JP4070056B2 - 逆止弁付き防水シート - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、宅地造成や護岸工事等の際に用いられる逆止弁付き防水シートの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の逆止弁付き防水シートは、特公平6−43689号公報により提案されている。この防水シートは、シート本体のみで構成されたものと、シート本体の裏面に補強マットが一体的に貼着されているものとがあり、このシート本体には逆止弁を取り付けるための透孔が所定間隔で形成されている。
【0003】
一方、前記逆止弁は円筒状であって、外周の片側端部にフランジ部を有すると共に小径部分にはネジが刻設され、内周面の中央にはリブが周設されている。
【0004】
該リブには多数の小透孔を穿設した仕切板が周縁部を係止した状態で固着され、この仕切板には可撓性弁体であるゴム板がその中心を小ネジによって密着された状態で取付けられている。
【0005】
前記フランジの端面には十字方向に通水孔が形成され、そのフランジ端面に蓋体を固定して逆止弁が構成される。
【0006】
このように構成された逆止弁は、防水シートに形成された透孔へ外側から挿入し、反対側へ突出した本体の小径ネジ部にネジを螺設したリング体の内径部を螺合して、防水シートの前記透孔周囲両面からパッキンを介して前記防水シートに挟着固定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように構成された、従来の逆止弁は、防水シートに固定するに際し、防水シートに形成された透孔に小径部を挿通して該小径部にリング体を螺合して不織布などから構成される防水シートの両面をフランジ面とリング体とで挟持して固定するようになっているため、このような弾力性を有する不織布等の場合では逆止弁を保持するには腰が弱いため十分な強度が得られないことから、相互の挟持面積を広くするためにフランジないしリング体の外径をある程度大きく形成する必要があった。
【0008】
このためリング体を螺合する際に、リング体と防水シートとの接触面が摺り合わされるため、接触による摩擦抵抗が大きく締め付け作業が困難となる問題を有している。
【0009】
更に、折角締め付けても、防水シートは水分を吸収しまたは乾燥した際に膨張、収縮するため、締め付けたリング体が緩み保持力が弱くなる問題点を有していた。
【0010】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、逆止弁を防水シートに対し長期的に強固に且つ確実に取り付けることができ、防水シートの敷設作業を容易に行うことができる逆止弁付き防水シートを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の逆止弁付き防水シートは、法面上に敷設される防水シートであって、該防水シートの所定箇所に排水部を付設し、前記排水部によって法面側の水を前記防水シートの裏側から表側に流水可能に構成した逆止弁付き防水シートにおいて、
前記防水シートは、ステンレス鋼板と、該ステンレス鋼板上面に貼設された所定厚みの補強マットとから成り、補強マットの存在しないステンレス鋼板の露呈した所定面積の凹部が形成され、露呈されるステンレス鋼板に貫通口が形成され該貫通口を有するステンレス鋼板上面に逆止機能を有する弁体を内装したハウジングが着座して取付けられ、前記ハウジングの反着座側には前記貫通口から前記逆止弁を通水した水が排出される排水口が形成されることを特徴としている。
この特徴によれば、露呈されるステンレス鋼板上面が座面として形成されるので、ハウジングの着座面が強度を有すると共に耐食性を有するため長期的に弁機能を維持することができる。
【0012】
本発明の逆止弁付き防水シートは、前記ハウジングの着座側外周に複数のネジ穴が螺設されると共に、前記ステンレス鋼板の貫通口周縁上面に、内周にネジが螺設されたリング体を固定して該リング体に前記ハウジングを螺着して成り、前記ハウジングには内部空間を上下に仕切る隔壁に通水口が形成されて、少なくともこの部分が弁座として構成され、該弁座には前記通水口を閉塞する板状の可撓性弁体が取着され、前記通水口から通水される前記法面側の水圧によって前記可撓性弁体が開放されるよう構成されてれば好適である。
このようにすることにより、ステンレス鋼板の貫通口周縁上面に予めリング体を固定することにより、ハウジングの防水シートへの取付作業が容易となるばかりか、リングの着座面周囲が複数のネジでステンレス鋼板に固定されるため、これに取り付けられるハウジングの緩み、離脱を最小限にすることができる。
【0013】
本発明の逆止弁付き防水シートは、前記ハウジングが、凹状空間を形成するようにカップ状に形成され、且つ前記弁体が、可撓性弁体で構成され、該可撓性弁体がハウジングの凹状空間に収容されて前記露呈されたステンレス鋼板の上面を座面として取着され、前記座面には前記可撓性弁体の中央が取着されると共に、取着部周囲の座面には前記貫通口として、前記可撓性弁体によって閉塞される複数の通水口が形成されていば好適である。
このようにすることに、前記ハウジングがステンレス鋼板を可撓性弁体の弁座としてそのまま利用することができるため、構造を極めて単純化することができるばかりか、厚みを薄くでき、防水シートの折り曲げが容易になり、運搬作業や取扱いを単純化することができる。
【0014】
本発明の逆止弁付き防水シートは、前記ハウジングが、凹状空間を形成するようにカップ状に形成され、且つ前記弁体が、可撓性弁体で構成され、該可撓性弁体がハウジングの凹状空間に収容されて前記露呈されたステンレス鋼板の上面を座面として取着されていると共に、前記座面には前記可撓性弁体の外周縁近傍底面が取着されると共に、該取着部より中央部の座面には前記貫通口として、前記可撓性弁体によって閉塞される通水口が形成されている好適である。
このようにすることにより、前記ハウジングがステンレス鋼板を可撓性弁体の弁座としてそのまま利用することができるため、構造を極めて単純化することができるばかりか、厚みを薄くでき、防水シートの折り曲げが容易になり、運搬作業や取扱いを単純化することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。先ず、図1は本発明の第1実施形態としての逆止弁付き防水シートを堤防に敷設した例を示す断面図、図2は第1実施形態としての逆止弁の分解組立斜視図、図3は第1実施形態としての逆止弁の平面図であり、図4は図3のA−B断面図である。
【0016】
図1に示されるように、Sは逆止弁付き防水シートであり、この逆止弁付き防水シートSは、河川16に沿って河川16の両脇に土を盛り上げて形成された堤防の河川側内側法面に敷設されて、河川16の水が法面内に侵入するのを防止して法面内の水を河川16側に積極的に排出するようにするものである。
【0017】
先に、防水シートSに付設される第1実施形態としての逆止弁Cにつき説明する。図3及び図4に示されるように、防水シートSは、ステンレス鋼板20と、該ステンレス鋼板20の上面に貼着される所定厚みの補強マットとしての不織布21と、ステンレス鋼板20の裏面に貼着される接地側不織布23の3層から構成されている。
【0018】
そして、防水シートSには予め逆止機能を有する弁体が内装された逆止弁Cが配置される箇所が設定されており、設定された箇所に逆止弁Cのハウジング1外形に合わせて不織布21を切離して該不織布21が存在しないステンレス鋼板20が露呈した凹部が形成され、露呈されたステンレス鋼板20の中央には貫通口20aが穿設されている。
【0019】
更に、ステンレス鋼板20裏面に貼着された接地側不織布23もステンレス鋼板20に穿設された貫通口20aの周囲下面が少なくとも前記リング体2の外径に相当する円形領域が切離される。
【0020】
さらに、ステンレス鋼板20の貫通口20a周縁上面には、内周にネジを螺設したリング体2がステンレス鋼板20の裏面側からビスB1を介して固定されている。
【0021】
次に逆止弁Cは、内部空間の上下が例えばステンレス製の材質を弁座として構成される隔壁3によって仕切られた扁平な筒状のハウジング1を有し、該ハウジング1は、隔壁3の上方が上部空間5として形成されると共にその下方が下部開口6として形成され、隔壁3には複数の通水口4が形成されている。
【0022】
また、ハウジング1の上端部周縁には複数の溝からなる排水口7が放射状に配置されており、外周には段付き部が形成され小径部外周には前記リング体2が螺合可能なネジ8が螺設されている。
【0023】
前記隔壁3の上面には円板状の可撓性弁体であるゴム状の弁シート9が中央でビスB2によって取着され、隔壁3に形成される複数の通水口4の全てを覆うように取着されている。
【0024】
ハウジング1の上面には、放射状に配置された複数の排水口7によって形成される複数の島1a、1bに略同一外径のリング体10を介して円板状のカバー11がビスB3によって固定されている。
【0025】
次に、このように構成された逆止弁Cの組立手順を説明する。図2は逆止弁Cの組立手順を示すもので、先ず、防水シートS上面の所定箇所毎の不織布がリング体10の外径に対応して切り取られて円形状に露呈されているステンレス鋼板20の中央に貫通口20aが形成され、該貫通口20a周囲の上面を座面としてリング体2がビスB1を介して固定される。
【0026】
一方ハウジング1は、該ハウジング1内の隔壁3を弁座として弁シート9が中央でビスB2により固定されると、ハウジング1上面の島1a、1bにリング体10を介して円板状のカバー11が2本のビスB3によって固定されて上部空間5が閉塞され、リング体2を除いた逆止弁Cの上部側が上部ユニットUとして構成される。
【0027】
そこで、前記上部ユニットUを防水シートSの露呈されたステンレス鋼板20に予め固定されているリング体2内周のネジ部に螺着して逆止弁付き防水シートが組み立てられる。
【0028】
次に、このようにして組み立てられた逆止弁付き防水シートの敷設法につき説明する。図1に示されるように、河川側内側の法面上に防水シートSが接地側不織布23を接触させて敷設されることにより法面上面が覆われる。
【0029】
法面上に防水シートSが敷設されると、この防水シートS上に固定されている各リング体2に上部ユニットUがそれぞれ螺着され、逆止弁付き防水シートSが構成される。
【0030】
次に、逆止弁付き防水シートSの上面に砕石17を敷き詰め、その上に護岸ブロック18が施設されると、護岸ブロック18の目地は必要に応じてモルタル等が埋め込まれる。
【0031】
このようにして逆止弁付き防水シートS法面上に敷設されると、河川16の水位が逆止弁Cの位置より上の場合は、河川の水圧によって逆止弁Cは閉塞状態が維持されるが、河川の水位が逆止弁Cの位置より下がった場合には、堤防内の水がその水圧により逆止弁Cが開放されて河川側に排出される。
【0032】
このように、露呈されるステンレス鋼板20の上面が座面として形成さるので、ハウジング1の着座面が強度を有すると共に耐食性を有するため長期的に弁機能を維持することができる。
【0033】
また、ステンレス鋼板20の貫通口20a周縁上面に予めリング体2を固定することにより、ハウジング1の防水シートSへの取付作業が容易となるばかりか、リングの着座面周囲が複数のネジB1でステンレス鋼板20に固定されるため、これに取り付けられるハウジング1の緩み、離脱を最小限にすることができる。
【0034】
次に、本発明の逆止弁付き防水シートの第2実施形態につき説明する。図5の(a)は第2実施形態としての逆止弁の断面図であり、(b)は逆止弁の平面図である。なお、前記実施形態における構成部分と同一構成部分については同一符号を付し重複する説明を省略する。
【0035】
本実施形態では、前記同様に構成される防水シートSにおける所定箇所の不織布21をハウジング1外形に合わせて切離して、不織布21の存在しないステンレス鋼板20の露呈した所定面積の円形凹部を形成し、露呈されるステンレス鋼板20の周囲に2個の貫通孔20cが穿設されると共に中央には貫通口の利用形態として比較的小径の通水口20bが穿設される。
【0036】
次に、本実施形態における逆止弁C1は、露呈されたステンレス鋼板20を座面として一対の貫通孔20cをステンレス鋼板20の裏面より挿通した2本のビスB4により固定される扁平なカップ状に形成されたハウジング24と、該ハウジング24内にステンレス鋼板20の上面を弁座として外周が挿嵌された可撓性弁体である円板状のゴム製の弁シート25とで構成されている。
【0037】
更に詳しくは、前記ハウジング24が、少なくとも不織布21の厚みに相当する扁平なカップ状に形成されて、片面外周に突設された縁部の内側に形成される凹状空間24bの壁面を形成する底面には複数の排水口24aが放射状に配置されている。
【0038】
ハウジング24の凹状空間24bに装着される円板状の弁シート25は、周縁部のみが少なくともハウジング24の凹状空間24bの深さと同じ厚さの縁部25bを有し、中央部の厚さは水圧によって弾性変形可能な比較的薄肉に形成され、露呈されたステンレス鋼板20の中央に形成される通水口20b外周に複数の通水孔25aが同一円周上に配置されるように形成されている。
【0039】
このように構成された逆止弁C1は、弁シート25をハウジング24の凹状空間24b内に挿嵌した状態で露呈されたステンレス鋼板20の上面にハウジング24をビスB4により固定する。この場合、弁シート25の着座面側の周囲は例えば接着剤により固定される。
【0040】
このようにすることにより、ステンレス鋼板20を弁シート25の弁座としてそのまま利用することができるため、構造を極めて単純化することができるばかりか、厚みを薄くでき、防水シートSの折り曲げが容易になり、運搬作業や取扱いを単純化することができる。
【0041】
次に、本発明の逆止弁付き防水シートの第3実施形態につき説明する。図6の(a)は第3実施形態としての逆止弁の断面図であり、(b)は逆止弁の平面図である。なお、前記実施形態における構成部分と同一構成部分については同一符号を付し重複する説明を省略する。
【0042】
本実施形態では、前記同様に構成される防水シートSにおける所定箇所の不織布21をハウジング1外形に合わせて切離して、不織布21の存在しないステンレス鋼板20の露呈した所定面積の円形凹部を形成し、露呈されるステンレス鋼板20周囲の同一円周上に貫通口の利用形態として複数の通水口20dが穿設され、その外側には2個の貫通孔20cが穿設されている。
【0043】
次に、本実施形態における逆止弁C2は、露呈されたステンレス鋼板20を座面として一対の貫通孔20cをステンレス鋼板20の裏面より挿通した2本のビスB4により固定される扁平なカップ状に形成されたハウジング26と、該ハウジング26内にステンレス鋼板20の上面を弁座として外周が挿嵌された弁シート27とで構成されている。
【0044】
ハウジング26は、前記第2実施形態と同一構成で構成されており、ハウジング26の凹状空間26bに装着される円板状の弁シート27は、中央部のみが少なくともハウジング26の凹状空間26bの深さと同じ厚さの突部27aを有し、その周辺部の厚さは通水口20d側からの水圧によって弾性変形可能な比較的薄肉に形成され、その外径は、露呈されたステンレス鋼板20の周囲に形成された通水口20dが覆われる程度の直径であって、ハウジング26の凹状空間26b内径より若干小径に形成されている。
【0045】
このように構成された逆止弁C2は、ハウジング26の壁面の内側中央に弁シート27の突部27aをビスB5により固定してハウジング26の凹状空間26b内に挿嵌する。この状態で、露呈されたステンレス鋼板20の上面に弁シート27が装着されたハウジング26をビスB4によりステンレス鋼板20の裏面から固定する。
【0046】
なお、本実施形態の逆止弁付き防水シートは、前記第2実施形態における逆止弁の開閉形態は異なるが同一効果を有している。
【0047】
以上、本発明の実施形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0048】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
【0049】
(a)請求項1の発明によれば、露呈されるステンレス鋼板上面が座面として形成されるので、ハウジングの着座面が強度を有すると共に耐食性を有するため長期的に弁機能を維持することができる。
【0050】
(b)請求項2の発明によれば、ステンレス鋼板の貫通口周縁上面に予めリング体を固定することにより、ハウジングの防水シートへの取付作業が容易となるばかりか、リングの着座面周囲が複数のネジでステンレス鋼板に固定されるため、これに取り付けられるハウジングの緩み、離脱を最小限にすることができる。
【0051】
(c)請求項3の発明によれば、前記ハウジングがステンレス鋼板を可撓性弁体の弁座としてそのまま利用することができるため、構造を極めて単純化することができるばかりか、厚みを薄くでき、防水シートの折り曲げが容易になり、運搬作業や取扱いを単純化することができる。
【0052】
(d)請求項4の発明によれば、前記ハウジングがステンレス鋼板を可撓性弁体の弁座としてそのまま利用することができるため、構造を極めて単純化することができるばかりか、厚みを薄くでき、防水シートの折り曲げが容易になり、運搬作業や取扱いを単純化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての逆止弁付き防水シートを堤防に敷設した例を示す断面図である。
【図2】第1実施形態としての逆止弁の分解組立斜視図である。
【図3】第1実施形態としての逆止弁の平面図である。
【図4】図3のA−B断面図である。
【図5】(a)は第2実施形態としての逆止弁の断面図であり、(b)は逆止弁の平面図である。
【図6】(a)は第3実施形態としての逆止弁の断面図であり、(b)は逆止弁の平面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
1a、1b 島
2 リング体
3 隔壁
4 通水口
5 上部空間
6 下部開口
7 排水口
8 ネジ
9 弁シート(可撓性弁体)
10 リング体
11 カバー
16 河川
17 砕石
18 護岸ブロック
20 ステンレス鋼板
20a 貫通口
20b 通水口(貫通口)
20c 貫通孔
20d 通水口(貫通口)
21 不織布(補強マット)
23 接地側不織布
24 ハウジング
24a 排水口
24b 凹状空間
25a 通水孔
25b 縁部
25 弁シート
26 ハウジング
26b 凹状空間
27 弁シート
27a 突部
B1、B2 ビス
B3、B4 ビス
B5 ビス
C 逆止弁
C1、C2 逆止弁
S 防水シート
U 上部ユニット

Claims (4)

  1. 法面上に敷設される防水シートであって、該防水シートの所定箇所に排水部を付設し、前記排水部によって法面側の水を前記防水シートの裏側から表側に流水可能に構成した逆止弁付き防水シートにおいて、
    前記防水シートは、ステンレス鋼板と、該ステンレス鋼板上面に貼設された所定厚みの補強マットとから成り、補強マットの存在しないステンレス鋼板の露呈した所定面積の凹部が形成され、露呈されるステンレス鋼板に貫通口が形成され該貫通口を有するステンレス鋼板上面に逆止機能を有する弁体を内装したハウジングが着座して取付けられ、前記ハウジングの反着座側には前記貫通口から前記逆止弁を通水した水が排出される排水口が形成されることを特徴とする逆止弁付き防水シート。
  2. 前記ハウジングの着座側外周に複数のネジ穴が螺設されると共に、前記ステンレス鋼板の貫通口周縁上面に、内周にネジが螺設されたリング体を固定して該リング体に前記ハウジングを螺着して成り、前記ハウジングには内部空間を上下に仕切る隔壁に通水口が形成されて、少なくともこの部分が弁座として構成され、該弁座には前記通水口を閉塞する板状の可撓性弁体が取着され、前記通水口から通水される前記法面側の水圧によって前記可撓性弁体が開放されるよう構成されている請求項1に記載の逆止弁付き防水シート。
  3. 前記ハウジングが、凹状空間を形成するようにカップ状に形成され、且つ前記弁体が、可撓性弁体で構成され、該可撓性弁体がハウジングの凹状空間に収容されて前記露呈されたステンレス鋼板の上面を座面として取着され、前記座面には前記可撓性弁体の中央が取着されると共に、取着部周囲の座面には前記貫通口として、前記可撓性弁体によって閉塞される複数の通水口が形成されている請求項1に記載の逆止弁付き防水シート。
  4. 前記ハウジングが、凹状空間を形成するようにカップ状に形成され、且つ前記弁体が、可撓性弁体で構成され、該可撓性弁体がハウジングの凹状空間に収容されて前記露呈されたステンレス鋼板の上面を座面として取着されていると共に、前記座面には前記可撓性弁体の外周縁近傍底面が取着されると共に、該取着部より中央部の座面には前記貫通口として、前記可撓性弁体によって閉塞される通水口が形成されている請求項1に記載の逆止弁付き防水シート。
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