JP4069641B2 - 記録再生装置の保護蓋開閉機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は記録再生装置の保護蓋開閉機構、特にCD−Rを記録媒体とするデジタルスチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の保護蓋開閉機構としては、記録媒体の動作中、機械的な開動抑制機構のみで保護蓋の開動を抑制しているものがあるが、無理に開こうとするとこの機構を破壊してしまう恐れがある。これでは記録媒体の保護は難しく、もっぱら操作するユーザの装置習熟によらざるを得なかった。
また、特開平8−339643号には、図14に示すように、「装置1’には、開ボタン29’が設置され、操作者がこの開ボタン29’を押すと、マイクロコンピュータ等を備える制御回路18’からプランジャ23’に電流が流れるようになっている。プランジャ23’に電流が流れると、プランジャ鉄心は変位する。これによって、蓋錠板21’の一端部を押圧し、蓋錠板21’は錠回転軸22’を中心に回転して、蓋体2’は解錠される。このように解錠された蓋体2’は、蓋持ち上げバネ20’の弾発力によって常に開く方向に付勢されるので、矢符K’方向に開く。
【0003】
しかし、ピックアップ9’が第1のピックアップ案内手段11’の位置にあることが、オートセンサ31a’、31b’によって検知されているときには、開ボタン29’を押しても、制御回路18’からプランジャ23’に電流がすぐには流れないようになっている。制御回路18’は、ピックアップ9’が第1のピックアップ案内手段11’から移動したことをオートセンサ31a’、31b’が検知後、プランジャ23’に電流を流すことで、プランジャ23’の動作を制御している。こうして、制御回路18’は、ピックアップ9’が第1のピックアップ案内手段11’の位置にあるときに、蓋体2’の開放を阻止する。
【0004】
したがって、蓋体2’の開状態で、ピックアップ9’は装置内奥にある第2または第3のピックアップ案内手段12’、13’に位置していることになり、ディスク交換に際して、精密部品からなる該ピックアップ9’を保護することができる。さらに、ピックアップ9’が第1のピックアップ案内手段11’に位置しているとき、蓋体2’の開放を阻止することによって、ピックアップ9’と信号処理回路等とを接続するリード線等の接続部材は過度に伸張することがなく、したがって、該部材の破壊・損傷を防止することができる、とする技術が記載されている。
【0005】
然しながら、上記装置においては、ディスク4’は両面の再生が行われるのであるが、第2、第3のピックアップ案内手段12’、13’上にピックアップ9’が位置している時に開ボタン29’を押すと、ディスク動作中でも蓋2’が開くものと考えられる。これではピックアップ9’の保護になるかも知れないが記録媒体であるディスク4’の保護にはならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の問題点に鑑みてなされ、操作するユーザの装置習熟度によることなく、確実に記録媒体の動作中の保護蓋の開動を防止することができる記録再生装置の保護蓋開閉機構を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題は、電磁コイルを巻装させた固定子と可動子とを有する電磁石と、
一端部で前記可動子を枢着させ、第1軸のまわり回動可能に軸支され、第1付勢手段により前記第1軸のまわりに回動付勢される第1レバー手段と、
静止部に所定方向に往復摺動可能に配設され前記第1レバー手段の他端部と係合可能で、前記所定方向の復動側に第2付勢手段で付勢される第2レバー手段と、
を備え、記録媒体の動作中には前記電磁コイルに通電し、前記可動子を前記固定子に磁気吸着させて前記第1レバー手段の前記第1軸のまわりの回動を阻止し、前記第2レバー手段との係合により、前記第2レバー手段の往動を制限し、これにより保護蓋を閉位置でロックするようにし、非動作中である時には前記電磁コイルに通電せず、前記第2レバー手段を前記制限された往動位置より更に往動させることにより前記保護蓋を開可能とした
ことを特徴とする記録再生装置の保護蓋開閉機構、によって解決される。
【0008】
以上の構成によって記録媒体の動作中は保護蓋の開動は電磁石の固定子が可動子を吸着させ、前記第2レバー手段の往動を制限させるので確実に阻止される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態による記録再生装置としてのデジタルスチルカメラについて説明する。
【0010】
図1及び図2は本デジタルスチルカメラ1の全体を示すが、図1及び図2においてレンズ部2を備えたレンズ側ケース本体3と、本発明に関わる保護蓋6を開閉可能に備えたCD側ケース本体5とが相互に嵌着させることによって本デジタルスチルカメラのケース全体を形成する。レンズ側ケース本体3には、レンズ部2の他に機能表示ノブ10を設けている。CD側ケース本体5には、ポップアップ可能にストロボケース4を備えており、CD側ケース本体5と一体的な蓋操作ケース部5aには往復動可能に蓋開閉操作体11が設けられている。保護蓋6の一端は枢着軸7に枢着されており、図示せずとも巻ばねにより反時計方向(図2のA方向)に回動付勢されている。CD側ケース本体5内には、点線で示すようにCD−R8が回転可能に設けられており、この下方部にはCD側ケース本体5に一体的に隔壁が設けられており、この図2において下部に本発明に関わる保護蓋開閉機構が設けられている。また保護蓋6の外面には、液晶ディスプレイ9が設けられている。
【0011】
次に図3以下を参照して本発明の実施の形態による保護蓋の開閉駆動機構について説明する。
【0012】
図3はデジタルスチルカメラ1において保護蓋6(図3では図示せず)を閉位置でロックしている状態を示す。図3において電磁石Eを構成する固定子21は、ほぼU字形状を呈し、その一方のアーム部に貫通孔21a、21bを形成しており、本体5b(CD側ケース本体5に一体的に形成した隔壁)に植設したピン22a、22bに嵌着固定されている。他方のアーム部には電磁コイル23を巻装させており、今、この電磁コイル23に通電されている(CD−R動作中)ので、接極子24(可動子とも言う)が固定子21の磁極面に図示するように吸着固定されている。この接極子24の中央部には、孔24aが形成されており、これに第1レバー25の一端部25aに植設したピン26を遊合状態で嵌合させている。
【0013】
すなわち、接極子24はピン26のまわりに回動可能に嵌合されている。また第1レバー25は全体的にほぼ三角形状であるが、三角形の頂点に位置する端部25bには、孔25baが形成されており、これに本体5bに植設したピン27を回動可能に挿通させている。端部25bに同心的にばね保持部としての円筒部28が一体的に形成され、これにつる巻ばね29のコイル部が嵌挿されていて、この一端部29aは本体5bに植設したピン30に係止され、他端29bは第1レバー25に植設したピン31に係止されている。
【0014】
ほぼJ字形状の第2レバー32は、蓋開閉操作体11の構成要素であり、上下に第1係合部32a、第2係合部32bを備えている。この第2係合部32bが図示する状態では、第1レバー25の他端部25cと当接している。電磁石Eの固定子21の一方のアーム部の下面側には、円筒部gが本体5bに一体形成されており、これにつる巻ばね34のコイル部が嵌合している。その一端34aは屈曲していて本体5bに植設したピン35に係止され、他端34bは第2レバー32の第1係合部32aに形成した長孔32aaに屈曲させて係止されている。従って、第2レバー32と一体的な操作板部33は(これも蓋開閉操作体11の構成要素)矢印Cで示すように、ほぼ長孔32aaを中心として反時計方向に回動付勢されている。すなわち、図3において斜め上方に付勢されている。これはまた操作板部33の復動方向である。この復動位置は第1係合部32aがケース本体5の一部5aに形成した切欠き5ab(図11参照)の上辺に当接することにより規制されている。
【0015】
以上のつる巻ばね34のばね力はつる巻ばね29のばね力よりかなり大きくしている。つる巻ばね29は第1レバー25をピン27の回りに矢印Bで示すように時計方向に付勢するが、その付勢力は電磁石Eの接極子24を吸引し、吸着した時に発生する力によるトルク(以後、力という)より小である。
また第2レバー32の第1係合部32a及び、これに隙間Sをおいて対向する第1レバー25の他端部25cも鉤形状を呈しており、第2レバー32は上述したように、ほぼJ字形状であるから、その斜め上方に延在する部分が第2係合部32bとなっており、その上面部で第1レバー25の他端部25cの下面部と当接している。
【0016】
また、後述するように、電磁石Eの通電が切られ、第1レバーがピン27のまわりにつる巻ばね29のばね力で時計方向に回動する時には、その回動位置を規制するように図7でも示すようにストッパピンqが本体5bに植設され、第1レバー25の一辺と当接する。この規制により、第1レバー25は回転角が制限され第2レバー32と一体的な操作板部33が、図7に示す位置から上方へと復動する時に、確実に第2レバー32の第2係合部32bの傾面が第1レバー25の他端部25cの曲面に接し、第1レバー25に対し反時計方向に回動するように働く構成としている。
【0017】
図8は、上記構成を更に明確に示すものであるが、操作板部33が復動時に、第2レバー32は図示の位置をとる。すなわち、第1レバー25の他端部25cの曲面が第2レバー32の第2係合部32bの直線的な傾面と点nで当接する。このような当接を上述のストッパピンqが確実にするのであるが、更に点nから直線的な傾斜面に対し直角にひいた線分jとピン27の軸心との間に距離βがある。すなわち、第2レバー32の上動によるモーメントにより第1レバー25を軸27のまわりに反時計方向に回動させる。よって、図3に示す状態を確実にとらせることができる。
【0018】
図3において下方には、水平方向に延びている回転軸36は両端部を本体5bに固定された軸受け37及びCD側ケース本体5の一部5aに形成されたボス部38に軸受けされている。この回転軸36にコイルばね39が巻装されており、その一端39aは図4に示すように軸受け37に係止されており、他端39bはまた図4にも示すように第3レバー40の切欠40aaに係止されている。第3レバー40は図4及び図5に示すような形状を呈し、その一端部に植設されたロックピンとしての係合ピン41は、今、閉じられている保護蓋6の一部に形成された凹所6a内でその外端部にほぼくの字状に形成したフック部6bに図4、図5に示されるように係止され、ロックされている。すなわち、保護蓋6をロックしている。その他端部40aは、図3、図5にも明示されているように第2レバー32の下端部でもある第2係合部32bと対向しているが、図示する電磁石Eの通電状態では相離隔している。
【0019】
また、上述のコイルばね39によって第3レバー40は回転軸36のまわりに図5において矢印Dで示す方向に、すなわち時計方向に回動付勢されている。従って、係合ピン41は保護蓋6の凹所6aの底部に弾接すると共に、この保護蓋6は図2に示される枢着ピン7に巻装させたばねの弾性力で図5において矢印Eで示すように右方へと付勢され、その係合ピン41によるロックを強固なものとしている。
【0020】
なお図10は後に詳述するが、保護蓋6が開いている状態での開閉機構の要部を示すものであるが、第3レバー40はコイルばね39により上述したようにD方向に回動付勢されている。この付勢による回転を抑制するためにケース本体に固定されたピンPを第3レバー40の一端部近傍に設けて、図示するように一端部40aの近くで当接して図示する位置を取らせている。保護蓋6のフック部6bには、上向き傾斜の斜面6baが形成されており、これと第3レバー40の係合ピン41が対向している。
【0021】
従って、第2レバー32の第2係合部32bが下方に移動して第3レバー40の一端部40aを押動させると、やはり後述するようにフック部6bで係止ロックされている係合ピン41が外されるのであるが、この後、保護蓋6を閉じる時には、係合ピン41がフック部6bの斜面6baを摺接しながら移動して、このフック部6bをなめらかにクリアすることにより凹所6a内でロックされるように構成されている。
【0022】
図11及び図12に明示されるように、ケース本体5の一部である蓋操作ケース部5aには、操作板部33の往復動をガイドする長方形の溝5aaが形成されており、この溝5aaに連通して図3に明示されるような範囲で切欠5abが形成されている。これに上述した第2レバー32の基部32cが嵌合しており、操作板部33と一体化されている。上述したように、つる巻ばね34によって図3においてC方向に付勢されている。図11においては、上方向に付勢されている。操作板部33には、方形の開孔33aが形成されており、この開孔33aの範囲内で左右に往復動自在に嵌合された方形のツメ42が配設されており、これは図12に明示されるように一端部でピン部42aを植設させており、これと操作板部33に形成した開孔33aの図12において左壁部との間にばね43が圧縮状態で配設され、ツメ42を右方へと付勢して図示の位置を取らせている。ピン部42aは操作板部33のばね43を内設させている切欠の右壁で図11で明示されるようにほぼ半円弧状の凹所33bで係合している。
【0023】
以上、本発明の実施の形態の主たる構成について説明したが、次にこの作用について説明する。
【0024】
電磁石Eの電磁コイル23に通電中に操作者が保護蓋6を開けるべく蓋開閉操作体11の操作板部33を図11において押し下げんとする、すなわち操作板部33の開孔33aに配設されたツメ42を図11において下に押しながら左方へと摺動させる。これによりピン部42aは略半円弧状の係止部33bから離脱し、操作板部33は図3におけるつる巻ばね29のC方向の付勢力に抗して図3において下方へと往動する。すなわち、操作板部33と一体的に形成された第2レバー32の第1係合部32aを下方へと移動させ、隙間Sを埋めるべく第1レバー25の他端部25cと当接させて停止する(図6)。この時には、第1レバー25の一端部25aはピン26を介して電磁石Eの接極子24が固定子21に吸着されているので、第1レバー25は何ら回動することなく、従って第2レバー32を図6の位置から更に下方へと往動させることなく図示の位置を保持する。
【0025】
図13で示すように、第1レバー25の他端部25cと第2レバー32の第1係合部32aとは、それぞれ鉤形状を呈しているが、その当接面Sはその接触中点mとピン27の軸心とを結ぶ線分hは、当接面Sに対し、ほぼ直角となっている(わずかにくい込む角度αだけ角度をつけても良い。図13において線分dとeとのなす角として表わす)。線分eは当接面Sの延長線であり、線分dは線分hと直交する線である。これにより操作板部33を図6において、更に下方へ押動したとする時に、接触点mに働く力(厳密には線分hの延長線上にはないが)によるピン27の軸心のまわりのモーメント(回動力)は、ほぼ零となるので、多少、操作板部33を強く押したとしても第1レバー25がピン27のまわりに回動することはない。すなわち、それほど電磁石Eの可動子24の吸着力を大きくせずともよい。また、第2レバー32の第1係合部32aと第1レバー25の他端部25cとの間の摩擦係数mは、通常通り0.2〜0.3もあれば、これらの間に滑りが発生することもない。当接面Sを線分hに対し、αの角度をより大きく付けて、より滑りにくくして第1レバー25のピン27のまわりの時計方向の回動をしにくくしてもよい。なお、ピン27の軸心位置が図示の位置より右方にあるほど、みかけ上、αが増加し時計方向の回動がしにくくなるので、より好ましい。
【0026】
従って第2レバー32の第2係合部32bは第3レバー40の端部40aとは離れた位置を保持して何ら押すことはないので、図4と図5に示す第3レバー40の係合ピン41と保護蓋6のフック部6bとの係合をそのまま保持し、保護蓋6は開かない。操作者は保護蓋6を開けようとしたが、図6に示す第2レバー32の第1係合部32aと、第1レバー25の他端部25cとの当接により途中で操作板部33の往動を停止させられたことを感知し、今、記録媒体であるCD−Rの動作中であるから保護蓋6を開けてはいけないと認識する。
【0027】
なお、図示しないが適所にセンサを設けて図3における第2レバー32の第1係合部32aと第1レバー25の他端部25cとの当接するまでの移動又は途中までの移動を検出して、別途設けた表示部に「動作中であるから保護蓋を開けてはいけない」と警告文を表示させるようにしてもよい。あるいはこれに代えてブザーを鳴らすようにしてもよい。あるいは上記当接を検出するようにしてもよい。
【0028】
次に記録媒体であるCD−Rの動作を停止させると、電磁石Eの電磁コイル23の通電は断たれる。これにより固定子21に吸着されていた接極子24は磁気吸引力からフリーとなる。この状態で操作板部33を操作者が上述したようにツメ42を図12において左方向へ移動させた後、下方へと押動すれば、第2レバー32は図3において、下方へと移動し、その第2係合部32bは、第1レバー25の他端部25cから離れる。これにより、第1レバー25はつる巻きばね29のばね力によりピン27のまわりに時計方向に回動する。図3に示す隙間Sの大きさを移動する前に、第1レバー25の他端部25cは第2レバー32の第1係合部32aから充分に離れていて、相係合することはない。
【0029】
第1レバー25はつる巻ばね29のばね力でピン27のまわりに時計方向に回動するが、ストッパピンqとの当接により、図7に示す位置をとる。操作板部33をつる巻ばね34の付勢力に抗して更に往動させると、ついには第2レバー32の第2係合部32bが図9に示すように第3レバー40の一端部40aを往動させる。すなわち回転軸36のまわりに図9において反時計方向に回動させる。よって第3レバー40の他端部に形成させている係合ピン41を図5に示す状態から上動して保護蓋6の係合部6bとの係合が外される。保護蓋6は図2で示す如く端部で枢着ピン7に巻装した巻ばねにより開方向Aに付勢されているので、自動的に回動作する。
【0030】
操作板部33は以上のように往動して保護蓋6が開いた後、手から離せばつる巻ばね34の図3に示すC方向への付勢力により、自動的に復動し初期の位置を取る。今や、図10に示す第2レバー32の第2係合部32bは図示するように第3レバー40の一端部40aの押動を開放する。よって第3レバー40は図10で示す初期位置を取り、第2レバー32も図示するような初期位置を取る。電磁石Eの接極子24は固定子21から図7に示すように一旦離れ、操作板部33のつる巻きばね34の付勢力による復動と共に、第2係合部32bの傾面が第1レバー25の他端部25cの曲面に接し第1レバー25をピン27のまわりに反時計方向に回動させて、再び図3で示す位置をとるが、電磁コイル23には電流が流れていないので、磁気吸引力は受けない。
【0031】
なお、操作板部33を手から離すと、図7において第2レバー32の第2係合部32bは第1レバー25の他端部25cに向って上昇し、これと当接して、第2つる巻ばね34のばね力(第1のつる巻ばね25のばね力よりかなり大であるので)により、第1レバー25をピン27のまわりに反時計方向に回動させる。なお、以上の当接は、第1レバー25がストッパピンqにより停止位置が規制されているので、確実に行われ、上述の回動を行わせることができる。また、第2レバー32の第2係合部32bは上方斜めに、ほぼ直線的に延在し、第1レバー25の他端部25cは丸みを帯びているので、上述の回動作を容易なものとしている。勿論、これらの間の摩擦力は小さいことが望ましく、場合によっては、いずれか一方に小さなコロを設けてもよい。
【0032】
次に手で保護蓋6を閉じるべく図2において、矢印A方向とは反対方向に押動すると、図10において第3レバー40の係合ピン41が保護蓋6のフック部6bの斜面部6baを押しながら摺動し、図5に示すようにフック部6bの背後に嵌まり込み、保護蓋6はロックされる。再びCD−Rを動作させると、電磁石Eの電磁コイル23に通電され、可動子である接極子24は固定子21に吸引、吸着される。なお、操作板部33のつめ部42はピン部42aによりロックされており、CDの非動作中とは言え、何らかの衝撃により、不用意に開蓋されるのを防止している。
【0033】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0034】
例えば以上の実施の形態ではデジタルスチルカメラについて説明したが、勿論、これに限られることなく、一般の記録再生装置の記録媒体の保護用の蓋にも適用可能である。記録媒体もCD−Rに限ることなく、一般のCD(コンパクトディスク)や半導体メモリを備えた記録再生装置にも適用可能である。
【0035】
また以上の実施の形態では、第2レバー32の第2係合部32bが第3レバー40の一端部40aを押動させることにより係合ピン41を保護蓋6の凹所6aから離脱させたが、第3レバー40を省略することも可能である。この場合には、例えば第2レバー32の第2係合部32bの下面部から下方に一体的に突出するL字形状の部材を設け、この水平部分の一端に上述の係合ピン41に相当する部分を形成しておく。図5に明示される以上の実施の形態における保護蓋6の凹所6aを上下逆にした形状とし、電磁石Eの通電を断って第2レバー32を巻ばね34のばね力に抗して下動させたときには係合ピン41が凹所6aのフック部6b(図5の図示とは上下逆になっている)から離脱することにより、保護蓋6は開く。その他の保護蓋開機構が考えられる。
【0036】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の記録再生装置の保護蓋開閉機構によれば、記録媒体の動作中に誤って保護蓋を開けようとしても、電磁気的なロック機構、作用が働いているので、確実に保護蓋の回動作を抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるデジタルスチルカメラの正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】保護蓋開閉機構の要部を示す部分縦断面図である。
【図4】他要部を示す部分横断面図である。
【図5】保護蓋の回動作を抑止するロック状態を示す要部の部分横断面図である。
【図6】保護蓋の回動作抑制を説明するための要部の部分縦断面図である。
【図7】保護蓋を開動させる時の要部の部分縦断面図である。
【図8】保護蓋開動時における、第1レバーと第2レバーとの係合作用を示す部分側面図である。
【図9】保護蓋の開動作を説明するための要部の部分破断側面図である。
【図10】開いている保護蓋とこれをロックする機構を示す部分拡大斜視図である。
【図11】同デジタルスチルカメラにおける蓋開閉操作体の拡大正面図である。
【図12】図11における[12]−[12]線方向拡大断面図である。
【図13】第1レバーと第2レバーとの係合作用を示す部分側面図である。
【図14】従来例の記録再生装置の断面図である。
【符号の説明】
1……デジタルカメラ、6……保護蓋、21……固定子、23……電磁コイル、24……接極子、25……第1レバー、29……巻ばね、32……第2レバー、33……操作板部、34……つる巻ばね、29……コイルばね、40……第3レバー。
Claims (9)
- 電磁コイルを巻装させた固定子と可動子とを有する電磁石と、
一端部で前記可動子を枢着させ、第1軸のまわり回動可能に軸支され、第1付勢手段により前記第1軸のまわりに回動付勢される第1レバー手段と、
静止部に所定方向に往復摺動可能に配設され前記第1レバー手段の他端部と係合可能で、前記所定方向の復動側に第2付勢手段で付勢される第2レバー手段と、
を備え、記録媒体の動作中には前記電磁コイルに通電し、前記可動子を前記固定子に磁気吸着させて前記第1レバー手段の前記第1軸のまわりの回動を阻止し、前記第2レバー手段との係合により、前記第2レバー手段の往動を制限し、これにより保護蓋を閉位置でロックするようにし、非動作中である時には前記電磁コイルに通電せず、前記第2レバー手段を前記制限された往動位置より更に往動させることにより前記保護蓋を開可能とした
ことを特徴とする記録再生装置の保護蓋開閉機構。 - 第3付勢手段で第2軸のまわりに回動付勢され一端部で前記第2レバー手段と係合可能で、他端部に前記保護蓋のフック部に係合可能な係合部を有する第3レバー手段を設け、前記記録媒体の非動作中である時には前記電磁コイルには通電せず、前記第2レバー手段を前記第3レバー手段に係合させて前記保護蓋を開可能にした
ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置の保護蓋開閉機構。 - 前記第1付勢手段は第1つる巻ばねで一端に前記第1レバー手段に固定されたピンに係止され、他端は静止部に固定されたピンに係止されていること、
前記第2レバー手段は前記第1レバー手段の他端部と係合可能な第1係合部と第2係合部を有し、前記第2付勢手段は第2つる巻ばねであり、一端は静止部に固定されたピンに係止され、他端は前記第2レバー手段の前記第1係合部に係止されていること及び前記第2つる巻ばねのばね力は前記第1つる巻ばねの力より大である
ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置の保護蓋開閉機構。 - 前記第3付勢手段はコイルばねであり、一端は静止部に、他端は前記第3レバー手段に係止されている
ことを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置の保護蓋開閉機構。 - 前記第2レバー手段の前記第2係合部は前記第3レバー手段と係合可能である
ことを特徴とする請求項4に記載の記録再生装置の保護蓋開閉機構。 - 前記電磁コイルに通電中において、前記第1レバー手段の他端部と前記第2レバー手段の前記第2係合部と係合し、前記第2レバー手段を往動させると前記他端部は前記第1係合部と係合し、前記第2レバー手段の往動を制限するようにした
ことを特徴とする請求項3に記載の記録再生装置の保護蓋開閉機構。 - 前記往動を検出ことにより、現在、記録媒体の動作中であることを警告するか表示させるようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置の保護蓋開閉機構。 - 前記第1付勢手段による前記第1レバー手段の回動を制限するストッパ手段を設けた
ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置の保護蓋開閉機構。 - 前記第1レバー手段の他端部及び前記第2レバー手段の第1係合部は相当接する鉤形状を呈しており、前記相当接する面の中点と前記第1軸の軸心を結ぶ線分は、前記相当接する面と、ほぼ直角である
ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置の保護蓋開閉機構。
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