す。図6は本発明における符号ブロック
の生成方法の説明図でありエラー訂正フォーマットを示
している。図6において61は図4で説明した第1の情
報データである。第1の情報データに対して、符号化方
向62に示す方向で訂正符号のエンコードを行い第1の
パリティー63を生成する。第1の情報データと第1の
パリティーをあわせて第1のエラー訂正符号64とす
る。他方、第2の情報データ65に対して符号化方向6
6に示す方向で訂正符号のエンコードを行い第2のパリ
ティー67が生成される。第2の情報データと第2のパ
リティーをあわせて第2のエラー訂正符号68とする。
第1のエラー訂正符号64と第2のエラー訂正符号68
は符号間インタリーブされ、最終的に70に示すような
符号ブロックとなり、ディスク盤面上へは矢印69に示
す横方向に記録される。わかりやすくするために、第2
のエラー訂正符号にはハッチングをかけている。具体的
に説明すると、まず第2のエラー訂正符号68が1バイ
ト記録され、次に第1のエラー訂正符号64が所定バイ
ト記録され、次に第2のエラー訂正符号が1バイト記録
され、第1のエラー訂正符号が所定バイト記録される繰
り返しになる。
【0047】消失訂正を効果的に行うためには、第2の
エラー訂正符号の出現間隔を、実際にディスク再生時に
発生するバースト長の近傍に設定する必要があり、第2
のエラー訂正符号の訂正能力は、符号ブロックにおい
て、第1のエラー訂正符号の訂正能力の倍以上とる必要
がある。
【0048】次に本発明の光ディスク装置におけるエラ
ー訂正の詳細動作を図7、図8、図9を用いて説明す
る。図7は本発明における符号ブロックの説明図であ
り、光ディスクから一符号ブロックのデータを読み出し
た場合のエラー分布を記入してある。図8は本発明にお
けるエラー訂正方法の説明図である。図9は本発明にお
ける消失フラグ付加方法の説明図である。
【0049】図7において701は符号化方向で第1の
エラー訂正符号についてはデータ216バイトに対して
32バイトのパリティーが付加され、第2のエラー訂正
符号についてはデータ30バイトに対して32バイトの
パリティーが付加される例を図示している。702はデ
ィスク盤面への記録方向、703は第1の情報データ、
ハッチングをかけている704は第1のパリティー、7
05は第2の情報データ、薄く塗りつぶしている706
は第2のパリティーである。
【0050】707の×印はランダムエラーが発生して
いることを示す。本例では、第1のエラー訂正符号は符
号化方向でみて32バイトのパリティーを有しているの
で、符号化方向で16バイト以下のランダムエラーのみ
であれば第1のエラー訂正符号単独で訂正できる。70
8はバーストエラーを示し、×印がついた一連のデータ
が、第1のエラー訂正符号と第2のエラー訂正符号とに
渡ってすべて誤っていることを示す。709は第2のエ
ラー訂正符号により誤り訂正が行われた位置を示す。ま
た、712の位置では、第2の情報データがリザーブ領
域でデータFFで埋められているが、ディスクのデフェ
クトにより再生信号の振幅が損なわれ、信号再生手段が
データ00を出力してきた場合を示している。再生デー
タと元のリザーブデータはまったく異なる値に定義して
いるので、第2のエラー訂正符号により確実にエラーを
検出、訂正を行い消失フラグを得ることができる。
【0051】本実施例では、第1のエラー訂正符号より
も充分に訂正能力の高い第2のエラー訂正符号をまず復
号し、バーストエラーが発生している場合には、そのバ
ーストに離散的に含まれる第2のエラー訂正符号で誤り
訂正が連続して行われるはずであるから、逆に記録方向
で見て第2のエラー符号にて誤り訂正が連続した個所
は、近傍の第1のエラー訂正符号でもバーストエラーが
発生していたと推定し消失訂正を行うことで、バースト
誤りに対する訂正能力向上を図ることができる。
【0052】すなわち、第2のエラー訂正符号は、図7
に示しているように第1のエラー訂正符号よりもエラー
訂正能力を高く取っているので、709に示した位置の
エラー訂正が可能である。図7において、710は訂正
不能な第1の符号列で、符号化方向(図の縦方向)でみ
て、ランダム誤りもバースト誤りも多発していることを
示す。第1のエラー訂正符号は、32バイトのパリティ
ーを持っているので、ランダム誤りは16個まで訂正で
きる。図7には示しきれていないが、実際の訂正不能な
符号列710には符号方向でみて17個以上の誤りが発
生しているはずである。ランダム誤りが訂正不可能な場
合には、709および712に示すように隣接した第2
のエラー訂正符号の訂正動作を訂正位置記憶手段により
参照し、訂正が行われていた場合は、バースト誤りが発
生していると判断して、消失位置711の位置を基準に
消失訂正を行うことにより、第1のエラー訂正符号では
最大32バイトまでの誤り訂正を行うことができる。
【0053】消失訂正アルゴリズムの詳細は図8のフロ
ーチャートに示されている。801に示すように、信号
再生手段11がデータ00を出力してきた場合には、第
2のエラー訂正符号のリザーブ領域では、802に示す
ように必ずエラー訂正処理が発生する。通常の場合は8
03に示すパスを通る。804は第2のエラー訂正によ
る訂正位置を記憶手段に記憶することを示す。805で
第1のエラー訂正を行い、第1のエラー訂正は、最初は
消失訂正を用いないランダム訂正のみ行う。806は第
1のエラー訂正が訂正可能であったか不可能であったか
の判断を示し、訂正不可能であった場合は前述したよう
に807に示す消失フラグを付加して、再度808で消
失訂正を行なえばよい。
【0054】次に消失ポインタの付加方法の詳細は図9
のフローチャートに示されている。91に示すように、
第1のエラー訂正符号で訂正不可能な場合、符号化方向
で見て1バイトづつ、そのバイトからみて前方一番近い
位置にある第2のエラー訂正符号の復号情報、およびそ
のバイトから見て後方一番近い位置にある第2のエラー
訂正符号の復号情報を訂正位置記憶手段を参照してチェ
ックする。902に示すように、前後両端の第2のエラ
ー訂正符号にエラーがあり訂正されていた場合は、その
間の第1のエラー訂正符号にもバースト誤りがかかって
いると推定し、そのバイトに消失フラグ93を設定す
る。両端の第2のエラー訂正符号でエラーがなく訂正さ
れていないとき、あるいは片側のみ訂正していた場合
は、バーストエラーとはみなさず、94に示すように消
失フラグを付加しない。これを一符号語を構成するすべ
てのシンボル(バイト)に対して実施すればよい。
【0055】(実施の形態2)図1は、本発明における
光ディスク装置の実施の形態1である。図1において、
12は再生振幅検出手段で光ヘッド9からの再生信号振
幅の低下を検出する。再生信号振幅の多少の低下は必ず
しもデータエラーに結びつかないため、振幅検出の閾値
としてはかなり低く設定するのが効果的である。13は
変調則確認手段で、信号再生手段11で復調を行うと
き、復調規則どおりのデータがヘッド9から再生されて
いるかどうかを判定する。変調符号として、たとえば
(8、16)変調符号や、(1、7)変調符号を用いて
いる場合は、データビット列として’1’の連続や、最
大ランレングスを超える’0’の連続で復調規則違反を
検出することができる。14はビタビ復号確認手段で、
ヘッド9から出力される信号をビタビ復号した結果、復
号エラーになったことを検出する。ビタビ復号エラー
は、パスメモリのオーバフローなどで検出することがで
きる。
【0056】データ再生手段15は、信号振幅検出手段
12で信号振幅が一定以下であることを検出した場合、
あるいは変調則確認手段13でデータ復調時に復調規則
上あり得ない再生データを検出した場合、あるいはビタ
ビ復号手段14でビタビ復号エラーを検出した場合に、
再生データを強制的に第1の所定値(16進表記で0
0)としてデインタリーブ手段16に送出する。これに
より、ディスク上の傷や粉塵により再生信号が損なわ
れ、バーストエラーが発生した場合でも、第1の符号す
なわち最も重要なディスクの管理情報は極力エラーが少
ない状態に、第2の符号すなわち消失フラグを得るため
の符号に対しては、大部分がリザーブ領域で第2の所定
値(16進表記でFF)で埋められていた場合、極力訂
正動作を行い消失フラグを付加するように動作する。
【0057】第2の実施例の他構成要素については、第
1の実施例と同様であるから説明を省略する。
【0058】なお、第2の実施例においては、再生振幅
検出手段12、変調則確認手段13、ビタビ復号確認手
段14を同時に備える光ディスク装置の例を示したが、
3つの手段を同時に備えることは必須ではなく個別に用
いても良い。
【0059】なお、第2の実施例においては、再生振幅
検出手段12、変調則確認手段13、ビタビ復号確認手
段14の各手段で信号再生が困難な状況のとき、第2の
エラー訂正符号のシンボルを第1の所定値に置き換えて
誤り訂正を確実に行い消失フラグを得るが、第1の所定
値に置きかえる代りに第2のエラー訂正符号に直接消失
フラグを付加する構成でも同様の効果が得られる。
【0060】なお、本実施例では、第1の所定値を16
進表記で00、第2の所定値を16進表記でFFとした
が、この逆の組み合わせ、すなわち第1の所定値は16
進表記でFF、第2の所定値は16進表記で00も考え
られる。
【0061】
【発明の効果】ディスクの管理情報が第1のエラー訂正
符号により符号ブロック単位で符号化される場合は、符
号ブロック中の第1の情報データは未使用エントリが多
く含まれ、大半が0データとなっていることが想定され
る。ただし管理情報は重要であるので、未使用エントリ
も含めてエラー訂正ブロックすべてをできるだけ完全に
訂正するのが望ましい。未使用エントリが0データで埋
められることを考えると、信号再生手段がバーストエラ
ーの発生状況において0データを出力するように構成す
ると、見かけ上第1のエラー訂正符号のユーザデータの
エラーバイト数が少なく、エラー訂正可能となる確率が
増加するという利点がある。
【0062】一方、第2のエラー訂正符号は、バースト
誤りを確実に検出するため、信号再生手段がバーストエ
ラー時に出力するデータとは極力異なったデータとし、
確実にエラーを引き起こし誤り訂正させることが重要で
ある。なぜなら、バーストエラーの訂正能力は、第2の
エラー訂正符号の誤り訂正位置の検出確率に大きく依存
するからである。本発明によれば、第2のエラー訂正符
号上に長大なバースト誤りが発生した場合でも、信号再
生手段で想定される出力データとは異なるデータを第2
の訂正符号のリザーブ領域に埋めこむことにより、ある
いはバースト誤り発生時に強制的にリザーブ領域とは異
なるデータを信号再生手段から出力させることにより、
あるいは第2のエラー訂正符号に消失フラグを設定する
ことにより、第2のエラー訂正符号でエラー位置を検出
できる確率が増加し、第1のエラー訂正符号の消失訂正
能力を最大限発揮した光ディスク装置とすることができ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における光ディスク装置の実施の形態2
【図2】本発明における光ディスク装置の実施の形態1
【図3】本発明における光ディスク
【図4】本発明における第1の情報データの説明図
【図5】本発明における第2の情報データの説明図
【図6】本発明における符号ブロック生成方法の説明図
【図7】本発明における符号ブロックの説明図
【図8】本発明におけるエラー訂正方法の説明図
【図9】本発明における消失フラグ付加方法の説明図
【図10】従来の光ディスク装置例
【図11】従来の符号ブロック生成方法の説明図
【図12】従来の符号ブロックの説明図
【図13】従来のエラー訂正方法の説明図
【図14】従来の消失フラグ付加方法の説明図
【符号の説明】
1 ユーザデータ受信手段 2 制御情報 3 第1の所定値 4 第1のエラー訂正符号生成手段 5 ID生成手段 6 第2の所定値 7 第2のエラー訂正符号生成手段 8 符号間インタリーブ手段 9 信号記録手段 10 光ヘッド 11 光ディスク 12 再生振幅検出手段 13 変調則確認手段 14 ビタビ復号確認手段 15 再生データ置換手段 16 符号間デインタリーブ手段 17 第2のエラー訂正手段 18 ID確認手段 19 訂正位置記憶手段 20 第1のエラー訂正手段 21 ユーザデータ送信手段 22 光ディスク 31 制御情報格納領域 32 ユーザデータ格納領域 41 制御情報格納領域の第1の情報データ 42 ユーザデータ格納領域の第1の情報データ 51 第2の情報データ 64 第1のエラー訂正符号 68 第2のエラー訂正符号 70 符号ブロック 703 第1の情報データ 704 第1のパリティー 705 第2の情報データ 706 第2のパリティー 707 ランダムエラー 708 バーストエラー 709 第2のエラー訂正符号訂正位置 710 消失訂正可能な第1の符号列 711 消失訂正位置 712 データエラーが検出されたシンボル 1001 ユーザデータ受信手段 1002 第1のエラー訂正符号生成手段 1003 ID生成手段 1004 リザーブ情報(00) 1005 第2のエラー訂正符号生成手段 1006 符号間インタリーブ手段 1007 信号記録手段 1008 光ヘッド 1009 光ディスク 1010 信号再生手段 1011 符号間デインタリーブ手段 1012 第2のエラー訂正手段 1013 ID確認手段 1014 訂正位置記憶手段 1015 第1のエラー訂正手段 1016 ユーザデータ送信手段 1104 第1のエラー訂正符号 1109 第2のエラー訂正符号 1110 符号ブロック 1203 第1の情報データ 1204 第1のパリティー 1205 第2の情報データ 1206 第2のパリティー 1210 消失訂正可能な第1の符号列 1211 消失訂正位置 1212 データエラーのないシンボル 1213 消失訂正不可能な第1の符号列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 512 G11B 20/18 512B 536 536D 570 570H 572 572C 572F 576 576F H03M 13/27 H03M 13/27 13/29 13/29 (72)発明者 薮野 寛之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B001 AA02 AA10 AB02 AC05 AD04 AE04 5D044 BC06 CC04 DE12 DE68 EF03 FG10 GL32 5D090 AA01 BB04 CC01 CC04 CC14 DD03 FF43 GG17 5J065 AA01 AA03 AB01 AC03 AD02 AD10 AE07 AG06 AH09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の訂正符号から構成された符号ブロ
    ックを単位として情報が記録される光ディスクであっ
    て、前記符号ブロックは、第1の情報データおよびパリ
    ティーから構成される第1のエラー訂正符号列と、第2
    の情報データおよびパリティーから構成される第2のエ
    ラー訂正符号列から成り、前記第1のエラー訂正符号列
    と前記第2のエラー訂正符号列は符号ブロック内で一定
    単位で交互に分散して配置され、前記第1の情報データ
    は未使用領域があるとき第1の所定値で未使用領域が埋
    められ、さらに前記第2の情報データは有効な情報が格
    納された有効データ領域とデータが未使用の未使用領域
    から構成され、前記第2の情報データの未使用領域は第
    2の所定値で埋められ、かつ前記第2の所定値は前記第
    1の所定値とは異なる値としたデータが記録された光デ
    ィスク。
  2. 【請求項2】 前記第1の情報データにはユーザデータ
    またはディスク管理情報が記録され、前記第2の情報デ
    ータの有効データ領域にはディスクのアドレス情報が少
    なくとも記録され、前記第1のエラー訂正符号のハミン
    グ距離をd1、インタリーブの深さをi1、前記第2の
    エラー訂正符号のハミング距離をd2、インタリーブの
    深さをi2としたとき、 d2×i2 ≧ 2×d1×i1 の関係を満たすエラー訂正符号から構成されたデータが
    記録された請求項1記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】 複数の訂正符号から構成された符号ブロ
    ックを単位として情報を再生する光ディスクで装置であ
    って、データを読み出す信号再生手段と、前記信号再生
    手段より得られた符号ブロックのエラー訂正を行うエラ
    ー訂正手段を少なくとも具備し、 前記符号ブロックは、第1の情報データおよびパリティ
    ーから構成される第1のエラー訂正符号列と、第2の情
    報データおよびパリティーから構成される第2のエラー
    訂正符号列から成り、前記第1のエラー訂正符号列と前
    記第2のエラー訂正符号列は符号ブロック内で一定単位
    で交互に分散して配置され、前記第1の情報データは未
    使用領域があるとき第1の所定値で未使用領域が埋めら
    れ、さらに前記第2の情報データは、有効な情報が格納
    された有効データ領域とデータが未使用の未使用領域か
    ら構成され、前記第2の情報データの未使用領域は前記
    第1の所定値とは異なる第2の所定値で埋められ、前記
    エラー訂正手段は、前記第1のエラー訂正符号の復号が
    不可能なとき、符号ブロック内の前記第2のエラー訂正
    符号によるエラー訂正が行われた位置の近傍を消失位置
    として、前記第1のエラー訂正符号に対し消失訂正を行
    うことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 複数の訂正符号から構成された符号ブロ
    ックを単位として情報を記録再生する光ディスクで装置
    であって、情報データにエラー訂正符号を付加して符号
    ブロックを生成する符号化手段と、前記光ディスクに前
    記符号ブロックを記録する信号記録手段と、前記光ディ
    スクから前記符号ブロック単位でデータを読み出す信号
    再生手段と、前記信号再生手段より得られた符号ブロッ
    クのエラー訂正を行うエラー訂正手段を少なくとも具備
    し、 前記符号ブロックは、第1の情報データおよびパリティ
    ーから構成される第1のエラー訂正符号列と、第2の情
    報データおよびパリティーから構成される第2のエラー
    訂正符号列から成り、前記第1のエラー訂正符号列と前
    記第2のエラー訂正符号列は符号ブロック内で一定単位
    で交互に分散して配置され、前記符号化手段は、前記第
    1の情報データに未使用領域があるとき第1の所定値で
    未使用領域を埋め、さらに前記第2の情報データは、有
    効な情報が格納された有効データ領域とデータが未使用
    の未使用領域から構成され、前記符号化手段は前記第2
    の情報データの未使用領域は常に第1の所定値とは異な
    る第2の所定値で埋め、前記エラー訂正手段は、前記第
    1のエラー訂正符号の復号が不可能なとき、符号ブロッ
    ク内の前記第2のエラー訂正符号によるエラー訂正が行
    われた位置の近傍を消失位置として、前記第1のエラー
    訂正符号に対し消失訂正を行うことを特徴とする光ディ
    スク装置。
  5. 【請求項5】 複数の訂正符号から構成されたエラー訂
    正フォーマットであって、前記符号ブロックは、第1の
    情報データおよびパリティーから構成される第1のエラ
    ー訂正符号列と、第2の情報データおよびパリティーか
    ら構成される第2のエラー訂正符号列から成り、前記第
    1のエラー訂正符号列と前記第2のエラー訂正符号列
    は、符号ブロック内で一定単位で交互に分散して配置さ
    れ、前記第1の情報データは未使用領域があるとき第1
    の所定値で未使用領域が埋められ、さらに前記第2の情
    報データは、有効な情報が格納された有効データ領域と
    データが未使用の未使用領域から構成されていて、前記
    第2の情報データの未使用領域は前記第1の所定値とは
    異なる第2の所定値で埋められていることを特徴とする
    エラー訂正フォーマット。
  6. 【請求項6】 前記第1の情報データにはユーザデータ
    またはディスク管理情報が記録され、前記第2の情報デ
    ータの有効データ領域にはディスクのアドレス情報が少
    なくとも記録され、前記第1のエラー訂正符号のハミン
    グ距離をd1、インタリーブの深さをi1、前記第2の
    エラー訂正符号のハミング距離をd2、インタリーブの
    深さをi2としたとき、 d2×i2 ≧ 2×d1×i1 の関係を満たすエラー訂正符号から構成されたことを特
    徴とする請求項5記載のエラー訂正フォーマット。
  7. 【請求項7】 複数の訂正符号から構成された符号ブロ
    ックを単位として情報が記録される光ディスクであっ
    て、前記符号ブロックは、第1の情報データおよびパリ
    ティーから構成される第1のエラー訂正符号列と、第2
    の情報データおよびパリティーから構成される第2のエ
    ラー訂正符号列から成り、前記第1のエラー訂正符号列
    と前記第2のエラー訂正符号列は、符号ブロック内で一
    定単位で交互に分散して配置され、前記第1の情報デー
    タは未使用領域があるとき第1の所定値で未使用領域が
    埋められ、さらに前記第2の情報データは、有効な情報
    が格納された有効データ領域とデータが未使用の未使用
    領域から構成されていて、前記第2のエラー訂正符号の
    未使用領域は前記第1の所定値とは異なる第2の所定値
    で埋められているデータを記録再生するデータ記録再生
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の情報データの有効データ領域
    にはユーザデータまたはディスク管理情報が記録され、
    前記第2の情報データにはディスクのアドレス情報が少
    なくとも記録され、前記第1のエラー訂正符号のハミン
    グ距離をd1、インタリーブの深さをi1、前記第2の
    エラー訂正符号のハミング距離をd2、インタリーブの
    深さをi2としたとき、 d2×i2 ≧ 2×d1×i1 の関係を満たすエラー訂正符号を用いることを特徴とす
    る請求項7記載のデータ記録再生方法。
  9. 【請求項9】 前記信号再生手段は、再生信号の振幅が
    失われている場合には再生データとして前記第1の所定
    値を出力することを特徴とする請求項3または4記載の
    光ディスク装置
  10. 【請求項10】 再生信号の変調規則違反個所を判定す
    る変調則確認手段を有し、前記変調則確認手段で変調則
    違反個所が検出された場合、前記信号再生手段は再生デ
    ータとして第1の所定値を出力することを特徴とする請
    求項3または4記載の光ディスク装置
  11. 【請求項11】 前記信号再生手段は少なくともビタビ
    復号手段を含有し、前記ビタビ復号手段で復号不能な復
    調コードが得られたとき、前記信号再生手段は再生デー
    タとして第1の所定値を出力することを特徴とする請求
    項3または4記載の光ディスク装置
  12. 【請求項12】 前記信号再生手段は、再生信号の振幅
    が失われている場合には再生データ中の第2のエラー訂
    正符号の各バイトに消失フラグを付加することを特徴と
    する請求項3または4記載の光ディスク装置
  13. 【請求項13】 再生信号の変調規則違反個所を判定す
    る変調則確認手段を有し、前記変調則確認手段で変調則
    違反個所が検出された場合、前記信号再生手段は再生デ
    ータ中の第2のエラー訂正符号の各バイトに消失フラグ
    を付加することを特徴とする請求項3または4記載の光
    ディスク装置
  14. 【請求項14】 前記信号再生手段は少なくともビタビ
    復号手段を含有し、前記ビタビ復号手段で復号不能な復
    調コードが得られたとき、前記信号再生手段は再生デー
    タ中の第2のエラー訂正符号の各バイトに消失フラグを
    付加することを特徴とする請求項3または4記載の光デ
    ィスク装置
  15. 【請求項15】 前記第1の所定値は16進標記で00
    であり、前記第2の所定値は16進表記でFFである請
    求項9、10、11、12、13、14記載の光ディス
    ク装置。
  16. 【請求項16】 前記第1の所定値は16進標記でFF
    であり、前記第2の所定値は16進表記で00である請
    求項9、10、11、12、13、14記載の光ディス
    ク装置。
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