JP4065491B2 - ユニット、及び画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ等の画像処理装置に着脱可能なユニット、ユニットを着脱可能な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、プリンタやスキャナ、或いは複写機などの画像処理装置に対して着脱可能なユニットが存在しており、この種のユニットの中にはメモリを備えたものも存在していた。
【0003】
例えば、電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真プリンタにおいては、電子写真感光体、及び、電子写真感光体に作用するプロセス手段、たとえば帯電手段、現像手段、クリーニング手段などを着脱可能なユニットとして一体的にカートリッジ化したプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、プリンタのメンテナンスをサービスマンによらず、ユーザ自身が行うことができるので、格段に利便性を向上させることができる。現在このプロセスカートリッジ方式は、電子写真プリンタにおいて広く用いられている。
【0004】
このような電子写真プリンタにおいては、特開平10-198236に記載されている通り、プロセスカートリッジの内部に通信可能な不揮発性メモリを設けたものが公知である。不揮発性メモリーには、IDナンバー、製造メーカー名、再利用履歴(回数)などを記憶保持させている。
【0005】
プリンタには、不揮発性メモリから画像形成動作に必要な情報を読み込む送受信部が設けられている。そして、プリント動作を開始するにあたり、予め不揮発性メモリ内に記憶保持されている上記の情報を、送受信部を介して読み込み、その情報を使用してプリンタ各部の制御を行いながらプリント動作を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、ユーザへのサービス向上を目的として、顧客情報をより詳細に管理したいという要望も出てきている。そのため、上記のような情報以外に、ユーザの個人情報を記憶させることも想定される。
【0007】
しかし、個人情報は機密情報であり、メモリに記憶させた場合には、その情報が簡単に読み取られ使われてしまうという問題が発生することが想定される。
【0008】
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、画像処理装置に着脱可能であり記憶手段を備えたユニットおよびユニットを着脱可能に構成する画像処理装置を改良することにある。
【0009】
さらに、本発明の他の目的は、画像処理装置に着脱可能なユニットの記憶手段に格納された機密情報を確実に保護することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
画像処理装置に着脱可能で、画像処理装置に装着されて画像形成のための動作を行うユニットであって、
前記ユニット固有の情報であって、該ユニットを管理するための情報を記憶する第1データ領域と
前記ユニットを使用するユーザに関する情報を記憶する第2データ領域とを有する記憶手段を有し、
前記ユーザに関する情報は、前記第1データ領域に記憶された前記ユニットを管理するための情報を暗号化キーとして使用して暗号化されて前記第2データ領域に記憶される情報であることを特徴とする。
【0011】
記憶手段を備えた画像形成のためのユニットが着脱可能であり、
前記記憶手段へのデータの読み書きを制御する制御手段を有する画像処理装置であって、
前記記憶手段は、前記ユニット固有の情報であって、該ユニットを管理するための情報を記憶する第1データ領域と前記ユニットを使用するユーザに関する情報を記憶する第2データ領域とを有し、
前記制御手段は、前記第1データ領域に記憶された前記ユニットを管理する情報を使用して前記ユーザに関する情報を暗号化して、暗号化した情報を前記第2データ領域に対して書き込むよう制御することを特徴とする。
【0012】
画像処理装置に着脱可能で、画像処理装置内で画像形成のための動作を行うユニットに搭載される記憶装置であって、
前記ユニット固有の情報であって、該ユニットを管理するための情報を記憶する第1データ領域と、前記ユニットを使用するユーザに関するの情報を記憶する第2データ領域とを有し、
前記ユーザに関するの情報は、前記第1データ領域に記憶された前記ユニットを管理するための情報を使用して暗号化されて前記第2データ領域に書き込まれる情報であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0014】
(一実施の形態)
本発明に係る画像処理装置の一実施の形態として、着脱可能なプロセスカートリッジを備えた電子写真プリンタについて説明する。このプロセスカートリッジは記憶手段として不揮発性メモリを搭載している。本実施形態では、電子写真方式のプリンタに着脱可能なプロセスカートリッジのメモリに、暗号化データと非暗号化データとを区別して格納する。
【0015】
また、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうちの少なくとも一つと、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジをプリンタに対し、着脱可能とするものである。
【0016】
先ず、図1は、本実施形態に係る電子写真プロセスを用いた電子写真プリンタの概略構成図であり、例えばレーザビームプリンタの場合を示している。レーザビームプリンタ1(以下、プリンタ1)は、記録紙Sを収納するカセット302を有し、カセット302の記録紙Sの有無を検知するカセット有無センサ303、カセット302の記録紙Sのサイズを検知するカセットサイズセンサ304(複数個のマイクロスイッチで構成される)、カセット302から記録紙Sを繰り出す給紙ローラ305等が設けられている。そして、給紙ローラ305の下流には記録紙Sを同期搬送するレジストローラ対306が設けられている。
【0017】
また、レジストローラ対306の下流にはレーザスキャナ部307からのレーザ光に基づいて記録紙S上にトナー像を形成するプロセスカートリッジ8が設けられている。さらに、プロセスカートリッジ8の下流には記録紙S上に形成されたトナー像を熱定着する定着器309が設けられており、定着器309の下流には排紙部の搬送状態を検知する排紙センサ310、記録紙Sを排紙する排紙ローラ311、記録の完了した記録紙Sを積載する積載トレイ312が設けられている。
【0018】
また、レーザスキャナ307は、画像信号(画像信号VDO)に基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニット313、このレーザユニット313からのレーザ光を感光ドラム17上に走査するためのポリゴンモータ314、結像レンズ315、折り返しミラー316等により構成されている。
【0019】
そして、プロセスカートリッジ8は、感光ドラム17、1次帯電ローラ19、現像器20、転写帯電ローラ321、クリーナ22、そして不揮発性メモリ部3からなる。メモリ部3は、プリント動作パラメータ、IDナンバー、製造メーカー名、再利用履歴(回数)などを記憶保持する不揮発性メモリ、プリンタ1との通信を行うための電極、およびこれらを制御する制御部等から構成されている。
【0020】
更に、プリンタ1には、メモリ部3と通信を行ってメモリ部3内部にある不揮発性メモリ(不図示)のデータを送受信するための通信電極などを有する送受信部2が組み込まれている。
【0021】
メモリ部3および送受信部2の各々の電極部は、カートリッジ装着時に電極部が互いに適度な圧力を持って接触するような構造となっており、電極線を通じてメモリ部3へのプリンタ側からの電源供給およびデータの授受を行っている。メモリ部3は、プリント動作パラメータ、IDナンバー、製造メーカー名、再利用履歴(回数)などを内蔵する不揮発性メモリに記憶している。この情報は、プロセスカートリッジ毎に個別に設定されている。場合によっては、使用状況に応じて更新される場合もある。情報更新時には、データが接触電極を介してメモリ部3へ送られ、不揮発性メモリに書き込まれる。
【0022】
また、定着器309は定着フィルム309a、加圧ローラ309b、定着フィルム内部に設けられたセラミックヒータ309c、セラミックヒータの表面温度を検出するサーミスタ309dから構成されている。
【0023】
メインモータ323は、給紙ローラ305には給紙ローラクラッチ324を介して、レジストローラ対306にはレジストローラ325を介して駆動力を与えており、更に感光ドラム17を含むプロセスカートリッジ8の各ユニットや、定着器309や、排紙ローラ311にも駆動力を与えている。
【0024】
エンジンコントローラ326は、レーザスキャナ部307、プロセスカートリッジ8、定着器309を制御することによる電子写真プロセスの制御、プリンタ1内の記録紙の搬送制御を行っている。
【0025】
ビデオコントローラ327は、パーソナルコンピュータ等の外部装置331と汎用のインタフェース(セントロニクス、RS232C等)330で接続されており、この汎用インタフェースから送られてくる画像情報をビットデータに展開し、そのビットデータをVDO信号として、エンジンコントローラ326へ送出している。
【0026】
エンジンコントローラ326では、プリント動作を開始するにあたり、予めメモリ部3内に記憶保持されている情報を、送受信部2を介して読み込み、そのパラメータに従って各部の制御を行いながらプリント動作を行う。
【0027】
感光ドラム17は、図中時計回り方向に所定の周速度(プロセススピード)にて回転駆動される。感光ドラム17はその回転過程で帯電手段としての1次帯電ローラ19により所定の極性・電位に一様に帯電処理される。一方、レーザスキャナ部307において、目的の画像情報の時系列電気デジタル画素信号に応じて、レーザビームが変調制御(ON/OFF制御)される。このレーザビームは、感光ドラム17の一様帯電面に対して走査露光され、感光ドラム17の表面に目的の画像情報の静電潜像を形成する。感光ドラム17上に形成された静電潜像は、現像手段としての現像部20で現像材(トナー)により現像されて可視化される。
【0028】
一方、給紙ローラ305の駆動により、給紙カセット302内に収納されている記録紙Sが一枚ずつ繰り出される。そして、転写手段としての転写ローラ321と感光ドラム17との圧接部である転写ニップ部に、レジストローラ対306により所定の制御タイミングにて給送され、その記録紙Sの表面に感光ドラム17面側のトナー画像が順次転写されていく。転写ニップ部を出た記録紙Sは、回転過程の感光ドラム17の面から順次分離されて、トナー画像を定着させるための定着器309に導入される。定着フィルム309aと加圧ローラ309bとの間を通過する記録紙Sに定着フィルム309aを介してセラミックヒータ309cの熱を印加すると共に加圧ローラ309bにより圧力を加えて、記録紙S上のトナー画像を熱定着処理する。定着装置309を出た記録紙Sは、排紙ローラ311により積載トレイ312にプリントアウトされる。
【0029】
また、記録紙Sが分離した後の感光ドラム17は、クリーニング手段としてのクリーナ22により転写残りトナー等の付着汚染物の除去処理を受けて清浄面化され、繰り返して帯電処理から始まる電子写真画像形成に供される。
【0030】
メモリ部3内の不揮発性メモリは、図2のように、暗号化データ領域と共に非暗号化データ領域を有している。データの内容に応じて、書き込まれるメモリ上のアドレスが決められており、コントローラはこのアドレスに応じて、暗号化処理もしくは非暗号化処理を行っている。
【0031】
このメモリに格納される暗号化データはユーザ個人情報である。製造メーカは、記憶されたユーザ個人情報に応じて、ユーザにカートリッジを再発送する際に利用したり、ユーザに対し有益な情報を公開したり、ユーザのプリンタ利用状況に応じた最適な使用方法の提案等を行うことができる。
【0032】
また、非暗号化データとしては、プリント動作パラメータ、IDナンバー、製造メーカー名、再利用履歴(回数)、など、カートリッジユニットの管理を行う際に有益な情報が含まれる。これらの情報をもとに、製造メーカーは容易に不揮発性メモリにアクセスして、カートリッジユニットに関する有用な情報を得て、管理する。具体的には、入手した情報に基づきプロセスカートリッジの部品等を再利用したり、トナーを再充填したりする作業を適切に行う。
【0033】
これにより、ユーザ個人情報である機密情報が第三者に漏洩する懸念をする必要が無く、また一方で、製造メーカは、ユーザ個人情報をユーザへのサービス向上のために利用することができるようになる。
【0034】
なお、不揮発性メモリ内部の非暗号化データ領域内部のデータを用いて、暗号化データ領域の暗号化処理および暗号解読処理が行われてもよい。この場合、送受信部内部などで、非暗号化データ領域内のデータを解読キーとして暗号化データが解読される。また、同様に暗号化領域に書き込むためのデータは、送受信部内部等において、非暗号化データ領域内のデータを暗号化キーとして暗号化される。
【0035】
非暗号化データ領域内のデータを暗号化キーや解読キーとすれば、解読キーをプロセスカートリッジ毎に新たに設定する必要がなくなり、キー設定の手間を省くことができる。
【0036】
なお、暗号化キーや解読キーとするデータは、非暗号化データ領域内の1つのデータを用いてもよいし、複数のデータを用いてもよい。
【0038】
ここで、図4に基づき、データの暗号化および解読処理について詳細に説明する。
【0039】
図4は、本実施の形態の画像処理装置における制御系を示すブロック図である。
【0040】
図4において、エンジンコントローラ326は、図示してはいないがメインモータ、スキャナモータ、給紙クラッチ、レジストクラッチ、高圧ユニット、定着器ヒータ駆動回路などを制御し、画像処理装置1が画像形成するための制御を行っている。
【0041】
そのためエンジンコントローラ326は、例えば、ワンチップのマイクロコンピュータで構成されるCPU50やドライブ回路51を搭載し、ドライブ回路51は、図示してはいない画像形成に必要な駆動系のモータやクラッチなどを駆動する。
【0042】
プロセスカートリッジ8に取り付けられたメモリ部3は、不揮発性メモリ31を有しており、非暗号化データを記憶する非暗号化データ領域31aと暗号化データを記憶する暗号化データ領域31bがある。
【0043】
送受信部2はエンジンコントローラ326およびメモリ部3と通信を行うための通信回路21とを有している。この通信回路21はCPU50とのシリアル信号インターフェース部(図示していない)を有しており、不揮発性メモリ31のアドレス指定、リード・ライトの指定をして、記憶するデータおよびメモリから読み出したデータを時系列で信号ライン601にのせる。
【0044】
さらに、通信回路21は、CPU50からのシリアルデータ信号を通信に適したプロトコルに変換して送信する。また、メモリ部3から受信されたデータは、CPU50に適合するシリアルデータ信号に変換されてCPU50へ送られる。
【0045】
メモリ部3は、不揮発性メモリ31と送受信部2とのデータの送受信および不揮発性メモリ31とのアクセスを制御する送受信回路32を有している。
【0046】
次に、データ暗号化および解読の手順について述べる。
【0047】
暗号化および解読の処理は、エンジンコントローラ326で行われる。まず、不揮発性メモリ31の暗号化データ領域にユーザ個人情報などを書き込む場合、非暗号化データ領域から読み出したデータを暗号化キーとして使用する。そして、所定の暗号プログラムに従ってデータを暗号化する。
【0048】
また、暗号化キーをエンジンコントローラ326内のROM52に記憶させないで、非暗号化データ領域から読み出したデータを暗号化キーとして使用する場合には、まず非暗号化データ領域のデータを読み出す。そして、読み出したデータを暗号化キーとして用いて、所定の暗号プログラムに従ってデータを暗号化する。
【0049】
暗号化されたデータは、通信回路21および送受信回路3を介して、不揮発性メモリ31の暗号化データ領域に書き込まれる。
【0050】
暗号化データ領域の暗号化データを読み出して解読する場合は、通信回路21および送受信回路32を介して不揮発性メモリ31のから暗号化データを読み出し、暗号化処理の際に使用した暗号化キーを不揮発性メモリ31の非暗号化データ領域から読み出して解読キーとして用いて、所定の解読プログラムに従って暗号化データを解読処理する。解読したデータはCPU50に送信される。
【0051】
なお、暗号プログラムおよび解読プログラムは、エンジンコントローラ326にあるROM52に記憶されている。
【0052】
本実施の形態では、不揮発性メモリを搭載したプロセスカートリッジについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、メモリを搭載したユニットすべてに適用可能である。例えば、プロセスカートリッジ以外にも、定着ユニット、給紙ユニットなどに適用できる。ユーザ交換部品であるか、サービスマン交換部品であるかを問わず、全ての着脱可能なユニットに装着することが可能である。例えば、定着ユニットは、ヒータの抵抗値、ユニットに使用されている部品のメーカ(通常複数メーカの部品を使用するので)などにより、定着制御を変える場合がある。従って、これらの情報をパラメータとして定着ユニットのメモリに記憶させておけば、より細かな定着制御ができ、より良い画像品質をユーザに提供できる。
【0053】
なお、本実施の形態では、データの暗号化領域と非暗号化領域がメモリ上のアドレスによって区別されているが、別々のチップ上に書き込む等、当然ハードウェア上で領域の区別を行っても差し支えない。また、データ個々に暗号化識別フラグ等を設け、暗号化データと非暗号化データの区別を行ってもよい。
【0054】
<一実施の形態の効果>
本実施の形態によればプロセスカートリッジに装着される不揮発性メモリの内部情報のユーザ個人情報を暗号化して記憶させ、第三者に対して機密情報の漏洩を防止することができる。さらには、顧客情報をより詳細に管理することができる。
【0055】
(他の実施の形態)
なお、メモリおよび送受信部は、非接触に通信してもよい。図3にあるように、メモリ部3を非接触メモリ部とし、プリント動作に必要な各種パラメータを記憶保持する不揮発性メモリ、画像処理装置本体との通信を行うための非接触通信アンテナ3a、およびこれらを制御する制御部3b等から構成する。
【0056】
更に、画像処理装置本体の送受信部2を、非接触メモリ部と通信を行っている不揮発性メモリのデータを送受信するための非接触通信アンテナ2aなどを有する非接触送受信部とする。
【0057】
非接触メモリ部と非接触送受信部との通信は、搬送波をAM変調して行えばよい。非接触メモリ部は、非接触送受信部から発せられる搬送波の電磁界によって、電磁気的に受信アンテナに誘起された電圧を電源として用いれば、外部電源を必要としない。また、同時に、非接触送受信部から発せられるAM変調された信号に従って、非接触メモリ内の制御部が不揮発性メモリのリードライトを行う。一方、非接触送受信部は、送受信アンテナに現れるインピーダンスの変化により非接触メモリからの信号を読取る。
【0058】
なお、上記実施の形態では、電子写真感光体、及び、電子写真感光体に作用する帯電手段、現像手段、クリーニング手段などを着脱可能なユニットとして一体的にカートリッジ化したプロセスカートリッジ方式を挙げて説明したが、着脱可能なユニットの構成としてはプロセスカートリッジに限定されるものではなく、トナーを収容したトナーカートリッジなどにも適用可能である。
【0059】
上記実施の形態では、電子写真プリンタについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、着脱可能に所定動作を行うユニットを備えた装置全てに適用できる。例えば、電子写真複写機、レーザビームプリンタ、LEDプリンタ、ファクシミリ装置、ワードプロセッサ、更にはスキャナやデジタルビデオカメラ、が含まれる。
【0060】
また、上記実施の形態を実現するためには、適当なハードウェアを必要とするものの、その多くはソフトウェアによって実現できる。つまり、本発明は、上記実施の形態を実現するための装置のみに限定されるものではなく、上記装置内のプロセッサに、上記実施の形態を実現するためのプログラムを供給し、そのプロセッサがこのプログラムに従って動作することにより、上記実施の形態を実現する場合も含まれる。この場合、プログラム自体、及び、そのプログラムを格納した記録媒体までも本発明の範疇に含まれることになる。
【0061】
このような記録媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリ、ROM等を用いることができる。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、画像処理装置に着脱可能なユニットの記憶手段に格納された機密情報を確実に保護し、かつ、暗号化キー設定の手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるプリンタの概略構成を示した図である。
【図2】本発明の一実施の形態における不揮発性メモリ内のメモリマップを示す図である。
【図3】本発明の他の実施の形態におけるメモリ部と送受信部との通信の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態における制御ブロック図である。
【符号の説明】
1プリンタ
2送受信部
3メモリ部
8カートリッジユニット
326エンジンコントローラ
327ビデオコントローラ
307レーザスキャナ
50CPU
51ドライブ回路
52ROM
21通信回路
31不揮発性メモリ
31a不揮発性メモリの非暗号化データ領域
31b不揮発性メモリの暗号化データ領域
32送受信回路
2a、3a非接触通信アンテナ
3b通信制御部

Claims (8)

  1. 画像処理装置に着脱可能で、画像処理装置に装着されて画像形成のための動作を行うユニットであって、
    前記ユニット固有の情報であって、該ユニットを管理するための情報を記憶する第1データ領域と、前記ユニットを使用するユーザに関する情報を記憶する第2データ領域とを有する記憶手段を有し、
    前記ユーザに関する情報は、前記第1データ領域に記憶された前記ユニットを管理するための情報を暗号化キーとして使用して暗号化された情報であることを特徴とするユニット。
  2. 前記ユニットは、電子写真方式で画像形成を行う前記画像処理装置に着脱可能なプロセスカートリッジ、トナーカートリッジ、定着ユニット、給紙ユニットのうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に記載のユニット。
  3. 前記プロセスカートリッジは、帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうちの少なくとも一つと、電子写真感光体とを一体的に構成したものであることを特徴とする請求項2に記載のユニット。
  4. 前記第1のデータ領域には前記ユニットを管理するための複数の情報が記憶されており、前記第2データ領域の情報は、前記ユニットを管理するための複数の情報を暗号化キーとして使用して暗号化されることを特徴とする請求項1に記載のユニット。
  5. 記憶手段を備えた画像形成のためのユニットが着脱可能であり、
    前記記憶手段へのデータの読み書きを制御する制御手段を有する画像処理装置であって、
    前記記憶手段は、前記ユニット固有の情報であって、該ユニットを管理するための情報を記憶する第1データ領域と前記ユニットを使用するユーザに関する情報を記憶する第2データ領域とを有し、
    前記制御手段は、前記第1データ領域に記憶された前記ユニットを管理する情報を使用して前記ユーザに関する情報を暗号化して、暗号化した情報を前記第2データ領域に対して書き込むよう制御することを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記画像処理装置は、電子写真方式で画像形成を行う装置であって、
    前記ユニットは、プロセスカートリッジ、定着ユニット、給紙ユニットのうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記第1のデータ領域には前記ユニットを管理するための複数の情報が記憶されており、
    前記制御手段は、前記ユニットを管理するための複数の情報使用いて、前記ユーザに関する情報を暗号することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  8. 画像処理装置に着脱可能で、画像処理装置内で画像形成のための動作を行うユニットに搭載される記憶装置であって、
    前記ユニット固有の情報であって、該ユニットを管理するための情報を記憶する第1データ領域と、前記ユニットを使用するユーザに関するの情報を記憶する第2データ領域とを有し、
    前記ユーザに関するの情報は、前記第1データ領域に記憶された前記ユニットを管理するための情報を使用して暗号化されて前記第2データ領域に書き込まれる情報であることを特徴とする記憶装置。
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