JPH10285288A - 音声応答方法とその装置 - Google Patents
音声応答方法とその装置Info
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- JPH10285288A JPH10285288A JP9334797A JP9334797A JPH10285288A JP H10285288 A JPH10285288 A JP H10285288A JP 9334797 A JP9334797 A JP 9334797A JP 9334797 A JP9334797 A JP 9334797A JP H10285288 A JPH10285288 A JP H10285288A
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- JP
- Japan
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- input
- telephone
- voice
- string
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 名前のアルファベットを数字キーで入力した
とき、どの程度まで候補名が絞られているかをユーザが
判るようにする。 【解決手段】 1文字(1数字)入力ごとにそれまで入
力された数字列が表しうる文字列をその先頭部にもつ名
前を検索し(ステップ202〜206)、その一致した
個数が予め定めた個数より小さくなったとき報知音“ピ
ッ”を出力し(ステップ210)、また1つとなったと
きその旨のメッセージを音声出力してユーザに知らせる
(ステップ213)。
とき、どの程度まで候補名が絞られているかをユーザが
判るようにする。 【解決手段】 1文字(1数字)入力ごとにそれまで入
力された数字列が表しうる文字列をその先頭部にもつ名
前を検索し(ステップ202〜206)、その一致した
個数が予め定めた個数より小さくなったとき報知音“ピ
ッ”を出力し(ステップ210)、また1つとなったと
きその旨のメッセージを音声出力してユーザに知らせる
(ステップ213)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声応答方法とその
装置に係り、とくに電話番号案内のための音声応答に好
適な音声応答方法とその装置に関するものである。
装置に係り、とくに電話番号案内のための音声応答に好
適な音声応答方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】音声案内に従い、名前をプッシュホンの
ボタンを使って入力し、電話番号の問い合わせや電話接
続を行う音声応答装置が開発されている。図5は、この
ような音声応答装置の構成例を示すブロック図で、プッ
シュホン端末6、6・・・を収容した交換機(この例で
は構内交換機)2と音声応答装置1とは電話転送制御装
置5、電話回線制御装置(NCU)4、及び音声入出力
ボード3を介して接続されている。音声応答装置1に
は、名前とその人の電話番号を対にして記録した名前−
電話番号テーブル12と、操作案内のための音声データ
を格納した音声ファイル群13、これらを制御するプロ
セッサ11等が設けられている。
ボタンを使って入力し、電話番号の問い合わせや電話接
続を行う音声応答装置が開発されている。図5は、この
ような音声応答装置の構成例を示すブロック図で、プッ
シュホン端末6、6・・・を収容した交換機(この例で
は構内交換機)2と音声応答装置1とは電話転送制御装
置5、電話回線制御装置(NCU)4、及び音声入出力
ボード3を介して接続されている。音声応答装置1に
は、名前とその人の電話番号を対にして記録した名前−
電話番号テーブル12と、操作案内のための音声データ
を格納した音声ファイル群13、これらを制御するプロ
セッサ11等が設けられている。
【0003】図6は、名前−電話番号テーブル12の例
を示しており、名前はローマ字で記録されている。一
方、図7はこの装置で用いるプッシュホンのボタンとア
ルファベットの対応を示しており、キー「1」に“Q”
“Z”の2文字、キー「2」に“A”、“B”、“C”
の3文字・・・という具合いに、数字キー「1」〜
「9」に2ないし3文字が割り当てられている。従っ
て、例えば“AOKI”と入力するときは、「165
4」と入力する。この名前入力方法の場合、例えば“大
野”と“野茂”を入力した時を考えると、“OONO”
に対する数字列は「6666」、「NOMO」に対する
数字列も同じ「6666」となって区別できない。しか
し、フルネームで入力すれば数字列で一致するものがあ
ったとしてもごくわずかである。一方、図6に最初の6
人の名前に対する入力数字列を示したように、この場合
は少なくとも5数字目まで入力すればこの6人の区別が
できる。従って図7のように1つのキーに複数の文字を
割り当てておいても、テーブル検索のための名前入力に
は十分であり、複雑な操作により1文字づつ特定して入
力する必要はない。
を示しており、名前はローマ字で記録されている。一
方、図7はこの装置で用いるプッシュホンのボタンとア
ルファベットの対応を示しており、キー「1」に“Q”
“Z”の2文字、キー「2」に“A”、“B”、“C”
の3文字・・・という具合いに、数字キー「1」〜
「9」に2ないし3文字が割り当てられている。従っ
て、例えば“AOKI”と入力するときは、「165
4」と入力する。この名前入力方法の場合、例えば“大
野”と“野茂”を入力した時を考えると、“OONO”
に対する数字列は「6666」、「NOMO」に対する
数字列も同じ「6666」となって区別できない。しか
し、フルネームで入力すれば数字列で一致するものがあ
ったとしてもごくわずかである。一方、図6に最初の6
人の名前に対する入力数字列を示したように、この場合
は少なくとも5数字目まで入力すればこの6人の区別が
できる。従って図7のように1つのキーに複数の文字を
割り当てておいても、テーブル検索のための名前入力に
は十分であり、複雑な操作により1文字づつ特定して入
力する必要はない。
【0004】上記装置の利用方法と動作を、図8の例を
用いて次に説明する。上記装置に於て、ユーザがプッシ
ュホンからまず音声応答装置1を表す特番(「100
1」とする)をダイヤルすると、音声ファイル群13か
らガイドのメッセージ“こちらは・・・”が取り出さ
れ、これがプッシュホンに音声出力される(ステップS
1)。そのガイドに従ってユーザがまず案内「1#」を
選んだとする。そうすると、名前入力のガイド“名前を
・・・”が流される(ステップS2)。このガイドに次
いでユーザが図7の割り当てに従って検索したい名前の
ローマ字を数字キーで入力し、例えば姓名(「野茂」
「大野」など)のみの入力で終了を知らせる「#」キー
を押下すると、音声応答装置1のプロセッサ11は名前
−電話番号テーブル12を検索し、入力された文字数ま
で頭部が一致する名前を取り出す。そして検索して取り
出した名前が単独の時はステップS6の電話番号案内へ
と進み、複数の名前が検索されたときはガイドメッセー
ジで“複数の名前があります。・・・”を出力する。そ
して名前に番号をつけて順次音声で出力する(ステップ
S3)。この音声を聞いてユーザが「#」または「*」
を押下すると別の名前読み上げあるいは繰り返し読み上
げ(音声出力)を行い、ユーザが求める名前を見つけて
その番号「N」と「#」を入力したときは、番号「N」
に対応する名前の人の電話番号案内へ進む(ステップS
4)。こうして特定された人の電話番号の案内を行い、
ユーザの要求があればそれを繰り返して処理を終了する
(ステップS5、S6)。これらに伴う音声処理や接続
処理はプロセッサ11、音声入出力ボード3、NCU4
等により行われる。
用いて次に説明する。上記装置に於て、ユーザがプッシ
ュホンからまず音声応答装置1を表す特番(「100
1」とする)をダイヤルすると、音声ファイル群13か
らガイドのメッセージ“こちらは・・・”が取り出さ
れ、これがプッシュホンに音声出力される(ステップS
1)。そのガイドに従ってユーザがまず案内「1#」を
選んだとする。そうすると、名前入力のガイド“名前を
・・・”が流される(ステップS2)。このガイドに次
いでユーザが図7の割り当てに従って検索したい名前の
ローマ字を数字キーで入力し、例えば姓名(「野茂」
「大野」など)のみの入力で終了を知らせる「#」キー
を押下すると、音声応答装置1のプロセッサ11は名前
−電話番号テーブル12を検索し、入力された文字数ま
で頭部が一致する名前を取り出す。そして検索して取り
出した名前が単独の時はステップS6の電話番号案内へ
と進み、複数の名前が検索されたときはガイドメッセー
ジで“複数の名前があります。・・・”を出力する。そ
して名前に番号をつけて順次音声で出力する(ステップ
S3)。この音声を聞いてユーザが「#」または「*」
を押下すると別の名前読み上げあるいは繰り返し読み上
げ(音声出力)を行い、ユーザが求める名前を見つけて
その番号「N」と「#」を入力したときは、番号「N」
に対応する名前の人の電話番号案内へ進む(ステップS
4)。こうして特定された人の電話番号の案内を行い、
ユーザの要求があればそれを繰り返して処理を終了する
(ステップS5、S6)。これらに伴う音声処理や接続
処理はプロセッサ11、音声入出力ボード3、NCU4
等により行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、名前を表すアルファベットを何文字まで入力すれば
候補となる名前がいくつになるかは、結果を聞くまで判
らない。このため、入力文字数が少ないと候補数が増え
てその出力音声を全部聞くのがわずらわしくなることが
あり、これを避けるために入力文字数を多くすると、入
力操作が余計にかかることになるという問題があった。
は、名前を表すアルファベットを何文字まで入力すれば
候補となる名前がいくつになるかは、結果を聞くまで判
らない。このため、入力文字数が少ないと候補数が増え
てその出力音声を全部聞くのがわずらわしくなることが
あり、これを避けるために入力文字数を多くすると、入
力操作が余計にかかることになるという問題があった。
【0006】本発明の目的は、文字入力中に検索された
候補数が予め定めた候補数かそれ以下となったことがユ
ーザの文字入力中に判るようにした、操作性のよい音声
応答方法とその装置を提供するにある。
候補数が予め定めた候補数かそれ以下となったことがユ
ーザの文字入力中に判るようにした、操作性のよい音声
応答方法とその装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、アルファベットを用いて記録された名
前とその電話番号とを対応づけた名前−電話番号テーブ
ルを備え、プッシュホンの数字キーの各々に複数のアル
ファベットを対応づけてその対応づけに従って数字キー
により入力された数字列と前記名前−電話番号テーブル
の名前とを比較し、前記数字列の数字の個数分だけの先
頭からのアルファベットが前記数字列が表しうるアルフ
ァベットの列と一致する名前を検索し、該検索した名前
あるいはその名前及び対応する電話番号をプッシュホン
へ音声出力することにより電話番号の案内を行うように
した音声応答方法であって、数字が1つ入力される毎に
その時点まで入力された数字列により前記名前−電話番
号を検索して前記一致する名前の個数を求め、その求め
た名前の個数が予め定めた個数以下となったときにその
ことを知らせる報知音をプッシュホンへ出力し、さらに
前記求めた名前の個数が1つとなったときには名前を特
定できた旨の特定メッセージを音声出力するようにした
ことを特徴とする音声応答方法を提供する。
めに、本発明は、アルファベットを用いて記録された名
前とその電話番号とを対応づけた名前−電話番号テーブ
ルを備え、プッシュホンの数字キーの各々に複数のアル
ファベットを対応づけてその対応づけに従って数字キー
により入力された数字列と前記名前−電話番号テーブル
の名前とを比較し、前記数字列の数字の個数分だけの先
頭からのアルファベットが前記数字列が表しうるアルフ
ァベットの列と一致する名前を検索し、該検索した名前
あるいはその名前及び対応する電話番号をプッシュホン
へ音声出力することにより電話番号の案内を行うように
した音声応答方法であって、数字が1つ入力される毎に
その時点まで入力された数字列により前記名前−電話番
号を検索して前記一致する名前の個数を求め、その求め
た名前の個数が予め定めた個数以下となったときにその
ことを知らせる報知音をプッシュホンへ出力し、さらに
前記求めた名前の個数が1つとなったときには名前を特
定できた旨の特定メッセージを音声出力するようにした
ことを特徴とする音声応答方法を提供する。
【0008】又、本発明は、前記数字列の入力終了を示
す記号がプッシュホンから入力されたときに、前記求め
られた名前の個数が複数個であった場合には、その名前
の各々に番号をつけてプッシュホンへ音声出力し、プッ
シュホンからの前記番号の入力により1つの名前を特定
できるようにしたことを特徴とする音声応答方法を提供
する。
す記号がプッシュホンから入力されたときに、前記求め
られた名前の個数が複数個であった場合には、その名前
の各々に番号をつけてプッシュホンへ音声出力し、プッ
シュホンからの前記番号の入力により1つの名前を特定
できるようにしたことを特徴とする音声応答方法を提供
する。
【0009】また、本発明は、アルファベットを用いて
記録された名前とその電話番号とを対応づけた名前−電
話番号テーブルと、プッシュホンの数字キーの各々に複
数のアルファベットを対応づけてその対応づけに従って
数字キーにより入力された数字列と前記名前−電話番号
テーブルの名前とを比較し、前記数字列の数字の個数分
だけの先頭からのアルファベットが前記数字列が表しう
るアルファベットの列と一致する名前を検索するための
検索手段と、数字が1つ入力される毎にその時点まで入
力された数字列を入力として前記検索手段により名前を
検索させ、一致する名前の個数を求めてその個数が予め
定めた個数以下となったときにそのことを知らせる報知
音をプッシュホンへ出力するための報知音出力手段と、
数字が1つ入力される毎にその時点まで入力された数字
列を入力として前記検索手段により名前を検索させ、一
致する名前の個数を求めてその個数が1つとなったとき
には名前を特定できた旨の特定メッセージを音声出力す
るための特定メッセージ出力手段と、を備えたことを特
徴とする音声応答装置を提供する。
記録された名前とその電話番号とを対応づけた名前−電
話番号テーブルと、プッシュホンの数字キーの各々に複
数のアルファベットを対応づけてその対応づけに従って
数字キーにより入力された数字列と前記名前−電話番号
テーブルの名前とを比較し、前記数字列の数字の個数分
だけの先頭からのアルファベットが前記数字列が表しう
るアルファベットの列と一致する名前を検索するための
検索手段と、数字が1つ入力される毎にその時点まで入
力された数字列を入力として前記検索手段により名前を
検索させ、一致する名前の個数を求めてその個数が予め
定めた個数以下となったときにそのことを知らせる報知
音をプッシュホンへ出力するための報知音出力手段と、
数字が1つ入力される毎にその時点まで入力された数字
列を入力として前記検索手段により名前を検索させ、一
致する名前の個数を求めてその個数が1つとなったとき
には名前を特定できた旨の特定メッセージを音声出力す
るための特定メッセージ出力手段と、を備えたことを特
徴とする音声応答装置を提供する。
【0010】さらに本発明は、前記数字列の入力の終了
を示す記号がプッシュホンから入力されたときに、前記
求められた名前の個数が複数個であった場合には、その
名前の各々に番号をつけてプッシュホンへ音声出力する
ための名前読み上げ手段と、プッシュホンから前記番号
の1つが入力されたときに該当する名前を特定してその
名前に対応する電話番号を音声により出力するための番
号案内手段と、を設けたことを特徴とする音声応答装置
を提供する。
を示す記号がプッシュホンから入力されたときに、前記
求められた名前の個数が複数個であった場合には、その
名前の各々に番号をつけてプッシュホンへ音声出力する
ための名前読み上げ手段と、プッシュホンから前記番号
の1つが入力されたときに該当する名前を特定してその
名前に対応する電話番号を音声により出力するための番
号案内手段と、を設けたことを特徴とする音声応答装置
を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1〜図4は、本発明になる音声応答装置に於け
る応答処理方法の例を示すフローチャートである。また
図9は、ユーザの操作例と本装置の応答動作を対応づけ
て示したもので、従来の図8に対応するものである。な
お、ハードウエア構成としては図5と同様であり、図1
〜図4の処理はプロセッサ11により実行される。
する。図1〜図4は、本発明になる音声応答装置に於け
る応答処理方法の例を示すフローチャートである。また
図9は、ユーザの操作例と本装置の応答動作を対応づけ
て示したもので、従来の図8に対応するものである。な
お、ハードウエア構成としては図5と同様であり、図1
〜図4の処理はプロセッサ11により実行される。
【0012】図1は、音声応答装置1への接続と機能ガ
イド部分の処理を示しており、従来例と同様に音声応答
装置1を呼び出す特番(「1001」とする)をユーザ
がプッシュホンからダイヤルし、本装置に接続される
と、この処理がスタートする。そして、図9に示したよ
うに“こちらは音声応答装置です”以下の受付、及び案
内/転送のどちらを選ぶかのガイドを行う(ステップ1
01、図9ステップS1)。次に2文字が入力されるの
を待ち、その入力文字が“案内”を示す「1#」のとき
は機能フラグFを1とし、“転送”を示す「2#」のと
きは機能フラグFを2として(ステップ102〜10
5)、次に名前入力を促すメッセージ“名前をローマ字
で・・・”を出力する(ステップ106、図9ステップ
S2)。そして以後の処理で用いるパラメータの初期化
を行う(ステップ107)。ここでjは入力文字数で初
期値は0、SWは後述する所定候補数以下まで、あるい
は単独の候補までしぼられたか、を示すフラグで、初期
値は0、Sは入力された文字のストリングで初期値はΦ
(空)である。
イド部分の処理を示しており、従来例と同様に音声応答
装置1を呼び出す特番(「1001」とする)をユーザ
がプッシュホンからダイヤルし、本装置に接続される
と、この処理がスタートする。そして、図9に示したよ
うに“こちらは音声応答装置です”以下の受付、及び案
内/転送のどちらを選ぶかのガイドを行う(ステップ1
01、図9ステップS1)。次に2文字が入力されるの
を待ち、その入力文字が“案内”を示す「1#」のとき
は機能フラグFを1とし、“転送”を示す「2#」のと
きは機能フラグFを2として(ステップ102〜10
5)、次に名前入力を促すメッセージ“名前をローマ字
で・・・”を出力する(ステップ106、図9ステップ
S2)。そして以後の処理で用いるパラメータの初期化
を行う(ステップ107)。ここでjは入力文字数で初
期値は0、SWは後述する所定候補数以下まで、あるい
は単独の候補までしぼられたか、を示すフラグで、初期
値は0、Sは入力された文字のストリングで初期値はΦ
(空)である。
【0013】図2は、図1に続く処理を示しており、入
力された文字列の処理と入力文字列による名前−電話番
号テーブル12の検索処理を示している。即ち図1のパ
ラメータ初期化に続いて、入力文字を1文字づつとりこ
み、まずそれが名前入力終了を示す「#」かを調べる
(ステップ201)。もし「#」が入力されたときは、
図3に示す検索結果の案内、あるいは転送処理へ移る
が、「1」〜「9」のうちのどれかの数字が入力された
ときは(ステップ202で“YES”)、文字数jを+
1する(ステップ203)。次に更新後の文字数jがそ
の最大値(これ以上長い名前はない)として設定された
jmaxをこえているときは、これ以上検索しても無駄で
あるので、「#」の入力を待たずに図3の処理へ移行す
る(ステップ204で“YES”)。また、jmax以下
であれば、それまで入力されていた文字列の後にそのと
きの入力文字Cjを付け加えてストリングSを更新する
(ステップ205)。そして名前−電話番号テーブル1
2上の名前で、その先頭からj個の文字がストリングS
と一致するものを検索し、その個数をnとする(ステッ
プ206)。ここで一致という意味は、ストリングSは
数字の列であるから、各位置の数字について、その数字
の表す図7の文字の内のどれかと名前の対応する位置の
アルファベットとが一致したとき、一致したと判断する
ことはいうまでもない。
力された文字列の処理と入力文字列による名前−電話番
号テーブル12の検索処理を示している。即ち図1のパ
ラメータ初期化に続いて、入力文字を1文字づつとりこ
み、まずそれが名前入力終了を示す「#」かを調べる
(ステップ201)。もし「#」が入力されたときは、
図3に示す検索結果の案内、あるいは転送処理へ移る
が、「1」〜「9」のうちのどれかの数字が入力された
ときは(ステップ202で“YES”)、文字数jを+
1する(ステップ203)。次に更新後の文字数jがそ
の最大値(これ以上長い名前はない)として設定された
jmaxをこえているときは、これ以上検索しても無駄で
あるので、「#」の入力を待たずに図3の処理へ移行す
る(ステップ204で“YES”)。また、jmax以下
であれば、それまで入力されていた文字列の後にそのと
きの入力文字Cjを付け加えてストリングSを更新する
(ステップ205)。そして名前−電話番号テーブル1
2上の名前で、その先頭からj個の文字がストリングS
と一致するものを検索し、その個数をnとする(ステッ
プ206)。ここで一致という意味は、ストリングSは
数字の列であるから、各位置の数字について、その数字
の表す図7の文字の内のどれかと名前の対応する位置の
アルファベットとが一致したとき、一致したと判断する
ことはいうまでもない。
【0014】こうしてストリングSと一致する文字列を
その頭部にもつ名前が候補名として検索され、その個数
nが求められると、次にそれが予め定めた個数K(例え
ば3)をこえているかを調べる(ステップ207)。そ
の結果、K個をこえていれば、まだ候補のしぼり込みは
不十分としてステップ201へ戻り、次の入力文字を受
け付ける。一方、n<Kとなったときは、続いてn>2
かを調べ(ステップ208)、2かそれ以上であれば単
独ではないが所定のK個以下の候補に絞れたことになる
ので、続けてパラメータSWを調べる(ステップ20
9)。その値が0であれば予め用意した“ピッ”という
報知音をプッシュホンへ出力し(ステップ210)、パ
ラメータSWを1としてステップ201へ戻る。これに
よってユーザは候補がK個以下にしぼられたことを知
り、続けて名前入力を続けるか、あるいはここで入力を
終わって案内を受けるかを判断することができる。ステ
ップ208でn>2であり、かつステップ209でSW
が0でなかったときは、既に候補はK個以下にしぼら
れ、一度“ピッ”という報知音の出力を行っているの
で、このときは何もしないでステップ201へ戻る。ま
た、ステップ208の判定でn>2でなかったときはn
=1かを調べる(ステップ212)。ここでn=1であ
れば単独候補にしぼられたことを意味するので、その旨
を出力し(ステップ213)、入力終了の「#」入力を
待たずに直接図4へ移行する。また、ステップ212で
n=1でもなければn=0であるので、該当する名前が
ないことを知らせて図4の処理へ移る(ステップ21
4)。図9の例では、K=3で「AOTANO」まで入
力して終了の「#」が押されたときで、かつ名前−電話
番号テーブル12が図6の場合を示している。この例で
は、最初の「AOT」まで入力されたとき、候補が3つ
にしぼられるからこのとき図2ステップ210で“ピ
ッ”という音が出力される。さらに入力を続けると「A
OTANO」まで入力されたとき候補が1つにしぼら
れ、ステップ213で“特定できました”という音声が
出力される。
その頭部にもつ名前が候補名として検索され、その個数
nが求められると、次にそれが予め定めた個数K(例え
ば3)をこえているかを調べる(ステップ207)。そ
の結果、K個をこえていれば、まだ候補のしぼり込みは
不十分としてステップ201へ戻り、次の入力文字を受
け付ける。一方、n<Kとなったときは、続いてn>2
かを調べ(ステップ208)、2かそれ以上であれば単
独ではないが所定のK個以下の候補に絞れたことになる
ので、続けてパラメータSWを調べる(ステップ20
9)。その値が0であれば予め用意した“ピッ”という
報知音をプッシュホンへ出力し(ステップ210)、パ
ラメータSWを1としてステップ201へ戻る。これに
よってユーザは候補がK個以下にしぼられたことを知
り、続けて名前入力を続けるか、あるいはここで入力を
終わって案内を受けるかを判断することができる。ステ
ップ208でn>2であり、かつステップ209でSW
が0でなかったときは、既に候補はK個以下にしぼら
れ、一度“ピッ”という報知音の出力を行っているの
で、このときは何もしないでステップ201へ戻る。ま
た、ステップ208の判定でn>2でなかったときはn
=1かを調べる(ステップ212)。ここでn=1であ
れば単独候補にしぼられたことを意味するので、その旨
を出力し(ステップ213)、入力終了の「#」入力を
待たずに直接図4へ移行する。また、ステップ212で
n=1でもなければn=0であるので、該当する名前が
ないことを知らせて図4の処理へ移る(ステップ21
4)。図9の例では、K=3で「AOTANO」まで入
力して終了の「#」が押されたときで、かつ名前−電話
番号テーブル12が図6の場合を示している。この例で
は、最初の「AOT」まで入力されたとき、候補が3つ
にしぼられるからこのとき図2ステップ210で“ピ
ッ”という音が出力される。さらに入力を続けると「A
OTANO」まで入力されたとき候補が1つにしぼら
れ、ステップ213で“特定できました”という音声が
出力される。
【0015】図3は、検索結果の出力(読み上げ)を行
うもので、図2の処理で候補が単独にしぼられたか、ユ
ーザが「#」を入力して終了したか、あるいは最大文字
数jmaxをこえて入力したときにその処理を開始する。
まず、入力終了を示す「#」が入力されたか、あるいは
入力文字数jmaxをこえたときはパラメータSWが0か
を調べ(ステップ301)、0であれば候補の名前はK
をこえているので、“名前はK個をこえていますが、こ
のままで読み上げますか。読み上げるときは「*」キー
を、文字入力を続けるときはその他のキーを押して下さ
い。”という主旨の読み上げ確認ガイドを出力し(ステ
ップ302)、次いで入力文字を調べる(ステップ30
3)。ここで読み上げを求める「*」が入力されたとき
は、名前読み上げとガイドを実行する(ステップ30
4)。また、ステップ301でSW=0でなかったとき
は、名前は既にK個以下にしぼられているので、ステッ
プ302のような読み上げ確認ガイドが行わずにステッ
プ304の名前読み上げガイドへと直接進む。ここでの
ガイドは、例えば“候補の名前を読み上げます。名前を
特定するときは名前につけた番号に続けて「#」を、も
う一度読み上げるときは「*」を、またお求めの名前を
がないときは「0#」押してサービスを中止して下さ
い。読み上げが終わって“ピー”という音が出たら入力
して下さい”というメッセージである。ここで「0#」
が入力されたら(ステップ305でYES)、図4へ移
行する。また、「*」が入力されたら(ステップ306
でYES)、ステップ304へ戻るが、それ以外の入力
時は、その入力が名前指定に有効かを調べる(ステップ
307)。これは読み上げた名前の番号の内の1つと
「#」であれば有効である。有効な入力でないときは、
再入力ガイドを行う(ステップ308)。このガイド
は、例えば“入力が間違っています。再入力のときは
「*」を、再読み上げへ戻るときは他キーを押して下さ
い”というメッセージである。そして続く入力文字を調
べ(ステップ309)、再読み上げ(「*」入力)なら
ステップ304へ、再入力(他キー)ならステップ30
7へ戻る。
うもので、図2の処理で候補が単独にしぼられたか、ユ
ーザが「#」を入力して終了したか、あるいは最大文字
数jmaxをこえて入力したときにその処理を開始する。
まず、入力終了を示す「#」が入力されたか、あるいは
入力文字数jmaxをこえたときはパラメータSWが0か
を調べ(ステップ301)、0であれば候補の名前はK
をこえているので、“名前はK個をこえていますが、こ
のままで読み上げますか。読み上げるときは「*」キー
を、文字入力を続けるときはその他のキーを押して下さ
い。”という主旨の読み上げ確認ガイドを出力し(ステ
ップ302)、次いで入力文字を調べる(ステップ30
3)。ここで読み上げを求める「*」が入力されたとき
は、名前読み上げとガイドを実行する(ステップ30
4)。また、ステップ301でSW=0でなかったとき
は、名前は既にK個以下にしぼられているので、ステッ
プ302のような読み上げ確認ガイドが行わずにステッ
プ304の名前読み上げガイドへと直接進む。ここでの
ガイドは、例えば“候補の名前を読み上げます。名前を
特定するときは名前につけた番号に続けて「#」を、も
う一度読み上げるときは「*」を、またお求めの名前を
がないときは「0#」押してサービスを中止して下さ
い。読み上げが終わって“ピー”という音が出たら入力
して下さい”というメッセージである。ここで「0#」
が入力されたら(ステップ305でYES)、図4へ移
行する。また、「*」が入力されたら(ステップ306
でYES)、ステップ304へ戻るが、それ以外の入力
時は、その入力が名前指定に有効かを調べる(ステップ
307)。これは読み上げた名前の番号の内の1つと
「#」であれば有効である。有効な入力でないときは、
再入力ガイドを行う(ステップ308)。このガイド
は、例えば“入力が間違っています。再入力のときは
「*」を、再読み上げへ戻るときは他キーを押して下さ
い”というメッセージである。そして続く入力文字を調
べ(ステップ309)、再読み上げ(「*」入力)なら
ステップ304へ、再入力(他キー)ならステップ30
7へ戻る。
【0016】ステップ303で「*」以外が入力された
ときは、候補がK個以上で名前入力を続けたい場合であ
る。このときはj>jmaxかを調べ(ステップ31
0)、入力文字数jがjmax以上でなければ名前入力を
継続するようガイドして(ステップ311)、図2のス
テップ202へ戻る。一方、j>jmaxとなっていれ
ば、これ以上入力しても名前のしぼり込みはできないの
で、入力オーバーのガイドを出力する(ステップ31
2)。これは例えば、“これ以上入力しても名前をしぼ
り込むことはできません。このままで読み上げるときは
「*」を、中止するときは他キーを押して下さい”とい
うメッセージである。そして「*」が入力されたときは
(ステップ313でYES)、ステップ304へ進む
が、それ以外のときは図4の処理へ進む。
ときは、候補がK個以上で名前入力を続けたい場合であ
る。このときはj>jmaxかを調べ(ステップ31
0)、入力文字数jがjmax以上でなければ名前入力を
継続するようガイドして(ステップ311)、図2のス
テップ202へ戻る。一方、j>jmaxとなっていれ
ば、これ以上入力しても名前のしぼり込みはできないの
で、入力オーバーのガイドを出力する(ステップ31
2)。これは例えば、“これ以上入力しても名前をしぼ
り込むことはできません。このままで読み上げるときは
「*」を、中止するときは他キーを押して下さい”とい
うメッセージである。そして「*」が入力されたときは
(ステップ313でYES)、ステップ304へ進む
が、それ以外のときは図4の処理へ進む。
【0017】図4は、電話番号案内、転送などの処理を
行うものである。まず図3のステップ308で有効な数
字が入力されたと判断されたとき、あるいは図2の処理
で名前が1つに特定できてその旨のメッセージが出力さ
れたときは(ステップ213)、1つの名前にしぼられ
た状態であるので、ここで名前−電話番号テーブル12
を検索してその名前の電話番号を取り出し(ステップ4
01)、その電話番号を読み上げて再読み上げを行うか
どうかのガイドを出力する(ステップ402)。ここで
「*」が入力されると(ステップ403でYES)、ス
テップ402へ戻り、他キーが入力されたときは次に機
能フラグFを調べる(ステップ404)。ここでF=2
であれば転送サービスの場合であるので、次に接続ガイ
ドを出力する(ステップ405)。このガイドは、例え
ば“今読み上げた番号に転送しますか。転送するときは
「*」を、しないときは他キーを押して下さい”という
メッセージである、このガイドに対して「*」が入力さ
れたときは(ステップ406でYES)、接続処理を行
う(ステップ407)。これは、図1の電話転送制御装
置5により実行されることはいうまでもない。
行うものである。まず図3のステップ308で有効な数
字が入力されたと判断されたとき、あるいは図2の処理
で名前が1つに特定できてその旨のメッセージが出力さ
れたときは(ステップ213)、1つの名前にしぼられ
た状態であるので、ここで名前−電話番号テーブル12
を検索してその名前の電話番号を取り出し(ステップ4
01)、その電話番号を読み上げて再読み上げを行うか
どうかのガイドを出力する(ステップ402)。ここで
「*」が入力されると(ステップ403でYES)、ス
テップ402へ戻り、他キーが入力されたときは次に機
能フラグFを調べる(ステップ404)。ここでF=2
であれば転送サービスの場合であるので、次に接続ガイ
ドを出力する(ステップ405)。このガイドは、例え
ば“今読み上げた番号に転送しますか。転送するときは
「*」を、しないときは他キーを押して下さい”という
メッセージである、このガイドに対して「*」が入力さ
れたときは(ステップ406でYES)、接続処理を行
う(ステップ407)。これは、図1の電話転送制御装
置5により実行されることはいうまでもない。
【0018】F=1(案内)のとき(ステップ404で
YES)、接続が求められなかったとき(ステップ40
6でNO)、あるいは接続処理が終了したときは、現在
の名前入力に対する案内/転送を終了し、別の名前の検
索を行うかを問う継続ガイドを出力する(ステップ40
8)。また、入力文字がjmax を越えていて読み上げを
中止したとき(図3のステップ313でNO)、名前読
み上げを実行した後に中止を示す「0#」が入力された
とき(図3のステップ305でYES)、あるいは名前
ー電話番号テーブル12にそれまで入力された数字列に
対応する名前がないとき(図2のステップ212でN
O)、上記ステップ408の継続ガイドを行う。これは
例えば“次の名前を検索しますか。するときは「*」、
しないときは他キーを押して下さい”というメッセージ
で、これに対して「*」が入力されたときは図1のステ
ップ101へ戻り、他キーが入力されたときは処理を終
了し、回線を切断する。
YES)、接続が求められなかったとき(ステップ40
6でNO)、あるいは接続処理が終了したときは、現在
の名前入力に対する案内/転送を終了し、別の名前の検
索を行うかを問う継続ガイドを出力する(ステップ40
8)。また、入力文字がjmax を越えていて読み上げを
中止したとき(図3のステップ313でNO)、名前読
み上げを実行した後に中止を示す「0#」が入力された
とき(図3のステップ305でYES)、あるいは名前
ー電話番号テーブル12にそれまで入力された数字列に
対応する名前がないとき(図2のステップ212でN
O)、上記ステップ408の継続ガイドを行う。これは
例えば“次の名前を検索しますか。するときは「*」、
しないときは他キーを押して下さい”というメッセージ
で、これに対して「*」が入力されたときは図1のステ
ップ101へ戻り、他キーが入力されたときは処理を終
了し、回線を切断する。
【0019】図9の例では、図2のステップ213で1
つに特定できたので、そのまま図4のステップ401へ
進み、電話番号を検索してその読み上げを行っている
(図9ステップS4)。その後、「*」以外のキーが入
力され、かつ機能は案内の場合(F=1)であるので、
ステップ408の接続ガイドへ移っている(ステップS
5)。
つに特定できたので、そのまま図4のステップ401へ
進み、電話番号を検索してその読み上げを行っている
(図9ステップS4)。その後、「*」以外のキーが入
力され、かつ機能は案内の場合(F=1)であるので、
ステップ408の接続ガイドへ移っている(ステップS
5)。
【0020】以上に本発明になる応答方法を詳細に説明
したが、そこで音声ガイドのために用いた各種のメッセ
ージや“ピッ”という報知音のデータは、図5の音声フ
ァイル群13に予め登録しておき、プロセッサ11が必
要なときにそれを取り出して音声入出力ボード3を介し
てプッシュホンへ出力する。これと回線制御装置(NC
U)4や電話転送制御装置5のハードの動作は従来技術
と同様である。そして上記した本発明の装置によると、
名前の入力途中に、該当する候補名がK個以下にしぼら
れたときに報知音“ピッ”を出力することで、ユーザは
ここで入力終了(「#」入力)してもK個以下の読み上
げで検索結果を知ることができる、という判断が行え、
安心して入力終了を行うことができる。また1つの名前
までしぼり込まれたときは、そのことをメッセージで出
力するから、ユーザはそれ以上余計な入力操作を行わな
くても、その名前の電話番号を知ることができ、使い勝
手のよい案内システムを実現できる。
したが、そこで音声ガイドのために用いた各種のメッセ
ージや“ピッ”という報知音のデータは、図5の音声フ
ァイル群13に予め登録しておき、プロセッサ11が必
要なときにそれを取り出して音声入出力ボード3を介し
てプッシュホンへ出力する。これと回線制御装置(NC
U)4や電話転送制御装置5のハードの動作は従来技術
と同様である。そして上記した本発明の装置によると、
名前の入力途中に、該当する候補名がK個以下にしぼら
れたときに報知音“ピッ”を出力することで、ユーザは
ここで入力終了(「#」入力)してもK個以下の読み上
げで検索結果を知ることができる、という判断が行え、
安心して入力終了を行うことができる。また1つの名前
までしぼり込まれたときは、そのことをメッセージで出
力するから、ユーザはそれ以上余計な入力操作を行わな
くても、その名前の電話番号を知ることができ、使い勝
手のよい案内システムを実現できる。
【0021】なお、図1〜図4のフローチャートに示し
た処理方法に対しては種々の変形が可能である。その1
つは、候補名がK以下にしぼられて以降、一回だけ報知
音“ピッ”を出力するものとしているが、これはK以下
になってから1文字入力ごとに出力するようにしてもよ
い。また、所定値Kの値を固定ではなく、一応初期値は
与えておくが、名前の長さがjmaxに近づいてきてもそ
の初期値以下とならないときはKの値を少し増やすよう
にして、入力操作が少なくてもよいようにすることもで
きる。これは、特に全文字入力に近づいても一致する文
字列の名前が多くあるような場合に有効である。また、
案内/転送の機能指定を最初に行うものとしているが、
このためのステップ101〜105を図1から除去し、
図4のステップ402で特定した電話番号を読み上げた
後に案内/転送の選択を行うよにしてもよい。また、ユ
ーザ選択で用いる「*」や「#」、他キーなどの使い方
は図示のものに限られるものでないことは言うまでもな
い。
た処理方法に対しては種々の変形が可能である。その1
つは、候補名がK以下にしぼられて以降、一回だけ報知
音“ピッ”を出力するものとしているが、これはK以下
になってから1文字入力ごとに出力するようにしてもよ
い。また、所定値Kの値を固定ではなく、一応初期値は
与えておくが、名前の長さがjmaxに近づいてきてもそ
の初期値以下とならないときはKの値を少し増やすよう
にして、入力操作が少なくてもよいようにすることもで
きる。これは、特に全文字入力に近づいても一致する文
字列の名前が多くあるような場合に有効である。また、
案内/転送の機能指定を最初に行うものとしているが、
このためのステップ101〜105を図1から除去し、
図4のステップ402で特定した電話番号を読み上げた
後に案内/転送の選択を行うよにしてもよい。また、ユ
ーザ選択で用いる「*」や「#」、他キーなどの使い方
は図示のものに限られるものでないことは言うまでもな
い。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザは検索中の名前
入力に該当する候補名が所定値以下となったこと、及び
1つの名前にしぼられたことを音声ガイドで知ることが
できるので、その時点で入力操作を終了させれば、余分
な動作なしで所望の案内を受けられ、安心で使い勝手の
よいシステムを実現できる効果がある。
入力に該当する候補名が所定値以下となったこと、及び
1つの名前にしぼられたことを音声ガイドで知ることが
できるので、その時点で入力操作を終了させれば、余分
な動作なしで所望の案内を受けられ、安心で使い勝手の
よいシステムを実現できる効果がある。
【図1】本発明になる音声応答装置における応答処理に
フローチャートで、案内/転送の機能選択と初期化処理
を示した図である。
フローチャートで、案内/転送の機能選択と初期化処理
を示した図である。
【図2】図1のフローチャートに続く文字入力処理と名
前−電話番号テーブル検索処理を示すフローチャートで
ある。
前−電話番号テーブル検索処理を示すフローチャートで
ある。
【図3】図2の処理で文字入力終了時の案内処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】図2または図3で名前が1つに特定されて以降
の電話番号読み上げ、接続を行う処理のフローチャート
である。
の電話番号読み上げ、接続を行う処理のフローチャート
である。
【図5】音声応答装置のハードウエア構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】名前−電話番号テーブルの例を示す図である。
【図7】プッシュホンのキーとアルファベットの対応例
を示す図である。
を示す図である。
【図8】従来の音声応答の操作例とそれに対する音声応
答の動作例を示す図である。
答の動作例を示す図である。
【図9】ユーザの操作例とそれに対する本発明の装置の
動作例を示す図である。
動作例を示す図である。
1 音声応答装置 3 音声入出力ボード 4 電話回線制御装置(NCU) 5 電話転送制御装置 6 プッシュホン 11 プロセッサ 12 名前−電話番号テーブル 13 音声ファイル群
Claims (5)
- 【請求項1】 アルファベットを用いて記録された名前
とその電話番号とを対応づけた名前−電話番号テーブル
を備え、プッシュホンの数字キーの各々に複数のアルフ
ァベットを対応づけてその対応づけに従って数字キーに
より入力された数字列と前記名前−電話番号テーブルの
名前とを比較し、前記数字列の数字の個数分だけの先頭
からのアルファベットが前記数字列が表しうるアルファ
ベットの列と一致する名前を検索し、該検索した名前あ
るいはその名前及び対応する電話番号をプッシュホンへ
音声出力することにより電話番号の案内を行うようにし
た音声応答方法であって、 数字が1つ入力される毎にその時点まで入力された数字
列により前記名前−電話番号を検索して前記一致する名
前の個数を求め、その求めた名前の個数が予め定めた個
数以下となったときにそのことを知らせる報知音をプッ
シュホンへ出力し、さらに前記求めた名前の個数が1つ
となったときには名前を特定できた旨の特定メッセージ
を音声出力するようにしたことを特徴とする音声応答方
法。 - 【請求項2】 前記数字列の入力終了を示す記号がプッ
シュホンから入力されたときに、前記求められた名前の
個数が複数個であった場合には、その名前の各々に番号
をつけてプッシュホンへ音声出力し、プッシュホンから
の前記番号の入力により1つの名前を特定できるように
したことを特徴とする請求項1記載の音声応答方法。 - 【請求項3】 1つの名前が特定されたときに、その名
前に対応する電話番号を音声でプッシュホンから出力す
るとともに、その出力した電話番号をもつ端末装置への
自動接続を行うようにしたことを特徴とする請求項1ま
たは2記載の音声応答方法。 - 【請求項4】 アルファベットを用いて記録された名前
とその電話番号とを対応づけた名前−電話番号テーブル
と、 プッシュホンの数字キーの各々に複数のアルファベット
を対応づけてその対応づけに従って数字キーにより入力
された数字列と前記名前−電話番号テーブルの名前とを
比較し、前記数字列の数字の個数分だけの先頭からのア
ルファベットが前記数字列が表しうるアルファベットの
列と一致する名前を検索するための検索手段と、 数字が1つ入力される毎にその時点まで入力された数字
列を入力として前記検索手段により名前を検索させ、一
致する名前の個数を求めてその個数が予め定めた個数以
下となったときにそのことを知らせる報知音をプッシュ
ホンへ出力するための報知音出力手段と、 数字が1つ入力される毎にその時点まで入力された数字
列を入力として前記検索手段により名前を検索させ、一
致する名前の個数を求めてその個数が1つとなったとき
には名前を特定できた旨の特定メッセージを音声出力す
るための特定メッセージ出力手段と、 を備えたことを特徴とする音声応答装置。 - 【請求項5】 前記数字列の入力の終了を示す記号がプ
ッシュホンから入力されたときに、前記求められた名前
の個数が複数個であった場合には、その名前の各々に番
号をつけてプッシュホンへ音声出力するための名前読み
上げ手段と、 プッシュホンから前記番号の1つが入力されたときに該
当する名前を特定してその名前に対応する電話番号を音
声により出力するための番号案内手段と、 を設けたことを特徴とする請求項4記載の音声応答装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9334797A JPH10285288A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | 音声応答方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9334797A JPH10285288A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | 音声応答方法とその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10285288A true JPH10285288A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=14079750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9334797A Pending JPH10285288A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | 音声応答方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10285288A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015049635A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 富士通フロンテック株式会社 | 自動取引装置 |
-
1997
- 1997-04-11 JP JP9334797A patent/JPH10285288A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015049635A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 富士通フロンテック株式会社 | 自動取引装置 |
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