JP4070343B2 - 申込受付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は申込受付装置に関し、例えば情報提供の申込みや、各種サービスの予約の申込みを申込者から受け付ける申込受付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電話機の音声案内に従って申込内容をプッシュボタン入力或いは音声入力することにより、人手を介することなく、グルメガイドなどの各種情報提供や、自動車教習所や交通機関などの各種予約の申込みをすることのできる申込受付装置が利用されている。これら情報提供や予約の申込みは、例えば日付や時間帯など、申込内容を構成する各項目について、申込者が希望内容を入力することにより行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の申込受付装置においては、システム側で各項目の入力順序が固定されており、申込者はその順序に従って希望内容を順次入力してゆかなければならない。このため、従来の申込受付装置では、申込者の全てが必ずしも容易に申込みをなすことはできず、申込者自身の求める順序で希望内容を入力できるようにすることが望まれていた。
【0004】
また、従来の申込受付装置には、全ての項目について申込者が希望内容を入力すると、直後に現在の予約状況を調べ、その申込内容について空席があるかなど、申込みを受付可能かどうかを申込者に返答するものがあった。しかしながら、全項目についての入力を終えた後になって申込みを受け付けてもらえないことが初めて判ったとしても、申込者は全項目について希望内容を再入力しなければならず、煩雑である。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その第1の目的は、申込内容を構成する複数項目について、申込者自身の求める順序で希望内容を入力することのできる申込受付装置を提供することにある。
【0006】
また、第2の目的は、希望内容の入力がある毎に、それまでの希望内容で申込みを受け付けることのできる可能性があるか否かを申込者に知らせ、最後に入力した希望内容を変更することで受付可能性のある申込みをなすことのできる申込受付装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、第1の発明に係る申込受付装置は、申込内容を構成する複数の項目の夫々についての申込者の希望内容を含む申込を受け付ける申込受付装置であって、申込者が入力した前記複数の項目のうち一つを音声認識し、CPUへ送信して入力する項目入力手段と、CPUが生成した、該項目入力手段により入力される項目についての希望内容を入力するよう申込者に案内する音声を出力する第1の案内手段と、申込者が入力した前記項目入力手段により入力される項目についての希望内容を音声認識し、CPUへ送信して入力する希望内容入力手段と、該希望内容入力手段により入力される希望内容を記憶する希望内容記憶手段と、CPUが、申込者により希望内容が入力される毎に、それ以前に申込者により入力された項目及びその希望内容に基づき、その希望内容の受付可能性があるか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第1の判断手段により希望内容の受付可能性があると判断される場合、CPUが生成した、次に申込者が希望内容を入力しようとする項目を前記項目入力手段により入力するよう申込者に案内する音声を出力する第2の案内手段と、前記第1の判断手段により希望内容の受付可能性がないと判断される場合、CPUが生成した、他の希望内容を再度入力するよう申込者に案内する音声を出力する第3の案内手段と、希望内容の入力完了を申込者から受けた場合に、CPUが、必須項目の全てについて受付可能性がある希望内容が既に入力済みか否かを判断する第の判断手段と、前記第の判断手段により必須項目の全てについて受付可能性がある希望内容が既に入力済みであると判断され、前記複数の項目のうち必須項目以外の任意項目のいずれかについて希望内容が入力されなかった場合に、CPUが、前記任意項目について申込受付可能な内容を所定基準に従って選び、その内容を自動設定する申込受付可能内容設定手段と、前記第の判断手段により必須項目のいずれかについて受付可能性がある希望内容が未だ入力されていないと判断される場合に、CPUが生成した、残りの必須項目について希望内容を入力するよう申込者に案内する音声を出力する第の案内手段と、を含み、前記複数の項目の入力順序が固定されていないものである。
【0010】
また、第の発明に係る申込受付装置は、第の発明に係る申込受付装置において、前記第の判断手段により希望内容の受付可能性がないと判断される場合、CPUが、受付可能性のある内容を申込者に通知して、その中から希望内容を入力するように申込者に案内するものである。
【0011】
また、第の発明に係る申込受付装置は、申込内容を構成する複数の項目の夫々についての申込者の希望内容を含む申込を受け付ける申込受付装置であって、申込者が入力した前記複数の項目のうち一つを音声認識し、CPUへ送信して入力する項目入力手段と、CPUが生成した、該項目入力手段により入力される項目についての希望内容を入力するよう申込者に案内する音声を出力する第1の案内手段と、申込者が入力した前記項目入力手段により入力される項目についての希望内容を音声認識し、CPUへ送信して入力する希望内容入力手段と、該希望内容入力手段により入力される希望内容を記憶する希望内容記憶手段と、CPUが、一つの項目について申込者が希望内容を入力する毎に、それ以前に申込者により入力された項目及びその希望内容に基づき、その希望内容の受付可能性があるか否かを判断する第の判断手段と、前記第1の判断手段により希望内容の受付可能性があると判断される場合、CPUが生成した、次に申込者が希望内容を入力しようとする項目を前記項目入力手段により入力するよう申込者に案内する音声を出力する第2の案内手段と、前記第の判断手段により希望内容の受付可能性がないと判断される場合、CPUが生成した、他の希望内容を再度入力するよう申込者に案内する音声を出力する第の案内手段と、希望内容の入力完了を申込者から受けた場合に、CPUが、必須項目の全てについて受付可能性がある希望内容が既に入力済みか否かを判断する第2の判断手段と、前記第2の判断手段により必須項目の全てについて受付可能性がある希望内容が既に入力済みであると判断され、前記複数の項目のうち必須項目以外の任意項目のいずれかについて希望内容が入力されなかった場合に、CPUが、前記任意項目について申込受付可能な内容を所定基準に従って選び、その内容を自動設定する申込受付可能内容設定手段と、前記第2の判断手段により必須項目のいずれかについて受付可能性がある希望内容が未だ入力されていないと判断される場合に、CPUが生成した、残りの必須項目について希望内容を入力するよう申込者に案内する音声を出力する第4の案内手段と、を含み、前記複数の項目の入力順序が固定されていないものである。
【0012】
さらに、第の発明に係る申込受付装置は、第の発明に係る申込受付装置において、前記第の判断手段により希望内容の受付可能性がないと判断される場合、前記第の案内手段は、受付可能性のある内容を申込者に通知して、その中から希望内容を入力するように申込者に案内するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態に係る申込受付システムの全体構成を示す図である。同図に示す申込受付システム10は、自宅の電話や公衆電話などから例えばスポーツクラブなどの施設利用の予約申込みをするためのものであり、電話機12と公衆電話網14と申込受付装置16とを含んで構成されている。
【0015】
この申込受付システム10では、まず、申込者が電話機12をダイヤルして、公衆電話網14を介し申込受付装置16に呼接続をする。申込者から着呼があると申込受付装置16は申込みのための音声案内を流し、それに従って申込者が送話口で複数項目について希望内容を話す。この音声は申込受付装置16で音声認識され、申込者の希望内容で受付可能であるかが後述する予約受付テーブル42に照らして随時判断され、受付可能であれば申込者の希望内容で予約受け付けがなされる。
【0016】
図2は本発明の実施の形態に係る申込受付装置16の構成を示す図である。同図に示すように、この申込受付装置16は、コンソール端末18と装置本体20とを含んで構成されている。そして、コンソール端末18は装置本体20に対して各種データを入力し、或いは必要なデータを読み出すために用いられるコンピュータであり、ディスプレイとキーボードなどの入力デバイスとを含んでいる。一方、装置本体20にはCPU22と主メモリ24とハードディスク装置26と回線制御装置28とが含まれている。回線制御装置28は公衆電話網14に接続されており、複数回線の夫々から受信される音声をA/D変換し、それらを回線毎に識別しつつCPU22に送信する。また、逆にCPU22で生成されるデジタルの案内音声などをD/A変換して、CPU22により指定された回線に送出する。
【0017】
ハードディスク装置26には各種プログラム及びデータが格納される。図3はハードディスク装置26に格納される各種プログラム及びデータを示す図である。同図に示すようにハードディスク装置26には、メインプログラム30と、複数の処理カプセル32と、認識辞書34と、入力項目チェックテーブル36と、認識結果格納テーブル38と、会員番号テーブル40と、予約受付テーブル42と、が格納されている。
【0018】
このうち、認識辞書34は音声認識の際に入力音声と比較参照される音声データを多数格納したデータファイルであり、メインプログラム30や処理カプセル32から読み出され、そこでの音声認識処理に用いられる。
【0019】
入力項目チェックテーブル36は電話機12から音声入力された希望内容が必要な項目のすべてに及んでいるかをチェックするためのデータファイルである。例えば申込内容を構成する複数項目が、必ず希望内容を申し出なければならない必須項目と、希望内容を申し出なくても予約受付側で適当な内容を所定基準に基づいて設定してよい任意項目とにより構成される場合、この入力項目チェックテーブル36に必須項目のすべて及び総項目数を記しておけばよい。
【0020】
認識結果格納テーブル38は電話機12から入力され、CPU22により認識された希望内容を項目と対応づけて一時記録するデータファイルである。会員番号テーブル40は、申込受付装置16に電話が掛かってきた場合に発呼者が予約申込みをなす資格があるかをチェックするために用いられるデータファイルであり、申込者に予め割り当てて通知してある会員番号が列記される。
【0021】
予約受付テーブル42は受付済みの申込みのすべてについて、その内容を記憶するデータファイルである。すなわち、申込みが電話機12から行われた場合には、電話機12から入力され正常に受け付けされたすべての希望内容、及び任意項目について設定内容が記憶される。また、書面や口頭で申込みがなされた場合には該書面などに沿ってコンソール端末18から入力された申込内容が記憶される。
【0022】
処理カプセル32は申込内容を構成する複数項目の夫々に対応して予め用意されるプログラムファイルであり、認識辞書34、認識結果格納テーブル38、及び予約受付テーブル42を適宜参照しつつ、各項目について希望内容を申込受付装置16に取り込むために用いられる。
【0023】
CPU22では起動時などの所定タイミングでメインプログラム30が主メモリ24にロードされ、その処理内容に従っていずれかの処理カプセル32をも主メモリ24にロードする。そして、これら主メモリ24にロードされ起動された各プログラムは適宜ハードディスク装置26に格納された各種データファイルの内容を読み出し、必要に応じて新たな内容を書き込む。
【0024】
以下、上記構成を有する本申込受付装置16の動作について、図4〜図6に基づいて説明する。まず、図4及び図5はメインプログラム30の動作を説明するフロー図である。
【0025】
同図に示すように、メインプログラム30は、電話機12から着呼があったことが回線制御装置28から通知され、該電話機12との音声接続がなされると、電話機12に向けて、例えば「こちらは、XXX受付センターです。会員番号をどうぞ。」などの会員番号入力を促す案内メッセージを出力する(S101)。そして、このメッセージに従って電話機12にて申込者が会員番号を読み上げる(S102)。メインプログラム30は認識辞書34を参照して、読み上げられた音声から会員番号を認識する(S103)。この際、認識処理を正常に行うことができなかった場合には(S104)、「もう一度、会員番号をどうぞ。」などの会員番号の再入力を促すメッセージを電話機12に向けて出力し(S105)、再び申込者からの会員番号入力を受ける(S102)。
【0026】
また、認識処理を正常に行うことができた場合には(S104)、認識された会員番号が会員番号テーブル40に記録されたものであるかを調べ、発呼者が有効な会員であるか否かを判断する(S106)。そして、有効な会員でなければ、例えば「会員番号を確認してから、お掛け直し下さい。」などの受付不可メッセージを電話機12に向けて出力し(S107)、処理を終了する。
【0027】
一方、有効な会員からの呼であることが確認されると、メインプログラム30は、例えば「項目名をどうぞ。終わりの時は終わりと言って下さい。」などの入力案内メッセージを電話機12に向けて出力する(S108)。これに従って、申込者は電話機12にて申込内容を構成する複数項目のうちいずれかを、例えば「利用日」などのように読み上げる(S109)。
【0028】
メインプログラム30では、認識辞書34を参照しつつ、この音声から項目名を認識する(S110)。そして、正常認識できなければ(S111)、「申し訳ありませんが、認識できません。もう一度お願いします。」などの再入力案内メッセージを電話機12に向けて出力し(S112)、申込者から項目名の再入力を受ける(S109)。
【0029】
一方、項目名が正常に認識されると、メインプログラム30では、それが「終わり」と音声入力されたか否かを調べる(S113)。申込者が「終わり」と入力したのでなければ、S110で認識された項目名に対応する処理カプセル32を主メモリ24にロードし、実行する(S114)。この処理カプセル32の実行により、その項目に対する申込者の希望内容(認識済み)が項目名と対応づけられて認識結果格納テーブル38に格納される。なお、この処理カプセル32の動作は後に詳述する。
【0030】
次に、メインプログラム30は、認識結果格納テーブル38及び入力項目チェックテーブル36を参照して、必須及び任意項目のすべてについて希望内容の入力を終えているかをチェックする(S115)。そして、希望内容の入力を終えていれば入力内容を予約申込内容として受け付け、それを予約受付テーブル42に格納する(S117)。その後、例えば「ご予約を賜りました。ご利用ありがとうございました。」などの終了メッセージを電話機12に向けて出力し(S118)、処理を終了する。
【0031】
一方、必須及び任意項目のいずれか一つでも希望内容の入力が済んでいなければ(S116)、例えば「次の項目名をどうぞ。終わりの時は終わりと言って下さい。」などの次入力案内メッセージを電話機12に向けて出力し(S122)、申込者による別の項目名の入力を受ける(S109)。
【0032】
また、S113において申込者の入力した項目名が「終わり」であると判断される場合には、認識結果格納テーブル38及び入力項目チェックテーブル36に基づいて必須項目のすべてについて既に希望内容の入力が終えられているかをチェックする(S119)。そして、入力が終えられていなければ(S120)、S119にて希望内容の入力が不足していると判断された項目名を挙げて、例えば「利用設備と利用人数のご希望が不足しております。項目名をどうぞ。」などの追加入力案内メッセージを電話機12に向けて出力し(S121)、申込者による次の項目名の入力を受ける(S109)。
【0033】
一方、S119において必須項目について希望内容の入力を終えていると判断されれば、入力済みの内容を予約申込内容として受け付け、それを予約受付テーブル42に格納する(S117)。この際、希望内容が入力されなかった任意項目については、予約受付テーブル42を参照して空いている内容のいずれかを、例えば見つかった順などの所定基準で選び、その内容を設定する。その後、例えば「ご予約を賜りました。ご利用ありがとうございました。」などの終了メッセージを電話機12に向けて出力し(S118)、処理を終了する。
【0034】
かかるメインプログラム30によれば、申込内容を構成する複数項目につき、申込者が自分の好きな順序で希望内容を入力することができる。
【0035】
また、希望内容が未入力の任意項目については空きを見つけて自動設定するようにしたため、申込者は必須項目だけを入力するだけで、後の任意項目については申込受付装置16による自動設定に任せることができ、簡易に予約申込みをなすことができる。
【0036】
次に、上述のS114の処理にてメインプログラム30により実行される処理カプセル32の動作について、図6に基づいて詳細に説明する。なお、以下では項目名「利用日」に対して用意された処理カプセル32の動作を例に説明を進めるが、その他の項目に対して用意された処理カプセル32の動作も同様である。
【0037】
メインプログラム30により起動されると処理カプセル32は、例えば「利用日をどうぞ。」などの希望内容の入力を促す案内メッセージを電話機12に向けて出力する(S201)。この案内メッセージを受けて、申込者は電話機12にて希望内容を、例えば「3月10日」のようにして読み上げる(S202)。
【0038】
これに対し、処理カプセル32は、認識辞書34を参照しつつ読み上げられた音声から希望内容を認識する(S203)。この際、正常認識できなければ(S204)、例えば「申し訳ありませんが、認識できません。利用日をどうぞ。」などの再入力案内メッセージを電話機12に向けて出力し(S205)、申込者からの希望内容の再入力を受ける(S202)。
【0039】
一方、S203において正常認識できれば、認識結果である希望内容を項目名と対応づけて認識結果格納テーブル38に記憶する(S206)。そして、処理カプセル32では、認識結果格納テーブル38及び予約受付テーブル42に基づいてこれまで入力された希望内容で予約申込みを受付可能であるか否かを判断する(S207)。例えば必須項目として、利用日、利用時間帯、利用人数、及び利用設備が挙げられている場合に、最初に利用日に対する希望として「3月10日」が入力され、次に利用時間として「午後」が入力されれば、その時点でメインプログラム30は、3月10日の午後に何らかの利用設備を少なくとも一人が利用可能かを、認識結果格納テーブル38及び予約受付テーブル42に基づいて判断する。
【0040】
そして、これまで入力された希望内容に対して空きが残っておらず、予約申込みを受け付けることのできる可能性がない場合(S208)、例えば「あいにく午後は空きがございません。午前でしたらご用意できます。いかがなさいますか。ご希望の利用時間帯を答えるか、または電話をお切り下さい。」などの空き状況案内メッセージを電話機12に向けて出力する(S209)。この案内メッセージを受けて申込者が希望内容を再び入力すれば、処理カプセル32はそれを受け付け(S202)、電話機12の受話器を下ろした場合には処理カプセル32の処理及びメインプログラム30の処理を中断する。
【0041】
一方、これまで入力された希望内容に対して空きが残っている場合(S208)、例えば「午前を承りました。」などの認識結果メッセージを電話機12に向けて出力し(S210)、処理カプセル32の処理を終了する。
【0042】
かかる処理カプセル32によれば、一つの項目について希望内容の入力を終える毎に、それまでの入力内容で予約受付の可能性があるか否かが判断され、それが申込者に通知されるため、予約受付の可能性がない場合にまで全項目に対する希望内容を入力するという無駄を排することができる。
【0043】
また、本申込受付装置16では申込内容を構成する複数項目に対し、申込者の好きな順序で希望内容を入力することができるため、申込者が優先度が高いと考える項目から順に希望内容を入力することにより、それら優先度の高い項目については希望を維持しつつ、優先度の低い項目について希望を変更するだけで、予約受付可能性のある申込みをなすことができる。
【0044】
なお、以上説明した申込受付装置16は種々の変形実施が可能である。例えば、以上の説明では、申込者が電話機12から申込内容を音声にて入力するようにしたが、電話機12のプッシュボタンにより申込内容を入力するようにしてもよい。こうしても、上記申込受付装置16と同様に申込者が好きな順序で希望内容を入力することができるようにできる。
【0045】
【発明の効果】
第1の発明によれば、申込者が項目を入力して、それから、その項目についての希望内容を入力するようにしたので、申込内容を構成する複数項目について、申込者自身の求める順序で希望内容を入力することができる。
【0046】
第2の発明によれば、希望内容の入力完了を申込者が指示した場合に、必須項目の全てについて希望項目が既に入力されているかを判断し、既に入力されていれば他の任意項目については所定基準で内容を自動設定するようにしたので、申込者が必要最低限の項目だけを入力するだけで、申込みをなすことができる。
【0047】
第3の発明によれば、申込者により各項目の希望内容が入力される毎に、それ以前に入力された項目及びその希望内容に基づき、その希望内容の受付可能性があるか否かを判断するようにしたので、申込者は最後に入力した希望内容を変更することで、受付可能性のある申込みを容易になすことができる。特に、申込者が最も希望内容を変更したくない優先度の高い項目から順に入力すれば、優先度の低い項目について希望内容を変更するだけで、受付可能性のある申込みを好適になすことができる。
【0048】
第4の発明によれば、希望内容が入力された場合に、それ以前に入力された項目及びその希望内容に基づき、その希望内容の受付可能性がないと判断されれば、受付可能性のある内容を申込者に通知するようにしたので、申込者はその中から希望内容を入力することができ、容易に希望内容の入力をすることができる。
【0049】
第5の発明によれば、申込者により各項目の希望内容が入力される毎に、それ以前に入力された項目及びその希望内容に基づき、その希望内容の受付可能性があるか否かを判断するようにしたので、申込者は最後に入力した希望内容を変更することで、受付可能性のある申込みを容易になすことができる。
【0050】
第6の発明によれば、希望内容が入力された場合に、それ以前に入力された項目及びその希望内容に基づき、その希望内容の受付可能性がないと判断されれば、受付可能性のある内容を申込者に通知するようにしたので、申込者はその中から希望内容を入力することができ、希望内容を入力する必要のある項目をすべて覚えておかなくても、容易に希望内容の入力をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る申込受付装置を含んで構成される申込受付システムの全体構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る申込受付装置の構成を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る申込受付装置のハードディスク装置に格納されるプログラム又はデータファイル群を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る申込受付装置のメインプログラムの動作を説明するフロー図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る申込受付装置のメインプログラムの動作を説明するフロー図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る申込受付装置の処理カプセルの動作を説明するフロー図である。
【符号の説明】
10 申込受付システム、12 電話機、14 公衆電話網、16 申込受付装置、18 コンソール端末、20 装置本体、22 CPU、24 主メモリ、26 ハードディスク装置、28 回線制御装置、30 メインプログラム(項目入力手段、第1乃至第3の案内手段、第1の判断手段、項目内容設定手段)、32 処理カプセル(希望内容入力手段、第2の判断手段、判断手段、案内手段)、34 認識辞書、36 入力項目チェックテーブル、38 認識結果格納テーブル(希望内容記憶手段)、40 会員番号テーブル、42 予約受付テーブル。

Claims (4)

  1. 申込内容を構成する複数の項目の夫々についての申込者の希望内容を含む申込を受け付ける申込受付装置であって、
    申込者が入力した前記複数の項目のうち一つを音声認識し、CPUへ送信して入力する項目入力手段と、
    CPUが生成した、該項目入力手段により入力される項目についての希望内容を入力するよう申込者に案内する音声を出力する第1の案内手段と、
    申込者が入力した前記項目入力手段により入力される項目についての希望内容を音声認識し、CPUへ送信して入力する希望内容入力手段と、
    該希望内容入力手段により入力される希望内容を記憶する希望内容記憶手段と、
    CPUが、申込者により希望内容が入力される毎に、それ以前に申込者により入力された項目及びその希望内容に基づき、その希望内容の受付可能性があるか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段により希望内容の受付可能性があると判断される場合、CPUが生成した、次に申込者が希望内容を入力しようとする項目を前記項目入力手段により入力するよう申込者に案内する音声を出力する第2の案内手段と、
    前記第1の判断手段により希望内容の受付可能性がないと判断される場合、CPUが生成した、他の希望内容を再度入力するよう申込者に案内する音声を出力する第3の案内手段と、
    希望内容の入力完了を申込者から受けた場合に、CPUが、必須項目の全てについて受付可能性がある希望内容が既に入力済みか否かを判断する第の判断手段と、
    前記第の判断手段により必須項目の全てについて受付可能性がある希望内容が既に入力済みであると判断され、前記複数の項目のうち必須項目以外の任意項目のいずれかについて希望内容が入力されなかった場合に、CPUが、前記任意項目について申込受付可能な内容を所定基準に従って選び、その内容を自動設定する申込受付可能内容設定手段と、
    前記第の判断手段により必須項目のいずれかについて受付可能性がある希望内容が未だ入力されていないと判断される場合に、CPUが生成した、残りの必須項目について希望内容を入力するよう申込者に案内する音声を出力する第の案内手段と、
    を含み、
    前記複数の項目の入力順序が固定されていないことを特徴とする申込受付装置。
  2. 前記第の判断手段により希望内容の受付可能性がないと判断される場合、CPUが、受付可能性のある内容を申込者に通知して、その中から希望内容を入力するように申込者に案内することを特徴とする請求項に記載の申込受付装置。
  3. 申込内容を構成する複数の項目の夫々についての申込者の希望内容を含む申込を受け付ける申込受付装置であって、
    申込者が入力した前記複数の項目のうち一つを音声認識し、CPUへ送信して入力する項目入力手段と、
    CPUが生成した、該項目入力手段により入力される項目についての希望内容を入力するよう申込者に案内する音声を出力する第1の案内手段と、
    申込者が入力した前記項目入力手段により入力される項目についての希望内容を音声認識し、CPUへ送信して入力する希望内容入力手段と、
    該希望内容入力手段により入力される希望内容を記憶する希望内容記憶手段と、
    CPUが、一つの項目について申込者が希望内容を入力する毎に、それ以前に申込者により入力された項目及びその希望内容に基づき、その希望内容の受付可能性があるか否かを判断する第の判断手段と、
    前記第1の判断手段により希望内容の受付可能性があると判断される場合、CPUが生成した、次に申込者が希望内容を入力しようとする項目を前記項目入力手段により入力するよう申込者に案内する音声を出力する第2の案内手段と、
    前記第の判断手段により希望内容の受付可能性がないと判断される場合、CPUが生成した、他の希望内容を再度入力するよう申込者に案内する音声を出力する第の案内手段と、
    希望内容の入力完了を申込者から受けた場合に、CPUが、必須項目の全てについて受付可能性がある希望内容が既に入力済みか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段により必須項目の全てについて受付可能性がある希望内容が既に入力済みであると判断され、前記複数の項目のうち必須項目以外の任意項目のいずれかについて希望内容が入力されなかった場合に、CPUが、前記任意項目について申込受付可能な内容を所定基準に従って選び、その内容を自動設定する申込受付可能内容設定手段と、
    前記第2の判断手段により必須項目のいずれかについて受付可能性がある希望内容が未だ入力されていないと判断される場合に、CPUが生成した、残りの必須項目について希望内容を入力するよう申込者に案内する音声を出力する第4の案内手段と、
    を含み、
    前記複数の項目の入力順序が固定されていないことを特徴とする申込受付装置。
  4. 前記第の判断手段により希望内容の受付可能性がないと判断される場合、前記第の案内手段は、受付可能性のある内容を申込者に通知して、その中から希望内容を入力するように申込者に案内することを特徴とする請求項に記載の申込受付装置。
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