JP4062091B2 - 携帯用電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに折り畳み可能に連結された第1筐体及び第2筐体とを備え、装置外部の被写体を撮影する機能を有する携帯用電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、装置外部の被写体を撮影する機能を有する携帯電話端末が知られている。このような携帯電話端末等の携帯用電子機器として、被写体を撮影する撮影装置と、この撮影装置の撮影時に被写体に向かって発光する撮影用発光体とを備えたものが知られている。
【0003】
また、近年、携帯電話端末は、連結された第1筐体と第2筐体とが、互いに内面を対向させた状態で折り畳み可能なものが主流となりつつある(例えば、特許文献1参照。)。各筐体はヒンジ部により連結されており、各筐体は約160°の角度で展開するよう構成される。このタイプの携帯用電子機器の場合、一般的には、第1筐体の内面にメイン表示部が配され、第2筐体の内面に操作部が配される。これにより、使用者等は、各筐体を展開した状態で、電子機器の操作、電子機器の動作状態の認識等を行うことができる。
【0004】
また、このタイプの携帯用電子機器においては、撮影装置及び撮影用発光体がともに第1筐体の外面に配される。撮影装置は撮影軸が第1筐体の外面に対して略直交するよう配され、撮影用発光体は光軸が第1筐体の外面に対して略直交するよう配される。また、撮影装置と撮影用発光体は、隣接して第1筐体に設置されており、この結果、撮影軸と光軸とが略同一の方向へ向かうようになっている。また、第1筐体の外面にはサブ表示部が配され、使用者等が自己等を被写体としたときに、サブ表示部を視認することにより、撮影装置の撮像状態を認識することができるように構成されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−171189号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記携帯用電子機器では、第1筐体に撮影装置と撮影用発光体をともに設置しているので、第1筐体が大型になるという問題点があった。特に近年、メイン表示部の大画面化に伴って、サブ表示部も大画面化される傾向にあり、第1筐体における各表示部が占める体積が増大しつつある。すなわち、第1筐体に撮影装置及び撮影用発光体を設置することにより、第2筐体に比して第1筐体が大型となり、電子機器の設計上不都合が生じる。
【0007】
ここで、撮影装置と撮影用発光体とを、各筐体の外面に別個に設置することが考えられるが、前述のように、各筐体は互いに180°まで展開しないので、撮影装置の撮影軸と、撮影用発光体の光軸は、互いに離隔する方向となってしまう。すなわち、撮影装置による被写体の撮影時に、撮影用発光体による被写体への照光が不十分になるという問題点が生ずる。
【0008】
さらに、何れか一方の軸の方向を、筐体の外面と略直交する方向からずらすことが考えられるが、これを実現させるには、撮影装置又は撮影用発光体を筐体から突出して設置することとなり、電子機器のデザインを損なうこととなる。
【0009】
本発明の課題は、上述した従来の問題点を解消するため、各筐体から突出しないように撮影装置及び撮影用発光体を各筐体に別個に設置しつつも、撮影装置の撮影軸及び撮影用発光体の光軸をそれぞれ被写体へ向けることができる携帯用電子機器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、例えば、図1から図7に示すように、
請求項1に記載の発明は、
互いに内面(2a,3a)を対向させた状態で折り畳み可能に連結された第1筐体(例えば、蓋部2等)及び第2筐体(例えば、操作部3等)と、機器外部の被写体(S)を撮影する撮影装置(4)と、この撮影装置の撮影時に被写体に向かって発光する撮影用発光体(5)と、を備えた携帯用電子機器(例えば、携帯電話端末1,101等)において、
前記撮影装置を、前記第1筐体の外面(2b)と撮影軸(4a)が略直交するように、該第1筐体に設置するとともに、
前記撮影用発光体を、前記第2筐体の外面と光軸とが略直交するように、該第2筐体に設置し、
前記第1筐体と前記第2筐体とが展開すると、各筐体の展開角度に応じて、前記撮影用発光体を光軸(5a)が略被写体方向となるよう移動させる光軸補正機構(10,110)を設けたことを特徴としている。
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、撮影装置と撮影用発光体が、第1筐体と第2筐体に別個に設置される。これにより、撮影装置及び撮影用発光体がともに第1筐体に設置されているものに比べて、第1筐体の小型化を図ることができる。
例えば、第1筐体に表示部等が設けられている場合は、表示部等が大型になったとしても、撮影用発光体が第2筐体に設置されるので、撮影用発光体の分だけ第1筐体にスペース等が生じ、このスペースを利用して表示部等の大型化に対応することができる。すなわち、従来のものに比して第1筐体を大型にすることなく、表示部等を大型にすることが可能となる。
また、各筐体を展開した状態では、撮影装置及び撮影用発光体を各筐体に対して移動させるか、各筐体を約180°以上の角度で展開しない限り、撮影装置の撮影軸と、撮影用発光体の光軸とをともに被写体へ向けることができない。ここで、前記第1筐体と前記第2筐体とが展開すると、各筐体の展開角度に応じて、前記撮影用発光体を光軸が略被写体方向となるよう移動させる光軸補正機構を設けたことにより、各筐体が約180°に満たない展開角度であっても、各筐体の展開角度に応じて、撮影用発光体が移動するので、光軸を的確に被写体方向へ指向させることができる。
【0014】
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の携帯用電子機器において、前記撮影用発光体は、前記第2筐体に回動自在に設けられ、前記各筐体の展開時に第1筐体と当接して光軸が略被写体方向となるよう回動することを特徴としている。
【0015】
請求項に記載の発明によれば、回動自在の撮影用発光体が、各筐体の展開時に第1筐体と当接して回動するので、光軸を確実に略被写体方向へ指向することができる。
【0016】
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の携帯用電子機器において、前記撮影用発光体が、前記各筐体の展開時に、前記第2筐体の外面から突出するよう構成し、
前記撮影用発光体を、前記各筐体の展開時における回動方向と反対方向に付勢する付勢手段(例えば、ばね12等)を設けたことを特徴としている。
【0017】
請求項に記載の発明によれば、撮影用発光体は、各筐体の展開時に第2筐体の外面から突出し、各筐体の折り畳み時に第2筐体の内部に収容される。
ここで、撮影用発光体は、突出する方向と反対方向、すなわち第2筐体の内部に収容される方向に付勢されている。この結果、撮影用発光体は、第1筐体と当接しない状態では、第2筐体内へ収容されることとなり、各筐体の折り畳み時に第2筐体の外面から突出することはない。
【0018】
また、請求項4に記載の発明では、互いに内面(2a,3a)を対向させた状態で折り畳み可能に連結された第1筐体(例えば、蓋部2等)及び第2筐体(例えば、操作部3等)と、機器外部の被写体(S)を撮影する撮影装置(4)と、この撮影装置の撮影時に被写体に向かって発光する撮影用発光体(5)と、を備えた携帯用電子機器(例えば、携帯電話端末1,101等)において、
前記撮影装置を、前記第1筐体の外面(2b)と撮影軸(4a)が略直交するように、該第1筐体に設置するとともに、
前記撮影用発光体を、前記第2筐体の外面と光軸とが略直交するように、該第2筐体に回動自在に設置し、
前記撮影用発光体を光軸(5a)が略被写体方向となるよう移動させる光軸補正機構(10,110)と、前記第 1 筐体に設けられ、前記撮影装置の焦点距離を調整するとともに前記撮影用発光体の光軸を調整する光軸調整操作部(113)とを更に設け、
前記光軸補正機構は、前記撮影装置の被写体までの焦点距離(R)に応じて、前記撮影用発光体を光軸が略被写体方向となるよう移動させることを特徴とし、
前記光軸補正機構は、前記光軸調整操作部に接続され、前記撮影用発光体と当接する当接移動部(114)を有し、
前記光軸調整操作部と連動して移動する前記当接移動部により、前記撮影用発光体の光軸が調整されるよう構成したことを特徴としている。
【0019】
請求項4に記載の発明によれば、撮影装置と撮影用発光体が、第1筐体と第2筐体に別個に設置される。これにより、撮影装置及び撮影用発光体がともに第1筐体に設置されているものに比べて、第1筐体の小型化を図ることができる。
例えば、第1筐体に表示部等が設けられている場合は、表示部等が大型になったとしても、撮影用発光体が第2筐体に設置されるので、撮影用発光体の分だけ第1筐体にスペース等が生じ、このスペースを利用して表示部等の大型化に対応することができる。すなわち、従来のものに比して第1筐体を大型にすることなく、表示部等を大型にすることが可能となる。
また、各筐体を展開した状態では、撮影装置及び撮影用発光体を各筐体に対して移動させるか、各筐体を約180°以上の角度で展開しない限り、撮影装置の撮影軸と、撮影用発光体の光軸とをともに被写体へ向けることができない。ここで、撮影用発光体を移動させる光軸補正機構を設けたことにより、各筐体が約180°に満たない展開角度であっても、撮影装置の撮影軸に応じて光軸を被写体方向へ指向させることができる。
また、撮影装置の被写体までの焦点距離に応じて、撮影用発光体が移動するので、光軸を的確に略被写体方向へ指向することができる。
また、携帯用電子機器の使用者等は、光軸調整操作部により、撮影装置の焦点距離を調整することができる。このとき、撮影用発光体の光軸も同時に調整されるので、光軸は確実に略被写体方向へ指向されることとなる。
また、回動自在の撮影用発光体が、光軸調整時に、当接移動部と当接して回動するので、光軸を確実に略被写体方向へ指向することができる。
【0020】
また、請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の携帯用電子機器において、
前記撮影用発光体は光軸調整時に第2筐体の外面から突出するよう構成されたものであって、
前記撮影用発光体を、光軸調整時の回動方向と反対方向に付勢する付勢手段(例えば、ばね112等)を設けたことを特徴としている。
【0021】
請求項5に記載の発明によれば、撮影用発光体は、撮影時の焦点距離に応じて第2筐体の外面から突出して光軸が調整され、撮影時以外は第2筐体の内部に収容される。
ここで、撮影用発光体は、突出する方向と反対方向、すなわち第2筐体の内部に収容される方向に付勢されている。この結果、撮影用発光体は、当接移動部と当接しない状態では、第2筐体内へ収容されることとなり、撮影時以外に第2筐体の外面から突出することはない。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1から図3は、本発明の第1の実施形態を示すもので、図1(a)は携帯電話端末の上面図、図1(b)は携帯電話端末の側面図、図1(c)は携帯電話端末の下面図、図2(a)は蓋部と操作部とを折り畳んだ状態のヒンジ部付近の内部構造を示す側面説明図、(b)は蓋部と操作部とを展開した状態のヒンジ部付近の内部構造を示す側面説明図である。尚、図2においては、説明のため、蓋部、操作部等のハッチングを省略して図示している。
【0027】
図1(a),(b),(c)に示すように、この携帯用電子機器は携帯電話端末1であり、互いに内面2a,3aを対向させた状態で折り畳み可能に連結された第1筐体としての蓋部2と、第2筐体としての操作部3とを備えている。また、この携帯電話端末1は、機器外部の被写体Sを撮影する撮影装置4と、この撮影装置4の撮影時に被写体Sに向かって発光する撮影用発光体5とを備えている。
【0028】
図1(c)に示すように、蓋部2の内面2aにはメイン表示部6が配され、蓋部2と操作部3とが展開した状態で、メイン表示部6に携帯電話端末1の動作状態等が表示されるようになっている。
【0029】
また、図1(a)に示すように、蓋部2の外面2bにサブ表示部7と撮影装置4とが配される。サブ表示部7には、撮影装置4による被写体Sの撮影状態が表示される。これにより、携帯電話端末1の使用者等は、自己を被写体Sとした場合に、撮影装置4にて撮影した自己像を、サブ表示部7にて認識することができるようになっている。
【0030】
図1(c)に示すように、操作部3の内面3aには操作キー8が配され、蓋部2と操作部3とが展開した状態で、操作キー8によって携帯電話端末1の操作が可能となっている。また、図1(a)に示すように、操作部3の外面3bには撮影用発光体5が配される。
【0031】
図1(b)に示すように、蓋部2と操作部3とはヒンジ部9を介して連結されており、蓋部2及び操作部3の展開角度は最大で約160°となっている。また、本実施形態においては、約160°で蓋部2と操作部3とがロックされるようになっている。
【0032】
図2(a)に示すように、撮影装置4は、蓋部2の外面2bと撮影軸4aが略直交するように、蓋部2に設置される。尚、蓋部2の外面2bには、この撮影装置4に対応して孔部2b1が形成され、この孔部2b1は透明なパネル2b2により閉塞される。撮影装置4は、このパネル2b2を通じて機器外部の被写体Sを撮影する。
【0033】
撮影用発光体5は、いわゆるストロボと呼ばれるものであり、操作部3の外面3bと光軸5aが略直交するように、操作部3に設置される。尚、操作部3の外面3bには、この撮影用発光体5に対応して孔部3b1が形成され、撮影用発光体5はこの孔部3b1を通じて被写体Sに向かって発光する。
【0034】
前述のように、蓋部2と操作部3とは約160°の展開角度でロックされるので、撮影装置4の撮影軸4aと、撮影用発光体5の光軸5aとで、互いに別方向へ向かって約20°の角度差が生ずることとなる。本実施形態においては、この角度差を補正して光軸5aを撮影軸4a上に位置する被写体Sへ指向させるべく、携帯電話端末1に光軸補正機構10が設けられている。
【0035】
光軸補正機構10は、撮影用発光体5を操作部3に回動自在に固定する回動軸11を有する。本実施形態においては、図2(a)に示すように、この回動軸11により、撮影用発光体5はヒンジ部9に近接した位置に軸支されている。すなわち、図2(b)に示すように、撮影用発光体5が操作部3の外面3bから突出する方向へ回動すると、光軸5aが撮影軸4a側へ移動する。
【0036】
また、光軸補正機構10は、回動軸11を巻回し、撮影用発光体5を操作部3内へ収容する方向へ付勢する付勢手段としてのコイル状のばね12を有している。これにより、撮影用発光体5に力が加わらない限り、撮影用発光体5は操作部3内に収容された状態となる。
【0037】
また、図2(a)に示すように、光軸補正機構10は、蓋部2のヒンジ部9の端部側に形成された突出部13と、撮影用発光体5に形成され蓋部2及び操作部3の展開時に突出部13と当接する当接部14と、を有している。図2(b)に示すように、突出部13は、蓋部2及び操作部3が展開した状態で、操作部3側へ突出して当接部14と当接する。これにより、撮影用発光体5がばね12の付勢力に抗して回動し、図2(b)に示すように、光軸5aが被写体S側へ移動する。すなわち、ばね12は、撮影用発光体5を、蓋部2及び操作部3の展開時における回動方向と反対方向に付勢している。尚、本実施形態においては、撮影装置4の焦点距離Rに対応して、蓋部2及び操作部3が展開すると、撮影用発光体5は約22°回動するよう構成されている。
【0038】
すなわち、光軸補正機構10は、蓋部2及び操作部3が展開すると、蓋部2及び操作部3の展開角度(約160°)に応じて、撮影用発光体5を光軸5aが略被写体S方向となるよう移動させる。また、撮影用発光体5は、操作部3に回動自在に設けられ、蓋部2及び操作部3の展開時に蓋部2と当接して光軸5aが略被写体S方向となるよう回動する。また、撮影用発光体5は、蓋部2及び操作部3の展開時に、図2(b)に示すように操作部3の外面3bから突出し、蓋部2及び操作部3の折り畳み時に、図2(a)に示すように操作部3の内部に収容される。尚、本実施形態においては、蓋部2及び操作部3の折り畳み時には、撮影用発光体5の当接部14により操作部3のヒンジ部9側が閉塞され、塵埃等の操作部3内へ侵入が阻止されるようになっている。
【0039】
以上のように構成された携帯電話端末1では、撮影装置4と撮影用発光体5が、蓋部2と操作部3に別個に設置される。これにより、撮影装置4及び撮影用発光体5がともに蓋部2に設置されているものに比べて、蓋部2の小型化を図ることができる。
【0040】
本実施形態においては、蓋部2に表示部6,7が設けられており、表示部6,7が大型になったとしても、撮影用発光体5が操作部3に設置されるので、撮影用発光体5の分だけ蓋部2にスペース等が生じ、このスペースを利用して表示部6,7の大型化に対応することができる。すなわち、従来のものに比して蓋部2を大型にすることなく、表示部6,7を大型にすることが可能となる。
【0041】
また、撮影軸4a及び光軸5aが外面2a,3aと略直交しているので、蓋部2及び操作部3を展開した際に、撮影装置4及び撮影用発光体5を蓋部2、操作部3に対して移動させるか、蓋部2及び操作部3を約180°以上の角度で展開しない限り、撮影装置4の撮影軸4aと、撮影用発光体5の光軸5aとをともに被写体Sへ向けることができない。ここで、光軸補正機構10により、撮影用発光体5を移動させることにより、本実施形態のように蓋部2及び操作部3が約180°に満たない展開角度であっても、図3に示すように、撮影装置4の撮影軸4aに応じて光軸5を被写体S方向へ指向させることができる。
【0042】
また、蓋部2及び操作部3の展開角度に応じて、撮影用発光体5が移動するので、光軸5aを的確に略被写体S方向へ指向することができる。また、回動自在の撮影用発光体5が、蓋部2及び操作部3の展開時に蓋部2と当接して回動するので、光軸5aを確実に略被写体S方向へ指向することができる。
【0043】
また、撮影用発光体5は、ばね12により外面3bから突出する方向と反対方向、すなわち操作部3の内部に収容される方向に付勢されている。この結果、撮影用発光体5は、蓋部2と当接しない状態では、操作部3内へ収容されることとなり、蓋部2及び操作部3の折り畳み時に操作部3の外面3bから突出することはない。
【0044】
このように、本実施形態の携帯電話端末1によれば、蓋部2及び操作部3から突出しないように撮影装置4及び撮影用発光体5を蓋部2及び操作部3に別個に設置して各筐体の小型化を図りつつ、撮影装置4の撮影軸4a及び撮影用発光体5の光軸5aをそれぞれ被写体Sへ向けることができる。
【0045】
また、本実施形態の携帯電話端末1によれば、蓋部2及び操作部3の折り畳み時に、撮影用発光体5が操作部3内に収容されるので、携帯電話端末1が大型化することはないし、比較的高いデザイン自由度が確保される。
【0046】
尚、第1の実施形態においては、被写体Sに向かって発光する撮影用発光体5を備えたものを示したが、例えば赤外線、音波等を対象物に向かって照射するものに本実施形態と同様の構造を適用することも可能である。すなわち、赤外線、音波等を用いて対象物との距離を測定する非接触式の測距離計においても、本実施形態と同様の構造とすることにより、赤外線、音波等を対象物へ向けることができる。
【0047】
また、第1の実施形態においては、付勢手段としてコイル状のばね12を設けたものを示したが、この付勢手段は、板ばね等、他の種類のばねであってもよいことは勿論、他の種類の弾性体等であってもよい。
【0048】
また、第1の実施形態においては、撮影用発光体5自体が筐体に対して回動自在に設けられたものを示したが、筐体の撮影用発光体5が設置される部分を、他の部分に対して回動するよう構成しても、前記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0049】
図4から図7は本発明の第2の実施形態を示すもので、図2(a)は蓋部と操作部とを折り畳んだ状態のヒンジ部付近の内部構造を示す側面説明図、(b)は蓋部と操作部とを展開した状態のヒンジ部付近の内部構造を示す側面説明図である。尚、図4から図6においては、説明のため、蓋部、操作部等のハッチングを省略して図示している。第2の実施形態においては、光軸補正機構が第1の実施形態と異なった構成となっている。以下、第1の実施形態と同様の符号を用いて説明する。
【0050】
この携帯電話端末101は、第1の実施形態と同様に、互いに内面2a,3aを対向させた状態で折り畳み可能に連結された蓋部2及び操作部3と、機器外部の被写体Sを撮影する撮影装置4と、この撮影装置4の撮影時に被写体Sに向かって発光する撮影用発光体5とを備えている。
【0051】
蓋部2の内面2aにはメイン表示部6が、蓋部2の外面2bにはサブ表示部7と撮影装置4とが配される。撮影装置4は、撮影軸4aが外面2bと略直交するよう蓋部2に設置される。また、操作部3の内面3aには操作キー8が、操作部3の外面3bには撮影用発光体5が配される。撮影用発光体5は、光軸5aが外面3bと略直交するよう操作部3に設置される。
【0052】
蓋部2と操作部3とはヒンジ部9を介して連結されており、蓋部2及び操作部3の展開角度は最大で約160°となっている。また、本実施形態においても、約160°で蓋部2と操作部3とがロックされるようになっている。本実施形態においても、光軸5aを撮影軸4a上に位置する被写体Sへ指向させるべく、携帯電話端末101に光軸補正機構110が設けられている。
【0053】
光軸補正機構110は、撮影用発光体5を操作部3に回動自在に固定する回動軸111を有する。本実施形態においても、図4(a)に示すように、この回動軸111により、撮影用発光体5はヒンジ部9に近接した位置に軸支されている。すなわち、撮影用発光体5が操作部3の外面3bから突出する方向へ回動すると、図4(b)に示すように光軸5aが撮影軸4a側へ移動する。
【0054】
また、光軸補正機構110は、回動軸111を巻回し、撮影用発光体5を操作部3内へ収容する方向へ付勢する付勢手段としてのばね112を有している。これにより、撮影用発光体5に力が加わらない限り、撮影用発光体5は操作部3内に収容された状態となる。
【0055】
また、図5に示すように、光軸補正機構110は、蓋部2に設けられ、撮影装置4に接続された光軸調整操作部113を有している。この光軸調整操作部113は、撮影装置4の周縁部を包囲する略リング状の包囲部113aと、この包囲部113aから径方向外側へ延びるノブ部113bと、包囲部113aの周方向の所定範囲に亘って径方向外側へ延びるカム部113cとを有する。
【0056】
図5に示すように、包囲部113aは撮影装置4に連結されており、包囲部113aを回動移動すると撮影装置4における焦点距離Rが変更されるようになっている。ノブ部113bは、蓋部2の内面2a側に露出し、使用者等による回動操作が可能となっている。また、カム部113cは、ヒンジ部9側に突出しており、周方向の区間によって径方向長さが変化するよう形成されている。本実施形態においては、カム部113cは、撮影装置4の焦点距離Rが遠距離のときに対応し径方向長さが短い第1区間T1と、焦点距離Rが近距離のときに対応し径方向長さが長い第2区間T2とを有している。
【0057】
また、光軸補正機構110は、蓋部2のヒンジ9側に位置し、カム部113cと当接する当接移動部114を有している。この当接移動部114は、蓋部2からヒンジ9側端部から突出する方向へ移動自在に、蓋部2に設けられている。尚、本実施形態においては、当接移動部114は、コイルばね115によりカム部113c側へ付勢されており、光軸調整操作部113の動作に応じて滑らかに移動するようになっている。
【0058】
また、図5に示すように、光軸補正機構110は、撮影用発光体5に形成され蓋部2及び操作部3の展開時に当接移動部114と当接する当接部116を有している。これにより、撮影用発光体5がばね112の付勢力に抗して回動し、図6に示すように、光軸5aが被写体S側へさらに移動する。尚、本実施形態においても、蓋部2及び操作部3の折り畳み時には、撮影用発光体5の当接部116により操作部3のヒンジ部9側が閉塞され、塵埃等の操作部3内へ侵入が阻止されるようになっている。
【0059】
すなわち、光軸補正機構110は、蓋部2及び操作部3が展開すると、蓋部2及び操作部3の展開角度(約160°)に応じて、撮影用発光体5を光軸5aが略被写体S方向となるよう移動させる。また、本実施形態においては、使用者等がノブ部113bを回動操作することにより、撮影装置4の焦点距離Rを変更するとともに、変更された焦点距離Rに応じて光軸5aが調整されるようになっている。カム部113cの第1区間T1に対応した状態が図3に示す状態であり、第2区間T2に対応した状態が図7に示す状態である。
【0060】
以上のように構成された携帯電話端末101においても、撮影装置4及び撮影用発光体5がともに蓋部2に設置されているものに比べて、蓋部2の小型化を図ることができる。また、本実施形態においても、従来のものに比して蓋部2を大型にすることなく、表示部6,7を大型にすることが可能となる。
【0061】
また、光軸補正機構110により、撮影用発光体5を移動させることにより、本実施形態のように蓋部2及び操作部3が約180°に満たない展開角度であっても、撮影装置4の撮影軸4aに応じて光軸5aを被写体S方向へ指向させることができる(図3参照)。
【0062】
さらに本実施形態においては、使用者等は、光軸調整操作部113を操作することにより、撮影装置4の焦点距離R及び撮影用発光体5の光軸5aを調整することができる。すなわち、焦点距離Rに応じて光軸5aが調整されるので、図7に示すように、より的確に光軸5aを被写体S方向へ指向させることができる。図7に焦点距離を近距離とした状態の撮影軸と光軸との関係を示す。また、回動自在の撮影用発光体5が、当接移動部114と当接して回動するので、光軸5aを確実に略被写体S方向へ指向することができる。
【0063】
また、撮影用発光体5は、ばね112により外面3bから突出する方向と反対方向、すなわち操作部3の内部に収容される方向に付勢されている。この結果、撮影用発光体5は、蓋部2と当接しない状態では、操作部3内へ収容されることとなり、蓋部2及び操作部3の折り畳み時に操作部3の外面3bから突出することはない。
【0064】
このように、本実施形態の携帯電話端末101によれば、蓋部2及び操作部3から突出しないように撮影装置4及び撮影用発光体5を蓋部2及び操作部3に別個に設置して各筐体の小型化を図りつつ、撮影装置4の撮影軸4a及び撮影用発光体5の光軸5aをそれぞれ被写体Sへ向けることができる。
【0065】
また、本実施形態の携帯電話端末1によれば、蓋部2及び操作部3の折り畳み時に、撮影用発光体5が操作部3内に収容されるので、携帯電話端末1が大型化することはないし、比較的高いデザイン自由度が確保される。
【0066】
以上、2個の実施の形態について、本発明を携帯電話端末1,101に適用した場合を例にとって説明したが、本発明である携帯用電子機器をPDA、パーソナルコンピュータ等によって実現することも勿論可能である。
【0067】
また、前記各実施形態においては、サブ表示部7が蓋部2に設置されたものを示したが、サブ表示部7の有無は任意であるし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能なことはいうまでもない。
【0068】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、各筐体から突出しないように撮影装置及び撮影用発光体を各筐体に別個に設置して各筐体の小型化を図りつつ、撮影装置の撮影軸及び撮影用発光体の光軸をそれぞれ被写体へ向けることができる。
また、各筐体の展開角度に応じて、撮影用発光体が移動するので、光軸を的確に略被写体方向へ指向することができる。
【0069】
また、請求項2に記載の発明によれば、回動自在の撮影用発光体が、各筐体の展開時に第1筐体と当接して回動するので、光軸を確実に略被写体方向へ指向することができる。
【0070】
また、請求項3に記載の発明によれば、付勢手段を設けて各筐体の折り畳み時に第2筐体の外面から撮影用発光体が突出することはないようにしたので、携帯用電子機器が大型化することはないし、比較的高いデザイン自由度が確保される。
【0071】
また、請求項4に記載の発明によれば、各筐体から突出しないように撮影装置及び撮影用発光体を各筐体に別個に設置して各筐体の小型化を図りつつ、撮影装置の撮影軸及び撮影用発光体の光軸をそれぞれ被写体へ向けることができる。
また、撮影装置の被写体までの焦点距離に応じて、撮影用発光体が移動するので、光軸を的確に略被写体方向へ指向することができる。
また、携帯用電子機器の使用者等は、光軸調整操作部により、撮影装置の焦点距離を調整することができる。このとき、撮影用発光体の光軸も同時に調整されるので、光軸は確実に略被写体方向へ指向されることとなる。
また、回動自在の撮影用発光体が、光軸調整時に、当接移動部と当接して回動するので、光軸を確実に略被写体方向へ指向することができる。
【0072】
また、請求項5に記載の発明によれば、付勢手段を設け、当接移動部と当接しない状態では第2筐体の外面から撮影用発光体が突出することはないようにしたので、携帯用電子機器が大型化することはないし、比較的高いデザイン自由度が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すもので、(a)は携帯電話端末の上面図、(b)は携帯電話端末の側面図、(c)は携帯電話端末の下面図である。
【図2】携帯電話端末のヒンジ部付近の内部構造を示すものであって、(a)は蓋部と操作部とを折り畳んだ状態の側面説明図、(b)は蓋部と操作部とを展開した状態の側面説明図である。
【図3】蓋部と操作部とを展開した状態の撮影軸と光軸との関係を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施形態であり、携帯電話端末のヒンジ部付近の内部構造を示すものであって、(a)は蓋部と操作部とを折り畳んだ状態の側面説明図、(b)は蓋部と操作部とを展開した状態の側面説明図である。
【図5】携帯電話端末のヒンジ部付近の内部構造を示すものであって、蓋部と操作部とを展開した状態で、光軸補正機構の動作状態を示す上面説明図である。
【図6】携帯電話端末のヒンジ部付近の内部構造を示すものであって、蓋部と操作部とを展開した状態で、光軸補正機構の動作状態を示す側面説明図である。
【図7】光軸補正機構により焦点距離を近距離とした状態の撮影軸と光軸との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 携帯電話端末
2 蓋部
2a 内面
2b 外面
3 操作部
3a 内面
3b 外面
4 撮影装置
4a 撮影軸
5 撮影用発光体
5a 光軸
9 ヒンジ部
10 光軸補正機構
11 回動軸
12 ばね
13 突出部
14 当接部
101 携帯電話端末
110 光軸補正機構
111 回動軸
112 ばね
113 光軸調整操作部
114 当接移動部
116 当接部
R 焦点距離
S 被写体

Claims (5)

  1. 互いに内面を対向させた状態で折り畳み可能に連結された第1筐体及び第2筐体と、機器外部の被写体を撮影する撮影装置と、この撮影装置の撮影時に被写体に向かって発光する撮影用発光体と、を備えた携帯用電子機器において、
    前記撮影装置を、前記第1筐体の外面と撮影軸が略直交するように、該第1筐体に設置するとともに、
    前記撮影用発光体を、前記第2筐体の外面と光軸とが略直交するように、該第2筐体に設置し、
    前記撮影用発光体を光軸が略被写体方向となるよう移動させる光軸補正機構を更に設け、
    前記光軸補正機構は、前記第1筐体と前記第2筐体とが展開すると、各筐体の展開角度に応じて、前記撮影用発光体を光軸が略被写体方向となるよう移動させることを特徴とする携帯用電子機器。
  2. 前記撮影用発光体は、前記第2筐体に回動自在に設けられ、前記各筐体の展開時に第1筐体と当接して光軸が略被写体方向となるよう回動することを特徴とする請求項に記載の携帯用電子機器。
  3. 前記撮影用発光体が、前記各筐体の展開時に、前記第2筐体の外面から突出するよう構成し、
    前記撮影用発光体を、前記各筐体の展開時における回動方向と反対方向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項に記載の携帯用電子機器。
  4. 互いに内面を対向させた状態で折り畳み可能に連結された第1筐体及び第2筐体と、機器外部の被写体を撮影する撮影装置と、この撮影装置の撮影時に被写体に向かって発光する撮影用発光体と、を備えた携帯用電子機器において、
    前記撮影装置を、前記第1筐体の外面と撮影軸が略直交するように、該第1筐体に設置するとともに、
    前記撮影用発光体を、前記第2筐体の外面と光軸とが略直交するように、該第2筐体に回動自在に設置し、
    前記撮影用発光体を光軸が略被写体方向となるよう移動させる光軸補正機構と、前記第1筐体に設けられ、前記撮影装置の焦点距離を調整するとともに前記撮影用発光体の光軸を調整する光軸調整操作部とを更に設け、
    前記光軸補正機構は、前記撮影装置の被写体までの焦点距離に応じて、前記撮影用発光体を光軸が被写体方向となるよう移動させることを特徴とし、前記光軸調整操作部に接続され、前記撮影用発光体と当接する当接移動部を有し、
    前記光軸調整操作部と連動して移動する前記当接移動部により、前記撮影用発光体の光軸が調整されるよう構成したことを特徴とする携帯用電子機器。
  5. 前記撮影用発光体は光軸調整時に第2筐体の外面から突出するよう構成されたものであって、
    前記撮影用発光体を、光軸調整時の回動方向と反対方向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項に記載の携帯用電子機器。
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