JP2004054899A - 情報処理装置 - Google Patents

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JP2004054899A JP2003128186A JP2003128186A JP2004054899A JP 2004054899 A JP2004054899 A JP 2004054899A JP 2003128186 A JP2003128186 A JP 2003128186A JP 2003128186 A JP2003128186 A JP 2003128186A JP 2004054899 A JP2004054899 A JP 2004054899A
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Abstract

【課題】広告などにより商品やサービスを提供する際に重要になる、市場背景は大規模なデータを伴う社会現象であり、そのような複雑な現象を短時間で現実に即した形で視覚化し分析する手段がなかった。
【解決手段】情報提供手段から情報を取得することが可能な情報取得装置と、情報提供手段から取得した情報を基に情報取得装置が接続することが可能な情報処理手段をと情報取得装置が情報処理手段との間で行った情報処理の結果を情報処理手段が記憶し視覚化し分析することを特徴とする情報処理装置を組み合わせることにより、社会現象のような複雑な現象のデータをリアルタイムに収集し、分析し可視化する手段を提供する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、情報提供手段と情報処理装置に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
【0003】市場において、消費者に商品やサービスを告知し、商品やサービスの存在を認知させ、興味と購買意欲を喚起することは非常に重要である。
【0004】さらに、市場が複雑化し急速に変化する現代では、消費者のニーズや嗜好の変化をいち早く察知して、商品やサービスにフィードバックすることはさらに重要である。
【0005】しかし、従来消費者に商品やサービスを告知し、商品やサービスの存在を認知させ、興味と購買意欲を喚起するための主な手段である、宣伝広告は情報提供者が、被情報提供者に対して一方的に行うことが多く、情報提供の効果について測定する手法についてはアンケートなどの方法に頼っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】しかし、上述したような従来の技術には、以下のような課題があった。
広告などのような情報提供の効果を測定する方法がなかった。情報提供が効果的にされたか?情報はどのような人々に提供されたのかなどを短時間で性格にさらに直感的に知ることが困難だった。
【0008】広告などにより商品やサービスを提供する際に重要になる、消費者間での流行などのような現象を視覚化する方法がなかった。
【0009】広告などにより商品やサービスを提供する際に重要になる、市場背景について分析する際に、統計手法のような線形的な分析では過去の傾向を知ることは出来てもその理由を知ることは困難だった。
【0010】広告などにより商品やサービスを提供する際に重要になる、市場背景は大規模なデータを伴う社会現象であり、そのような複雑な現象を短時間で現実に即した形で視覚化し分析する手段がなかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に関わる情報提供装置は近距離通信手段を利用して携帯端末に情報を提供するようにしたものである。
【0012】本発明に関わる情報提供方法は近距離通信手段を持つ情報提供装置と、近距離通信手段を持つ携帯端末を有するようにものである。
【0013】本発明に関わる情報提供装置は近距離通信手段及びネットワーク接続手段を利用して、携帯端末に情報を提供するようにしたものである。
【0014】本発明に関わる情報提供方法は近距離通信手段及びネットワーク接続手段を利用した情報提供装置と、近距離通信手段及びネットワーク接続手段を持つ携帯端末によって構成されるものである。
【0015】本発明に関わる情報提供装置は表示手段を持つことを特徴とするものである。
【0016】本発明に関わる情報提供装置は表示手段が看板であることを特徴とするものである。
【0017】本発明に関わる情報提供装置は表示手段がポスターであることを特徴とするものである。
【0018】本発明に関わる情報提供装置は表示手段が映像ディスプレイであることを特徴とするものである。
【0019】本発明に関わる情報提供装置はシンボルなどの形状を持つことを特徴とするものである。
【0020】本発明に関わる情報提供装置は音声出力装置を持つことを特徴とするものである。
【0021】本発明に関わる情報提供装置は赤外線による近距離通信手段を有するようにしたものである。
【0022】本発明に関わる情報提供装置はBluetoothによる近距離通信手段を有するようにしたものである。
【0023】本発明に関わる情報提供装置はIEEE802.11を使用した無線LANによる近距離通信手段を有するようにしたものである。
【0024】本発明に関わる情報提供装置は提供する情報に電話番号が含まれるようにするものである。
【0025】本発明に関わる情報提供装置は、提供する情報に地図が含まれるようにするものである。
【0026】本発明に関わる情報提供装置は、提供する情報にネットワークのアドレスが含まれるようにするものである。
【0027】本発明に関わる情報提供装置は携帯端末の機種判断手段を持ち、携帯端末の機種に応じて適切な方法で情報を提供する事を特徴とするものである。
【0028】本発明に関わる情報提供装置は提供する情報に情報提供装置の識別情報を付加する手段をもち、識別情報を含めた情報を携帯端末に提供する事を特徴としたものである。
【0029】本発明に関わる情報提供装置は、情報提供装置の識別情報を利用して情報提供の効果を測定することが出来るものである。
【0030】本発明に関わる情報提供装置は、情報を提示するだけではなく被情報提供者から提供情報に関連する情報を収集するものである。
【0031】本発明に関わる情報提供装置は、情報提供効果及び/又は被情報提供者から提供情報に関連する情報収集に応じて情報提供料金を変動させることを特徴とするものである。
【0032】本発明に関わる情報提供装置は、被情報提供者の個人情報を収集する事を特徴としたものである。
【0033】本発明に関わる情報提供装置は、情報提供装置が設置された位置に関連する情報を提供するものである。
【0034】本発明に関わる情報提供装置は、近距離通信手段で提供する情報がニュースであることを特徴とする情報提供装置。
【0035】請求項1から請求項21の発明において、近距離通信手段で提供する情報が映像であることを特徴とするものである。
【0036】本発明に関わる情報提供装置は、近距離通信手段による情報提供を有償で行うことを特徴とするものである。
【0037】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置が表示手段を持つことを特徴とするものである。
【0038】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置の表示手段が看板であることを特徴とするものである。
【0039】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置の表示手段がポスターであることを特徴とするものである。
【0040】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置の表示手段が映像ディスプレイであることを特徴とするものである。
【0041】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置がシンボルなどの形状を持つことを特徴とするものである。
【0041】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置が音声出力手段を持つことを特徴とするものである。
【0042】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置の近距離通信手段が赤外線通信であることを特徴とするものである。
【0043】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置の近距離通信手段がBluetoothであることを特徴とするものである。
【0044】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置の近距離通信手段がIEEE802.11であることを特徴とするものである。
【0045】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置の提供する情報に電話番号が含まれることを特徴とするものである。
【0046】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置の提供する情報に地図が含まれることを特徴とするものである。
【0047】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置の提供する情報にネットワークのアドレスが含まれることを特徴とするものである。
【0048】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置が携帯端末の種別判断手段を持ち、携帯端末の種別に応じて適切な方法で情報を提供する事を特徴とするものである。
【0049】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置が特徴する情報に識別情報付加する手段をもち、識別情報を含めた情報を携帯端末に提供する事を特徴としたものである。
【0050】本発明に関わる情報提供方法は、識別情報を利用して情報提供の効果を測定することが出来るものである。
【0051】本発明に関わる情報提供方法は、情報を提示するだけではなく被情報提供者から提供情報に関連する回答を収集するものである。
【0052】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供効果に応じて情報提供料金を変動させることを特徴とするものである。
【0053】本発明に関わる情報提供方法は、被情報提供者の個人情報を収集する事を特徴としたものである。
【0054】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供装置が設置された位置に関連する情報を提供するものである。
【0055】本発明に関わる情報提供方法は、近距離通信手段で提供する情報がニュースであることを特徴とするものである。
【0056】本発明に関わる情報提供方法は、近距離通信手段で提供する情報が映像であることを特徴とするものである。
【0057】本発明に関わる情報提供方法は、近距離通信手段による情報提供を有償で行うことを特徴とするものである。
【0058】本発明における情報処理装置は、
情報提供手段から情報を取得することが可能な情報取得装置と、
情報提供手段から取得した情報を基に情報取得装置が接続することが可能な情報処理手段を有し
情報取得装置が情報処理手段との間で行った情報処理の結果を
情報処理手段が記憶し視覚化し分析することを特徴とするものである。
【0012】
本発明における情報処理装置は
複数の固有の識別情報を有する情報提供手段と、複数の情報取得装置を有し、
さらに各情報提供装置が固有の識別情報を含む情報を、情報取得装置に提供し
さらに情報取得装置から情報処理手段が情報提供装置の識別情報を取得することにより
情報処理手段が、情報提供手段の固有の識別情報を含む情報を記憶し視覚化し分析することを特徴とするものである。
【0013】
本発明における情報処理装置は
複数の情報提供手段と、複数の固有の識別情報を有する情報取得装置を有し、
さらに情報取得装置から情報処理手段が情報取得装置の識別情報を取得することにより
情報処理手段が、情報取得装置の固有の識別情報を含む情報を記憶し視覚化し分析することを特徴とするものである。
【0014】
本発明における情報処理装置は、情報提供手段の固有の識別情報が、その情報特徴手段の存在する位置を示す情報が含む或いは示すことが出来ることを特徴とするものである。
【0015】
本発明における情報処理装置は、前記情報処理結果を前記情報処理手段が時系列的に記憶し視覚化し分析することを特徴とするものである。
【0016】
本発明における情報処理装置は大量のデータを伴う複雑な現象を解析及び/又は視覚化及び/又はシミュレーションする情報処理装置であって、その構成に
現象のデータを収集する手段と、
現象のデータを情報処理可能な形式に整理する手段と、
整理されたデータを基に現象を情報処理し、さらに視覚化する手段と
情報処理され、さらに視覚化された現象のパターン及び/又はパラメーターを抽出する手段
抽出された現象のパターン及び/又はパラメーターを記憶する手段と
記憶された現象のパターン及び/又はパラメーターを比較し近似の現象のパターン及び/又はパラメーターを抽出する手段と
近似する現象のパターン及び/又はパラメーターに共通する方程式を捜索する手段と
近似する現象のパターン及び/又はパラメーターに共通する方程式が存在しない場合には新たに方程式を生成する手段と
捜索或いは生成された現象のパターン及び/又はパラメーターに共通の方程式を基に現象のシミュレーションを行う手段と
捜索或いは生成された現象のパターン及び/又はパラメーターに共通の方程式を基にシミュレーションされた現象の視覚化を行う手段と
捜索或いは生成された現象のパターン及び/又はパラメーターに共通の方程式を基にシミュレーションされた現象と、最新のデータを比較する手段と
のいずれか或いは全てを備えるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
<情報提供手段から情報を取得することが可能な情報取得装置>
情報提供手段から情報を取得することが可能な情報取得装置は、ユーザーが常に携帯可能な装置で実施することが好ましい、その具体例としては携帯電話、PDA、ICカード(非接触型を含む)、RF(無線)タグ、超小型RFタグ、カメラなどの撮像手段、及びそれらを組み合わせた情報取得装置で本発明を実施することが考えられる。
<情報提供手段>
【0018】情報提供手段は、街頭や地下街や店舗内や店舗施設内や駅や空港などの公共施設内の、壁面、POS装置、エレベータ、商品陳列棚、ショーウィンドウ。バスや電車などの車両内など様々な場所に設置された、ポスターや本などの印刷物、TVやキオスクなどの画像表示装置、宣伝広告用のパネルや看板など、或いは壁面そのものやオブジェや柱や床など、実世界に存在する様々な物に、ユーザーが所持するデバイス又は情報処理装置と直接交信する手段を付与して情報提供手段として利用することが考えられる。
【0019】また、本発明の実施の形態によっては、上述した逆の形態として、ユーザーが常に携帯可能な装置を情報提供手段として利用し、街頭や地下街や店舗内や店舗施設内や駅や空港などの公共施設内の、壁面、POS装置、エレベータ、商品陳列棚、ショーウィンドウ。バスや電車などの車両内など様々な場所に設置された、ポスターや本などの印刷物、TVやキオスクなどの画像表示装置、宣伝広告用のパネルや看板など、或いは壁面そのものやオブジェや柱や床などを情報取得装置として利用することを可能である。
<情報提供手段から情報を取得することを可能にする手段>
【0020】それらの情報提供手段から、ユーザーが所持する情報処理装置が、情報の取得を行うためには、例えば近距離無線通信を利用する方法や画像処理手段を利用する方法など、様々な手段が考えられる。以下に具体例を挙げる。
【0021】情報提供手段に提供する情報を文字列やシンボルなどで表示して、デバイス又は装置に付与された画像取り込み手段を利用して、情報を提供する情報提供手段が可能である。
【0022】この時には、ユーザーが所持する情報取得装置に、カメラなどの画像取り込み手段が付与して、情報提供手段に文字列や画像を付与し、直接に情報を取得させる。
【0023】文字列や画像の具体例としては、URLやIPアドレスや電話番号などの情報を文字列。或いはURLやIPアドレスや電話番号などの情報を1次元バーコードや2次元バーコードなどのように特定の方法によってコード化した画像などが考えられる。
【0024】2次元バーコードに情報を記述する方法は例えば特願特開2002−207955や特開2002−183661などで開示されている。
【0025】情報提供手段に文字列や画像を付与する手段としては、まず予め印刷する方法が考えられるが。状況に応じて異なる情報を提供したい場合には情報提供手段に文字列や画像の生成手段を持たせる、或いは情報提供手段に文字列や画像の記憶手段を持たせて、CRTや液晶表示装置などに文字列や画像を表示させるなどの方法が考えられる。
【0026】次にユーザーが所持するデバイス又は装置は、カメラなどの画像取り込み手段によって、取り込んだ文字列やバーコードなどを、OCR(オプチカルキャラクタリーダー:光学読みとり手段)ソフトウェアや、バーコード解析ソフトウェアなどを利用し、URLやIPアドレスや電話番号などの情報文字列やコード化された画像を、デバイス又は装置が利用可能なデータ形式に変換し、詳細な情報を取得する。
【0027】情報取得装置が情報を取得する方法は具体的には、情報提供手段に表示された、印刷媒体や画像表示手段などの画像に表示された、「http://」や「www.」以降の文字列によって定義されるURLの文字列を抽出し、画像処理手段を用いてテキスト情報として取り込む手段や、画像として表示された1次元バーコードや2次元バーコードなどを読み込み、画像処理手段を用いてデータを抽出する方法である。
【0028】画像処理による情報取得手段を利用した場合には、例えば雑誌などの宣伝広告ページ或いはTVなどの画像表示装置に、前述した「http://」以降の文字列によって定義されるURLの文字列や、1次元バーコードや2次元バーコードなどを印刷或いは表示し、カメラなどの画像取り込み手段を有する情報取得装置で、前述した文字列やバーコードなどのデータを含む画像を取り込んだうえで、OCR(光学式文字読みとり手段)やバーコードのデコーダーなどの画像処理手段を用いてデータ解析或いはデコードする、解析或いはデコードされたデータを詳細情報が蓄積されているネットワーク上のサーバーなどへの接続手段として利用することなどが考えられる。
【0029】上述の方法以外にも、情報提供手段にも対応する近距離無線インターフェースを付与し、ユーザーが所持する情報処理装置にも近距離無線インターフェースが付与して、直接に情報を取得させることが考えられる。
【0030】近距離無線インターフェースの例としては、赤外線通信インターフェース、ブルートゥース通信インターフェース、無線LAN通信インターフェースなどが考えられる。
【参考文献1】
特願2002−036202号
【0031】またもし、ユーザーが所持する情報取得装置が文字列や2次元バーコードの解析ソフトウェアを内蔵していない場合にでも、ユーザーが所持するデバイス又は装置がインターネットなどのネットワークに接続出来る手段を持っていれば、ネットワーク上のサーバーに解析ソフトウェアを付与することによって、ユーザーが所持する情報取得装置からネットワーク上のサーバーに取り込んだ画像を送信して、ネットワーク上サーバーが解析ソフトウェアで解析したコードをユーザーが所持する情報取得装置に返信することによって同様の効果を得ることが出来る。
【0032】また、同様にICカード或いはICカードと同様の機序を持つRF(無線)タグで代替えする事も可能である。
【0033】上述したような情報取得手段を付与した、情報提供手段と情報取得装置を以下に図1を元に説明する。図1は本発明による情報提供手段と情報取得装置、及び情報取得装置とネットワークで接続可能な情報処理装置を略示的に示したブロック図である。
【0034】図1において、6は具体例としてはポスターなどの印刷物を利用した情報提供手段である、61は情報提供手段の表示部であり、印刷物の他にもCRTや液晶画面などの映像表示装置などを利用することが考えられる。
【0035】8は情報提供手段からユーザーが所持する情報取得装置へ情報の提供を行うための手段である。具体例としては上述したように、2次元バーコードやURLなどの特定の文字列、或いはICカード又はICカードリーダー、或いはRFタグ又はRFタグリーダーなどである。
【0036】S1はユーザーが所持するデバイス又は装置であり、ここでは説明を具体的にするために携帯電話を実施の形態の例として用いる。
91は携帯電話の表示装置、92は携帯電話の情報処理装置及び通信手段、99は携帯電話のインターフェース(10キーなど)である。
【0037】98は携帯電話S1が、情報提供手段6から情報の取得を行うための手段である。具体例としては上述したように、2次元バーコードやURLなどの特定の文字列の画像取り込み手段、或いはICカード又はICカードリーダー、或いはRFタグ又はRFタグリーダーなどが利用可能である。
【0038】300はインターネットなどのネットワークであり、301は情報提供手段に表示された情報に関する詳細情報などを記憶したネットワーク上のサーバーである。3500は情報処理装置であり機能は後述する。
【0039】370は携帯電話の基地局であり、375はインターネットなどのネットワークに接続するためのゲートウェイである。
以下に情報提供手段の具体的な利用方法の例を挙げる。
【0040】情報取得装置S1を所持する消費者が、情報提供手段6の表示内容であるA社の格安航空券に興味を持ちさらに詳細な情報の取得を希望する或いは実際に格安航空券を購入したいと希望した場合。従来であれば、まず表示された電話番号或いはURLを確認し記憶したりメモを取った上で、携帯電話などのユーザーが所持するデバイス又は装置を操作して電話番号或いはURLを入力して詳細情報を得る或いは購入を行うというステップが必要だった。
【0041】しかし、情報提供手段6の情報提供手段8と、所持する携帯電話S1の情報取得手段98利用して、情報提供手段から電話番号やURLを簡単に取得することが出来るようになる。
【0042】さらに、情報提供手段6に予め情報提供手段を個別に識別出来る固有の識別情報(ID)を付与しておき、ユーザーが所持する情報取得装置に提供する情報に、情報提供手段の識別情報も含むようにしておくことで、後述するように情報処理装置3500を利用して、情報提供の効果を測定する事が可能なる。
【0043】これにより効果的な宣伝広告手法の開発や市場、マーケティングについての有用な情報を得ることが出来る。
【0044】情報提供手段の識別情報を含んだ情報の具体的な例を挙げる。ここでは情報提供手段6から、携帯電話S1に送られる情報が、インターネット上のサーバー301や情報処理装置3500を一意に示すURLである場合に付いて説明する。
【0045】この時、情報提供手段6から情報取得装置S1に送られるのURLパラメーターは例えば以下のような構造のURLになる。
【0046】http://www.kannri.co.jp/
Atravel/kakuyasu/6a
【0047】「http://www.kannri.co.jp」は情報処理装置3500のURLである。
【0048】「Atravel/」は、情報提供手段6が宣伝広告していたコンテンツ内容を示している。この例ではA社の格安航空券の商品情報であることを示している。
【0049】「/6a」は情報提供手段の識別情報で、情報取得装置S1は情報提供手段6aから、このURLを取得したことを示している。
【0050】情報提供手段6aから上述のURLを受信した消費者は情報取得装置S1のネットワーク接続手段を利用して「http://www.kannri.co.jp」で記述される情報処理装置3500にアクセスする。
【0051】アクセスを受けた情報処理装置3500は、情報取得装置S1が情報提供手段の識別番号6aの情報提供によって、アクセスしてきた事及び/又は情報提供手段6aが提供している情報はA社の格安航空券の商品情報であることを情報処理装置3500内の記憶装置(図示せず)記録する。当然、情報処理装置3500の外部にデータベース3510を設け記憶装置とすることも可能である。
【0052】次に情報取得装置S1の接続を、A社(「Atravel/」)のWebサーバー301へリダイレクトする。
【0053】また、サーバー301に置かれている詳細情報のデータをデータベース3510に記憶させておくことで、情報取得装置と情報処理装置のみで処理を行うことで、情報取得装置とサーバー301との通信を省くことも可能である。
【0054】上述してきたような情報提供手段を実世界で宣伝広告をおこなう看板や画像装置などに多数設置して、リアルタイムに宣伝広告の状況確認や効果測定を行う情報処理システムを構築することが可能である。
【0055】リアルタイムに宣伝広告のなどのような情報提供活動の効果測定を行う情報処理システムを略示的に示したのが図2の情報処理システムのブロック図である
【0056】図2の中で、3500は情報取得装置による情報処理活動を集中的に管理する情報処理装置であり、通常はコンピューターによってネットワーク上のサーバーの形で実施される。3510は情報処理システムに関わる記録を集中的に管理するデータベースである。
【0057】S1、S2、S3は、それぞれ別個の消費者が所持する情報取得装置である。
【0058】それぞれの情報提供手段の内、いくつかは、同じ企業の同じ商品の情報提供(宣伝広告)を行い、他の情報提供手段は、別の企業の別じ商品の情報提供(宣伝広告)を行う。
例えば図12では、情報提供手段6aと6eはA社商品の情報提供(宣伝広告)を行い、情報提供手段6bと6dはS社商品の情報提供(宣伝広告)、そしてを情報提供手段6cと6fはT社商品の情報提供(宣伝広告)行っている様子を表している。
【0059】また、同じ企業の同じ商品の情報提供(宣伝広告)を、異なる表示方法、例えば画像やデザインやコピーライトや出演タレントが異なる宣伝広告で行うことも当然あり得る。
【0060】351から353はA社、B社、C社それぞれの情報提供者のWebサーバーであり、情報提供手段で行っている情報(宣伝広告)に関連する詳細情報及び/又は宣伝広告している商品の購入(予約)を行うEC(エレクトリックコマース)機能を備えている。通常はコンピュータによってネットワーク上のサーバーの形で実施される。
【0061】以下に本発明における情報処理装置システムの利用方法及び動作を説明する。
【0062】情報取得装置S1を所持する消費者が、情報提供手段Aで、A社の格安航空券の宣伝広告を見て味を持ち、所持する情報取得装置S1を利用して情報提供手段からURL(アクセス先パラメーター)と情報提供手段の識別情報を受信する。
【0063】この時、情報提供手段から情報取得装置に送られるのURLパラメーターは例えば以下のような構造のURLになる。
【0064】http://www.kannri.co.jp/
Atravel/kakuyasu/6a
【0065】「http://www.kannri.co.jp」は情報処理システムを集中的に管理する情報処理装置3500のURLである。
【0066】「Atravel/」は、情報提供手段6aが宣伝広告していたコンテンツ内容を示している。この例では情報取得装置S1を所持する消費者がA社の格安航空券の商品情報を求めていることを示している。
【0067】「/6a」は、情報取得装置S1は、情報提供手段6aから、このURLを取得したことを示している。
【0068】情報提供手段6aから上述のURLを受信した消費者は情報取得装置S1のネットワーク接続手段を利用して「http://www.kannri.co.jp」で記述される情報伝達を集中的に管理する事業者の情報処理装置3500にアクセスする。
【0069】アクセスを受けた情報処理装置3500は、情報取得装置S1が情報提供手段の識別番号6aの情報提供によって、アクセスしてきた事をデータベース3510に記録する。
【0070】次に情報取得装置S1の接続を、A社(「Atravel/」)のWebサーバーへリダイレクトする。
【0071】さらに別の実施の方法としては、情報取得装置S1の要求に応じて、情報処理装置3500が各社のサーバー351、352、353と交信して情報取得装置9に対する詳細情報の提供や購入(予約)などの情報処理を行う。または各社のサーバーに置かれているデータを記憶させておくことで、各社のサーバーとの交信を省くことも可能である。
【0072】上述してきたように、情報処理装置3500及びデータベース3510で一元管理することにより。宣伝広告などの情報提供の効果を測定する事が可能なりマーケティングについての有用な情報を得ることが出来る。
【0073】リーチ(情報提供)回数データを処理し宣伝広告などの情報提供の効果を測定した結果を図3、図4及び図5に示す。
【0074】図3は情報提供手段毎の情報提供回数(リーチ)比較表である。
【0075】図4は情報提供手段毎の情報提供回数(リーチ)比較グラフ
である。
【0076】図5は、情報提供を商品毎のデータであり、具体的にはA旅行社の格安航空券商品を広告している、情報提供手段毎の情報提供回数(リーチ)比較グラフである。
【0077】図の例では、情報提供手段ごとの情報提供回数(或いは情報提供人数)のデータを情報提供手段(場所)、日付、内容毎に比較できるよう視覚化してある。
【0078】この表を見れば、どの様な内容の情報提供(広告)手段が、何時どれだけの消費者の興味を引いて情報取得を行わせたかを定量的に測定し、さらに広告の効果を測定・比較することが可能である。
【0079】このように、図2に示すように情報提供手段をネットワーク化して、情報処理装置3500で情報処理を行うことにより、情報提供を行った時点でほぼリアルタイムに図3や図4や図5に示すように情報提供手段・商品・広告ごとの情報提供回数(リーチ)の比較を行うことができる。
【0080】上述の、情報処理装置3500やサーバー301にEC(エレクトリックコマース)機能を付与しておき、情報取得装置が情報処理装置3500を経由してサーバー301と通信して商品の詳細情報の入手だけではなく、商品の予約や購入などの情報処理を行うことも可能である。当然情報取得装置が決済手段を有していればその場で決済することも可能である。
【0081】サーバー301にEC(エレクトリックコマース)機能については、すでに多くの出願があるので詳細な説明は省く。
【0082】また、本発明の情報取得装置を実現できるような、過般型の情報取得装置で決済を行う方法については、赤外線を利用した方法(IrFm)などが、IrDa(赤外線通信データオーガニゼーション)からすでに提案されている。IrDaが公表しているIrFm(赤外線を利用した携帯端末での決済方法)についてはインターネットで参照可能である。
【参考文献2】
http://www.irda.org/FMPAY/FM_Webpage.html
【0083】さらに、図6に示すように、情報提供手段をショーウィンドウなどの販売手段で実現する事も考えられる。
【0084】上述のように、情報取得装置による情報提供手段からの情報取得、情報処理装置3500やサーバー301へのアクセス、商品の購入などの活動を、情報処理装置が記憶し視覚化することが出来る。
【0085】図7及び図8は各情報提供手段ごとに何台の情報取得装置が提供情報にリーチし、情報処理装置3500にアクセスしさらに商品の購入(予約)を行ったのか?その回数と比較を表とグラフであらわしている。
【0086】このように各情報提供手段の設置場所ごとの、情報提供手段へのリーチと情報処理装置へのアクセスと、予約(購入)の実数と率が示され、且つそれぞれの行動を行った回数を知ることが出来る。
【0087】この表を見れば、どの様な内容の情報提供(宣伝広告)手段が、どの場所で、何時、どれだけの消費者の興味を引いて情報取得を行わせたかを定量的に測定し、さらに、アクセス及び購入を導いたか(各広告の消費行動に及ぼす効果)を比較することが可能になる。
<消費者の属性情報の取得を行う情報処理装置>
【0088】さらに、情報処理装置3500によって、リーチ(情報取得)やアクセスや購入(予約)を行った消費者の属性(性別・年齢・職業など)を知ることが可能になれば、情報処理装置3500はさらに産業活動に役立つことが考えられる。
【0089】従来には消費者の属性情報の取得には会員カード及び会員カード管理システムを利用する方法や、インターネット上のサーバーで消費者の属性情報情報を入力させてIDやパスワードを付与してデータベースで情報管理を行うなどの方法などが取られてきた。
【0090】また、情報取得装置のMAC(機器識別コード)アドレスや電話番号を情報取得装置のIDとして使用することも可能である。
【0091】本発明でこれらの方法を利用して、予め情報取得装置或いは情報取得装置を所持する消費者に会員番号などのIDやパスワードを付与して、データベース3510に記憶させておき、情報取得時や情報処理装置3500への接続時にそれらのIDやパスワードを入力させ、データベース3510の記録と、IDを引き当てることで被情報提供者の属性情報を確認する事が可能である。
【0092】この他にも、情報取得装置の接続プログラムにIDを埋め込み、接続時に情報処理装置がIDを確認し、データベース3510のIDと属性情報とを引き当てるなどの方法も可能である。
【0093】情報取得者(情報取得装置を所持する者)の属性を確認し、情報処理装置によって記憶し情報処理することにより。具体的には、図9、図10、図11に示すように、情報提供手段毎にリーチ・アクセス・予約(購入)の行動を行った消費者属性を知ることが出来る。
【0094】図9は、情報提供手段ごとのリーチした回数及びリーチした消費者の性別と年齢を表にあらわしている。
【0095】図10と図11は、S化粧品の宣伝広告を行っている情報提供手段ごとリーチ回数及びリーチした消費者の性別と年齢をグラフにあらわしている。
【0096】このように、情報提供手段が設置された場所や媒体(情報提供)の価格と、リーチ・アクセス・予約(購入)を行った消費者の属性を比較し情報処理すれば、地域による傾向分析やどの媒体で広告を行うことが最も効果的かを分析し、効果的な産業活動に資することが出来る。また、どの様な情報提供(宣伝広告)方法がどの様な属性を持つ消費者にリーチし、アクセス・購入を生ませたかが判断できる。
【0097】このように本発明は、実世界において情報提供(広告)が所期の効果を挙げることが出来たかを定量的に判断する基準を与え、情報提供(広告)の方法、広告場所、使用するキャラクターなどが、どの様に消費者の行動に影響を及ぼすのかを定性的に判断する事を可能にする。
【0098】さらに、上述のような消費者の個人情報の取り扱いが、今日の情報化社会では、非常に大きな課題となっている、そこで本発明では、図12に示すような、個人を特定することが出来ない消費者の属性情報を扱う事もできる。
【0099】本発明の目的の一つは、大きく市場(マーケット)全体の傾向を把握することであり、そのような目的に必要な消費者の属性情報は特に個人個人を特定する必要がなく、性別、大凡の(例えば5才区分)年齢、大凡の職業、大凡の住所など、或いはその一部でも、情報提供の効果測定や、マーケティングや、仮説検証などに必要充分な情報処理出力を得ることが可能である。
<情報提供手段の識別情報に情報特徴手段の位置情報を含む情報を記憶し視覚化し分析することを特徴とする情報装置装置>
【0100】また、情報取得装置に提供する情報に、各情報提供手段が存在する位置についての情報を含ませることによって、情報処理装置によってさらに効果的な情報処理を行うことが出来る。
【0101】例えば、位置を特定できる情報の例としてはGIO(ジオ)コード(地球上の場所を緯度経度情報を元にコード化したもの)などを利用することが出来る。このGIOコードで、各情報提供手段が存在する場所を記述し、情報取得装置に情報を送信する及び情報取得装置が情報処理装置に接続した際に、このGIOコードも一緒に送信するなどの方法によって、情報処理装置が情報提供手段の位置情報も含めた情報処理を行うことが可能になる。
【0102】GIOコードの具体例を示す、例えば情報提供手段が「北海道札幌市帯広市西13条北1−1」に設置されている場合にはその位置は「Y(緯度)=143.18623、X(経度)=42.92815」というコードで一意に表される。また別の情報提供手段が「広島県広島市中区紙屋町2−3−2」に設置されている場合には「Y(緯度)=132.45915、X(経度)=34.390308」と言うコードで一意に表される。
【0103】このような、GIOコードを、2次元バーコードのデータとして一緒に記述する等の方法で、情報取得装置及び情報処理装置に情報提供手段の設置場所の情報を伝えることが出来る。
【0104】当然、このGIOコードと各情報提供手段の固有の識別情報を、予めデータベース3510などに引き当て可能な状態で記憶しておくことにより、情報提供手段からは固有の識別情報だけを取得し、情報処理装置で情報提供手段の位置を引き当てることも可能である。
【0105】情報処理装置が情報提供手段の位置を特定することにより、情報処理結果を地図情報システム上に視覚化することが可能になる。
【0106】具体的には、情報処理装置3500に、地図情報システムの機能を付与する。情報提供手段及び情報取得装置の情報提供及び/又は情報処理に関わるデータを情報処理装置3500に付与された地図情報システム上で処理し視覚化する。
【0107】必要で有れば、モニター(図示せず)に表示する、或いはプリンター(図示せず)から印刷するなどによって、実際のマーケットで広告などの情報に対しどの様にリーチがあるのか、さらにはマーケットにおいて消費者の興味はどの様に移り変わって行くのか、を極めて効果的に視覚化する事が可能になる。
【0108】地図情報システムについては、既に地図データ上に様々なデータを表示する方法が開示されている。
【参考文献3】
特開平5−242162号
【参考文献4】
特開平10−63182号
【参考文献5】
特開2001−350909号
【参考文献6】
特開2001−344328号
【0109】情報提供手段に関連する情報提供効果を地図情報システム上で可視化することにより、従来であれば大規模なマーケットリサーチを行わなければ得ることが困難だった、産業活動に有用な、マーケットに対する様々な知見をほぼリアルタイムに得る事が出来るようになる。
<消費者の行動分析>
【0110】例えば図13は、地図上に情報提供手段の情報提供状況を示した例である。それぞれの円グラフの中心位置に情報提供手段が設置されている。円グラフは情報提供手段が提供した情報にリーチした情報取得装置を所持する消費者の属性別グラフであり、リーチしてきた、消費者の属性別の比率を円グラフで表している。
【0111】図13によって、どのような場所に情報提供手段を設置すれば、どの様な属性の消費者のリーチを得る傾向があるかを知ることが出来る。
【0112】さらに、朝昼晩や、曜日毎などのような経時的なデータを、データベース3510に蓄積しておき、情報処理装置が時間を短縮して、地図上に動画で表示すれば、時間や曜日による情報提供手段と消費者間の情報提供傾向の変化を直感的に把握することが可能になる。
【0113】このような時系列的な情報提供データ及び/又は情報処理データ及び/又は消費者属性データを広範囲に渡って多数且つ長期間データベース3510に蓄積し、時間軸や地域の縮尺を適切に処理した上で、地図情報システム上で動画表示することで、これまでは困難であった、実際の市場における消費者の興味の変化を動的に視覚化することが可能になる。
【0114】さらに、図14の例では、同じ商品を広告している情報提供手段のリーチ数の数を地図情報システム上に色別で表している。
【0115】それぞれの小円は情報提供手段が設置された場所である、この視覚処理によって情報提供手段のリーチ効果を比較することが容易に出来るようになる。
【0116】また図15は、図14と同じデータを、高縮尺地図上で、広域的に視覚化した図の例である。この視覚化処理により、地域によって、どの様な商品や情報に消費者が興味を示すのかをほぼリアルタイムに知ることができるようになる。
【0117】図15の例では、同じ商品の情報提供に対し埼玉県では、高い数値のリーチを記録している。これに対し千葉県では同じ商品の情報提供に対してかなり低い数値のリーチを記録している。
【0118】このように情報処理装置によるこのような視覚化処理データから、この商品に対する興味は千葉県より埼玉県の方が比較的高いことが推測できる。
【0119】換言すると情報提供手段に対するリーチ数から消費者の興味対象の地域格差を知ることが出来る。
【0120】このような情報処理装置の処理データ出力により、これまでは膨大なコストと時間をかけなければ詳細な調査が困難であったマーケティングリサーチを、殆どリアルタイムで性格に比較的安価に行うことが出来るようになる。
【0121】さらに、このような情報処理装置の処理データ出力を基礎に、様々な製品やサービスの企画から生産販売に至る、短期間でのマーケティング仮説を立てる事が可能になり、産業上大きな効果が期待できる。
【0122】さらに、従来困難であった、マーケティング仮説の効果検証を行ったりすることが出来る。
【0123】さらに上述したように、図15のデータを、時、日、週、月、年などの時系列で比較することにより、地域ごとの消費者の興味対象の変遷などを知ることが出来る。具体的には毎日のデータを1秒として、一年分のデータを動画で表示すれば365秒で一年間の、ある地域における消費者の興味の変遷を視覚化することが出来る。
【0124】つまり都市部から周辺部に流行が拡大する様子などを実際の数値データを元に視覚化分析することが出来るということである。
【0125】このような大規模かつリアルな社会的現象をほぼリアルタイムに視覚化する仕組みは従来ほとんど存在していなかった。
【0126】このように本発明によれば、地域別における消費者の興味の傾向或いは流行などのような従来把握が困難であった社会現象の動態を視覚化できる。
【0127】さらに、時系列での消費者の嗜好の推移を視覚化し分析することによって、都市部で流行が生じて周辺部に伝播して行く様子や、流行が消滅する様子を観察することが出来る。
【0128】また、前述のように消費者の属性を同時に分析すれば、或る属性(例えば若年の女性層)に或る商品に対する流行が発生して、その他の属性の消費者に興味が伝播する・或いはしない様子を観察することが出来る。
【0129】つまり、商品やサービスに対する嗜好やニーズとその変化を視覚化し消費者の属性別の、嗜好やニーズとその変化を視覚化する事が可能になる。
【0130】そして、情報処理装置3500に様々な分析方法付与することによって、それらの予測を行うことを可能にする事が出来る。
【0131】多くの地図情報システムには1平方kmごとの住民の5才区分人口などを、データとして地域ごとに計算処理可能な状態にしている。住民データを基礎に情報提供手段のデータを分析することにより、情報提供手段へリーチした消費者の傾向やその地域特性など、地域ごとの特性を分析することも可能になる。
【0132】また、本発明は宣伝広告などの効果を予測するための仕組みとして利用することも可能である。
【0133】図16は、一定の地域内(ここではある県内)に設置した情報提供手段が、ある商品のコンテンツ関連情報を、ある曜日のある時間帯に、同時に提供した場合のリーチ数を、市町村区分で色分けして示したものである。最もリーチ数が高かった地域が最も濃い色で示されている。
【0134】換言すれば。このような商品のコンテンツ関連情報に対する、消費者のリーチ数の、市町村別の格差を視覚化したものと言える。この時当然情報提供手段が存在していない市町村のリーチ数は0である。
【0135】このような分析結果を蓄積して、従来からよく知られている様々な統計手法を利用して。市町村別の消費者の興味傾向を求める事が出来る。
【0136】統計的手法を利用して、ある傾向の予測を行う方法については、特開2002−342557、特開2002−230121、特開2002−163434など、従来から様々な提案が為されている。
【0137】そこで、これらの予測方法を利用し、情報提供者或いは広告提供者が、ある商品やサービスに関わる情報を、ある地域のある時間帯に提供した場合にどの程度のリーチ数或いは情報提供効果を得られるかを予測することが可能になる。
【0138】図17は、この予測数値を地図上に表示したものである。このような予測データを利用することにより、企業などの商品やサービスや情報の提供者は、より消費者のニーズに的確に商品やサービスや情報を提供する事が出来るようになる。
【0139】上述してきたように情報提供手段のようなユビキタス環境における情報媒介手段とユーザーが所持する情報取得装置との間で行われたトランザクションを情報処理装置が収集し分析することにより従来では困難だった様々な情報処理をほぼリアルタイムに行うことが出来る。
<流行の伝播現象などのような動的な社会的な現象のデータの解析>
【0140】さらに、上述してきたように情報提供手段のようなユビキタス環境における情報媒介手段とユーザーが所持する情報取得装置との間で行われたトランザクション処理の記録のみに限らず、POS(ポイントオブセールス)システムなどのようなデータ収集・処理システムのデータを本発明による情報処理装置で処理することにより、流行の伝播現象などのような、様々な動的な社会的な現象のメカニズムを解析することが可能にする事が出来る。
【0141】この時、上述してきたような情報提供手段のようなユビキタス環境における情報媒介手段とユーザーが所持する情報取得装置との間で行われたトランザクション処理の記録のみに限らず、POS(ポイントオブセールス)システムなどのようなデータ収集・処理システムのデータを、データベース3510に蓄積し、情報処理装置3500で処理するようにすることも可能である。
【0142】従来は、社会現象のような大規模なデータを伴う現象の分析は主に統計的手法を基本にする解析などのような線形的な解析によってその多くが行われてきた。
【0143】しかし近年、市場予測や経済的な予測など大規模なパラメーターを含む非線形現象を、統計的な線形解析のみで行うことによる様々な弊害が表面化しつつある。弊害の最大のものは、市場や社会の変化の可能性を充分に予測し得ないことである。
【0144】社会現象などの複雑な系に対する分析及び解析の大きな目的は、企業や行政などが将来において、よりよい(望ましい)状態になるために、将来予測される事態に対して備え、対策を産み出すためのものである。
【0145】しかし、実際には、社会現象などのような複雑な現象を従来的な手法による分析及び解析した結果が出たとたん(比較的短い時間で)その予測の範囲を大きく逸脱することも多く、企業や行政が将来的な備えをすることが困難である。
【0146】この問題の理由として、社会現象などのように、多くの要素が複雑に影響し合う現象は、その殆どが非線形現象であることが挙げられる。
【0147】非線形現象の特徴として、決定論的で分析可能であるが、初期値に鋭敏であることが多く、予測が非常に困難であることが挙げられる。
【0148】そこで、本発明では上述してきたような、大規模なデータを伴う現象を非線形的な現象として解析する情報処理装置を提供する。
【0149】大規模なデータを伴う現象を非線形的な現象として解析する情報処理装置は、具体的には
現象のデータを収集する手段(データ収集エージェント)と、
現象のデータを情報処理可能な形式に整理する手段と、
整理されたデータを基に現象を情報処理し、さらに視覚化する手段と
情報処理され、さらに視覚化された現象のパターン及び/又はパラメーターを抽出する手段
抽出された現象のパターン及び/又はパラメーターを記憶する手段
記憶された現象のパターン及び/又はパラメーターを比較し近似の現象のパターン及び/又はパラメーターを抽出する手段
近似する現象のパターン及び/又はパラメーターに共通する方程式を捜索する手段
近似する現象のパターン及び/又はパラメーターに共通する方程式が存在しない場合には新たに方程式を生成する手段
捜索或いは生成された現象のパターン及び/又はパラメーターに共通の方程式を基に現象のシミュレーションを行う手段
捜索或いは生成された現象のパターン及び/又はパラメーターに共通の方程式を基にシミュレーションされた現象の視覚化を行う手段
捜索或いは生成された現象のパターン及び/又はパラメーターに共通の方程式を基にシミュレーションされた現象と、最新のデータを比較する手段
のいずれかを備える。
【0150】また、上述の各手段のいくつかを組み合わせることによって大規模なデータを伴う現象を非線形的な現象として分析及び解析する情報処理装置を実現することも可能である。
【0151】現象を記述する方程式として、特に物理学における方程式を利用する手段をのいずれかを備える情報処理装置も可能である。
【0152】現象を記述する方程式として、特に流体力学における方程式を利用する手段も可能である。
【0153】本発明による情報処理装置からの出力、つまり社会現象などのような複雑な現象を分析及び、視覚化及び、パターン及び/又はパラメーター抽出、現象を記述する方程式を生成した結果は、その結果を人間が利用するのみならず、コンピューターなどのような情報処理装置が社会現象のような複雑な現象を計算によって処理する際にも応用出来る。
【0154】近年、コンピューターなどのような情報処理装置によって人間の諸活動の補助を行わせようとする試みが多く為されている。
【0155】しかしその際に非常に困難であったのが、人間の活動や行動や言動の基礎として実際に存在する社会的な背景(コンテクスト)を、コンピューターなどのような情報処理装置が計算可能なパラメーターとして供給することが非常に困難であると言う課題があった。
【0156】例えば、ある消費者の情報収集活動や購買活動の記録を情報処理して、その消費者が興味を持ちそうな情報や商品を推奨するサービスが実用化されつつある。しかし人間の行動に大きな影響をもたらす、社会的な背景を情報処理するためには、社会的な背景そのものを情報処理(計算)可能な形式に変換する必要がある。
【0157】社会現象のデータをほぼリアルタイムに現実に即した形で収集して、社会現象の複雑さが充分に反映された形で分析し、社会的な背景そのものを情報処理(計算)可能な形式に変換する手段を構築することは従来困難であった。
【0158】しかし上述してきたように、本発明の情報処理装置を利用すれば、社会現象などのような複雑な現象を分析した出力を、そのまま計算機による計算に供することが可能になる
【0159】このため、本発明による情報処理装置は単体で利用することのみならず、従来であれば困難だった、計算機などの機械に社会現象などのような複雑な現象を認知させるための構成要素として利用する事が可能である。
【0160】同様に、本発明による情報処理装置は単体で利用することのみならず、計算機などの機械に社会現象などのような複雑な様々な形で分析し予測させるための、構成要素として利用することが可能である。
【0161】また、情報処理装置3500は、単数で構成されてもよく、また、複数で構成されてもよい。すなわち、ネットワークに接続された単数のコンピューターだけで情報処理装置3500及びデータベース3510を構成してもよく、また、複数のコンピューターを組み合わせて情報処理装置3500及び/又はデータベース3510を構成してもよい。
<本発明に関わる装置、方法、システムのビジネスモデル>
【0162】本発明に関わる情報処理装置の運用者の運用益を創出させるために、情報提供者への課金する方法と、本発明に関わる情報交換を行う消費者にインセンティブをもたらす方法について説明する。
【0163】上述してきたような情報提供(取得)の仕組みを実際にビジネスとして行う場合には、システムの構築及び運用などの費用を賄うビジネスモデルが必要である。
【0164】また、多くの消費者に情報の取得、情報へのアクセスを行わせるためには、単なる利便性以外にも何らかのインセンティブが存在することが好ましい。
【0165】そこで本発明を実際にビジネスとして行う場合には、情報提供に関わる金銭の授受を行うビジネスモデルを付与することが有効である。
【0166】ここでは、2つの例について説明する、しかし本発明のシステムを運用することにより様々な売り上げや利益を創出する方法が考えられる。
【0167】情報提供手段から、消費者の所持する情報取得装置が情報を取得する(リーチ)回数ごとに、上述したようにリーチ(情報提供回数)がカウントされ、情報処理手段3500は、情報(広告)提供者(図ではA社)に、リーチ(情報提供回数)に応じた一定の金額を情報提供手数料として請求する。
【0168】又は、情報提供手段から取得した情報を元に、消費者が所持する情報取得装置が情報(広告)提供者(図ではA社)のサーバーにアクセスを行った(情報処理手段3500がリダイレクトした)回数に応じて、情報処理手段3500は、情報(広告)提供者(図ではA社)に、リーチ(情報提供回数)に応じた一定の金額を情報提供手数料として請求する。
【0169】この時、消費者が所持する情報取得装置への還元は、消費者の住所などの個人属性をあらかじめ取得し金銭による還元という手段を取ることも可能である。
【0170】或いは情報取得装置のIDに対しネットワーク上で使用できるポイントなどを付与する事も可能である。
【0171】また、本発明のシステムの運用者が情報取得装置の運用者である場合には、情報取得回数や情報提供者へのアクセスに応じて、情報取得装置使用料金の一部相殺(例えば携帯電話の通話料に対する課金の一部相殺)などの手段によって消費者の情報交換活動に対するインセンティブを与えることも可能である。
【0172】具体例としては、以下のような形態が考えられる。
【0173】消費者の情報取得装置9が、A社の広告を行っている情報提供手段6aから、情報を取得した場合、システム運用者は消費者に対する情報提供1回ごとにA社から10円を徴収する。さらにシステム運用者は情報を取得した消費者(の情報取得装置)へのインセンティブとして、A社から聴取した10円の内の一定割合をペイバックする。
【0174】さらに、
情報取得した消費者がA社のサーバーへアクセスするとシステム運用者は消費者に対する情報提供1回ごとにA社から20円を徴収する。
【0175】さらにシステム運用者は情報を取得した消費者(の情報取得装置)へのインセンティブとして、A社から聴取した20円の内の一定割合をペイバックする。
【0176】この時ペイバックは何らかのポイント制度などによって実現しても良いし、システム運用者が携帯電話事業者などである場合にはインセンティブポイントに相当する通話料金を割引するなどの方法によって実現しても良い。
【発明の効果】
【0177】
説明してきたように、本発明による情報処理装置により、
広告などのような情報提供の効果を測定する方法が実現し、情報提供が効果的にされたか?情報はどのような人々に提供されたのかなどを直感的に知ることが可能になった。
【0178】広告などにより商品やサービスを提供する際に重要になる、消費者間での流行などのような現象を視覚化する方法が可能になった。
【0179】広告などにより商品やサービスを提供する際に重要になる、市場背景について分析する際に、統計手法のような線形的な分析では過去の傾向を知ることは出来てもその理由を知ることが可能なった。
【0180】広告などにより商品やサービスを提供する際に重要になる、市場背景は大規模なデータを伴う社会現象であり、そのような複雑な現象を短時間で現実に即した形で視覚化し分析する手段を提供する事が出来た。
【0181】上述のように本発明は宣伝広告などの情報提供に非常に高い効果をもたらすばかりではなく、消費者がどの様な商品やサービスに興味を持っているのかを知ることが出来る。さらに、消費者の興味が、地域別に、消費者の属性に、時間経過によってどの様な変化をしているのかを視覚的に概観することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報提供手段と情報取得装置、及び情報取得装置とネットワークで接続可能な情報処理装置を略示的に示したブロック図
【図2】情報処理装置を含む情報提供システムの概念図
【図3】情報提供装置毎の情報提供回数(リーチ)比較表
【図4】情報提供装置毎の情報提供回数(リーチ)比較グラフ
【図5】A旅行社の情報提供装置毎の情報提供回数(リーチ)比較グラフ
【図6】販売装置と情報処理装置を組み合わせたシステムの概念図
【図7】情報提供装置毎の消費者アクション比較表
【図8】情報提供装置毎の消費者アクション比較グラフ
【図9】リーチした消費者の属性表
【図10】リーチした消費者の属性別グラフ1
【図11】リーチした消費者の属性別グラフ2
【図12】個人を特定しない消費者属性の例
【図13】地域別(狭域)に被情報提供傾向を表示した図の例
【図14】地域別(広域)にリーチの傾向を表示した図の例
【図15】地域別に被情報提供傾向を表示した図の例
【図16】地域別に被情報提供効果を表示した図の例
【図17】地域別に被情報提供効果を予測して表示した図の例
【符号の説明】
300はインターネットあるいは電話網などのネットワーク、
350は情報処理装置
3500は情報処理装置
3510は情報処理システムに関わる記録を集中的に管理するデーターベース
370及び371は携帯電話の基地局或いはホットスポットなどの無線中継装置、
375及び376は携帯電話のあるいはホットスポットのゲートウェイサーバー、
S1、S2は所持者が所持する情報取得装置、
91は情報取得装置のディスプレイ、
92は情報取得装置のメモリ、
93は情報取得装置のCPU、
98は情報取得装置の近距離無線通信の送受信インターフェイス、
99は情報取得装置の操作部、

Claims (54)

  1. 近距離通信手段を利用して携帯端末に情報を提供する情報提供装置。
  2. 近距離通信手段を持つ情報提供装置と、近距離通信手段を持つ携帯端末によって構成される情報提供方法。
  3. 近距離通信手段及びネットワーク接続手段を利用して、携帯端末に情報を提供する情報提供装置。
  4. 近距離通信手段及びネットワーク接続手段を利用した情報提供装置と、近距離通信手段及びネットワーク接続手段を持つ携帯端末によって構成される情報提供方法。
  5. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4の発明において情報提供装置が表示手段を持つことを特徴とする情報提供装置。
  6. 請求項5の発明において表示手段が看板であることを特徴とする情報提供装置。
  7. 請求項5の発明において表示手段がポスターであることを特徴とする情報提供装置。
  8. 請求項5の発明において表示手段が映像ディスプレイであることを特徴とする情報提供装置。
  9. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項5の発明においてシンボルなどの形状を持つことを特徴とする情報提供装置。
  10. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4,及び請求項5の発明において音声出力装置を持つことを特徴とする情報提供装置。
  11. 請求項1から請求項10の発明において近距離通信手段が赤外線通信であることを特徴とする情報提供装置。
  12. 請求項1から請求項10の発明において、近距離通信手段がBluetoothであることを特徴とする情報提供装置。
  13. 請求項1から請求項10の発明において、近距離通信手段がIEEE802.11であることを特徴とする情報提供装置。
  14. 請求項1から請求項13の発明において、提供する情報に電話番号が含まれることを特徴とする情報提供装置。
  15. 請求項1から請求項13の発明において、提供する情報に地図が含まれることを特徴とする情報提供装置。
  16. 請求項1から請求項13の発明において、提供する情報にネットワークのアドレスが含まれることを特徴とする情報提供装置。
  17. 請求項1から請求項16の発明において、情報提供装置が携帯端末の機種判断手段を持ち、携帯端末の機種に応じて適切な方法で情報を提供する事を特徴とする情報提供装置。
  18. 請求項1から請求項17の発明において、情報提供装置が提供する情報に情報提供装置の識別情報を付加する手段をもち、識別情報を含めた情報を携帯端末に提供する事を特徴とした情報提供装置。
  19. 請求項17の発明において、情報提供装置の識別情報を利用して情報提供の効果を測定することが出来る情報提供装置。
  20. 請求項1から請求項19の発明において、情報を提示するだけではなく被情報提供者から提供情報に関連する情報を収集する情報提供装置。
  21. 請求項17および請求項20の発明において、情報提供効果及び/又は被情報提供者から提供情報に関連する情報収集に応じて情報提供料金を変動させることを特徴とする情報提供装置。
  22. 請求項1から請求項21の発明において、被情報提供者の個人情報を収集する事を特徴とした情報提供装置。
  23. 請求項1から請求項21の発明において、情報提供装置が設置された位置に関連する情報を提供する情報提供装置。
  24. 請求項1から請求項21の発明において、近距離通信手段で提供する情報がニュースであることを特徴とする情報提供装置。
  25. 請求項1から請求項21の発明において、近距離通信手段で提供する情報が映像であることを特徴とする情報提供装置。
  26. 請求項1から請求項25の発明において、近距離通信手段による情報提供を有償で行うことを特徴とする情報提供装置。
  27. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4の発明において情報提供装置が表示手段を持つことを特徴とする情報提供方法。
  28. 請求項27の発明において表示手段が看板であることを特徴とする情報提供方法。
  29. 請求項27の発明において表示手段がポスターであることを特徴とする情報提供方法。
  30. 請求項27の発明において表示手段が映像ディスプレイであることを特徴とする情報提供方法。
  31. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27の発明においてシンボルなどの形状を持つことを特徴とする情報提供方法。
  32. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4,及び請求項27の発明において音声出力手段を持つことを特徴とする情報提供方法。
  33. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項32の発明において、近距離通信手段が赤外線通信であることを特徴とする情報提供方法。
  34. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項32の発明において、近距離通信手段がBluetoothであることを特徴とする情報提供方法。
  35. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項32の発明において、近距離通信手段がIEEE802.11であることを特徴とする情報提供方法。
  36. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項34の発明において、提供する情報に電話番号が含まれることを特徴とする情報提供方法。
  37. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項34の発明において、提供する情報に地図が含まれることを特徴とする情報提供方法。
  38. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項34の発明において、提供する情報にネットワークのアドレスが含まれることを特徴とする情報提供方法。
  39. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項37の発明において、情報提供装置が携帯端末の種別判断手段を持ち、携帯端末の種別に応じて適切な方法で情報を提供する事を特徴とする情報提供方法。
  40. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項38の発明において、情報提供装置が特徴する情報に識別情報付加する手段をもち、識別情報を含めた情報を携帯端末に提供する事を特徴とした情報提供方法。
  41. 請求項39の発明において、識別情報を利用して情報提供の効果を測定することが出来る情報提供方法。
  42. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項40の発明において、情報を提示するだけではなく被情報提供者から提供情報に関連する回答を収集する情報提供方法。
  43. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項41の発明において、情報提供効果に応じて情報提供料金を変動させることを特徴とする情報提供方法。
  44. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項41の発明において、被情報提供者の個人情報を収集する事を特徴とした情報提方法。
  45. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項43の発明において、情報提供装置が設置された位置に関連する情報を提供する情報提供方法。
  46. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項44の発明において、近距離通信手段で提供する情報がニュースであることを特徴とする情報提供システム。
  47. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項44の発明において、近距離通信手段で提供する情報が映像であることを特徴とする情報提供システム。
  48. 請求項1,及び請求項2,及び請求項3,及び請求項4、及び請求項27から請求項47の発明において、近距離通信手段による情報提供を有償で行うことを特徴とする情報提供システム。
  49. 情報提供手段から情報を取得することが可能な情報取得装置と、
    情報提供手段から取得した情報を基に情報取得装置が接続することが可能な情報処理手段を有し
    情報取得装置が情報処理手段との間で行った情報処理の結果を
    情報処理手段が記憶し視覚化し分析することを特徴とする情報処理装置。
  50. 請求項49の発明において、
    複数の固有の識別情報を有する情報提供手段と、複数の情報取得装置を有し、
    さらに各情報提供装置が固有の識別情報を含む情報を、情報取得装置に提供し
    さらに情報取得装置から情報処理手段が情報提供装置の識別情報を取得することにより
    情報処理手段が、情報提供手段の固有の識別情報を含む情報を記憶し視覚化し分析することを特徴とする情報処理装置。
  51. 請求項49の発明において、
    複数の情報提供手段と、複数の固有の識別情報を有する情報取得装置を有し、
    さらに情報取得装置から情報処理手段が情報取得装置の識別情報を取得することにより
    情報処理手段が、情報取得装置の固有の識別情報を含む情報を記憶し視覚化し分析することを特徴とする情報処理装置。
  52. 請求項49から51の発明において、情報提供手段の固有の識別情報が、その情報特徴手段の存在する位置を示す情報が含む或いは示すことが出来ることを特徴とする情報装置装置。
  53. 請求項49から52の発明において、前記情報処理結果を前記情報処理手段が時系列的に記憶し視覚化し分析することを特徴とした情報装置装置。
  54. 大量のデータを伴う、複雑な現象を解析及び/又は視覚化及び/又はシミュレーションする情報処理装置であって、その構成に
    現象のデータを収集する手段(データ収集エージェント)と、
    現象のデータを情報処理可能な形式に整理する手段と
    整理されたデータを基に現象を情報処理し、さらに視覚化する手段と
    情報処理され、さらに視覚化された現象のパターン及び/又はパラメーターを抽出する手段
    抽出された現象のパターン及び/又はパラメーターを記憶する手段と
    記憶された現象のパターン及び/又はパラメーターを比較し近似の現象のパターン及び/又はパラメーターを抽出する手段と
    近似する現象のパターン及び/又はパラメーターに共通する方程式を捜索する手段と
    近似する現象のパターン及び/又はパラメーターに共通する方程式が存在しない場合には新たに方程式を生成する手段と
    捜索或いは生成された現象のパターン及び/又はパラメーターに共通の方程式を基に現象のシミュレーションを行う手段と
    捜索或いは生成された現象のパターン及び/又はパラメーターに共通の方程式を基にシミュレーションされた現象の視覚化を行う手段と
    捜索或いは生成された現象のパターン及び/又はパラメーターに共通の方程式を基にシミュレーションされた現象と、最新のデータを比較する手段と
    のいずれか或いは全てを備える情報処理装置。
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