JP4073368B2 - 照明装置及び投射型表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明装置及び空間光変調素子を用いた投射型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
投射型表示装置においては、一般に輝度むらが少なく画面の隅々まで明るい表示を得ることが、映像品位向上のために重要であり、従来から、図11に示すような2枚のレンズアレイを用いる技術が知られている。図11に示す光学系は、光源部111と、多数のセルを有する第1レンズアレイ112と、同じく多数のセルを有する第2レンズアレイ113と、コンデンサレンズ114と、液晶パネル115と、投射レンズ116とを含んで構成されている。光源部111が出射する光束は、第1レンズアレイ112に入射する。この時点では、光源が有する配光特性のために照度分布は不均一な状態にある。
【0003】
第1レンズアレイ112の各々のセルにより、第2レンズアレイ113の対となるセルに光束が集光する。これにより、第2レンズアレイ113の各セルは、第1レンズアレイの対応するセルの像を生成することができる。このセルの像は、レンズアレイのセル数だけ生成され、コンデンサレンズ114を介して液晶パネル115面で重なり合うように結像する。
【0004】
このような構成によれば、第1レンズアレイ112に入射する光束がセルの数だけ細かく分割され、これらの微小光束の全てが重畳積分されるため、照明光の照度分布を非常に均一なものとすることができる。液晶パネル115を透過した映像光は、投射レンズ116によってスクリーンに拡大投射されるが、照明光が非常に均一な照度分布を有しているため、投射画面も隅々まで均一なものとなる。
【0005】
上記投射型表示装置では、均一な照度分布を得るために2枚のレンズアレイを使用しているが、一般に、レンズアレイはガラスを精密成形して作製する高価な光学部品であるため、光学系のコストを引き上げる要因になる。また、2枚のレンズアレイは互いにある間隔をもって配置する必要があり、光学系のスペースを占有する要素にもなる。
【0006】
そこで、占有スペースとレンズアレイ数の低減を目的として、図12に示すように、リフレクター122にレンズアレイの作用を含ませ、光源121からの光に対して、1つのレンズアレイ124のみと、レンズ125とを用いて投射面126に投射される光を均一にする照明装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−160645公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載されているように、奥行きが深いリフレクター122において反射面を分割すると、リフレクター122の成形が困難になり、コストダウンの効果は大きく望めない。また、第1レンズアレイに相当するリフレクター122の反射面セルが大きく傾斜していることから、パネル面126における照明光の結像状態が悪化し、画面の明るさが低下してしまうという問題がある。
【0009】
本発明は、小型でかつ輝度むらが少ない投射型表示装置を低コストで提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、一方の面上に複数のレンズセルが設けられている1枚のレンズアレイと、光源部と、前記レンズアレイの前記一方の面側又は該一方の面側と反対の他方の面側に配置された反射手段と、を有し、前記光源部から出射され前記レンズアレイに入射する第1の光束が、前記反射手段により反射され前記レンズアレイより第2の光束として出射し、前記反射手段による反射光が前記レンズセル近傍において焦点を結ぶよう設定されており、前記レンズアレイの前記一方の面は湾曲した面になっており、前記レンズアレイの前記一方又は前記他方の面のうちの少なくとも片方が、外部から見て凸面になっていることを特徴とする照明装置が提供される。
【0011】
上記照明装置によれば、第1の光束と反射手段による反射光とが1枚のレンズアレイを透過する構成としたことにより、レンズアレイの枚数を減らすことができる。
【0012】
前記反射手段による反射光は、前記レンズセル近傍において焦点を結ぶよう設定するのが好ましい。この場合には、例えば、前記レンズセルの各々が、前記反射手段との光学的距離の約2倍の焦点距離を有するようにするとよい。
【0013】
上記照明装置によれば、光源部からの光を透過させ反射手段により反射された折り返し光をレンズアレイのレンズセルに集光させる機能と、集光された光束を重畳させる機能と、の2つの機能を1枚のレンズアレイに持たせることができる。
【0014】
前記レンズアレイを通過する光束は、前記反射手段により反射される前後で、異なるレンズセルを通過させてもよいし、同一のセルを通過するようにしてもよい。また、前記反射手段は、前記レンズアレイと一体的に前記他方の面に直接形成されていてもよい。
【0015】
なお、前記レンズアレイに隣接して、前記第1の光束と前記第2の光束とを分離する光束分離手段を設けるのが好ましい。これにより、レンズアレイのセルに入射する光束の角度を小さくし、照明光の結像性能を向上させることができる。
【0016】
また、上記照明装置を投射型表示装置に用いることより、投射型表示装置の小型化とコストダウンが可能となる。特に、前記空間光変調素子が反射型素子の場合、前記反射型素子に入射する照明光と前記反射型素子で反射された映像光の双方が通過する集光素子を設けることによって、より一層の小型化を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明に係る投射型表示装置は、1枚のレンズアレイのみを用い、この1枚のレンズアレイに2通りの機能を持たせたことを特徴とする。第1の機能は、レンズアレイ自身を透過した光に基づき、例えばミラーなどの反射手段を用いた折り返し光学系により折り返し光を生成し、この折り返し光をレンズアレイ上、例えばレンズ面上の1点に集光させる機能である。第2の機能は、集光された光を重畳させることにより均一化された光束を形成する機能である。
【0018】
以下、本発明の第1の実施の形態による投射型表示装置について図面を参照しつつ説明を行う。図1は、本実施の形態による投射型表示装置を示す光学系の構成図である。本実施の形態において、光学系は、照明光源となる光源部11と、多数のレンズセルがその表面に形成されているレンズアレイ12及びその背面側に配置されるミラー13と、レンズアレイ12の表面側(本実施の形態では、光が照射される側を表面側と定義する)に配置され、レンズアレイ12からの照明光を集光させるコンデンサレンズ14と、コンデンサレンズ14を介してレンズアレイ12と反対側に配置され空間光変調素子として機能する液晶パネル15と、液晶パネル15を透過した映像光をスクリーンに映し出す投射レンズ16と、を有している。
【0019】
光源部11は、放物リフレクター11aを備えたランプを使用しており、光源部11から出射した平行光L1は、レンズアレイ12にその表面側から入射する。レンズアレイ12の各セルは、レンズアレイ12の裏面側にレンズアレイ12と隣接して配置されたミラー13との光学的距離の約2倍に焦点距離が設定されている。このため、レンズアレイ12に表面側から入射した光束L1は、ミラー13で一度反射された後、折り返し光束L2としてレンズアレイ12に戻り、レンズアレイ12で焦点を結ぶようになっている。
【0020】
本実施の形態においては、光源部11からの光束L1を、レンズアレイ12にレンズアレイ12の面に対する法線方向に対して斜めの方向から入射させ、最初にレンズアレイ12のセルを通過した光束L2が、ミラー13により反射された後、2個隣りのセルに集光するように構成している。従って、レンズアレイ12の各セルは、それぞれ2個隣りのセル像を生成することになる。レンズアレイ12が生成する多数のセル像を含む光束L3は、コンデンサレンズ14を介して光束L4として液晶パネル15において重なり合って結像し、液晶パネル15を非常に均一な照度分布で照明することができる。尚、コンデンサレンズ14は、均一な照明光を得るため、パネル面に入射する照明光の主光線がほぼ平行となるよう設計するのが好ましい。
【0021】
折り返し光束L2の焦点は、レンズアレイ12のセルに、必ずしも合致していなくてもよい。レンズセル近傍で焦点を結ぶよう保ちながら、レンズセルの焦点距離を細かく調整することによって、光の伝達効率を低下させることなく、光束L3が含む多数のセル像の結像品位を最適化することが可能である。
【0022】
レンズアレイ12は、矩形状の有効領域を持つ液晶パネル15を使用することを想定し、図5にその正面図が示されるように、そのセル形状を液晶パネル15の矩形状の有効領域とほぼ相似な矩形状を有するセルにより構成する。これにより、矩形状の照明光が生成されるため、液晶パネル15を無駄なく照明することができる。尚、上記の実施の形態においては、光源11からレンズアレイ12に入射した光束L1は折り返しにより2個隣りのセルに集光するにように構成しているが、3個以上離れたセルに集光させるように構成しても良いし、これより近くすなわち隣接する若しくは同一のセルに集光させるように構成しても良い。
【0023】
尚、上記実施の形態においては、光が照射される表面側にレンズアレイを形成した例について説明したが、裏面側にレンズアレイを形成し、かつ、裏面側にミラー(反射素子)を配置しても良い。
【0024】
本実施の形態において、入射した光束を入射したセルを基準にしてより離れたセルに集光させると、光源部から出射する光束と液晶パネルに向かう光束との角度差が大きくなり、両者を分離し易くなる利点がある。一方、より近くのセルに光束を集光させると、レンズアレイのセルに入射する光束の角度が小さくなり、照明光の結像性能が向上する利点がある。但し、この際には、光源部から出射する光束と液晶パネルに向かう光束とが互いに接近することになる。
【0025】
このような場合に、例えば、レンズアレイに隣接して光束分離素子を配置することにより、光束を容易に分離することができる。光束分離素子を用いてミラーで反射される前後の光束を分離することにより、光路の干渉に伴う光の損失を抑えることができる。
【0026】
以下に説明する各実施の形態においては、光束分離素子を利用した種々の例を示している。
【0027】
まず、本発明の第2の実施の形態による投射型表示装置について、図面を参照しつつ説明を行う。図2に示すように、本実施の形態による投射型表示装置は、レンズアレイ22に隣接して光束分離素子として機能する臨界角プリズム27を配置した点に特徴を有する。本実施の形態による投射型表示装置においては、光源部21から出射する光束L11を、臨界角プリズム27のエアギャップ27aにおいて全反射させて形成した光束L12がレンズアレイ22を透過し、ミラー23により反射され(L13)、レンズアレイ22と臨界角プリズム27とを透過する(L14)。すなわち、レンズアレイ22から液晶パネル25に向かう光束L14はエアギャップ27aを透過するように臨界角プリズム27が配置されている。これにより、光束L11とL14とを精度よく分離することができる。すなわち、エアギャップ27aは、光束L11を反射する機能を有するとともに、光束L14を透過させる機能を有する。
【0028】
図2に示す構成においては、光束L14の光路を光源部が遮らない位置であって、光束L14とほぼ垂直に交差する光束L11を出射する位置に光源部を配置したとしても、レンズアレイ22に入射する光束L12をレンズアレイ面に対して垂直に近い方向から入射させることができる。
【0029】
従って、光束L12と光束L14との成す角度を小さくすることができ、入射セルの近くのセルから出射させることができる。すなわち、レンズアレイ12及びミラー13と、コンデンサレンズ14、液晶パネル15とがほぼ一直線上に配置される図1の構成に対して、光源部の配置をより高い自由度で配置することができるため、装置を設計する際の自由度を高めることも可能である。加えて、上述のように、より近くのセルに光束を集光させることができるため、レンズアレイのセルに入射する光束の角度が小さくなり、照明光の結像性能が向上する利点がある。
【0030】
尚、エアギャップにおける全反射と透過の関係が逆となるような配置を採用することも可能である。すなわち、光源からの光束が臨界角プリズムのエアギャップを透過する配置であって、折り返し光がエアギャップにより全反射して液晶パネル方向に向かう構成にすることも可能である。
【0031】
次に、本発明の第3の実施の形態による投射型表示装置について図面を参照しつつ説明を行う。図3に示すように、本実施の形態による投射型表示装置は、光源31と、光源部31からの光束L21の進行方向を、略法線方向とするレンズアレイ32とミラー33とを配置した構成を有するとともに、レンズアレイ32に隣接してレンズアレイ32よりも光源部31側に順に配置されたλ/4板38と偏光ビームスプリッター37とを有しており、λ/4板38と偏光ビームスプリッター37とが光束分離素子として機能している。このような光学系において、レンズアレイ32はそれに入射する光束L21と、ミラー33により反射した光束L22とが同一のセルに集光する構成を有している。なお、λ/4板38は、偏光ビームスプリッター37とミラー33の間に配置すればよく、例えば、レンズアレイ32とミラー33の間に配置してもよい。
【0032】
光源部31から出射する光束L21は特定の偏光成分が偏光ビームスプリッター37を透過する。次いで、λ/4板38を往復することにより偏光軸が90度回転し、上記法線方向とほぼ垂直に交差する方向に配置された液晶パネル35に向かう光束(L23)は偏光ビームスプリッター37で反射され(光束L24)コンデンサレンズ34を通って(L25)、液晶パネル35に入射する。
【0033】
上記の構成よれば、光源部31とレンズアレイ32と液晶パネル35との配置を第1及び第2の実施の形態による投射型表示装置とは異なるようにすることもでき、配置の自由度を得ることができる。入射と反射とで同じセルに光束を集光させることができるため、照明光の結像性能が向上する利点がある。また、液晶パネル35に向かう光束L25が偏光光となっており、液晶パネルの入射偏光板の発熱量が軽減され、更にコントラスト改善にも寄与するなど、液晶パネルに好適な照明光を得ることもできる。
【0034】
次に、本発明の第4の実施の形態による投射型表示装置について図面を参照しつつ説明を行う。図4は、本実施の形態による投射型表示装置の構成例を示す図であり、反射型の空間光変調素子を使用した場合の光学系の構成例を示す図である。本実施の形態による光学系では、光源部41に楕円リフレクターを備えている。楕円リフレクターを備えると、図4に示すように、光源部41から出射する光束L31は、一点に集光することになる。この集光位置に、光の三原色を含むカラーフィルタを回転させながら切り替えていくカラーホイール42が配置されている。カラーフィルタの回転に同期させて空間光変調素子47のON/OFFを制御し、カラー画像を表示することを可能としている。
【0035】
カラーホイール42を通過した光束L32は、第1のコンデンサレンズ43及び第2のコンデンサレンズ44によって平行度が調整され(L33)、第2のコンデンサレンズ44の背面にレンズセル形成面を向けて配置されているレンズアレイ45に入射する。図8に示すように、レンズアレイ45は、マイクロレンズが形成されたレンズ面45aとは反対側の面45bにミラー(反射手段)を設けている。ミラーは、銀、アルミ又は誘電体多層膜などをレンズアレイに直接コートして形成することができる。或いは、レンズアレイ45とミラーとを単純に接着してもよい。このように、レンズアレイ45とミラーを一体とすることにより、両者のアライメント調整が不要となり、部品を保持するための機構を簡素なものとすることができる。
【0036】
レンズアレイ45から出射した光束L34は、第2のコンデンサレンズ44及び第3のコンデンサレンズ46を通過し、空間光変調素子47を斜め方向から照明する。第2のコンデンサレンズ44は、レンズアレイ45に隣接して配置され、レンズアレイ45に入射する光束L33とレンズアレイ45から出射する光束L34を、短い光路長で分離するための光束分離素子として機能する。第2のコンデンサレンズ44は、その集光作用によって、簡素な構成でありながら効果的に光束を分離することを可能としている。同様に、集光素子である第3のコンデンサレンズ46も、空間光変調素子47に入射する照明光L35と空間光変調素子から出射する映像光L36との双方が通過するよう配置されており、照明光L35と映像光L36との分離を容易にしている。
【0037】
尚、第2のコンデンサレンズ44とレンズアレイ45とは、図9又は図10に示されるような湾曲した面91及び面101上にセルを配列したレンズアレイを用いることによって代用することも可能である。図9又は図10に示すレンズアレイも、レンズ面91、101と反対側の面92、102にミラーを設けている。このような構成にすることで、コンデンサレンズの機能をレンズアレイに取り込み、より一層の省スペース化を図ることができる。
【0038】
本実施の形態において、空間光変調素子47は、多数の微小なミラー71、72を2次元的に配列したデジタルマイクロミラーデバイス(以下「DMD」と称する)を使用している。DMDは、図7に示されるような矩形の画素構造を有しており、個々の画素は、外部からの制御信号に応じて、矩形の画素の対角方向を回転軸として±10度または±12度程度の角度で傾斜角を変化させることができる可動ミラーである。ミラーが傾斜している第1の状態(71)及び第2の状態(72)のうち、一方をON状態、他方をOFF状態として、照明光の反射方向を変化させることにより映像を作り出している。
【0039】
DMDは、ミラーが画素の対角方向に振れる構造となっているため、DMDが持つ矩形状の有効画素領域に対して、45度斜めの方向から照明光を入射させる必要がある。従って、レンズアレイ45においても、入射する光束L33の方向を約45度傾いたものとする必要がある。これに対応して、レンズアレイ45のセル配列を図6に示す構成とする。図6に示すように、レンズアレイのセルが約45度の傾きを有する直線61上に配置されており、入射する光束の主光線と同一方向のセル配列を有するように構成することにより、光束をセルに対して効率良く集光することができるという利点がある。
【0040】
以上、各実施の形態に沿って説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、種々の変形が可能であるのは言うまでもない。また、上記の各実施の形態においては、主として投射型表示装置について説明したが、他の電子機器などに用いられる照明装置としても適用することができるのは言うまでもない。この場合でも、本実施の形態による照明系の設計の自由度の高さが利点となる。
【0041】
【発明の効果】
本発明の照明装置及びこれを用いた投射型表示装置によれば、レンズアレイが1枚で済み、部品点数の削減によるコストダウンと光学系の小型化が可能となる。従って、小型でかつ輝度むらが少ない投射型表示装置を低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による投射型表示装置の構成例を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による投射型表示装置の構成例を示す図であり、臨界角プリズムを用いた光学系を備えた構成例を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態による投射型表示装置の構成例を示す図であり、偏向ビームスプリッターを用いた光学系を備えた構成例を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態による投射型表示装置の構成例を示す図であり、空間光変調素子にDMDを用いた光学系を備えた構成例を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態による投射型表示装置に用いられるレンズアレイのセル配列の一例を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態による投射型表示装置に用いられるレンズアレイのセル配列の他の例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態による投射型表示装置に用いられるDMDの画素の構造を示す図である。
【図8】本発明の各実施の形態による投射型表示装置に用いることができるミラー付きレンズアレイの一例を示す図である。
【図9】本発明の各実施の形態による投射型表示装置に用いることができる湾曲したセル配列を持つレンズアレイの一例を示す図である。
【図10】本発明の各実施の形態による投射型表示装置に用いることができる湾曲したセル配列を持つレンズアレイの他の例を示す図である。
【図11】一般的な投射型表示装置の光学系の構成図である。
【図12】別の技術による投射型表示装置の光学系の構成図である。
【符号の説明】
11…光源部、12…レンズアレイ、13…ミラー、14…コンデンサレンズ、15…液晶パネル、16…投射レンズ、21…光源部、22…レンズアレイ、23…ミラー、24…コンデンサレンズ、25…液晶パネル、26…投射レンズ、27…臨界角プリズム、27a…エアギャップ、31…光源部、32…レンズアレイ、33…ミラー、34…コンデンサレンズ、35…液晶パネル、36…投射レンズ、37…偏光ビームスプリッター、38…λ/4板、41…光源部、42…カラーホイール、43…コンデンサレンズ、44…コンデンサレンズ、45…レンズアレイ、46…フィールドレンズ、47…DMD、48…投射レンズ、111…光源部、112…第1レンズアレイ、113…第2レンズアレイ、114…コンデンサレンズ、115…液晶パネル、116…投射レンズ。
Claims (8)
- 一方の面上に複数のレンズセルが設けられている1枚のレンズアレイと、
光源部と、
前記レンズアレイの前記一方の面側又は該一方の面側と反対の他方の面側に配置された反射手段と、
を有し、
前記光源部から出射され前記レンズアレイに入射する第1の光束が、前記反射手段により反射され前記レンズアレイより第2の光束として出射し、前記反射手段による反射光が前記レンズセル近傍において焦点を結ぶよう設定されており、
前記レンズアレイの前記一方の面は湾曲した面になっており、
前記レンズアレイの前記一方又は前記他方の面のうちの少なくとも片方が、外部から見て凸面になっている
ことを特徴とする照明装置。 - 前記レンズアレイを通過する光束が、前記反射手段により反射される前後で、異なるレンズセルを通過することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記レンズアレイを通過する光束が、前記反射手段により反射される前後で、同じレンズセルを通過することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記反射手段は、前記レンズアレイと一体的に前記他方の面に直接形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の照明装置。
- 前記レンズアレイに隣接して、前記第1の光束と前記第2の光束とを分離する光束分離手段を設けていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。
- 前記レンズアレイに隣接して、前記第1の光束と前記第2の光束とを分離する臨界角プリズムを設けていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。
- 請求項1から6までのいずれか1項に記載の照明装置と、前記照明装置により照明される空間光変調素子とを有する投射型表示装置。
- 前記空間光変調素子が反射型素子であって、前記反射型素子に入射する照明光と前記反射型素子で反射された映像光の双方が通過する集光素子を備えていることを特徴とする請求項7に記載の投射型表示装置。
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