JP4063810B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置に関し、特に、適正な白基準データを生成することが可能な画像読取装置に関する。
従来から、CIS(Contact Image Sensor)等のメージセンサで原稿面を走査し原稿画像を読取る画像読取装置では、イメージセンサの画素感度ばらつきや、光源、光学系の特性による明暗のばらつきを補正するために、白基準ローラ等を読取って得た白色データをもとにシェーディング補正が行われている。
例えば、白基準ローラにごみや汚れが無く、適正な白基準データが読み取れる場合は、正常にシェーディング補正が行えるが、白基準ローラにごみがあった場合には、イメージセンサの画素の信号レベルがごみの影響で落ち込み、この信号レベルを白基準データとしてシェーディング補正を行うと、当該画素部分が縦すじとなって画像劣化する。
上記白基準ローラは搬送方向に回転駆動するだけであるため、この白基準ローラに円周面に沿って円周状にごみや汚れが付着した場合などは、その汚れの影響を受けるイメージセンサの信号レベルは常に落ち込んだ状態となり、回避困難な画像劣化の原因となる。
この回避困難な画像劣化を引き起こすごみや汚れの影響をなくすために、イメージセンサの注目画素に隣接する信号レベルの平均値を白基準データとしてシェーディング補正を行う方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−215372号公報
しかしながら、上述した従来のシェーディング補正の方法では、白基準ローラについたごみや汚れとイメージセンサの画素毎のばらつきとの分類が困難であり、ごみや汚れの影響を受けないようにして画像劣化を回避するというものではなかった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、白基準ローラに付着したごみや汚れの影響を受けないようにすることで、適正な白基準データの生成が可能な画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明は、シェーディング補正する際に、主走査方向と平行に配設された白基準ローラを読取手段で画素毎に読取り、該読取った画素毎の読取データに基づいて生成手段にて画素毎の白基準データを生成する画像読取装置を前提としている。
前記白基準ローラを回転駆動させながら主走査正負方向に反復移動させる移動手段と、前記移動手段にて移動させた前記白基準ローラの主走査正負方向の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段で検出した少なくとも2つの異なる位置における前記白基準ローラを画素毎に読取る前記読取手段と、前記読取手段で読取った画素毎の読取データを比較して、白度合いが最も高い画素毎の読取データを判定する判定手段と、前記判定手段で最も白度合いが高いと判定された画素毎の読取データに基づいて前記画素毎の白基準データを生成する前記生成手段とを備えたことを特徴としている。
このようにすれば、白基準ローラに付着したごみや汚れの影響を受けないようにするので、適正な白基準データの生成が可能となる。
白基準ローラに付着したごみや汚れの影響を受けないようにするので、適正な白基準データの生成が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって詳細に説明する。
図5は本発明の実施の形態における画像読取装置を示すブロック図であり、図6、図7は本発明の実施の形態における画像読取装置の動作を示すフロー図である。
本発明の実施の形態における画像読取装置は、図1に示すように白基準ローラ1の下方に隣接して配設されたCIS(Contact Image Sensor)等の読取手段2で原稿面を走査し原稿画像を読取るが、読取手段2の画素感度ばらつきや、光源、光学系の特性による明暗のばらつきを補正するために、白基準ローラ1を読取って得た白色データをもとにシェーディング補正を行う。
上記白基準ローラ1は当該白基準ローラ1の回転軸1aに対して、回転軸方向、すなわち主走査正負方向には可動とし、回転方向に対しては不動としている。
図2に示すように、上記白基準ローラ1の一方の端部には、円周面に沿って直進溝1bを形成し、他方の端部には円周面に沿って蛇行溝1cを形成しており、近傍の機枠側に配設された制御ピン1dが直進溝1bに、制御ピン1eが蛇行溝1cに挿抜可能な構成としている。
上記制御ピン1d、1eは、例えばモータの駆動によって出し入れされる構成としている。
停止手段3は、回転駆動している状態の上記白基準ローラ1の直進溝1bに、図3に示すように上記制御ピン1dを挿入すると、当該白基準ローラ1を制御ピン1dと直進溝1bによって誘導して、当該白基準ローラ1を主走査正負方向に移動させない構成としている。
一方、移動手段4は、回転駆動している状態の上記白基準ローラ1の蛇行溝1cに、上記制御ピン1dの場合と同様の形態で制御ピン1eを挿入すると、当該白基準ローラ1を制御ピン1eと蛇行溝1cによって誘導して、当該白基準ローラ1を主走査正負方向に反復移動させる構成としている。
すなわち、上記白基準ローラ1の主走査正負方向の上記停止手段3による移動をさせない状態と上記移動手段4による反復移動させる状態は、当該白基準ローラ1の回転駆動に伴なって実現され、それらの状態は後述する切換手段5により切り換えられることとなる。
図4に示すように、上記白基準ローラ1は当該白基準ローラ1の端部側面に、回転駆動による回転円周上の異なる2つの位置に対応するように、光を反射する赤色の反射板1fと黄色の反射板1gを配設している。
この反射板1f、1gが配設された側の上記白基準ローラの回転軸1aの軸受け1h付近の所定位置に、光センサからなる位置検出手段6が配設されている。
上記位置検出手段6が回転移動する上記反射板1f、1gを検出することによって、当該白基準ローラ1が主走査正負方向に移動した異なる2つの位置を検出する構成としている。
以下では、白基準ローラの円周面に沿った円周状にごみや汚れが付着している場合について、シェーディング補正する際の画像読取装置の動作について説明する。
ユーザが原稿を原稿台にセットし、印刷開始のスタートキー7を押下すると(図6、S1)、駆動手段8が上記白基準ローラ1の回転駆動を開始する(図6、S2)。
上記白基準ローラ1の回転駆動開始時は、切換手段5は停止手段3をオンにしており、上記制御ピン1dを上記直進溝1bに挿入して、上記白基準ローラ1を主走査正負方向に移動させないようにしている。
上記白基準ローラ1が主走査方向に移動せずに回転駆動する過程で、上記位置検出手段6が赤色の反射板1fの1回目の検出、すなわち1回目の赤色の検出をすると(図6、S3)、上記切換手段5が停止手段3をオフにして移動手段4をオンにする切換を行う(図6、S4)。すなわち、停止手段3は直進溝1bから制御ピン1dを収納し、移動手段4は制御ピン1eを蛇行溝1cに挿入する。
上記のような切換により、上記白基準ローラ1は主走査正負方向に移動することとなるが、その際、上記読取手段2は上記白基準ローラの1回目の読取りを行い(図6、S5)、当該読取った読取データを判定手段9に渡す。
上記白基準ローラが主走査正負方向に反復移動しながら回転駆動する過程で、上記位置検出手段6が黄色の反射板1gを検出すると(図6、S6)、上記読取手段2は上記白基準ローラの2回目の読取りを行い(図6、S7)、当該読取った読取データを判定手段9に渡す。
上記のように白基準ローラの主走査正負方向の異なる2つの位置において、当該白基準ローラ1を読取ることで、当該白基準ローラ1の円周面に沿って円周状に付着したごみや汚れの影響を受けない読取りデータを得ることが可能となる。
上記2つの読取りデータを得て、上記移動手段4による反復移動の継続と並行して、以下に示すような判定手段9と生成手段10による白基準データの生成処理が行われることとなる。
まず、上記判定手段9は上記2つの読取りデータの白度合いが所定の閾値より低いか否かを判定する(図7、S21)。
上記判定処理S21で、上記2つの読取りデータの白度合いが共に閾値より低いと判定された場合は、表示手段11にごみや汚れの付着状態である旨を表示する(図7、S22)。
上記のように2つの読取りデータの白度合いが共に閾値より低い、すなわち黒色データであると判定し、その旨を表示することで、比較的広範囲なごみや汚れであると認識可能になると共に、CIS等の読取手段そのものにごみや汚れが付着していた場合のごみや汚れの有無を検出することも可能となり、清掃作業を効率的に行うことが可能となる。
一方、上記判定処理S21で、上記2つの読取りデータの白度合いが共に閾値より低くないと判定された場合は、さらに判定手段9は1回目の読取りデータの白度合いの方が2回目の読取りデータの白度合いより高いか否かを判定する(図7、S23)。
上記判定処理S23で、1回目の読取りデータの白度合いの方が高いと判定された場合は、当該1回目の読取りデータに基づいて、生成手段10は白基準データを生成する(図7、S24)。
一方、上記判定処理S23で、2回目の読取りデータの白度合いの方が高いと判定された場合は、当該2回目の読取りデータに基づいて、生成手段10は白基準データを生成する(図7、S25)。
上述したような白基準データの生成処理と並行した移動手段4による反復移動の過程で、位置検出手段6が赤色の反射板1fの2回目の検出、すなわち2回目の赤色を検出すると(図6、S8)、上記切換手段5が移動手段4をオフにして停止手段3をオンにする切換を行う(図6、S9)。すなわち、移動手段4は蛇行溝1cから制御ピン1eを収納し、停止手段3は制御ピン1dを直進溝1bに挿入する。
上記切換により、上記白基準ローラ1は主走査正負方向に移動しないこととなり、この状態で原稿の搬送を行う(図6、S10)。
上記原稿の搬送を終えると上記駆動手段8は上記白基準ローラ1の回転駆動を終了する(図6、S11)。
このようにすれば、白基準ローラに付着したごみや汚れの影響を受けないようにするので、適正な白基準データの生成が可能となる。
なお、上記実施の形態では白基準ローラの主走査正負方向の位置を検出するための反射板を2つとし、そこから得られる2つの白基準ローラの読取りデータに基づいて白基準データを生成する構成で説明したが、反射板をn個(n>2)として、そこから得られるn個の白基準ローラの読取りデータに基づいて白基準データを生成する構成としてもよい。この場合、得られた読取りデータのうち、白度合いが最も高い読取りデータに基づいて、白基準データを生成すればよい。
上記実施の形態で説明した構成は、単に具体例を示すものであり、本願発明の技術的範囲を制限するものではない。本願の効果を奏する範囲において、任意の構成を採用することが可能である。
白基準ローラに付着したごみや汚れの影響を受けないようにするので、適正な白基準データの生成が可能となり有用である。
本発明の実施の形態における画像読取装置の内部構造を示す概略図である。 白基準ローラを示す概略図である。 制御ピンを溝に挿入した状態を示す断面図である。 白基準ローラの反射板の配設状態を示す図である。 本発明の実施の形態における画像読取装置を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における画像読取装置の白基準ローラ移動制御、読取りフロー図である。 本発明の実施の形態における画像読取装置の白基準データ生成処理フロー図である。
符号の説明
1 白基準ローラ
2 読取手段
4 移動手段
6 位置検出手段
9 判定手段
10 生成手段

Claims (1)

  1. シェーディング補正する際に、主走査方向と平行に配設された白基準ローラを読取手段で画素毎に読取り、該読取った画素毎の読取データに基づいて生成手段にて画素毎の白基準データを生成する画像読取装置において、
    前記白基準ローラを回転駆動させながら主走査正負方向に反復移動させる移動手段と、
    前記移動手段にて移動させた前記白基準ローラの主走査正負方向の位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段で検出した少なくとも2つの異なる位置における前記白基準ローラを画素毎に読取る前記読取手段と、
    前記読取手段で読取った画素毎の読取データを比較して、白度合いが最も高い画素毎の読取データを判定する判定手段と、
    前記判定手段で最も白度合いが高いと判定された画素毎の読取データに基づいて前記画素毎の白基準データを生成する前記生成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
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