JP4079810B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機の放射特性を改善する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機に備えられたアンテナと無線回路は、通話者の人体の影響を受けて放射特性が劣化することが知られている。
図4(a)、(b)は、従来の形状が異なる2種類の携帯電話機それぞれの断面図を示す。
【0003】
図4(a)は、略直方体状の、所謂ストレート形の携帯電話機の断面図を示す。同図において携帯電話機は、筐体10内部の前面側に受話用のスピーカ20、ディスプレイ30、ダイヤルキー等を含む操作部40、送話用のマイクロフォン50が配置されている。
この前面と平行する背面側には、電池収納部が設けられ、充電式の電池60が収納されている。筐体10の背面は、電池60と接している部分が開閉自在の蓋になっており、その蓋を開ければ電池60を取り出して他の電池と交換することができる。またこの蓋に電池が貼着された一体型のものもある。
【0004】
操作部40と電池60との間にはプリント基板80が内設されている。プリント基板80は、薄側板状の基板上に、図示しないCPU、ROM、RAM、ベースバンド回路、無線回路(RF回路)等が組み込まれている。
筐体10の下面側には、外部接続端子が内設され、外部の充電機から供給される電力を、筐体10の下面に形成された孔から内部に取り込んで電池60に充電できるようになっている。
【0005】
このような従来技術の携帯電話機は、通話者がスピーカ20に耳を当てて通話する場合において、通話者の頭部と、無線回路やアンテナとの距離が近づきすぎるため、無線回路及びアンテナは頭部の影響を受けて電磁界レベルが低下し、結果として通信品質の劣化を引き起こすという問題があった。この問題は、図4(b)に示す折り畳み式の携帯電話機においても同様である。
【0006】
これを改善する他の従来の技術として、特許文献1は、筐体に引き出し自在に備えられたアンテナが、筐体から引き出された際には通話者の頭部から離れる方向に屈曲する技術を記載している。
【0007】
【特許文献1】
特許第2576367号
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記特許文献1においては、アンテナについては頭部から離れるが、無線回路は頭部から近い状態のままであり、人体による無線回路部分への影響による放射特性劣化の問題は依然として残る。
上記の問題に鑑み、本発明は、放射特性劣化をより低減した携帯電話機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の携帯電話機は、無線回路が組み込まれたプリント基板と、前記プリント基板に電力を供給する略板状の二次電池と、ダイヤルキーを有し前記プリント基板に操作信号を入力するための操作部とを備える携帯電話機であって、前記二次電池が前記操作部と前記プリント基板との間に挟まれた状態で、それらが筐体に収容されていることを特徴とする。
【0010】
また前記プリント基板と前記操作部は、前記操作部から前記プリント基板へと操作信号を入力するために、フレキシブル基板を用いて電気的に接続されていることを特徴としてもよい。
また前記筐体は、外形が略直方体状をしており、前記操作面が露呈された面と同一面に送話用のマイクロフォンが埋設されていることを特徴としてもよい。
【0011】
さらに前記筐体の背面と側面とがなす角部分にアンテナが配置され、当該アンテナと前記プリント基板とは、前記背面に平行する同一平面上に配置されることを特徴としてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、携帯電話機1の一部切欠き断面図を示す。
同図に示すように、携帯電話機1は、略板状の直方体状の筐体10により外形が形成されている。
【0013】
筐体10の1つの面側には、受話用のスピーカ20、ディスプレイ30、操作部40及びマイクロフォン50が、同順に、筐体10の長手方向に並べて内設されている。この面を以下、前面と呼ぶ。
スピーカ20は、音声の出力方向が主に筐体10前面の内側から外側の方向となるように、筐体10前面の内壁に取り付けられている。筐体10前面の、スピーカ20と接する部分には、受話孔が設けられており、スピーカ20により出力された音声が受話孔を通って筐体10の外部に出力される。
【0014】
ディスプレイ30は、表示面が筐体10前面に設けられた矩形の孔から露呈した状態で筐体10前面に取り付けられている。
操作部40は、筐体10前面に突設されたダイヤルキー等の操作面を有し、その操作面の各キーと、各キーの押圧を電気信号に変換するキー基板とが重ねられて略板状となっている。
【0015】
マイクロフォン50は、集音方向が主に筐体10前面の外側から内側の方向となるように、筐体10前面の内壁に取り付けられている。筐体10前面の、マイクロフォン50が接する部分には、送話孔が設けられており、外部の音声が送話孔を通じてマイクロフォン50に入力される。
筐体10の前面と平行する背面側には、無線回路が組み込まれたプリント基板80が内設される。プリント基板80の形状は、薄形板状で、筐体10の背面の矩形形状に合わせて、背面の面積より少し小さい面積の矩形形状をしている。プリント基板80は、無線回路のほかにCPU、RAM、ROM、ベースバンド回路等が組み込まれている。また、前面側に内設された各部用の処理回路等が組み込まれている。これら処理回路と前面側の各部とは、柔軟性と耐屈曲性を持つフレキシブル基板を用いて電気的に接続されている。例えば、フレキシブル基板90は、操作部40とプリント基板80に組み込まれた操作部40についての処理部とを接続しており、操作部40の電気信号をプリント基板80に入力する。
【0016】
筐体10の底面側には、外部接続端子70が内設され、外部の充電器から供給される電力を、筐体10の下面に形成された孔から内部に取り込んで電池60に充電できるようになっている。
プリント基板80と操作部40との間には、プリント基板に組み込まれた各部に電力を供給する、板状の二次電池60が挟まれている。
【0017】
このように二次電池60、操作部40及びプリント基板80は、いずれも板状であり、携帯電話機1は、二次電池60を操作部40とプリント基板80との間に挟んだ状態に重ねて、筐体10に収容している。
二次電池60が、操作部40とプリント基板80との間に配置されることにより、プリント基板80の位置は、前面から離れた背面に配置することが可能になる。この配置により、プリント基板80に組み込まれた無線回路も前面からより遠くに位置することとなり、通話者人体による放射特性への影響が低減される。
【0018】
図2は、携帯電話機1の分解斜視図 である。
図1における筐体10は、前面を含む半体である上ケース10aと、背面を含む半体である下ケース10bとから構成される。
操作部40、電池60、プリント基板80はこの順番で、図示のように上ケース10aと下ケース10bとに挟まれている。これらは、筐体前面及び背面の略長方形の形状に合わせて配置されている。
【0019】
二次電池60及びプリント基板80も、筐体前面及び背面の略長方形の形状に合せて配置されている。
下ケース10bには、アンテナ収納部があり、このアンテナ収納部とプリント基板80とは、下ケース10bの背面に平行する略同一平面に配置される。プリント基板80における部分85aとアンテナ収納部における部分85bとが接続して、アンテナと無線回路との間の信号がやり取りされる。このように、プリント基板80が筐体背面側に位置することで、アンテナと無線回路とを最短距離で接続することが可能となり、アンテナ性能劣化を低減することができるという効果が生じる。
【0020】
以上、ストレート形の携帯電話機について説明したが、折り畳み形の携帯電話機についても同様である。すなわち図3に示すように、筐体10を長手方向に2分割した場合の下方半分のケースは、二次電池60が操作部40と配線基板80とに挟まれた状態で、それらを収容している。そして操作部40の操作信号をプリント基板80の処理部に入力するために、操作部40とプリント基板80の処理部とがフレキシブル基板90により電気的に接続されている。
【0021】
図1及び図3のように構成することによりプリント基板に組み込まれた無線回路部分は、通話時において、人体頭部からより離れたところに位置することとなり、通信品質の劣化を低減することができる。
また従来、背面側の空間が電池に占められていたことによって、背面側には何の機構も設けることができなかったが、本発明のように背面側にプリント基板が配されることにより、背面側にユーザインタフェース等の機構を設けることができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明の携帯電話機は、無線回路が組み込まれたプリント基板と、前記プリント基板に電力を供給する略板状の二次電池と、ダイヤルキーを有し前記プリント基板に操作信号を入力するための操作部とを備える携帯電話機であって、前記二次電池が前記操作部と前記プリント基板との間に挟まれた状態で、それらが筐体に収容されていることを特徴とする。
【0023】
この構成により無線回路(RF回路)は、携帯電話機表面の操作部が配された面の反対側の面に近い位置に配置されることとなるので、人体からより離れた位置となり、人体による放射特性劣化の影響を低減することができ、無線性能が向上するという効果がある。
また前記プリント基板と前記操作部は、前記操作部から前記プリント基板へと操作信号を入力するために、フレキシブル基板を用いて電気的に接続されていることを特徴とする。
【0024】
この構成により電池によって空間に隔たりのあるプリント基板と操作部とは、簡単な構成で接続することができる。
また前記筐体は、外形が略直方体状をしており、前記操作面が露呈された面と同一面に送話用のマイクロフォンが埋設されていることを特徴とする。
この構成により、送話中においては、人体頭部は操作面及びマイクロフォンが配置された面側にあり、無線回路はその面とは離反する方向の面に位置することとなるので、上記効果と同様に人体による放射特性劣化の影響を低減することができる。
【0025】
さらに前記筐体の背面と側面とがなす角部分にアンテナが配置され、当該アンテナと前記プリント基板とは、前記背面に平行する同一平面上に配置されることを特徴とする。
この構成により、アンテナとプリント基板とが同一平面上に配置されれば、アンテナとプリント基板にある無線回路とを最短距離で接続することが可能となり、最短距離で接続されれば、アンテナ性能劣化を低減することができるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話機1の一部切欠き断面図である。
【図2】携帯電話機1の分解斜視図 である。
【図3】折り畳み形の携帯電話機の断面図である。
【図4】(a)及び(b)は、従来の携帯電話機の断面図である。
【符号の説明】
10 筐体
20 スピーカ
30 ディスプレイ
40 操作部
50 マイクロフォン
60 二次電池
70 外部接続端子
80 プリント基板

Claims (4)

  1. 無線回路が組み込まれたプリント基板と、前記プリント基板に電力を供給する略板状の二次電池と、ダイヤルキーを有し前記プリント基板に操作信号を入力するための操作部とを備える携帯電話機であって、
    前記二次電池が前記操作部と前記プリント基板との間に挟まれた状態で、それらが筐体に収容されている
    ことを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記二次電池は、前記プリント基板を略覆うように配される
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記筐体は、外形が略直方体状をしており、
    前記操作面が露呈された面と同一面に送話用のマイクロフォンが埋設されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  4. 前記筐体の背面と側面とがなす角部分にアンテナが配置され、当該アンテナと前記プリント基板とは、前記背面に平行する同一平面上に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
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