JP4059452B2 - Icカード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はEEPROM(Electrically Erasable and Programable Read Only Memory)を有するICカードに係り、特にEEPROMの複数ファイル間での演算を行うようにしたICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5に示すように、リーダ/ライタ1はICカード2に対してコマンドを送信し、これを受信したICカードは、コマンドを解釈して書き込み/読み出し等の処理を実行し、処理結果をレスポンスとしてリーダ/ライタ1へ返すようになっている。
【0003】
図6に示すように、ICカード2は、CPU2a、RAM2b、ROM2c、EEPROM2dを有しており、ROM2cに記憶されているプログラムをCPU2aに読み込み、リーダ/ライタ1から送信されるコマンドをI/Oポートを通して受信すると、コマンドとともに送信されたデータを読み込んで必要な処理を行い、結果をEEPROM2dの所定のファイルに書き込み、I/Oポートを通してレスポンスを出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようにICカードにおいては、通常、CPU2aで1つのファイルの内容を読みだして演算処理し、処理結果で内容を更新することを行っているが、2つのファイル間のデータを読みだして処理することは行われていない。例えば、図7に示すように、ファイルAのレコードnの内容からファイルBのレコードmの内容を減算し、減算した内容でレコードmを更新するといった処理は、リーダ/ライタ1により、次のような手順で実行される。
【0005】
リード:ファイルA(レコードn)
リード:ファイルB(レコードm)
(レコードn)−(レコードm)
ライト:ファイルB(レコードm)
この場合、リーダ/ライタとICカードとの間では、多数のデータが伝送線上を行き来することになり、伝送効率が良くないとともに、セキュリティ上好ましくない。
【0006】
本発明は上記課題を解決するためのもので、ICカードに格納されている複数ファイル間での演算とその結果の保持を、1つのコマンドのみでICカード内で実行可能にし、伝送効率、セキュリティを向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、CPU、RAM、EEPROM、ROMを有し、EEPROM内に格納されたファイルと、ファイル内のデータを外部よりコマンドで指定可能なICカードにおいて、コマンド受信手段と、受信したコマンドの内容を解釈して実行する実行手段とを備え、ICカード内のデータ間演算を実行するとき、演算対象データをコマンドのデータ部で指定し、演算結果で更新する出力先を、ファイルIDと更新レコード番号を指定することにより行うことを特徴とする。
また、本発明は、前記実行手段は、演算結果が条件を満たしているか否かを、ファイル管理領域に格納することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1はEEPROMに格納されたファイルを説明する図、図2はディレクトリの構成を説明する図、図3はコマンドの構成を説明する図、図4はファイル間演算を説明する図である。なお、本発明のICカードの構成は、図6に示したものと同じであるので、その構成の説明は省略する。
図1に示すように、EEPROMには複数のファイルが保持され、各ファイルは複数のレコードを有している。もちろん、レコードが1つの場合もあり得る。ファイルにはファイルを指定するためのファイル番号(ファイルID)が付与され、また、各ファイル内のレコードにはレコード番号が付与されており、ファイルIDとレコード番号を指定することにより、所望のレコードにアクセスすることが可能である。
【0009】
ファイル領域にファイルを生成(ファイルエリアを指定)したとき、ディレクトリ領域にはファイルの制御情報であるディレクトリが生成されるようになっている。ディレクトリは、図2に示すように、ファイルを識別するためのファイルID、ファイルが記憶される先頭アドレス、エリア容量、属性情報(リード/ライトのアクセス権(キー)の情報)、チェックコードからなっている。また、図示は省略するが、OSが管理するICカード内のシステム領域には、ディレクトリに示された先頭アドレスとエリア容量から、割り当てられたファイルエリアの最後のアドレスを示すポインタがセットされ、ファイルエリアが割り当てられるごとにその最後のアドレスを示すようになっている。
【0010】
リーダ/ライタからのコマンドは、図3に示すように、コマンドの分類(CLA)、命令(INS)、パラメータP1、P2にデータ長Lcおよびデータ部が付加されたものであり、本発明におけるファイル間の演算とその保持は、ファイル間演算命令で行われ、演算対象のファイルはデータ部で指定し、演算結果の出力先はパラメータP1、P2で、ファイルIDとデータ位置を指定することにより行われる。例えば、AファイルとBファイルを演算し、その演算結果でBファイルの内容を更新する場合、データ部でA、Bファイルを指定し、パラメータP1、P2でBファイルと、更新レコードが指定される。なお、演算がAファイルの内容とBファイルの内容を比較するだけで、更新がない場合は、ファイル間演算命令はA−Bを命令し、A、Bをデータ部で指定するのみで、パラメータP1、P2での更新先ファイルの指定をしない。なお、結果を出力する場合は、ステータスバイトを使って行う。なお、このようなコマンドはICカードのI/Oを通して受信されてCPUでその内容が解釈される。
ファイル間演算命令が、例えば、ファイルjのレコードnの内容から、ファイルkのレコードmの内容を減算し、レコードmの内容を減算結果で更新するものである場合について図4により説明する。
このようなファイル間演算命令を受信すると、ICカードのCPUは、命令で指定されたファイルID、レコード番号から、図4に示すように、ファイルjのレコードnとファイルkのレコードmを読み出し、
(レコードn)−(レコードm)
を演算する。演算の結果
(レコードn)−(レコードm)≧0
であればOKとして、この内容をレコードmに上書きして更新する。一方、
(レコードn)−(レコードm)<0
であればNGとして、レコードmは更新しない。この演算結果、OK、NGはステータスバイトに書き込まれてレスポンスとしてリーダ/ライタに返される。なお、演算結果、OK、NGは、OSが管理するシステム領域に保持しておくようにしてもよい。演算結果を保持しておけば、他の演算をするときに、関係があればこの演算結果を反映することが可能である。
【0011】
また、(レコードn)−(レコードm)の内容は、別ファイルとして保持するようにしてもよい。このようにすることにより、演算履歴として残すことが可能である。
【0012】
なお、上記説明では減算を例にして説明したが、演算の内容としては、加算、乗算、除算等、CPUで可能などのような演算であってもよい。また、演算対象のファイルは2つに限らず、3つ以上であってもよい。
【0013】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、複数のファイル間の演算と、その結果の保持をリーダ/ライタ側からの1つの命令で行うことが可能であるので、伝送効率が格段に向上するとともに、演算時のデータがICカードの外には出ないので、セキュリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 EEPROMに格納されたファイルを説明する図である。
【図2】 ディレクトリの構成を説明する図である。
【図3】 コマンドの構成を説明する図である。
【図4】 ファイル間演算を説明する図である。
【図5】 リーダ/ライタとICカードの通信を説明する図である。
【図6】 ICカードの構成を説明する図である。
【図7】 従来の複数のファイル間での演算を説明する図である。
【符号の説明】
1…リーダ/ライタ、2…ICカード、2a…CPU、2d…EEPROM

Claims (2)

  1. CPU、RAM、EEPROM、ROMを有し、EEPROM内に格納されたファイルと、ファイル内のデータを外部よりコマンドで指定可能なICカードにおいて、コマンド受信手段と、受信したコマンドの内容を解釈して実行する実行手段とを備え、ICカード内のデータ間演算を実行するとき、演算対象データをコマンドのデータ部で指定し、演算結果の出力先を、ファイルIDと更新レコード番号で指定することを特徴とするICカード。
  2. 請求項1記載のICカードにおいて、前記実行手段は、演算結果が条件を満たしているか否かを、ファイル管理領域に格納することを特徴とするICカード。
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