JP4073580B2 - 塗膜付き樹脂部品の再生処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、塗装が施された熱可塑性樹脂部品の再生処理装置に関し、さらに詳しくは、自動車のバンパーのごとき加飾塗装が施された樹脂部品廃材を再利用するにあたってその表面の塗膜を剥離させるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用バンパーに代表されるような熱可塑性樹脂部品の再生処理技術としては、金属その他の異材質部品を除去したのちに塗膜を剥がすことなくそのまま例えば一辺が10mm程度の大きさに粉砕した上で造粒し、外観品質がそれほど問題とならない下級部品の原材料として再利用する方法のほか、その再生品質の向上を図るために、上記粉砕片をアルカリあるいは有機塩酸等の溶剤に浸漬させて塗膜を剥離させる方法や、上記粉砕片を所定の処理槽に入れて高速にて撹拌させることにより塗膜を剥離させる方法がある(例えば特開平11−58383号公報)。
【0003】
そして、撹拌によって塗膜を剥離させる上記の方法では、その撹拌に伴う粉砕片同士の相互摩擦あるいは相互衝突熱によって樹脂自体が軟化もしくは溶融する直前の温度近くまで昇温させ、その昇温によって表面の塗膜が剥離しやすくなった粉砕片同士をバレル仕上研磨のごとき形態で相互に接触させることで塗膜を剥離させることを基本としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
溶剤を使って塗膜を剥離させる方法では、処理後の溶剤の処理が問題となるほか、塗膜剥離後に水洗が必須となるために、処理設備全体が大型化することとなって好ましくない。
【0005】
また、撹拌のみによって塗膜を剥離させる方法では、剥離された塗膜と樹脂とを処理槽内で完全に分別することができないため、処理後に別工程において塗膜と樹脂との分別作業を行わなければならず、工数の増加とコストアップが余儀なくされる。
【0006】
その上、一旦剥離された塗膜も処理時間中は粉砕片とともに継続して撹拌されることになるため、その一旦剥離した塗膜がクッションとなって未剥離の粉砕片の塗膜剥離を妨げるだけでなく、一旦剥離した塗膜が粉砕片に再度付着してしまうことが予想され、結果として塗膜剥離効率が悪くなり、処理時間が無用に長くなって好ましくない。
【0007】
さらに、上記のように処理時間が長くなると、粉砕片の表面の塗膜だけでなく樹脂層自体までもが粉状に破砕される度合いが大きくなり、本来の目的である樹脂の回収効率が低下することになる。
【0008】
本発明は以上のような課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、設備の大型化や廃液の二次処理問題を招くことなく、しかも短時間のうちに効率よく塗膜を剥離させることができるようにした再生処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、予め所定の大きさに粉砕した塗膜付き熱可塑性樹脂部品の粉砕片を処理槽内に収容するとともに、その処理槽底部に配置した回転部材により粉砕片を撹拌して粉砕片同士の相互摩擦衝突により塗膜を剥離させるようにした塗膜付き樹脂部品の再生処理装置であって、前記処理槽の胴部内周の高さ方向中央部に、撹拌に伴う遠心力によって槽内外周部に寄せ集められた粉砕片の流動方向を上向き方向から下向き方向に積極的に変更するべく、上方側を頂部とし下方側を底辺とする断面略三角形状の返し部材を設ける一方、この返し部材のうち断面略三角形状の底辺に相当する部分に、粉砕片自体の通過を阻止しつつその粉砕片から剥離した粉体成分の通過を許容する粉体排出口を網状構造物をもって形成するとともに、この粉体排出口を処理槽外部に臨ませ、前記遠心力による粉砕片自体の流動により該粉砕片から粉体成分を積極的に分離させて処理槽外部に排出するようにしたことを特徴としている。
【0010】
この場合、請求項2に記載の発明のように、前記粉体排出口が処理槽外部の吸引手段に接続されていて、粉砕片から分離した粉体成分が粉体排出口から強制的に吸引排出されるようになっていることが粉体成分の分離効率の上で好ましい。
【0011】
また、上記粉体排出口を形成することになる網状構造物としては、その機能からして、例えば金網のごとき網目状のものやパンチングメタル等を用いるのが望ましい。特にその網状構造物の網目の大きさ次第では粉体成分の付着によって目詰まりを起こしやすいので、例えばその網目部分にフッ素樹脂コーティングを施したり、あるいはその網目部分に微振動を与えるようにするのがより望ましい。
【0012】
したがって、この請求項1,2に記載の発明では、撹拌による相互摩擦衝突等によって粉砕片の表面の塗膜が粉状に破砕されながら徐々に剥離されてその粉砕片とともに撹拌されることになるものの、粉砕片が撹拌による流動を続ける過程で返し部材と衝突することにより、塗膜粉や樹脂層の一部までもが粉状となった粉体成分は比重が小さい故に粉砕片から離れて、金網もしくはパンチングメタル等をもって形成された粉体排出口から処理槽の外部に排出される。これにより、一旦剥離した塗膜粉等の粉体成分が再度粉砕片に付着するような事態はなくなる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、予め所定の大きさに粉砕した塗膜付き熱可塑性樹脂部品の粉砕片を処理槽内に収容するとともに、その処理槽底部に配置した回転部材により粉砕片を撹拌して粉砕片同士の相互摩擦衝突により塗膜を剥離させるようにした塗膜付き樹脂部品の再生処理装置であって、前記処理槽の胴部内周の高さ方向中央部であって且つ胴部内周で正対する二箇所に、軸線が胴部内周の接線方向を指向しつつ且つ処理槽底部の中央部に向けて斜め下方を指向する空気噴射ノズルをそれぞれに設け、撹拌に伴う遠心流動によって槽内外周部に寄せ集められた粉砕片に向けて前記空気噴射ノズルから空気を噴射し、処理槽内を周回しつつその処理槽内を下方から上方に向かって流れる旋回空気流を生じさせることにより、前記粉砕片から剥離した粉体成分を積極的に処理槽内の上部空間に浮遊させ、この浮遊している粉体成分を処理槽の上部に開口形成した排出口から外部に吸引排出するようにしたことを特徴としている。
【0014】
この場合、粉砕片に吹き付ける空気としては予め湿度を除去したいわゆるドライエアを使用するのが望ましく、こうすることにより粉砕片自体を乾燥させやすく、また粉砕片に付着している粉体成分を分離させやすくなる。
【0015】
したがって、この請求項3に記載の発明では、撹拌による相互摩擦衝突等によって粉砕片の表面の塗膜が粉状に破砕されながら徐々に剥離されてその粉砕片とともに撹拌されることになるものの、粉砕片が撹拌による流動を続ける過程で空気噴射を受けることから、塗膜粉や樹脂層の一部までもが粉状となった粉体成分は比重が小さい故に粉砕片から吹き飛ばされて、処理槽内の旋回空気流に乗ってその槽内の上部空間へと浮遊する。そして、処理槽の上部空間には排出口が開口していて、しかもその排出口には吸引力が作用していることから、上記粉体成分は処理槽の外部に排出される。
【0016】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明における処理槽内の上部に棚状部を形成し、処理槽内の上部空間に浮遊している粉体成分の一部をこの棚状部にて自然落下により集めるようにしたことを特徴としている。
【0017】
したがって、この請求項4に記載の発明では、旋回空気流に乗って処理槽内の上部空間まで浮遊しながら強制排出によって排出されなかった粉体成分の一部は棚状部に自然落下により集められて捕集される。
【0018】
この場合、請求項5に記載の発明のように、処理槽の上端部内径を大径化し、この大径部に棚状部を形成しておくと、その大径部材では相対的に旋回空気流の流れが緩やかなものとなることから、棚状部での自然落下による粉体成分の捕集効率が一段と向上することになる。
【0019】
請求項6に記載の発明は、予め所定の大きさに粉砕した塗膜付き熱可塑性樹脂部品の粉砕片を処理槽内に収容するとともに、その処理槽底部に配置した回転部材により粉砕片を撹拌して粉砕片同士の相互摩擦衝突により塗膜を剥離させるようにした塗膜付き樹脂部品の再生処理装置であって、前記処理槽内のうち回転部材よりも上方位置であって且つ撹拌に伴う遠心流動によって槽内外周部に寄せ集められた粉砕片と接する位置に処理槽内を直径方向に横断する空気噴射用配管を配置して、この空気噴射用配管に接続した空気噴射ノズルから粉砕片に向けて空気を噴射するとともに、前記処理槽の胴部内周のうち空気噴射用配管側の空気噴射ノズルよりも上方位置であって且つ処理槽の胴部内周で正対する二箇所に、軸線が胴部内周の接線方向を指向する旋回空気流生成用の空気噴射ノズルをそれぞれに設け、この旋回空気流生成用の空気噴射ノズルから空気を噴射して処理槽内を周回しつつその処理槽内を下方から上方に向かって流れる旋回空気流を生じさせることにより、前記粉砕片から剥離した粉体成分を積極的に処理槽内の上部空間に浮遊させ、この浮遊している粉体成分を処理槽の上部に開口形成した排出口から外部に吸引排出するようにしたことを特徴としている。
【0020】
この場合、空気噴射用配管を流れる空気を予め冷却しておくことにより、配管壁面の温度上昇を抑制して、溶融温度近くまで昇温している粉砕片が配管外周面に付着するのを未然に防止することができる。
【0021】
したがって、この請求項6に記載の発明では、空気噴射用配管を撹拌中の粉砕片と繰り返し衝突するように配置してあるので、この空気噴射用配管と粉砕片との衝突による粉砕片表面の塗膜の剥離効率および粉砕片と塗膜粉等の粉体成分との分離効率が一段と促進される。そして、粉砕片から分離した粉体成分は空気噴射を受けることにより粉砕片から吹き飛ばされた上、旋回空気流に乗って処理槽内の上部空間へと浮遊し、最終的にはその処理槽上部の排出口から強制的に吸引排出されることになる。
【0022】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、一旦粉砕片から剥離した塗膜粉等の粉体成分が、処理槽内の返し部材に設けた粉体排出口にて粉砕片から分離されて速やか処理槽の外部に排出されるので、その一旦分離した塗膜が再度粉砕片に付着することがなく塗膜剥離効率が向上するほか、従来では必須とされた塗膜剥離処理後の剥離塗膜と粉砕片との分別作業を廃止もしくは大幅に簡略化することができるので、工程数の削減とコストダウンを図ることができる。また、上記塗膜剥離効率の向上により処理時間が短くて済むので、樹脂層の一部までも粉状に破砕してしまう度合いが著しく小さくなり、本来の目的である樹脂の回収効率が一段と向上する効果がある。
【0023】
請求項2に記載の発明によれば、上記粉体排出口から塗膜粉等の粉体成分を強制的に吸引排出することから、請求項1に記載の発明と同様の効果に加えて、粉砕片と塗膜粉等の粉体成分との分離効率が一段と向上する効果がある。
【0024】
請求項3に記載の発明によれば、粉砕片に付着している塗膜粉等の粉体成分を空気噴射により吹き飛ばした上で旋回空気流に乗せて上方に浮遊させて処理槽の上部から強制的に吸引排出するようにしたために、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られる。
【0025】
請求項4に記載の発明によれば、粉体成分を上方に浮遊させて強制的に吸引排出する方式に加えて、棚状部での自然落下による粉体成分の捕集方式を併用したため、請求項3に記載の発明と同様の効果に加えて、塗膜粉等の粉体成分の分離捕集効率が一段と向上する効果がある。
【0026】
請求項5に記載の発明によれば、棚状部での自然落下による粉体成分の捕集方式の採用にあたり、その棚状部を処理槽よりも大径化したため、その大径化した部分では旋回空気流の流れが緩やかなものとなるために、請求項4に記載の発明と同様の効果に加えて、棚状部での粉体成分の捕集効率が一段と向上する効果がある。
【0027】
請求項6に記載の発明によれば、粉体成分を上方に浮遊させて強制的に吸引排出する方式を前提としつつも、空気噴射用配管を積極的に撹拌流動中の粉砕片と衝突させるようにしたため、請求項1に記載の発明と同様の効果のほかに、上記の衝突作用による塗膜の剥離効率はもちろんのこと、その剥離した塗膜粉等の粉体成分と粉砕片との分離効率が一段と向上する効果がある。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1,2は本発明に係る処理装置の好ましい第1の実施の形態を示す図であって、1は図示しない投入口から所定の塗膜付き熱可塑性樹脂部品の粉砕片Pが投入されることによりその粉砕片Pの塗膜剥離処理を行う略円筒状をなす密閉式の処理槽、2は処理槽1の側部に付設された排気ダクト3に接続された排気装置である。
【0029】
例えば、ポリプロピレン製の自動車用バンパーに代表されるような所定の加飾塗装が施された熱可塑性の樹脂部品廃材は、前工程である破砕工程にて塗膜付きのまま一辺が5〜30mm程度の大きさの粉砕片Pに粉砕された上で、図示外の空気輸送式やスクリュー式のコンベヤあるいはベルトコンベヤ等にて所定量ずつ処理槽1内に投入される。
【0030】
前記処理槽1の内底部には図2に示すようにその底面全域を覆うような大きさの回転円板4が設けられているとともに、粉砕片Pの撹拌を効率的に行うためにその回転円板4の上面には複数の羽根4aが取り付けられていて、回転円板4はモータ5にて回転駆動されるようになっている。
【0031】
そして、処理槽1に所定量の粉砕片Pが投入されると回転円板4が回転駆動されて、粉砕片Pが撹拌される。この撹拌に伴い粉砕片P,P同士の相互摩擦衝突もしくは槽内壁面や回転円板4との摩擦衝突等により各粉砕片Pが溶融する直前の温度まで加熱され、その表面での塗膜接着力が低下した塗膜が樹脂層の一部とともに細かく破砕されながら粉体成分となって樹脂層そのものから剥離されるようになっている。
【0032】
また、上記処理槽1の内周面のうちその胴部1aの高さ方向中央部には断面が略中空三角形状をなす返し部材としてのバッフルダクト6が配設されている。このバッフルダクト6は処理槽1の内周全周もしくはその内周に部分的に設けられていて、回転円板4によって撹拌された粉砕片Pはその遠心力によって槽内外周部に寄せ集められるようにして下方から上方に流動することから、バッフルダクト6はその流動粉砕片Pの動きを妨げつつその流動方向を図1に矢印Qで示すように上向き方向から下向き方向に積極的に変更する役目を有している。
【0033】
このバッフルダクト6のうちその下面部すなわち撹拌流動する粉砕片Pが常に当たる部分は金網やスクリーンあるいはパンチングメタル等の網状構造物7をもって形成されていて、この網状構造物7は実質的に粉体排出口8として処理槽1内部に開口していると同時に、バッフルダクト6自体は排気ダクト3に接続されている。
【0034】
ここで、上記網状構造物7は、後述するように粉砕片Pそのものの通過を阻止しつつその粉砕片Pから剥離した塗膜粉等の粉体成分のみを通過させるものであるから、そのメッシュの大きさは例えば1〜5mm程度とするのが望ましい。また、網状構造物7に粉体成分が付着するのを防止するため、網状構造物7自体にフッ素樹脂をコーティングしたり、あるいは網状構造物7に微振動を与えるようにするとよい。
【0035】
一方、上記排気装置2は集塵装置9と排気ブロワ10および排気筒11とから構成されているとともに、この排気装置2による排気のための吸引力がバッフルダクト6の粉体排出口8に作用するようになっていて、後述するように処理槽1内での塗膜剥離処理と並行して排気装置2による排気が行われるようになっている。
【0036】
したがって、本実施の形態によれば、先に述べたように、処理槽1内に所定量の粉砕片Pが投入されると回転円板4が駆動されて、粉砕片Pが撹拌されながら流動するようになる。この撹拌に伴い、粉砕片Pはその遠心力により処理槽1内の外周部に寄せ集められながら下方から上方に向かって隆起しようと流動するものの、図1に示すようにバッフルダクト6によってその粉砕片Pの流動方向が変更される。
【0037】
そして、この撹拌に伴う流動により粉砕片P,P同士もしくは粉砕片Pと槽内壁面あるいは回転円板4との相互摩擦衝突等によりそれらの粉砕片Pが溶融する直前の温度まで加熱され、粉砕片P表面での接着力が低下した塗膜が細かく破砕されながら樹脂層そのものから剥離されるとともに、樹脂層そのものの表面の一部も粉状に破砕されて粉体成分となり、この粉体成分は粉砕片Pとともに撹拌される。
【0038】
同時に、処理槽1での塗膜剥離処理と並行して排気ブロワ10が運転されていることから、この排気ブロワ10による吸引排気力が排気ダクト3を通してバッフルダクト6の粉体排気口8まで及んでいる。これにより、塗膜剥離処理によって発生した塗膜粉や樹脂粉等の粉体成分が撹拌流動を繰り返す過程で粉砕片Pとともにバッフルダクト6の粉体排気口8である網状構造物7に当たると、その粉体成分のみは網目を通過不能な粉砕片Pを残して直ちに排気ダクト3側に吸引され、最終的には集塵装置9によって集塵されることになる。
【0039】
こうして処理槽1内での塗膜剥離処理が終了すると粉砕片Pは処理槽1から取り出され、後工程にてなおも表面に付着している塗膜粉や樹脂粉等の粉体成分と分別されたのちに回収されて、そのままの状態もしくはペレット化されて所定の樹脂材料として再利用される。
【0040】
このように本実施の形態によれば、処理槽1内にて粉砕片Pから剥離した塗膜粉等の粉体成分を速やかに処理槽1外に排出することができるため、一旦剥離した塗膜粉等が粉砕片Pに再付着することがなく、塗膜剥離効率が飛躍的に向上することになる。
【0041】
図3,4は本発明に係る処理装置の好ましい第2の実施の形態を示す図であって、図1に示した第1の実施の形態と共通する部分には同一符号を付してある。
【0042】
この第2の実施の形態では、処理槽1の上部に排出口12が形成されていて、この上部の排出口12に排気装置2が接続されている一方、処理槽1のうち胴部1aとなるべき部分の高さ方向中央部には空気圧力源13に接続された一対の空気噴射ノズル14が設けられている。これらの空気噴射ノズル14は槽内にて互いに逆向きで正対するような位置関係のもとに配置され、図4の平面視ではその軸線が内部の撹拌流動方向Rのほぼ接線方向を指向しつつも、図3の断面図示状態ではその軸線が斜め下方を指向するように設定されている。
【0043】
すなわち、各空気噴射ノズル14の指向方向としては、撹拌流動中の粉砕片Pの隆起部に向けて斜め上方から空気を吹き付けた場合に、二つの空気噴射ノズル14からの空気流の相乗作用により、槽内を周回しつつその下方から上方に向かう螺旋状の旋回空気流Fが生成されるように設定されている。
【0044】
したがって、この第2の実施の形態によれば、回転円板4による粉砕片Pの撹拌動作と並行して排気装置2の排気ブロワ10を運転する一方、二つの空気噴射ノズル14から撹拌流動している粉砕片Pに向けて空気を噴射して、図3に矢印で示すように槽内を下方から上方に向かう螺旋状の旋回空気流Fを生成する。
【0045】
この状態では、撹拌に伴う流動に基づいて粉砕片P,P同士もしくは粉砕片Pと槽内壁面あるいは回転円板4との相互摩擦衝突等により剥離された塗膜粉あるいは樹脂粉等の粉体成分は粉砕片Pとともに撹拌されていて、上記隆起部の表面に表れるようになると比重の小さい粉体成分は空気噴射により吹き飛ばされるとともに、旋回空気流Fに乗って槽内の下方から上方に向かって浮遊しつつ上昇する。そして、槽内の上部空間にて浮遊している粉体成分は排気装置2の強制吸引力によって排出口12から速やかに排出されることになる。この第2の実施の形態においても基本的に第1の実施の形態のものと同様の効果が得られる。
【0046】
ここで、空気噴射ノズル14から噴射する空気として予め湿度を除去したドライエアを使用すると、粉砕片P自体の乾燥とその粉砕片Pからの粉体成分の分離とが一段と促進される。また、空気噴射ノズル14の形態としては、粉砕片Pに向けて空気を直接吹き付けるノズルと、旋回空気流Fを生成するためのノズルとを相互に独立させても同様の機能が発揮される。
【0047】
図5は本発明に係る処理装置の好ましい第3の実施の形態を示す図であって、図3に示す第2の実施の形態と共通する部分には同一符号を付してある。
【0048】
すなわち、この第3の実施の形態では、処理槽1の上端部を部分的に大径化して、その大径部15とそれより下方の一般部たる胴部1aとの境界部に両者の径差に相当する棚状部16を形成するとともに、この棚状部16の一部に図示外のシャッター等にて開閉可能な粉体取出口17を形成してある。
【0049】
この第3の実施の形態によれば、槽内に生成されている旋回空気流Fは、その大径部15に相当する部分では相対的にその流れが緩やかになることから、旋回空気流Fに乗って槽内上部で浮遊している粉体成分の一部はそのまま自重により棚状部16に落下して捕集されることになる。したがって、排気口12からの強制吸引との併用のためにその粉体成分の捕集効率が一段と向上することになる。なお、棚状部16で捕集された粉体成分は、粉体取出口17を適宜開くことでその取り出しを容易に行える。
【0050】
ここで、大径部15を形成せずに棚状部16を設けることも可能ではあるが、上記のように旋回空気流Fの流れを緩やかにして粉体成分の捕集効率を高める上では、大径部15を形成した方が有利となる。
【0051】
図6,7は本発明に係る処理装置の好ましい第4の実施の形態を示す図であって、図3に示した第2の実施の形態と共通する部分には同一符号を付してある。
【0052】
この第4の実施の形態では、処理槽1の下端部のうち回転円板4よりも上方位置に、空気圧力源13に接続された空気噴射用配管18を槽自体の直径方向に貫通するようにして横架する一方、この空気噴射用配管18には撹拌流動中の粉砕片Pに向けて空気を直接的に噴射する一対の空気噴射ノズル19を互いに逆向きに接続してある。この空気噴射用配管18の設置位置としては、撹拌流動中の粉砕片Pと常に接触し且つその接触効率が最も高い位置が選定される。また、上記空気噴射用配管18よりも上方位置には、粉砕片Pの撹拌方向Rの接線方向を指向するように一対の旋回空気流生成用の空気噴射ノズル20を互いに逆向きに配置してある。
【0053】
すなわち、この第4の実施の形態では、撹拌流動中の粉砕片Pに向けて直接的に空気を噴射する空気噴射ノズル19と、槽内を周回しつつその下方から上方に向かう螺旋状の旋回空気流Fを生成するための空気噴射ノズル20とを相互に独立させ、その上で空気噴射用配管18を積極的に粉砕片Pと衝突させるようにした点に特徴がある。
【0054】
したがって、この第4の実施の形態によれば、旋回流動中の粉砕片Pに向けて空気噴射ノズル19から直接的に空気が噴射され、この直接的な空気噴射によって、粉砕片Pとともに撹拌されている粉体成分が粉砕片Pそのものから分離されるようにして吹き飛ばされて、この吹き飛ばされた粉体成分は旋回空気流Fに乗って上方に浮遊するようになる。これらの挙動は基本的には第2,3の実施の形態と同様である。
【0055】
その一方、本実施の形態では撹拌流動中の粉砕片Pは常に空気噴射用配管18と衝突を繰り返していることから、その分だけ粉砕片Pに与えられる衝撃力が増加し、粉砕片Pそのものからの塗膜の剥離効率と、粉砕片Pからの粉体成分の分離効率とが一段と高められる。
【0056】
この場合、空気噴射用配管18内を通流する空気を予め冷却しておくことにより、粉砕片Pと直接衝突することになる配管壁面の温度上昇を抑制して、溶融温度近くまで昇温している粉砕片Pの配管への付着を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る処理装置の好ましい第1の実施の形態を示す構成説明図。
【図2】図1の処理槽内に配置される回転円板の拡大斜視図。
【図3】本発明に係る処理装置の好ましい第2の実施の形態を示す構成説明図。
【図4】図3の平面説明図。
【図5】本発明に係る処理装置の好ましい第3の実施の形態を示す構成説明図。
【図6】本発明に係る処理装置の好ましい第4の実施の形態を示す構成説明図。
【図7】図6の平面説明図。
【符号の説明】
1…処理槽
2…排気装置
4…回転円板(回転部材)
6…バッフルダクト(返し部材)
7…網状構造物
8…粉体排出口
12…排出口
14…空気噴射ノズル
15…大径部
16…棚状部
18…空気噴射用配管
19…空気噴射ノズル
20…旋回空気流生成用空気噴射ノズル
F…旋回空気流
P…粉砕片
Claims (6)
- 予め所定の大きさに粉砕した塗膜付き熱可塑性樹脂部品の粉砕片を処理槽内に収容するとともに、その処理槽底部に配置した回転部材により粉砕片を撹拌して粉砕片同士の相互摩擦衝突により塗膜を剥離させるようにした塗膜付き樹脂部品の再生処理装置であって、
前記処理槽の胴部内周の高さ方向中央部に、撹拌に伴う遠心力によって槽内外周部に寄せ集められた粉砕片の流動方向を上向き方向から下向き方向に積極的に変更するべく、上方側を頂部とし下方側を底辺とする断面略三角形状の返し部材を設ける一方、
この返し部材のうち断面略三角形状の底辺に相当する部分に、粉砕片自体の通過を阻止しつつその粉砕片から剥離した粉体成分の通過を許容する粉体排出口を網状構造物をもって形成するとともに、この粉体排出口を処理槽外部に臨ませ、
前記遠心力による粉砕片自体の流動により該粉砕片から粉体成分を積極的に分離させて処理槽外部に排出するようにしたことを特徴とする塗膜付き樹脂部品の再生処理装置。 - 前記粉体排出口が処理槽外部の吸引手段に接続されていて、粉砕片から分離した粉体成分が粉体排出口から吸引排出されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の塗膜付き樹脂部品の再生処理装置。
- 予め所定の大きさに粉砕した塗膜付き熱可塑性樹脂部品の粉砕片を処理槽内に収容するとともに、その処理槽底部に配置した回転部材により粉砕片を撹拌して粉砕片同士の相互摩擦衝突により塗膜を剥離させるようにした塗膜付き樹脂部品の再生処理装置であって、
前記処理槽の胴部内周の高さ方向中央部であって且つ胴部内周で正対する二箇所に、軸線が胴部内周の接線方向を指向しつつ且つ処理槽底部の中央部に向けて斜め下方を指向する空気噴射ノズルをそれぞれに設け、
撹拌に伴う遠心流動によって槽内外周部に寄せ集められた粉砕片に向けて前記空気噴射ノズルから空気を噴射し、処理槽内を周回しつつその処理槽内を下方から上方に向かって流れる旋回空気流を生じさせることにより、前記粉砕片から剥離した粉体成分を積極的に処理槽内の上部空間に浮遊させ、
この浮遊している粉体成分を処理槽の上部に開口形成した排出口から外部に吸引排出するようにしたことを特徴とする塗膜付き樹脂部品の再生処理装置。 - 前記処理槽内の上部に棚状部を形成し、処理槽内の上部空間に浮遊している粉体成分の一部をこの棚状部にて自然落下により集めるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の塗膜付き樹脂部品の再生処理装置。
- 前記処理槽の上端部内径を大径化し、この大径部に棚状部を形成したことを特徴とする請求項4に記載の塗膜付き樹脂部品の再生処理装置。
- 予め所定の大きさに粉砕した塗膜付き熱可塑性樹脂部品の粉砕片を処理槽内に収容するとともに、その処理槽底部に配置した回転部材により粉砕片を撹拌して粉砕片同士の相互摩擦衝突により塗膜を剥離させるようにした塗膜付き樹脂部品の再生処理装置であって、
前記処理槽内のうち回転部材よりも上方位置であって且つ撹拌に伴う遠心流動によって槽内外周部に寄せ集められた粉砕片と接する位置に処理槽内を直径方向に横断する空気噴射用配管を配置して、この空気噴射用配管に接続した空気噴射ノズルから粉砕片に向けて空気を噴射するとともに、
前記処理槽の胴部内周のうち空気噴射用配管側の空気噴射ノズルよりも上方位置であって且つ処理槽の胴部内周で正対する二箇所に、軸線が胴部内周の接線方向を指向する旋回空気流生成用の空気噴射ノズルをそれぞれに設け、
この旋回空気流生成用の空気噴射ノズルから空気を噴射して処理槽内を周回しつつその処理槽内を下方から上方に向かって流れる旋回空気流を生じさせることにより、前記粉砕片から剥離した粉体成分を積極的に処理槽内の上部空間に浮遊させ、
この浮遊している粉体成分を処理槽の上部に開口形成した排出口から外部に吸引排出するようにしたことを特徴とする塗膜付き樹脂部品の再生処理装置。
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