JP4071855B2 - ブリスターケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、商品を収容し吊り下げられて陳列されるブリスターケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、包装用容器として、透明な合成樹脂で形成された成型部材と、この成型部材部材の背面に取り付けられる台紙が設けられているブリスターケースがあった。成型部材には、台紙の片面に取り付けられる平坦部と、この平坦部の内側で台紙側に開口した空間の収容部が一体に設けられていた。そして成型部材の収容部には商品が収容され、成型部材の平坦部は、台紙と重なった部分をホチキス等で固定したり、平坦部全体を接着剤やヒートシールで台紙に固着していた。そして台紙や成型部材には透孔が設けられ、この透孔をフック等に通して吊り下げ、書品を陳列していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、成型部材の平坦部が台紙にホチキス等で固定されている場合は、台紙との間に隙間が開いているものが多く、ホコリが内部に入り込んだり、中の商品をいたずらされる場合もあった。また、平坦部全体が台紙に固着されている場合は、開封時に台紙を破らなければならず、商品が取り出しずらかった。
【0004】
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたもので、成型部材の平坦部が台紙に確実に取り付けられ、簡単に開封することができるブリスターケースを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明のブリスターケースは、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた台紙と、上記台紙の片面に沿って取り付けられる平坦部と上記平担部の中央付近に上記台紙により覆われる開口空間を有する収容部が形成された合成樹脂製の成型部材とからなる。上記台紙には、上記成型部材の上記平坦部に重ねられ上記開口空間を覆う裏面板と、上記裏面板の一端部に折罫線で区切られて形成される折返片と、上記裏面板と上記折返片とに形成され上記折罫線で折り曲げられて互いに重ねられたときに連通する一対の透孔が設けられている。上記成形部材の一対の側縁部には、上記台紙の側縁部が各々挿通され、上記台紙に上記成形部材を装着するための一対のガイド部が設けられ、上記ガイド部の一端部側に上記折返片が位置し、上記折返片は上記折罫線で折り曲げられて上記成形部材の平坦部の一端部を挟持して上記裏面板に固着され、上記成型部材の他端部は、上記台紙に保持されたブリスターケースである。
【0006】
さらに、上記台紙は、上記折返片と反対側の端部が上記成型部材の上記ガイド部間よりも幅広く形成された保持部と、この端部付近に設けられ上記成型部材側に凸形状の切込線とが形成され、上記成型部材は、上記台紙の端部の保持部に保持されるとともに、上記切込線に差し込まれて係止されているものである。
【0007】
また、上記台紙は、上記折返片と反対側の端部に第二の折罫線で区切られた第二の折返片が設けられ、上記第二の折返片は上記第二の折罫線で折り曲げられて上記成型部材の平坦部の端部を挟持して上記台紙に固着され、上記成形部材を保持している。
【0008】
この実施形態のブリスターケースは、成型部材の一対の端部のガイド部に台紙の側縁部が挿通され、ガイド部のない一端部は折返片に挟持され、ガイド部のない他方の端部は台紙の切込線や第二の折返片により保持され、成型部材と台紙の間に隙間ができにくい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1〜図5はこの発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態のブリスターケース10は、透明な合成樹脂製の成型部材12が設けられ、成型部材12は図5に示すように矩形の平面である平坦部16を有し、平坦部16のほぼ中央に矩形で凹状の収容部14が設けられている。平坦部16の一対の端部には、収容部14の突出方向と反対側にU字形に折り曲げられたガイド部18が各々設けられている。平坦部16のガイド部18が設けられていない一方の端部16aには、平坦部16の中心線上に位置する透孔20が形成され、他方の端部16bには凸形に形成された舌片22が形成されている。
【0010】
そしてこのブリスター成型部材10は、成型部材12に取り付けられる台紙24が設けられている。台紙24は図4に示すように紙製等のブランクシートを打抜いて作られ、図面上の左右方向は平坦部16とほぼ同じ幅で上下方向は平坦部16より長く形成された裏面板26が設けられている。裏面板26の一端部には折返片28が折罫線30で区切られて形成され、折返片28と裏面板28には、折罫線30で折り返して互いに重ねられたときに一致する透孔32,34が、台紙24の中心線上に設けられている。
【0011】
裏面板26の折返片28と反対側の端部には、ガイド部18間よりも幅広く形成された保持部である段部36が両側縁部に設けられている。そして各段部36を結ぶ仮想線のほぼ中心付近に、成形部材12側に凸形状の切込線38が設けられ、切込線38は、両端部がこの仮想線上に位置している。
【0012】
次にこの実施形態のブリスターケース10の組立方法について説明する。まず、成型部材12の収容部14の中に商品を入れ、成型部材12の一対のガイド部18の内側に、台紙24を成型部材12の端部16bから挿入し、端部16bが台紙24の段部36に当接する位置まで摺動させる。このとき、成型部材12の舌片22を台紙24の切込線38に差込み係止する。そして、台紙24の成型部材12を取り付けた面で、裏面板26の透孔34と折罫線30の間に糊40を塗布し、折罫線30を折り曲げて折返片28を裏面板26に接着する。また、糊40を塗布せず、加熱して溶着させても良い。これにより、台紙24の透孔32,34と成形部材12透孔20が一致し、図3に示すように透孔32に棒等を挿入して吊り下げて陳列することができる。
【0013】
この実施形態のブリスターケース10によれば、成型部材12の平坦部16の端部16aは台紙24の折返片28に押さえられ、端部16bは舌片22が切込線38に挿入されて係止され、平坦部16のその他一対の端部はガイド部18が台紙24を包み込んでいるため、成型部材12と台紙24の間に隙間を生じることなく、確実に取り付けることができる。これにより、成型部材12と台紙24の間にがたつきがなく、また平坦部16と台紙24の隙間からホコリが進入したり商品にいたずらされる恐れがなくなり安全である。そして、ブリスターケース10を開封する際は、図2に示すように折返片28を裏面板26から剥がし成型部材12を台紙24に対して摺動させて引き抜くだけの簡単なもので、台紙24を破る手間がかからず使い易いものある。しかも台紙24の切込38等を無理やり開けると、開けた証拠が残り、確実に改ざん防止効果がある。
【0014】
次に、この発明の第二実施形態について図6、図7に基づいて説明する。ここで、上述の実施の形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態のブリスターケースの成型部材12は、図7に示すように矩形の平面である平坦部16を有し、平坦部16のほぼ中央に矩形で凹状の収容部14が設けられている。平坦部16の一対の端部には、収容部14の突出方向と反対側にU字形に折り曲げられたガイド部18が各々設けられている。。
【0015】
そしてこのブリスターケース10の台紙24は、図6に示すように裏面板26が設けられ裏面板26の折返片28と反対側の端部には、折返片44が折罫線46で区切られて形成されている。
【0016】
次にこの実施形態のブリスターケースの組立方法について説明する。まず、成型部材12の収容部14の中に商品を入れ、成型部材12の一対のガイド部18の内側に、台紙24を成型部材12の端部16bから挿入し、端部16bが台紙24の段部36に当接する位置まで摺動させる。次に裏面板26の透孔34の両脇部分と折罫線46近傍部分に糊40を塗布し、折罫線30,46を折り曲げて折返片28,44を裏面板26に接着する。また、糊40を塗布せず、加熱して溶着させても良い。
【0017】
この実施形態のブリスターケースによっても、上記実施の形態と同様の効果を持つものである。そして、成型部材12の平坦部16の端部は折罫線46で折返片44により押さえられているため、よりがたつきが少なく、ホコリの進入を確実に防ぐものである。
【0018】
なお、この発明のブリスターケースは、上記各実施の形態に限定されるものではなく、素材や各部材の形状等適宜変更可能である。舌片や舌片を差し込む切込線の数はブリスターケースの大きさに合わせて数を変更しても良い。
【0019】
【発明の効果】
この発明のブリスターケースは、簡単な構造で、台紙と成型部材を隙間なく確実に取り付け、異物の混入や商品へのいたずらを防止することができる。しかも、開封動作がやり易くきれいに内部の商品を取り出すことができる。また、台紙と成形部品が容易に分離可能であり、ゴミとして廃棄する際にも、容易にに分別して廃棄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施形態のブリスターケースの斜視図である。
【図2】この実施形態のブリスターケースの開封工程を示す斜視図である。
【図3】この実施形態のブリスターケースの使用状態を示す斜視図である。
【図4】この実施形態のブリスターケースの台紙の展開図である。
【図5】この実施形態のブリスターケースの成型部材の正面図(a)と、右側面図(b)と、底面図(c)である。
【図6】この発明の第二実施形態のブリスターケースの台紙の展開図である。
【図7】この実施形態のブリスターケースの成型部材の正面図(a)と、右側面図(b)と、底面図(c)である。
【符号の説明】
10 ブリスターケース
12 成型部材
14 収容部
16 平坦部
18 ガイド部
22 舌片
24 台紙
26 裏面板
28 折返片
36 段部
38 切込線

Claims (3)

  1. 一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた台紙と、上記台紙の片面に沿って取り付けられる平坦部と上記平担部の中央付近に上記台紙により覆われる開口空間を有する収容部が形成された合成樹脂製の成型部材とからなり、上記台紙には、上記成型部材の上記平坦部に重ねられ上記開口空間を覆う裏面板と、上記裏面板の一端部に折罫線で区切られて形成される折返片と、上記裏面板と上記折返片とに形成され上記折罫線で折り曲げられて互いに重ねられたときに連通する一対の透孔が設けられ、上記成形部材の一対の側縁部には、上記台紙の側縁部が各々挿通され、上記台紙に上記成形部材を装着するための一対のガイド部が設けられ、上記折返片は上記折罫線で折り曲げられて上記成形部材の平坦部の一端部を挟持して上記裏面板に固着され、上記成型部材の他端部は、上記台紙に保持されたことを特徴とするブリスターケース。
  2. 上記台紙は、上記折返片と反対側の端部が上記成型部材の上記ガイド部間よりも幅広く形成された保持部と、この端部付近に設けられ上記折返片側に凸形状の切込線とが形成され、上記成型部材は、上記台紙の端部の保持部に保持されるとともに、上記切込線に差し込まれて係止されることを特徴とする請求項1記載のブリスターケース。
  3. 上記台紙は、上記折返片と反対側の端部に第二の折罫線で区切られた第二の折返片が設けられ、上記第二の折返片は上記第二の折罫線で折り曲げられて上記成型部材の平坦部の端部を挟持して上記台紙に固着され、上記成形部材を保持することを特徴とする請求項1記載のブリスターケース。
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