JP4073571B2 - 2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける成分収納カップの押し破られる隔壁部の形成方法 - Google Patents

2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける成分収納カップの押し破られる隔壁部の形成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、それぞれ予め計量された一定量の粉体成分又は液体成分(以下、「第一成分」と称する)と液体成分(以下、「第二成分」と称する)とから成る2種の反応性材料が隔離された状態で収納され、使用時に前記2種の反応性材料間の隔壁を押し破ると共に第二成分を第一成分側に押し込んで混合する構造のカプセルにおける熱可塑性合成樹脂の射出成形によって一体成形された第二成分収納カップ、更にはその混合された混合物をノズルとの間の隔壁を押し破ると共にノズル側に押し出す構造のカプセルにおける熱可塑性合成樹脂の射出成形によって一体成形された第一成分収納カップにおける押し破られる隔壁部の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
歯科治療分野での歯牙の修復のための充填,合着,裏装等の用途に使用される歯科修復材を収納している歯科修復材用カプセルに代表されるように、計量の必要を無くすためにそれぞれ予め計量された第一成分と第二成分とから成る2種の反応性材料が隔離された状態で収納されていて、使用時に前記2種の反応性材料間の隔壁を押し破って2種の反応性材料を混合するようにした構造のカプセルが医療分野のみならず種々の分野で広く使用されるようになってきている。
【0003】
このようなカプセルとして、特公平3−81384号公報に開示されているような、第二成分が一般にアルミ箔に樹脂フィルムがラミネートされた素材から成る袋内に収納されて第一成分と同居状態に配備されていて使用時に前記袋を押し破って第一成分と反応させる構造のものが使用されていたが、第二成分が酸性の場合に使用時に破られて袋から流出してきた第二成分が袋の破断面のアルミ箔を溶解した状態で第一成分中に混入したり、袋の破断部残片が第一成分と第二成分との混合物中に混入することがあるという欠点があった。
【0004】
本出願人はこのような欠点を解消するために、液体成分である第二成分を袋に入れずに粉体成分である第一成分と別々の区画に隔離して収納し、使用時に第二成分収納カップの隔壁を押し破ると共に第二成分を第一成分側に押し込んで第一成分と混合し、その混合物を更にノズルに通ずる隔壁を押し破って投与するカプセルを先に提案した(特開平8−131459号公報参照)。
【0005】
図7はその特開平8−131459号公報に記載の歯牙修復材用カプセルの1例を示す断面説明図であり、このカプセルは、第一成分Aが収納される混合区画室1aを有するシリンダー状であってその先端部中心軸上に第一成分Aと第二成分Bとの混合練和物の出口用の円形穴1bを形成させる薄膜状シール1cが設けられ後端部近辺の外周側面にアプライヤー係合溝1eが刻設されている熱可塑性合成樹脂の射出成形によって一体成形された第一成分収納カップ1と、第二成分Bが収納され先端部中心軸上に第二成分Bの出口用の円形穴2aを形成させる薄膜状シール2bが設けられ前記第一成分収納カップ1の混合区画室1aに嵌合し後端部近傍の外側面に簡単には前記第一成分収納カップ1の混合区画室1a内に滑り込まないようにする凸状ストッパー2cが設けられている熱可塑性合成樹脂の射出成形によって一体成形された第二成分収納カップ2と、前記薄膜状シール2b,1cを押し破るための平面状の尖端部を有する棒状突起3aを先端部に有し前記第二成分収納カップ2内に嵌合する熱可塑性合成樹脂の射出成形によって一体成形されたプランジャー3と、先端部中心軸上にノズル係合口4aを有し後部内周側面が前記第一成分収納カップ1に螺合する熱可塑性合成樹脂の射出成形によって一体成形されたキャップ4と、後端部5aが前記第一成分収納カップ1の先端部1d外面と係合可能な形状をなしており前記キャップ4で前記第一成分収納カップ1に固定される熱可塑性合成樹脂の射出成形によって一体成形されたノズル5とから成るものである。
【0006】
このようなカプセルを使用するには、先ず第一成分収納カップ1の混合区画室1aの後端側に嵌入されている第二成分収納カップ2の後端側に嵌入されているプランジャー3を指で停止するまで押し込むことによって第二成分収納カップ2の先端側の薄膜状シール2bをプランジャー3の棒状突起3aの平面状の尖端部によって押し破って円形穴2aを開口すると共に、この開口した円形穴2aを通じて第二成分Bを第一成分Aの収納されている混合区画室1aに完全に押し込む。
【0007】
かくして第二成分Bを第一成分Aの収納されている混合区画室1aに完全に押し込んだカプセルをミキサーに装着して両成分A及びBを混合練和した後、第一成分収納カップ1の後端部に刻設されているアプライヤー係合溝1eに別途用意していたアプライヤー(図示無し)の爪を係合させてアプライヤーの押圧力により第二成分収納カップ2と一体化したプランジャー3を前方へ移動させる。この操作によって第一成分収納カップ1の先端部の薄膜状シール1cがプランジャー3の棒状突起3aの平面状の尖端部によって押し破られて円形穴1bが開口し、この穴を通じて混合練和物がノズル5内に流入し歯牙の修復部等に投与されるのである。
【0008】
このような第二成分収納カップ2の先端部中心軸上に設けられている円形穴2aを形成させる薄膜状シール2bや、第一成分収納カップ1の先端部中心軸上に設けられている円形穴1bを形成させる薄膜状シール1cは、プランジャー3の棒状突起3aの平面状の尖端部によって容易に押し破られて円形穴2a,1bを開口するが押し破られた薄膜状シール2b,1c全体が第二成分収納カップ2,1から分離して第一成分収納カップ1の混合区画室1a内やノズル5内に混入しないようにドアのように一端が第二成分収納カップ2,1にヒンジ状に連結した状態で押し破られるように円形の局部的に強度の弱い部分の一部に強度の強い部分が設けられており、且つ使用しない保管状態で内部に収納された第二成分Bが第一成分収納カップ1の混合区画室1a内に、またノズル5内に漏れ出さない充分な強度を持っていることが必要である。
【0009】
従来、第二成分収納カップ2や第一成分収納カップ1の先端部に容易に押し破られる円形穴2a,1bを形成することのできる薄膜状シール2b,1cを熱可塑性合成樹脂の射出成形で一体成形するには、第二成分Bの出口用の円形穴2aや第一成分Aと第二成分Bとの混合練和物の出口用の円形穴1bの外縁を構成する被破断部を形成するために射出成形金型中に極めて狭い間隙を設けることが必要であるので、ヒンジ状に連結された部分を形成する部分から薄膜状シール2b,1cの構成部分に流れ込んだ樹脂と、第二成分収納カップ2本体部分,第一成分収納カップ1本体部分を構成するように流れ込んで第二成分Bの出口用の円形穴2a,混合練和物の出口用の円形穴1bの外周側に流れ込んだ樹脂とがその極めて狭い間隙を封塞するように凝固しながら流れ込んでウエルドライン(weld line)と称する強度的に非常に弱い部分が生じていたのである。このウエルドライン(weld line)部分は薄膜状シール2b,1cをプランジャー3の棒状突起3aの平面状の尖端部によって押し破るのには好適な部分ではあるが、樹脂が凝固しながら接触するだけの部分であるため、第二成分Bの出口用の円形穴2aや第一成分Aと第二成分Bとの混合練和物の出口用の円形穴1bの外縁を完全に封塞する状態とならずに第二成分収納カップ2内に収納した第二成分Bが先端部中心軸上の第二成分Bの出口用の円形穴2aの周縁から第一成分収納カップ1の混合区画室1a内に流入してしまったり、第一成分収納カップ1内に収納した第一成分Aや第一成分収納カップ1内に押し込まれた第二成分Bや第一成分Aと第二成分Bとの混合物がその混合途中で先端部中心軸上の第一成分Aと第二成分Bとの混合練和物の出口用の円形穴1bの周縁からノズル5内に流出してしまったりする欠陥射出成形品が生じ易いという問題点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このようなそれぞれ予め計量された一定量の第一成分と第二成分とから成る2種の反応性材料が隔離された状態で収納され、使用時に前記2種の反応性材料間の隔壁を押し破ると共に第二成分を第一成分側に押し込んで混合する構造のカプセルにおける熱可塑性合成樹脂の射出成形によって一体成形された第二成分収納カップ、更にはその混合された混合物をノズルとの間の隔壁を押し破ると共にノズル側に押し出す構造のカプセルにおける熱可塑性合成樹脂の射出成形によって一体成形された第一成分収納カップにおける押し破られる隔壁部である薄膜状シールを簡単にしかも安定して量産できる2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける成分収納カップの押し破られる隔壁部の形成方法を確立することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者は前記課題を解決すべく鋭意研究の結果、それぞれ予め計量された一定量の粉体成分又は液体成分である第一成分と液体成分である第二成分とから成る2種の反応性材料が隔離された状態で収納され、使用時に前記2種の反応性材料間の隔壁を押し破ると共に第二成分を第一成分側に押し込んで混合する構造のカプセルにおける第二成分収納カップ、更にはその混合された混合物をノズルとの間の隔壁を押し破ると共にノズル側に押し出す構造のカプセルにおける熱可塑性合成樹脂の射出成形によって一体成形された第一成分収納カップを、熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した後、少なくともその押し破られる隔壁部周囲の被破断部に対応する位置の一方の面に当て金を当接した状態で他方の面に該被破断部形状に合致した形状の加熱溶融刃又は切り刃を有するポンチをその刃先が押し破られる隔壁部周囲の被破断部の所定厚さに対応する深さまで押し当てれば良いことを究明して本発明を完成したのである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける成分収納カップの押し破られる隔壁部の形成方法について図面を用いて説明する。
図1は本発明方法によって形成された第二成分収納カップの押し破られる隔壁部の1実施例の斜視図、図2は図1に示した第二成分収納カップの押し破られる隔壁部を内側から棒状突起により押し破って円形穴を形成した状態を示す斜視図、図3は第二成分収納カップの断面説明図、図4は図3のX部拡大説明図、図5は本発明方法において使用するポンチの形状を示す右半分を断面で示す正面図、図6はその拡大底面図である。
【0013】
本発明方法は、第二成分収納カップ2でも第一成分収納カップ1でも同様であるので、第二成分収納カップ2の場合について以下に説明する。
本発明方法を実施するには、先ず図3に示す断面形状のように、シリンダー状部の後端部近傍外側部に凸状ストッパー2cを有し、その先端部中心軸上の薄膜状シール2bが外側の縁部2eからの傾斜段差部を介して所定幅で充分な厚さの円輪状の薄膜部2fに至り、更に傾斜段差部を介して縁部2eの厚さより僅かに薄い円形の厚膜部2hが形成されており、そのシリンダー状部の先端部近傍外側面にビヤ樽状に膨らんで第一成分収納カップ1のシリンダー状部に密封性良く嵌合する膨出部2dを有する形状の第二成分収納カップ2を矢印で示すように膨出部2dの位置をゲート位置として、高密度ポリエチレン(HDPE)の如き熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形する。
【0014】
次いで、少なくともその押し破られる隔壁部周囲の被破断部に対応する位置、即ち所定幅の薄膜部2fの一方の面(内側の面)に当て金(図示無し)を当接した状態で他方の面(外側の面)に押し破られる部分の形状(ヒンジ状に連結する部分2iを除いた円形状)に合致した形状の加熱溶融刃又は切り刃6aを有するポンチ6の刃先を押し破られる隔壁部周囲の薄膜部2fに所定深さまで押し当てて被破断部2gを形成すれば良いのである。
【0015】
この熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した後、少なくともその押し破られる隔壁部周囲の被破断部2gに対応する位置の一方の面に当て金を当接した状態で他方の面に該被破断部2gの形状に合致した形状の加熱溶融刃又は切り刃6aを有するポンチ6をその刃先が押し破られる隔壁部周囲の被破断部2gの所定厚さに対応する深さまで押し当てる操作としては、
▲1▼ 熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した直後にその射出成形用金型(即ち、雌型の金型)内からポンチ6の刃先を押し破られる隔壁部周囲の被破断部2gの所定厚さに対応する深さまで突出させるという雄型の金型を当て金と共用させる操作、
▲2▼ 熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した直後に射出成形用金型の雌型の金型を取り外した後に、雄型の金型に装着されている状態の第二成分収納カップ2を所定位置にセットしてポンチ6の刃先を押し破られる隔壁部周囲の被破断部2gの所定厚さに対応する深さまで押し当てるという雄型の金型を当て金と共用させる操作、
▲3▼ 熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した後に射出成形用金型から取り外した第二成分収納カップ2を所定位置に別途設置されている当て金にセットしてポンチ6の刃先を押し破られる隔壁部周囲の被破断部2gの所定厚さに対応する深さまで押し当てる操作、
のいずれでも良い。
【0016】
このような2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける高密度ポリエチレン(HDPE)の射出成形によって所定形状に一体成形した歯科修復材用カプセルを構成する第二成分収納カップ2の押し破られる隔壁部の寸法の一例としては、その先端部中心軸上の薄膜状シール2bを外側の縁部2eの厚さを約0.8mm、縁部2eの中心側直径を約3.4mm、薄膜部2fの厚さを約0.3mm、薄膜部2fの幅を約0.3mm、薄膜部2fの内側の直径を約2.4mm、厚膜部2hの厚さを約0.7mm、厚膜部2hの直径を約1.7mmとし、ポンチ6の切り刃6aの刃先を押し当てて形成された被破断部2gの厚さを約0.04mmとする寸法を示すことができる。
【0017】
【発明の効果】
以上に詳述したように、本発明に係る2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける成分収納カップの押し破られる隔壁部の形成方法は、第二成分を収納するのに従来のアルミ箔に樹脂フィルムがラミネートされた素材から成る袋のような欠点が生じない構造の合成樹脂の射出成形によって一体成形された第二成分収納カップにおけるウエルドライン部に生じる欠点や、更には使用時に第二成分収納カップ内から押し込まれて収納されている第一成分と混合された混合物をノズル側に押し出す構造の合成樹脂の射出成形によって一体成形された第一成分収納カップにおけるウエルドライン部に生じる欠点を解消し、容易にしかも均一に成分収納カップの押し破られる隔壁部を形成できる方法であり、自動機による連続生産も可能であり、歯科分野等の2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルを使用する分野に貢献する価値は非常に大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法によって形成された第二成分収納カップの押し破られる隔壁部の1実施例の斜視図である。
【図2】図1に示した第二成分収納カップの押し破られる隔壁部を内側から棒状突起により押し破って円形穴を形成した状態を示す斜視図である。
【図3】第二成分収納カップの断面説明図である。
【図4】図3のX部拡大説明図である。
【図5】本発明方法において使用するポンチの形状を示す右半分を断面で示す正面図である。
【図6】図5に示したポンチの拡大底面図である。
【図7】特開平8−131459号公報に記載の歯牙修復材用カプセルの1例を示す断面説明図である。
【符号の説明】
A 第一成分
B 第二成分
1 第一成分収納カップ
1a 混合区画室
1b 円形穴
1c 薄膜状シール
1d 先端部
1e アプライヤー係合溝
2 第二成分収納カップ
2a 円形穴
2b 薄膜状シール
2c 凸状ストッパー
2d 膨出部
2e 縁部
2f 薄膜部
2g 被破断部
2h 厚膜部
2i ヒンジ状に連結する部分
3 プランジャー
3a 棒状突起
4 キャップ
4a ノズル係合口
5 ノズル
5a 後端部
6 ポンチ
6a 加熱溶融刃又は切り刃

Claims (8)

  1. それぞれ予め計量された一定量の粉体成分又は液体成分(第一成分)と液体成分(第二成分)とから成る2種の反応性材料が隔離された状態で収納され、使用時に前記2種の反応性材料間の隔壁を押し破ると共に第二成分を第一成分側に押し込んで混合する構造のカプセルにおける第二成分収納カップを、熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した後、少なくともその押し破られる隔壁部周囲の被破断部に対応する位置の一方の面に当て金を当接した状態で他方の面に該被破断部形状に合致した形状の加熱溶融刃又は切り刃を有するポンチをその刃先が押し破られる隔壁部周囲の被破断部の所定厚さに対応する深さまで押し当てることを特徴とする2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける成分収納カップの押し破られる隔壁部の形成方法。
  2. 熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した後、少なくともその押し破られる隔壁部周囲の被破断部に対応する位置の一方の面に当て金を当接した状態で他方の面に該被破断部形状に合致した形状の加熱溶融刃又は切り刃を有するポンチをその刃先が押し破られる隔壁部周囲の被破断部の所定厚さに対応する深さまで押し当てる操作が、熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した直後にその射出成形用金型内からポンチの刃先を突出させる操作である請求項1に記載の2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける成分収納カップの押し破られる隔壁部の形成方法。
  3. 熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した後、少なくともその押し破られる隔壁部周囲の被破断部に対応する位置の一方の面に当て金を当接した状態で他方の面に該被破断部形状に合致した形状の加熱溶融刃又は切り刃を有するポンチをその刃先が押し破られる隔壁部周囲の被破断部の所定厚さに対応する深さまで押し当てる操作が、熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した直後に射出成形用金型の雌型の金型を取り外した後に雄型の金型に装着されている状態の第二成分収納カップを所定位置にセットしてポンチの刃先を押し破られる隔壁部周囲の被破断部の所定厚さに対応する深さまで押し当てる操作である請求項1に記載の2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける成分収納カップの押し破られる隔壁部の形成方法。
  4. 熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した後、少なくともその押し破られる隔壁部周囲の被破断部に対応する位置の一方の面に当て金を当接した状態で他方の面に該被破断部形状に合致した形状の加熱溶融刃又は切り刃を有するポンチをその刃先が押し破られる隔壁部周囲の被破断部の所定厚さに対応する深さまで押し当てる操作が、熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した後に射出成形用金型から取り外した第二成分収納カップを所定位置に設置されている当て金にセットしてポンチの刃先を押し破られる隔壁部周囲の被破断部の所定厚さに対応する深さまで押し当てる操作である請求項1に記載の2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける成分収納カップの押し破られる隔壁部の形成方法。
  5. それぞれ予め計量された一定量の粉体成分又は液体成分(第一成分)と液体成分(第二成分)とから成る2種の反応性材料が隔離された状態で収納され、使用時に前記2種の反応性材料間の隔壁を押し破ると共に第二成分を第一成分側に押し込んで混合した後にノズルとの間の隔壁を押し破ると共にその混合物をノズル側に押し出す構造のカプセルにおける第一成分収納カップを、熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した後、少なくともその押し破られる隔壁部周囲の被破断部に対応する位置の一方の面に当て金を当接した状態で他方の面に該被破断部形状に合致した形状の加熱溶融刃又は切り刃を有するポンチをその刃先が押し破られる隔壁部周囲の被破断部の所定厚さに対応する深さまで押し当てることを特徴とする2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける成分収納カップの押し破られる隔壁部の形成方法。
  6. 熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した後、少なくともその押し破られる隔壁部周囲の被破断部に対応する位置の一方の面に当て金を当接した状態で他方の面に該被破断部形状に合致した形状の加熱溶融刃又は切り刃を有するポンチをその刃先が押し破られる隔壁部周囲の被破断部の所定厚さに対応する深さまで押し当てる操作が、熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した直後にその射出成形用金型内からポンチの刃先を突出させる操作である請求項5に記載の2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける成分収納カップの押し破られる隔壁部の形成方法。
  7. 熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した後、少なくともその押し破られる隔壁部周囲の被破断部に対応する位置の一方の面に当て金を当接した状態で他方の面に該被破断部形状に合致した形状の加熱溶融刃又は切り刃を有するポンチをその刃先が押し破られる隔壁部周囲の被破断部の所定厚さに対応する深さまで押し当てる操作が、熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した直後に射出成形用金型の雌型の金型を取り外した後に雄型の金型に装着されている状態の第一成分収納カップを所定位置にセットしてポンチの刃先を押し破られる隔壁部周囲の被破断部の所定厚さに対応する深さまで押し当てる操作である請求項5に記載の2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける成分収納カップの押し破られる隔壁部の形成方法。
  8. 熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した後、少なくともその押し破られる隔壁部周囲の被破断部に対応する位置の一方の面に当て金を当接した状態で他方の面に該被破断部形状に合致した形状の加熱溶融刃又は切り刃を有するポンチをその刃先が押し破られる隔壁部周囲の被破断部の所定厚さに対応する深さまで押し当てる操作が、熱可塑性合成樹脂の射出成形によって所定形状に一体成形した後に射出成形用金型から取り外した第一成分収納カップを所定位置に設置されている当て金にセットしてポンチの刃先を押し破られる隔壁部周囲の被破断部の所定厚さに対応する深さまで押し当てる操作である請求項5に記載の2種の反応性材料が隔離された状態で収納されたカプセルにおける成分収納カップの押し破られる隔壁部の形成方法。
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