JP4076166B2 - コネクタ - Google Patents

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本発明は、電子機器などにおける通信妨害や機器の誤動作を引き起こすノイズ対策としての電子部品を有するコネクタに関する。
従来技術1におけるコンタクトとしては、過度の外力に対して塑性変形し難く、弾性接触片の過応力防止用の突部を有する雌型コンタクトがある(特許文献1を参照)。
従来技術2におけるコネクタとしては、絶縁ハウジングの前面側に、コンタクト挿入孔に整合する複数の透孔を設けたフェライト部材が配置されているノイズ除去装置付コネクタがある(特許文献2を参照)。
従来技術3におけるコネクタとしては、絶縁体及びシールドケーブルの編組反転部の外周に外導体端子を被服して一体とし、ケーブルコネクタ側に電子部品を内蔵した電子部品内蔵ケーブルコネクタがある(特許文献3を参照)。
従来技術4におけるコネクタとしては、雌型電気接触部において第1の基筒部の前方に連続して弾性接触片を形成した雌端子金具と、第2の基筒部の前方においてコネクタハウジングの可撓係止片の係合する環状係止段部を介して膨大保護筒部を有する保護スリーブとからなり、保護スリーブを雌電気接触部の外側に嵌合して第1及び第2の基筒部により両者を固定してなる保護スリーブ付端子金具がある(特許文献4を参照)。
特開平7−296873号公報 特開平6−325835号公報 特開2002−198132号公報 実公平7−49736号公報
従来技術1では、雌型コンタクト単体で過大応力防止構造を持つ。しかし、一般に板材の折り曲げによる構成されるボックス構造の雌型コンタクトは、導電板をプレス打ち抜き加工した後で曲げ加工してコンタクトを作る前の導電板の展開形状における幅寸法が大きくなるので、導電板の材料を多く使用しなければならないという欠点がある。
また、従来技術1では、弾性接触片の構成が複雑であることから、外周寸法が大きくなり小型化に不利でかつ小型化し難く、有効なノイズ対策を行い難いという欠点がある。
従来技術2では、構造上においてフェライト部材によりコンタクトの接触有効長さを減少させられるので接触信頼性を阻害する恐れがある。
また、通常、樹脂成型部品により構成されるコネクタの嵌合面をフェライト部材によって構成しているので、フェライト部材の透孔の位置に寸法精度を求められることから、フェライト部材の製造が複雑になるという欠点がある。
また、従来技術3では、コンタクトとシールドケーブルとの間に電子部品が設置されているのでコネクタが大型化してしまうという問題がある。
従来技術4では、弾性接触片の変位量が大きいので、過大な応力が加わった場合、過大変位を防止することができないという問題がある。
また、従来技術4では、変位量を小さくするために保護スリーブの径を小さくした場合には、一定の接触力を得るためには、弾性接触片のバネ力を高めなければならなくなり、接触の安定性、信頼性に欠けるようになるという欠点がある。
それ故に、本発明の課題は、過度の外力による塑性変形を生じないようにバネ片の過応力防止構造を備え、ノイズ対策のためにフェライトスリーブを装着してもスペースを犠牲にしないコンタクトを提供することにある。
本発明は、相手コンタクトと接触する導電性のコンタクトと、該コンタクトを収容し保持したインシュレータと、前記コンタクトから発生するノイズを吸収するよう前記インシュレータに設けた電子部品とを含むコネクタにおいて、前記コンタクトは保持部と、該保持部から第1の方向へ延びている複数の接触バネ部とを有し、前記インシュレータは前記コンタクト及び前記電子部品を収容した収容部を有し、前記電子部品は前記接触バネ部を内側に位置させるようスリーブ形状を呈しており、前記接触バネ部は、前記第1の方向とは逆向きの第2の方向から前記収容部へ挿入され前記コンタクトに接触する前記相手コンタクトにより前記電子部品の内壁面へ向けて押圧され変位しつつ接触しかつ前記接触バネ部が前記相手コンタクトの挿入により過大変位した際に前記電子部品の前記内壁面に当接し過大変位を防止するよう、前記電子部品の前記内壁面に対向する複数の前記接触バネ部のそれぞれの外面から前記電子部品の前記内壁面に向けて突出している突部を有しているコネクタであることを最も主要な特徴とする。
本発明のコネクタによれば、接触バネ部の外面に突部を設けたので、接触バネ部に過大な応力が加わり大きく変位しようとした場合に、電子部品の内壁面に突部が当たることによって過大変位を防止することができるという利点がある。
また、コンタクトは、スリーブ形状の電子部品にコンタクトの接触バネ部を挿入して位置させ、インシュレータにコンタクトを収容すればよいので、組み立てが容易であり、小型化しやすいという利点がある。
本発明のコネクタは、相手コンタクトと接触する導電性のコンタクトと、該コンタクトを収容し保持したインシュレータと、前記コンタクトから発生するノイズを吸収するよう前記インシュレータに設けた電子部品とを含むコネクタにおいて、前記コンタクトは保持部と、該保持部から第1の方向へ延びている複数の接触バネ部とを有し、前記インシュレータは前記コンタクト及び前記電子部品を収容した収容部を有し、前記電子部品は前記接触バネ部を内側に位置させるようスリーブ形状を呈しており、前記接触バネ部は、前記第1の方向とは逆向きの第2の方向から前記収容部へ挿入され前記コンタクトに接触する前記相手コンタクトにより前記電子部品の内壁面へ向けて押圧され変位しつつ接触しかつ前記接触バネ部が前記相手コンタクトの挿入により過大変位した際に前記電子部品の前記内壁面に当接し過大変位を防止するよう、前記電子部品の前記内壁面に対向する複数の前記接触バネ部のそれぞれの外面から前記電子部品の前記内壁面に向けて突出している突部を有していることにより実現した。
図1乃至図3は、本発明に係るコネクタの実施例1を示している。図1乃至図3を参照して、コネクタは、複数の導電性のコンタクト11と、コンタクト11を収容し保持しているインシュレータ13と、インシュレータ13に設けられている複数の電子部品15とを備えている。
この実施例1におけるコンタクト11には、図1に示した導電性の相手コンタクト21が接触する。なお、図1では、図示しない相手コネクタの一部品として備えられている相手コンタクト21の一部分を示している。この実施例1におけるコンタクト11は、ソケットコンタクトである。相手コンタクト21は、ピンコンタクトである。
コンタクト11は、保持部11aと、保持部11aから第1の方向A(図1を参照)へ延びている一対の接触バネ部11bと、保持部11aから第1の方向Aとは逆向きの第2の方向Bで連接されている係止部11cと、係止部11cに連接して延びている芯線保持部11dと、芯線保持部11dに連接されているケーブル保持部11eとを有している。
コンタクト11は、一例として、薄い導電板をプレスによって打ち抜き展開形状に加工した後に、曲げ加工を施すことによって作ることができる。一対の接触バネ部11bは、互いに対向している。接触バネ部11bは、相手コンタクト21を収容できる内径寸法の円筒形状の周囲に複数のスリットを第1及び第2の方向A,Bに長い寸法で形成することによってスリ割りの構造を得る。接触バネ部11bは、分割された各部位を内側に傾けてバネ性を得るものである。
係止部11cは、薄い板部分である係止部11cの一部の板部分を切り起こし形成されているランス17を有している。ランス17は一端が係止部11cの板部分に接続されており、弾性を有する部分である。
インシュレータ13は、コンタクト11及び電子部品15を収容している複数の収容部13aを有している。収容部13aは、第1及び第2の方向A,Bに長い寸法の穴である。収容部13aには、第1の方向A側に電子部品15を収容し位置決めするために収容部13aの第1の方向A側における内壁面13fに段部13bが形成されている。インシュレータ13の第1の方向A側における一側端の壁部13cには、相手コンタクト21をコンタクト11の接触バネ部11b間へ挿入するための挿通穴13dが形成されている。さらに、収容部13aの内壁面13fには、ランス17を係止するためのへこみ部13g(図3を参照)が形成されている。
収容部13aには、コンタクト11が第2の方向B側から第1の方向Aへ挿入されて、へこみ部13gにランス17が係止される。これによってケーブル保持部11eに保持されているケーブル(図示せず)及び芯線保持部11dに保持されているケーブルの芯線を引抜く方向である第2の方向Bへのコンタクト11の移動を阻止している。
電子部品15は、接触バネ部11bを挿入して位置させるように第1及び第2の方向A,Bに長い寸法でかつ円筒形状のスリーブ形状を呈している。電子部品15は、コンタクト11から発生するノイズを吸収するためにフェライト材料によって作られている。
接触バネ部11bの先端部は、電子部品15の第1の方向A端から第1の方向Aで電子部品15よりも外へ突出している誘い部11gが形成されている。誘い部11gは、相手コンタクト21を第2の方向Aへ誘い込み接触バネ部11bと接触させる。誘い部11gは、インシュレータ13の挿通穴13dの近傍に位置しており、相手コンタクト21とのミスアライメントを吸収するために外側に少し曲げられている。さらに、接触バネ部11bには、電子部品15の内壁面15aに対向する接触バネ部11bの外面から電子部品15の内壁面15aへ向けて突出している突部19が形成されている。
以下、図5をも参照して、コネクタに収容したコンタクト11に相手コンタクト21を接続する状態を説明する。
相手コンタクト21がインシュレータ13の挿通穴13dから収容部13aへ第2の方向Bで挿入されたときには、接触バネ部11bが相手コンタクト21によって電子部品15の内壁面15aへ向けて押圧されつつ変位した状態で接触する。接触バネ部11bの外周に形成されている突部19は、接触バネ部11b間に挿入された相手コンタクト21の押圧力によって接触バネ部11bを外向きに押し広げる。この際、相手コンタクト21が接触バネ部11bに過大な変位を与えようとする場合には、電子部品15の内壁面15aに接触バネ部11bが当たることによって過大変位を防止する。
なお、実施例1には、接触バネ部11bをもつソケットコンタクトを例としてあげたが、カンチレバータイプのソケットコンタクトなどで接触バネ部11bの外面の一部を電子部品15の内壁面15aに押し当てて接触バネ部11bの過大な変位を防止しようとするものであっても、実施例1のコネクタと同じ効果が得られる。
自動車用ワイヤーハーネスなどの接続に用いられるコネクタとしての不可欠な用途にも適用できる。
本発明のコネクタの実施例1を示す断面図である(実施例1)。 図1に示したコネクタを嵌合面から見た平面図である。 図1に示したコネクタを側面で断面した状態を示した断面図である。 図1に示したコンタクトの一部と、電子部品の要部を断面して示した斜視図である。 図1に示したコンタクトに相手コンタクトが挿入されたときに接触バネ部が変位した状態を示した断面図である。
符号の説明
11 コンタクト
11a 保持部
11b 接触バネ部
13 インシュレータ
13a 収容部
13f、15a 内壁面
15 電子部品
19 突部
21 相手コンタクト
A 第1の方向
B 第2の方向

Claims (2)

  1. 相手コンタクトと接触する導電性のコンタクトと、該コンタクトを収容し保持したインシュレータと、前記コンタクトから発生するノイズを吸収するよう前記インシュレータに設けた電子部品とを含むコネクタにおいて、
    前記コンタクトは保持部と、該保持部から第1の方向へ延びている複数の接触バネ部とを有し、前記インシュレータは前記コンタクト及び前記電子部品を収容した収容部を有し、前記電子部品は前記接触バネ部を内側に位置させるようスリーブ形状を呈しており、前記接触バネ部は、前記第1の方向とは逆向きの第2の方向から前記収容部へ挿入され前記コンタクトに接触する前記相手コンタクトにより前記電子部品の内壁面へ向けて押圧され変位しつつ接触しかつ前記接触バネ部が前記相手コンタクトの挿入により過大変位した際に前記電子部品の前記内壁面に当接し過大変位を防止するよう、前記電子部品の前記内壁面に対向する複数の前記接触バネ部のそれぞれの外面から前記電子部品の前記内壁面に向けて突出している突部を有していることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、前記電子部品は、フェライト材料によって作られていることを特徴とするコネクタ。
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