JP4062388B2 - アルカリ蓄電池 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、角形アルカリ蓄電池に関し、電動自転車や、ハイブリッド車用途の大電流での充放電を可能にするために、正負極集電体の形状を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】
水素吸蔵合金を主材とした負極を用いた密閉形アルカリ蓄電池は、優れた充放電特性と、取り扱いの簡便さから最近用途が拡大しつつある。中でも、電動自転車やハイブリッド電気自動車用電池等の大電流充放電用電源としての需要が見込まれている。
【0003】
従来電池においては、芯体の一部をその側面または反対側の側面で露出させることにより集電用タブを形成した矩形の正極板と負極板を、一方の極板のタブが側面へ突出し、他方の極板のタブが反対側の側面へ突出するように、セパレータを介して積層された極群を有し、該極群の両側のタブに集電端子兼リード端子(以下集電体という)を抵抗溶接によって溶接する方式が用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、例えば図5および図6に示す集電体7および15が一般的に用いられている。該集電体と極板の側面を確実に溶接するためには、極群1個当たり数十回の溶接回数が必要であった。
【0005】
前記従来電池においては、集電体の厚さを0.5〜1.0mmと大きくすることにより電気抵抗を小さくしてある。そのため、極板側面に溶接しようとする際に無効電流のみが大きく、溶接電流が小さくなり、溶接不良の発生が認められた。例えば図5の集電体7を極板10に溶接する場合、突起部8を極板10の側辺に設けられたタブ11の側面11aに当接させ開口部9を挟んで溶接機の2本の端子12を集電体に当接して通電する。このようにして溶接しても、主に開口部の短面方向(集電体の両サイド)に流れる無効電流13のみが大きくなり、集電体の突起部8とタブ10の側面11との接触部分を流れる溶接電流14は小さくなる。
【0006】
そのため図5に示した従来の集電体を適用した場合、溶接回数が少ないと、極板と集電体の溶接が不充分となり、中には溶接されない極板、すなわち動作しない極板が生じる。その結果、電池容量が小さくなったり、電池の内部抵抗が大きくなるため放電電圧の低下を来したりした。特に本発明で重要視している高率での放電特性に重大な悪影響を及ぼす結果となっていた。
【0007】
また図6に示した平板状集電体15の場合、無効電流を抑制するスリットが無い、従って図5に示した集電体7よりも更に無効電流が大きく、溶接電流が小さくなる。さらに溶接をし易くするための突起部が無いため、溶接されない極板が生じる可能性が高い。図5、図6に示した集電体を抵抗溶接によって取り付けるには、前記の如く極群1個当たりの溶接回数を多くする以外になかった。
【0008】
また前記無効電流を抑制するため、集電体を厚みの小さい集電端子とリード端子に分ける方法が考えられる。先ず、形状が図5に示した集電体と同じもので、厚さのみを0.5mm以下にした1個の集電端子を積層した極板のタブの側面に溶接し、次いで集電端子の上に帯状のリード端子を溶接して所望の電導度を得んとする方法である。本方法では集電端子に設けた複数の突起部8を例えば上から順に溶接する。しかし集電端子の溶接工程で下側の突起部を溶接した時に、先に付けた上側の突起部の溶接がはずれる不具合が生じた。また突起部を順次溶接していく過程で極板の側面が変形して、例えば極板の側面が湾曲する等の不具合が生じた。上側の突起部の溶接がはずれたのは、下側突起部の溶接時に極板のタブ部に変形しようとする力が加わっているところへ上側突起部に漏れ電流が流れたためであろう。
【0009】
本発明は前記問題点を解決するために成されたものであって、集電体と極板のタブとの溶接部に適切な電流が流れるように集電体の形状を改良し、全極板が確実に溶接され、正常な容量を有し、高率での充放電においても優れた特性を有するアルカリ蓄電池を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るアルカリ蓄電池の極群は、前記従来電池と同様、板状正極板と負極板がセパレータを介して積層されたものであり、それぞれの極板は側面にタブと称する芯体の一部が活物質充填部分から露出した部分を有するものである。一方の極板のタブが側面へ突出し、他方の極板のタブが反対側の側面へ突出するように積層されている。
【0011】
本発明電池に於いては、前記課題を解決するために集電体の構造に改良が加えられている。本発明電池の集電体は複数の集電端子とそれを連結するリード端子とから成り、正極板および負極板のタブ側面に複数個の集電端子が取り付けられている。集電端子の上端と下端は折り曲げられており、該折り曲げ部の端面が極板のタブの側面に溶接されている。
【0012】
集電端子は中央部に開口部(スリット)を有している。該開口部を設けることによって溶接時の無効電流を抑え、溶接電流比率を高めることが出来る。集電端子は厚さ0.05〜0.5mmのニッケルまたはニッケルメッキを施した鉄製であって、1個の集電端子の上端と下端の両折り曲げ部の端面間の距離は10〜30mmであることが好ましい。該距離を本範囲に規定することによって集電効果を高めることができる。
【0013】
複数個の集電端子の開口部を含む平面部の面積は極群側面の面積の30%以上に設定されている(以下本比率を集電端子面積比率と称す)。本規定は前記折り曲げ部の端面間距離の規定値と合わせて集電端子設置密度を規定するもので、30%以上とすることにより集電効果を高めることができる。複数の集電端子はリード端子によって連結されている。リード端子は集電端子を連結すると同時に集電端子の電導度不足を補う役目も担っている。以上の改良により少ない溶接回数でも集電端子と全ての極板を確実に溶接することができる。また集電端子とリード端子を含めた集電体の電気抵抗を低く抑えることができ高率放電に耐えるアルカリ蓄電池を提供可能となった。
【0014】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の本発明は、極板芯体の一部がその一方の側面部または反対側の側面部で露出したタブを有する正極板と負極板がセパレータを介して積層された極群を有し、この極群のタブに集電端子を溶接したアルカリ蓄電池であって、前記正極板および負極板には複数個の集電端子が取り付けられており、該集電端子は中央部に開口部を有し、上端部および下端部が折り曲げられており、その折り曲げられた端面が極群に溶接されており、前記集電端子にリード端子が溶接されているものである。
【0015】
折り曲げ部は図5に示した集電体7の突起部8に相当し、極板側面との溶接を容易にする。折り曲げ部の長さは0.1〜2mmが適当である。0.1mm未満では溶接を容易にする効果が無く、2mmを超えると溶接電流が低下し溶接不良発生の虞がある。
本発明に係る集電端子は、折り曲げという簡単な加工によって従来集電体の突起部に相当する箇所を形成することができる。1個の集電端子は1回の溶接で取り付けられる。すなわち上端部と下端部の折り曲げ部の端面は1回に溶接で同時に溶接される。集電端子は複数に分割されているので、前記1個の集電端子を溶接する時のように溶接済みの箇所に漏れ電流が流れることが無い。従って、溶接済みの箇所がははずれることが無い。
【0016】
【実施例】
以下に本発明の一実施例を図面によって説明する。なお、本発明の形状等は以下に示した例に限定されるものでは無い。
【0017】
(実施例1)
図1は本発明に係る集電端子1を示す斜視図である。図2は極群2に複数個の集電端子1を溶接した斜視図である。図3は極群2に集電端子1を溶接後、電流取出し用のリード端子3を溶接した斜視図である。
【0018】
図1の1aは集電端子1の上下両端部が略直角に折り曲げられて形成された折り曲げ部である。本折り曲げ部1aは前記図5に示した突起部8に相当し溶接し易くする効果がある。折り曲げという簡単な加工によって前記突起部相当箇所を形成できる利点がある。1bは集電端子1の平面中央に形成された開口部である。厚さ0.1mm、幅約1.5mmのタブを有する厚さ0.6mmの幅30mm×高さ90mmの焼結式ニッケル正極板と、厚さ0.06mm、幅約1.5mmのタブを有する厚さ0.4mmの幅32.5mm×高さ92mmのペースト式水素吸蔵合金負極板を、それぞれのタブが両サイドに配置するように厚さ150μmのセパレータでタブを除く部分を包み込んだ正極板を12枚および負極板を13枚積層して厚さ約16mm、幅34mm、高さ92mmの極群2を作製した。
【0019】
この極群2の正極板のタブ側面に、ニッケル製の縦(折り曲げ部の端面間距離に相当)18mm×横16.5mmおよび厚さ0.1mmの集電端子1を、上下均等に3個配置し、溶接用電極を開口部1bの上下に当接し、集電体1の折り曲げ部の端面と正極板側面のタブを溶接した。溶接用端子を順次移行させ、3個の集電端子それぞれにつき1回づつ溶接した。負極板も正極板に用いたものと同一の集電端子1を用いて同様の溶接を行い、図2に示す正負極板に集電端子を溶接した極群を作製した。
【0020】
集電端子と極板タブは抵抗溶接によって強固に溶接される必要がある。前記溶接時の無効電流を抑制するためには集電端子平面部の電導度を低く抑える必要がある。そのためには銀や銅のように極めて電導度の高い材質は好ましくないし、厚さが小さくなければならない。集電端子は多数枚の極板を束ねる役割も担っているので機械的強度が要求される。また電解液に浸漬しても腐食しないことが求められる。
【0021】
以上集電端子に求められる条件を考慮すると、材質は極板の芯体と同じであって、厚さの小さいものが適している。具体的には電池の大きさ、容量に関係無く、厚さが0.05〜0.5mmのニッケルまたはニッケルメッキを施した鉄が好適である。厚さが0.05mm未満では機械的強度が小さすぎるため、集電端子の折り曲げ部を極板タブ側面に当接して抵抗溶接するのが困難であるし、多数枚の極板を束ねることも出来ない。また電導度が小さすぎるため高率放電時の電圧降下が大きい。厚さが0.5mmを超えると溶接時の無効電流が大きくなり、極板側面への溶接が難しくなる。さらに質量が不必要に大きくなり、電池の質量効率を低下させる。
【0022】
集電端子1に開口部を設けたことにより集電端子の平面部を通って2個の溶接電極間に流れる無効電流が抑制され、集電端子と極板タブ間に流れる溶接電流の比率が高められるので良好な溶接が可能となった。
【0023】
集電端子を複数個としたことによって、後の集電端子を溶接する過程においても先に付けた集電端子の溶接がはずれることも、極板の側面が湾曲することも無くなった。また複数個の集電端子を極群側面に均等な間隔で配置することによって、大きな極板に対しても均一な集電が可能となった。
【0024】
図2に示したように、極群2の両側面に正極および負極用の集電端子1をそれぞれ3個取り付けた後、図3に示したようにニッケル製の厚さ0.5mm、幅10mmの電流取出し用リード端子3を正負両極集電端子1上に溶接して集電体付きの極群を得た。リード端子3の厚さ、幅は必要とする電池の大きさ、電池の容量に基づいて設計される事項である。電池が大きい場合にはリード端子3を複数とすることも可能である。
【0025】
次いで図4に示したように極群6個を、同数のセル室を持つ樹脂製ケース5に直列に並ぶように挿入し、隣り合う極群の負極リード端子31と正極リード端子32を接続端子6を用いて抵抗溶接した。外部端子4を取り付けた後、規定量の水酸化カリウムを主成分とするアルカリ電解液を各セル室に注入し、図では省略したが蓋を取り付けて密封し、電池容量6.5Ah、平均電圧7.2Vを有するモノブロック形の本発明電池Aを得た。
【0026】
(実施例2)
また実施例2として、前記極群2の両側面にそれぞれ寸法が縦40mm×横16.5mmおよび厚さ0.1mmの集電端子1を2個取り付けた以外は上記実施例1と同様の電池を作製し、電池容量6.5Ahの実施例電池Bを得た。
【0027】
(比較例1)
また実施例1と比較のために、前記の集電端子1およびリード端子3に代えて、図5に示す集電体を極群2の両側面に正極側および負極側共に4回溶接して取り付けた以外は、上記実施例1と同様の電池を作製し、電池容量6.5Ahの比較例電池Cを得た。
【0028】
(比較例2)
さらに実施例1と比較のために、前記の集電体1およびリード端子3に代えて図6に示す集電体を極群2の両側に正極側および負極側ともに20回溶接して取り付けた以外は、上記実施例1と同様の電池を作製し、電池容量6.5Ahの比較例電池Dを得た。
【0029】
これらの電池をそれぞれ25℃の温度で0.5It(A)(注:It(A)=C5(Ah)/1h、C5=5時間率で放電した時の放電容量を表す)の電流で充放電を5サイクル繰り返し、放電深度0%の状態で1It(A)、5It(A)、15It(A) の電流で終止電圧0.6Vまで放電を行いその時の容量を測定した。
【0030】
また試験終了後の電池を解体し、正極集電体と極群の引張り強度を測定した。その結果を表1に示す。また実施例1および比較例1における15It(A)放電時の放電特性を図7に示す。
【0031】
【表1】
【0032】
これらの結果から、本発明の集電体を使用することにより、高率放電時の電池容量が大きくなったことが判る。この理由は、図7の放電特性から明らかなように、電池の内部抵抗が小さくなり、大電流充放電時のIRドロップが小さくなったためと考えられる。
【0033】
また、表1に示した結果より本発明の集電体を使用したものの引張り強度は従来の集電体を使用したものの引張り強度と比べ25〜50%強くなることが分かった。これは引張り試験後の集電体を観察することにより、原因を推察できる。すなわち電池Aの集電体を引張り試験後に観察すると、集電体と正極板の溶接跡であるナゲットと呼ばれる溶接点数が全ての極板から認められた。同様に比較例の電池Cは各折り返し部で溶接されていない極板が認められた。また比較例の電池Dは溶接電極が当接以外の箇所は溶接されていないことが分かった。
【0034】
また、集電端子の上下両折り曲げ部の端面間距離と出力(W/kg)の関係を図8に示す。図8より電池の出力特性は、集電端子の折り曲げ部の端面間距離が10〜30mmの範囲では端面間距離に影響されず高い値を示す。30〜40mmの範囲で端面間距離が大きくなるに従い出力特性が徐徐に低下し、40mmを超えると、顕著に低下することが分かった。折り曲げ部の端面間距離が30mmより小さくても電池の出力特性に影響しない。該距離が小さければ小さい程、必要とする集電端子の数が多くなり溶接点数が増える。また開口部を設けるための面積確保ができなくなり溶接が難しくなる他、開口部を確保できたとしても無効電流が大きくなるため、電力の無駄が大きくなると同時に溶接不良が生じる可能性も高くなる。従って極めて作業性が悪くなる他に溶接の信頼性が低下するという弊害を生じる。前記距離が10mm以下では弊害が大きくなるので、端面間距離としては10〜40mm、更には10〜30mmが望ましい。
【0035】
また、前記集電端子面積比率と電池出力の関係を図9に示す。図9に示したように集電端子面積比率が30%以下になると出力特性が急激に低下することが分かった。従って集電端子面積比率は是非とも30%以上が必要である。出力特性は集電端子面積比率が30〜40%でほぼ飽和に達し、それ以上面積比率を大きくしても効果が無い。70%を超えると集電端子を無駄に消費し電池重量が重くなる弊害を生じる。従って集電端子面積比率は30%以上、70%以下が好ましい。さらに好ましくは40%以上60%以下である。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明の請求項1によれば集電端子を極群に取り付ける工程において溶接回数を減らすことが可能となり、作業性が飛躍的に向上した。また集電端子とリード端子を併用することで集電体全体の電気抵抗を低く抑えることができ電池の出力特性を向上させることができた。本発明の請求項2によれば溶接時の溶接電流比率を向上させることによって集電端子と極板タブ側面との溶接不良を無くなり、電池特性の信頼性が向上した。請求項3により集電効果を高めることができ、請求項1および請求項2と相まって電池の出力特性を向上させることができた。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集電端子の斜視図である。
【図2】本発明に係る集電端子を溶接した極群の斜視図である。
【図3】本発明に係るリード端子を溶接した極群の斜視図である。
【図4】6セルを直列接続した本発明電池の説明図である。
【図5】従来の集電体を極群の側面に溶接する方法を示す説明図である。
【図6】従来の集電体の他の実施形態を示す斜視図である。
【図7】本発明電池Aと比較電池Bの放電カーブ特性を示すグラフである。
【図8】集電端子折り曲げ端部端面間の距離と電池出力特性の関係を示すグラフである。
【図9】集電端子面積比率と電池出力特性の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 集電端子
1a 集電端子上端および下端の折り曲げ部
1b 集電端子中央の開口部
2 極群
3 リード端子
Claims (3)
- 極群の一方の側面に正極集電体が、他方の側面に負極集電体が取り付けられたアルカリ蓄電池において、前記正極および負極の集電体は複数個の集電端子とこれら集電端子を連結するリード端子とから成り、前記集電端子は中央に開口部を有し上端と下端が折り曲げられ、該折り曲げ部の端面が極板側辺に設けられたタブの側面に溶接されていることを特徴とするアルカリ蓄電池。
- 前記集電端子は厚さが0.05〜0.5mmで、開口部を含む集電端子平面部の面積が極群側面面積の30%以上としたニッケルまたはニッケルメッキを施した鉄製であることを特徴とする請求項1記載のアルカリ蓄電池。
- 前記集電端子の上下折り曲げ部の端面間の距離が10〜40mmであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のアルカリ蓄電池。
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