JP4060551B2 - 光信号送信装置及び光信号送信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、ファラディーミラー方式量子暗号装置における送信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は例えば、G.Ribordy,et.al.“Automated‘plug & play’quantum key distribution,” ELECTRONICS LETTERS Vol.34 No.22 pp.2116−2117(1998)もしくは国際特許公開公報WO98/10560 QUANTUM CRYPTOGRAPHY DEVICE AND METHODに示された従来のファラディーミラー方式量子暗号装置の構成図であり、図7において、量子暗号送信装置100は、通信用光ファイバー10と接続するカプラ1、このカプラ1に通信用光ファイバー10から入力された光パルスを検出する光検出器2、入力された光パルスの偏光モードを調整する偏光コントローラ3、光パルスの強度を減衰し、当該量子暗号装置から出力される光パルスの強度を量子レベル(パルスあたり光子0.1個)にするアッテネータ4、入力されたパルスをその偏光面を90度回転させて反射する、従って、TE偏波の入力パルスはTM偏波の光パルスとして反射し、TM偏波の入力パルスはTE偏波の光パルスとして反射するファラディーミラー7、通過するパルスに位相変調をかける位相変調器8から構成されている。量子暗号受信装置200は、カプラ51、光子検出器52、光子検出器53、偏光コントローラ54、偏光コントローラ55、偏光ビームスプリッタ56、サーキュレータ57、位相変調器58、制御板59、レーザ60、短光路61、長光路62から構成されている。
【0003】
次に動作について図8を用いて説明する。図7の量子暗号受信装置200は、レーザ60により光パルスPを発生させる。光パルスPはカプラ51により短光路61と長光路62とに分割される。長光路62の光パルスは偏光コントローラ55により偏光面を調整され、位相変調器58を通り偏光ビームスプリッタ56により通信用光ファイバー10に出力される。短光路61の光パルスも通信用光ファイバー10に出力される。短光路61より長光路62の方が長い経路をもつので、2つの異なったパルスP1とP2が通信用光ファイバー10に出力される。こうして、通信用光ファイバー10には、2つの異なった偏光モードをもった光パルスP1とP2が出力される。
【0004】
量子暗号送信装置100には通信用光ファイバー10を通して、2つの異なった偏光モードをもった光パルスP1とP2がタイミングをずらして入力される。通信用光ファイバー10を介して入力された光パルスP1とP2とはそれぞれカプラ1により2つに分割され、カプラ1で分割された一方の光パルスP1,P2は光検出器2により検知される。光検出器2の光パルス検出タイミングに従い、位相変調器8は光パルスP1,P2のうち光パルスP2のみに変調をかけることになる。カプラ1で分割されたもう一方の光パルスP1,P2は、位相変調器8が最適に作用するように偏光コントローラ3により偏光面を調整される。このとき、タイミングをずらして量子暗号送信装置100に入力された2つの光パルスP1とP2のうち1番目の光パルスP1はTE偏波の偏光モードになるように調整される。従って、2番目の光パルスP2はTM偏波の偏光モードになる。偏光コントローラ3とアッテネータ4とを通過しファラディーミラー7に向かう光パルスは位相変調器8を通過しファラディーミラー7に入力される。ファラディーミラー7に入力された光パルスは、その偏光モードがTE偏波の光パルスはTM偏波の光パルスとして反射され、TM偏波の光パルスはTE偏波の光パルスとして反射される。反射された光パルスは再び位相変調器8を通過する。位相変調器8はファラディーミラー7で反射されて位相変調器8を通過する2つの光パルスP1,P2のうち2番目の光パルスP2にのみ位相変調をかけるように制御板9によりタイミングが調整されている。位相変調を受けた光パルスP2は通信用光ファイバー10に向けて入射してきた光路を逆行するように送信される。ファラディーミラー7を反射後に位相変調器8を通過した2つの光パルスP1,P2はアッテネータ4に向かう。アッテネータ4は位相変調器8で位相変調を受けた光パルスの強度が量子レベル(パルスあたり光子0.1個)になるまで光パルスの強度を減衰させる。このあと光パルスは偏光コントローラ3、カプラ1の順に通過して通信用光ファイバー10に送信される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のファラディーミラー方式量子暗号送信装置は、当該装置に入力された光パルスが同一光路を往路と復路で通過するため、光パルスが位相変調器8を2回通過し、かつ、偏光モードが比較的損失の少ないTE偏波と損失の極めて大きいTM偏波の両モードで通過するため、光強度の損失Lが非常に大きくなる。量子暗号装置調整時はS/N比(シグナル/ノイズ比)を高めるためアッテネータ4を外して各部の調整を行なうが、光強度の損失Lが大きいと量子暗号装置調整時におけるS/N比が極端に小さくなる問題点があった。
【0006】
ここで、光強度の損失について説明する。
たとえば、通信用光ファイバー10から入力した光パルスの強度をSとし、位相変調器8のTE偏波の損失をL8(TE)とし、位相変調器8のTM偏波の損失をL8(TM)とし、その他の損失をLZとし、以下のような値をとるものとする。
S=50dB
L8(TE)=6dB
L8(TM)=30dB
LZ=2dB
全体の光強度の損失をLとすると、Lは以下の式で求めることができる。
L=L8(TE)+LZ+L8(TM)+LZ
=6+2+30+2
=40dB
アッテネータ4を外して調整する場合の光パルスの強度をMとすると、
M=S−L=50−40=10dB
となり、損失Lが大きいほど光パルスの強度Mは小さくなり、S/N比が悪くなり、調整作業がしにくくなる。
【0007】
この発明は、量子暗号調整時に光強度損失の小さい量子暗号送信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る光信号送信装置は、光信号を受信し、光信号の光路となるとともに、光信号を送信する第1の光路と、
上記第1の光路に設けられ、第1の光路から光信号を分離する第1と第2の偏光ビームスプリッタと、
上記第1と第2の偏光ビームスプリッタの間に設けられ、第1と第2の偏光スプリッタにより分離された光信号の光路となる第2の光路と、
上記第2の光路に設けられ、光信号に位相変調をかける位相変調器と
を有することを特徴とする。
【0009】
上記光信号送信装置は、さらに、
上記第1の光路の端部に光信号の偏光モードを変更するとともに光信号を反射するミラーを備え、
上記第1の光路は、光信号の往路と復路として用いられ、
上記第2の光路は、第1と第2の偏光ビームスプリッタにより分離された光信号の往路と復路として用いられることを特徴とする。
【0010】
上記第1の光路は、TE偏波の光パルスとTM偏波の光パルスとを有する光信号を受信し、
上記第1と第2の偏光ビームスプリッタは、TE偏波の光パルスを分離し、
上記位相変調器は、TE偏波の光パルスに位相変調をかけることを特徴とする。
【0011】
この発明に係る光信号送信方法は、
第1の光路を流れ、TE偏波とTM偏波とを有する光信号からTE偏波を第2の光路に分離する分離工程と、
分離工程により第2の光路に分離されたTE偏波に対して位相変調をかける位相変調工程と、
位相変調工程により位相変調をかけられたTE偏波を第1の光路に合流させる合流工程と
を備えたことを特徴とする。
【0012】
上記光信号送信方法は、光信号を反射させて光路を往復させる往路工程と復路工程とを有し、
位相変調工程は、復路工程において実行されることを特徴とする。
【0013】
この発明に係る光信号送信装置は、光信号を受信し、光信号の光路となるとともに、光信号を送信する送受信光路と、
送受信光路の端部に設けられ、送受信光路からの光信号を分離する偏光ビームスプリッタと、
両端が上記偏光ビームスプリッタに接続され、上記偏光ビームスプリッタにより分離された光信号を上記偏光ビームスプリッタに環流させる光路となるループ光路と、
ループ光路に設けられ、光信号に位相変調をかける位相変調器と、
ループ光路に設けられ、光信号の偏光モードを変更する偏光モード変更器と
を有することを特徴とする。
【0014】
また、偏光モード変更器は、光ファイバーの偏波軸のファースト軸とスロー軸を接続することで偏光モードを変更するファースト・スローカプラを備え、
送受信光路は、光信号の往路と復路として用いられ、
ループ光路は、偏光ビームスプリッタにより分離された光信号の往路と復路として用いられることを特徴とする。
【0015】
また、送受信光路は、TE偏波の光パルスとTM偏波の光パルスとを有する光信号を受信し、上記偏光ビームスプリッタは、TE偏波の光パルスとTM偏波の光パルスを分離し、上記位相変調器は、TE偏波の光パルスに位相変調をかけることを特徴とする。
【0016】
この発明に係る光信号送信方法は、送受信光路を流れTE偏波とTM偏波とを有する光信号からTE偏波とTM偏波とを分離してループ光路の一端と他端とへ出力する分離工程と、
分離工程により分離されたTE偏波に対してループ光路において位相変調をかける位相変調工程と、
ループ光路の他端と一端とから出力される光信号を合流させる合流工程と
を備えたことを特徴とする。
【0017】
上記光信号送信方法は、送受信光路において光信号を往復させる往路工程と、復路工程と、ループ光路において光信号を貫流させる環流工程とを有し、
上記位相変調工程は、環流工程において実行されることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はファラディーミラー方式量子暗号装置における量子暗号送信装置100を示す光学系構成図である。この実施の形態に係るファラディーミラー方式量子暗号送信装置は、2つの偏光ビームスプリッタを用いることにより送信装置内光路の往路と復路を異なるものとしたものである。
図において、量子暗号送信装置100は、通信用光ファイバー10と接続するカプラ1、このカプラ1に通信用光ファイバー10から入力された光パルスを検出する光検出器2、入力された光パルスの偏光モードを調整する偏光コントローラ3、光パルスの強度を減衰し、当該量子暗号装置から出力される光パルスの強度を量子レベル(パルスあたり光子0.1個)にするアッテネータ4、光パルスをその偏光モードに従い、TE偏波の光パルスは位相変調器8を通す変調光路13に、TM偏波の光パルスをバイパスするバイパス光路11に自動的に切り替える偏光ビームスプリッタ5と偏光ビームスプリッタ6、入力されたパルスをその偏光面を90度回転させて反射する、従って、TE偏波の入力パルスはTM偏波の光パルスとして反射し、TM偏波の入力パルスはTE偏波の光パルスとして反射するファラディーミラー7、通過するパルスに位相変調をかける位相変調器8を備えている。アッテネータ4、偏光ビームスプリッタ5,偏光ビームスプリッタ6、ファラディーミラー7を結ぶ光路が第1の光路R1である。また、偏光ビームスプリッタ5、位相変調器8、偏光ビームスプリッタ6を結ぶ光路が第2の光路R2である。第2の光路R2は、第1の光路R1に対して並列に配置される。位相変調器8は、第2の光路R2に配置されている。その他の構成は、図7と同じである。
【0019】
次に動作について図2,図3,図4を用いて説明する。
図2は、量子暗号送信装置の動作フローチャートである。図3は、光パルスの各部における状態図である。図4はバイパス光路11と変調光路13における光パルスの時系列通過状況を示す図である。図3,図4において、P,P1,P2はパルスを示す。また、各パルスの上部に記載したL4,L5,L6,L8の矢印はそれぞれアッテネータ4、偏光ビームスプリッタ5、偏光ビームスプリッタ6、位相変調器8による光強度の損失があることを示している。
【0020】
(1)往路工程S20
まず、図1の量子暗号送信装置には通信用光ファイバー10を通して、2つの異なった偏光モードをもった光パルスP1,P2がタイミングをずらして入力される(S1)。通信用光ファイバー10を介して入力された光パルスP1,P2はそれぞれカプラ1により2つに分割され、カプラ1で分割された一方の光パルスP1,P2は光検出器2により検知される。光検出器2の光パルス検出タイミングに従い、位相変調器8は光パルスP1,P2のうち光パルスP2のみに変調をかけることになる。カプラ1で分割されたもう一方の光パルスP1,P2は、位相変調器8が最適に作用するように偏光コントローラ3により偏光面を調整される(S2)。このとき、タイミングをずらして量子暗号送信装置に入力された2つの光パルスP1,P2のうち1番目の光パルスP1はTE偏波の偏光モードになるように調整される。従って、2番目の光パルスはTM偏波の偏光モードになる。次にアッテネータ4により光パルスの強度が弱められる(S3)。偏光コントローラ3を通過しファラディーミラー7に向かう光パルスは偏光ビームスプリッタ5により、その偏光モードがTE偏波の光パルスP1は位相変調器8を通過する変調光路13に、TM偏波の光パルスP2は直接偏光ビームスプリッタ6に向かうバイパス光路11に選択される(S4)。異なる光路を通過した2つの光パルスP1,P2はいずれも偏光ビームスプリッタ6で合流されファラディーミラー7に入力される(S5)。ファラディーミラー7に入力された光パルスは、その偏光モードがTE偏波の光パルスはTM偏波の光パルスP1として反射され、TM偏波の光パルスはTE偏波の光パルスP2として反射される(S6)。
【0021】
(2)復路工程S30
反射された光パルスP1,P2は偏光ビームスプリッタ6でその偏光モードに従いTE偏波の光パルスP2は位相変調器8を通過する変調光路13に、TM偏波の光パルスP1は直接偏光ビームスプリッタ5に向かうバイパス光路11に選択される(S7)。位相変調器8はファラディーミラー7で反射されて位相変調器8を通過する光パルスP2にのみ位相変調をかけるように制御板9によりタイミングが調整されている(S8)。位相変調を受けなかった光パルスP1と位相変調を受けた光パルスP2とは通信用光ファイバー10に向けて,入射してきた光路を逆行するように送信される。ファラディーミラー7を反射後このように異なる光路を通過した2つの光パルスP1,P2は偏光ビームスプリッタ5で合流されアッテネータ4に向かう(S9)。アッテネータ4は位相変調器8で位相変調を受けた光パルスの強度が量子レベル(パルスあたり光子0.1個)になるまで光パルスの強度を減衰させる(S10)。このあと光パルスは偏光コントローラ3、カプラ1の順に通過して通信用光ファイバー10に送信される(S11)。
【0022】
図4に示すように、第1の光路R1の一部分であるバイパス光路11を通過する光パルスは、TM偏波の光パルスのみである。一方、第2の光路R2の変調光路13を通過する光パルスはTE偏波の光パルスのみである。これらの光パルスが通過する順番は、図4の矢印A1,A2,A3の順番である。また、矢印A4,A5,A6の順である。
【0023】
ここで、光強度の損失について説明する。
たとえば、通信用光ファイバー10から入力した光パルスの強度をSとし、偏光ビームスプリッタ5による光パルスの強度の損失をL5とし、偏光ビームスプリッタ6による光パルスの強度の損失をL6とし、位相変調器8による光パルスの強度の損失をL8とし、その他の損失をLZとし、以下のような値をとるものとする。
S=50dB
L5=5dB
L6=5dB
L8=6dB
LZ=2dB
全体の光強度の損失をLとすると、Lは以下の式で求めることができる。
L=(L5+L6)+LZ+(L6+L8+L5)+LZ
=5+5+2+5+6+5+2
=30dB
前述したように、送信装置に入射する光パルスは、位相変調器8に対するTE偏波とTM偏波の2つの光パルスがある。この光パルスはファラディーミラー7でTE偏波はTM偏波に、TM偏波はTE偏波に偏光面が回転されて反射され送信装置から出力される。従来は、位相変調器8には、1つの光パルスでTE偏波とTM偏波の2つの状態で通過する。しかし、位相変調器はTM偏波に関して透過率が低く、従来の構成では、入射パルスはたとえば、40dB低下して出力されることになる。
しかし、この実施の形態では、偏光ビームスプリッタ5,偏光ビームスプリッタ6を2個用いて、TM偏波の光パルスは、位相変調器8をバイパスする。TE偏波の光パルスのみを位相変調器8に通す。こうして、入射パルスの低減は30dBに抑えられ、S/N比に換算して10dBの向上が図られる。
【0024】
以上のように、この実施の形態では、2つの偏光ビームスプリッタ5,偏光ビームスプリッタ6を用いて量子暗号送信装置内光路を往路と復路を別々に設け、いずれか一方の光路上に位相変調器8を設置することを特徴とするファラディーミラー方式量子暗号送信装置を説明した。
【0025】
この実施の形態では、量子暗号送信装置を通過する光パルスは2つの偏光ビームスプリッタ5,偏光ビームスプリッタ6により往路と復路が別になり,位相変調器8を一回しか通過しない、かつ、TE偏波の偏光モードでしか通過しないので、入射パルスの量子暗号送信装置による損失がアッテネータ4を外したとき30dBとなり、従来技術の量子暗号送信装置の損失に比べて10dBの向上が実現できている。従って、調整時にはS/N比に換算して10dBの向上が図られ、より容易に量子暗号装置の調整を実現できる。
【0026】
実施の形態2.
図1においては、TE偏波を反射し、TM偏波を通過する偏光ビームスプリッタ5と偏光ビームスプリッタ6を用いていたが、図5に示すようにTE偏波を通過させ、TM偏波を反射する偏光ビームスプリッタ5aとTE偏波を通過する偏光ビームスプリッタ6aを用いてもかなわない。
【0027】
また、図6に示すように、TM偏波を通過する偏光ビームスプリッタ5とTE偏波を通過する偏光ビームスプリッタ6aを用いてもかまわない。あるいは、図示していないが、TE偏波を通過する5aとTM偏波を通過する偏光ビームスプリッタ6を用いてもかまわない。
【0028】
また、図1においては、ファラディーミラー7を用いていたが、ファラディーミラー7と同様の機能を持つものであればファラディーミラー7以外を用いてもかまわない。
【0029】
実施の形態3.
図9は、ファラディーミラー7を用いない構成を示す図である。
図9において、送信装置は、送受信光路R3とループ光路R4を備えている。送受信光路R3には、偏光コントローラ3とアッテネータ4と偏光ビームスプリッタ5が設けられている。偏光ビームスプリッタ5は、A,B,Cの3つのポートを有している。Aポートは、送受信光路R3を接続する。Bポートは、ループ光路R4の一端を接続する。Cポートは、ループ光路R4の他端を接続する。このように構成することにより、Bポートから出力された光信号は、Cポートに入力される。また、Cポートから出力された光信号は、Bポートに入力される。このように、ループ光路R4を用いて光信号をBポートとCポートの間でループさせることを、以下環流という。
ループ光路R4には、位相変調器8とファースト・スローカプラ70が設けられている。ファースト・スローカプラ70は、光ファイバーの偏波軸のファースト軸とスロー軸を接続することでTM偏波をTE偏波に変更するとともに、TE偏波をTM偏波に変更するものである。ファースト・スローカプラ70は、偏光モード変更器の一例である。
偏光ビームスプリッタ5を用いてTM偏波の光パルスとTE偏波の光パルスを分離し、TE偏波の光パルスは、直接位相変調器8に通す。TM偏波の光パルスは、ファースト・スローカプラ70を介して位相変調器8のもう一方の口に通す。
【0030】
図10は、図9に示した量子暗号送信装置の動作フローチャートである。
(1)往路工程S40
図10に示す往路工程S40のS1〜S4の動作は、図2に示したS1〜S4の動作と同じである。
(2)環流工程S50
偏光ビームスプリッタ5により分離されたTE偏波の光パルスは、位相変調器8に入力され、位相変調を受ける(S8)。次に、位相変調を受けたTE偏波の光パルスは、ファースト・スローカプラ70に入力され、偏光モードが変更され、TM偏波の光パルスとして出力される。
一方、偏光ビームスプリッタ5で分離されたTM偏波の光パルスは、ファースト・スローカプラ70に入力され、TM偏波からTE偏波に変更されて出力される。ファースト・スローカプラ70から出力されたTE偏波の光パルスは、位相変調器8に入力されるが、位相変調は行われず、そのまま偏光ビームスプリッタ5に出力される。
(3)復路工程S60
図10の復路工程S60のS9〜S11の動作は、図2に示したS9〜S11の動作と同じである。
【0031】
前述した往路工程S40と復路工程S60とは、送受信光路R3において行われる動作である。また、前述した環流工程S50は、ループ光路R4において行われる動作である。
【0032】
図9に示す構成を用いた場合でも、Bポートから出力されたTE偏波の光パルスは、位相変調器8を一度だけ通過してCポートに返送される。従って、光強度の損失は最小限に抑えられ、前述した実施の形態と同じ効果を奏することができる。
【0033】
なお、前述したファースト・スローカプラ70は、偏光モード変更器の一例であり、TM偏波とTE偏波との間での変更が可能なものであれば、他の機器を用いても構わない。例えば、1/2λ板(λは、波長)を用いても構わない。或いは、光通信ケーブルを90度ねじるようにしても構わない。或いは、光通信ケーブルを90度直交させて接続しても構わない。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、この発明の好適な実施の形態のファラディーミラー量子暗号方式送信装置によれば装置内光路は往路と復路で別々になっており、通過する光パルスは位相変調器8を一度だけ通過すればよいので、強度損失を低減でき、量子暗号送信装置調整時におけるS/N比を高めることができ調整が容易になるという効果がある。
【0035】
また、この発明によれば、ループ光路を用いるようにしたので、ファラディーミラーを用いることがなくなり、装置の構成が簡単になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の好適な実施の形態のファラディーミラー方式量子暗号送信装置の光学系構成図である。
【図2】 図1の動作フローチャートである。
【図3】 光パルスの状態を示す図である。
【図4】 光パルスの時系列通過状況を示す図である。
【図5】 実施の形態2の光学系構成図である。
【図6】 実施の形態2の光学系構成図である。
【図7】 従来からあるファラディーミラー方式量子暗号装置全体構成図である。
【図8】 従来からあるファラディーミラー方式量子暗号送信装置の光パルスの状態図である。
【図9】 実施の形態3の光学系構成図である。
【図10】 図9の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 カプラ、2 光検出器、3 偏光コントローラ、4 アッテネータ、5 偏光ビームスプリッタ、6 偏光ビームスプリッタ、7 ファラディーミラー、8 位相変調器、9 制御板、10 通信用光ファイバー、11 バイパス光路、13 変調光路、70 ファースト・スローカプラ、R1 第1の光路、R2第2の光路、R3 送受信光路、R4 ループ光路。

Claims (5)

  1. 光信号の往路と復路として用いられる第1の光路と、
    上記第1の光路に設けられ、第1の光路から光信号を分離する第1と第2の偏光ビームスプリッタと、
    上記第1の光路の端部に配置された光信号の偏光モードを変更するとともに光信号を反射するミラーと、
    上記第1と第2の偏光ビームスプリッタの間に設けられ、第1と第2の偏光スプリッタにより分離された光信号の往路と復路として用いられる第2の光路と、
    上記第2の光路に設けられ、光信号に位相変調をかける位相変調器と
    を有することを特徴とする光信号送信装置。
  2. 上記第1の光路は、TE偏波の光パルスとTM偏波の光パルスとを有する光信号の往路と復路として用いられ
    上記第1と第2の偏光ビームスプリッタは、TE偏波の光パルスを分離し、
    上記位相変調器は、TE偏波の光パルスに位相変調をかけることを特徴とする請求項1記載の光信号送信装置。
  3. 上記第2の光路は、上記第1の光路に対して略平行に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光信号送信装置
  4. 光信号の往路と復路として用いられる第1の光路にTE偏波とTM偏波とを有する光信号を送信する往路工程と、
    第1の光路の端部に配置されたミラーに、往路工程により第1の光路に送信された光信号を反射させる反射工程と、
    反射工程での反射により復路としての第1の光路を流れる光信号からTE偏波を第2の光路に分離する分離工程と、
    分離工程により第2の光路に分離されたTE偏波に対して位相変調をかける位相変調工程と、
    位相変調工程により位相変調をかけられたTE偏波を第1の光路に合流させる合流工程と
    を備えたことを特徴とする光信号送信方法。
  5. 上記分離工程は、
    上記第1の光路に対して略平行に配置されている第2の光路にTE偏波を分離することを特徴とする請求項4に記載の光信号送信方法。
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