JP4062355B1 - プリントシステム、プリンタ、プリントプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】プリンタの解像度それぞれに適合したマイクロ文字を事前に用意することなく複製物か否かを判別できるプリントを作成可能にする。
【解決手段】プリンタ10は、マイクロ文字に関するプリント指示が設定されたPDLファイルを受け付けるプリント指示受付部41と、プリンタ10の解像度、マイクロ文字のグリフ等を含むプリンタ情報を取得するプリンタ情報取得部43と、プリンタ情報に従ってプリンタ10がプリント可能な最小マイクロ文字のフォント描画サイズを決定し、その決定したフォント描画サイズに基づき、入力されたPDLファイルのマイクロ文字及び文字列等に関する情報を変更するPDL変更処理部42と、変更されたPDLファイルに従って画像データを生成するPDL処理部44と、プリントを実行するプリント実行部45とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、プリントシステム、プリンタ及びプリントプログラムに関する。
印刷技術の発展に伴い、有価証券等の印刷物が精巧に複写可能になってきている。このため、有価証券等が不正に偽造されるという新たな社会問題が生じている。
このような社会問題を解決する偽造防止印刷の一つにマイクロ文字がある。マイクロ文字は微小文字とも呼ばれる。マイクロ文字は微細なため、マイクロ文字を含む印刷物が複写機で複写されて複製物が作成されても、その複製物ではマイクロ文字の線が太くなって他の線と接触し(つぶれて)たり、マイクロ文字の線が細くなったり消えたり(飛び)したりすることになるので、印刷物(原本)と複製物との違いを確実に見つけることができるようになる。
印刷機を用いたマイクロ文字の印刷では、同一の大きさで異なる太さのマイクロ文字を用いて線パターンを印刷する偽造防止印刷技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
マイクロ文字の印刷は印刷機を中心に発展する一方、一般的なプリント機能の他にマイクロ文字をプリントする機能を併せ持つプリンタも実用化され始めている。
特開平6−199086号公報
プリンタはプリントマスタ(プリント指示情報)に基づいてプリントを行うが、同じプリントマスタを使い続けた場合、一般的なプリント機能の他に指定された大きさのマイクロ文字をプリントする機能を併せ持つプリンタの解像度は、現時点でマイクロ文字を印刷する印刷機ほど高くないため、複写機の再現能力の向上により、プリンタによってプリントされた原本と複写機による複製との判別が困難になるリスクは、印刷機によって印刷された原本と複写機による複製との判別が困難になるリスクよりも、高いという課題がある。
本発明に係るプリントシステムは、指示情報に基づき画像を生成し該画像をプリントするプリンタと、マイクロ文字に関する該マイクロ文字の大きさの指定を含むプリント指示が設定された指示情報を入力する入力手段と、プリント指示先として指定された前記プリンタの解像度を少なくとも含むプリンタ情報を取得する取得手段と、取得されたプリンタ情報に従って前記プリンタがプリント可能な最小マイクロ文字の大きさを決定する決定手段と、入力されたプリント指示情報に含まれるマイクロ文字に関する指示を、当該プリント指示情報及び決定された最小マイクロ文字の大きさに基づく最小マイクロ文字を用いる指示に変更する変更手段と、変更されたプリント指示情報に従ったプリントを前記プリンタへ指示する指示手段とを有することを特徴とする。
本発明に係るプリントプログラムは、コンピュータに、マイクロ文字に関する該マイクロ文字の大きさの指定を含む指示が設定されたプリント指示情報を入力させ、プリント指示先として指定されたプリンタの解像度を少なくとも含むプリンタ情報を取得させ、取得されたプリンタ情報に従って前記プリンタがプリント可能な最小マイクロ文字の大きさを決定させ、入力されたプリント指示情報に含まれるマイクロ文字に関する指示を、当該指示情報及び決定された最小マイクロ文字の大きさに基づく最小マイクロ文字を用いる指示に変更させ、変更された指示情報に従ったプリントを前記プリンタへ指示させることを特徴とする。
また、前記プリンタ情報には、当該プリンタの細線描画能力及びマイクロ文字を形成する線画のうち最も細い部分の太さに関する情報が含まれることを特徴とする。
本発明に係るプリンタは、マイクロ文字に関する該マイクロ文字の大きさの指定を含む指示が設定されたプリント指示情報を入力する入力手段と、入力されたプリント指示情報に含まれるマイクロ文字に関する指示を、当該プリント指示情報及び解像度を少なくとも含むプリンタ情報から得られるプリント可能な最小マイクロ文字の大きさに基づく最小マイクロ文字を用いる指示に変更する変更手段と、変更されたプリント指示情報に従ってプリントする手段とを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、プリンタをより解像度の高いものに置き換えても、その解像度の向上に合わせた指示情報の変更をユーザが行うことなくマイクロ文字をプリントさせることができる。
請求項2記載の発明によれば、プリンタの解像度をユーザに意識させることなくプリンタが性能上プリント可能な最小の大きさにてマイクロ文字をプリンタにプリントさせることができる。
請求項3記載の発明によれば、本発明を採用しない場合に比較してよりプリンタに適したマイクロ文字の大きさを求めることができる。
請求項4記載の発明によれば、プリンタの解像度をユーザに意識させることなくプリンタが性能上プリント可能な最小の大きさにてマイクロ文字をプリントすることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係るプリントシステムの全体構成及びプリンタの、一実施の形態を示したハードウェア構成図である。本実施の形態におけるプリンタ(以下、「プリンタ」)10は、コンピュータを搭載し、通信機能を有するプリンタである。図1において、CPU(Central Processing Unit)11は、ROM(Read Only Memory)18に格納されたプログラムにしたがってプリンタエンジン15等本装置に搭載された各種機構の動作制御を行う。バス12は、CPU11の制御対象となる各種機構と接続してデータの通信を行う。操作パネル13は、ユーザからの指示の受け付け、情報の表示等を行う。プリンタエンジン15は、CPU11で実行される制御プログラムからの指示に従い出力用紙上に画像を印字する。通信機能を実現するためのネットワークインタフェース(I/F)16は、ネットワーク1を介し、他の装置からプリント指示として送信されてくるPDLファイルやプリント対象の画像データなどの受信、他の装置へのプリント終了通知の送信等に利用される。HDD(Hard Disk Drive)14は、ネットワーク1を介してプリント指示として送信されてくるPDLファイルやプリント対象の画像データなどを格納する。RAM(Random Access Memory)17は、プログラム実行時のワークメモリや電子データ送受信時の通信バッファとして利用される。ROM18は、本装置のプリント制御等に関する各種プログラムが格納されている。各種プログラムが実行されることで後述する各構成要素が所定の処理機能を発揮する。外部メディアインタフェース(I/F)19は、USB(Universal Serial Bus)メモリ、フラッシュメモリ等の外部メモリ機器とのインタフェースである。本実施の形態におけるプリンタ10は、本装置の動作を制御するソフトウェアに特徴があってハードウェア構成としては既存の装置をそのまま利用すると良い。
図2は、本実施の形態におけるクライアントPC(Personal Computer)20のハードウェア構成図である。本実施の形態におけるクライアントPC20は、図2に示したようにCPU21、ROM22、RAM23、HDD24を接続したHDDコントローラ25、入力手段として設けられたマウス26とキーボード27、及び表示装置として設けられたディスプレイ28をそれぞれ接続する入出力コントローラ29、通信手段として設けられたネットワークコントローラ30を内部バス31に接続して構成される。クライアントPC20は、従前から存在する汎用的なハードウェア構成のものを利用しても良い。
図3は、本実施の形態におけるプリンタ10のブロック構成図である。プリンタ10は、プリント指示受付部41、PDL変更処理部42、プリンタ情報取得部43、PDL処理部44及びプリント実行部45を有している。プリント指示受付部41は、クライアントPC20などから送られてくるプリント指示要求を受け付ける。本実施の形態においては、プリント指示要求として送られてくるPDLファイルを受け付ける。本実施の形態の場合、プリンタ10に関する情報はPDL処理部44にて管理されているので、プリンタ情報取得部43は、PDL処理部44からプリンタ10に関する情報を取得する。プリンタ10に関する情報には、プリンタ10の解像度、細線描画能力等プリンタ10の性能、仕様に関する情報や、プリンタ10がプリント可能なマイクロフォントのビットマップデータやフォント名等マイクロフォントに関する情報が含まれている。なお、ここで用いる解像度は、プリンタ10の仕様である解像度であって、高解像度処理等により得られる解像度ではない。PDL変更処理部42は、プリント指示に対して最小の大きさのマイクロフォントにてプリントされるように、プリント指示として入力されたPDLファイルの設定内容を変更する。PDL変更処理部42は、マイクロ文字描画指示抽出部46、最小サイズ決定部47及び文字列調整部48を有している。マイクロ文字描画指示抽出部46は、入力されたPDLファイルに含まれるマイクロ文字に関する描画指示の記述を抽出する。最小サイズ決定部47は、取得されたプリンタ情報に従ってプリンタ10がプリント可能な最小のマイクロフォントの大きさを決定する。文字列調整部48は、入力されたPDLファイルで指示された所定形状の文字、罫線又はイラスト等を、決定されたマイクロフォントの大きさのマイクロ文字によって描画する際のパラメータ値等を再計算する。PDL処理部44は、PDL変更処理部42から送られてくるPDLファイルの設定内容に従いラスター化する。プリント実行部45は、ラスター化により生成されたビットマップデータ、すなわちプリント対象の画像データを受け取ると、プリントを実行して紙媒体に印字出力する。
前述したプリンタ10における各構成要素41〜45は、プリンタ10に搭載されたCPU11と、CPU11で動作するプログラムとの協調動作により実現される。本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段を介して提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供してもよい。
なお、「マイクロフォント」というのは、本実施の形態では、特定の書体を指し、適切な大きさの指定のもとにマイクロ文字としてプリントされるものとする。一般に「グリフ」と呼ばれるマイクロフォントの各文字の形状を定義するデータは、ダウンロードによって外部から取得するよう構成してもよいが、一般にプリンタ10に搭載されている。
次に、本実施の形態においてマイクロ文字を含むプリントのプリント処理について、図4に示したフローチャートを用いて説明する。
クライアントPC20などからプリンタ10にプリント指示としてPDLファイルが送信されてくると、プリント指示受付部41は、そのPDLファイルを受け付ける(ステップ110)。PDL変更処理部42におけるマイクロ文字描画指示抽出部46は、PDLファイルがプリント指示受付部41から送られてくると、そのPDLファイルに含まれているマイクロ文字に関する描画指示の記述を抽出する(ステップ120)。図5に、プリント指示受付部41により受け付けられたPDLファイルの内容例を示す。マイクロ文字に関して記述された部分は、PDLファイルを解析することによって容易に特定される。図5では、該当する記述部分を破線50で囲った。このうち、記述51に含まれている“8”はフォント描画サイズ、記述52に含まれている“24”は文字列繰り返し回数、記述53に含まれている“DontCopy・・・”は繰り返し対象となる文字列、記述54に含まれている“9”は文字相対移動量である。このPDLファイルに従って描画された内容を図6(a)に示すが、このPDLファイルでは、フォントサイズが200ポイントでTimes-Romanとフォントの“A”という文字を、フォント描画サイズが8ポイントのマイクロ文字の文字列“DontCopy・・・”を1行プリントするたびに9ポイントずつ下方へ移動させながら24回繰り返しプリントする、ということを指示している。
一方、PDLファイルが入力されたPDL変更処理部42からの指示に従い、プリンタ情報取得部43は、プリンタ10に関する情報をPDL処理部44から取得する。これにより、PDL変更処理部42は、プリンタ10に関する情報(プリンタ情報)を取得する(ステップ130)。なお、図4に示したフローチャートでは、マイクロ文字描画指示の抽出処理を先に行うように図示したが、ステップ120とステップ130は共に、PDLファイルが入力されたことに伴い実行が開始される処理であることからどちらを先に、あるいは同時並行して行うようにしてもよい。
各ステップ102,130により必要な情報が取得されると、PDL変更処理部42は、マイクロ文字による描画に関し最適化を行う。まず、最小サイズ決定部47は、次のようにして取得されたプリンタ情報に従ってプリンタ10がプリント可能な最小のマイクロ文字のフォント描画サイズを決定する(ステップ140)。
プリント(原本)においては、グリフがつぶれることなくそのまま正確に再現される必要がある。グリフの最も細い部分が正確に再現されるのであれば、マイクロ文字は、つぶれることなくプリントされる。従って、最小サイズ決定部47は、グリフの最も細い部分の幅を得るとよい。
図7は、グリフの一例を示した図である。例えば、グリフが1000×1000ドットの描画領域の中において1000が1ポイントで表現される場合、図7に示したグリフの最も細い部分の幅は150、すなわち150/1000×1/72インチとなる。ここで、例えばプリンタ10の解像度が400dpiとした場合、1ドットは1/400インチとなる。従って、プリンタ10からマイクロ文字を最適に出力する場合のフォント描画サイズをSとすると、150/1000×1/72×S=1/400という計算式が成り立つ。よって、フォント描画サイズS=1.2ポイントと算出される。
ここで、プリンタ10の細線描画能力が2ドットとすると、1.2×2=2.4ポイントとなる。すなわち、フォント描画サイズとして2.4以上を設定すれば、プリント指示先として指定されたプリンタ10は、マイクロ文字をつぶすことなくプリントする。ただ、複製物においてマイクロ文字をより確実につぶれた状態でプリントさせるためには、最小のフォント描画サイズを選択することが最適となる。つまり、最小のフォント描画サイズが最適のフォント描画サイズとなる。最小サイズ決定部47は、マイクロ文字のグリフそれぞれにおいて最も細い部分を検出し、その検出した細い部分の幅の中から最小値を得る。そして、この最小値を用いて前述した計算手順に従ってフォント描画サイズを算出する。
なお、本実施の形態では、マイクロ文字のグリフそれぞれにおいて最も細い部分を検出するようにしたが、描画される文字のみ、図5に示した例だと“DontCopy”を構成する7文字(“o”は二度出現)のグリフの中で最も細い部分の幅を検出するようにすれば、より好適なフォント描画サイズが得られる。
最小のフォント描画サイズが得られると、文字列調整部48は、所定の形状、本実施の形態の場合は文字“A”の形状を決定したフォント描画サイズで描画するためにマイクロ文字の文字列の設定を調整する(ステップ150)。
入力されたPDLファイルからは、フォント描画サイズ=8、文字相対移動量=9、文字列の長さ=32、文字列繰り返し回数=24、と設定されていることが認識される。このうち、ステップ140により、フォント描画サイズは、8から2.4に変更されることになる。入力されたPDLファイルから認識される(以下、「変更前の」)文字相対移動量を9としたのは、フォント描画サイズが8なので、上下に位置する各文字列間に1ポイント分の空白を開けるためである。ここで、フォント描画サイズを変更しただけでは、マイクロ文字で表現したい形状、この例では文字“A”を正しく描画できなくなる可能性があるので、本実施の形態では、文字列に関しても変更前の設定内容を一定率で拡縮して調整するようにした。この拡縮率は、フォント描画サイズの変更前と後の割合により決定される。この例の場合、フォント描画サイズを8から2.4に縮小するので、文字相対移動量=9×2.4÷8=2.7と変更される。つまり、0.3ポイント分の空白が文字間にあけられることになる。また、文字列の長さは、32×8÷2.4=107と、フォント描画サイズが小さくなったことに反比例して長くなる。更に、文字列繰り返し回数は、フォント描画サイズが小さくなったことに伴い文字相対移動量が小さくなったことで、24×8÷2.4=80と、大きい値に変更される。
以上のように、文字列の変更値が算出されると、PDL変更処理部42は、マイクロ文字に関する設定内容を、算出した各値に基づき変更することで、入力されたPDLファイルを更新する(ステップ160)。図8に、PDL変更処理部42により変更された後のPDLファイルの内容例を示したが、マイクロ文字に関して記述された部分は、上記変更値により更新される。なお、フォント描画サイズを設定する記述55、繰り返し対象となる文字列を示す記述56及び文字相対移動量に関する記述57の各形式は、変更前と同様であるが、文字列繰り返し回数に関しては、回数の設定値を記述せずに回数分展開して記述するようにした。なお、PDLの記述形式に関しては、記述規則に従っている。
PDL変更処理部42から設定変更されたPDLファイルが送られてくると、PDL処理部44は、PDLファイルの設定内容に従いラスタライズしてプリント対象とする画像データを生成する。そして、プリント実行部45は、PDL処理部44により生成された画像データを受け取ると、プリント処理を実行することでプリント(原本)を作成する(ステップ170)。
以上の処理により更新されたPDLファイルに従って描画された内容を図6(b)に示す。文字“A”を描画するマイクロ文字は、この変更前のPDLファイルよりも小さいフォント描画サイズに縮小されてプリントされている。印字されるマイクロ文字は、既存のマイクロ文字の中からサイズの小さいマイクロ文字を選択するのではなく、計算によりサイズを求めていることは前述したとおりである。
なお、本実施の形態では、本発明に係るプログラムを全てプリンタ10という1台の装置に搭載し、クライアントPC20などの外部機器から送られてきたPDLファイルをプリンタ10にて処理するように説明した。つまり、図3に示した各構成要素41〜45を全てプリンタ10に持たせた。しかしながら、本発明を実施する上では、様々な構成の変形例が考えられる。例えば、図3において、PDL処理部44とプリント実行部45は、プリンタ10に搭載されるものであるが、プリント指示受付部41及びPDL変更処理部42は、プリント指示元となるクライアントPC20等のコンピュータに搭載して、変更後のPDLファイルをプリンタに送信するようにしてもよい。なお、この場合、クライアントPC20等には、変更後のPDLファイルを送信する手段が必要になり、一方、プリンタ10には、変更後のPDLファイルを受信する手段が必要になる。また、クライアントPC20等にPDL変更処理部42を配設する場合には、プリンタ10に関する情報をプリント指示先のプリンタ10から取得する必要が生じてくる。従って、この場合には、プリンタ情報取得部43をクライアントPC20等に設けるか、あるいはプリンタ情報取得部43をクライアントPC20等とプリンタ10との協調動作により実現する必要がある。このように、図3に示した各ブロックを、システム構成に適応させるためにプリンタ10あるいはクライアントPC20などの他のコンピュータに分散配置してもよい。
本発明に係るプリントシステムの全体構成及びプリンタの、一実施の形態を示したハードウェア構成図である。 本実施の形態におけるクライアントPCのハードウェア構成図である。 本実施の形態におけるプリンタのブロック構成図である。 本実施の形態においてマイクロ文字を含むプリントのプリント処理を示したフローチャートである。 本実施の形態においてプリント指示受付部により受け付けられたPDLファイルの内容例を示す図である。 (a)はプリント指示受付部により受け付けられたPDLファイルに従って描画された内容を示す図であり、(b)は変更後のPDLファイルに従って描画された内容を示す図である。 グリフの一例を示した図である。 本実施の形態においてPDL変更処理部により変更された後のPDLファイルの内容例を示す図である。
符号の説明
1 ネットワーク、10 プリンタ、11,21 CPU、12 バス、13 操作パネル、14,24 ハードディスクドライブ(HDD)、15 プリンタエンジン、16 ネットワークインタフェース(I/F)、17,23 RAM、18,22 ROM、19 外部メディアインタフェース(I/F)、20 クライアントPC、25 HDDコントローラ、26 マウス、27 キーボード、28 ディスプレイ、29 入出力コントローラ、30 ネットワークコントローラ、31 内部バス、41 プリント指示受付部、42 PDL変更処理部、43 プリンタ情報取得部、44 PDL処理部、45 プリント実行部、46 マイクロ文字描画指示抽出部、47 最小サイズ決定部、48 文字列調整部。

Claims (4)

  1. 指示情報に基づき画像を生成し該画像をプリントするプリンタと、
    マイクロ文字に関する該マイクロ文字の大きさの指定を含むプリント指示が設定された指示情報を入力する入力手段と、
    プリント指示先として指定された前記プリンタの解像度を少なくとも含むプリンタ情報を取得する取得手段と、
    取得されたプリンタ情報に従って前記プリンタがプリント可能な最小マイクロ文字の大きさを決定する決定手段と、
    入力されたプリント指示情報に含まれるマイクロ文字に関する指示を、当該プリント指示情報及び決定された最小マイクロ文字の大きさに基づく最小マイクロ文字を用いる指示に変更する変更手段と、
    変更されたプリント指示情報に従ったプリントを前記プリンタへ指示する指示手段と、
    を有することを特徴とするプリントシステム。
  2. コンピュータに、
    マイクロ文字に関する該マイクロ文字の大きさの指定を含む指示が設定されたプリント指示情報を入力させ、
    プリント指示先として指定されたプリンタの解像度を少なくとも含むプリンタ情報を取得させ、
    取得されたプリンタ情報に従って前記プリンタがプリント可能な最小マイクロ文字の大きさを決定させ、
    入力されたプリント指示情報に含まれるマイクロ文字に関する指示を、当該指示情報及び決定された最小マイクロ文字の大きさに基づく最小マイクロ文字を用いる指示に変更させ、
    変更された指示情報に従ったプリントを前記プリンタへ指示させる、
    ことを特徴とするプリントプログラム。
  3. 前記プリンタ情報には、当該プリンタの細線描画能力及びマイクロ文字を形成する線画のうち最も細い部分の太さに関する情報が含まれることを特徴とする請求項2記載のプリントプログラム。
  4. マイクロ文字に関する該マイクロ文字の大きさの指定を含む指示が設定されたプリント指示情報を入力する入力手段と、
    入力されたプリント指示情報に含まれるマイクロ文字に関する指示を、当該プリント指示情報及び解像度を少なくとも含むプリンタ情報から得られるプリント可能な最小マイクロ文字の大きさに基づく最小マイクロ文字を用いる指示に変更する変更手段と、
    変更されたプリント指示情報に従ってプリントする手段と、
    を有することを特徴とするプリンタ。
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