JP4076892B2 - 配線システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は屋内配線を行うための壁埋め込み型コンセントを使用した配線システムに係わり、特に地震等の異常を検出して電気器具の安全を確保するようにした配線システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
地震大国である我が国では地震によって多くの被害が発生している。たとえば1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災がその一例である。この地震で約6400名の命が失われている。この地震では多くの地点で火災が発生した。この火災は地震の発生直後よりもその後の電力供給が再開した時点で多く発生したと言われている。コンセントに接続したままの電気ストーブや発熱部を有するその他の電気製品が家具によって押し付けられたり家財の間に挟まれた状態となった場合が多い。この状態で、ある電気製品は電源が勝手に入ってしまい、またある電気製品は転倒時の安全スイッチが異常事態の下でうまく動作しなかった。このような状況の下で地震発生からしばらく経った後に電力会社の給電が再開すると、これらの電気製品が発熱し、火災を発生させてしまう。各家庭が広範に電化されている現在、このような地震等の異常時における電気製品の安全性を確保することは極めて重要である。
【0003】
そこで、地震のときにその揺れを検出して壁埋め込み型コンセントに取り付けられた配線器具に対して電源の供給を遮断するようにする技術が提案されている(たとえば特許文献1)。この提案の配線器具は、そのプラグをコンセントに差し込んで、これを介して電気製品を使用する。そしてこの使用状態で配線器具内の振動検出器が振動を検知すると、同じく配線器具内の地震判定部が生活振動を取り除いて地震を判定する。この配線器具は、地震判定部が地震と判定したときにプラグから供給を受けた電気製品の電力を遮断する遮断回路を備えており、レセプタクルへの電力供給をこの時点から遮断するようになっている。
【0004】
ところがこの提案では壁埋め込み型コンセントの上に特別の配線器具を挿着し、これに電気製品のプラグを差し込んで使用する。したがって、壁面に配置された壁埋め込み型コンセントから配線器具が更にその厚さ分だけ突出することになり、これに更に電気製品のプラグを挿着すると大きな空間を必要とする。また、コンセントの上に配線器具を挿着するので、この配線器具自体が安定性を欠く。このため配線器具の内部の振動を検知する装置部分が生活振動と地震の振動を判別することが困難となり、地震判定部が高価となって配線器具自体の価格が高価となるという問題があった。また、配線器具を容易にコンセントから取り外しできるので、子供のいたずら等によってこの配線器具自体が無くなってしまうこともあり、肝心の異常発生時に役立たない場合もあった。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−367737号公報(第0018段落、第0019段落、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、壁面に組み込むコンセント自体に地震を検知する機構を内蔵する提案も行われている。ところが壁に埋め込むタイプのこのようなコンセントの大きさは規格化されている。たとえば、代表的な埋め込みタイプのコンセントは、プラグの差込口を2つ配置したもので、壁の平面と同一面の寸法が約4センチ×7センチの長方形となっていて、かなり小さい。このため、地震を検知する機構をその内部に配置すると、プラグの差込口を1つ犠牲にするしかない。しかもこのような配線器具は通常の壁埋め込み型コンセントと比べてかなり高額となるので、一軒の家に幾つも取り付けると費用が嵩むといった問題がある。もちろん、テーブルタップ等の増設用のコンセントを使用してプラグの差込口を増加させることは可能であるが、1つのコンセントから給電する電気容量には制限があり、これを越えるとコンセントのプラグの差し込まれた箇所(刃受け金具)が過度に発熱するおそれがあり危険である。また、1つのコンセントからテーブルタップを使って複数の部屋の電気製品に電力を供給するようにすることは、各部屋の独立性の点でも問題である。また、いわゆるタコ足配線は美観を損ねるだけでなく、電力容量との関係でコードが発熱する場合があり危険である。
【0007】
以上、地震に対応したコンセントについてその問題を指摘したが、発熱を検知するコンセント等の異常時に電源を遮断する機能を備えた異常時対応壁埋め込み型コンセント全般について同様の問題があった。
【0008】
そこで本発明の目的は、壁面にプラグの差込口を供え、比較的安価に異常時の電源遮断を実現できる配線システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、(イ)電源を遮断すべき異常が発生したときその第1の突起部位を機械的にその突出方向としての第1の方向とは異なる第2の方向に変位させる異常時変位手段と、異常が発生していない状態で異常時変位手段の第1の突起部位と対向する位置からこの頂部を第1の方向と逆方向にその頂部で押圧してこれら頂部同士の機械的な接触を保つ一方、異常時変位手段が異常時に第2の方向に変位したとき第1の突起部位との頂部同士の接触を絶って第1の方向と逆方向に更に変位する第2の突起部位と、この第2の突起部位の変位と連動して変位し、第1の突起部位と第2の突起部位が対向配置されている状態で接点を接触させた状態を保ち、第2の突起部位が第1の突起部位との頂部同士の接触を絶って第1の方向と逆方向に更に変位したとき接点を絶つ機械的スイッチと、この機械的スイッチの入力側と接続され、電源の供給側に一端を接続された電線の他端を接続する入力側電線接続手段と、機械的スイッチの出力側に接続され接点が断たれたときに電源の供給を絶つプラグ接続端子と、入力側電線接続手段と電気的に接続され、後続のコンセントに電源を供給する第1の出力側電線接続手段と、機械的スイッチの出力側に接続され、後続のコンセントに電源を供給する第2の出力側電線接続手段とを備えた異常時対応壁埋め込み型コンセントと、(ロ)この異常時対応壁埋め込み型コンセントよりも電源の下流側に配置され、前記した電源の供給側に一端を接続された電線の他端を接続する入力側電線接続手段と、この入力側電線接続手段と接続されたプラグ接続端子と、入力側電線接続手段と電気的に接続され、後続のコンセントに電源を供給する出力側電線接続手段とを備えた通常時対応壁埋め込み型コンセントと、(ハ)異常時対応壁埋め込み型コンセントの第2の出力側電線接続手段あるいは第1の出力側電線接続手段と通常時対応壁埋め込み型コンセントの入力側電線接続手段とを前記した機械的スイッチのオン・オフに下流側の通常時対応壁埋め込み型コンセントが連動して電源の供給を制御されるか否かに応じて選択して接続する導電性部材とを配線システムに具備させる。
【0016】
すなわち請求項1記載の発明では、異常時対応壁埋め込み型コンセントに後段のコンセントに対して配電盤側から単に電源を常に給電する端子等の手段を設けるだけでなく、異常時変位手段が異常を検出したときに後続のコンセントに対して電源の供給を絶つ端子等の手段を設けることにした。そして、異常時対応壁埋め込み型コンセントの第2の出力側電線接続手段あるいは第1の出力側電線接続手段と通常時対応壁埋め込み型コンセントの入力側電線接続手段とを前記した機械的スイッチのオン・オフに下流側の通常時対応壁埋め込み型コンセントが連動して電源の供給を制御されるか否かに応じて選択して接続する導電性部材とを配線システムに具備させたので、通常時対応壁埋め込み型コンセントを導電性部材で第2の出力側電線接続手段に接続することで、後続の壁埋め込み型コンセントが異常時対応壁埋め込み型コンセントでない通常時対応壁埋め込み型コンセントであっても異常時に電気製品に対して電源の供給を同様に絶つことができる。このため、経済的な配線システムを構築可能である。異常時対応壁埋め込み型コンセントを使用することで通常時対応壁埋め込み型コンセントも異常時に同様にこれらに接続された電気製品に対する電源の供給を停止させることができ、安全性に優れた経済的な配線システムを構築することができる。また、通常時対応壁埋め込み型コンセントを導電性部材で第1の出力側電線接続手段に接続することで、異常時対応壁埋め込み型コンセントの下流側に通常時対応壁埋め込み型コンセントであっても、異常時であっても電気製品に対して電源の供給を行うことができる。ここで異常時対応壁埋め込み型コンセントと通常時対応壁埋め込み型コンセントの間を接続する導電性部材は、導電線とか導電板と呼ばれており、壁の内部でコンセント同士を電気的接続するものである。
【0019】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の配線システムで、異常時変位手段は地震についての検出手段であり、異常時対応壁埋め込み型コンセントは異なった震度に対してそれぞれ用意されており、より震度の大きな地震で異常の検出を行う異常時変位手段を備えた異常時対応壁埋め込み型コンセントの第2の出力側電線接続手段とこれよりも震度の小さな地震で異常の検出を行う異常時変位手段を備えた異常時対応壁埋め込み型コンセントの入力側電線接続手段とが直接あるいは通常時対応壁埋め込み型コンセントを介して接続されていることを特徴としている。
【0020】
すなわち請求項2記載の発明では、複数の異常時対応壁埋め込み型コンセントがそれぞれ異なった震度に対して第2の方向の変位によって接点を絶つように設定されている場合を示している。このような場合に配電盤あるいは電源に近い側をより震度の大きな地震で接点を絶つ異常時変位手段とすることで、何らかの障害で、より小さな地震に対して異常時対応壁埋め込み型コンセントがうまく動作しなくても他の異常時対応壁埋め込み型コンセントがより大きな地震で第2の方向の変位によって接点を絶った段階でこれよりも下流側の電源供給を遮断することができ、信頼性を高めた配線システムを構成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
【0022】
【実施例】
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0023】
図1は本発明の一実施例における異常時対応壁埋め込み型コンセントの構成の要部を表わしたものである。この異常時対応壁埋め込み型コンセント10は、その装置本体裏面11に電線接続用の第1〜第7の接続端子12〜18を配置している。これらは次のような電線を接続する。
【0024】
第1の接続端子12はこの壁埋め込み型コンセントに対して電源供給源となる交流の一方の電線を接続する。
第2の接続端子13は後続の壁埋め込み型コンセントに常時通電される交流を供給する一方の電線を接続する。
第3の接続端子14は後続の壁埋め込み型コンセントに異常時以外通電される交流を供給する一方の電線を接続する。
第4の接続端子15はこの壁埋め込み型コンセントに常時通電される交流を供給する他方の電線を接続する。
第5の接続端子16は後続の壁埋め込み型コンセントに常時通電される交流を供給する他方の電線を接続する。
第6の接続端子17はこの壁埋め込み型コンセントにアース接地用の電線を接続する。
第7の接続端子18は後続の壁埋め込み型コンセントにアース設置用の電線を接続する。
【0025】
ただし、第1の接続端子12と第2の接続端子13は互いに電気的に接続されているので、両者は互いに反対の接続が可能である。第4の接続端子15と第5の接続端子16も互いに電気的に接続されているので、両者は互いに反対の接続が可能である。第6の接続端子17と第7の接続端子18も互いに電気的に接続されているので、両者は互いに反対の接続が可能である。
【0026】
本実施例の異常時対応壁埋め込み型コンセント10は、地震の異常と内部温度の異常の双方を検出できるようになっており、いずれかの異常が検出されると、コンセント本体に固定された樹脂21Aに一端を保持された固定片22に対して可動片23が図で矢印24方向に移動する。これにより固定片22と可動片23からなる異常検出スイッチ25の電気的な接続が遮断される。
【0027】
ここで固定片22は第1の接続端子12と第2の接続端子13に電気的に接続されており、可動片23は第3の接続端子14と内部温度の異常検出用のバイメタル26の基部側の所定位置に電気的に接続されている。したがって、異常検出スイッチ25が図示のように接続された異常が検出されていない状態では、第1〜第3の接続端子12〜14は互いに電気的に接続されている。
【0028】
バイメタル26の基部側の端部は、コンセント本体に固定された樹脂21Bによって位置決めされた1対の刃受け金具28、29のうちの一方の図で下側に図示しない固定具で固定されている。1対の刃受け金具28、29はこの異常時対応壁埋め込み型コンセント10に挿入する図示しない電気製品のプラグの刃の部分をそれぞれ挟持する金具である。一方の刃受け金具28は、バイメタル26と電気的に接続されており、他方の刃受け金具29は第4および第5の接続端子15、16と電気的に接続されている。したがって、この異常時対応壁埋め込み型コンセント10は異常検出スイッチ25が異常を検出していない状態では1対の刃受け金具28、29から図示しないプラグを介して電気製品に電力が供給され、異常が検出された状態ではこの電気製品への電力の供給が遮断されることになる。
【0029】
次に異常検出の機構を説明する。コンセント本体に固定された樹脂21Cは図示のようにその断面が凸型をしており、図で下側を底部として図の上側を上部としている。凸型の下側に位置する比較的大きな空間31には円柱状金属体32の底部が、樹脂21Cに下端部を固定された第1のスプリング33によって上下および左右方向に揺動自在に保持されている。円柱状金属体32の上部からはその中心軸の延長方向に突起32Aが突出している。凸型の上側に位置する比較的小さな空間35内には、この空間35を上下動自在に配置された錘37がその上部と樹脂21Cの間に配置された第2のスプリング38によって下向きの力を与えられている。この錘37の下部からは、その中心軸の延長方向に突起37Aが突出している。
【0030】
図示しない初期位置設定機構は、この異常時対応壁埋め込み型コンセント10の図示しないレバーを操作することによって動作する。このレバーを操作すると、円柱状金属体32が図示しない部材によって押し下げられると共にその中心軸が錘37の中心軸と一致する状態で円柱状金属体32への下方向の力を解除する。これにより、円柱状金属体の突起32Aの先端が錘の突起37Aの先端と接触し、この状態で可動片23が矢印24方向と反対方向に移動して固定片22と接触して停止する。これにより、何らの振動も発生していない状態で円柱状金属体32が空間的に保持されることになる。この異常時以外の状態で、バイメタル26の破線で示した上部26Aは円柱状金属体32とわずかの間隔を置いて配置されている。
【0031】
この後、地震が発生しその震度がこの異常時対応壁埋め込み型コンセント10で予め設定している値よりも大きくなると、円柱状金属体32の上下方向の振動あるいは横方向の振動が2つの突起32A、37Aの接触を保持できない状態となる。そして突起32Aが突起37Aから外れると円柱状金属体32が上方向に移動し、錘37は矢印24で示す下方向に移動する。錘37の矢印24方向の移動に伴って図示しない機構が可動片23を同様に矢印24方向に移動させる。これにより可動片23は固定片22との電気的な接続を絶って、異常検出スイッチ25がオフとなる。この結果、1対の刃受け金具28、29への電力供給が絶たれると共に、第3の接続端子14への電力供給も絶たれることになる。
【0032】
次に刃受け金具28あるいは異常時対応壁埋め込み型コンセント10の内部が何らかの原因で通常の温度よりも上昇した場合を説明する。このような温度上昇による刃受け金具28の温度上昇はバイメタル26に伝えられる。バイメタル26は予め設定された温度まで上昇するとその上部26Aを円柱状金属体32の方向に湾曲させてこれを押し、2つの突起32A、37Aの接触状態を解除させる。これにより、地震の震度が予め設定した値よりも大きくなった場合と同様にして錘37が矢印24で示す下方向に移動する。これにより可動片23は固定片22との電気的な接続を絶って、異常検出スイッチ25がオフとなる。この結果、1対の刃受け金具28、29への電力供給が絶たれると共に、第3の接続端子14への電力供給も絶たれることになる。
【0033】
図2は、本実施例の異常時対応壁埋め込み型コンセントを使用した配線システムを適用する給電システムの一例を示したものである。家屋41には外部から電力を供給する入り口としてのブレーカ(分電盤)42が設けられており、内部のそれぞれの分岐ブレーカに系統別の電線44〜46が接続されている。この例では第1系統の電線44は照明器具47〜49に接続されている。第2系統の電線45はエアーコンディショナ51に接続されている。第3系統の電線46は本実施例の異常時対応壁埋め込み型コンセント10と通常時対応壁埋め込み型コンセント521、522に接続されている。
【0034】
図3は本実施例の配線システムの適用された第1の例を示したものである。なお、この図ではアース接地用の接続端子およびこれに接続される電線の図示を省略している。
【0035】
異常時対応壁埋め込み型コンセント10は、図2に示した第3系統の電線46の一方を第1の接続端子12に接続し、他方を第4の接続端子15に接続している。第2の接続端子13には電線を接続せず、その代わりに第3の接続端子14に次の第1の通常時対応壁埋め込み型コンセント521用の電線531の一端を接続し、他端を第1の通常時対応壁埋め込み型コンセント521の第1の接続端子62に接続し、第5の接続端子16には次の第1の通常時対応壁埋め込み型コンセント521用の電線532の一端を接続しその他端を第1の通常時対応壁埋め込み型コンセント521の第4の接続端子65に接続している。また、第1の通常時対応壁埋め込み型コンセント521の第2の接続端子63には次の第2の通常時対応壁埋め込み型コンセント522用の電線541の一端を接続しその他端を第2の通常時対応壁埋め込み型コンセント522の第1の接続端子62に接続している。更に、第1の通常時対応壁埋め込み型コンセント521の第5の接続端子66には次の第2の通常時対応壁埋め込み型コンセント522用の電線542の一端を接続しその他端を第2の通常時対応壁埋め込み型コンセント522の第4の接続端子65に接続している。
【0036】
ここで第1および第2の通常時対応壁埋め込み型コンセント521、522の第1、第2、第4および第5の接続端子62、63、65、66はそれぞれ次のような電線を接続するようになっている。
【0037】
第1の接続端子62はこの壁埋め込み型コンセントに対して電源供給源となる交流の一方の電線を接続する。
第2の接続端子63は後続の壁埋め込み型コンセントに常時通電される交流を供給する一方の電線を接続する。
第4の接続端子65はこの壁埋め込み型コンセントに常時通電される交流を供給する他方の電線を接続する。
第5の接続端子66は後続の壁埋め込み型コンセントに常時通電される交流を供給する他方の電線を接続する。
【0038】
このように第1および第2の通常時対応壁埋め込み型コンセント521、522は内部に異常検出スイッチ25を備えていないので、異常時対応壁埋め込み型コンセント10における第3の接続端子14に対応する接続端子を欠いた構成となっている。したがって、図3に示すように第1の通常時対応壁埋め込み型コンセント521の第1の接続端子62に接続する電線531を異常時対応壁埋め込み型コンセント10の第3の接続端子14に接続すると、この異常時対応壁埋め込み型コンセント10が異常を検出して対応するプラグへの給電をオフとしたとき、第1および第2の通常時対応壁埋め込み型コンセント521、522も対応するプラグへの給電をオフとすることになる。
【0039】
図4は参考のために従来と同様の配線となる配線システムを示したものである。第1の通常時対応壁埋め込み型コンセント521の第1の接続端子62に接続する電線531を異常時対応壁埋め込み型コンセント10の第2の接続端子13に接続することで、異常時対応壁埋め込み型コンセント10の異常検出の有無に係らず、第1および第2の通常時対応壁埋め込み型コンセント521、522の対応するプラグへの給電は常にオンとなる。すなわち、地震が発生したような異常時に異常時対応壁埋め込み型コンセント10は対応するプラグへの給電をオフにするが、第1および第2の通常時対応壁埋め込み型コンセント521、522はこれらに対応するプラグへの給電をオフにはしない。
【0040】
以上の説明から了解されるように、図3に示す本実施例の配線システムを採用することで異常時対応壁埋め込み型コンセント10と並列に接続される後続の通常時対応壁埋め込み型コンセント521、522を異常時対応壁埋め込み型コンセント10と連動させてオン・オフ制御を行うことが可能になる。
【0041】
<発明の第1の変形例>
【0042】
図5は本発明の第1の変形例による配線システムを表わしたものである。この第1の変形例では第3系統の電線46の他に第4系統の電線56が用意されており、第3系統の電線46の方には「震度7」以上の地震があったときに異常を検出する異常時対応壁埋め込み型コンセント107が、並列接続の1段目に接続されている。また、第4系統の電線56の方には「震度5」以上の地震があったときに異常を検出する異常時対応壁埋め込み型コンセント105が、並列接続の1段目に接続されている。一方の異常時対応壁埋め込み型コンセント107の後段には、第1および第2の通常時対応壁埋め込み型コンセント521、522が図3と同一の接続構造で接続されている。他方の異常時対応壁埋め込み型コンセント105の後段には、第3および第4の通常時対応壁埋め込み型コンセント523、524が図3と同一の接続構造で接続されている。
【0043】
これにより、この第1の変形例の配線システムでは「震度5」以上で「震度7」未満の地震が発生したとき、異常時対応壁埋め込み型コンセント105と第3および第4の通常時対応壁埋め込み型コンセント523、524がそれらの給電を一斉に停止する。また、震度7以上の地震が発生した場合には2つの異常時対応壁埋め込み型コンセント105、107だけでなく、4つの通常時対応壁埋め込み型コンセント521〜524がそれらの給電を一斉に停止することになる。このように地震の程度に応じた配線システムを経済的に作成することができる。なお、この第1の変形例では異常な温度になったときの動作の説明を省略している。
【0044】
<発明の第2の変形例>
【0045】
図6は本発明の第2の変形例による配線システムを表わしたものである。この第2の変形例では、「震度7」以上の地震があったときに異常を検出する異常時対応壁埋め込み型コンセント107の次の段に第1の通常時対応壁埋め込み型コンセント521を接続し、その次の段に「震度5」以上の地震があったときに異常を検出する異常時対応壁埋め込み型コンセント105を接続している。そして更に次の段に第2の通常時対応壁埋め込み型コンセント522を接続し、その次の段に「震度3」以上の地震があったときに異常を検出する異常時対応壁埋め込み型コンセント103を接続している。その更に次に第3の通常時対応壁埋め込み型コンセント523を接続している。
【0046】
これにより、「震度3」以上「震度5」未満の地震が発生すると、異常時対応壁埋め込み型コンセント103と第3の通常時対応壁埋め込み型コンセント523の給電が停止する。また、「震度5」以上「震度7」未満の地震が発生すると、異常時対応壁埋め込み型コンセント103と異常時対応壁埋め込み型コンセント105ならびに第2および第3の通常時対応壁埋め込み型コンセント522、523の給電が停止することになる。更に「震度7」以上の地震が発生した場合には図6に示したすべての埋め込み型コンセント103、105、107、521〜523の給電が停止することになる。
【0047】
なお、この図6に示した接続構造では大きな震度の地震を検出する異常時対応壁埋め込み型コンセント10ほど図2に示したブレーカ42あるいは配電盤に近い側に配置されている。したがって、何らかの原因で震度の小さな側の異常時対応壁埋め込み型コンセント10が給電をオフにする制御に失敗しても、震度が大きくなってより大きな震度を検出する異常時対応壁埋め込み型コンセント10が動作すれば、それよりも後段ですべての給電が遮断される。したがって、より信頼性の高い異常時対策を採ることが可能になる。
【0048】
なお、実施例および各変形例では地震と壁埋め込み型コンセントの温度上昇の異常について本発明を適用したが、他の異常を検出した場合にも本発明を同様に適用することができる。また、地震や異常温度の検出には各種の方法があり、実施例で示した検出原理あるいは検出の構成に限定されるものではないことは当然である。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1および請求項2記載の発明によれば、異常時対応壁埋め込み型コンセントに後段のコンセントに対して配電盤側から単に電源を忠実に給電する端子等の手段を設けるだけでなく、異常時変位手段が異常時に変位して機械的スイッチの接点を絶ったときに後続のコンセントに対して電源の供給を絶つ端子等の手段を設けることにしたので、第2の出力側電線接続手段を使用することで、後続のコンセントが異常時対応壁埋め込み型コンセントでない通常時対応壁埋め込み型コンセントであっても異常時に電気製品に対して電源の供給を同様に絶つことができ、経済的な配線システムを構築可能であり、これにより通電に伴うトラブルの発生を大幅に減少させることができる。
【0050】
また請求項2記載の発明によれば、配電盤あるいは電源に近い側をより震度の大きな地震で第2の方向の変位によって接点を絶つことで、何らかの障害で、より小さな地震に対して異常時対応壁埋め込み型コンセントがうまく動作しなくても他の異常時対応壁埋め込み型コンセントがより大きな地震で第2の方向の変位によって接点を絶ってこれよりも下流側の電源供給を遮断することができるので、信頼性を高めた配線システムを安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における異常時対応壁埋め込み型コンセントの構成の要部を表わした説明図である。
【図2】本実施例の配線システムを適用する給電システムを示したシステム構成図である。
【図3】本実施例の配線システムの適用された第1の例を示したシステム構成図である。
【図4】異常時対応壁埋め込み型コンセントを従来と同様に使用した配線システムのシステム構成図である。
【図5】本発明の第1の変形例による配線システムを表わしたシステム構成図である。
【図6】本発明の第2の変形例による配線システムを表わしたシステム構成図である。
【符号の説明】
10 異常時対応壁埋め込み型コンセント
12、62 第1の接続端子
13、63 第2の接続端子
14 第3の接続端子
15、65 第4の接続端子
16、66 第5の接続端子
22 固定片
23 可動片
25 異常検出スイッチ
26 バイメタル
28、29 刃受け金具
32 円柱状金属体
32A、37A 突起
33 第1のスプリング
37 錘
52 通常時対応壁埋め込み型コンセント
53、54 電線
Claims (2)
- 電源を遮断すべき異常が発生したときその第1の突起部位を機械的にその突出方向としての第1の方向とは異なる第2の方向に変位させる異常時変位手段と、前記異常が発生していない状態で前記異常時変位手段の前記第1の突起部位と対向する位置からこの頂部を前記第1の方向と逆方向にその頂部で押圧してこれら頂部同士の機械的な接触を保つ一方、前記異常時変位手段が異常時に前記第2の方向に変位したとき前記第1の突起部位との頂部同士の接触を絶って前記第1の方向と逆方向に更に変位する第2の突起部位と、この第2の突起部位の変位と連動して変位し、前記第1の突起部位と第2の突起部位が対向配置されている状態で接点を接触させた状態を保ち、前記第2の突起部位が前記第1の突起部位との頂部同士の接触を絶って前記第1の方向と逆方向に更に変位したとき接点を絶つ機械的スイッチと、この機械的スイッチの入力側と接続され、電源の供給側に一端を接続された電線の他端を接続する入力側電線接続手段と、前記機械的スイッチの出力側に接続され前記接点が断たれたときに電源の供給を絶つプラグ接続端子と、前記入力側電線接続手段と電気的に接続され、後続のコンセントに電源を供給する第1の出力側電線接続手段と、前記機械的スイッチの出力側に接続され、後続のコンセントに電源を供給する第2の出力側電線接続手段とを備えた異常時対応壁埋め込み型コンセントと、
この異常時対応壁埋め込み型コンセントよりも電源の下流側に配置され、前記電源の供給側に一端を接続された電線の他端を接続する入力側電線接続手段と、この入力側電線接続手段と接続されたプラグ接続端子と、前記入力側電線接続手段と電気的に接続され、後続のコンセントに電源を供給する出力側電線接続手段とを備えた通常時対応壁埋め込み型コンセントと、
前記異常時対応壁埋め込み型コンセントの前記第2の出力側電線接続手段あるいは前記第1の出力側電線接続手段と前記通常時対応壁埋め込み型コンセントの前記入力側電線接続手段とを前記機械的スイッチのオン・オフに下流側の通常時対応壁埋め込み型コンセントが連動して電源の供給を制御されるか否かに応じて選択して接続する導電性部材とを具備することを特徴とする配線システム。 - 前記異常時変位手段は地震についての検出手段であり、前記異常時対応壁埋め込み型コンセントは異なった震度に対してそれぞれ用意されており、より震度の大きな地震で異常の検出を行う異常時変位手段を備えた異常時対応壁埋め込み型コンセントの前記第2の出力側電線接続手段とこれよりも震度の小さな地震で異常の検出を行う異常時変位手段を備えた異常時対応壁埋め込み型コンセントの前記入力側電線接続手段とが直接あるいは前記通常時対応壁埋め込み型コンセントを介して接続されていることを特徴とする請求項1記載の配線システム。
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