JP4065747B2 - 超電導磁石及びそれを用いた磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

超電導磁石及びそれを用いた磁気共鳴イメージング装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は超伝導磁石及びそれを用いた磁気共鳴イメージング(MRI)装置にかかわり、特に被検体に閉塞感を与えない開放型のMRI装置に好適な超電導磁石及びそれを用いたMRI装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
MRI装置に使用される従来の超伝導磁石の一例が特開平10−179546号公報に記載されている。これに記載されている従来の超電導磁石は、冷却媒体である液体ヘリウムに浸されて超電導コイルを収納しているコイル容器が、液体ヘリウムを貯えるヘリウムタンクを兼用しており、しかも、液体ヘリウムを冷却する冷凍機がコイル容器(ヘリウム容器)に直接設置されて構成されている。
【0003】
また、冷凍機振動に対する対策として冷凍機と冷凍機を設置するクライオスタット部との間にベローズ等のフレキ部を設置する方式が特開平11−16719号公報に記載されている。この方式では確かにクライオスタットと冷凍機コールドヘッド間の振動絶縁が図られるであろうが、冷却性能を確保しつつ確実な振動絶縁を施すためには、上記特許に記載されているような種々の工夫をこらす必要があり、コスト増を招いている。
【特許文献1】
特開平10−179546号公報
【特許文献2】
特開平11−16719号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のMRI装置用の超電導磁石では、以下のような問題点がある。
【0005】
即ち、液体ヘリウムを冷却する冷凍機がコイル容器に直接設置されているため、冷凍機の振動が直接コイル容器に伝わってしまい、この振動により内部に収納されている超電導コイルも振動して、発生する磁束が振れ、これが画像に対して悪影響を与えてしまい鮮明な画像が得られない。
【0006】
また、従来は、冷却媒体タンクとコイル容器とを一体に形成していたため、どうしても装置が大型化してしまい、装置が大型化した場合には、被検体の入る空間が制約されて狭いものとなり、検査時に被検体に圧迫感を与えてしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、その一つの目的は、超電導コイルが収納されているコイル容器に冷凍機からの振動が伝わるのを少なくして超電導コイルの発生磁束の振れを抑制し画像に悪影響を与えないようにした超電導磁石及びそれを用いたMRI装置を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、装置を小型化したものであっても、被検体が入る空間を大きくとることができ、被検体に圧迫感を与えないMRI装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、超電導コイルを冷却媒体と共に収納するコイル容器に冷却媒体を供給する冷却媒体タンクを前記コイル容器とは別体に設け、かつ、該冷却媒体タンクに冷却媒体を冷却する冷凍機を設置すると共に、冷却媒体タンクとコイル容器とを冷却媒体流通用の通路で連絡し、前記冷却媒体流通用の通路の途中にフレキシブル部が設けられていることを特徴とする。
【0010】
また、他の目的を達成するために、本発明では、該超電導コイルを冷却媒体と共に収納するコイル容器の冷却媒体を供給する冷却媒体タンクを前記コイル容器とは別体に設け、かつ、コイル容器内の冷却媒体を超電導を保つ必要最小限の量とするか、あるいは、前記超電導磁石の中心から上下コイル容器の開放部を見たときに前記磁極で制限される上下方向の角度である視野角が30°以上であるか、又は前記コイル容器に液体冷媒を供給する冷却媒体タンクを前記コイル容器とは別体に設け、これら両者を通路で連絡すると共に、超電導コイルからの渡り線が前記冷却媒体タンク内で配線され、この冷却媒体タンク内で渡り線と永久電流スイッチが接続されていることを特徴とする。
【0011】
さらに、本発明は、請求項1及至8のいずれかに記載の超電導磁石と、被検体を乗せ、相対する前記超電導磁石のコイル容器間を移動可能なベッドと、被検体からの核磁気共鳴信号を解析する制御装置とを備えたMRI装置としたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
【0013】
まず、MRI装置の概略構成について説明する。MRI装置は図17に示す如く、超電導コイル(図示せず)、該超電導コイルを冷却媒体(例えば液体ヘリウム)と共に収納するコイル容器11,12、前記冷却媒体を冷却する冷却媒体タンク41、及び冷却媒体を冷却する冷凍機51から超電導磁石80と、被検体を乗せるベッド90と、被検体からの核磁気共鳴信号を解析する制御装置100とから構成され、前記コイル容器11,12を相互に離間して相対向するように配置すると共に、両者コイル容器11,12間に磁場空間を形成し、ここをベッド90に乗った被検体を通して断層撮影を行うものである。
【0014】
次に、上記MRI装置に採用される超電導磁石の各実施例について以下に説明する。
【0015】
図1,図2及び図3に超電導磁石の第1の実施例を示す。図3は図1から磁極支持部材71,72、磁極81,82、サポート部材63を除いたものである。
【0016】
該図に示す如く、本実施例は、コイル容器11,12に冷却媒体を供給する冷却媒体タンク(以下Heタンクという)41をコイル容器11,12とは別体に設けると共に、該Heタンク41に前記冷凍機51を設置し、かつ、前記Heタンク41とコイル容器11,12とをそれぞれ冷却媒体流通用の通路31,32(配管)で接続している。そして、コイル容器11,12は通路31,32を介してHeタンク41に支持されている。
【0017】
コイル容器11,12には円環状の空間が形成され、その中に強磁性体製の磁極81,82を設置し、磁極81,82を含めた上コイル部と下コイル部の支持を、サポート部材63にて行なうようにしている。
【0018】
つまり、磁極81,82を備えた上下のコイル容器11,12を磁極支持部材71,72で支持し、これを介して上下のコイル容器11,12がサポート部材63に支持されている。この磁極支持部材71,72は強磁性体で構成されている。
【0019】
コイル容器11,12とHeタンク41はそれぞれ通路31,32で接続され、これによりHeタンク41からコイル容器11,12へ液体Heが供給される。上記した如く、Heタンク41には冷凍機51が設置されているが、この冷凍機51はガス化した冷媒を液化するためのものである。
【0020】
次に、図2に示す如く、コイル容器11,12は、He容器112,122に超電導コイル113,123が冷却媒体と共に収納され、更にシールド板111,121を備え、真空断熱されるとともに冷凍機51にて冷却されている。超電導コイル113,123からは超電導渡り線711がHeタンク41の内部まで配線され、ここで超電導スイッチ602や保護抵抗601と接続されている。超電導コイルは液体He(4.2K) により冷却され、この温度では電流の流れに対して零点抵抗を有する。超電導コイルは超電導遷移温度未満で超電導となる(即ち電流の流れに対してほぼ零点抵抗を示す)低温または高温超電導体のような、任意の材料で形成することもできる。
【0021】
一般に低温超電導体は、絶対0度に近い温度で超電導遷移を行う。高温超電導体は、絶対0度よりかなり高い温度で超電導遷移を行う。
【0022】
一例として、低温超電導体としては、ニオブ・チタンをフィラメントにして銅をマトリクスにしたものが挙げられる。あるいはまた、他の低温超電導体または高温超電導体として類別された材料のような、超電導に適したいずれかの材料を、この用途に利用することもできる。
【0023】
また、超電導コイル113,123はパワーリード811に電源805を接続することにより励磁される。励磁後は電源805はパワーリード811から切り離す。
【0024】
パワーリード811は低温部電流導入端子812を経由して永久電流スイッチ602と保護抵抗601を挟む超電導渡り線711に接続されている。
【0025】
Heタンク41には圧力センサ801が設置されており、圧力センサ801からの出力信号は制御ボックス802に取り込まれ、ヒータ803の通電量を制御することにより、タンク内圧をほぼ一定にできるので、液体He量が適量に保たれる。
【0026】
即ち、冷凍機51は連続的に運転され、液体He量はHeタンク41内の圧力を検知してヒータ803によって制御される。
【0027】
本構成によればコイル容器11,12とHeタンクが通路31,32を介して離れた位置にあるので、冷凍機51の振動がコイル容器11,12に伝播しにくい構造となっている。従って、超電導コイルで形成する磁場空間での磁場均一度に影響を与えるのを低減することが可能となる。また、磁極81,82を設けているので、不均一になりやすい中央部の磁場を磁石の増やすことなく均一な磁場が形成せきるので安価にMRIを構成できる。
【0028】
また、Heタンク41が磁場空間と遠ざかることにより、Heタンク41内部に永久電流スイッチ602及び永久電流スイッチの超電導接続701を設置することにより経験磁場が低減するので、これらの負荷率を低く(余裕度を大きく)設定することが可能となりコスト低減が達成されるとともに信頼性が向上する。また、永久電流スイッチや超電導接続部をHeタンク内に配置することによりコイル容器の大きさを必要最小限に抑えることが可能となる。即ち、コイルを超伝導に保持するに足る必要最小限の液体ヘリウム量とすることにより、コイル容器内の液体ヘリウムの量を削減できるので、コイル容器寸法を小型化できる。これにより、被検体の入る空間をより広く取ることが可能になると共に、被検体にとって圧迫感が少なくなる。さらに、画像を見ながら手術するという、検査中の被検体に対するという医療的アクセスがより容易となる。
【0029】
図4は図1のコイル周辺を表す模式図である。この図を用いて視野角を定義する。即ち、磁石81,82の中心0から上コイル11と下コイル12の開放部を見たときに、磁極で制限される上下方向の角度を視野角と呼ぶ。本実施例では、実施例1に述べたようにコイル容器をコンパクトにすることにより、磁極部高さ(図中b寸法)よりもコイル容器高さ(図中a寸法)を低くすることにより、視野角を大きくとることができ、例えば30°以上の構成が可能である。
【0030】
図5の実施例2は、上述した実施例1に記載されているコイル容器11,12とHeタンク41を接続する通路31,32の途中にベローズ等の振動隔離手段33,34を設けた例である。本発明は、冷凍機が設置されている冷却媒体タンク41とコイル容器11,12との間に通路を設けて距離を確保しているので本質的に冷凍機振動を受けにくい構造であるが、さらに上記のような振動隔離手段を通路31,32に設けることにより、振動絶縁が確実なものとなる。
【0031】
これにより、冷凍機振動のコイル容器への伝達をより効果的に抑制することが可能となる。
【0032】
図6に超電導磁石の第3の実施例を示す。
【0033】
本実施例はコイル容器11,12に冷却媒体を供給する冷却媒体タンク(以下Heタンクという)41をコイル容器11,12とは別体に設けると共に、該Heタンク41に前記冷凍機51を設置し、かつ、前記Heタンク41とコイル容器11,12とを冷却媒体流通用の通路31(配管)で接続しているものである。そして、コイル容器11,12は支持部材61を介してHeタンク41に支持されている。
【0034】
更に、上下のコイル容器11,12は連結通路21で接続され、この中を液体He,Heガスが通るとともに、コイル接続線等が通っている。また、コイル容器11とHeタンク41は通路31で接続され、これによりHeタンク41からコイル容器11へ液体Heが供給されるとともにHeガスはHeタンク41へ回収されるようになっている。上記した如く、Heタンク41には冷凍機51が設置されているが、この冷凍機51はHeタンク41へ回収されたHeガスを凝縮するためのものである。
【0035】
本構成によればコイル容器11,12とHeタンクが通路31を介して離れた位置にあるので、冷凍機51の振動がコイル容器11,12に伝播しにくい構造となっている。従って、超電導コイルで形成する磁場空間での磁場均一度に影響を与えるのを低減することが可能となる。
【0036】
図7に超電導磁石の第4の実施例を示す。
【0037】
本実施例は、第3の実施例において上下のコイル容器11,12をサポートするコイル容器支持部材62をHeタンク41とは別に用意した場合の構成である。このように構成してもその効果は第1の実施例と同様だが、Heタンク41をコンパクトに構成できる場合は、コイル容器支持部材62を設けた方が実施例1よりも合理的に構成できる。
【0038】
図8に超電導磁石の第5の実施例を示す。
【0039】
本実施例は、第3の実施例の構成に加え、強磁性体部材71,72をコイル容器11,12の外側(コイル対向面とは反対側)に配置した場合である。この構成でもその効果は第1の実施例と同様だが、強磁性体部材71,72をこの位置に配置することにより、漏れ磁場を低減させることが可能となる。場合によってはアクティブシールド用コイルを強磁性体部材71,72の上に配置して、磁場シールド性能を向上させることも可能である。コイル容器11とHeタンク41は通路(図示せず)を介して接続されている。
【0040】
図9,図10に超電導磁石の第6の実施例を示す。図10は、図9から磁極支持部材71,72、磁極,サポート部材63を除いたものである。
【0041】
本実施例は、強磁性体部材71,72が外側に配置されているコイル容器11,12をHeタンク41とは別の部材63で支持した場合である。
【0042】
第4の実施例で述べた如く、Heタンク41をコンパクトに構成できる場合は、Heタンク41とは別にサポート63を設けた方が安価にできる。また、このサポートを強磁性体(鉄材)で構成すると上下の強磁性体部材71,72と合わせて磁気回路が構成されることにより、漏洩磁場を抑制することがより効果的に可能となる。
【0043】
図11に超電導磁石の第7の実施例を示す。
【0044】
本実施例は、コイル容器11a,12aに円環状の空間を形成し、その中に強磁性体製の磁極81,82を設置し、磁極81,82を含めた上コイル部と下コイル部の支持を、Heタンク41で兼用して行うようにしている。即ち、このHeタンク41に支持部材64,65を介して磁極81,82が設置されたコイル容器11a,12aを支持している。この支持部材64,65は非磁性体で構成されている。
【0045】
本実施例の構成でも上述した第3の実施例と同様な効果が得られることは勿論、磁極81,82を設けているので、磁場強度や磁場均一度によっては、この磁極81,82がある方が安価に構成できる。
【0046】
図12に超電導磁石の第8の実施例を示す。
【0047】
本実施例は、コイル容器11,12の支持をHeタンク41ではなく、Heタンク41とは別にサポート部材63を設け、これを支持部材64,65を一体にして支持している。本実施例でもその効果は上述した第1の実施例と同様であり、しかも、Heタンク41をコンパクトに構成できる場合は、安価にできる。
【0048】
図13に超電導磁石の第9の実施例を示す。
【0049】
本実施例は、磁極を備えた上下のコイル容器11,12を磁極支持部材71,72で覆い、これを介してHeタンク41に支持している例である。この磁極支持部材71,72は強磁性体で構成されている。本実施例の構成とすることにより、上述した実施例と同様の効果が得られることは勿論、漏洩磁場を低減させるためには有効である。更に、漏洩磁場を低減させるためには、強磁性体の外側に磁場シールド用コイルを設置した方が効果がある。
【0050】
図14,図15に超電導磁石の第10の実施例を示す。図15は、図14から磁極支持部材71,72、磁極,サポート部材63を除いたものである。
【0051】
本実施例は、Heタンク41とは別にサポート部材63を設け、これとコイル容器11,12を覆うように設けられた磁極支持部材71,72を一体にしてコイル容器11,12を支持し、しかも、磁極支持部材71,72を強磁性体で構成すると共に、上下のコイル容器11,12を連結するサポート部材63にも強磁性を使用した場合である。
【0052】
本実施例の構成とすることにより、上述した実施例と同様な効果が得られることは勿論、磁極81,82に磁気回路を組みあわせることにより磁束を封じ込め、より漏洩磁場を低減させることが可能となる。
【0053】
図16に示す実施例は、上下コイル部サポート63が複数(本例では2本)の場合である。
【0055】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、超電導コイルに対する冷凍機振動の影響を抑制することができるので、画像の乱れが防止できるという効果がある。また、装置が小型化しても被検体が入る空間を大きく取ることができるので、被検体に圧迫感を与えないでMRI装置に採用する場合には有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超電導磁石の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図7】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図9】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図10】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図11】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図12】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図13】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図14】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図15】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図16】本発明の他の実施例である超電導磁石の斜視図である。
【図17】本発明の超電導磁石を用いた磁気共鳴イメージング装置の斜視図である。
【符号の説明】
11,12…コイル容器、21…連結通路、31,32…通路、41…Heタンク、51…冷凍機、64,65…支持部材、81,82…磁極、111…シールド板、112…コイル用He容器、113…超電導コイル巻線、601…保護抵抗、602…永久電流スイッチ、701…超電導接続、711…超電導渡り線。

Claims (7)

  1. 超電導コイルと、
    該超電導コイルを冷却媒体と共に収納するコイル容器と、
    前記冷却媒体を冷却する冷凍機とを備え、
    前記コイル容器を相互に離間して相対向するように配置すると共に、両者コイル容器間に磁場空間を形成する超電導磁石において、
    前記コイル容器に冷却媒体を供給する冷却媒体タンクを前記コイル容器とは別体に設け、かつ、該冷却媒体タンクに前記冷凍機を設置すると共に、冷却媒体タンクとコイル容器とを冷却媒体流通用の通路で連絡し
    前記冷却媒体流通用の通路の途中にフレキシブル部が設けられていることを特徴とする超電導磁石。
  2. 超電導コイルと、
    該超電導コイルを冷却媒体と共に収納するコイル容器と、
    前記冷却媒体を冷却する冷凍機とを備え、
    前記コイル容器を相互に離間して相対向するように配置すると共に、両者コイル容器間に磁場空間を形成する超電導磁石において、
    前記コイル容器に冷却媒体を供給する冷却媒体タンクを前記コイル容器とは別体に設け、かつ、該冷却媒体タンクに前記冷凍機を設置すると共に、冷却媒体タンクとコイル容器とを冷却媒体流通用の通路で連絡し、前記コイル容器に円環状の空間部を形成すると共に、その空間部に強磁性体磁極を配置し
    前記冷却媒体流通用の通路の途中にフレキシブル部が設けられていることを特徴とする超電導磁石。
  3. 前記各コイル容器の相対向する面とは反対側に強磁性体部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の超電導磁石。
  4. 前記各コイル容器同を連結通路で連結すると共に、該連結通路の内部を前記各コイル容器内の超電導コイルを接続するリード線が通っていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の超電導磁石。
  5. 前記磁極を含めた各コイル容器は、非磁性体の支持部材を介して前記冷却媒体タンクに支持されていることを特徴とする請求項2又はに記載の超電導磁石。
  6. 超電導コイルと、
    該超電導コイルを冷却媒体と共に収納するコイル容器と、
    前記冷却媒体を冷却する冷凍機とを備え、
    前記コイル容器を相互に離間して相対向するように配置すると共に、両者コイル容器間に磁場空間を形成する超電導磁石において、
    前記コイル容器に液体冷媒を供給する冷却媒体タンクを前記コイル容器とは別体に設け、これら両者を通路で連絡すると共に、前記超電導コイルからの渡り線が前記冷却媒体タンク内で配線され、この冷却媒体タンク内で渡り線と永久電流スイッチが接続されている超電導磁石。
  7. 請求項1乃至の何れかに記載の超電導磁石と、
    被検体を乗せ、相対する前記超電導磁石のコイル容器間を移動可能なベッドと、
    被検体からの核磁気共鳴信号を解析する制御装置を有する磁気共鳴イメージング装置。
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