JP4071749B2 - 流体処理装置 - Google Patents
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Description
磁気処理された水は、分子が磁気の作用を受けることにより、例えば洗濯物の汚れ落ちが良くなったり、浴槽に汚れが付着しにくくなったり、飲料水としても味がまろやかになるといわれている。
このような水処理装置としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。
水処理装置は、両永久磁石で給水管を跨ぐようにして嵌め入れ、更に両永久磁石の凹部で給水管を挟むようにして位置を決め、蝶ネジの固定力をもって永久磁石の間隔を固定することによって装着するようになっている。
また、給水管に装着後、振動等によって蝶ネジが緩んでしまった場合、両永久磁石が離れて取付力が弱くなり、水処理装置が落ち込んで給水管の水路の位置から永久磁石の磁場の強い部分がずれてしまったり、装置自体が給水管から脱落することがある。
本発明の目的は、水等の流体を磁気により処理する装置であって、流体処理装置を給液管等に装着するときに液路の位置を磁束の集中する部分に設定する作業を自動的にかつ正確に行うことができるようにすることである。
また、流体処理装置を装着した後に固定具が緩んだ場合にも、給液管の液路と永久磁石の磁場の強い部分との位置のずれを防止し、更に給液管からの装置の脱落を確実に防止できるようにすることである。
第1の発明にあっては、
給液管の両側に配される一対の挟持体を備えており、
両挟持体は互いにスライド可能な連結部材を有して間隔の調整ができると共に両挟持体は上記連結部材を固定具で止めることにより間隔の固定ができるようにしてあり、
両挟持体の対向する部分には永久磁石が設けてあり、
両挟持体の間には給液管を挟む位置に位置決め部材が設けてあり、
上記位置決め部材の両側には、両挟持体の間隔が拡大または縮小するとその動きに追従して位置決め部材の間隔も拡大または縮小するように形成された溝が設けてあり、
該溝を両挟持体に設けてある係合部にスライド可能に係合させて位置決め部材は両挟持体の間に設けられており、
両挟持体の間と両位置決め部材の間の空間部に給液管を位置させることができるよう構成されていることを特徴とする、
流体処理装置である。
連結部材は挟持体の厚みより薄く形成され、固定具がその段差部に収まり挟持体の厚みから突出しないようにしてあることを特徴とする、
第1の発明に係る流体処理装置である。
両挟持体の間隙と、位置決め部材同士の間隙が本質的に同じになるように構成されていることを特徴とする、
第1または第2の発明に係る流体処理装置である。
挟持体にはワイヤ錠のワイヤを通すための挿通部が設けてあることを特徴とする、
第1ないし第3のいずれかの発明に係る流体処理装置である。
本発明に係る流体処理装置の作用を説明する。なお、ここでは、本発明の各構成要件のそれぞれに、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与し説明するが、この符号の付与は、あくまで説明の理解を助けるためであって各構成要件の上記各部への限定を意味するものではない。また、処理の対象となる流体は、例えば水であるが、その他ガソリン等の燃料等の処理も可能であり、特に限定するものではない。
まず、挟持体から位置決め部材を取り外す。
次に、固定具等を緩めて挟持体の間隔を調整できるようにし、挟持体の間隔を拡げて両挟持体で六角ナットを挟むように位置させる。なお、説明で使用する「挟む」の用語は、部材同士を接触させて挟む意味と、隙間を空けて挟む意味を含む。
挟持体の間隔を狭めて両挟持体の内面を六角ナットの対向する平行面に接面させる。このとき、両挟持体と両位置決め部材は拡大・縮小方向に連動し、位置決め部材の間隔も狭まり、両位置決め部材によって本質的に挟まれる給液管の位置が永久磁石の位置と重なる位置に自動的に設定される。そして、固定具等で止めて両挟持体の間隔を固定する。
また、両位置決め部材は給液管等を挟むように位置しているので、装置がバランスを崩して反転したとしても、両挟持体間の開放部には位置決め部材があるので、給液管等から脱落することもない。
また、固定具が突出していないため、少なくとも挟持体の厚みが入る隙間があれば支障なく装着可能である。
(a)本発明に係る流体処理装置は、給液管や、給水管の場合では水量メーターの近傍にある六角ナット等に装着する時に、挟持体の間隔を狭めて両挟持体の内面を給液管や六角ナットに接面させることによって位置決め部材の間隔も決まり、両位置決め部材によって本質的に挟まれる給液管の位置すなわち液路の位置を永久磁石の位置と重なる位置すなわち磁束が集中する位置に自動的に設定することができる。
また、両位置決め部材は給液管等を挟むように位置しているので、装置がバランスを崩して反転したとしても、両挟持体間の開放部には位置決め部材があるので、給液管等から脱落することもない。
また、固定具が突出していないため、少なくとも挟持体の厚みが入る隙間があれば支障なく装着可能であり、例えば固定具が邪魔になって挟持体が傾いてしまう等の不都合は生じない。
図2は水処理装置の背面側斜視図、
図3は位置調整板を取り外した状態の正面図、
図4は位置調整板を取り外した状態の背面図、
図5は位置調整板を取り外した状態の平面図である。
図7は断面図を示し、(e)は図3におけるE−E断面図、(f)は図5におけるF−F断面図、
図8は挟持ブロックと位置決め板の動きを示し、(a)は径小の給水管に合わせた説明図、(b)は径大の給水管に合わせた説明図である。
挟持ブロック1、1aはほぼ同様の構造を有しているので、構造の詳細については、一方の挟持ブロック1についてのみ説明する。なお、図面において、他方の挟持ブロック1aの各部には、挟持ブロック1と同一または同等箇所に同一の符号を付して示している。
収容孔107の口縁部には蓋嵌合凹部108が浅く設けられている。蓋嵌合凹部108は横方向の二辺側は幅広であり、縦方向の二辺側は幅狭である。蓋嵌合凹部108の四隅部には、螺子孔(図では見えない)がそれぞれ設けてある。
永久磁石17は、一部が溝180の縁部から厚み方向に突出している。また、永久磁石17の長さは溝180の長さよりやや短く形成されており、それにより溝180の両端側に生じる段差部分には鉄製で長方形状のヨーク板181、182が嵌め入れてある。
位置決め板2、2a、2b、2cは、それぞれ同じ構造であるので、構造については位置決め板2を例にとり説明する。また、図において、位置決め板2a、2b、2cには、位置決め板2と同一または同等箇所に同一の符号を付して示している。
位置決め板2は、挟持ブロック1と挟持ブロック1aの本体10の表面104に設けてある螺子孔15、15間に螺子200で取り付けられている。また、螺子孔16、16間には、形状が対称形となるように位置決め板2aが取り付けられている。
以下、いくつかの取付パターン別に水処理装置Mの取付方法と作用を説明する。
図9は水処理装置を集合住宅の水量メーター近傍の六角ナットに装着した状態を示す説明図である。
(2)ボルト・ナット3、3aを緩めて挟持ブロック1、1aの間隔を調整できるようにし、挟持ブロック1、1aの間隔を拡げて両挟持ブロック1、1aで六角ナット51を挟むように位置させる。
なお、水処理装置Mは、挟持ブロック1、1aの間隔と位置決め板2、2a(位置決め板2b、2c)の間隔が四方向へ連動して拡大・縮小する。
図12は水処理装置にワイヤ錠をかけた状態を示す説明図である。
また、ボルト・ナット3、3aが突出していないため、少なくとも挟持ブロック1、1aの厚みが入る隙間があれば支障なく装着可能であり、例えばボルト・ナット3、3aが邪魔になって挟持ブロック1、1aが傾いてしまう等の不都合は生じない。
1、1a 挟持ブロック
10 本体
100 螺子
101 上面
102、103 切欠部
104 表面
105 裏面
106 挟持面
107 収容孔
108 蓋嵌合凹部
11 連結部材
12、13 長孔
14 挿通孔
15、16 螺子孔
17 永久磁石
18 ヨーク
180 溝
181 ヨーク板
19 蓋板
2a、2b、2c、2d 位置決め板
20、21 調整孔
22 縁辺
200 螺子
3、3a ボルト・ナット
4 ワイヤ錠
40 ワイヤ
5 給水管
50 水量メーター
51 六角ナット
S シリコン
6 収納ボックス
Claims (4)
- 給液管の両側に配される一対の挟持体(1,1a)を備えており、
両挟持体(1,1a)は互いにスライド可能な連結部材(11)を有して間隔の調整ができると共に両挟持体(1,1a)は上記連結部材(11)を固定具(3,3a)で止めることにより間隔の固定ができるようにしてあり、
両挟持体(1,1a)の対向する部分には永久磁石(17)が設けてあり、
両挟持体(1,1a)の間には給液管を挟む位置に位置決め部材(2,2a)が設けてあり、
上記位置決め部材(2,2a)の両側には、両挟持体(1,1a)の間隔が拡大または縮小するとその動きに追従して位置決め部材(2,2a)の間隔も拡大または縮小するように形成された溝(20,21)が設けてあり、
該溝(20,21)を両挟持体(1,1a)に設けてある係合部(200)にスライド可能に係合させて位置決め部材(2,2a)は両挟持体(1,1a)の間に設けられており、
両挟持体(1,1a)の間と両位置決め部材(2,2a)の間の空間部に給液管を位置させることができるよう構成されていることを特徴とする、
流体処理装置。 - 連結部材(11)は挟持体(1,1a)の厚みより薄く形成され、固定具(3,3a)がその段差部(102,103)に収まり挟持体(1,1a)の厚みから突出しないようにしてあることを特徴とする、
請求項1記載の流体処理装置。 - 両挟持体(1,1a)の間隙と、位置決め部材(2,2a)同士の間隙が本質的に同じになるように構成されていることを特徴とする、
請求項1または2記載の流体処理装置。 - 挟持体(1,1a)にはワイヤ錠(4)のワイヤ(40)を通すための挿通部(14)が設けてあることを特徴とする、
請求項1ないし3のいずれかに記載の流体処理装置。
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