JP4070065B2 - Skin preparation for preventing and improving skin roughness - Google Patents
Skin preparation for preventing and improving skin roughness Download PDFInfo
- Publication number
- JP4070065B2 JP4070065B2 JP2000213268A JP2000213268A JP4070065B2 JP 4070065 B2 JP4070065 B2 JP 4070065B2 JP 2000213268 A JP2000213268 A JP 2000213268A JP 2000213268 A JP2000213268 A JP 2000213268A JP 4070065 B2 JP4070065 B2 JP 4070065B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- preventing
- extract
- roughness
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は肌あれ防止・改善用皮膚外用剤に関し、さらに詳しくは肌荒れ防止、肌荒れ改善のほか、皮膚のたるみ、つやの消失などを防いで老化を防止する効果の高い肌あれ防止・改善用皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来、保湿効果を付与する目的でアミノ酸や多価アルコール、糖類等が皮膚外用剤に配合されてきた。これらの成分は保湿効果の点では有効であるものの、老化防止効果を考えると十分とはいえず効果を期待するにはおよばなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは肌荒れ防止作用および肌荒れ改善作用に優れ、皮膚のたるみ、つやの消失などを防いで老化を防止する効果を高める方法はないものかと鋭意研究した結果、特定の植物抽出物と、炭素原子数4〜6の糖アルコールから選ばれる化合物の少なくとも1種とを配合することによって、この目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0004】
すなわち、本発明はプロテアーゼ阻害作用を有する植物抽出液であって、イチヤクソウ、オトギリソウおよびジュウヤクから選ばれる植物の抽出液の一種または二種以上と、キシリトールおよびエリスリトールから選ばれる糖アルコールとを配合することを特徴とする肌あれ防止・改善用皮膚外用剤である。
【0005】
本発明において用いられる植物抽出液はいずれもプロテアーゼ阻害作用のあることが知られているものである。これらの植物抽出物の配合量は、皮膚外用剤全量中、乾燥固型分として0.0001〜0.1重量%、好ましくは0.001〜0.1重量%である。0.0001重量%未満ではその効果は発揮されず、0.1重量%を越えると皮膚外用剤の経時安定性で沈殿等を生じるため好ましくない。
【0006】
本発明で用いられる糖アルコールとしては、キシリトール、エリスリトールが挙げられる。
【0007】
本発明における糖アルコールの配合量には特に限定はないが、好ましくは皮膚外用剤全量中に、0.001〜20.0重量%さらに好ましくは、0.01〜10.0重量%配合される。
【0008】
本発明の肌あれ防止・改善用皮膚外用剤には上記した必須成分の他に通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる他の成分、例えばアボガド油、パーム油、ピーナッツ油、牛脂、コメヌカ油、ホホバ油、カルナバロウ、ラノリン、流動パラフィン、オキシステアリン酸、パルミチン酸イソステアリル、イソステアリルアルコール等の油分、グリセリン、ソルビトール、ポリエチレングリコール、ピロリドンカルボン酸およびその塩、コラーゲン、ヒアルロン酸およびその塩、コンドロイチン硫酸およびその塩等の保湿剤、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、ウロカニン酸、ジイソプロピルケイヒ酸エチル等の紫外線吸収剤、エリソルビン酸ナトリウム、セージエキス、パラヒドロキシアニソール等の酸化防止剤、ステアリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ジエタノールアミン、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、イソステアリン酸ポリエチレングリコール、アラキン酸グリセリル等の界面活性剤、エチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤、オウバク、オウレン、シコン、シャクヤク、センブリ、バーチ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキョウ、オノニス、ローズマリー、ニンニク等の抽出物、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン等の消炎剤、胎盤抽出物、グルタチオン、ユキノシタ抽出物、アスコルビン酸誘導体等の美白剤、ローヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体、各種アミノ酸類等の賦活剤、γ−オリザノール、デキストラン硫酸ナトリウム等の血行促進剤、硫黄、チアントール等の抗脂漏剤、香料、水、アルコール、カルボキシビニルポリマー等の増粘剤、チタンイエロー、カーサミン、ベニバナ赤等の色剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
【0009】
本発明の肌あれ防止・改善用皮膚外用剤の剤型は任意であり、溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、水−油二層系、水−油−粉末三層系等、どのような剤型でも構わない。
また、本発明の肌あれ防止・改善用皮膚外用剤の用途も任意であり、化粧水、乳液、クリーム、パック等のフェーシャル化粧料やファンデーション、口紅、アイシャドー等のメーキャップ化粧料やボディー化粧料、芳香化粧料、洗浄料、軟膏等に用いることができる。
【0010】
【実施例】
つぎに実施例および比較例をあげて、本発明を具体的に明らかにする。本発明はこれにより限定されるものではない。配合量は重量%である。
【0011】
実施例1〜3、比較例1〜5
下記に示す処方のクリームを後述する方法で調製した。
A.油相
セタノール 0.5 重量%
ワセリン 2.0
スクワラン 7.0
自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 2.5
ポリオキシエチレンソルビタン
モノステアリン酸エステル(20EO) 1.5
パントテニルエチルエーテル 0.5
ホホバ油 5.0
B.水相
プロピレングリコール 5.0
グリセリン 5.0
ビーガム(モンモリロナイト) 5.0
植物抽出物(乾燥固型分として) 表1〜表2記載
キシリトール 表1〜表2記載
エリスリトール 表1〜表2記載
水酸化カリウム 0.3
水 残余
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】
[製法]
A(油相)とB(水相)をそれぞれ70℃に加熱し、完全溶解する。AをBに加えて、乳化機で乳化する。乳化物を熱交換機を用いて冷却してクリームを得た。
【0015】
実施例1〜3および比較例1〜5で得られたクリームを用いて人体パネルで肌荒れ防止および肌荒れ改善効果試験、ならびに皮膚のたるみとつやについての評価を行った。
【0016】
すなわち、肌荒れ防止および肌荒れ改善効果については、女性健康人(顔面)の皮膚表面形態をシリコーン樹脂によるレプリカ法を用いて肌のレプリカを採り、顕微鏡(17倍)にて観察する。皮紋の状態および角層の剥離状態から表6に示す基準に基づいて肌荒れ評価1、2と判断された者(肌荒れパネル)を用い、顔面左右半々に、実施例1〜3および比較例1〜5で得たクリームをそれぞれが10人に塗布されるように割り付け、1日2回塗布した。2週間後再び顔面左右それぞれのレプリカを採り肌の状態を観察し、表3の判断基準に従って評価した。その結果を表4に示す。
【0017】
肌のたるみとつやについては、前述のパネルの使用前後の肌状態を視観評価した。その結果を併せて表4に示す。
【0018】
(視観評価)
◎:肌に非常にはりがあり、たるみがない。
○:肌にややはりがあり、たるみがない。
△:肌にあまりはりがなく、たるんだ感じがする。
×:肌にはりがなく、たるんでいる。
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】
表4の結果より、特定の植物抽出物と、糖アルコールから選ばれる化合物の少なくとも1種を配合した化粧料を使用した顔面部位は他の化粧料を使用した顔面部位と比較し、顕著な肌荒れ防止・肌荒れ改善効果が認められることが分かる。
【0022】
実施例4 クリーム
A.油相
ステアリン酸 10.0 重量%
ステアリルアルコール 4.0
ステアリン酸ブチル 8.0
ステアリン酸モノグリセリンエステル 2.0
ビタミンEアセテート 0.5
ビタミンAパルミテート 0.1
マカデミアナッツ油 1.0
香料 0.4
防腐剤 適量
B.水相
グリセリン 4.0
1,2ペンタンジオール 3.0
イチヤクソウエキス(乾燥固型分として) 0.1
水酸化カリウム 0.4
アスコルビン酸リン酸マグネシウム 0.1
L−アルギニン塩酸塩 0.01
エリスリトール 1.0
エデト酸三ナトリウム 0.05
精製水 残余
(製法)
Aの油相部とBの水相部をそれぞれ70℃に加熱し完全溶解する。A相をB相に加えて、乳化機で乳化する。乳化物を熱交換機を用いて冷却してクリームを得た。
【0023】
実施例5 クリーム
A.油相
セタノール 4.0 重量%
ワセリン 7.0
イソプロピルミリステート 8.0
スクワラン 15.0
ステアリン酸モノグリセリンエステル 2.2
POE(20)ソルビタンモノステアレート 2.8
ビタミンEニコチネート 2.0
香料 0.3
酸化防止剤 適量
防腐剤 適量
B.水相
グリセリン 10.0
ジュウヤクエキス(乾燥固型分として) 0.01
ジプロピレングリコール 4.0
ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0
リジン 3.0
キシリトール 10.0
エデト酸二ナトリウム 0.01
精製水 残余
(製法)
実施例4に準じてクリームを得た。
【0024】
実施例6 乳液
A.油相
スクワラン 5.0 重量%
オレイルオレート 3.0
ワセリン 2.0
ソルビタンセスキオレイン酸エステル 0.8
ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20EO) 1.2
月見草油 0.5
香料 0.3
防腐剤 適量
B.水相
1,3−ブチレングリコール 4.5
メリッサ抽出液 1.5
イチヤクソウエキス(乾燥固型分として) 0.001
エタノール 3.0
カルボキシビニルポリマー 0.2
水酸化カリウム 0.1
L−アルギニンL−アスパラギン酸塩 0.01
エリスリトール 0.5
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
精製水 残余
(製法)
実施例4に準じて乳液を得た。
【0025】
実施例7 ファンデーション
A.油相
セタノール 3.5 重量%
脱臭ラノリン 4.0
ホホバ油 5.0
ワセリン 2.0
スクワラン 6.0
ステアリン酸モノグリセリンエステル 2.5
POE(60)硬化ヒマシ油 1.5
POE(20)セチルエーテル 1.0
ピリドキシントリパルミテート 0.1
防腐剤 適量
香料 0.3
B.水相
プロピレングリコール 10.0
オトギリソウエキス(乾燥固型分として) 0.05
調合粉末 12.0
L−アルギニン 5.0
キシリトール 3.0
エデト酸三ナトリウム 0.2
精製水 残余
(製法)
実施例4に準じてファンデーションを得た。
【0026】
実施例8 化粧水
A.アルコール相
エタノール 5.0 重量%
POEオレイルアルコールエーテル 2.0
2−エチルヘキシル−P−ジメチル
アミノベンゾエート 0.18
香料 0.05
B.水相
1,3−ブチレングリコール 9.5
ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5
オトギリソウエキス(乾燥固型分として) 0.0001
ニコチン酸アミド 0.3
グリセリン 5.0
ヒドロキシプロピルβシクロデキストリン 1.0
エリスリトール 0.05
精製水 残余
(製法)
Aのアルコール相をBの水相に添加し、可溶化して化粧水を得た。
【0027】
実施例9 パック
(1) ポリビニルアルコール 10.0 重量%
(2) ポリエチレングリコール(分子量400) 0.4
(3) グリセリン 3.0
(4) エタノール(95%) 8.0
(5) イチヤクソウエキス(乾燥固型分として) 0.01
(6) キシリトール 1.0
(7) 防腐剤 0.1
(8) 香料 0.1
(9) 精製水 残余
(製法)
室温で(4),(7),(8) を混合溶解し、(1),(2),(3)および(5),(6),(9) を80℃で混合溶解した中に攪拌添加した後、室温まで放冷してパックを得た。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の肌あれ防止・改善用皮膚外用剤は、プロテアーゼ阻害効果のある植物抽出液と、糖アルコールから選ばれる化合物の少なくとも1種とを配合することにより、優れた肌荒れ防止および肌荒れ改善効果を有し、かつ皮膚のたるみ、つやの消失などを防いで老化を防止する効果を著しく増加させることができる利点を有するものである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a skin external preparation for preventing and improving skin roughness, and more specifically, for preventing skin roughness and improving skin roughness, as well as preventing skin sag, loss of gloss, etc. It relates to the agent.
[0002]
[Background Art and Problems to be Solved by the Invention]
Conventionally, amino acids, polyhydric alcohols, saccharides and the like have been blended in skin external preparations for the purpose of imparting a moisturizing effect. Although these components are effective in terms of the moisturizing effect, they are not sufficient in view of the anti-aging effect, and the effect has not been expected.
[0003]
[Means for Solving the Problems]
As a result of earnestly researching whether or not there is a method for enhancing the effect of preventing aging by preventing skin sagging and loss of gloss, etc. It has been found that this object can be achieved by blending with at least one compound selected from sugar alcohols having 4 to 6 atoms, and the present invention has been completed.
[0004]
That is, the present invention is a plant extract having protease inhibitory activity, formulated wintergreen, and extract one or two or more plants selected Hypericum and houttuyniae or al, and a sugar alcohol selected from xylitol and erythritol It is an external preparation for skin prevention / amelioration characterized by this.
[0005]
All plant extracts used in the present invention are known to have a protease inhibitory action. The blending amount of these plant extracts is 0.0001 to 0.1% by weight, preferably 0.001 to 0.1% by weight as a dry solid content in the total amount of the external preparation for skin. If it is less than 0.0001% by weight, the effect is not exhibited, and if it exceeds 0.1% by weight, precipitation or the like occurs due to the stability over time of the external preparation for skin, which is not preferable.
[0006]
The sugar alcohols that are used in the present invention, xylitol, include erythritol Le.
[0007]
Although there is no particular limitation on the amount of sugar alcohol that put the present invention, preferably in the total amount of the skin treatment composition, more preferably from 0.001 to 20.0 wt%, 0.01 to 10.0 wt% blending Is done.
[0008]
In addition to the essential components described above, the skin external preparation for preventing and improving skin roughness according to the present invention is usually used for other external skin preparations such as cosmetics and pharmaceuticals, such as avocado oil, palm oil, peanut oil, beef tallow, rice bran Oil, jojoba oil, carnauba wax, lanolin, liquid paraffin, oxystearic acid, isostearyl palmitate, isostearyl alcohol, glycerin, sorbitol, polyethylene glycol, pyrrolidone carboxylic acid and salts thereof, collagen, hyaluronic acid and salts thereof, Moisturizers such as chondroitin sulfate and its salts, UV absorbers such as amyl paradimethylaminobenzoate, urocanic acid, ethyl diisopropyl cinnamate, antioxidants such as sodium erythorbate, sage extract, parahydroxyanisole, sodium stearyl sulfate , Cetyl sulfate diethanolamine, cetyltrimethylammonium saccharin, polyethylene glycol isostearate, glyceryl arachiate, etc., preservatives such as ethylparaben, butylparaben, etc., buckwheat, auren, sicon, peonies, assembly, birch, biwa, carrot , Aloe, mallow, iris, grape, yokoinin, loofah, lily, saffron, senkyu, ginger, onionis, rosemary, garlic extract, glycyrrhizic acid derivative, glycyrrhetinic acid derivative, salicylic acid derivative, hinokitiol, zinc oxide, allantoin Antiphlogistics such as placenta extract, glutathione, yukinoshita extract, whitening agents such as ascorbic acid derivatives, royal jelly, photosensitizers, cholesterol derivatives, various amino acids, etc. Activators, blood circulation promoters such as γ-oryzanol and sodium dextran sulfate, antiseborrheic agents such as sulfur and thianthol, thickeners such as fragrances, water, alcohol and carboxyvinyl polymer, titanium yellow, carsamine, safflower red, etc. A colorant or the like can be appropriately blended as necessary.
[0009]
The dosage form of the external preparation for skin roughness prevention / improvement of the present invention is arbitrary, such as solution system, solubilization system, emulsification system, powder dispersion system, water-oil two-layer system, water-oil-powder three-layer system, etc. Any dosage form may be used.
Further, the use of the external preparation for skin roughness prevention / improvement of the present invention is also optional, such as facial cosmetics such as lotions, emulsions, creams and packs, makeup cosmetics such as foundations, lipsticks and eye shadows, and body cosmetics. , Aromatic cosmetics, cleaning agents, ointments and the like.
[0010]
【Example】
Next, the present invention will be specifically described with reference to examples and comparative examples. The present invention is not limited thereby. The blending amount is% by weight.
[0011]
Examples 1-3 , Comparative Examples 1-5
A cream having the following formulation was prepared by the method described below.
A. Oil phase Cetanol 0.5% by weight
Vaseline 2.0
Squalane 7.0
Self-emulsifying glyceryl monostearate 2.5
Polyoxyethylene sorbitan monostearate (20EO) 1.5
Pantothenyl ethyl ether 0.5
Jojoba oil 5.0
B. Aqueous phase propylene glycol 5.0
Glycerin 5.0
Veegum (Montmorillonite) 5.0
Plant extract (as a dry solid) Table 1 to Table 2 Xylitol Table 1 to Table 2 Erythritol Table 1 to Table 2 Potassium hydroxide 0.3
Water residue [0012]
[Table 1]
[0013]
[Table 2]
[0014]
[Production method]
A (oil phase) and B (aqueous phase) are each heated to 70 ° C. and completely dissolved. Add A to B and emulsify with an emulsifier. The emulsion was cooled using a heat exchanger to obtain a cream.
[0015]
Using the creams obtained in Examples 1 to 3 and Comparative Examples 1 to 5 , skin roughness prevention and skin roughness improvement effect tests were performed on the human body panel, and skin sagging and gloss were evaluated.
[0016]
That is, for the effect of preventing rough skin and improving rough skin, a skin replica of a healthy female person (face) is taken using a replica method using a silicone resin and observed with a microscope (17 times). Examples 1 to 3 and Comparative Example 1 were applied to the left and right halves of the face using persons (skin roughness panels ) determined as skin roughness evaluations 1 and 2 based on the criteria shown in Table 6 from the state of the crest and the peeled state of the stratum corneum. each of the cream obtained in 1-5 is assigned to be applied to the 10 people, it was applied twice daily. Two weeks later, replicas of the left and right faces were taken again to observe the state of the skin and evaluated according to the criteria shown in Table 3 . The results are shown in Table 4 .
[0017]
For skin sagging and gloss, the skin condition before and after use of the above-mentioned panel was visually evaluated. The results are also shown in Table 4 .
[0018]
(Visual evaluation)
(Double-circle): There is a very heavy skin and there is no sagging.
○: There is still skin and no sagging.
Δ: There is not so much skin on the skin, and it feels sagging.
X: There is no burr on the skin and it is sagging.
[0019]
[Table 3]
[0020]
[Table 4]
[0021]
From the results in Table 4 , the facial area using a cosmetic containing at least one compound selected from a specific plant extract and a sugar alcohol is significantly more rough than the facial area using another cosmetic. It can be seen that the prevention and roughening effect is recognized.
[0022]
Example 4 Cream A. Oil phase Stearic acid 10.0% by weight
Stearyl alcohol 4.0
Butyl stearate 8.0
Stearic acid monoglycerin ester 2.0
Vitamin E acetate 0.5
Vitamin A palmitate 0.1
Macadamia nut oil 1.0
Fragrance 0.4
Preservative appropriate amount Aqueous phase Glycerin 4.0
1,2 pentanediol 3.0
Ichiyakuso extract (as dry solid) 0.1
Potassium hydroxide 0.4
Magnesium ascorbate phosphate 0.1
L-arginine hydrochloride 0.01
Erythritol 1.0
Edetate trisodium 0.05
Purified water residue (production method)
The oil phase part of A and the aqueous phase part of B are each heated to 70 ° C. and completely dissolved. Add Phase A to Phase B and emulsify with an emulsifier. The emulsion was cooled using a heat exchanger to obtain a cream.
[0023]
Example 5 Cream A. Oil phase Cetanol 4.0 wt%
Vaseline 7.0
Isopropyl myristate 8.0
Squalane 15.0
Stearic acid monoglycerol ester 2.2
POE (20) sorbitan monostearate 2.8
Vitamin E Nicotinate 2.0
Fragrance 0.3
Antioxidant appropriate amount Preservative appropriate amount Aqueous phase Glycerin 10.0
Juyaku extract (as dry solid) 0.01
Dipropylene glycol 4.0
Sodium pyrrolidonecarboxylate 1.0
Lysine 3.0
Xylitol 10.0
Edetate disodium 0.01
Purified water residue (production method)
A cream was obtained according to Example 4 .
[0024]
Example 6 Emulsion A. Oil phase Squalane 5.0 wt%
Oleil Olate 3.0
Vaseline 2.0
Sorbitan sesquioleate 0.8
Polyoxyethylene oleyl ether (20EO) 1.2
Evening primrose oil 0.5
Fragrance 0.3
Preservative appropriate amount Aqueous phase 1,3-butylene glycol 4.5
Melissa extract 1.5
Ichiyakuso extract (as dry solid) 0.001
Ethanol 3.0
Carboxyvinyl polymer 0.2
Potassium hydroxide 0.1
L-arginine L-aspartate 0.01
Erythritol 0.5
Sodium hexametaphosphate 0.05
Purified water residue (production method)
An emulsion was obtained according to Example 4 .
[0025]
Example 7 Foundation A. Oil phase Cetanol 3.5 wt%
Deodorized lanolin 4.0
Jojoba oil 5.0
Vaseline 2.0
Squalane 6.0
Stearic acid monoglycerin ester 2.5
POE (60) hydrogenated castor oil 1.5
POE (20) cetyl ether 1.0
Pyridoxine tripalmitate 0.1
Preservative appropriate amount Fragrance 0.3
B. Aqueous phase Propylene glycol 10.0
Hypericum extract (as dry solid) 0.05
Formulated powder 12.0
L-Arginine 5.0
Xylitol 3.0
Edetate trisodium 0.2
Purified water residue (production method)
A foundation was obtained according to Example 4 .
[0026]
Example 8 Lotion A. Alcohol phase Ethanol 5.0 wt%
POE oleyl alcohol ether 2.0
2-Ethylhexyl-P-dimethyl
Aminobenzoate 0.18
Fragrance 0.05
B. Aqueous phase 1,3-butylene glycol 9.5
Sodium pyrrolidonecarboxylate 0.5
Hypericum extract (as dry solid) 0.0001
Nicotinamide 0.3
Glycerin 5.0
Hydroxypropyl β cyclodextrin 1.0
Erythritol 0.05
Purified water residue (production method)
The alcohol phase of A was added to the aqueous phase of B and solubilized to obtain a lotion.
[0027]
Example 9 pack
(1) Polyvinyl alcohol 10.0% by weight
(2) Polyethylene glycol (molecular weight 400) 0.4
(3) Glycerin 3.0
(4) Ethanol (95%) 8.0
(5) Ichiyakuso extract (as dry solid) 0.01
(6) Xylitol 1.0
(7) Preservative 0.1
(8) Fragrance 0.1
(9) Purified water residue (Production method)
(4), (7), (8) were mixed and dissolved at room temperature, and (1), (2), (3) and (5), (6), (9) were mixed and dissolved at 80 ° C. After stirring, the mixture was allowed to cool to room temperature to obtain a pack.
[0028]
【The invention's effect】
As described above, the skin external preparation for preventing and improving skin irritation of the present invention is excellent in rough skin by blending a plant extract having a protease inhibitory effect and at least one compound selected from sugar alcohols. It has an effect of preventing and aging the skin by preventing the skin from sagging and gloss and preventing the aging.
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000213268A JP4070065B2 (en) | 1999-07-15 | 2000-07-13 | Skin preparation for preventing and improving skin roughness |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20176099 | 1999-07-15 | ||
JP11-201760 | 1999-07-15 | ||
JP2000213268A JP4070065B2 (en) | 1999-07-15 | 2000-07-13 | Skin preparation for preventing and improving skin roughness |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001081008A JP2001081008A (en) | 2001-03-27 |
JP4070065B2 true JP4070065B2 (en) | 2008-04-02 |
Family
ID=26512968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000213268A Expired - Fee Related JP4070065B2 (en) | 1999-07-15 | 2000-07-13 | Skin preparation for preventing and improving skin roughness |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4070065B2 (en) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2808190B1 (en) * | 2000-04-28 | 2002-06-21 | Oreal | PLANT EXTRACT OF THE SPECIES VITIS VINIFERA AS NO-SYNTHASE INHIBITOR AND USES |
JP2002029986A (en) * | 2000-07-19 | 2002-01-29 | Pola Chem Ind Inc | Corium collagen fiber bundle-restructuring agent and composition containing the same |
JP2002356406A (en) * | 2001-05-29 | 2002-12-13 | Noevir Co Ltd | Skin care preparation |
JP4901024B2 (en) * | 2001-06-22 | 2012-03-21 | 株式会社ナリス化粧品 | 8-OHdG (8-hydroxydeoxyguanosine) production inhibitor |
JP4901025B2 (en) * | 2001-06-22 | 2012-03-21 | 株式会社ナリス化粧品 | Elastase inhibitor |
JP3759714B2 (en) * | 2001-12-27 | 2006-03-29 | 株式会社資生堂 | Itching, rough skin, sensitive skin and whitening agent by inhibiting production and release of stem cell factor |
JP2003342184A (en) * | 2002-05-31 | 2003-12-03 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | Hyaluronidase activity inhibitor and cosmetic composition |
KR100920961B1 (en) * | 2002-06-25 | 2009-10-09 | 가부시키가이샤 시세이도 | Anti-aging agent |
US20040223942A1 (en) * | 2003-03-06 | 2004-11-11 | Kao Corporation | Skin aging-preventing or improving agent |
US7438937B2 (en) | 2005-12-09 | 2008-10-21 | Changge Fang | Topical burn composition containing Mentha haplocalyx and one or both of Aloe vera and recombinant human epidermal growth factor |
US7642062B2 (en) * | 2006-12-29 | 2010-01-05 | Avon Products Inc. | Compositions and methods of their use for improving the condition and appearance of skin |
JP2008231031A (en) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Arkray Inc | Dehydroepiandrosterone production promoter and use thereof |
DE102008035443A1 (en) | 2008-07-26 | 2010-04-29 | Ernst-Moritz-Arndt-Universität Greifswald | Surfactant-free emulsions with anti-aging effect, their preparation and their use |
DE102008035442A1 (en) | 2008-07-26 | 2010-01-28 | Ernst-Moritz-Arndt-Universität Greifswald | Preparations from Artemisia Annua, their transformation into micro- and nanoparticles and their use |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04124138A (en) * | 1990-09-05 | 1992-04-24 | Beijin Riiyuen Riiyon Fuashiyue Guufuen Youshien Gonsuu | External preparation for skin |
JPH07206665A (en) * | 1994-01-13 | 1995-08-08 | Lion Corp | Bathing agent composition |
JP3513861B2 (en) * | 1994-10-20 | 2004-03-31 | 株式会社コーセー | External preparation for skin |
JPH10279466A (en) * | 1997-04-07 | 1998-10-20 | Kose Corp | Preparation for external use |
-
2000
- 2000-07-13 JP JP2000213268A patent/JP4070065B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001081008A (en) | 2001-03-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3483988B2 (en) | Skin preparation | |
JP4070065B2 (en) | Skin preparation for preventing and improving skin roughness | |
JP2002080338A (en) | Antiaging skin care preparation | |
JP2002003373A (en) | Skin care preparation | |
JP2002003358A (en) | Skin care preparation | |
JPH04305512A (en) | External preparation for skin | |
JP2000086486A (en) | Skin preparation for external use | |
JPH10279419A (en) | Preparation for external use for skin | |
JPH10279418A (en) | Preparation for external use for skin | |
JPH0687730A (en) | Cosmetic | |
JP3519233B2 (en) | External preparation for skin | |
JPH09286709A (en) | Preparation for external use for skin | |
JP3093353B2 (en) | External preparation for skin | |
JP3912722B2 (en) | Topical skin preparation | |
JPH07138125A (en) | Dermal agent for external use | |
JPH10203921A (en) | Skin preparation for external use | |
JP2000344651A (en) | Skin lotion | |
JP3816877B2 (en) | Topical skin preparation | |
JP2000086483A (en) | Skin preparation for external use | |
JP3234041B2 (en) | External preparation for skin | |
JPH0625053B2 (en) | External skin preparation | |
JPH07215832A (en) | Skin external preparation | |
JP2000344650A (en) | Skin lotion | |
JP2000178165A (en) | Skin preparation for external use | |
JPH10259113A (en) | Skin preparation for external use |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060418 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060619 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080110 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4070065 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |