JP4073924B2 - カルテの収納位置検出装置 - Google Patents

カルテの収納位置検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4073924B2
JP4073924B2 JP2005123409A JP2005123409A JP4073924B2 JP 4073924 B2 JP4073924 B2 JP 4073924B2 JP 2005123409 A JP2005123409 A JP 2005123409A JP 2005123409 A JP2005123409 A JP 2005123409A JP 4073924 B2 JP4073924 B2 JP 4073924B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
chart
main body
identification information
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005123409A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006298581A (ja
Inventor
清 加藤
功年 土居
久嗣 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinki University
Original Assignee
Kinki University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kinki University filed Critical Kinki University
Priority to JP2005123409A priority Critical patent/JP4073924B2/ja
Publication of JP2006298581A publication Critical patent/JP2006298581A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4073924B2 publication Critical patent/JP4073924B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

本発明は、カルテを収納し、そのカルテが収納されている位置を検出するカルテの収納位置検出装置に関する。
従来の技術であるカルテの収納位置検出装置は、複数のカルテが予め定められる位置にそれぞれ収納される。カルテの収納位置検出装置は、利用者のカルテが収納されるべき位置である収納位置を記憶する記録媒体から前記収納位置を読取り可能に構成される。カルテの収納位置検出装置は、記録媒体から収納位置を読取ると、前記収納位置に対応する位置を報知する(たとえば、特許文献1参照)。
特開平10−157809号公報
従来の技術のカルテの収納位置検出装置では、利用者のカルテが、記録媒体に記憶される収納位置に対応する位置に収納されていない場合がある。たとえば、誤った位置に収納される、カルテを紛失する、または長時間使用しないカルテを倉庫に移動させる場合である。この場合、カルテが収納されている位置が判らない。それ故、利用者のカルテを全てのカルテの中から探索する必要がある。病院では、この探索作業のために多く人員を割くまたは人員を確保する必要があり、人件費が嵩む。
本発明の目的は、カルテが収納されている位置を報知するカルテの収納位置検出装置を提供することである。
本発明は、(a)収容棚7の板状の台13上のカルテ用収納領域18に、複数のカルテファイル4が収納され、
(b)各カルテファイル4は、
(b1)樹脂材料から成るカルテ収納シート22と、樹脂材料から成る表紙部19とを含み、
(b2)カルテ収納シート22は、
(b2−1)カルテ25と同一形状のシート本体27であって、このシート本体27の幅方向一端部27aが表紙部19と連結されて、内折れ部21で折り畳み可能であるシート本体27と、
(b2−2)シート本体27の幅方向他端部27bに形成される保持部28であって、
シート本体27の幅方向他端部27bから立上る立上り部28aと、
立上り部28aの端部から立上り部28aに対して離反する方向に延びる外カバー部28bと、
外カバー部28bの端部からシート本体27に近接する方向に折り返されて突出し、シート本体27との間でカルテ25を挟持して保持する押圧部28cとを有する保持部28とを含み、
(c)複数のカルテ用収納領域18に仕切る板状の複数のアンテナユニット3であって、隣接する各カルテ用収納領域18にそれぞれ臨む2つのコイル状収納領域用アンテナ17でフェライト板15を介在した構成を有するアンテナユニット3と、
(d)前記表紙部19に設けられる板状のICタグ5であって、
(d1)コイル状タグ用アンテナ31と、
(d2)タグ用アンテナ31に接続され、タグ用アンテナ31とともに共振回路38を形成する共振コンデンサ32と、
(d3)共振回路38に接続されるスイッチング素子40と、
(d4)共振回路38に接続され、交流電力を直流電力に変換する整流器34と、
(d5)カルテファイル18を識別するタグ識別情報を記憶するタグ記憶手段36と、
(d6)整流器34からの直流電力が与えられ、タグ記憶手段36からタグ識別情報を読出して、そのタグ識別情報に対応してコード化してスイッチング素子40をオン、オフし、磁界を変調するタグ制御手段37とを含むICタグ5と、
(e)前記台13に、各カルテ用収納領域18にそれぞれ対応付けて配設され、発光して利用者に報知する表示部8と、
(f)カード識別情報が記録されるカード11と、
(g)カード11のカード識別情報を読取る読取り器6と、
(h)読取り器6によって読取ったカード識別情報を記憶する本体記憶部9と、
(i)本体制御部10であって、
(i1)各カルテ用収納領域18の両側に配置された2つのアンテナユニット3にそれぞれ備えられる収納領域用アンテナ17のうち、同一のカルテ用収納領域18に臨んで対向して各対を成す収納領域用アンテナ17を対毎に順次的に励振して、その各カルテ収納領域18に交番磁界を発生する励振回路と、
(i2)前記対を成すアンテナ17の出力によって、前記変調された磁界を検出し、この検出した変調磁界に対応するタグ識別情報が、読取り器6によって読取ったカード識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、
(i3)判定手段によってタグ識別情報がカード識別情報と一致すると判定されたとき、その一致したタグ識別情報に対応するICタグ5が設けられたカルテファイル4が収納されているカルテ用収納領域18に配設された表示部8を点灯する制御手段とを含む本体制御部10とを含むことを特徴とするカルテの収納位置検出装置である。
また本発明は、複数のカルテ25は、積層されて、表紙部19の折り畳まれたときカルテ収納シート22に対向する厚み方向一表面部23に、粘着テープ26で貼付けられ、ICタグ5は、表紙部19の厚み方向他表面部30に設けられることを特徴とする。
また本発明は、前記表紙部19に樹脂材料から成るもう1つの表紙部20が前記内折れ部21で折り畳み可能に連結され、
シート本体27は、前記もう1つの表紙部20の折り畳まれたとき前記表紙部19に対向する厚み方向一表面部24に配設されることを特徴とする。
また本発明は、請求項1〜3のうちの1つに記載されたカルテの収納位置検出装置を準備し、
カード11を読取り器6によって読取らせ、
点灯された表示部8に対応するカルテ用収納領域18に収納されている複数のカルテファイル4のうちから、カード11に対応する1つのカルテファイル4を選び出すことを特徴とする収納されたカルテの取出し方法である。
本発明によれば、励振回路は、1つのカルテ用収納領域18に臨んで対を成す収納領域用アンテナ17を励振して、カルテ用収納領域18に交番磁界を発生させる。交番磁界が発生するカルテ用収納領域18内において、ICタグは、タグ用アンテナ31によって誘導起電力を発生する。この誘導起電力によってタグ制御手段37が駆動され、タグ記憶手段36に記憶されるタグ識別情報を読出し、スイッチング素子40のコード化されたオン、オフによってタグ用アンテナ31は、磁界を変調することによってこのタグ識別情報を出力する。このタグ識別情報は、本体制御部10で検出され、カード識別情報と一致するか否かが判定手段によって判定される。タグ識別情報とカード識別情報とが一致すると、カード識別情報と一致するタグ識別情報を記憶するICタグが設けられるカルテが、カルテ用収納領域18に収納されていることを、報知手段である表示部8の点灯によって報知する。これによって予め、タグ識別情報を割振ってタグ記憶手段36に記憶させておけばカード識別情報を読取り器6によって読取らせるだけで、カルテ用収納領域18に一致カルテが収納されているか否かを知ることができる。それ故、一致カルテを探索する探索作業の負担を軽減できる。換言すると、探索作業に伴う人件費を低減できる。またカルテファイル4に設けられるICタグに記憶されるタグ識別情報を確認する確認作業を省くことができ、確認作業に伴う人件費を低減できる。
本発明によれば、対を成す収納領域用アンテナ17は、複数の各カルテ用収納領域18にそれぞれ臨んで両側に設けられる。励振回路は、各収納領域用アンテナ17を順次的に励振して、カルテ用収納領域18に交番磁界を発生させる。アンテナ17の対毎に、したがって各収納領域18毎に、順次的に一対のアンテナ17を励振することによって、カルテ用収納領域18毎に一致カルテが収納されているか否かを判定できる。これによって一致カルテがいずれのカルテ用収納領域18に収納されているか、すなわち一致カルテの収納されている収納位置を知ることができる。したがって複数のカルテ用収納領域18が形成される場合であっても、予め、タグ識別情報を割振ってタグ記憶手段36に記憶させておけばカード識別情報を読取り器6で読取らせるだけで、一致カルテが収納される収納領域18を知ることができる。それ故、一致カルテを探索する探索作業の負担を軽減できる。換言すると、探索作業に伴う人件費を低減できる。
表示部8は、半導体発光素子でもよい。半導体発光素子が発光することによって、カルテが収納される収納位置を報知する。これによってカルテの収納位置を容易に知ることができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるカルテの収納位置検出装置1の一部を拡大して示す拡大斜視図である。図2は、装置本体2の電気的な構成を示すブロック図である。図3は、本体アンテナユニット3を示す斜視図である。カルテの収納位置検出装置1は、複数のカルテファイル4を収納可能に構成され、前記カルテファイル4が収納される位置を報知する装置である。カルテの収納位置検出装置1は、装置本体2とICタグ5とを含む。
装置本体2は、読取り器6、収納棚7、複数の本体アンテナユニット3、複数の表示部8、本体記憶部9および本体制御部10を含む。読取り器6は、磁気カード11の情報を読取る機能を有する。読取り器6は、いわゆるカードリーダである。記録媒体である磁気カード11は、磁気によって利用者の識別情報を記憶する機能を有する。読取り器6は、磁気カード11を通すと、磁気カード11に記憶される識別情報を読取る機能を有する。
収納棚7は、2つの固定板12と複数の仕切り台13とを含む。収納棚7は、第1方向A1に伸びる2つの固定板12が配設される。2つの固定板12は、互いに第2方向A2に間隔を空けて配設される。第2方向A2は、第1方向A1に垂直な方向である。2つの固定板12の間には、複数の仕切り台13が第1方向A1に間隔を空けて並設される。各仕切り台13は、第2方向A2に伸びる扁平状の板部材であり、その厚み方向が第1方向A1に一致する。各仕切り台13の第2方向A2の両端部は、2つの固定板12にそれぞれ固定される。
本体アンテナユニット3は、2つの本体アンテナ器14とフェライト板15とを含む。2つの本体アンテナ器14は、構成が同一であるので、一方の本体アンテナ器14について説明し、他方の本体アンテナ器14については、同一の符号を付してその説明を省略する。本体アンテナ器14は、筐体16と本体アンテナ17とを含む。筐体16は、絶縁性材料、たとえば樹脂材料によって構成され、板状に形成される。本体アンテナ17は、筐体16の内方に配設される。収納領域用アンテナである本体アンテナ17は、いわゆるコイルアンテナであり、筐体16の厚み方向に垂直な仮想平面上に渦状に形成される。ただし、前記仮想平面上に形成される。本体アンテナ17は、銅などの導電材料から成り、本体制御部10に電気的に接続される。本体アンテナ17は、交流電流が流れると、交番磁界を発生して無線信号を出力する機能を有する。本体アンテナ17は、無線信号を受信する機能を有する。フェライト板15は、フェライトから成り、板状に形成される。
本体アンテナユニット3は、2つの本体アンテナ器14が、これらの間にフェライト板15を介在させて並設される。2つの本体アンテナ器14は、これらの厚み方向を互いに一致させて並設される。収納棚7には、複数の本体アンテナユニット3が配設される。各本体アンテナユニット3は、第2方向A2に間隔を空けて各仕切り台13上に配設される。各本体アンテナユニット3は、各段を仕切り、複数のカルテ用収納領域18を形成する。換言すると、カルテ用収納領域18の両側には、本体アンテナ器14がそれぞれ配設される。このカルテ用収納領域18の両側に、互いに対向して配設される2つの本体アンテナ器14を「一対の本体アンテナ器14」と称する。段は、2つの固定板12と互いに対向する仕切り台13とによって囲繞される部分である。本実施の形態では、N0組の一対の本体アンテナ器14が配設される。換言すると、本体アンテナユニット3によって、収納棚がN0個のカルテ用収納領域18に区分けされる。一対の本体アンテナ器14は、これらの間に形成されるカルテ用収納領域18内に、少なくとも本体アンテナ17から出力される無線信号が伝播される間隔で配設される。具体的には、一対の本体アンテナ器14の間隔は、60cm以下であることが好ましい。ただしこのような距離に限定されない。カルテ用収納領域18には、複数のカルテファイル4が収納可能に構成される。
報知手段である表示部8は、半導体発光素子(略称:LED)であり、仕切り台13に配設される。ただしLEDに限定されず、液晶ディスプレイなどの文字を表示するものであってもよい。表示部8は、一対の本体アンテナ器14の組数と少なくとも同数が配設される。本実施の形態では、N0個の表示部8が配設される。各表示部8は、各カルテ用収納領域18と対応付けて配設される。具体的には、各カルテ用収納領域18を形成する一対の本体アンテナ器14に対応付けて配設される。表示部8は、たとえば発光させて、利用者に報知する機能を有する。
記憶手段である本体記憶部9は、たとえばRAMであり、本体制御部10に電気的に接続される。本体記憶部9は、本体制御部10を駆動するためのプログラムを記憶する。本体記憶部9は、読取り器6によって読取った識別情報を記憶する。本体記憶部9は、各一対の本体アンテナ器14およびこれに対応付けられる表示部8にアンテナ番号Nを1から順に付して、その対応関係を記憶する。本体記憶部9は、一対の本体アンテナ器14の総組数N0を記憶する。本体記憶部9は、様々な情報を記憶する。
本体制御部10は、たとえばCPUであり、読取り器6で読取った識別情報を取得し、本体記憶部9に記憶させる機能を有する。本体制御部10は、搬送波を発生させる機能を有する。本体制御部10は、一対の本体アンテナ器14毎に順次的に搬送波を伝送して、一対の本体アンテナ器14を励振させる機能を有する。本体制御部10は、一対の本体アンテナ器14を励振させることによって、カルテ用収納領域18毎に順次的に交番磁界を発生させて、電力供給無線信号W1を出力する機能を有する。搬送波は、一定間隔W2置きに発生され伝送される。本体制御部10は、搬送波を振幅変調することによって要求信号を発生させる機能を有する。本実施の形態では、負荷変調によって、搬送波が振幅変調され、その変調度が100%である。ただし変調度は100%限定されず、10%であってもよい。本体制御部10は、要求信号を一対の本体アンテナ器14に伝送し、要求信号がコード化される交番磁界をカルテ用収納領域18毎に発生させて、要求無線信号W3を出力する機能を有する。要求無線信号W3は、要求信号がコード化される無線信号である。本体制御部10は、要求信号を予め定められる時間間隔で発生させる。本体制御部10は、演算する機能を有する。
図4は、ICタグ5が設けられるカルテファイル4を示す斜視図である。図5は、カルテファイル4を拡大して示す斜視図である。図6は、カルテファイル4を分解して示す分解図である。図7は、ICタグ5の電気的な構成を示すブロック図である。カルテ収納体であるカルテファイル4は、病院のカルテを綴じるために使用される。カルテファイル4には、第1表紙部19、第2表紙部20、内折れ部21およびカルテ収納シート22を含む。
第1表紙部19および第2表紙部20は、樹脂材料から成り、板状に形成される。第1表紙部19および第2表紙部20は、その厚み方向平面視でカルテと同一形状に形成される。第1表紙部19および第2表紙部20は、これらの幅方向一端部が内折れ部21で連結される。内折れ部21は、第1および第2表紙部20と連結される部分でそれぞれ折り畳み可能に構成される。第1および第2表紙部19,20は、内折れ部21を介して折り畳んだ状態で、これらの厚み方向一表面部23,24が互いに対向するように配設される。第1表紙部19は、図4および図5に示すように、折り畳まれたとき、カルテ収納シート22に対向する厚み方向一表面部23に複数のカルテ25を積層して乗載可能に構成される。乗載されるカルテ25は、たとえば粘着テープ26によって第1表紙部19に貼付けされて固定される。
カルテ収納シート22は、樹脂材料から成り、シート本体27と保持部28とを含む。シート本体27は、板状に形成される。シート本体27は、その厚み方向平面視でカルテ25と同一形状に形成される。シート本体27は、第2表紙部20の厚み方向一表面部24に配設される。シート本体27は、その幅方向一端部27aが、粘着テープ26などによって第2表紙部20に貼付けされて固定され、したがって第1表紙部19と連結されるそのため前述の第1表紙部19と、第2表紙部20、したがってシート本体27とが、内折れ部21で折り畳み可能である。シート本体27は、その幅方向他端部27bに保持部28が形成される。保持部28は、立上り部28a、外カバー部28bおよび押圧部28cを含む。立上り部28aは、シート本体27の幅方向他端部27bから第2表紙部20に対してシート本体27の幅方向一端部27aに向かって離反する方向(図6の上方)びる。外カバー部28bは、立上り部28aの端部から立上り部28aに対して離反する方向(図6の左方)びる。押圧部28cは、外カバー部28bの端部から立上り部28aに近接する方向に折り返されて鉤状に形成される。押圧部28cは、その頂部29がシート本体27に近接する方向に突出し、シート本体27に当接する。頂部29とシート本体27との間にカルテ25を介在させると、押圧部28cとシート本体27とによってカルテ25が挟持され、保持される。
ICタグ5は、いわゆるRFIDタグであり、板状に形成され、カルテファイル4の第1表紙部19または第2表紙部20の厚み方向他表面部30に配設される。ICタグ5は、タグ用アンテナ31、共振コンデンサ32、負荷変調回路33、整流器34、充電用コンデンサ35、タグ記憶部36およびタグ制御部37を含む。タグ用アンテナ31は、いわゆるコイルアンテナであり、ICタグ5の厚み方向に垂直な仮想平面上に渦状に形成される。ただしタグ用アンテナ31は、前記仮想平面上に形成されることに限定されず、螺旋状に形成されてもよい。タグ用アンテナ31は、銅などの導電材料から成り、その一端部および他端部がタグ制御部37に電気的に接続される。タグ用アンテナ31は、交番磁界内で誘導起電力を発生し、各構成部に電力を供給する機能を有する。すなわちタグ用アンテナ31は、電力供給無線信号W1を受信すると、誘導起電力を発生し、各構成部に電力を供給する機能を有する。タグ用アンテナ31は、交流電流が流れると、反磁界を発生して無線信号を出力する機能を有する。タグ用アンテナ31は、無線信号を受信する機能を有する。
共振コンデンサ32は、タグ用アンテナ31に対して列に、タグ制御部37に対して並列に電気的に接続される。共振コンデンサ32は、タグ用アンテナ31とともに共振回路38を形成する。負荷変調回路33は、抵抗39およびスイッチング素子40を含む。負荷変調回路33は、抵抗39とスイッチング素子40とが直列に接続される。負荷変調回路33は、タグ用アンテナ31に対して列に、共振コンデンサ32およびタグ制御部37に対して並列に電気的に接続される。スイッチング素子40は、電界効果型トランジスタであり、ソースおよびドレインが抵抗39とタグ用アンテナ31との間に直列に電気的に接続される。たとえば、ソースが抵抗39に電気的に接続され、ドレインがタグ用アンテナ31に電気的に接続される。スイッチング素子40は、ゲートがタグ制御部37に電気的に接続される。負荷変調回路33は、スイッチング素子40のオンおよびオフを切替えることによって、信号を振幅変調する機能を有する。
整流器34は、交流電流を整流して直流電流に変換する機能を有する。整流器34は、タグ用アンテナ31に対して列に、共振コンデンサ32、負荷変調回路33およびタグ制御部37に対して並列に電気的に接続される。整流器34は、整流される直流電流をタグ制御部37に流すために、タグ制御部37と2つの導電線41によって電気的に接続される。充電用コンデンサ35は、2つの導電線41間に電気的に接続される。充電用コンデンサ35は、充電および放電可能に構成される。具体的には、充電用コンデンサ35は、整流器34によって整流される直流電流によって充電され、前記直流電流の供給がなくなる、たとえば一定間隔W2で、放電し、タグ制御部37に電力を供給する機能を有する。
タグ記憶手段であるタグ記憶部36は、タグ制御部37に電気的に接続される。タグ記憶部36は、タグ制御部37を駆動するためのプログラムを記憶する。タグ記憶部36は、タグ識別情報を書換え可能に記憶する。ただしタグ記憶部36は、タグ識別情報を書換え可能に記憶するものに限定されず、書換え不可能に記憶するものであってもよい。タグ識別情報は、予め定められる情報である。各ICタグ5には、異なるタグ識別情報がそれぞれ割当てられ、タグ記憶部36にそれぞれ記憶される。すなわちタグ識別情報は、各ICタグ5、したがってそれが設けられた各カルテファイル18を識別するための、ICタグ5毎に異なる固有の情報である。各磁気カード11には、これらのタグ識別情報のうち1つのタグ識別情報に一致する識別情報が記憶される。すなわち識別情報とタグ識別情報とが一対一で対応付けられている。本実施の形態では、1つの磁気カード11に対して、1つの識別情報および1つのタグ識別情報が割当てられている。ただし1つの磁気カード11に対して、複数の識別情報およびタグ識別情報が割当てられてもよい。タグ記憶部36は、様々な情報を記憶する。
タグ制御部37は、タグ用アンテナ31が受信する要求無線信号W3に基づいて、要求信号を検出する機能を有する。タグ制御部37は、要求信号を検出すると、タグ記憶部36からタグ識別情報を読出し、このタグ識別情報に基づいて、タグ搬送波を振幅変調してタグ識別信号を発生させる機能を有する。具体的には、タグ制御部37は、タグ搬送波を分周し、副搬送波を発生させ、この副搬送波をタグ識別情報に基づいて位相変調する。タグ制御部37は、この位相変調される信号に基づいて、スイッチング素子40のオンおよびオフを切替えて、タグ搬送波を振幅変調させてタグ識別信号を発生させる。タグ搬送波は、電力供給無線信号W1を受信することによって、共振回路38に発生する信号である。各タグ制御部37は、スイッチング素子40をオン、オフして、タグ用アンテナ31によってタグ識別情報がコード化されるように変調された磁界を発生させて、タグ無線信号W4,W5を出力する機能を有する。タグ無線信号W4,W5は、タグ識別情報がコード化される無線信号である。
本体制御部10は、本体アンテナ器14によってタグ無線信号W4,W5を受信する機能を有する。具体的には、本体制御部10は、ビットコリジョン方式およびスロットマーカ方式などの衝突防止処理によって、複数のICタグ5から出力されるタグ無線信号W4,W5から1つのタグ無線信号W4を受信する機能を有する。本体制御部10は、受信するタグ無線信号W4に基づいて、タグ識別情報を検出し、このタグ識別情報を本体記憶部9に記憶する機能を有する。本体制御部10は、本体記憶部9に記憶される識別情報およびタグ識別情報とが一致するか否かを判定する機能を有する。本体制御部10は、一致する場合、タグ無線信号W4を受信する一対の本体アンテナ器14のアンテナ番号Nに対応付けられる表示部8を本体記憶部9から読出し、この表示部8を発光させる機能を有する。
本実施の形態では、本体制御部10が、励振回路、検出手段、判定手段および制御手段に相当し、タグ制御部37が、タグ制御手段に相当する。また物品がカルテファイル4に相当し、カルテ用収納領域18が物品用収納領域に相当する。
図8は、本体制御部10およびタグ制御部37の動作を示すフローチャートである。図8(a)は、本体制御部10の動作を示し、図8(b)は、タグ制御部37の動作を示す。図9は、装置本体2およびICタグ5から出力される無線信号の波形の包絡線を示す波形図である。図9(a)は、装置本体2から出力される無線信号の波形の包絡線を示し、図9(b)は、ICタグ5から出力される無線信号の波形の包絡線を示し、図9(c)は、他のICタグ5から出力される無線信号の波形の包絡線を示す。図9は、横軸が時間を示し、縦軸が振幅を示す。図9(b)および図9(c)では、各ICタグ5から出力される無線信号のうち、代表的なものを示している。本実施の形態において、本体制御部10とタグ制御部37と情報の転送方式に全二重方式が用いられる場合について説明する。ただし、全二重方式に限定されず、たとえば半2重方式およびシーケンシャル方式であってもよい。他の実施の形態においても、同様である。以下では、本体制御部10およびタグ制御部37の動作について説明する。
まず、本体制御部10の動作について説明する。読取り器6に磁気カード11が通されると、収納位置検出処理を開始し、ステップa1へ移行する。ステップa1では、読取り器6に通される磁気カード11から識別情報を読取る。読取った識別情報を本体記憶部9に記憶する。識別情報を記憶すると、ステップa2へ移行する。ステップa2は、同一のカルテ用収納領域18に臨んで対向して対を成すアンテナ17の各対毎のアンテナ番号Nを、先ずN=1に設定する。アンテナ番号Nを設定すると、ステップa3へ移行する。ステップa3では、設定されたアンテナ番号Nが付される一対の本体アンテナ器14、したがってアンテナ17から、図9(a)に示す電力供給無線信号W1を出力する。電力供給無線信号W1を出力すると、ステップa4へ移行する。ステップa4では、アンテナ番号Nが付される一対の本体アンテナ器14から、図9(a)に示す要求無線信号W3を出力する。要求無線信号W3を出力すると、ステップa5へ移行する。
ステップa5では、ICタグ5からの出力されるタグ無線信号W4,W5の受信の有無を判定する。タグ無線信号W4,W5の受信無しと判定すると、ステップa6へ移行する。ステップa6では、次に、アンテナ番号Nに1を加える、すなわちN=N+1の演算を行う。演算が行われると、ステップa7へ移行する。ステップa7では、アンテナ番号Nが一対の本体アンテナ器14の総組数N0より大きいか否かを判定する。N≦N0の場合、ステップa3へ戻り、こうして前記対毎に順次的なアンテナ17の励振が行なわれる。N>N0の場合、表示部8を発光させずに処理を終了する。すなわち識識別情報と一致するタグ識別情報を有するICタグ5が配設されるカルテファイル4(以下、単に「一致ファイル4」と称する)が収納されていないことを報知して処理を終了する。
ステップa5でタグ無線信号W4,W5のうちのいずれか一方、たとえばタグ無線信号W4の受信有りと判定すると、タグ無線信号W4にコード化されるタグ識別情報を検出する。検出するタグ識別情報を本体記憶部9に記憶させる。タグ識別情報を記憶させると、ステップa8へ移行する。ステップa8では、本体記憶部9が記憶するタグ識別情報と識別情報とが一致するか否かを判定する。一致しないと判定すると、ステップa6へ移行する。一致すると判定すると、アンテナ番号Nに対応付けられる表示部8を発光させ、一致ファイル4が収納されるカルテ用収納領域18の位置を報知する。報知すると、処理を終了する。
次に、タグ制御部37の動作について説明する。タグ用アンテナ31によって電力供給無線信号W1を受信すると、ICタグ駆動処理を開始し、ステップb1へ移行する。ステップb1では、タグ用アンテナ31は、受信する電力供給無線信号W1によって、誘導起電力を発生する。これによってタグ制御部37に電力が供給され、待機状態になる。充電用コンデンサ35は、充電を開始する。待機状態になると、ステップb2へ移行する。ステップb2では、要求無線信号W3の受信の有無を判定する。要求無線信号W3の受信無しと判定すると、ステップb1へ戻り待機状態となる。要求無線信号W3の受信有りと判定すると、要求無線信号W3に基づいて、要求信号を検出する。要求信号を検出すると、ステップb3へ移行する。ステップb3では、タグ記憶部36からタグ識別情報を読み出す。タグ識別情報を読み出すと、ステップb4へ移行する。ステップb4では、読み出されるタグ識別情報に基づくタグ無線信号W4,W5(図9(b)および図9(c))を各タグ用アンテナ31から出力する。タグ無線信号W4,W5を出力すると、処理を終了する。
以下では、このように構成されるカルテの収納位置検出装置1が奏する効果について説明する。本実施の形態のカルテの収納位置検出装置1によれば、本体制御部10は、本体アンテナ17を励振して、カルテ用収納領域18に交番磁界を発生させる。交番磁界が発生するカルテ用収納領域18内において、ICタグ5は、タグ用アンテナ31によって誘導起電力を発生する。この誘導起電力によってタグ制御部37が駆動し、タグ記憶部36に記憶されるタグ識別情報を読出し、タグ用アンテナ31によってこのタグ識別情報を出力する。このタグ識別情報は、本体制御部10によって、検出され、磁気カード11から読取った識別情報と一致するか否かを判定される。タグ識別情報と識別情報とが一致すると、本体制御部10は、一致ファイル4が、カルテ用収納領域18に収納されていることを、表示部8によって報知する。これによって予め、タグ識別情報を割振って、各タグ記憶部36に記憶させると、磁気カード11から識別情報を読取るだけで、カルテ用収納領域18に一致ファイル4が収納されているか否かを知ることができる。それ故、一致ファイル4を探索する探索作業の負担を軽減できる。換言すると、探索作業に伴う人件費を低減できる。またカルテファイル4に設けられるICタグ5に記憶されるタグ識別情報を1つ1つ確認する確認作業を省くことができ、確認作業に伴う人件費を低減できる。
本実施の形態のカルテの収納位置検出装置1によれば、一対の本体アンテナ器14は、複数のカルテ用収納領域18にそれぞれ設けられる。本体制御部10は、各組の一対の本体アンテナ17を順次的に励振して、カルテ用収納領域18に交番磁界を発生させる。順次的に励振することによって、カルテ用収納領域18毎に一致ファイル4が収納されているか否かを判定できる。これによって一致ファイル4がいずれのカルテ用収納領域18に収納されているか、すなわち一致ファイル4の収納されている収納位置を知ることができる。したがって複数のカルテ用収納領域18が形成される場合であっても、予め、各ICタグ5に互いに異なるタグ識別情報を割振ってタグ記憶手段に記憶させると、識別情報を磁気カード11から読取るだけで、一致ファイル4が収納される収納位置を知ることができる。それ故、一致ファイル4を探索する探索作業の負担を軽減できる。換言すると、探索作業に伴う人件費を低減できる。
本実施の形態のカルテの収納位置検出装置1によれば、本体制御部10は、識別情報とタグ識別情報とが一致すると、一致ファイル4が収納されるカルテ用収納領域18に一致ファイル4が収納されていることを、前記カルテ用収納領域18に対応する表示部8によって報知する。これによって一致ファイル4が収納されるカルテ用収納領域18を容易に知ることができる。したがって、一致ファイル4を探索する探索作業の負担を軽減できる。換言すると、探索作業に伴う人件費を低減できる。
本実施の形態のカルテの収納位置検出装置1によれば、本体アンテナユニット3では、2つの本体アンテナ器14の間にフェライト板15が介在する。これによって一対の本体アンテナ器14は、一方向、具体的にはこれらが互いに近接する方向に強い指向性を有する交番磁界を発生させることができる。これによって一対の本体アンテナ器14は、これらが形成するカルテ用収納領域18だけに交番磁界を発生して、無線信号を出力できる。したがって、カルテ用収納領域18毎にカルテファイル4が収納されているか否かを判定することを実現できる。これによって表示部8が発光すると、発光する表示部8に対応するカルテ用収納領域18を探索すれば、カルテファイル4を確実に見つけることができる。
本実施の形態のカルテの収納位置検出装置1によれば、カルテ用収納領域18に収納される複数のカルテファイル4のなかから一致ファイル4を、一対の本体アンテナ器14によって探索する。したがってカルテファイル4毎に本体アンテナ17を設ける場合に比べて、部品点数を少なくすることができる。それ故、構造を簡単化することができ、製造コストを低減できる。
本実施の形態では、振幅変調によって情報がコード化される無線信号を用いて通信が行われているけれども、これに限定されない。たとえば位相変調されている無線信号または周波数変調されている無線信号であってもよい。
本発明の実施の形態であるカルテの収納位置検出装置1の一部を拡大して示す拡大斜視図である。 装置本体2の電気的な構成を示すブロック図である。 本体アンテナユニット3を示す斜視図である。 ICタグ5が設けられるカルテファイル4を示す斜視図である。 カルテファイル4を拡大して示す斜視図である。 カルテファイル4を分解して示す分解図である。 ICタグ5の電気的な構成を示すブロック図である。 本体制御部10およびタグ制御部37の動作を示すフローチャートである。 装置本体2およびICタグ5から出力される無線信号の波形の包絡線を示す波形図である。
符号の説明
1 カルテの収納位置検出装置
4 カルテファイル
Cタグ
6 読取り器
8 表示部
9 本体記憶部
10 本体制御部
17 本体アンテナ
31 タグ用アンテナ
36 タグ記憶部
37 タグ制御部
42 タグ表示部

Claims (4)

  1. (a)収容棚7の板状の台13上のカルテ用収納領域18に、複数のカルテファイル4が収納され、
    (b)各カルテファイル4は、
    (b1)樹脂材料から成るカルテ収納シート22と、樹脂材料から成る表紙部19とを含み、
    (b2)カルテ収納シート22は、
    (b2−1)カルテ25と同一形状のシート本体27であって、このシート本体27の幅方向一端部27aが表紙部19と連結されて、内折れ部21で折り畳み可能であるシート本体27と、
    (b2−2)シート本体27の幅方向他端部27bに形成される保持部28であって、
    シート本体27の幅方向他端部27bから立上る立上り部28aと、
    立上り部28aの端部から立上り部28aに対して離反する方向に延びる外カバー部28bと、
    外カバー部28bの端部からシート本体27に近接する方向に折り返されて突出し、シート本体27との間でカルテ25を挟持して保持する押圧部28cとを有する保持部28とを含み、
    (c)複数のカルテ用収納領域18に仕切る板状の複数のアンテナユニット3であって、隣接する各カルテ用収納領域18にそれぞれ臨む2つのコイル状収納領域用アンテナ17でフェライト板15を介在した構成を有するアンテナユニット3と、
    (d)前記表紙部19に設けられる板状のICタグ5であって、
    (d1)コイル状タグ用アンテナ31と、
    (d2)タグ用アンテナ31に接続され、タグ用アンテナ31とともに共振回路38を形成する共振コンデンサ32と、
    (d3)共振回路38に接続されるスイッチング素子40と、
    (d4)共振回路38に接続され、交流電力を直流電力に変換する整流器34と、
    (d5)カルテファイル18を識別するタグ識別情報を記憶するタグ記憶手段36と、
    (d6)整流器34からの直流電力が与えられ、タグ記憶手段36からタグ識別情報を読出して、そのタグ識別情報に対応してコード化してスイッチング素子40をオン、オフし、磁界を変調するタグ制御手段37とを含むICタグ5と、
    (e)前記台13に、各カルテ用収納領域18にそれぞれ対応付けて配設され、発光して利用者に報知する表示部8と、
    (f)カード識別情報が記録されるカード11と、
    (g)カード11のカード識別情報を読取る読取り器6と、
    (h)読取り器6によって読取ったカード識別情報を記憶する本体記憶部9と、
    (i)本体制御部10であって、
    (i1)各カルテ用収納領域18の両側に配置された2つのアンテナユニット3にそれぞれ備えられる収納領域用アンテナ17のうち、同一のカルテ用収納領域18に臨んで対向して各対を成す収納領域用アンテナ17を対毎に順次的に励振して、その各カルテ収納領域18に交番磁界を発生する励振回路と、
    (i2)前記対を成すアンテナ17の出力によって、前記変調された磁界を検出し、この検出した変調磁界に対応するタグ識別情報が、読取り器6によって読取ったカード識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、
    (i3)判定手段によってタグ識別情報がカード識別情報と一致すると判定されたとき、その一致したタグ識別情報に対応するICタグ5が設けられたカルテファイル4が収納されているカルテ用収納領域18に配設された表示部8を点灯する制御手段とを含む本体制御部10とを含むことを特徴とするカルテの収納位置検出装置。
  2. 複数のカルテ25は、積層されて、表紙部19の折り畳まれたときカルテ収納シート22に対向する厚み方向一表面部23に、粘着テープ26で貼付けられ、ICタグ5は、表紙部19の厚み方向他表面部30に設けられることを特徴とする請求項1記載のカルテの収納位置検出装置。
  3. 前記表紙部19に樹脂材料から成るもう1つの表紙部20が前記内折れ部21で折り畳み可能に連結され、
    シート本体27は、前記もう1つの表紙部20の折り畳まれたとき前記表紙部19に対向する厚み方向一表面部24に配設されることを特徴とする請求項1または2記載のカルテの収納位置検出装置。
  4. 請求項1〜3のうちの1つに記載されたカルテの収納位置検出装置を準備し、
    カード11を読取り器6によって読取らせ、
    点灯された表示部8に対応するカルテ用収納領域18に収納されている複数のカルテファイル4のうちから、カード11に対応する1つのカルテファイル4を選び出すことを特徴とする収納されたカルテの取出し方法。
JP2005123409A 2005-04-21 2005-04-21 カルテの収納位置検出装置 Expired - Fee Related JP4073924B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005123409A JP4073924B2 (ja) 2005-04-21 2005-04-21 カルテの収納位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005123409A JP4073924B2 (ja) 2005-04-21 2005-04-21 カルテの収納位置検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006298581A JP2006298581A (ja) 2006-11-02
JP4073924B2 true JP4073924B2 (ja) 2008-04-09

Family

ID=37467108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005123409A Expired - Fee Related JP4073924B2 (ja) 2005-04-21 2005-04-21 カルテの収納位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4073924B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4896928B2 (ja) * 2008-06-16 2012-03-14 日本電信電話株式会社 ファイル管理システムおよびファイル管理方法
JP5932524B2 (ja) * 2012-06-29 2016-06-08 タカヤ株式会社 物品検索システム
JP2021020776A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 ヤマト科学株式会社 保管庫システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006298581A (ja) 2006-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7262700B2 (en) Inductive powering surface for powering portable devices
KR100712327B1 (ko) 압전 태그
US20090085746A1 (en) Signal line structure for a radio-frequency identification system
US20100273469A1 (en) Warning system for signaling the presence of a radio frequency communication and manufacturing method
JP4073924B2 (ja) カルテの収納位置検出装置
JP2004502247A (ja) 1つ以上の無接触式携帯周辺装置を有する無接触式携帯物体
JP2010541388A (ja) 拡張型rfidタグ
JPH08242116A (ja) 共振交差アンテナコイルを有する無線周波数トランスポンダ
JP2010154012A (ja) Rfidタグ用識別システム
JP2008024499A (ja) カルテの収納位置検出装置
JP2001331772A (ja) 非接触型情報授受装置および情報処理システムおよび情報処理装置および情報処理方法
US20090206994A1 (en) Card having rfid tag
JP2003252409A (ja) Rf−idを用いた書類管理装置
US8441340B2 (en) Tag communication devices
JP4364718B2 (ja) 非接触通信システム
JP2010205345A (ja) ディスク管理システム
JPH10105660A (ja) 無線通信媒体及び無線通信媒体収納ケース、並びに無線通信システム
JP5065385B2 (ja) トランスポンダおよび前記トランスポンダを有するシステム
US9208364B2 (en) Identification information access device
JPH0312352B2 (ja)
JP2003016413A (ja) 非接触icタグ及び包装体
US20160078256A1 (en) Rfid system and method to monitor a set of objects
JP4321148B2 (ja) 収納具
JP5499977B2 (ja) タグシステムおよびrfidタグ
KR101052348B1 (ko) 휴대형 콤비 카드의 안테나 접속 검사장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080123

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees