JP4067744B2 - 飲用容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は飲用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
飲用容器として種々の形態のものが知られているが、特に薬剤等を収納するものとしてアンプルが知られている。これらは筒状胴部の上端から肩部を介して上端閉塞の口頚部を起立した形態をなす硝子製で、口頚部外周をヤスリ等により環状に傷付け、口頚部を強制的に折り曲げて傷部分を破断することにより開封し、備え付けの吸飲パイプにより吸飲する如く構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のアンプルは密閉性が良好で、衛生的であるという利点を有しているものの、硝子製のため破損し易く、また、開封が面倒でその際の危険も伴い、更に、吸飲パイプの備え付けが厄介である。
【0004】
本発明は上記した点に鑑みなされたもので、破損の虞が少なく、また、危険を伴わずに容易に開封することができるとともに、吸飲パイプを効率良く装備しておくことができ、しかも、密閉性に優れ衛生的である飲用容器を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、筒状胴部6上端より口頚部8を起立した容器体2と、口頚部内周に密嵌させたシール筒10を頂板11裏面より垂設するとともに、頂板11周縁部を口頚部上面に密接させ、且つ、頂板中央に固定筒12を貫設してその周囲の頂板に外気導入孔13を設けてなる栓部材3と、固定筒12に挿通固定して下端を容器体内下部へ垂下させるとともに、上端を固定筒上方へ突出させた弾力性を有する吸飲パイプ4と、口頚部外周へ抜け出しを防止して嵌合させた大径周壁14より頂板11上へ密接したフランジ15を延設するとともに、フランジ15内周縁より基端部を固定筒12外周に密嵌した小径周壁17を立設し、且つ、小径周壁より延設した頂壁18裏面のシール穴19内周に吸飲パイプ4先端外周を密嵌させてなる蓋部材5とを備え、小径周壁17に薄肉線20を周設して該薄肉線部分での破断分離を可能に構成するとともに、全体を合成樹脂により形成した。
【0006】
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、上記固定筒12上面をドーム状の湾曲面aに形成するとともに、上記薄肉線20を湾曲面a直下位置に周設した。
【0007】
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、筒状胴部6上端より口頚部8を起立した容器体2と、口頚部内周に密嵌させたシール筒10を頂板11裏面より垂設するとともに、頂板11周縁部を口頚部上面に密接させ、且つ、頂板11中央に固定筒12を貫設してその周囲の頂板11に外気導入孔13を設けてなる栓部材3と、固定筒12に挿通固定して下端を容器体内下部へ垂下させるとともに、上端を固定筒12上方へ突出させた吸飲パイプ4と、口頚部8外周へ螺着した大径周壁14より頂板11上へ密接したフランジ15を延設するとともに、フランジ15内周縁より基端部を固定筒12外周に密嵌した小径周壁17を立設し、且つ、小径周壁より延設した頂壁18裏面のシール穴19内周に吸込パイプ4先端外周を密嵌させてなる蓋部材5とを備え、大径周壁14内周下端部に突設した係合突条16を口頚部外周の係止突条9に乗り越え係合させるとともに、係合突条16周設部分の大径周壁下端部を環状破断部22を介して破断分離可能なリング状部14a に画成し、且つ、全体を合成樹脂により形成した。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
【0009】
図面は本発明の一実施例を示し、図中1は飲用容器を示す。該容器は容器体2と、栓部材3と、吸飲パイプ4と、蓋部材5とを備えており、いずれも合成樹脂により形成されている。
【0010】
容器体2は、筒状の胴部6より肩部7を介して口頚部8を起立しており、口頚部8外周には蓋部材5の後述大径周壁の抜け出しを防止させるための係止突条9を突周設して構成している。
【0011】
栓部材3は、口頚部8内周に密嵌させたシール筒10を頂板11裏面より垂設するとともに、頂板周縁部を口頚部8上面に密接させており、このシール筒10と口頚部8内周面とのシール及び頂板11外周縁と口頚部8上面とのシールにより、この部分からの液の漏出をより確実に防止している。また、シール筒10内の頂板11に固定筒12を貫設してその周囲の頂板11に外気導入孔13を設けている。固定筒12は、蓋部材5との液密性を得るために少なくとも頂板11上方へ突出した状態で貫設させる。
【0012】
吸飲パイプ4は収納液を吸飲するためのもので、弾力性に富んだ合成樹脂を使用し、固定筒12に挿通固定して下端を容器体内下部へ垂下させるとともに、上端を固定筒12上方へ突出させている。
【0013】
蓋部材5は、口頚部8外周へ抜け出しを防止して嵌合させた大径周壁14より頂板11上へ密接したフランジ15を延設している。図示例では大径周壁14内周下部に突周設した係合突条16を、容器体2の係止突条9に強制的に乗り越え係合させて上方への抜け出しを防止している。また、フランジ15内周縁より立設した小径周壁17の基端部を固定筒12外周に密嵌し、更に、小径周壁17より延設した頂壁18裏面のシール穴19内周に吸飲パイプ4先端外周を密嵌させている。従って、容器体内に下端を開口した吸飲パイプ4は、その先端部のシール穴19によるシールと、小径周壁17基端部と固定筒12外周とのシールとで二重にシールされる。
【0014】
また、小径周壁17に薄肉線20を周設して、該薄肉線部分での破断分離を可能に構成している。薄肉線20の形成位置は、薄肉線20上方の小径周壁17を傾けて薄肉線20を破断することができる位置であれば任意に選択できるが、破断の容易さを考慮して小径周壁17の下部に設けると良い。但し、固定筒12の上方突出幅にも左右され、固定筒12の上面よりあまり下方位置に薄肉線を設けると蓋部材5上部を折り曲げることが困難となるため、固定筒12上面より折り曲げが可能な程度の下方位置に設けると良い。
【0015】
また、薄肉線20を固定筒12上面より下方位置に設ける場合には、固定筒12上面をドーム状の湾曲面aに形成すると良く、薄肉線20を湾曲面a直下位置に周設するとよりスムースな破断分離が可能となる。
【0016】
上記の如く構成した飲用容器を使用する場合について説明すると、まず、容器体2をもって蓋部材5の小径周壁17を折り曲げて薄肉線20部分からその上方部分を破断分離する。この際吸飲パイプ4は一旦折り曲るが弾性力により再び元の起立状態となる。次いで、そのまま吸飲パイプ4に口を付けて収納液を吸飲することが出来る。液の減少に伴い外気導入孔13より容器体2内へ外気が導入される。
【0017】
図3及び図4は本発明の他の実施例を示し、本実施例に於ける吸飲容器1は、同様に容器体2と、栓部材3と、吸飲パイプ4と、蓋部材5とを備えている。
【0018】
容器体2は、筒状胴部6上端より肩部7を介して口頚部8を起立している。また、口頚部8外周上部に螺条21を周設し、螺条21下方の口頚部外周下部に係止突条9を突周設している。
【0019】
栓部材3及び吸飲パイプ4は、図1の実施例と同様である。但し、本実施例に於ける吸飲パイプ4は、開封時に折れ曲がることがないので、必ずしも弾力性に富んだ材質のものでなくても良い。
【0020】
蓋部材5は、口頚部外周へ螺着させた大径周壁14より頂板11上へ密接したフランジ15を延設している。また、大径周壁14内周下端部に突設した係合突条16を口頚部外周の係止突条9に乗り越え係合させるとともに、係合突条16周設部分の大径周壁14下端部を環状破断部22を介して破断分離可能なリング状部14a に画成している。図示例では、大径周壁14の内周上部に周設した螺条23を口頚部8外周上部の螺条21に螺着させており、また、環状破断部22としての周方向複数の連結片24を介してリング状部14a を画成している。
【0021】
また、図1の実施例と同様にフランジ15内周縁より立設した小径周壁17の基端部を固定筒12外周に密嵌し、更に、小径周壁17より延設した頂壁18裏面のシール穴19内周に吸飲パイプ4先端外周を密嵌させている。
【0022】
本実施例の飲用容器1は、図3の状態から大径周壁14を螺脱方向へ回動させると破断部22が破断してリング状部14a が分離し、その上方の蓋部材5を取り外すことがてきる。その後は図1の実施例と同様である。
【0023】
【発明の効果】
以上説明した如く第1の手段の飲用容器は、既述構成としたことにより、薄肉線部分で小径周壁を折り曲げるという簡単な操作で開封でき、しかも吸飲パイプが内蔵されているためそのままの状態で収納液を吸飲できるため、きわめて使い勝手が良い。また、合成樹脂製であるため破損の虞が少なく、危険を伴うことなく容易に開封することができるものであり、更に、吸飲パイプを効率良く装備しておくことがてきるものである。しかも、吸飲パイプ先端のシールや固定筒外周のシール或いはシール筒と口頚部、頂板周縁と口頚部とのシールというように各部でシールを行っているため充分な密閉性を備え、衛生的でもある等種々の効果を発揮するものである。また、栓部材とパイプとを蓋部材に装着した状態で容器体にセットすることができるため、セットが極めて簡単に行える利点もある。
【0024】
また、第2の手段の容器では、薄肉線部分の破断をより行い易く、より開封し易いという利点を兼ね備える。
【0025】
また、第3の手段の容器では、大径周壁を螺脱するという簡単な操作で開封でき、その他は第1の手段の容器と同様の効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】同実施例の使用を説明する説明図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図4】同実施例の使用を説明する説明図である。
【符号の説明】
2…容器体,3…栓部材,4…吸飲パイプ,5…蓋部材,6…胴部,
8…口頚部,10…シール筒,11…頂板,12…固定筒,13…外気導入孔,
14…大径周壁,14a …リング状部,15…フランジ,16…係合突条,
17…小径周壁,20…薄肉線,22…環状破断部,a…湾曲面

Claims (2)

  1. 筒状胴部6上端より口頚部8を起立した容器体2と、口頚部内周に密嵌させたシール筒10を頂板11裏面より垂設するとともに、頂板11周縁部を口頚部上面に密接させ、且つ、頂板中央に固定筒12を貫設してその周囲の頂板に外気導入孔13を設けてなる栓部材3と、固定筒12に挿通固定して下端を容器体内下部へ垂下させるとともに、上端を固定筒上方へ突出させた弾力性を有する吸飲パイプ4と、口頚部外周へ抜け出しを防止して嵌合させた大径周壁14より頂板11上へ密接したフランジ15を延設するとともに、フランジ15内周縁より基端部を固定筒12外周に密嵌した小径周壁17を立設し、且つ、小径周壁より延設した頂壁18裏面のシール穴19内周に吸飲パイプ4先端外周を密嵌させてなる蓋部材5とを備え、小径周壁17に薄肉線20を周設して該薄肉線部分での破断分離を可能に構成するとともに、全体を合成樹脂により形成したことを特徴とする飲用容器。
  2. 上記固定筒12上面をドーム状の湾曲面aに形成するとともに、上記薄肉線20を湾曲面a直下位置に周設してなる請求項1記載の引用容器。
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