JP4062282B2 - 位置情報管理システム、携帯端末装置、携帯端末装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

位置情報管理システム、携帯端末装置、携帯端末装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、位置情報管理システム、携帯端末装置、携帯端末装置の制御方法、プログラム及び記録媒体に関するものである。
従来、物品にその物品に関する情報を格納した通信可能な記録装置である例えば、RFID(Radio Frequency Identification)を取り付けて、その物品に関する情報の提供を行う技術が知られている。
このような技術として例えば、商品又は商品梱包物にRFIDを取り付け、生産段階、流通段階等の各段階における流通処理の内容を日時及び場所を示す情報とともにRFIDに記録する技術が提案されており、流通情報の信憑性確保のために、一度記録した情報が書き換え不可能な構成が開示されている。
特開2003−267555号公報(図2等)
しかし、例えば、映画のポスターなどの掲載物については、どの地点に掲示するのが効果的であるかを知るための基礎となる位置情報が、掲載主にとって、宣伝効果を上げるため等の利用をするために重要である。そこで、映画のポスターなどにRFIDを付し、ポスターの掲示場所の位置情報を取得することが考えられる。
ところが、位置情報の精度が低いと、正確な掲示場所の情報を取得することができないという問題があった。
そこで、本発明は、精度が高い位置情報を取得することができる位置情報管理システム、携帯端末装置を提供することを目的とする。
前記目的は、第1の発明によれば、自ICタグの位置を示すタグ位置情報を含む基本情報を書き換え可能に記憶して、管理対象物に配置されたICタグと、前記ICタグの通信可能圏内に位置した場合に前記ICタグと通信を行う携帯端末装置と、前記携帯端末装置と通信可能な管理サーバとを有する位置情報管理システムであって前記携帯端末装置は、前記ICタグから前記基本情報を読み取る基本情報読取手段と、前記管理サーバに対して、前記基本情報読取手段が前記基本情報を読み取った前記ICタグの識別情報と、前記読み取った基本情報に含まれているタグ位置情報と、前記携帯端末装置の識別番号情報とを含む統計基礎情報を送信する統計基礎情報送信手段と、を有し前記管理サーバは、端末識別番号情報と使用者の性別、年齢等の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶し、前記統計基礎情報から抽出した前記識別番号情報を前記管理サーバが有する前記端末識別番号情報と照会することによって、前記識別番号情報に対応する前記属性情報を抽出し、
前記ICタグの識別情報と、前記ICタグの位置情報と、前記属性情報に含まれる性別情報及び年齢情報を含む統計情報を生成する構成となっており、
更に、前記携帯端末装置は、前記ICタグとの通信を行って前記基本情報を読み取った際に、自携帯端末装置の現在位置を示す現在位置情報を取得する端末現在位置情報取得手段と、1)前記読み取った基本情報に含まれているタグ位置情報に含まれるタグ位置誤差情報に示される前記ICタグの位置の誤差と2)前記現在位置情報に含まれる現在位置誤差情報に示される現在位置の誤差を比較する誤差比較手段と、前記誤差比較手段の比較の結果、前記1)の誤差が前記2)の誤差より大きくない場合には前記ICタグに対して前記現在位置情報を送信せず、大きい場合に前記ICタグに対して前記現在位置情報を送信して前記ICタグの前記基本情報のタグ位置情報として更新させる端末現在位置情報送信手段と、を有し、
前記ICタグには、過去に自ICタグの通信可能圏内に位置して前記通信を行った前記携帯端末装置の前記端末現在位置情報取得手段により取得された現在位置情報のうち、最も位置の誤差の少ない現在位置情報がタグ位置情報として記憶される位置情報管理システムにより構成される。
前記タグ位置誤差情報が例えば、100メートル(m)という誤差を示していれば、前記ICタグの位置は、前記タグ位置情報に示される特定の地点(A地点とする)から半径100メートル(m)以内に存在する。
これに対して、前記携帯端末装置の前記現在位置誤差情報が例えば、10メートル(m)という誤差を示していれば、前記携帯端末装置の前記現在位置は、前記現在位置情報に示される特定の地点(B地点とする)から半径10メートル(m)以内に存在する。
そして、前記ICタグである例えば、RFIDと前記携帯端末装置は通信可能であるから、前記ICタグの位置と前記携帯端末装置の前記現在位置は例えば、1メートル(m)以内であり、ほぼ同一の地点であると言える。
したがって、上述のように、前記ICタグの位置の誤差が前記現在位置の誤差よりも大きい場合には、前記ICタグの位置を示す情報として、前記現在位置であるB地点が、A地点よりも誤差が小さく、精度が高い位置情報である。
この点、第1の発明の構成によれば、前記携帯端末装置は、前記タグ位置情報に含まれる前記ICタグの位置の誤差と前記現在位置情報に含まれる現在位置の誤差を比較する誤差比較手段の比較結果に基づいて例えば、前記ICタグの位置の誤差が前記現在位置の誤差よりも大きい場合には、前記ICタグに対して前記現在位置情報を送信する。
このため、前記ICタグが格納している前記タグ位置情報の精度を向上させることができる。
前記目的は、第の発明によれば、管理対象物に配置されたICタグと通信可能な携帯端末装置であって、自携帯端末装置が前記ICタグの通信可能圏内に位置した場合に前記ICタグから、書き換え可能であって前記ICタグの位置を示すタグ位置情報を含む基本情報を読み取る基本情報読取手段と、携帯端末装置を識別する端末識別番号情報と、使用者の性別、年齢等の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶し、携帯端末装置から送信されて来る携帯端末装置の識別番号情報を前記端末識別番号情報と照会することによって当該識別番号情報に対応する前記属性情報を抽出し、該抽出された属性情報に含まれる性別情報及び年齢情報と、同じく携帯端末装置から送信されて来る前記ICタグの識別情報及び前記ICタグの位置情報とを含む統計情報を生成する管理サーバに対して、前記基本情報読取手段が前記基本情報を読み取った前記ICタグの識別情報と、前記読み取った基本情報に含まれている前記ICタグの位置を示すタグ位置情報と、自携帯端末装置の識別番号情報とを送信する統計基礎情報送信手段と、前記ICタグとの通信を行って前記基本情報を読み取った際に、自携帯端末装置の現在位置を示す現在位置情報を取得する端末現在位置情報取得手段と、1)前記読み取った基本情報に含まれているタグ位置情報に含まれるタグ位置誤差情報に示される前記ICタグの位置の誤差と2)前記現在位置情報に含まれる現在位置誤差情報に示される現在位置の誤差を比較する誤差比較手段と、前記誤差比較手段の比較の結果、前記1)の誤差が前記2)の誤差より大きくない場合には前記ICタグに対して前記現在位置情報を送信せず、大きい場合に前記ICタグに対して前記現在位置情報を送信して前記ICタグの前記基本情報のタグ位置情報として更新させる位置情報送信手段と、を有し、前記ICタグに対して、過去に当該ICタグの通信可能圏内に位置して前記通信を行って前記端末現在位置情報取得手段により取得された現在位置情報のうち、最も位置の誤差の少ない現在位置情報をタグ位置情報として記憶させることとなる携帯端末装置によって達成される。
の発明の構成によれば、第の発明の構成と同様に、前記ICタグが格納している前記タグ位置情報の精度を向上させることができる
の発明は、第2の発明の携帯端末装置において、前記端末現在位置情報取得手段は、位置情報衛星から位置関連信号を受信して現在位置を測位する測位手段であって、前記基本情報読取手段により読み取られた基本情報に含まれているタグ位置情報を、前記現在位置の測位のための初期位置情報として使用する初期位置情報入力手段を有する携帯端末装置である。
ここで、前記初期位置情報とは、前記携帯端末装置が前記位置情報衛星から位置関連信号を受信するために使用する情報であり、前記携帯端末装置のおおよその位置(概位置)を示す情報である。
上述したように、前記ICタグの位置と前記携帯端末装置の前記現在位置は、ほぼ同一の地点であると言える。
この点、第の発明の構成によれば、前記携帯端末装置が有効な初期位置情報を有していなくても、前記携帯端末装置の前記現在位置の測位のための初期位置情報として、前記タグ位置情報を使用して前記現在位置を測位することができるのである。
しかも、上述のように、前記タグ位置情報は精度が向上させられているから、前記初期位置情報として使用すると例えば、ドップラー効果の計算も正確にすることができ、測位完了までの時間を短縮することができる。
の発明は、第の発明の携帯端末装置において、前記端末現在位置情報取得手段が、自携帯端末装置の現在位置情報を取得できない場合には、前記基本情報読取手段により読み取られた基本情報に含まれているタグ位置情報を端末表示装置に出力するためのタグ位置情報出力手段を有する携帯端末装置である
例えば、前記端末現在位置情報取得手段が、GPS(Global Positioning System)衛星からの位置関連信号に基づいて現在位置を測位するGPS装置である場合には、位置関連信号を受信することができない地下などでは、現在位置を測位することができない。
しかし、上述したように、前記ICタグの位置と前記携帯端末装置の前記現在位置は、ほぼ同一の地点であると言える。
したがって、前記携帯端末装置自身が、前記携帯端末装置の現在位置を測位することができない場合等には、前記ICタグの位置を前記携帯端末装置の現在位置として代用してもよい。
この点、第の発明よれば、前記端末現在位置情報取得手段が、前記携帯端末装置の現在位置情報を取得できない場合には、前記タグ位置情報を出力するから、前記携帯端末装置自身が現在位置を取得することができない場合であっても、前記ICタグの位置を現在位置の代用として出力することができる。
前記目的は、第の発明によれば、管理対象物に配置されたICタグと通信可能な携帯端末装置の制御方法であって、自携帯端末装置が前記ICタグの通信可能圏内に位置した場合に前記ICタグから、書き換え可能であって前記ICタグの位置を示すタグ位置情報を含む基本情報を読み取る基本情報読取ステップと、携帯端末装置を識別する端末識別番号情報と、使用者の性別、年齢等の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶し、携帯端末装置から送信されて来る携帯端末装置の識別番号情報を前記端末識別番号情報と照会することによって当該識別番号情報に対応する前記属性情報を抽出し、該抽出された属性情報に含まれる性別情報及び年齢情報と、同じく携帯端末装置から送信されて来る前記ICタグの識別情報及び前記ICタグの位置情報とを含む統計情報を生成する管理サーバに対して、前記基本情報読取ステップにおいて前記基本情報を読み取った前記ICタグの識別情報と、前記読み取った基本情報に含まれている前記ICタグの位置を示すタグ位置情報と、自携帯端末装置の識別番号情報とを送信する統計基礎情報送信ステップと、前記ICタグとの通信を行って前記基本情報を読み取った際に、自携帯端末装置の現在位置を示す現在位置情報を取得する端末現在位置情報取得ステップと、1)前記読み取った基本情報に含まれているタグ位置情報に含まれるタグ位置誤差情報に示される前記ICタグの位置の誤差と2)前記現在位置情報に含まれる現在位置誤差情報に示される現在位置の誤差とを比較する誤差比較ステップと、前記誤差比較ステップによる比較の結果、前記1)の誤差が前記2)の誤差より大きくない場合には前記ICタグに対して前記現在位置情報を送信せず、大きい場合に前記ICタグに対して前記現在位置情報を送信して前記ICタグの前記基本情報のタグ位置情報として更新させる位置情報送信ステップと、を含み、前記ICタグに対して、過去に当該ICタグの通信可能圏内に位置して前記通信を行って前記端末現在位置情報取得ステップにより取得された現在位置情報のうち、最も位置の誤差の少ない現在位置情報をタグ位置情報として記憶させることとなる携帯端末装置の制御方法によって達成することができる。
の発明の構成によれば、第1の発明と同様に、前記ICタグが格納している前記タグ位置情報の精度を向上させることができる。
前記目的は、第の発明によれば、第5の発明の携帯端末装置の制御方法を当該携帯端末装置に内蔵されたコンピュータに実行させるためのプログラムによって達成される。
前記目的は、第の発明によれば、第6の発明のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって達成される。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る位置情報管理システム10を示す概略図である。
位置情報管理システム10は、管理対象物である例えば、映画のポスター30(以下、ポスター30と呼ぶ)と、ポスター30に配置され、ポスター30に関する書き換え可能な基本情報を有する配置装置である例えば、RF(Radio Frequency)タグ(ICタグともいう)32を有する(RFタグ32を以下、タグ32と呼ぶ)。タグ32は薄い紙片状の形状をしており、目立たないような状態で、ポスター30に付されている。
また、位置情報管理システム10は、タグ32と通信可能な端末装置である例えば、端末50を有する。
端末50は、位置情報衛星である例えば、GPS衛星12a,12b,12c及び12dから位置関連信号である例えば、信号S1,S2,S3及びS4を受信して現在位置を測位する測位手段である例えば、GPS装置64を有する。
端末50は、基地局13及び、通信網である例えば、インターネット網14を介して、ポスター30を管理する管理サーバ20と通信可能になっている。
なお、GPS衛星12a等は、4個以上であってもよい。また、端末30は例えば、携帯電話機、PHS(Personal Handy−phone System)、PDA(Personal Digital Assistance)等であるが、これらに限らない。
(タグ32のハードウエア構成について)
図2は、タグ32の主なハードウエア構成を示す概略図である。
タグ32は、塩化ビニール等からなるタグ本体32aを有すると共に、そのタグ本体32aにはICチップ32bが配置されている。つまり、タグ32は、ICタグである。
タグ32は、IC(集積回路)を有すると共に、非接触且つ近接することで情報の送受信を行うアンテナ部32cを有している。このタグ32は、RFIDを利用しているため、このアンテナ部32cによって接触せずに電波を交信することで情報のやりとりが行える構成となっている。
(タグ32のソフトウエア構成について)
図3は、タグ32の主なソフトウエア構成等を示す概略図である。
図3に示すように、タグ32は、各部を制御するタグ制御部100、図1の端末50と通信するためのタグ通信部102を有する。
図3に示すように、タグ32はまた、書き換え可能な基本情報である例えば、タグ基本情報112を格納する基本情報格納手段である例えば、タグ記憶部110を有する。
タグ基本情報112は、タグ識別情報114を有する。タグ識別情報114は、タグ32の識別子であり例えば、ABC0001という数字及びアルファベットで構成される通し番号である。
タグ基本情報112はまた、配置装置位置情報の1例であるタグ位置情報116を有する。タグ位置情報116は、タグ32の位置を示す情報であり、同時にタグ32が付されているポスター30の位置を示す情報でもある。タグ位置情報116は例えば、緯度情報116a、経度情報116b、高度情報116c及び誤差情報116dを含む。
誤差情報116dは、タグ位置情報116に示される位置の誤差を示す情報であり例えば、10メートル(m)という誤差を示す情報である。タグ位置情報116に示される誤差が10メートル(m)であるということは、タグ32の真の位置の存在し得る範囲は、タグ位置情報116に示される位置を中心とする半径10メートル(m)の範囲であるということを意味する。
図3に示すように、タグ基本情報112はまた、登録時刻情報118を有する。登録時刻情報118は、タグ位置情報116が、タグ記憶部110に記録された時刻を示す情報である。
(端末50のハードウエア構成について)
図4は端末50の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図4に示すように、端末50は、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス52を有する。
このバス52には、CPU(Central Processing Unit)54、端末記憶装置56等が接続されている。端末記憶装置56は例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。
また、このバス52には、各種情報や指示を入力するための端末入力装置58、電源装置60が接続されている。
例えば、端末50は、図1の使用者甲による入力によって、現在位置情報を取得することができる。すなわち、端末入力装置58は、端末50の現在位置を示す現在位置情報を取得する端末現在位置情報取得手段の一例である。
また、このバス52には、図1のタグ32からタグ基本情報112を読み取る基本情報読取手段である例えば、リーダライタ装置62が接続されている。リーダライタ装置62は、電波(または電磁波)を発信する。タグ32はこの電波を受信すると、図3のタグ基本情報112に基づく信号をタグ通信部102によって発信する。そして、リーダライタ装置62はその信号を受信し、タグ基本情報112を読み取ることができる構成となっている。
図4に示すように、このバス52には、また、図1のGPS衛星12a等から信号S1等を受信して現在位置を測位する測位手段である例えば、GPS装置64が接続されている。GPS装置64は、上述の端末入力装置58とともに、端末50の現在位置を示す現在位置情報を取得する端末現在位置情報取得手段の1例でもある。
また、このバス52には、図1の管理サーバ20と、基地局13及びインターネット網14を介して通信するための端末通信装置68が接続されている。
さらに、このバス52には、各種情報を表示するための端末表示装置70、時計72が接続されている。
(端末50のソフトウエア構成について)
図5は、端末50の主なソフトウエア構成等を示す概略図である。
図5に示すように、端末50は、各部を制御する端末制御部200、図4のリーダライタ装置62に対応するリーダライタ部204、図4の端末通信装置68に対応する端末通信部208、図4の端末表示装置70に対応する端末表示部210を有する図4の時計72に対応する端末計時部212を有する。
リーダライタ部204は、図3のタグ32からタグ基本情報112を読み取り、端末制御部200は、端末第2記憶部250にタグ基本情報256として格納する。
また、図5に示すように、端末50は、図4の端末入力装置58に対応する端末入力部202、図4のGPS装置64に対応する端末測位部206を有する。
端末入力部202又は端末測位部206によって取得された現在位置情報252は、取得時刻情報254とともに端末第2記憶部250に格納される。
現在位置情報252は、端末50の現在位置の測位結果を示す情報であり例えば、緯度情報252a、経度情報252b、高度情報252c及び現在位置誤差情報252dを含む。
現在位置誤差情報252dは、現在位置の誤差を示す情報である。例えば、端末測位部206によって現在位置を測位した結果の誤差は、図1のGPS衛星12a等からの信号S1等の受信環境によって異なり例えば、屋外で信号強度が強ければ例えば、10メートル(m)であり、屋内で信号強度が弱ければ例えば、100メートル(m)である。
取得時刻情報254は、現在位置情報252を取得した時刻を示す情報であり例えば、2004年4月1日12時00分01秒という時刻を示す情報である。
図5に示すように、端末50はまた、各種プログラムを格納する端末第1記憶部220、端末50が取得及び/又は生成した情報を格納する端末第2記憶部250を有する。
図5に示すように、端末50は端末第1記憶部220に、タグ位置情報判断プログラム222を格納している。タグ位置情報判断プログラム222は、端末制御部200が、図3のタグ32から取得したタグ基本情報256に、タグ32の位置を示すタグ位置情報260が含まれているか否かを判断するための情報である。すなわち、タグ位置情報判断プログラム222と端末制御部200は、配置装置位置情報判断手段の1例である。
端末制御部200は、タグ位置情報判断プログラム222に基づく判断結果に基づいて、タグ32に対して上述の現在位置情報252を送信する。具体的には、端末制御部200は、タグ基本情報256にタグ位置情報260が含まれていないと判断した場合には、リーダライタ部204によって、タグ32に対して現在位置情報252を送信する。すなわち、端末制御部200とタグ位置情報判断プログラム222及びリーダライタ部204は、現在位置情報送信手段の1例である。
ここで、端末50は、タグ32から直接電波(または電磁波)を受信できる範囲である例えば、1メートル以内に位置するから、端末50の位置とタグ32は、ほぼ同一の地点に位置すると言える。
したがって、タグ32は、端末50の現在位置情報252をタグ位置情報114として使用することができる。
このため、ポスター30が生産された段階では掲示場所が不明であってタグ32にタグ位置情報114を記録できない場合であっても、ポスター30を特定の場所に掲示した後に、タグ32にタグ位置情報114を記録することができる。
図5に示すように、端末50は端末第1記憶部220に、誤差比較プログラム224を格納している。誤差比較プログラム224は、端末制御部200が、図5のタグ位置情報260に含まれるタグ位置誤差情報260dに示されるタグ32の位置の誤差と現在位置情報252に含まれる現在位置誤差情報252dに示される現在位置の誤差を比較するための情報である。すなわち、誤差比較プログラム224と端末制御部200は、誤差比較手段の1例である。
図5に示すように、端末50は端末第1記憶部220に、位置情報送信プログラム228を格納している。位置情報送信プログラム228は、端末制御部200が、タグ位置情報260に含まれるタグ位置誤差情報260dに示されるタグ32の位置の誤差と現在位置情報252に含まれる現在位置誤差情報252dに示される現在位置の誤差の比較結果に基づいて、タグ32に対して現在位置情報252を送信するための情報である。具体的には、端末制御部200は、タグ位置誤差情報260dに示されるタグ32の位置の誤差が、現在位置誤差情報252dに示される端末50の現在位置の誤差よりも大きいと判断した場合に、リーダライタ部204によって、図1のタグ32に対して現在位置情報252を送信する。すなわち、位置情報送信プログラム228と端末制御部200とリーダライタ部204は、端末現在位置情報送信手段の1例である。
例えば、タグ位置誤差情報260dが例えば、100メートル(m)という誤差を示しており、現在位置誤差情報252dが例えば、10メートル(m)という誤差を示していれば、端末50は、タグ位置誤差情報260dに示されるタグ32の位置の誤差が現在位置誤差情報252dに示される端末50の現在位置の誤差よりも大きいと判断し、図1のタグ32に対して現在位置情報252を送信する。
図3のタグ32はタグ通信部102によって現在位置情報252を受信し、タグ制御部100は、タグ記憶部110に格納しているタグ位置情報114を書き換え、現在位置情報252を新たなタグ位置情報として記録する。タグ制御部100は同時に、この書き換えを行った時刻を示す登録時刻情報119を記録する。
上述のように、端末50は、タグ32から直接電波(または電磁波)を受信できる範囲に位置するから、端末50の位置とタグ32は、ほぼ同一の地点に位置すると言える。
したがって、タグ32の位置の誤差が端末50の現在位置の誤差よりも大きい場合には、タグ32の位置を示す情報として、端末50の現在位置を示す情報が誤差が小さく、精度が高い位置情報である。
このため、タグ32はタグ記憶部110に格納しているタグ位置情報116を誤差が小さい位置情報に置き換えることによって、タグ位置情報116の精度を向上させることができる。
このようなタグ位置情報116の精度の向上は、ポスター30のように多数の人が有する端末50等から現在位置情報252等を取得することができる場合には、継続的にタグ位置情報116の精度を向上させることができるから、特に効果が大きい。
図5に示すように、端末50はまた、位置情報置換プログラム230を有する。位置情報置換プログラム230は、端末制御部200が、上述の誤差比較プログラム224に基づいて、タグ32の位置の誤差が端末50の現在位置の誤差よりも小さいと判断した場合には、図5のタグ位置情報260を現在位置情報252として使用するための情報である。すなわち、位置情報置換プログラム230と端末制御部200は、現在位置情報置換手段の1例である。
上述したように、タグ32の位置と端末50の現在位置は、ほぼ同一の地点であると言える。
そして、タグ32の位置の誤差が端末50の現在位置の誤差よりも小さい場合には、図5のタグ位置情報260に示される位置が、現在位置情報252に示される位置よりも誤差が小さく、精度が高い。しかも、タグ位置情報260は、上述のように更新されて、精度が高められている情報である。
したがって、端末50は、現在位置情報252として、より精度が高いタグ位置情報260を使用することにより、図1の使用者甲に精度の高い位置情報を提供することができる。
図5に示すように、端末50はまた、初期位置情報入力プログラム232を有する。初期位置情報入力プログラムは、端末制御部200が、タグ位置情報判断プログラム222に基づいて、タグ基本情報256にタグ位置情報260が含まれていると判断した場合には、タグ位置情報260を端末50の現在位置の測位のための初期位置情報として使用するための情報である。すなわち、初期位置情報入力プログラムと端末制御部200は、初期位置情報入力手段の1例である。
上述したように、タグ32の位置と端末50の現在位置は、ほぼ同一の地点であると言える。したがって、端末50が、有効な初期位置情報を有していない場合には、タグ32の位置を初期位置情報として使用して現在位置を測位することができる。
図5に示すように、端末50はまた、統計基礎情報送信プログラム234を有する。統計基礎情報送信プログラム234は、端末制御部200が、図1の管理サーバ20に対して、統計基本情報を送信するための情報である。統計基本情報は例えば、図5のタグ識別情報258、タグ位置情報260及び、端末50の電話番号等の端末識別番号情報を含む。
図5に示すように、端末50はまた、タグ位置情報出力プログラム236を有する。タグ位置情報出力プログラム236は、図4のGPS装置64によって端末50の現在位置を測位して現在位置情報252(図5参照)を取得できない場合に、端末制御部200が、タグ位置情報260を端末表示装置70(図4参照)に表示するための情報である。すなわち、タグ位置情報出力プログラム236と端末制御部200と端末表示装置70は、配置装置位置情報出力手段の1例である。
例えば、端末50が地下に位置し、GPS衛星12a等からの位置S1等を受信することができない場合には、端末50の現在位置を測位することができない。
しかし、上述したように、タグ32の位置と端末50の現在位置は、ほぼ同一の地点であると言える。
したがって、端末50自身が、端末50の現在位置を測位することができない場合等には、タグ32の位置を端末50の現在位置として代用してもよい。
この点、端末50は、図4のGPS装置64が、端末50の現在位置情報を取得できない場合には、タグ位置情報260を出力するから、端末50自身が現在位置を取得することができない場合であっても、タグ32の位置を現在位置の代用として出力することができる。
(管理サーバ20のハードウエア構成について)
図6は、管理サーバ20の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図6に示すように、管理サーバ20は、バス22を有し、バス22には、CPU23、サーバ記憶装置24、サーバ入力装置25、サーバ通信装置26、サーバ外部記憶装置27、サーバ表示装置28が接続されている。
(管理サーバ20のソフトウエア構成について)
図7は、管理サーバ20の主なソフトウエア構成等を示す概略図である。
図7に示すように管理サーバ20には、各部を制御するサーバ制御部300、図6のサーバ通信装置26に対応するサーバ通信部302、各種プログラムを格納するサーバ第1記憶部310、管理サーバ20が取得及び/又は生成した情報を格納するサーバ第2記憶部320を有する。
図7に示すように、サーバ第1記憶部310には、統計基礎情報解析プログラム312が格納されている。統計基礎情報解析プログラム312は、サーバ制御部300が、端末50から受信した統計基礎情報から、タグ識別情報258、タグ位置情報260及び、端末50の電話番号等の端末識別番号情報を抽出し、サーバ第2記憶部320に格納されている登録者情報322と照会することによって、統計情報324を生成するための情報である。
具体的には、サーバ制御部300は、統計基礎情報から抽出した端末識別番号情報を登録者情報322の端末識別番号情報322aと照会することによって、端末50の端末識別番号である例えば、ABC0001に対応する属性情報322bを抽出する。この属性情報322bは、使用者甲の性別、年齢等の属性を示す情報である。
そして、サーバ制御部300は、タグ識別情報324a、タグ位置情報324b、属性情報322bに含まれる例えば性別情報324c及び年齢情報324dを含む統計情報324を生成する。
これにより、管理サーバ20を利用する例えば、ポスター30の掲載主は、特定の位置であるタグ位置情報234bに示される位置にあるポスター30に関する統計情報を取得することができる。
上述のように、このタグ位置情報234bは、更新によって精度が高められているから、ポスター30の広告主は精度が高い統計情報を取得し、広告効果等を正確に分析することができる。
以上が本実施の形態に係る位置情報管理システム10の構成であるが、以下、位置情報管理システム10の動作例を主に図8、図9、図10、図11、図12及び図13を使用して説明する。
図8、図9及び図10は本実施の形態に係る位置情報管理システム10の動作例を示す概略フローチャートである。
図11及び図12は、端末50の表示画面例を示す概略図である。
図13は、タグ位置情報の例を示す概略図である。
(タグ位置情報の登録フローについて)
まず、図3のタグ32が有するタグ基本情報112にタグ位置情報116が含まれていない場合について主に図8を使用して説明する。
端末50の使用者甲(図1参照)によって、図11(a)に示す端末表示装置70(図5参照)の表示画面70aのRFタグ情報登録アイコン71aがクリックされると、端末50はタグ32と通信し(図8のステップST1)、図11(b)に示すように表示画面70aには、RFタグ情報読み込み中の表示がされ、中止アイコン71bがクリックされない限り、図3のタグ基本情報112の読み取りを継続する。
端末50は、タグ基本情報112の読み取りを完了し、タグ基本情報112を取得すると(ステップST2)、図5に示すタグ基本情報256として端末第2記憶部250に記録する。
そして、端末50は、図11(c)に示すように、タグ基本情報256を表示画面70aに表示する。上述のステップST1及びステップST2は、基本情報読取ステップの1例である。
図11(c)に示すように、タグ基本情報256には、タグ識別情報256(図5参照)としてタグ識別番号ABC0001が含まれているが、タグ位置情報は含まれていない。
上述のステップST2が完了すると、図11(c)に示すように、端末50の表示画面70aには、位置測位アイコン71c、直接入力アイコン71d及び地図指定アイコン71eが表示される。位置測位アイコン71c等は、端末の現在位置を示す端末現在位置情報を取得するための方法を選択するためのアイコンである。
図1の使用者甲によって例えば、位置測位アイコン71cがクリックされると、端末50は、図5の端末測位部206によって現在位置を測位し、現在位置情報を取得する(ステップST3)。このステップST3は、端末現在位置情報取得ステップの1例である。
位置測位アイコン71cがクリックされ、測位が完了すると、端末50の表示画面70aには、図12(a)に示すように現在位置情報を示す緯度、経度、高度及び誤差が表示される。
続いて、端末50は、上述のステップST2において取得したタグ基本情報256(図5参照)にタグ位置情報が含まれているか否かを判断する(ステップST4)。このステップST4は、配置装置位置情報判断ステップの1例である。
上述のように、タグ基本情報256には、タグ位置情報は含まれていないから、端末50は、タグ基本情報256にタグ位置情報が含まれていないと判断する。
続いて、端末50は、図7(a)のRFタグに情報送信をするためのアイコン71fがクリックされると、図5の現在位置情報252を図1のタグ32に送信する(ステップST6)。上述のように、この現在位置情報252には、現在位置誤差情報252dが含まれている。
なお、本実施の形態とは異なり、端末50は、甲によるアイコン71fのクリックを待たずに、ステップST4においてタグ基本情報256にタグ位置情報が含まれていないと
判断した段階で、自動的に、現在位置情報252をタグ32に送信するようにしてもよい
端末50から現在位置情報252を受信した図3のタグ32は、現在位置情報252を図13(a)に示すタグ位置情報116baとしてタグ記憶部110に格納する。
以上に説明したステップによって、タグ32はほぼ同一の地点に位置する端末50の現在位置情報252をタグ位置情報116baとして登録することができる。
(タグ位置情報の更新フローについて)
次に、タグ32から取得したタグ基本情報256(図5参照)にタグ位置情報が含まれている場合について主に図8を使用して説明する。
前提として、タグ32にタグ位置情報は図13(a)のタグ位置情報116baであるとする。そして、ステップST2において、端末50が、タグ位置情報116baを取得し、タグ位置情報260daとして端末第2記憶部250(図5参照)に格納しているとする。
また、図8のステップST3において取得された現在位置情報が図12(b)に示す通りであるとして、以下説明する。
図8のステップST4において、端末50は、図5のタグ基本情報256にタグ位置情報260da(図13(a)参照)が含まれていると判断し、タグ位置情報260daに示されるタグ32の位置の誤差が現在位置情報252に示される現在位置の誤差(図12(b)参照)より大きいか否かを判断する(ステップST5)。このステップST5は、誤差比較ステップの1例である。
図13(a)に示すタグ位置情報260daの誤差は50メートル(m)であるのに対して、図12(b)に示す現在位置情報の誤差は10メートル(m)であるから、端末50は、タグ位置情報260daに示される位置の誤差が現在位置情報に示される位置の誤差より大きいと判断し、タグ32に対して現在位置情報を送信する(ステップST6)。
上述の現在位置情報を受信したタグ32は、図13(a)のタグ位置情報116baを、誤差が小さく精度が高い図13(b)のタグ位置情報116bbに更新することができる。
上述のステップによって、タグ32はタグ位置情報をより誤差が少なく、精度の高い位置情報に更新することができる。
タグ位置情報116(図3参照)の更新は継続的に行うことができ例えば、図3のタグ記憶部110には、図13(b)のタグ位置情報116bbが格納されており、図8のステップST3において取得された現在位地情報が図12(c)に示す通りであるとすれば、タグ32は、タグ位置情報をより誤差が小さい図13(c)のタグ位置情報116bcに更新することができる。
(端末50の現在位置情報の置換フローについて)
次に、端末50が取得した現在位置情報を図3のタグ32のタグ位置情報116と置換するフローについて主に図9を使用して説明する。
図8のステップST1及びステップST2と同様に、端末50が図3のタグ32からタグ基本情報112を取得し、タグ基本情報256(図5参照)として図5の端末第2記憶部250に格納すると、端末50が測位可能であるか否かを判断する(図9のステップST103)。端末50が測位可能であると判断した場合には、ステップST105に進む。ステップST105は図8のステップST8と同様に、誤差比較ステップの1例である。
ステップST105において、端末50が、タグ基本情報256に示される位置の誤差が、測位部206による測位結果としての現在位置の誤差よりも小さいと判断した場合には、現在位置情報252(図5参照)をタグ基本情報256に置換する。
そして、端末50は、タグ基本情報256に示されるタグ32の位置を、端末50の現在位置として図5の端末表示部210によって表示する。
これにより、例えば、図1のGPS衛星12a等からの信号S1等の受信感度が低く、測位結果の誤差が大きい場合には、誤差が小さく精度が高いタグ基本情報256に示される位置情報を端末50の現在位地情報として出力することができる。
なお、上述のステップST103において、端末50のGPS装置64によって、端末50の現在位置を測位することができないと判断した場合には、端末50は、タグ位置情報256を端末50の現在位置情報に設定し(ステップST113)、図5の端末表示部210によって表示する(ステップST107)。上述のように、端末50はタグ32とほぼ同一の地点に位置するから、端末50自身が、測位することができない場合であっても、タグ位置情報260(図5参照)を現在位置情報として使用することができる。
なお、本実施の形態とは異なり、端末がGPS装置を有していない場合には、タグ位置情報260(図5参照)を現在位置情報として出力するようにしてもよい。
これにより、測位機能を有しない端末であっても、タグ位置情報260を現在位置情報として使用することができる。
(端末50が、タグ位置情報を測位の初期位置情報として使用するフローについて)
次に、測位部206(図5参照)を有する端末50が、図3のタグ位置情報116を初期位置情報として使用するフローについて主に図10を使用して説明する。
端末50はまず、図1の信号S1等の受信が可能か否かを判断する(図10のステップST201)。端末50は信号S1等の受信が可能であると判断すると、次に、有効な初期位置情報を保持しているか否かを判断する(ステップST202)。初期位置情報は例えば、図5の現在位置情報252である。この現在位置情報252は、前回測位時の測位位置を示している。この現在位置情報252の取得時刻情報254に示される取得時刻が例えば、許容範囲である2時間以上であれば、端末50は、現在位置情報252は有効な初期位置情報ではないと判断する。
続いて、端末50は、図3のタグ32と通信し(ステップST203)、タグ基本情報112を取得し、タグ基本情報256(図5参照)として図5の端末第2記憶部250に格納する。このタグ基本情報256には、タグ位置情報260が含まれているとする。
続いて、端末50は、タグ基本情報256にタグ位置情報260が含まれていると判断し、そのタグ位置情報260を測位部206の測位のための初期位置情報として設定する(ステップST205)。端末50は測位を実行し(ステップST206)、測位結果としての位置情報を図5の端末表示部210によって出力する(ステップST207)。
上述のフローによって、端末50は、図3のタグ位置情報116を測位のための初期位置情報として使用することができる。
なお、上述のステップST201において、端末50は、信号S1等の受信が不可能であれば、図1の基地局13との通信が可能か否かを判断し(ステップST221)、基地局13から基地局13の位置を示す基地局位置情報を受信する(ステップST222)。そして、基地局位置情報を端末50の現在位置情報として出力する(ステップST207)。
これにより、端末50のおおまかな位置を出力することができる。
(プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等について)
コンピュータに上述の動作例の基本情報読み取りステップと、端末現在位置情報取得ステップと、配置装置位置情報判断ステップと、誤差比較ステップと、端末現在位置情報送信等を実行させるための端末装置の制御プログラムとすることができる。
また、このような端末装置の制御プログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等とすることもできる。
これら端末装置の制御プログラム等をコンピュータにインストールし、コンピュータによって実行可能な状態とするために用いられるプログラム格納媒体は、例えばフロッピー(登録商標)のようなフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−Rewriterble)、DVD(Digital Versatile Disc)などのパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的若しくは永続的に格納される半導体メモリ、磁気ディスクあるいは光磁気ディスクなどで実現することができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係る位置情報管理システムを示す概略図である。 タグの主なハードウエア構成を示す概略図である。 タグの主なソフトウエア構成等を示す概略図である。 端末の主なハードウエア構成を示す概略図である。 端末の主なソフトウエア構成等を示す概略図である。 管理サーバの主なハードウエア構成を示す概略図である。 管理サーバの主なソフトウエア構成等を示す概略図である。 位置情報管理システムの動作例を示す概略フローチャートである。 位置情報管理システムの動作例を示す概略フローチャートである。 位置情報管理システムの動作例を示す概略フローチャートである。 端末の表示画面例を示す概略図である。 端末の表示画面例を示す概略図である。 タグ位置情報の例を示す概略図である。
符号の説明
10,11・・・位置情報管理システム、12a,12b,12c,12d・・・GPS衛星、13・・・基地局、14・・・インターネット網、20・・・管理サーバ、30・・・ポスター、32・・・タグ、50,51・・・端末、56・・・端末記憶装置、58・・・端末入力装置、60・・・電源装置、62・・・リーダライタ装置、64・・・GPS装置、68・・・端末通信装置、70・・・端末通信装置、72・・・時計、100・・・タグ制御部、102・・・タグ通信部、110・・・タグ記憶部、114・・・タグ識別情報、116・・・タグ位置情報、116d・・・タグ位置誤差情報、118・・・登録時刻情報、200・・・端末制御部、222・・・タグ位置情報判断プログラム、224・・・誤差比較プログラム、228・・・位置情報送信プログラム、230・・・位置情報置換プログラム、232・・・初期位置情報入力プログラム、234・・・統計基礎情報送信プログラム、236・・・タグ位置情報出力プログラム、252・・・現在位置情報、252d・・・現在位置誤差情報

Claims (7)

  1. 自ICタグの位置を示すタグ位置情報を含む基本情報を書き換え可能に記憶して、管理対象物に配置されたICタグと、
    前記ICタグの通信可能圏内に位置した場合に前記ICタグと通信を行う携帯端末装置と、
    前記携帯端末装置と通信可能な管理サーバとを有する位置情報管理システムであって
    前記携帯端末装置は、
    前記ICタグから前記基本情報を読み取る基本情報読取手段と、
    前記管理サーバに対して、前記基本情報読取手段が前記基本情報を読み取った前記ICタグの識別情報と、前記読み取った基本情報に含まれているタグ位置情報と、前記携帯端末装置の識別番号情報とを含む統計基礎情報を送信する統計基礎情報送信手段と、を有し、
    前記管理サーバは、
    端末識別番号情報と使用者の性別、年齢等の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶し
    前記統計基礎情報から抽出した前記識別番号情報を前記管理サーバが有する前記端末識別番号情報と照会することによって、前記識別番号情報に対応する前記属性情報を抽出し、
    前記ICタグの識別情報と、前記ICタグの位置情報と、前記属性情報に含まれる性別情報及び年齢情報を含む統計情報を生成する構成となっており、
    更に、
    前記携帯端末装置は、
    前記ICタグとの通信を行って前記基本情報を読み取った際に、自携帯端末装置の現在位置を示す現在位置情報を取得する端末現在位置情報取得手段と、
    1)前記読み取った基本情報に含まれているタグ位置情報に含まれるタグ位置誤差情報に示される前記ICタグの位置の誤差と2)前記現在位置情報に含まれる現在位置誤差情報に示される現在位置の誤差を比較する誤差比較手段と、
    前記誤差比較手段の比較の結果、前記1)の誤差が前記2)の誤差より大きくない場合には前記ICタグに対して前記現在位置情報を送信せず、大きい場合に前記ICタグに対して前記現在位置情報を送信して前記ICタグの前記基本情報のタグ位置情報として更新させる端末現在位置情報送信手段と、
    を有し、
    前記ICタグには、過去に自ICタグの通信可能圏内に位置して前記通信を行った前記携帯端末装置の前記端末現在位置情報取得手段により取得された現在位置情報のうち、最も位置の誤差の少ない現在位置情報がタグ位置情報として記憶される、
    位置情報管理システム。
  2. 管理対象物に配置されたICタグと通信可能な携帯端末装置であって、
    自携帯端末装置が前記ICタグの通信可能圏内に位置した場合に前記ICタグから、書き換え可能であって前記ICタグの位置を示すタグ位置情報を含む基本情報を読み取る基本情報読取手段と、
    携帯端末装置を識別する端末識別番号情報と、使用者の性別、年齢等の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶し、携帯端末装置から送信されて来る携帯端末装置の識別番号情報を前記端末識別番号情報と照会することによって当該識別番号情報に対応する前記属性情報を抽出し、該抽出された属性情報に含まれる性別情報及び年齢情報と、同じく携帯端末装置から送信されて来る前記ICタグの識別情報及び前記ICタグの位置情報とを含む統計情報を生成する管理サーバに対して、前記基本情報読取手段が前記基本情報を読み取った前記ICタグの識別情報と、前記読み取った基本情報に含まれている前記ICタグの位置を示すタグ位置情報と、自携帯端末装置の識別番号情報とを送信する統計基礎情報送信手段と、
    前記ICタグとの通信を行って前記基本情報を読み取った際に、自携帯端末装置の現在位置を示す現在位置情報を取得する端末現在位置情報取得手段と、
    1)前記読み取った基本情報に含まれているタグ位置情報に含まれるタグ位置誤差情報に示される前記ICタグの位置の誤差と2)前記現在位置情報に含まれる現在位置誤差情報に示される現在位置の誤差を比較する誤差比較手段と、
    前記誤差比較手段の比較の結果、前記1)の誤差が前記2)の誤差より大きくない場合には前記ICタグに対して前記現在位置情報を送信せず、大きい場合に前記ICタグに対して前記現在位置情報を送信して前記ICタグの前記基本情報のタグ位置情報として更新させる位置情報送信手段と、
    を有し、前記ICタグに対して、過去に当該ICタグの通信可能圏内に位置して前記通信を行って前記端末現在位置情報取得手段により取得された現在位置情報のうち、最も位置の誤差の少ない現在位置情報をタグ位置情報として記憶させることとなる携帯端末装置。
  3. 記端末現在位置情報取得手段は、位置情報衛星から位置関連信号を受信して現在位置を測位する測位手段であって、前記基本情報読取手段により読み取られた基本情報に含まれているタグ位置情報を、前記現在位置の測位のための初期位置情報として使用する初期位置情報入力手段を有す請求項に記載の携帯端末装置。
  4. 前記端末現在位置情報取得手段が、自携帯端末装置の現在位置情報を取得できない場合には、前記基本情報読取手段により読み取られた基本情報に含まれているタグ位置情報を端末表示装置に出力するためのタグ位置情報出力手段を有することを特徴とする請求項に記載の携帯端末装置。
  5. 管理対象物に配置されたICタグと通信可能な携帯端末装置の制御方法であって、
    自携帯端末装置が前記ICタグの通信可能圏内に位置した場合に前記ICタグから、書き換え可能であって前記ICタグの位置を示すタグ位置情報を含む基本情報を読み取る基本情報読取ステップと、
    携帯端末装置を識別する端末識別番号情報と、使用者の性別、年齢等の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶し、携帯端末装置から送信されて来る携帯端末装置の識別番号情報を前記端末識別番号情報と照会することによって当該識別番号情報に対応する前記属性情報を抽出し、該抽出された属性情報に含まれる性別情報及び年齢情報と、同じく携帯端末装置から送信されて来る前記ICタグの識別情報及び前記ICタグの位置情報とを含む統計情報を生成する管理サーバに対して、前記基本情報読取ステップにおいて前記基本情報を読み取った前記ICタグの識別情報と、前記読み取った基本情報に含まれている前記ICタグの位置を示すタグ位置情報と、自携帯端末装置の識別番号情報とを送信する統計基礎情報送信ステップと、
    前記ICタグとの通信を行って前記基本情報を読み取った際に、自携帯端末装置の現在位置を示す現在位置情報を取得する端末現在位置情報取得ステップと、
    1)前記読み取った基本情報に含まれているタグ位置情報に含まれるタグ位置誤差情報に示される前記ICタグの位置の誤差と2)前記現在位置情報に含まれる現在位置誤差情報に示される現在位置の誤差とを比較する誤差比較ステップと、
    前記誤差比較ステップによる比較の結果、前記1)の誤差が前記2)の誤差より大きくない場合には前記ICタグに対して前記現在位置情報を送信せず、大きい場合に前記ICタグに対して前記現在位置情報を送信して前記ICタグの前記基本情報のタグ位置情報として更新させる位置情報送信ステップと、
    を含み、前記ICタグに対して、過去に当該ICタグの通信可能圏内に位置して前記通信を行って前記端末現在位置情報取得ステップにより取得された現在位置情報のうち、最も位置の誤差の少ない現在位置情報をタグ位置情報として記憶させることとなる携帯端末装置の制御方法。
  6. 請求項5に記載の携帯端末装置の制御方法を当該携帯端末装置に内蔵されたコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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