JP5065385B2 - トランスポンダおよび前記トランスポンダを有するシステム - Google Patents

トランスポンダおよび前記トランスポンダを有するシステム Download PDF

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Description

本発明は、RFIDタグなどのトランスポンダを使用する資産管理システムと、遠隔電源投入型RFIDタグなどのトランスポンダを読み取るための方法およびシステムとを対象とする。
従来技術では、RFID技術に基づく資産管理システムが知られている。こうしたシステムの中核となるのが、トランスポンダ(中継器)またはRFIDタグである。こうしたトランスポンダには、物品に関するデータを格納するためのメモリが備えられている。
RFIDシステムではRFIDリーダが使用され、これが無線周波信号をトランスポンダに送信する。この信号は、この信号に応答して、トランスポンダ上のメモリ内に格納されたデータをリーダに返送するトランスポンダによって、受信される。
RFIDシステムは、2つの別々のアンテナを使用する。第1のアンテナはトランスポンダ上にあり、第2のアンテナはリーダ上にある。リーダ上のアンテナは、RFIDトランスポンダ上のアンテナによって受信可能なパワー・パルスを送信するために使用される。このパワー・パルスは、トランスポンダを活動化させるために使用される。パワー・パルスの受信後、RFIDトランスポンダは、それ独自のアンテナを使用してRFIDトランスポンダ上に格納されたデータを送信することによって、応答可能である。
RFIDトランスポンダによって送信されるデータは、標準インターフェースを介してホスト・コンピュータなどの他のシステムへ直接伝送するか、または、データ処理のために後でコンピュータにアップロードするようにポータブル・リーダに格納するか、いずれかが可能である。RFIDトランスポンダを使用することの利点は、RFIDシステムが、極端な塵、埃、湿気、あるいは視認不良、またはそれらすべてなどを伴う環境において、効率良く動作するという事実である。
従来技術では、様々な種類のRFIDトランスポンダが使用可能である。RFIDトランスポンダの第1のグループは「受動トランスポンダ」である。これらの受動トランスポンダは、電子回路供給のためのバッテリのような電源を必要としない。それらは一般に、電磁誘導機構を使用するリーダによって電力が供給される。
本原理によれば、電磁場はリーダ・アンテナによって放出され、RFIDトランスポンダ上に配置されたアンテナによって受信される。リーダは、たとえば134.2KHzのパワー・パルスを送信する。このパワー・パルスは、アンテナによって、同じ周波数に同調された受動RFIDトランスポンダ内に集められる。この受信されたACエネルギーは整流され、RFIDトランスポンダ内の小型コンデンサに格納される。パワー・パルスが完了すると、RFIDトランスポンダはその電源としてコンデンサ内に格納されたエネルギーを使用して、そのデータを即時に返送する。
一般に、20msの期間にわたって128ビットが伝送される。この伝送されたデータは、リーダ内に位置決めされた受信側アンテナによって受信され、データはリーダによって復号される。すべてのデータが伝送されると、RFIDトランスポンダ上のストレージ・キャパシタは放電され、次の読み取りサイクルに備えるためにトランスポンダをリセットする。遷移パルス間の期間は「同期時間」と呼ばれ、システムのセットアップに応じて20msから50msの間継続される。RFIDとリーダとの間で使用される伝送技法は、一般に124.2KHzから134.2KHzの間で構成される伝送を伴う周波数偏移変調(FSK)である。受動RFIDトランスポンダの重要な利点は、その価格である。受動RFIDタグは、通常、単位当たり価格が0.3ユーロである。受動RFIDトランスポンダを使用することの重要な欠点は、それらが、通常は1メートル未満の制限付きレンジを有するという事実である。
RFIDトランスポンダの第2のタイプは、いわゆる「能動RFIDトランスポンダ」である。能動RFIDトランスポンダには、電子回路に供給するため、およびトランスポンダからリーダへのデータの伝送を増強する(enhance)ために、バッテリなどの電源が提供される。こうした電源が存在することの重要な利点は、能動RFIDトランスポンダが、通常20〜30メートルのレンジを有するという事実である。能動RFIDトランスポンダを使用することの欠点は、約10ユーロというそれらの単価である。能動RFIDタグも、個々の製品上で使用するには高価すぎる。したがって実際には、能動RFIDトランスポンダの使用は、たとえばパレットおよびボックスに限られる。
たとえば資産管理システムでRFID技術を使用するために、RFIDトランスポンダはストレージ領域内の各アイテムに接続される。それら物品上のRFIDトランスポンダに関する情報は、関連するRFIDリーダによって読み取られる。こうした資産管理システムを手頃な価格にするためには、安価な受動RFIDタグを使用することが好ましいように思われる。しかしながら、これらの受動RFIDタグの読み取り領域が制限されていることにより、こうした資産管理システムは高価なリーダ・インフラストラクチャを必要とする。たとえば、1組のシェルフ内にある所与のアイテムを見つけるために、ストレージ領域内に複数のリーダが存在しなければならないことになり、各リーダはいくつかのアンテナに関連付けられたいくつかのチャネルを使用する。このリーダ・インフラストラクチャは、それ自体が高価なだけでなく、ストレージ領域内にインストールすることが困難であり、管理も困難である。
より単純なリーダ・インフラストラクチャが好ましい場合は、物品とかなり遠距離のリーダとの間での通信を可能にするために、ストレージ領域内のアイテムが能動RFIDタグを備えなければならないことになる。能動RFIDトランスポンダの単位当たり価格が高いため、制限付きリーダ・インフラストラクチャと組み合わせた製品での能動RFIDトランスポンダの使用は、さらに高価な資産管理システムにつながることになる。
このRFID技術の欠点に鑑み、本発明の目的は、比較的単純なリーダ・インフラストラクチャおよび比較的安価なRFIDトランスポンダの使用を可能にする資産管理システムによって、これらの制限の一部またはすべてを克服することである。
パワー・レシーバ(電力受信部)と、トランスポンダ上に格納されたデータを伝送するためのアンテナと、を有するタイプのトランスポンダを読み取るための方法であって、この方法は、エネルギーを受け取るために、隣接する任意のトランスポンダ内のパワー・レシーバによって使用可能なエネルギー場を生成するステップと、エネルギー場に隣接するトランスポンダに問い合わせる(interrogate)ための活動化信号を生成するステップであって、パワー・レシーバによって受け取られたエネルギーを使用してデータが増強され、それによりアンテナによって伝送される増強(エンハンスト)データ信号を提供するステップと、リーダによって増強データ信号を受信するステップと、を含む。
これらの処置の利点は、受動RFIDタグなどのトランスポンダが、レスポンダ内でエネルギーを受け取るためのパワー・レシーバを備え得ることである。このエネルギーは、その後、リーダへのデータの伝送を増強するために使用することができる。実際にはこれは、パワー・レシーバを備えた受動RFIDタグが、能動RFIDタグであるかのように動作できることを意味する。パワー・レシーバが存在することで、データの送信を増強することが可能であり、本書では、以下、これを「増強トランスポンダ」と呼ぶ。
本発明に従って、たとえばストレージ(収納庫)領域内に物品を格納するために、この方法を使用する例では、本発明に従った処置の利点は、ストレージ領域内で、増強受動RFIDタグなどの比較的安価なトランスポンダを個々の物品に接続できることである。ストレージ領域それ自体では、RFIDタグ上に存在するパワー・レシーバを使用して、各RFIDタグにパワーを遠隔に提供するために、エネルギー場が存在する。
好ましくは、この方法は、配線ループ内に交流を生成し、それによって磁気誘導場(magnetic inductive field)を生成するためのステップを含む。
この利点は、こうした磁場の提供が、比較的安価な手段を使用して比較的容易に導入されることである。
好ましくは、この方法は、50ヘルツ〜5メガヘルツの範囲内の周波数を有する低周波交流を、配線ループ内に生成するステップを含む。
この利点は、非常に低い周波数を使用することにより、非常に長いループが可能であり、比較的大きな領域内にエネルギー場を供給するために単純なAC発電機を備えた単一のループで十分である、という事実である。
本発明の第2の態様によれば、トランスポンダ上に格納されたデータを伝送するためのアンテナと、増強データ信号を提供するためにデータを増強するためのパワー手段と、が提供され、このパワー手段が、当該増強データ信号を提供するためにエネルギー場から受け取ったエネルギーを使用するために、エネルギー場からエネルギーを受け取るように適合された、RFIDタグなどのトランスポンダが提供される。
この利点は、トランスポンダが、エネルギー場からエネルギーを受け取って格納できることによって、トランスポンダが、データの伝送を増強するために、トランスポンダによって受け取られたエネルギーを使用できるようにするという事実である。RFIDタグの場合、エネルギー場からエネルギーを受け取るように適合されたパワー手段の存在により、受動RFIDタグは、あたかも能動RFIDタグであるかのように動作することができる。
好ましくは、パワー手段は、磁場からパワーを受け取るための電気コイルとして形成される。
この利点は、電気コイルの提供が、比較的容易に比較的低コストで得られるという事実である。
有利なことに、このコイルは導電性インクによって形成される。
この利点は、導電性インクを使用することによって、パワー・レシーバを、たとえばトランスポンダ上の支持部に印刷することができる。
有利なことに、トランスポンダには、インジケータによってデータの受信あるいは送信またはその両方を示すために、LEDなどのインジケータが提供される。
この利点は、トランスポンダが、リーダによって読み取り可能であり、同時に、トランスポンダおよびトランスポンダが接続された物品の存在および位置を知らせるために、トランスポンダが使用可能である、という事実である。
有利なことに、インジケータには、可聴信号によってデータの受信あるいはデータの送信またはその両方を示すために、ブザーなどの音声信号が提供される。
この利点は、たとえレスポンダが人間の目またはカメラに見えない場合であっても、トランスポンダがその存在および位置を知らせることができるという事実である。
本発明の第3の態様によれば、RFIDタグなどのトランスポンダとリーダとの間の通信を増強するシステムが提供され、このシステムは、トランスポンダ上に格納されたデータを伝送するためのアンテナと、増強データ信号を提供するためにデータを増強するためのパワー手段と、領域内にエネルギー場を生成するためのエネルギー手段と有する、トランスポンダを備え、トランスポンダは、当該エネルギー場からエネルギーを受け取ることが可能なパワー手段が提供され、当該パワー手段によって受け取られたエネルギーを使用して増強データ信号を提供するためのものである。
この利点は、領域内にエネルギー場を生成するための手段が、トランスポンダの存在と組み合わせて、当該領域内に存在するトランスポンダとリーダとの間の通信を増強するために使用可能であるという事実である。領域内にトランスポンダが入ることで、領域内に存在するエネルギー場からエネルギーを受け取ることが可能になり、その後、トランスポンダによって受け取られたエネルギーを使用して、リーダと通信することが可能になる。
本発明のシステムで使用されるリーダであって、リーダにはアンテナが備えられ、このアンテナは、トランスポンダに問い合わせる(質問する)ためにトランスポンダに活動化信号を送信し、活動化信号に応答してトランスポンダによって送信された応答信号を受信する。応答信号は、パワー手段によって受け取られたエネルギー場によって増強される。
次に、例として図面を参照する。
図1によれば、ストレージ(収納庫)領域などの領域内にエネルギー場が確立される。このエネルギー場は、トランスポンダ上の当該エネルギー場からのエネルギーを格納するために、RFIDトランスポンダまたはタグなどのトランスポンダ上に存在するパワー・レシーバによって受け取ることができる。パワー・レシーバは、トランスポンダ上に存在するアンテナに接続される。パワー・レシーバによって受け取られたエネルギーおよびパワー・レシーバとアンテナとの接続によって、受け取られたエネルギーを、トランスポンダRFIDタグのアンテナによるデータの伝送を増強するために使用することができる。
図2では、本発明に従ったシステムの可能な実施形態が示される。ストア内のゴンドラ100などのストレージ領域は、複数のシェルフ101を備える。シェルフ101は、物品またはアイテム102を受け取ることができる。ゴンドラ100は配線ループ104を備える。配線ループ104は、磁場を生成するために使用される。したがって、配線ループ104は「磁気ループ」とも呼ばれる場合がある。
配線ループ104はAC発電機(ジェネレータ)105によって電流が供給される。配線ループ104内の交流の存在により、図2では矢印106で表される磁気誘導場(磁界)が生成する。ゴンドラ100内のアイテム102には、本発明に従ったRFIDタグ103が装備される。RFIDタグ103は、磁場106からパワー(電力)を受け取るための電気コイルを含む。このコイルによって受け取られたパワーは、RFIDタグ103上に存在する構成要素に供給するために使用することができる。このRFIDタグ103が磁場からパワーを受け取ることができるという事実により、RFIDタグは「マグネタグ(MagneTag)」と呼ばれる場合がある。
図3は、RFIDタグまたは「マグネタグ」200の構造を示す図である。RFIDタグ200は、配線ループ104(図2を参照)によって生成された磁場からパワーを受け取ることを目的とする、コイル201を含む。したがって、コイル201はパワー磁気アンテナとして動作する。
さらにRFIDタグ200には、コイル201からパワーを受け取るためにコイル201に接続されたチップ202が装備される。
チップ202はダイポールアンテナ203に接続される。このダイポールアンテナは、たとえば、従来の能動RFIDタグ上で使用されるような、900MHz/2GHz/4GHzの周波数領域内で動作可能なアンテナである。チップ202は、環境磁場106(図1を参照)から受け取られた、コイル201に集められたエネルギーの存在により、125〜134.2KHz、140〜148.5KHz、13.56MHz...で動作するために、通信磁気ループ・アンテナに接続することも可能であり、本発明に従ったRFIDタグ200は、あたかも能動RFIDタグであるかのように動作することができる。受け取ったエネルギーは、トランスポンダ上に格納されたデータの伝送を増強するために使用される。この効果は、RFIDタグ200が30メートルまでの領域を読み取ることができるようになることである。
コイルの形を有するパワー・レシーバによって受け取られたパワーは、トランスポンダ上の電子回路にエネルギーを供給するために使用される。これは、トランスポンダが、リーダによって放出される比較的弱いHF信号からデータを受け取ることができることを意味する。これらのデータの受け取り後、パワー・レシーバによって受け取られたパワーは、データを処理するために使用され、データ信号を反映して変調して、リーダに応答する。
HF信号の受け取りおよび応答の準備は、パワー手段によって受け取られたパワーによって増強される。
RFIDタグ200は、大幅な製造コストの追加なしに製造することができる。製造時に、RFIDタグのスペース上に導電性インクを印刷することにより、RFIDタグ200上に導電性コイル201を準備することができる。
配線ループ104(図2を参照)内の交流の周波数は比較的低く、通常は50Hzから500MHzの範囲内である。この周波数が非常に低いという事実により、非常に大規模なループが可能となり、完全なゴンドラにたとえば20メートルのサイズを与えるために、単純なAC発電機を備えた単一のループで十分である。したがって、こうした配線ループ104を備えたゴンドラ100(図2を参照)を装備するためのコストは、比較的低い。
RFIDタグ200上に補助磁気アンテナ201(図3を参照)を提供するための技術は、RFIDタグ200上に存在するダイポールアンテナ203を支持部に提供するために使用される技術と同じである。これは、この補助磁気アンテナ201を提供するための特別な製造コストが比較的低いことを意味する。
本発明に従った方法およびシステムの他の利点は、図3を参照しながら説明したように、RFIDタグを使用する従来型の資産管理システム内でRFIDタグ200が依然として使用可能であるという事実である。これは、磁場106(図2を参照)などのエネルギー場がシステムに提供されない場合にあてはまる。
利点の1つは、本発明に従ったトランスポンダが、エネルギー場が使用できない場合に、受動タグとしても動作可能であるという事実である。したがって、エネルギー場が存在する場合、トランスポンダは能動的であり、存在しない場合、トランスポンダは受動的になる。これは、サプライチェーンに沿って物品を追跡するためにも有利である。
これはたとえば、本発明に従ったトランスポンダが存在する環境に依存して、受動トランスポンダを読み取るための手段、または能動トランスポンダを読み取るための手段の、いずれかが使用可能であることを意味する。
本発明に従った方法およびシステムの他の適用例は、資産ローカライズにおけるRFIDタグ200(図3を参照)の使用である。RFIDタグ200は、可視信号を生成できるようにするためにLEDを装備することができる。別の方法として、RFIDタグ200は、可聴(音声)信号を生成するためにブザーを装備することもできる。その場合、RFIDタグと組み合わせて使用されるリーダが特定のパワー・パルスを送信すると、特定のLEDを備えたRFIDタグ200は、その存在を示すために、LEDを使用する可視信号あるいはブザーを使用する可聴信号、またはその両方を生成できるようにする。配線ループ104(図2を参照)は、LEDをオンにするために十分なパワーを伝送することができる。RFIDタグによって受け取られるパワーを減少させることになる、RFIDタグ200とリーダとの間の距離にはまったく影響がない。資産の場所に関して可能な用途は、たとえばライブラリにある。応募者は、リーダを使用して、特定のブック・カテゴリに属するすべてのRFIDタグ200にパワー・パルスを送信することができる。点灯するかまたは可聴信号を生成するそれらのRFIDタグは、正しいシェルフに格納されていないブックに関係する可能性がある。
磁場106(図2を参照)によって提供されるパワーの量は、以下のように計算することが可能であり、配線ループ104に供給する場合、同じ位相をその回路に沿って維持すべきであるという事実を考慮に入れると、ワイヤ(L)の長さに関して以下の関係が適用され、
Figure 0005065385
上式で、λは波長である。
残りの計算については、以下のように仮定する。
Figure 0005065385
長さ4メートル、高さ1.5メートルのゴンドラを包み込まなければならない配線ループを利用する場合、アンテナの長さは11メートルになる。波長の場合、以下のように適用される。
Figure 0005065385
磁気波の場合、V=0.5xCの平均値を取り、ここでCは光速を表し、Tは時間を表し、Fは周波数を表す。これによって以下の周波数が導き出される。
Figure 0005065385
しかしながら、波の位相を修正するためにシステムを使用することができるが、システムを簡略化するためには望ましくない可能性がある。
円形で直径1.5メートルの配線ループを考えると、配線ループ104(図2を参照)の理論的近似を有するために、配線ループによって生成される電場のおよそのサイズを計算することができる。この計算を矩形の配線ループに外挿することは、理論的な値とそれほどかけ離れることはない。こうした円形配線ループは、1アンペアの電流が供給される導体によって形成される(I=1)。コイルの数は1である(N=1)。
ここで、磁場は以下のように表される。
Figure 0005065385
5x8cmのサイズを有し、5つのコイルを備える、RFIDタグ200上に存在する配線ループ内に生成される磁束を計算することができる。以下のように適用される(5x8cmは、現在使用されているRFIDタグの標準形である)。
磁束はΦ=nBsであり、この式で「n」はコイル数であり、「s」はコイルの面積である。
ノイマンの法則により、コイル内に生成される電力が以下のように与えられる。
Figure 0005065385
3MHzの周波数の場合、ハーフ・タイムは以下のようになるはずである。
Figure 0005065385
これにより以下の差異が導き出される。
Figure 0005065385
したがって、以下のようになる。
Figure 0005065385
上記で算出された209mVの値は、RFIDタグ200に必要なエネルギーを提供するのに十分な大きさのはずである。209mVは、現在使用されている標準的な能動RFIDタグ上に現在見られる電圧よりもかなり高い。回路を機能させるために必要な5μWが何の問題もなく得られることになり、これは、RFIDタグ200が、能動タグである場合よりも長い距離から読み取り可能であることを意味する。
以上、本発明について、好ましい実施形態を参照しながら具体的に図示および説明してきたが、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、形および細部における様々な変更が可能であることを理解されよう。
本発明に従った方法の異なるステップを流れ図で示す図である。 本発明に従ったシステムが提供されたゴンドラ形のストレージ(収納)領域を示す図である。 本発明に従った方法およびシステムで使用されるトランスポンダを詳細に示す図である。

Claims (10)

  1. トランスポンダおよび前記トランスポンダを包囲する配線ループを有するシステムであって、
    前記トランスポンダは、複数のコイル、ダイポールアンテナ、および、前記コイルおよび前記ダイポールアンテナに接続されたチップを有し、
    前記コイルは前記ダイポールアンテナおよび前記チップを包囲し、
    前記配線ループは、前記配線ループ中に交流電流が流れると前記コイルに磁界を生じさせるように構成され、
    前記コイルは前記磁界からエネルギーを受取り、受取ったエネルギーを前記チップに伝送するよう構成され、
    前記ダイポールアンテナはリーダに出力信号を伝送し、前記リーダから入力信号を受信するよう構成されている、
    システム
  2. 前記受取ったエネルギーは、前記トランスポンダがリーダからの入力信号を受信し、この入力信号に含まれるデータを処理し、ダイポールアンテナからリーダに応答信号を送信するに足るパワーである、請求項1に記載のシステム
  3. 前記受取ったエネルギーは、前記トランスポンダが30メートル離れたリーダからの入力信号を受信し、この入力信号に含まれるデータを処理し、ダイポールアンテナから30メートル離れたリーダに応答信号を送信するに足るパワーである、請求項2に記載のシステム
  4. 前記トランスポンダはRFIDタグであり、前記リーダはRFIDリーダである、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記RFIDタグは、前記コイルに前記磁場が存在しない場合は受動RFIDであり、前記コイルに前記磁場が存在する場合は能動RFIDである、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記配線ループに接続されたAC発電機を更に有する、請求項1に記載のシステム。
  7. 複数のコイル、ダイポールアンテナ、および、前記コイルおよび前記ダイポールアンテナに接続されたチップを有するトランスポンダであり、
    前記コイルは前記ダイポールアンテナおよび前記チップを包囲し、
    前記コイルは磁界からエネルギーを受取り、受取ったエネルギーを前記チップに伝送するよう構成され、
    前記磁界は前記トランスポンダを包囲する配線ループ中の交流電流により発生したものであり、
    前記ダイポールアンテナはリーダに出力信号を伝送し、前記リーダから入力信号を受信するよう構成されている、
    トランスポンダ。
  8. 前記受取ったエネルギーは、前記トランスポンダがリーダからの入力信号を受信し、この入力信号に含まれるデータを処理し、ダイポールアンテナからリーダに応答信号を送信するに足るパワーである、請求項7に記載のトランスポンダ。
  9. 前記受取ったエネルギーは、前記トランスポンダが30メートル離れたリーダからの入力信号を受信し、この入力信号に含まれるデータを処理し、ダイポールアンテナから30メートル離れたリーダに応答信号を送信するに足るパワーである、請求項8に記載のトランスポンダ。
  10. 前記トランスポンダはRFIDタグであり、前記リーダはRFIDリーダである、請求項7にトランスポンダ。
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