JP4068506B2 - 洗浄布のクリーニング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフセット印刷機の印刷ユニットで使用された洗浄布のクリーニングに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オフセット印刷機において画線部と非画線部とからなる平版に着肉ローラーにより着肉された画線部をムラなく印刷紙上に転移するための版上の、画線を一旦、ブランケット胴に巻きつけられたゴム製クッションシート(以下、「ブランケット」と称する。)上に転写せしめ、その転写画線を印刷紙上に再転写する。すなわちインキが着肉された画線を版からブランケット上に一旦転写(オフ)し、ブランケットから印刷紙上に再転写(セット)するので、オフセット印刷と言われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、長時間印刷を続行していると、図6に示すように、このブランケット40の表面上に印刷紙の紙粉とインキの堆積物41が堆積し、鮮明な画線が得られなくなるため、一定時間印刷すると、このブランケット40の表面上の堆積物41をブランケット洗浄装置43で洗浄を行っている。この時、ロール状の不織布44を洗浄布44aとして用い、洗浄布44aを数cmづつ巻き送りながら裏面から洗浄用溶剤を溶剤ノズル45から吹き付けその溶剤を含んだ洗浄布を同じく裏面からエアーパッド46で堆積物41で汚れたブランケット40の表面に押し付け、ブランケット40を緩動回転させながら、ブランケット40の表面の堆積物41を擦り取って、洗浄している。ところがこの洗浄布が高価であり、しかも片面しか使用せず産業廃棄物として有料廃棄されている問題があった。
【0004】
また、洗浄布は使用し終わると、新しい洗浄布ロールに交換され使用済みロールは産業廃棄物として焼却処分するため、有料廃棄されているが焼却炉で焼却する条件が義務づけられている。その条件とは1m×20mの大きさがあるためそのまま焼却炉に投入すると燃焼攪拌バケットアームにほぐれて巻きつきバケットアームで攪拌するたびに千切れて舞い上がった切れ端がフィルタの目詰まりの原因になるため、1m2以下に断裁することが義務づけられている。このため、通常の焼却廃棄物よりもコストが掛かるという問題があった。
【0005】
また、この洗浄布の再利用に必要な条件を分析すると、掻きとった紙粉、インキ等の堆積物が使用済み洗浄ロールの間に挟みこまれており、これを除去しないと再使用の際、ブランケット上に堆積物が転移して、印刷物にゴミ欠陥を発生させる。
【0006】
一方、堆積物が溶剤に溶かされ洗浄布に横じま状の染色汚れがついているが、実機テストの結果、この染色汚れはブランケット洗浄には何ら影響のないことが判明した。また、使用済み洗浄布が洗浄時に裏面から吹き付けられているため、残留洗浄液でウエットの状態であるが、この状態の方が堆積物の乾燥を防ぎ再生洗浄時にこの堆積物が容易に除去できる利点がある上、さらに再利用時にその分だけ洗浄液量を節減できることも判明した。
【0007】
従って、この染色汚れを無視することが出来る故、使用済み洗浄布ロールの間に巻き込まれた紙粉やインキかすの堆積物をのみ除去すれば問題なく再使用が可能であることが判明した。
【0008】
一方、汚れた洗浄布を通常のドライクリーニングを行うと新品よりも高価なクリーニング費が掛かり採算が取れない問題があった。
【0009】
本発明は、前記問題に着目し、この汚れた使用済み洗浄布をクリーニングしてリサイクルを行えばコスト削減のみならず、地球環境汚染防止の一助になることからこの使用済み洗浄布の再生クリーニング装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0011】
オフセット印刷機における印刷ユニットのブランケットの表面上に生じる堆積物の洗浄に使用される不織布である洗浄布のクリーニング装置において、前記洗浄布を供給するための洗浄布供給手段と、前記洗浄布を巻き取るための洗浄布巻き取り手段と、供給された前記洗浄布に対して支軸を支点に一端を回転させ当該一端を前記洗浄布に接触させ、当該洗浄布を上下方向に振動させるためのバイブレーターローラーと、前記洗浄布の上下に設けられ、前記洗浄布の巻き取り方向に対して逆方向に回転させて前記堆積物を掻き出すためのブラシと、前記ブラシの下流側に設けられ、上流側に向かってエアーを供給し、前記洗浄布に当該エアーを供給するエアー供給手段と、前記ブラシの上流側に配置され、前記エアーと前記ブラシによって前記洗浄布から吹き飛ばされるとともに掻き取られた堆積物を吸い込む吸い込み手段と、前記洗浄布の巻き取りにおいて、前記洗浄布の端面を揃わせるために所定のテンションを与えるためのテンション調整手段と、を備え、前記バイブレーターローラーにより前記洗浄布を振動させつつ、前記ブラシ及び前記エアー供給手段により前記堆積物を掻き取るとともに前記堆積物を上流側に吹き飛ばし、前記吸い込み手段により前記堆積物を吸い込み、更に、前記洗浄布に所定のテンションを与えて当該洗浄布の端面が揃った状態で当該洗浄布を巻き取ることを特徴とする。
【0012】
このようにすれば、洗浄布の表面上に生じる堆積物を除去することができる。また、洗浄された洗浄布の巻き取りにおいて、当該洗浄布の端面が揃った状態で巻き取れる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本願の洗浄布のクリーニング装置について詳述する。
【0018】
図1はオフセット輪転印刷機の概要図、図2は印刷ユニットの構造図である。
【0019】
図1に示すように、オフセット輪転印刷機100は、ウェブである印刷紙1の流れ方向に、給紙装置110、複数の印刷ユニット3を有する印刷装置120、インキ乾燥装置130、冷却装置140、折装置150を順に備えている。
【0020】
給紙装置110で巻き取り紙110aから繰り出されたウェブである印刷紙1は、後に詳しく述べる印刷装置120の各印刷ユニット3を通って表裏に多色印刷され、インキ乾燥装置130でインキが乾燥され、冷却装置140の多数の冷却ローラー140aで冷却された後、折装置150で所望の形態に折られ切断される。
【0021】
給紙装置110、インキ乾燥装置130、冷却装置140、折装置150は公知の装置であるからそれらの詳細な説明は省略することとし、印刷装置120の各印刷ユニットについて詳しく説明する。
【0022】
図2に示すように、印刷ユニット3は、インキを有するインキツボ3aと、インキを転移する各ローラー類3bと、湿し水を蓄えるための水舟3cと、湿し水を版全面に薄くコーティングするための各ローラー類3dと、印刷紙面に転移をきれいに行う目的で一旦転移するための上版胴4、下版胴4a、下ゴム胴5a、及び上ゴム胴5等と、上ゴム胴5及び下ゴム胴5a(以下、「ブランケット」と称する。)を洗浄するための洗浄布13aを有する洗浄装置6、を備えている。
【0023】
この洗浄装置6は、ブランケット洗浄時に洗浄装置6にセットされたロール状の不織布である洗浄布13aにインキを溶解させる溶剤を含ませ、ブランケットシリンダにエアーバックで圧着し、ブランケット上の堆積物を溶解しつつ、掻き落としブランケット胴が数回転すると堆積物を掻きとって汚れた洗浄布は数cm巻き取られて新しい洗浄布が繰り出され圧着洗浄を数回繰り返しブランケットの洗浄が完了する。
【0024】
本願の洗浄布クリーニング装置の構成について図3〜図5を用いて説明する。
【0025】
図3は洗浄布クリーニング装置の構造を示し、図3(a)は正面図、図3(b)は背面図、図3(c)は平面図、図4は洗浄布クリーニング装置の内部構造図、図5は図4のA拡大図である。
【0026】
洗浄布クリーニング装置21は、洗浄装置6に有する洗浄布13aを洗浄(クリーニング)するための装置である。
【0027】
この洗浄布クリーニング装置21は、使用済みの洗浄布(以下、「洗浄布」と称する。)13aを備えた洗浄布ロール13を固定するためのチャッキングホルダ11を有するアンワインダー10と、使用済みの洗浄布ロール13を巻き取るための洗浄布巻き取りコア32を有するワインダー33を備える。また、アンワインダー10には、このアンワインダー10を駆動するためのモータ15が接続されている。さらにアンワインダー10のチャッキングホルダ11の軸にはパウダーブレーキ12が備えられている。このモータ15とパウダーブレーキ12は、洗浄布13aの巻き取りにおいて、洗浄布13aに所定のテンションを与えるために設けられている。具体的には、洗浄布13aの巻き取り速度よりも遅い回転数でモータ15を制御する。また、モータ15の回転速度が速い場合には、パウダーブレーキにより回転数を下げる。なお、アンワインダー10は洗浄布供給手段として機能し、ワインダー33は洗浄布巻き取り手段として機能する。また、このモータ15とパウダーブレーキ12はテンション調整手段として機能する。
【0028】
このようにアンワインダー10のチャッキングホルダ11の軸にパウダーブレーキ12を設け常に洗浄布13aに一定テンションをかけることで、洗浄された洗浄布の巻き取りにおいて、当該洗浄布13aの端面が揃った状態で巻き取れる。また、ワインダー33には、このワインダー33を駆動するためのモータ34が接続されている。また、アンワインダー10とワインダー33との間には、ガイドローラー19が設けられ、洗浄布13aを所定の高さにガイドする。また、ワインダー33によって洗浄布13aが巻き取られる。
【0029】
なお、アンワインダー33は、洗浄布13aを洗浄布クリーニング装置21に供給するための供給手段として機能する。また、ワインダー33は洗浄布を巻き取るための巻き取り手段として機能する。
【0030】
また、洗浄布13aの上下方向に上部ブラシ24a及び下部ブラシ24bが備えられるとともに、この洗浄布13aの巻き取り方向下流側には上下方向に振動するバイブレーターローラー(以下、「バイブレーター」と称する。)20が備えられる。このバイブレーター20は、洗浄布13aを上下に振動させるための振動手段として機能する。
【0031】
ブラシ24a、24bには、ブラシ24a、24bを回転するためのモータ16が接続されている。また、ブラシ24a、24bは、洗浄布13aの巻き取り方向に対して逆方向に回転される。また、上下ブラシ24a、24bの両側方には、エアーを洗浄布13aと上下ブラシ24a、24bと間に効率よく導くため、及び堆積物を効率よく上下バキュームダクト28a、28bに導くためのエアーナイフ25a、25bを備えている。なお、このブラシ24a、24bは洗浄布13aの表裏面に堆積した堆積物を掻き出して除去するための掻き出し手段として機能する。
【0032】
この洗浄布クリーニング装置21の本体21aの内部には、ブロアーモータ35が設けられている。ブロアーモータ35には、洗浄布13aの上下方向にブラシ24a、24bの下流側から上流方向に向かってエアーを供給するための上部エアーナイフ用ダクト30aと下部エアーナイフ用ダクト30bと、洗浄布13aの上下方向に前記エアーとブラシ24a、24bによって発生する洗浄布13aの表面にこびり付いているインキ等の堆積物17を吸い込むための上部バキュームダクト28a、及び下部バキュームダクト28bが接続される。また、バキュームダクト28a、28bの所定部には、このバキュームダクト28a、28bによって吸い込まれた堆積物17を保持するためのフィルタ29、29が設けられている。また、エアーナイフ用ダクト30a、30bの出口は洗浄布の上下方向であってブラシ24a、24bの下流側に設けられる。バキュームダクト28a、28bの入口(吸い込み口)は洗浄布13aの上下方向であってブラシ24a、24bの上流側に設けられる。また、上部ブラシ24aには、洗浄布13aをアンワインダー10からワインダー33にセットする際に上部ブラシ24aを上方向に移動するためのエアーシリンダ37が接続されている。
【0033】
なお、このブロアーモータ35と上下エアーナイフ用ダクト30a、30bはエアー供給手段として機能する。また、上下バキュームブロアー27a、27bと上下バキュームダクト28a、28bは、吸い込み手段として機能する。
【0034】
次に、本願の洗浄布クリーニング装置に洗浄布の装着方法について図4を用いて説明する。
【0035】
先ず、アンワインダー10に使用済み洗浄布ロール13を装着する。次に、エアーシリンダ37によって上部ブラシ24aを上方向に移動し(上げて)、上部ブラシ24aと下部ブラシ24bとの間隔を開く。次に、アンワインダー10に装着された洗浄布13aの先端を上部ブラシ24aと下部ブラシ24bとの間に通し、その先端部をワインダー33に予めセットされている洗浄布巻き取りコアー32にテープで固定する。最後に、エアーシリンダ37により上部ブラシ24aを下方向に移動する(下げる)。
【0036】
次に、本願の洗浄布クリーニング装置の動作について図3〜図5を用いて説明する。
【0037】
洗浄布クリーニング装置21を起動すると、ワインダー33が作動し使用済み洗浄布13aを巻き取り始めると同時に上部ブラシ24a及び下部ブラシ24bがモータにより洗浄布13aの進行方向(巻き取り方向)に対し逆回転する。また、ブロアーモータ35が作動して、エアーナイフ用ダクト30a、30bからエアーが洗浄布13aの表裏面に強制的に上部ブラシ24a及び下部ブラシ24b方向に供給される。また、バイブレーター20により洗浄布13aを上下に振動させる。この上部ブラシ24a、下部ブラシ24b、エアー、及びバイブレーター20によって洗浄布13aの両面の堆積物17を掻き取るとともに吹き飛ばす。また、吹き飛ばされた洗浄布13aの表裏面から完全に浮き上がった堆積物17は、上部バキュームダクト28a及び下部バキュームダクト28bによって、散乱することなく吸い込まれる。吸い込まれた堆積物17は、フィルタ29によって集塵(捕捉)される。
【0038】
以上に説明したように、本願の洗浄布クリーニング装置21は、オフセット印刷機100における印刷ユニット3のブランケット40の表面上に生じる堆積物41の洗浄に使用される洗浄布13aのクリーニング装置21において、前記洗浄布13aを供給するためのモータ15を有するアンワインダー10と、前記洗浄布13aを巻き取るためのモータ34を有するワインダー33と、前記洗浄布13aを上下方向に振動させるためのバイブレーターローラー20と、前記洗浄布13aの上下方向に洗浄布13aの表裏面の堆積物を掻き出すための上部ブラシ24a及び下部ブラシ24bと、を具備する。
【0039】
また、前記ブラシ24a、24bの下流側にエアーを供給するブロアーモータ35と連絡する上部エアーナイフ用ダクト30a、及び下部エアーナイフ用ダクト30bと、前記ブラシ24a、24bの上流側に堆積物を吸い込むためのバキュームブロア27a、27bと連絡する上部バキュームダクト28a及び下部バキュームダクト28bと、を具備する。
【0040】
また、ブラシ24a、24bは巻き取り方向に対して逆方向に回転する。
【0041】
また、前記上下バキュームダクト28a、28bの一部には、前記堆積物を集塵するためのフィルタを備えている。
【0042】
また、前記洗浄布13aの巻き取りにおいて、前記洗浄布13aに所定のテンションを与えるためのモータ15及びモータ15の軸に備えられるパウダーブレーキ12を備えている。
【0043】
このようにすれば、洗浄布13aの表裏面に堆積した堆積物17を除去することができる。また、洗浄された洗浄布の巻き取りにおいて、当該洗浄布の端面が揃った状態で巻き取れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オフセット輪転印刷機の概要図である。
【図2】印刷ユニットの構造図である。
【図3】洗浄布クリーニング装置の構造を示し、図3(a)は正面図、図3(b)は背面図、図3(c)は平面図である。
【図4】洗浄布クリーニング装置の内部構造図である。
【図5】図4のA拡大図である。
【図6】洗浄装置によるブランケットの洗浄例である。
【符号の説明】
1 オフセット印刷機
3 印刷ユニット
5 ブランケット(上ゴム胴)
5aブランケット(下ゴム胴)
10 洗浄布供給手段(アンワインダー)
12 テンション手段(パウダーブレーキ)
15 テンション手段(モータ)
13a洗浄布
17 堆積物
20 振動手段(バイブレーターローラー)
21 洗浄布のクリーニング装置
24a掻き出し手段(上部ブラシ)
24b掻き出し手段(下部ブラシ)
27a吸い込み手段(上部バキュームブロアー)
27b吸い込み手段(下部バキュームブロアー)
28a吸い込み手段(上部バキュームダクト)
28b吸い込み手段(下部バキュームダクト)
29 フィルタ
30aエアー供給手段(上部エアーナイフ用ダクト)
30bエアー供給手段(下部エアーナイフ用ダクト)
33 洗浄布巻き取り手段(アンワインダー)
35 エアー供給手段(ブロアーモーター)

Claims (2)

  1. オフセット印刷機における印刷ユニットのブランケットの表面上に生じる堆積物の洗浄に使用される不織布である洗浄布のクリーニング装置において、
    前記洗浄布を供給するための洗浄布供給手段と、
    前記洗浄布を巻き取るための洗浄布巻き取り手段と、
    供給された前記洗浄布に対して支軸を支点に一端を回転させ当該一端を前記洗浄布に接触させ、当該洗浄布を上下方向に振動させるためのバイブレーターローラーと、
    前記洗浄布の上下に設けられ、前記洗浄布の巻き取り方向に対して逆方向に回転させて前記堆積物を掻き出すためのブラシと、
    前記ブラシの下流側に設けられ、上流側に向かってエアーを供給し、前記洗浄布に当該エアーを供給するエアー供給手段と、
    前記ブラシの上流側に配置され、前記エアーと前記ブラシによって前記洗浄布から吹き飛ばされるとともに掻き取られた堆積物を吸い込む吸い込み手段と、
    前記洗浄布の巻き取りにおいて、前記洗浄布の端面を揃わせるために所定のテンションを与えるためのテンション調整手段と、を備え、
    前記バイブレーターローラーにより前記洗浄布を振動させつつ、前記ブラシ及び前記エアー供給手段により前記堆積物を掻き取るとともに前記堆積物を上流側に吹き飛ばし、前記吸い込み手段により前記堆積物を吸い込み、更に、前記洗浄布に所定のテンションを与えて当該洗浄布の端面が揃った状態で当該洗浄布を巻き取ることを特徴とする洗浄布クリーニング装置。
  2. 前記吸い込み手段は、前記堆積物を集塵するためのフィルタを備えていることを特徴とする請求項1に記載の洗浄布クリーニング装置。
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