JP4060601B2 - シリコーン油及び/又はガム及び/又は樹脂の水性エマルションを含む化粧品用素材 - Google Patents

シリコーン油及び/又はガム及び/又は樹脂の水性エマルションを含む化粧品用素材 Download PDF

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    • C08J2383/04Polysiloxanes

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明の主題は、好ましくは粘稠なシリコーン油及び/又はガム及び/又は樹脂のエマルションを含む化粧品用素材である。
【0002】
【従来の技術】
粘稠なシリコーン油(5,000〜1,000,000mPa・s)を、油と、界面活性剤1〜10%と、水10〜20%との混合物を少なくとも2つのロールを装着したロール練りミキサーを使用して混練することによって乳化させることが提案された(英国特許1,191,289)。このようなプロセスは、生産性が低く、加えて安全性の問題を提起する装置を使用することの不利を有し、工業的な運転を困難なものにする。
【0003】
ヨーロッパ出願EP−A−463,481は、特に粘性の高いシリコーン油の水性エマルションを、HLB値の異なる2つのタイプの界面活性剤を慣用の混練装置に別々に導入することによって製造することを記載している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本出願人の会社は、慣用の混練装置を使用しかつ2つのタイプの界面活性剤を必須に用いることを必要としない、好ましくは粘稠なシリコーン油及び/又はガム及び/又は樹脂をベースにした粘稠な相のエマルションを含む化粧品用素材を見出した。
【0005】
そのような化粧品用素材は、完全に制御されかつ相対的に均一な粒径を有するシリコーン油及び/又はガム及び/又は樹脂のエマルションを含む。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明の主題を形成するシリコーン油及び/又はガム及び/又は樹脂のエマルションのを含む化粧品用素材は、下記を含む方法に従って得られる:
−下記:
・少なくとも一種のポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂を含み、25℃における動的粘度が少なくとも3Pa・sに等しい、好ましくは少なくとも30Pa・sに等しい、或は25℃におけるコンシステンシーが2,000より小さいシリコーン相(A)100重量部;
・水2〜20重量部、好ましくは3〜15重量部;
・少なくとも一種の界面活性剤(B)或は少なくとも一種の界面活性剤(B)0.5〜10重量部、好ましくは1〜10重量部と、分子質量が10,000g/モルより大きい、好ましくは100,000g/モルより大きい少なくとも一種の水溶性の増粘性ポリマー(C)2.5×10-4〜20重量部、好ましくは0.001〜15重量部との組合せ3〜20重量部、好ましくは5〜15重量部
を含む混合物を混練し、
該界面活性剤或は界面活性剤の混合物はHLB値少なくとも10を有し、水、構成成分(B)及び随意に(C)の相対的な量を、水+界面活性剤+随意の水溶性の増粘性ポリマーの混合物の粘度或はコンシステンシーがシリコーン相(A)の粘度或はコンシステンシーの十分の一の近辺又はそれより大きく、好ましくはシリコーン相(A)の粘度或はコンシステンシーの近辺又はそれより大きくなるようにし;該混練は、粒径0.1〜5マイクロメーター程度、好ましくは0.2〜3マイクロメーター程度を有する「水中油」形のエマルションを生成する程の期間及び剪断作用条件下で行い;
−少なくとも一種の非イオン系界面活性剤を含む界面活性剤の混合物が存在する場合、該混合を単一段で行い;−次いで、媒体を随意に所望の固形分に従って水で希釈する。
【0007】
【発明の実施の形態】
発明の化粧品用素材を良好に製造するために、動的粘度は、1972年2月のAFNOR基準NFT 76 102に従いブルークフィールド粘度計を使用して25℃において測定するのが好ましい。コンシステンシーの測定は、例えばAFNOR NFT 60 119、NFT 60 123、NFT 66 004、ASTM D217、D937、D1321或はD5基準の内の一つに従い、針入度計を使用して透過性を測定することにより行うことができる。
【0008】
用いることができるシリコーン相(A)の例として、下記を含むものを挙げることができる:
・粘度が少なくとも3Pa・sに等しい、好ましくは30〜2,500Pa・s程度、或はコンシステンシーが200〜2,000程度のポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂、
・粘度が少なくとも3Pa・sに等しい、好ましくは30〜2,500Pa・s程度、或はコンシステンシーが200〜2,000程度のポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂の混合物、
・粘度が少なくとも3Pa・sに等しい、好ましくは30〜2,500Pa・s程度、或はコンシステンシーが200〜2,000程度の、ポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂並びに該油及び/又はガム及び/又は樹脂の少なくとも一種の溶媒及び/又は少なくとも一種のシラン及び/又は少なくとも一種のシリカ質もしくは非シリカ質充填剤の混合物。
【0009】
用いることができるポリオルガノシロキサン油及びガムの中で、下記式の単位を含むものを挙げることができる:
R’3-aaSiO1/2及びR2SiO
式中、aは0〜3の整数であり、
Rラジカルは同じであり或は異なり、下記を表わす:
・炭素原子1〜10を含有する飽和或は不飽和の脂肪族炭化水素基;
・炭素原子6〜13を含有する芳香族炭化水素基;
・ケイ素にSi−C或はSi−O−C結合により結合された極性有機基;
・水素原子;
R’ラジカルは同じであり或は異なり、下記を表わす:
・OH基;
・炭素原子1〜10を含有するアルコキシ或はアルケニルオキシ基;
・炭素原子6〜13を含有するアリールオキシ基;
・炭素原子1〜13を含有するアシルオキシ基;
・炭素原子1〜8を含有するケチミンオキシ基;
・ケイ素にSi−N結合により結合された、炭素原子1〜6を含有するアミノ−或はアミド官能基
該油のRラジカルの少なくとも80%はメチル基を表わすのが好ましい。
【0010】
用いることができるポリオルガノシロキサン樹脂の中で、下記式の単位:RSiO3/2(T単位)及び/又はSiO2(Q単位)を下記式の単位:R’3-aaSiO1/2(M単位)及び/又はR2SiO(D単位)(式中、a、R及びR’は上に挙げた定義を有する)と組み合わせて含むものを挙げることができる:後者は大概MQ、MDQ、TDM、TD或はMTタイプである。
【0011】
脂肪族或は芳香族炭化水素ラジカルRの例として、下記の基を挙げることができる:
・例えばメチル、エチル、オクチル或はトリフルオロプロピルのようなアルキル;
・例えば−CH2−CH2−O−CH3或は−CH2−CH2−O−CH3のようなアルコキシアルキレン;
・例えばビニル、アリル、ヘキセニル、デセニル或はデカジエニルのようなアルケニル;
・−(CH23−O−CH2−CH=CH2或は−(CH23−OCH2−CH2−O−CH=CH2のようなアルケニルオキシアルキレン;
・例えばフェニルのようなアリール。
【0012】
極性有機基Rの例として、下記を挙げることができる:
・例えば−(CH23−OH、−(CH24N(CH2CH2OH)2或は−(CH23−N(CH2CH2OH)−CH2−CH2−N(CH2CH2OH)2のようなヒドロキシ官能基;
・例えば−(CH23−NH2或は−(CH23−NH−(CH22NH2のようなアミノ官能基;
・例えば−(CH23−N−(COCH3)−(CH22NH(COCH3)のようなアミド官能基;
・例えば−CH2−CH2−S−CH2−COOHのようなカルボキシ官能基。
【0013】
R’ラジカルの例として、下記の基を挙げることができる:
・メトキシ、エトキシ、オクチルオキシ、等のようなアルコキシ;
・ビニルオキシ、ヘキセニルオキシ、イソプロペニルオキシ、等のようなアルケニルオキシ;
・フェニルオキシ、等のようなアリールオキシ;
・アセトオキシ、等のようなアシルオキシ;
・ON=C(CH3)C25、等のようなケチミンオキシ;
・エチルアミノ、フェニルアミノ、等のようなアミノ官能性;
・メチルアセトアミド、等のようなアミド官能性。
【0014】
「D単位」の具体例として、下記を挙げることができる:(CH32SiO、CH3(CH=CH2)SiO、CH3(C65)SiO、(C652SiO、CH3HSiO、CH3(CH2−CH2−CH2OH)SiO、等。
【0015】
「M単位」の具体例として、下記を挙げることができる:(CH33SiO1/2、(CH32(OH)SiO1/2、(CH32(CH=CH2)SiO1/2、(CH32HSiO1/2、(OCH33SiO1/2、[O−C(CH3)=CH23SiO1/2、[ON=C(CH3)]3SiO1/2、(NH−CH33SiO1/2、(NH−CO−CH33SiO1/2、等。
【0016】
「T単位」の具体例として、下記を挙げることができる:CH3SiO3/2、(CH=CH2)SiO3/2、HSiO3/2、等。
【0017】
該油、ガム或は樹脂が反応性の及び/又は極性のラジカル(例えばH、OH、ビニル、アリル、ヘキセニル、アミノアルキル、等)を含有する場合、後者は油或はガムの重量の2%より多くをかつ樹脂の重量の10%より多くを占めないのが普通である。
【0018】
粘稠なポリジメチルシロキサン及びα、ω−ビス(ヒドロキシ)ポリジメチルシロキサン油、並びにポリジメチルシロキサン、ポリフェニルメチルシロキサン及び α、ω−ビス(ヒドロキシ)ポリジメチルシロキサンガムは良く知られている商用製品である。
【0019】
シラノール官能基を1〜2重量%含有する粘稠なDTポリメチルシロキサン樹脂もまた商用製品である。
【0020】
随意にシリコーン相に存在させるシリコーン油、ガム或は樹脂の溶媒の中で、揮発性環状オルガノポリシロキサン(オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、等)、ショートポリジメチルシロキサン油(粘度が100mPa・sより小さい)、ヘキサメチルジシロキサン、ケトン(メチルエチルケトン、等)、エーテル(ジエチルエーテル、等)、エステル(イソプロピルミリステート、エチルアセテート、等)、幾種類かの塩素化或はクロロフッ素化溶媒(塩化メチレン、クロロホルム、等)或は高度に枝分れしたパラフィン(イソアルカン及びシクロアルカンをベースにしたホワイトオイル、等)を挙げることができる。
【0021】
本発明に従えば、更に、種々の無機充填剤及び/又はシランを、乳化させるべきシリコーン相に存在させることができる。
【0022】
これらのシランは、特に、用いる該ポリオルガノシロキサン油、ガムもしくは樹脂の合成からの副生物或は該油、ガムもしくは樹脂の架橋剤にすることができる。
【0023】
それらは(Rb)Si(OR’)4-b式(式中、bは0〜4の整数であり、R及びR’は上に挙げた定義を有する)によって表わすことができる。それらは、特に下記に記載されている:US−A−3,294,725、US−A−4,584,341、US−A−4,618,642、US−A−4,608,412、US−A−4,525,565、EP−A−340,120、EP−A−364,375、FR−A−1,248,826、FR−A−1,423,477及び
EP−A−387,157。
【0024】
例として、下記のシランを挙げることができる:Si(OC254、CH3Si(OCH33、CH3Si(OC253、(C25O)3Si(OCH3),CH2=CHSi(OCH33、CH3(CH2=CH)Si(OCH32、CH2=CHSi(OC253、CH2=CHSi[ON=C(CH3)C253、CH3Si[ON=C(CH323、CH3Si[O−C(CH3)=CH23、メチルトリス(N−メチルアセトアミド)シラン或はメチルトリス(シクロヘキシルアミノ)シラン。
【0025】
それらは、反応副生物である場合、ポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂100重量部当り、大概0〜10重量部程度、好ましくは0〜5重量部程度の量で存在させる。
【0026】
それらがヒドロキシル化油、ガム或は樹脂の架橋剤として機能することを求める場合、それらは、油及び/又はガム及び/又は樹脂100重量部当り、大概0.5〜30重量部程度、好ましくは2〜8重量部程度の量で存在させる。
【0027】
該シランは、また、発明の方法に従って造られる水性エマルションから得られる種々の用途のシリコーン組成物の物理化学的性質、特に密着性を調節することを可能にする添加剤にすることもできる。そのようなシランの例は、特にEP−A−340,120に記載されている。このカテゴリーのシランから、例えばアミノプロピルトリエトキシシラン、アミノプロピルメチルジエトキシシラン或はグリシドキシプロピルトリメトキシシランを挙げることができる。それらは、油及び/又はガム及び/又は樹脂の重量の200%まで、大概2〜100%程度の範囲にすることができる量で用いる。
【0028】
補強用或は半補強用のシリカ質もしくは非シリカ質充填剤を発明に従って存在させてもよい。例として、下記を挙げることができる:コロイド状シリカ、沈降及びヒュームドシリカ粉末、珪藻土、石英粉末、天然炭酸カルシウム、アルミナ水和物、水酸化マグネシウム、カーボンブラック、二酸化チタン、酸化アルミニウム、バーミキュライト、酸化亜鉛、マイカ、タルク、酸化鉄、硫酸バリウム或は消石灰。これらの充填剤の粒径は大概0.001〜300μm程度である。それらは、油及び/又はガム及び/又は樹脂の重量の300%まで、好ましくは3〜100%程度の範囲にすることができる量で存在させるのが普通である。
【0029】
使用する界面活性剤(B)は、HLB値が10より大きい、好ましくは10〜20%程度の非イオン系、HLB値が10より大きいアニオン系、カチオン系、双性イオン系或は両性系にすることができる。
【0030】
非イオン系界面活性剤は、例えば下記から選ぶことができる:HLB値少なくとも10を有する、アルコキシル化脂肪酸、ポリアルコキシル化アルキルフェノール、ポリアルコキシル化脂肪アルコール、ポリアルコキシル化もしくはポリグリセロール化脂肪アミド、ポリグリセロール化アルコール及びα−ジオール或はエチレンオキシド−プロピレンオキシドブロックコポリマー、並びにアルキルグルコシド、アルキルポリグルコシド、糖エーテル、糖エステル、糖グリセリド或はソルビタンエステル、及びこれらの糖誘導体のエトキシル化化合物。
【0031】
アニオン系界面活性剤は、例えば下記から選ぶことができる:HLB値少なくとも10を有する、アルカリ金属のアルキルベンゼンスルホネート、アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、アルキルアリールエーテルスルフェート、ジアルキルスルホスクシネート、アルキルホスフェート或はエーテルホスフェート。 カチオン系界面活性剤の中で、例えば下記を挙げることができる:HLB値少なくとも10を有する、脂肪族或は芳香族脂肪アミン、脂肪族脂肪アミド或は第四級アンモニウム誘導体。
【0032】
双性イオン系或は両性系界面活性剤の中で、例えば下記を挙げることができる:HLB値少なくとも10を有する、ベタイン及びそれらの誘導体、スルタイン(sultaine)及びそれらの誘導体、レシチン、イミダゾリン誘導体、グリシネート及びそれらの誘導体、アミドプロピオネート或は脂肪アミンオキシド。
【0033】
界面活性剤(それらの混合物)は、ポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂の性質の関数として選ぶ。α、ω−ビス(トリメチル)ポリジメチルシロキサン或はα、ω−ビス(ヒドロキシ)ポリジメチルシロキサンを含むシリコーン油或はガム(A)を乳化させるために、HLB値11〜15程度を選ぶのが普通である。しかし、HLB値が20より大きいイオン系界面活性剤もまた適している。
【0034】
増粘性ポリマー(C)は水に少なくとも50%に可溶性である。増粘性ポリマーの例として、下記を挙げることができる:
・化学合成により得られるもの、例えばポリ(ビニルアルコール)、ポリ(エチレングリコール)、ポリビニルピロリドン或はアルカリ金属ポリアクリレート、・植物から抽出されかつ随意に改質されるもの、例えばカラゲーン、アルギネート、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース或はヒドロキシエチルセルロース、
・生合成により得られるもの、例えばキサンタンガム。
【0035】
水、界面活性剤及び随意の増粘性ポリマーの相対的な量は、少なくとも一種のポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂を含むシリコーン相の粘度、並びに界面活性剤(それらの混合物)の性質及び随意の増粘性ポリマー(それらの混合物)の性質の関数である。増粘性ポリマーの不存在においては、エトキシ単位を9或は10有するノニルフェノールを唯一の界面活性剤として用いて、粘度30〜500Pa・s程度を有するα、ω−ビス(トリメチル)−或は−(ヒドロキシ)ポリジメチルシロキサン油を含むシリコーン相のエマルションを安定化するために、水/水+界面活性剤の重量比を、例えば20/100〜70/100程度、優先的には25/100〜60/100程度にする。
【0036】
水及び唯一の界面活性剤としてのナトリウムドデシルスルフェートを水/水+界面活性剤の重量比5/7に従って含みかつその重量の0.5〜2%のヒドロキシエチルセルロースを増粘性ポリマーとして含有する水性相を使用することは、粘度5〜30Pa・s程度を有するα、ω−ビス(トリメチル)ポリジメチルシロキサン油の安定化を可能にさせる。
【0037】
シリコーン相を乳化させる作業は下記によって行うことができる:
・少なくとも一種の油及び/又はガム及び/又は樹脂+随意の溶媒+随意のシランを、水+界面活性剤+随意の水溶性ポリマー混合物に導入し、随意の充填剤を水性媒体中に存在させ及び/又は該混合物に導入し、次いで温度10°〜50℃程度で混練する;
・或は好ましくは、完全にもしくは一部存在させる[例えば油及び/又はガム及び/又は樹脂の全量の50〜90%]油及び/又はガム及び/又は樹脂+随意の溶媒+随意のシラン+随意の充填剤+界面活性剤+随意の水溶性ポリマー混合物に水を導入し、次いで温度10°〜50℃程度で混練し、随意に「水中油形」エマルションを形成した後に、残りの量の油及び/又はガム及び/又は樹脂を媒体に、混練し続けながら導入する。
【0038】
任意の慣用の混練手段、特に攪拌の遅い手段を使用することができる。すなわち、混練作業は、可動部が2,500回転/分以上で(好ましくは1,500回転/分以上で、極めて特には500回転/分以上で)回転せず、可動部の端部における接線速度が20m/sを越えない(好ましくは5m/sを越えない、極めて特には2.5m/sを越えない);有利には、可動部の末端における接線速度/可動部の端部とミキサーの壁との間の間隔の比が50,000s-1より小さい、好ましくは10,000s-1より小さい、極めて特には2,500s-1より小さい攪拌器を装着したミキサーにおいて行うことができる。
【0039】
例として、下記を挙げることができる:一軸もしくは多軸スクリュー押出機、遊星形ミキサー、フックミキサー、スローディスパーサー、静的ミキサーもしくはパドル、プロペラ、アームもしくはアンカーミキサー。
【0040】
発明における粘稠なシリコーン油及び/又はガム及び/又は樹脂エマルションは、特に貯蔵の際に安定である。それらは極めて微細にかつモノ分散性になることができる。それらの固形分は25%(又は該エマルションの目標とする用途に応じて、それ以下)〜98%の範囲にすることができ、固形分は希釈によって調整することが可能である。
【0041】
それらは、ガラス、コンクリート或は木材のような種々の材料で作られた表面に接着するシリコーンベースの組成物を製造するために、化粧製品(シャンプー、クリーム、コンディショニング剤、液体ソープ或はその他の身体衛生品)、産業或は家庭用清浄用品、家庭用スケール除去用品、表面磨き用品(例えば車用)或は艶出し剤(例えば靴用)を製造するために或は織物を軟化処理するために使用することができる。
【0042】
実施の形態を下記に挙げる:
1.シリコーン相を乳化させる作業を、少なくとも一種の油及び/又はガム及び/又は樹脂を、水+界面活性剤+随意の水溶性ポリマー混合物に導入し、次いで温度10°〜50℃の範囲で混練することによって行う。
2.シリコーン相を乳化させる作業を、少なくとも一種の油及び/又はガム及び/又は樹脂+随意の溶媒+随意のシランを、水+界面活性剤+随意の水溶性ポリマー混合物に導入し、随意の充填剤を水性混合物中に存在させ及び/又は該混合物に導入し、次いで温度10°〜50℃の範囲で混練することによって行う。
3.シリコーン相を乳化させる作業を、完全にもしくは一部存在させる油及び/又はガム及び/又は樹脂+随意の溶媒+随意のシラン+随意の充填剤+界面活性剤+随意の水溶性ポリマーに水を導入し、次いで温度10°〜50℃の範囲で混練し、随意に「水中油形」エマルションを形成した後に、残りの量の油及び/又はガム及び/又は樹脂を媒体に、混練し続けながら導入することによって行う。
4.混練作業を、可動部が2,500回転/分以上で回転せず、可動部の端部における接線速度が20m/sを越えない攪拌機を装着したミキサーにおいて行う。
5.可動部の末端における接線速度/可動部の端部とミキサーの壁との間の間隔の比が50,000s-1より小さい。
6.混練作業を、可動部が1500回転/分以上で回転せず、可動部の端部における接線速度が5m/sを越えない攪拌機を装着したミキサーにおいて行う。
7.可動部の末端における接線速度/可動部の端部とミキサーの壁との間の間隔の比が10,000s-1より小さい。
8.混練作業を、可動部が500回転/分以上で回転せず、可動部の端部における接線速度が2.5m/sを越えない攪拌機を装着したミキサーにおいて行う。
9.可動部の末端における接線速度/可動部の端部とミキサーの壁との間の間隔の比が2500s-1より小さい。
10.混練作業を、一軸−もしくは多軸−スクリュー押出機、遊星形ミキサー、フックミキサー、スローディスパーサー、静的ミキサーもしくはパドル、プロペラ、アームもしくはアンカーミキサーにおいて行う。
【0043】
【実施例】
例は指標として挙げるものであり、発明の範囲及び精神に対する制限として見なしてはいけない。
例1
下記を、Kustner(登録商標)タイプの5リットルアームミキサー(Kustnerにより市販される)に導入する:
・粘度が175Pa・sに等しいα、ω−ビス(ヒドロキシ)ポリジメチルシロキサン油(48 V 175000油)1,500g
・次いで、HLB値12.8を有するCemulsol NP 9(登録商標)(Rhone−Poulencにより市販されるエトキシ単位を9含有するノニルフェノール)75g。
媒体を90回転/分でおよそ15分間攪拌する。
【0044】
次いで、水100gを同じ攪拌によりおよそ10分かけてゆっくりランし、次いで、同じ攪拌によりおよそ150分間混練する。水/水+界面活性剤の重量比は 0.57である(この界面活性剤/水75/100混合物の動的粘度は、剪断勾配1s-1において380Pa・sである)。形成されたエマルションの平均粒径の、混練時間の関数としての進展を、Coulter N4S(登録商標)粒子寸法測定器を使用してモニターする。
【0045】
最終エマルションを、次いで、固形分70%を得るために、水584gで希釈する。
【0046】
例2
例1に記載する作業を、水100gに代えて50gを使用し(水/水+界面活性剤比0.4に相当する)、これをおよそ5分かけて導入して反復する。
下記の表1から、エマルションが一層速く微細になることが観測される。
【0047】
【表1】
Figure 0004060601
【0048】
例3
下記を、アンカー攪拌機系を装着した250cm3反応装置に導入する:
・Rhone−Poulencにより市販されるSiponic L4(登録商標)2.5g
・水2.5g。
混合物を150回転/分でおよそ5分間攪拌する。
濃厚なペーストが形成され、これに、およそ350回転/分で攪拌しながら、70641 V 500000ポリジフェニルジメチルシロキサン油(粘度500,000mPa・s)87gをおよそ20分かけて加える。油を導入した最後に、混合物を同じ攪拌によりおよそ15分間混練する。固形分70%及び粒径2.76μmを有するエマルションが得られる。
【0049】
例4
例1に記載する作業を、下記から反復する:
・粘度70Pa・sを有するα、ω−ビス(ヒドロキシ)ポリジメチルシロキサン油1500g
・Cemulsol NP 9、75g
・水75gをおよそ5分かけて導入する。これは水/水+界面活性剤比0.5に相当する。
【0050】
90回転/分で30、60及び90分混練した後に得られたエマルションの平均粒径は、それぞれ600、487及び495ナノメートルである。
最終エマルションを、固形分71%を得るために、水568gで希釈する。
【0051】
例5
例1に記載する作業を、下記から反復する:
・48 V 175000油1500g
・Cemulsol NP 9、150g
・水150gをおよそ10分かけて導入する。
【0052】
90回転/分で90分間混練した後に、安定な380nmエマルションが得られる。
後者を、水555gを加えることによって希釈して固形分75%にしかつ20分間再混練する。
【0053】
例6
下記を例1のミキサーに導入する:
・48 V 175000油1500g
・Cemulsol NP 5(登録商標)(Rhone−Poulencにより市販されるエトキシ単位を5含有するノニルフェノール)37.5g
・Cemulsol NP 12(登録商標)(Rhone−Poulencにより市販されるエトキシ単位を12含有するノニルフェノール)112.5 g。
【0054】
界面活性剤の混合物はHLB値13を有する。90回転/分で20分間混練した後に、水100gをおよそ6分かけて加える。混練を同じ条件下で1時間行い、更に水30gをおよそ2分かけて加え、混練を同じ条件下で1時間行う。得られたエマルションの平均粒径は580nmである。エマルションを、水470gで希釈することによって固形分75%に至らせる。
【0055】
例7
下記を例1のミキサーに導入する:
・48 V 175000油1500g
・下記の予め50℃に加熱した混合物:
・Genapol X 050(登録商標)
(Hoechstにより市販されるエトキシル化脂肪アルコール)45g
・Genapol UD 110(登録商標)
(Hoechstにより市販されるエトキシル化脂肪アルコール)45g。
界面活性剤混合物はHLB値12.5を有する。
【0056】
90回転/分で20分間混練した後に、水105gをおよそ6分かけて導入する。90回転/分で混練しながら、2つの母集団を含有するエマルションが得られる。エマルションの平均粒径の、混練時間の関数としての進展が表2に見られる。最終エマルションの固形分を、水440gを加えることによって調整して76%にしかつ90回転/分で20分間再混練する。
【0057】
【表2】
Figure 0004060601
【0058】
例8
粘稠なメトキシ官能性油の調製
下記を例1のミキサーに導入する:
・48 V 175000油1500g
・ビニルトリメトキシシラン15g。
90回転/分で10分間攪拌した後に、3.75%メタノール性水酸化リチウム(LiOH・H2O)溶液7.95gを加え、攪拌を同じ条件下で25分間行った後に、混合物を、リン酸とオクタメチルシクロテトラシロキサンとの、H3PO48.5%とアセイする反応生成物6gを加えることによって中和する。
【0059】
メトキシ官能性油の乳化
得られた油に、下記の混合物を加える:
・Cemulsol NP 5、75g
・及びCemulsol NP 12、75g。
界面活性剤の混合物はHLB値12を有する。
【0060】
媒体を90回転/分で10分間混練する。水130gをおよそ8分かけてゆっくり加え、次いで混練を90回転/分で90分間行う。
平均粒径535nmを有するエマルションが得られ、このエマルションを水420gで希釈する。
【0061】
例9
粘稠なメトキシ官能性油の調製
例8に記載する作業を、ビニルトリメトキシシラン15gに代えて45gを使用して反復する。
【0062】
メトキシ官能性油の乳化
得られた油に、HLB=11.7を有するCemulsol NP 7(登録商標)(Rhone−Poulencにより市販されるエトキシ単位を7含有するノニルフェノール)150gを加える。混練を90回転/分で5分間行い、次いで、水160gをおよそ10分かけて加え、混練を90回転/分で90分間行う。
【0063】
得られたエマルションは平均粒径1670nmを有する。それを、次いで水390gを加えることによって希釈する。
【0064】
例10
下記を例1のミキサーに導入する:
・48 V 175000油1525g
・(N−メチル−3−アミノプロピル)トリメトキシシラン15g。
混合物を90回転/分で20分間混練し、次いでわずかな真空下に5分間置く。
【0065】
下記を含有するプレミックスを加える:
・Cemulsol NP 5、75g及び
・Cemulsol NP 9、75g。
界面活性剤の混合物はHLB値11.4を有する。
【0066】
混練を90回転/分で10分間行い、次いで、水120gを攪拌しながらおよそ7分かけて導入し、混合物を90回転/分で45分間混練する。
得られたエマルションは平均粒径2400nmを有する。
【0067】
水30gをおよそ3分かけて加え、混練を同じ条件下で90分間続ける。その場合、粒径は1790nmになる。
【0068】
エマルションを、固形分74%を得るために、水400gで希釈する。
【0069】
例11
粘稠なメトキシ官能性油の調製
下記を例1のミキサーに導入する:
・48 V 175000油1500g
・ビニルトリメトキシシラン45g。
【0070】
90回転/分で5分間攪拌した後に、3.75%メタノール性水酸化リチウム溶液12gを加える。攪拌を90回転/分で20分間行い、次いで混合物を、リン酸とオクタメチルテトラシクロシロキサンとの、H3PO48.5%とアセイする反応生成物9gを加えることによって中和する。
同じ条件下で15分間攪拌した後に、脱気を減圧下で15分間行う。
【0071】
メトキシ官能性油の乳化
このようにして得られた油に、下記の混合物を加える:
・Cemulsol NP 5、75g及び
・Cemulsol NP 12、75g。
【0072】
攪拌を90回転/分で5分間行い、次いで水130gをおよそ8分かけて導入する。
90回転/分で90分間混練した後に、平均粒径630nmを有するエマルションが得られる。
それを、次いで水420gを加えることによって希釈する。
【0073】
例12
下記を、掻取りパドル攪拌機系を装着した250cm3反応装置に導入する:
・HLB値13.3を有するSoprophor
NP 10(登録商標)(Rhone−Poulencにより市販されるエチレンオキシド10単位でエトキシル化されたノニルフェノール)5.6g
・Aerosil 200(登録商標)親水性シリカ(Degussaにより市販される)(それの粒径は0.012マイクロメーターである)3g
・水8.4g。
混合物を150回転/分で5分間攪拌する。
【0074】
濃厚なペーストが形成され、これに、およそ350回転/分で攪拌しながら、粘度が70Pa・sに等しいα、ω−ビス(ヒドロキシ)ポリジメチルシロキサン油(48 V 70000油)83gをおよそ20分かけて加える。油を導入した最後に、混合物を同じ攪拌によりおよそ45分間混練する。固形分91.6%及び粒径1.14マイクロメーターを有するエマルションが得られる。
【0075】
例13
例12に記載する作業を、
一方で、
・Soprophor NP 10、 5g
・Aerosil 200(登録商標)シリカ
(Degussaにより市販される)6g
・水9g
及び、他方で、48 V 70000油80g
を使用して反復する。
【0076】
得られたエマルションは固形分91%及び粒径1.06マイクロメーターを有する。
【0077】
例14
例12に記載する作業を、
一方で、
・Soprophor NP 10、 4.9g
・粒径1.6マイクロメーターを有するTixosil 375(登録商標)親水性シリカ(Rhone−Poulencにより市販される)6g
・水9g
及び、他方で、48 V 70000油81g
を使用して反復する。
【0078】
得られたエマルションは固形分91.9%及び粒径0.99マイクロメーターを有する。
【0079】
例15
下記を、掻取りパドル攪拌機系を装着した250cm3反応装置に導入する:
・Soprophor NP 10、 5g
・水7g
混合物を150回転/分で5分間攪拌する。
【0080】
濃厚なペーストが形成され、これに、およそ350回転/分で攪拌しながら、48 V 70000油85g及びTixosil 375親水性シリカ3gをおよそ20分かけて加える。油及びシリカを導入した最後に、混合物を同じ攪拌によりおよそ45分間混練する。固形分93%及び粒径1.16マイクロメーターを有するエマルションが得られる。
【0081】
例16
下記を、掻取りパドル攪拌機系を装着した250cm3反応装置に導入する:
・Soprophor NP 10(登録商標)6.3g
・水7.7g
(この界面活性剤/水混合物の動的粘度は、剪断勾配1s-1において300Pa・s程度である)。
混合物を150回転/分で5分間攪拌する。
【0082】
濃厚なペーストが形成され、これに、およそ350回転/分で攪拌しながら、48 V 70000油86gをおよそ20分かけて加える。油を導入した最後に、混合物を同じ攪拌によりおよそ75分間混練する。固形分92.3%を有するエマルションが得られる。
平均粒径の、混練時間の関数としての進展を、表3に挙げる。
【0083】
例17
例16に記載する作業を、
一方で、
・HLB13.3を有するCemulsol NP 10(登録商標)6.3g
・水7.7g
及び、他方で、粘度100Pa・sを有するα、ω−ビス(トリメチル)ポリジメチルシロキサン油(47 V100000油)86g
から反復する。
【0084】
得られたエマルションは固形分92.3%を有する。
平均粒径の、混練時間の関数としての進展を、表3に挙げる。
【0085】
例18
例16に記載する作業を、
一方で、
・HLB13.3を有するCemulsol NP 10(登録商標)5g
・水5g
(この界面活性剤/水混合物の動的粘度は、剪断勾配1s-1において253Pa・sである)
及び、他方で、粘度500Pa・sを有するα、ω−ビス(トリメチル)ポリジメチルシロキサン油(47 V500000油)90g
から反復する。
【0086】
得られたエマルションは固形分95%を有する。
平均粒径の、混練時間の関数としての進展を、表3に挙げる。
【0087】
例19
例16に記載する作業を、
一方で、
・HLB13.3を有するCemulsol NP 10(登録商標)6.3g
・水7.7g
及び、他方で、デカメチルシクロペンタシロキサン(D5)中のGomme FB(登録商標)(Rhone−Poulencにより市販されるコンシステンシー700〜1000程度を有するα、ω−ビス(トリメチル)ポリジメチルシロキサンガム)40重量%溶液86g
から反復する。
【0088】
得られたエマルションは固形分92.3%を有する。
平均粒径の、混練時間の関数としての進展を、表3に挙げる。
【0089】
【表3】
Figure 0004060601
【0090】
例20
下記を、掻取りパドル攪拌機系を装着した250cm3反応装置に導入する:
・Cemulsol NP 10(登録商標)6.3g
・水7.7g。
混合物を150回転/分で5分間攪拌する。
濃厚なペーストが形成され、これに、およそ350回転/分で攪拌しながら、反応装置の底部に位置させた押込ポンプを使用して、Gomme FB86gをおよそ20分かけて加える。油を導入した最後に、混合物を、2つの掻取り混練ヘリックスを装備したBrabender(登録商標)ファリノグラフ(Brabenderにより市販される)のトラフ導入して数時間混練する。固形分92.3%を有するエマルションが得られる。
平均粒径の、混練時間の関数としての進展を、表4に挙げる。
【0091】
【表4】
Figure 0004060601
【0092】
例21(比較)
例17に記載する作業を、
一方で、
・Cemulsol NP 10、 3g
・水11g
(この水性媒体の粘度はおよそ10mPa・sである)及び、他方で、47 V100000油86g
から反復する。
【0093】
得られたエマルションは30マイクロメーターより大きい平均粒径を有し、ミリメーターの滴を有する。
【0094】
例22(比較)
例16に記載する作業を、
一方で、
・Cemulsol NP 10、 3g
・水11g
及び、他方で、粘度30Pa・sを有するα、ω−ビス(トリメチル)ポリジメチルシロキサン油(47 V 30000油)86g
から反復する。
【0095】
得られたエマルションは10マイクロメーターより大きい平均粒径を有し、およそ1mmの滴を有する。
【0096】
例23
例16に記載する作業を、
一方で、
・HLB値が20より大きいナトリウムドデシルスルフェート3g
・水4g
及び、他方で、粘度30Pa・sを有するα、ω−ビス(トリメチル)ポリジメチルシロキサン油(47 V 30000油)93g
から反復する。
【0097】
得られたエマルションは平均粒径2.04マイクロメーターを有する。
【0098】
例24
例16に記載する作業を、
一方で、
・ナトリウムドデシルスルフェート3g
・水3g
及び、他方で、粘度30Pa・sを有するα、ω−ビス(トリメチル)ポリジメチルシロキサン油(47 V 30000油)94g
から反復する。
【0099】
得られたエマルションは平均粒径1.67マイクロメーターを有する。
【0100】
例25
例16に記載する作業を、
一方で、
・HLB値>20を有するテトラデシルトリメチルアンモニウムブロミド3g
・水4g
及び、他方で、粘度30Pa・sを有するα、ω−ビス(トリメチル)ポリジメチルシロキサン油(47 V 30000油)93g
から反復する。
【0101】
得られたエマルションは平均粒径2.13マイクロメーターを有する。
【0102】
例26
例16に記載する作業を、
一方で、粘度が、剪断勾配1s-1において100Pa・sである、下記を含有する水性相7g:
・ナトリウムドデシルスルフェート2重量部
・水5重量部
・Natrosol 250 HR(登録商標)(Herculesにより市販されるヒドロキシエチルセルロース)2重量%
及び、他方で、47 V 30000油93g
から反復する。
【0103】
45分間攪拌した後に、得られたエマルションは平均粒径2.84マイクロメーターを有する。
【0104】
例27
例16に記載する作業を、
一方で、下記を含有する水性相7g:
・ナトリウムドデシルスルフェート2重量部
・水5重量部
・水性相の粘度が少なくともシリコーン油の粘度に等しくなるような量のNatrosol 250 HR(登録商標)(本明細書以降HECとして知られるヒドロキシエチルセルロース)
及び、他方で、粘度5Pa・sを有するα、ω−ビス(トリメチル)ポリジメチルシロキサン油(47 V 5000油)93g
から反復する。
【0105】
45分間攪拌した後に得られたエマルションの平均粒径を、表5に挙げる。
【表5】
Figure 0004060601
水性相にHECを加えないで形成されたエマルションは、この連続相の粘度が乳化されたシリコーン油の粘度に比べてずっと小さいことから、クルードである。
【0106】
例28
下記を10リットルNeulinger(登録商標)タービン遊星形ミキサー(Neulingerにより市販される)に導入する:
・48 V 175000油2,500g
・Cemulsol NP 9 250g。
媒体を、遊星形系を60回転/分で使用しかつタービンを500回転/分で使用して6分間攪拌する。
【0107】
水82gを攪拌しながらおよそ5分かけて導入し(これは水/水+界面活性剤重量比0.25に相当する)、次いで混練作業を上記した通りにして再び100分間続ける。
【0108】
エマルションの平均粒径の、混練時間の関数としての進展を、表6に挙げる。
最終エマルションを、次いで、固形分を62.7%に調節するように、水1467gで希釈する。
【0109】
【表6】
Figure 0004060601
【0110】
例29
下記を、掻取りパドル攪拌機系を装着した250cm3反応装置に導入する:
・Cemulsol NP 10(登録商標)6.3g
・水7.7g。
混合物を150回転/分で5分間攪拌する。
【0111】
濃厚なペーストが形成され、これに、およそ350回転/分で攪拌しながら、反応装置の底部に位置させた押込ポンプを使用して、Gomme 761(登録商標)(Rhone−Poulencにより市販されるポリジフェニルジメチルシロキサンガム)86gをおよそ20分かけて加える。油を導入した最後に、混合物を、2つの掻取り混練ヘリックスを装備したBrabender(登録商標)ファリノグラフ(Brabenderにより市販される)のトラフ導入して30分間混練する。
【0112】
[空隙]及び粒径2.4μmを有するエマルションが得られる。
このエマルションを、次いで、固形分50%が得られるまで希釈する。
【0113】
例30
例3の粘稠なシリコーン油エマルション1.42重量部を下記の組成のシャンプーコンディショナー配合物に導入する:
・ナトリウムラウレススルフェート* 36.0重量部
・ラウラミドDEA* 2.0重量部
・グリコールジステアレート* 2.0重量部
・PEG6000ジステアレート* 1.50重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるRhodicare D(登録商標)キサンタンガム0.35重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるJaguar HP 60(登録商標)ヒドロキシプロピルグアーガム* 0.65重量部
・防腐剤0.5重量部
・芳香剤0.25重量部
・Rhone−Poulencにより市販される Alkamuls(登録商標)ポリソルベート20* 0.25重量部
・最終組成物(粘稠な油エマルション+シャンプー配合物)100重量部を得ることを可能にする量の蒸留水。
[*C.T.F.A.(Cosmetic,Toiletry and Fragrance Association)、化粧品及び身体衛生業者において用いられる名称]
【0114】
粘稠なシリコーン油エマルションの導入は、乾燥或は湿潤髪の櫛梳き及びスタイリングを容易にさせ、乾燥した髪のつやを増大させ、湿潤髪の乾燥を向上させることが観察される。
【0115】
例31
例18のシリコーン油エマルション1.16重量部を下記の組成のマイルドシャンプーコンディショナー配合物に導入する:
・ナトリウムラウレススルフェート* 36.0重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるMiranol C2M CONC NP(登録商標)ジナトリウムココアンホジアセテート* 4.0重量部
・ラウラミドDEA* 2.0重量部
・グリコールジステアレート* 2.0重量部
・PEG6000ジステアレート* 0.50重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるRhodicare D(登録商標)キサンタンガム0.35重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるJaguar HP 60(登録商標)ヒドロキシプロピルグアーガム* 0.65重量部
・防腐剤0.5重量部
・芳香剤0.25重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるAlkamuls(登録商標)ポリソルベート20* 0.25重量部
・最終組成物(粘稠な油エマルション+シャンプー配合物)100重量部を得ることを可能にする量の蒸留水。
【0116】
粘稠なシリコーン油エマルションの導入は、乾燥或は湿潤髪の櫛梳き及びスタイリングを容易にさせ、湿潤髪の乾燥を向上させることが観察される。
【0117】
例32
例29のシリコーンガムエマルション2.0重量部を下記の組成の日焼け防止(antisun)クリーム配合物に導入する:
・Exxonにより市販されるMarcol 52(登録商標)鉱油10.0重量部
・ホホバ油* 5.0重量部
・イソプロピルパルミテート10.0重量部
・1、2−プロパンジオール5.0重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるU−V Rodialux A(登録商標)遮断剤3重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるU−V Rodialux S(登録商標)遮断剤3重量部
・防腐剤0.5重量部
・Gattefosseにより市販されるTefose 63(登録商標)乳化用ベース15.0重量部
・芳香剤0.25重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるAlkamuls(登録商標)ポリソルベート20* 0.25重量部
・最終組成物(ガムエマルション+クリーム配合物)100重量部を得ることを可能にする量の蒸留水。
【0118】
シリコーンガムエマルションの導入は、U−V遮断剤を皮膚上に持続させるのを増大し、このクリームの遮断活性は長期の水浴の後でさえ維持されることが観測される。
【0119】
例33
例18のシリコーン油エマルション1.16重量部を下記の組成のシェービングフォーム配合物に導入する:
・ステアリン酸4.8重量部
・ヤシ脂肪酸1.2重量部
・トリエタノールアミン2.65重量部
・プロピレングリコール3.0重量部
・グリセロール4.5重量部
・芳香剤0.25重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるAlkamuls(登録商標)ポリソルベート20* 0.25重量部
・発泡剤(3.2バール)10.0重量部
・最終組成物(粘稠な油エマルション+シェービングフォーム配合物)100重量部を得ることを可能にする量の蒸留水。
【0120】
粘稠なシリコーン油エマルションの導入は、かみそりが皮膚の上を滑るのを一層容易にし、かみそりによる刺激を低減し、ひげを剃った後に皮膚に極めてソフトな感じを与えることが観測される。
【0121】
例34
例3のシリコーン油エマルション1.42重量部を下記の組成のスタイリングムース配合物に導入する:
・Rhone−Poulencにより市販されるMirataine CB(登録商標)コカミドプロピルベタイン* 1.5重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるMirataine BET−O−30(登録商標)オレアミドプロピルベタイン* 1.5重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるPolycare 133(登録商標)ポリメタクリルアミドプロピルトリモニウムクロリド* 4.0重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるSilbione 70646(登録商標)シリコーン油(ジメチコーンコポリオール)1.0重量部
・防腐剤0.5重量部
・芳香剤0.25重量部
・Rhone−Poulencにより市販されるAlkamuls(登録商標)ポリソルベート20* 0.25重量部
・発泡剤(3.2バール)10.0重量部
・最終組成物(粘稠な油エマルション+スタイリングムース配合物)100重量部を得ることを可能にする量の蒸留水。
粘稠なシリコーン油エマルションの導入は、髪の櫛梳き、スタイリング及びつやを向上させることが観測される。
【0122】
例35
下記の組成によって規定される混合物を考える:
・48 V 70000シリコーン油:100部(a)
・cemulsol NP 9:10部(b)
・水:6.7部(c)。
【0123】
使用する混合具はCompany Liestritzにより市販される同時に回転する二軸スクリューである。縦方向のスクリュー軸は平行であり、同じ方向に回転する。スクリューは2つのねじ山からなり、自己清浄性である。スクリューは直径34mmを有し、L/D比は45である(Lは各々のスクリューの長さを表わし、Dは直径を表わす)。L及びDは同じ単位で表わす。回転の速度は0〜380回転/分の範囲にすることができ、押出機のスクリューの接線速度は1.2m/sに達することができる。押出機の端に直径9mmを有するダイを取り付ける。
【0124】
本例では、押出機を、温度20°〜25℃の冷水を強制循環させることによって冷却する。速度を350回転/分に設定する。成分の全流量は11kg/hである。成分を規定する組成比に従って、連続にかつ同時に押出機に導入する。
【0125】
油(a)及びcemulsol(b)を別々にであるが、押出機の上流の位置の同じ点に注入する。水を、油及びcemulsolを加入する点より下流に導入す る。油及びcemulsolは、成分を運ぶことからなるスクリューの最も上流の領域に注入し、成分を混練する領域が続く。水を、混練領域が終わるコンベヤー成分の領域に加入する。スクリューは、次いでコンベヤー領域と混練領域との交互からなる。
【0126】
エマルションの平均粒径を、Coulter N4S粒子寸法測定器を使用して測定する。その値は0.38μmである。
【0127】
例36
例35と同じ組成の混合物を考える。二軸スクリュー押出機は例35に記載するのと同じであるが、L/D比15を有する。全流量は11kg/hであり、速度を350回転/分に設定する。水性エマルションの平均粒径は0.4μmである。
【0128】
例37
下記の組成を有する混合物を考える:
・48 V 70000油:100部
・cemulsol:2.5部
・水:6.7部。
押出機は例36に記載するのと同様である。平均粒径は2.71μmである。

Claims (12)

  1. 下記のP1からP5、すなわち、
    P1:
    (i)少なくとも一種のポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂を含み、25℃における動的粘度が少なくとも3Pa・sに等しい、或は25℃におけるコンシステンシーが2,000より小さいシリコーン相(A)100重量部;
    (2i)水2〜20重量部;並びに
    (3i)少なくとも一種の界面活性剤(B)、或は少なくとも一種の界面活性剤(B)0.5〜10重量部と分子質量が10,000g/モルより大きい少なくとも一種の水溶性の増粘性ポリマー(C)2.5×10-4〜20重量部との組合せ3〜20重量部;
    の混合物を混練する工程から本質的になる方法に従って得られるシリコーン油及び/又はガム及び/又は樹脂の水性エマルションを含む化粧品用素材であって;
    P2:
    該界面活性剤(B)はHLB値少なくとも10を有し、成分(2i)及び(3i)の相対的な量は、成分(2i)及び(3i)の混合物の前記粘度或はコンシステンシーがシリコーン相(i)の前記粘度或はコンシステンシーの十分の一より大きくなるような量とし;
    P3:
    該混練は、攪拌器を装着したミキサーにおいて攪拌器の可動部が、可動部の端部における接線速度が2.5m/sを越えないで、可動部が500回転/分以上で回転しないで粒径0.2〜3マイクロメーターの範囲を有する「水中油」形のエマルションを生成する程の期間行い;
    P4:
    ただし、少なくとも一種の非イオン系界面活性剤を含む界面活性剤の混合物が存在する場合、該混合は単一段で行うことを条件とし;
    P5:
    次いで、媒体を随意に所望の固形分に従って水で希釈する方法であること;
    を特徴とする化粧品用素材。
  2. 下記:
    ・少なくとも一種のポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂を含み、25℃における動的粘度が少なくとも30Pa・sに等しい、或は25℃におけるコンシステンシーが2,000より小さいシリコーン相(A)100重量部;
    ・水3〜15重量部;
    ・少なくとも一種の界面活性剤(B)或は少なくとも一種の界面活性剤(B)1〜10重量部と、分子質量が100,000g/モルより大きい少なくとも一種の水溶性の増粘性ポリマー(C)0.001〜15重量部との組合せ5〜15重量部
    を含む混合物を混練し、
    該界面活性剤(B)はHLB値少なくとも10を有し、水、構成成分(B)及び随意に(C)の相対的な量を、水+界面活性剤+随意の水溶性の増粘性ポリマーの混合物の粘度或はコンシステンシーがシリコーン相(A)の粘度或はコンシステンシーに等しく又はそれより大きくなるようにし;該混練は、粒径0.2〜3マイクロメーターの範囲を有する「水中油」形のエマルションを生成する程の期間及び剪断作用条件下で行い;
    −少なくとも一種の非イオン系界面活性剤を含む界面活性剤の混合物が存在する場合、該混合を単一段で行い;
    −次いで、媒体を随意に所望の固形分に従って水で希釈する
    ことを含む方法に従って得られるシリコーン油及び/又はガム及び/又は樹脂の水性エマルションを含むことを特徴とする請求項1記載の化粧品用素材。
  3. シリコーン相(A)を下記:
    ・粘度が少なくとも3Pa・sに等しい、ポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂、
    ・粘度が少なくとも3Pa・sに等しい、ポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂の混合物、
    ・粘度が少なくとも3Pa・sに等しい、ポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂並びに該油及び/又はガム及び/又は樹脂の少なくとも一種の溶媒及び/又は少なくとも一種のシラン及び/又は少なくとも一種のシリカ質もしくは非シリカ質充填剤の混合物
    からなる相から選ぶことを特徴とする請求項1又は2記載の化粧品用素材。
  4. シリコーン相(A)を下記:
    ・粘度が30〜2,500Pa・sの範囲、或はコンシステンシーが200〜2,000の範囲のポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂、
    ・粘度が30〜2,500Pa・sの範囲、或はコンシステンシーが200〜2,000の範囲のポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂の混合物、
    ・粘度が30〜2,500Pa・sの範囲、或はコンシステンシーが200〜2,000の範囲の、ポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂並びに該油及び/又はガム及び/又は樹脂の少なくとも一種の溶媒及び/又は少なくとも一種のシラン及び/又は少なくとも一種のシリカ質もしくは非シリカ質充填剤の混合物
    からなる相から選ぶことを特徴とする請求項3記載の化粧品用素材。
  5. ポリオルガノシロキサン油及びガムが下記式の単位:
    R’3-aaSiO1/2及びR2SiO
    式中、aは0〜3の整数であり、
    Rラジカルは同じであり或は異なり、下記を表わす:
    ・炭素原子1〜10を含有する飽和或は不飽和の脂肪族炭化水素基;
    ・炭素原子6〜13を含有する芳香族炭化水素基;
    ・ケイ素にSi−C或はSi−O−C結合により結合された極性有機基;
    ・水素原子;
    R’ラジカルは同じであり或は異なり、下記を表わす:
    ・OH基;
    ・炭素原子1〜10を含有するアルコキシ或はアルケニルオキシ基;
    ・炭素原子6〜13を含有するアリールオキシ基;
    ・炭素原子1〜13を含有するアシルオキシ基;
    ・炭素原子1〜8を含有するケチミンオキシ基;
    ・ケイ素にSi−N結合により結合された、炭素原子1〜6を含有するアミノ−或はアミド官能基
    を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一記載の化粧品用素材。
  6. 前記油のRラジカルの少なくとも80%がメチル基を表わすことを特徴とする請求項5記載の化粧品用素材。
  7. ポリオルガノシロキサン樹脂が、下記式の単位:
    RSiO3/2(T単位)及び/又はSiO2(Q単位)を下記式の単位:
    R’3-aaSiO1/2(M単位)及びR2SiO(D単位)
    (式中、a、R及びR’は請求項5に挙げる定義を有する)
    と組み合わせて含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一記載の化粧品用素材。
  8. シランが、ポリオルガノシロキサン油及び/又はガム及び/又は樹脂100重量部当り0〜10重量部の範囲の量で存在する該ポリオルガノシロキサン油、ガムもしくは樹脂の合成からの副生物或は油及び/又はガム及び/又は樹脂100重量部当り0.5〜30重量部の範囲の量で存在する該油、ガムもしくは樹脂の架橋剤であり、該シランは(Rb)Si(OR’)4-b式(式中、bは0〜4の整数であり、R及びR’は請求項5に挙げる定義を有する)を有することを特徴とする請求項3〜7のいずれか一記載の化粧品用素材。
  9. 前記シランが、油及び/又はガム及び/又は樹脂の重量の200%までの範囲にすることができる量で存在する、アミノプロピルトリエトキシシラン、アミノプロピルメチルジエトキシシラン或はグリシドキシプロピルトリメトキシシランのようなシリコーン組成物を接着させるための剤であることを特徴とする請求項3〜7のいずれか一記載の化粧品用素材。
  10. シリカ質もしくは非シリカ質充填剤が、油及び/又はガム及び/又は樹脂の重量の300%までの範囲にすることができる量で存在する粒径0.001〜300μmの範囲を有する補強用或は半補強用充填剤であることを特徴とする請求項3〜9のいずれか一記載の化粧品用素材。
  11. 界面活性剤(B)が、HLB値が10より大きい非イオン系、HLB値が10より大きいアニオン系、カチオン系、双性イオン系或は両性系であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一記載の化粧品用素材。
  12. 増粘性ポリマー(C)が水に少なくとも50%に可溶性でありかつポリ(ビニルアルコール)、ポリ(エチレングリコール)、ポリビニルピロリドン、アルカリ金属ポリアクリレート、カラゲーン、アルギネート、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース或はヒドロキシエチルセルロースから選ぶことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一記載の化粧品用素材。
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