JP4067448B2 - タイヤ滑り止め装置膨出警報装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両走行時にタイヤに装着したタイヤ滑り止め装置の膨らみ量を検出して警報を発生するタイヤ滑り止め装置膨出警報装置に関し、更に詳しくは、タイヤ滑り止め装置がホイールハウス内の装置類と干渉するのを回避することができるタイヤ滑り止め装置膨出警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
氷雪路を走行する際にタイヤに装着する非金属製のタイヤ滑り止め装置は、車両の走行速度の増加による遠心力の増大により、タイヤ表面から浮き上がって外側に膨らみ、その膨らみ量が大きくなり過ぎると、ホイールハウス内に配置した装置類に干渉し、それによりタイヤ滑り止め装置やホイールハウス内の装置類の破損を招くことがある。
【0003】
そこで、従来、上記対策として、膨らみ量を抑制するようにしたタイヤ滑り止め装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−127725号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特に非金属製のタイヤ滑り止め装置を装着した車両は、振動が少なく乗り心地が快適であるため、高速道路などでは滑り止め装置の許容速度を超えた高速で走行してしまうことがしばしばある。そのため、上述した膨らみ量を抑制したタイヤ滑り止め装置であっても、ホイールハウス内の装置類との干渉が避けられず、装置類やタイヤ滑り止め装置の破損に到るという問題があった。
【0006】
また、タイヤ滑り止め装置が大きく膨らんだ走行状態で急激な操舵を行ったり、あるいは外力が加わった際に、タイヤ滑り止め装置の脱落につながる危険性もあり、タイヤ滑り止め装置の膨出に起因する問題に対する対策が強く求められていた。
【0007】
本発明の目的は、タイヤ滑り止め装置がホイールハウス内の装置類と干渉するのを防止し、かつ脱落につながる危険性を回避することが可能なタイヤ滑り止め装置膨出警報装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明は、車両走行時にタイヤに装着したタイヤ滑り止め装置の膨らみ量を検出して警報を発生するタイヤ滑り止め装置膨出警報装置であって、前記タイヤ滑り止め装置の膨らみ量を検出する非接触式検出手段と、該非接触式検出手段の検出信号に基づいて前記膨らみ量を算出し、該算出値が予め設定した所定値を超えた場合には前記膨らみ量が危険な状態になったと判定する処理手段と、該処理手段で前記膨らみ量が危険な状態になったと判定した際に運転者に警報を発する警報発生手段とからなることを特徴とする。
【0009】
上記本発明によれば、非接触式検出手段からの検出信号に基づいて処理手段でタイヤ滑り止め装置の膨らみ量を算出し、それが危険な状態になったと判定した際に警報発生手段により運転者に報知することができるため、ホイールハウス内に配置される装置類とタイヤ滑り止め装置とが干渉する前に運転者がその状況を把握して対処することが可能になる。従って、タイヤ滑り止め装置がホイールハウス内の装置類と干渉するのを防止し、かつタイヤ滑り止め装置の脱落につながる危険性を回避することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明のタイヤ滑り止め装置膨出警報装置の一例を示し、1はタイヤ、2はタイヤに装着した非金属製のタイヤ滑り止め装置、3は車両走行時にタイヤ1に装着したタイヤ滑り止め装置2の膨らみ量aを検出して警報を発生するタイヤ滑り止め装置膨出警報装置である。
【0012】
タイヤ滑り止め装置膨出警報装置3は、車両走行時の遠心力により膨出するタイヤ滑り止め装置2の膨らみ量aを検出する非接触式検出手段4を備えている。非接触式検出手段4は、タイヤ滑り止め装置2までの距離を検出できるものであれば、従来公知のいずれの検出器を用いてもよく、例えば超音波式の変位計、光学式の変位計、渦電流を利用した近接スイッチなどを好ましく挙げることができる。
【0013】
光学式の変位計を用いる場合には、タイヤ1のトレッド面1aに1周にわたって装着されるタイヤ滑り止め装置2の滑り止め本体2aの外側面の最大膨らみ位置となる領域に光を反射する反射片を配置したタイヤ滑り止め装置を、また近接スイッチを使用する場合には、滑り止め本体2aの最大膨らみ位置となる領域内に磁石片を埋設したタイヤ滑り止め装置を使用するのが、検出をより確実にする上で好ましい。
【0014】
非接触式検出手段4は、車両5のホイールハウス6内の前後いずれかの内壁7にタイヤ回転軸と同じ高さでタイヤ1のトレッド面1aに対面して取り付けられるようになっている。あるいは、タイヤ1の上下動に追従可能な車両5のサスペンション部分(不図示)に検出手段保持部材(不図示)を介してタイヤ1のトレッド面1aに対面して取り付けるようにしてもよい。この非接触式検出手段4は、車室8内に配置された処理手段9に接続されている。
【0015】
処理手段9は、非接触式検出手段4の検出信号に基づいて膨らみ量aを算出し、その算出値が予め設定した所定値を超えた場合には膨らみ量aがホイールハウス6内に配置される装置類と干渉する手前の危険な状態になったと判定するようになっている。この処理手段9は、車室8内に配置された警報発生手段10に接続され、膨らみ量aが危険な状態になったと判定すると、警報発生手段10に信号を出力する。
【0016】
警報発生手段10は、処理手段9からの信号を受けると、タイヤ滑り止め装置2の膨らみ量aが危険な状態になったことを運転者に知らせるために警報音を発生するようになっている。警報発生手段10は、音を発生する構成に代えて、光を点滅させるようにした構成であってもよく、運転者に報知することができるものであれば、いずれの警報を発する構成を採用してもよい。
【0017】
上述した本発明によれば、非接触式検出手段4により検出した膨らみ量aの信号に基づいて処理手段9で膨らみ量aを算出し、それが危険な状態になったと判定した際に警報発生手段10で運転者に報知することができるので、ホイールハウス6内に配置された装置類とタイヤ滑り止め装置2とが干渉する前に運転者がその危険な状態を把握することができるため、減速するなどの対処が可能になる。従って、ホイールハウス6内に配置された装置類とタイヤ滑り止め装置2との干渉を防ぐことができ、また急激な操舵や外力によるタイヤ滑り止め装置2の脱落につながる危険性も回避することが可能になる。
【0018】
本発明は、上記実施形態では、特に問題となる非金属製のタイヤ滑り止め装置2を用いた場合について説明したが、車両走行時の遠心力などによる膨出の問題があるタイヤ滑り止め装置であれば、いずれにも好適に用いることができる。
【0019】
【発明の効果】
上述したように本発明のタイヤ滑り止め装置膨出警報装置は、タイヤ滑り止め装置の膨らみ量を検出する非接触式検出手段と、該非接触式検出手段の検出信号に基づいて膨らみ量を算出し、該算出値が予め設定した所定値を超えた場合には膨らみ量が危険な状態になったと判定する処理手段と、該処理手段で膨らみ量が危険な状態になったと判定した際に運転者に警報を発する警報発生手段とから構成したので、タイヤ滑り止め装置がホイールハウス内の装置類と干渉する前に運転者に知らせることができるので、タイヤ滑り止め装置がホイールハウス内の装置類と干渉するのを防止し、かつタイヤ滑り止め装置の脱落につながる危険性を回避することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ滑り止め装置膨出警報装置の一実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 タイヤ 1a トレッド面
2 タイヤ滑り止め装置 3 タイヤ滑り止め装置膨出警報装置
4 非接触式検出手段 5 車両
6 ホイールハウス 7 内壁
8 車室 9 処理手段
10 警報発生手段 a 膨らみ量

Claims (4)

  1. 車両走行時にタイヤに装着したタイヤ滑り止め装置の膨らみ量を検出して警報を発生するタイヤ滑り止め装置膨出警報装置であって、
    前記タイヤ滑り止め装置の膨らみ量を検出する非接触式検出手段と、該非接触式検出手段の検出信号に基づいて前記膨らみ量を算出し、該算出値が予め設定した所定値を超えた場合には前記膨らみ量が危険な状態になったと判定する処理手段と、該処理手段で前記膨らみ量が危険な状態になったと判定した際に運転者に警報を発する警報発生手段とからなるタイヤ滑り止め装置膨出警報装置。
  2. 前記非接触式検出手段を前記車両のホイールハウスの内壁にタイヤ回転軸と同じ高さでタイヤのトレッド面に対面して取り付ける請求項1に記載のタイヤ滑り止め装置膨出警報装置。
  3. 前記非接触式検出手段をタイヤの上下動に追従可能な前記車両のサスペンション部分に検出手段保持部材を介してタイヤのトレッド面に対面して取り付ける請求項1に記載のタイヤ滑り止め装置膨出警報装置。
  4. 前記タイヤ滑り止め装置が非金属製である請求項1,2または3に記載のタイヤ滑り止め装置膨出警報装置。
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