JP4058557B2 - 無線通信システムおよび無線通信中継装置 - Google Patents
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Description
また、局所識別情報が使用者により局所ネットワーク内に任意に設定できるものである場合には、使用者が当該局所識別情報に判り易い文字列などを付すことにより使用者は当該局所識別情報を認識しやすくなる。
本発明において「局所識別情報が妥当性を有するか否かの判定」処理については、その判定状態に応じて(1)絶対判定処理と、(2)比較判定処理(類似性の判定処理)とに分類される。
(2)比較判定処理においては、一方の局所識別情報の一部が他方の局所識別情報に含まれていれば、同一の文字数でなくても良いし、同一の文字数において同一の位置とは異なる他の位置に位置している場合であっても妥当性を有していると判定するようにしても良い。また逆に両局所識別情報の文字数が一致していれば、局所識別情報の一部の情報が他の局所識別情報に含まれていなくても妥当性を有していると判定するようにしても良い。
さらに、請求項22記載の発明のように、第2の無線端末の報知手段は、内部に情報を記憶可能なRFIDタグにより構成され、第1の無線端末は、RFIDタグに記憶された情報を無線通信で情報読取機能により読取るように構成しても良い。
以下本発明を、情報コード読取通信システムに適用した第1の実施形態について図1ないし図7を参照しながら説明する。図1は、情報コード読取通信システムの概略的な構成を示している。
この図1に示すように、情報コード読取通信システムSは、ホストコンピュータPと、複数のスキャナ本体B(第1の無線端末に相当:携帯端末)と、1または複数の中継装置A(第2の無線端末に相当)とを備えて局所ネットワークNを形成している。また、中継装置Aおよび複数のスキャナ本体Bは1対Nのネットワークを形成し局所ネットワークN内に形成されている。
この図2において、スキャナ本体Bは、制御回路11と、照明駆動回路12と、例えばLEDからなる照明部13と、結像手段14と、光電変換手段15と、波形整形部16と、無線通信手段17と、操作部18と、記憶手段としてのメモリ10と、例えばLEDからなる表示部19と、外部インタフェイス部20と、充電制御回路21と、電源回路22と、センサ駆動回路23とを備えている。このスキャナ本体Bは、充電された二次電池24が組み込まれると電源回路22によりスキャナ本体Bに構成された全電気的構成に電源が供給されるようになっている。
表示部19は、情報コードJの読取状態を報知するための読取状態報知ランプや、電源供給状態を報知するパワーランプや、近距離無線通信機能のアクティブ/非アクティブ状態を報知するステータス表示ランプ等のLEDからなるもので、通信対象を表示する機能や通信対象を選択する機能は備えていない。
図1に示すように、複数個の中継装置Aが局所ネットワークNの一部を形成している場合、複数個の中継装置Aの電気的構成は同一構成である。これらの中継装置Aは、ホストコンピュータPとの間で有線通信すると共にスキャナ本体Bとの間でブルートゥース規格に準拠した近距離無線通信可能に構成されているものである。
この図3に示すように、中継装置Aは、制御回路31,無線通信手段32,通信インタフェース回路33,メモリ30,LEDからなる表示器34,電源回路35を備えて構成されている。表示器34は、ホストコンピュータP等からの電源供給状態を報知するパワーランプや、近距離無線通信機能のアクティブ/非アクティブ状態を報知するステータス表示ランプ等のLEDからなるもので、通信対象を表示する機能や通信対象を選択する機能は備えられていない。
このようにしてスキャナ本体Bおよび中継装置Aが構成されているが、これらのスキャナ本体Bおよび中継装置Aの制御回路11および31は、無線通信手段17および32を通じてブルートゥース規格に準拠した近距離無線通信を可能としており、このとき例えば最大約10mの通信距離でデータ無線通信が可能になる。スキャナ本体Bおよび中継装置A間のデータ無線通信は文字情報(所定の文字コード)を含む情報によりデータ通信が行われ、実際にはアスキーコードを送受信することによりデータ通信が行われる。
図5は、ある1のスキャナ本体および1の中継装置が通信確立するまでのシーケンス図を示している。前述したように、各中継装置Aの底面部には表示銘板40が明示されており、スキャナ本体B1に中継装置A1を登録する場合には、スキャナ本体Bの情報コード読取機能により表示銘板40に明示された製品型式情報,製造番号情報(局所識別情報)を含む情報コードJを光学的に読取る(図5の(1))。例えば中継装置A1の製造型式が、例えば「1234567890」の十文字で明示されており、製造番号情報が、例えば「123456」の6文字で情報コードJに情報として含まれている。
<妥当性の判定について>
ここでスキャナ本体B1〜B6(中継装置A1〜A3)の制御回路11または31が行う妥当性の判定処理について図6および図7を参照しながら説明する。妥当性の判定処理については、(1)絶対判定処理と、(2)比較判定処理(類似性の判定処理)とに分類される。
絶対判定処理は、自局の局所識別情報がどのような情報であろうと無線通信により送信された局所識別情報が予め定められたある規定(書式等)を満たしているか否かを判定処理するものであり、例えば具体的には、図6に示すようなフローチャートにより判定処理が行われるものである。すなわち、妥当性の判定ステップとして、無線通信により送信された局所識別情報の文字数が予め定められた所定数である(ステップS1)、無線通信により送信された局所識別情報の最初の所定文字が所定の文字種である、具体的には、最初の所定文字がアルファベットで残りの文字が数字である(ステップS2)、誤り訂正(誤り検出)が正常に成功する(ステップS3)、であることをすべて満たした場合に妥当性を有していると判定し(ステップS4のOK)、ステップS1〜S3のいずれか1つでも満たしていない場合に妥当性を有していないと判定する(ステップS5のNG)ものである。
比較判定処理は、無線通信により送信された局所識別情報が、自局に予め記憶登録されている局所識別情報(メモリ10もしくは30に記憶されている局所識別情報)やスキャナ本体Bの情報読取機能により読取られた局所識別情報と照合し比較した場合に、ある所定の規則を有しているか否かを判定する処理を示すもので、例えば具体的には、図7に示すような判定処理を行うものである。
このようにして、(1)絶対判定や(2)比較判定により妥当性の判定が行われる。これらの絶対判定や比較判定は少なくともいずれか一方の判定処理を行うことにより妥当性の判定を行うことができるようになる。
以上説明したように本実施形態によれば、スキャナ本体Bは、情報コードJを光学的に読取る情報コード読取機能およびブルートゥース規格に準拠した近距離無線通信機能を備え、中継装置Aは、スキャナ本体Bとの間で近距離無線通信機能により通信する機能を備え、ホストコンピュータPは、スキャナ本体Bの情報コード読取機能により読取られた情報コードJのデータを中継装置Aを通じて近距離無線通信機能および有線通信機能により受信するように構成されている情報コード読取通信システムにおいて、メモリ10,30には製品型式情報や製造番号情報がブルートゥースアドレスに対応付けられた状態で記憶されていると共に、製品型式情報や製造番号情報が表示銘板40に情報コードJに含まれる情報として明示(報知)されており、この表示銘板40により表示された情報コードJがスキャナ本体B1の情報コード読取機能により読取られた後、スキャナ本体B1が通信対象端末(中継装置A1)を探査するための探査信号を送信した場合に、中継装置A1,スキャナ本体B2およびB3は、メモリ10または30に記憶された製品型式情報および製造番号情報からなる局所識別情報およびブルートゥースアドレスを読出し、応答信号としてスキャナ本体B1に送信し、スキャナ本体B1は、情報コード読取機能により読取られた局所識別情報もしくはメモリ10に記憶された自局の局所識別情報(製品型式情報、製造番号情報)と、応答信号に含まれる局所識別情報とを照合し妥当性を有していることを条件として、局所識別情報に対応したブルートゥースアドレスを送信先アドレスとして設定してペアリング(通信確立要求後、その要求に対する応答)が行われた場合に通信開始するため、スキャナ本体Bが通信対象表示機能や通信対象選択機能を備えていなかったとしても、使用者がスキャナ本体Bに情報コード読取機能によりスキャナ本体Bに対して通信対象の絶対識別情報を簡便に設定できるようになり、利便性を向上できる。
また、中継装置Aの製造者が製造時に表示銘板40に特定の製造者管理用の情報(製造型式情報や製造番号情報)を情報コードJに含むように付している場合には、この製造型式情報や製造番号情報を局所識別情報として使用することができ、製造工程上でブルートゥースアドレスを表示銘板40に付す必要がない。すなわち、製造者側では、製造工程において1対1でブルートゥースアドレスを管理する必要がなくなり、製造上の利便性を向上できるようになる。
図8は、本発明の第2の実施形態を示すものであり、第1の実施形態と異なるところは、前述実施形態で説明を行った通常モード以外において故障時や非常時に非常用モードやテストモード等に設定するための予備局所識別情報を使用して通信確立するところにある。また、スキャナ本体Bに受信専用モードを設けたところにある。第1の実施形態と同一部分については同一符号を付して以下異なる部分についてのみ説明する。
この図8に示すように、第1の実施形態と同様にスキャナ本体B1側では、中継装置A1の表示銘板40に明示された製品型式情報、製造番号情報を含む情報コードJを読取り、製造型式情報を一意的に変換し製造番号情報と結合し、さらに通信対象の無線端末の局所識別情報としてメモリ10に記憶させる(図8の(1)〜(3))。
この後ユーザが、スキャナ本体B1の操作部18を所定操作することにより受信専用モード(受信待ち状態)に設定する(図8の(5))。このときスキャナ本体B1からは探査信号を送信することなく待機状態となる。
図9および図10は、本発明の第3の実施形態を示すものであり、前述実施形態と異なるところは、中継装置Aがスキャナ本体B1〜B3のうちのどの無線端末と通信するかを優先順位に応じて行うところにある。前述実施形態と同一部分については同一符号を付して以下異なる部分について説明を行う。
図9に示すように、スキャナ本体B1の局所識別情報「DEN001」およびブルートゥースアドレス「BBBXYY」、スキャナ本体B2の局所識別情報「DEN002」およびブルートゥースアドレス「CCCXYY」、スキャナ本体B3の局所識別情報「DEN003」およびブルートゥースアドレス「AAAXYY」として、中継装置A1に登録される場合、これらのスキャナ本体B1〜B3が中継装置A1に登録されるたびに、制御回路31は、メモリ30に記憶されている優先順位設定テーブルにスキャナ本体B1〜B3の情報を付け加える。
図10に示すように、制御回路31は、ブルートゥースアドレス「AAAXYY」「BBBXYY」(絶対識別情報)によりメモリ30に優先順位を設定するか、もしくは、局所識別情報「DEN002」によりメモリ30に設定する。すなわち、中継装置A1に登録されているスキャナ本体B1〜B3の情報であれば、絶対識別情報および局所識別情報の何れか少なくとも一方の情報をメモリ30に記憶させて登録すれば良い。
その後、中継装置A1が再度探査信号を送信したとき、この探査信号がスキャナ本体B1〜B3に対して到達した場合、各スキャナ本体B1〜B3は、応答信号を中継装置A1に送信するが(図9の(7))、中継装置A1は、この応答信号を受信しこの応答信号に含まれる局所識別情報が登録されている通信対象の局所識別情報であるか否かを照合することにより妥当性が有るか否かを判定し(図9の(8))、妥当性がない場合には終了する(図9の(8):NG)が、妥当性が有る場合には(図9の(8):OK)、新たに優先順位の最も高いスキャナ本体が何れの端末であるかを判定し、最も優先順位の高いスキャナ本体B3が新たに検出されると、スキャナ本体B1との通信を遮断すると共にスキャナ本体B3と通信準備を行い(図9の(9))、通信確立要求して応答されたときに(図9の(10))、通信処理を行う(図9の(11))。
図11は、本発明の第4の実施形態の説明を示すもので、その特徴部分は、中継装置Aおよびスキャナ本体B間の文字コードと中継装置AおよびホストコンピュータP間の文字コードをコード変換する変換機能を中継装置Aに設けたところにある。
図示しないが、中継装置Aのメモリ30には、符号変換テーブルが記憶されており、この符号変換テーブルに基づいて文字コードを例えば以下に示すように相互変換する。すなわち、図11(a)に示すように、中継装置Aおよびスキャナ本体Bの間および中継装置AおよびホストコンピュータP間において、文字コードとしてアスキーコードにより通信が行われている場合に、中継装置Aの制御回路31は、例えばアスキーコード「CR」(&H13)をアスキーコード「ETX」(&H03)に相互変換する。
(他の実施形態)
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示すような変形もしくは拡張が可能である。
図7に示すフローチャートにおいて、スキャナ本体B側で妥当性を判定する場合には、情報コードJを読取りその情報コードJに情報として含まれる局所識別情報(製造型式情報や製造番号情報)と、無線通信により受信した局所識別情報とを照合して妥当性を判定するようにしても良い。
Claims (30)
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所定の無線通信規格による無線通信機能を有する第1の無線端末と、この第1の無線端末との間で無線通信する第2の無線端末とを備え、前記第1および第2の無線端末が前記所定の無線通信規格において各無線端末に固有に設定された絶対識別情報に基づいて無線通信する通信システムにおいて、
前記第1の無線端末は、
当該無線端末の製造者もしくは使用者により局所ネットワーク内で任意に設定される局所識別情報,および自局を識別するために前記所定の無線通信規格において固有に設定された絶対識別情報を対応付けて記憶する記憶手段を備え、
前記第2の無線端末は、通信対象端末を探査するための探査信号を送信可能に構成されると共に、
前記第1の無線端末は、前記第2の無線端末から前記探査信号を受信すると自局に付与され前記記憶手段に記憶された局所識別情報および絶対識別情報を含む応答信号を当該第2の無線端末に送信するように構成され、
前記第2の無線端末は、前記第1の無線端末により送信された応答信号を前記無線通信機能により受信すると、受信した応答信号に含まれる局所識別情報が妥当性を有するか否かを判定し、当該妥当性を有していることが判定されたことを条件として、当該局所識別情報に対応した絶対識別情報に基づいて当該絶対識別情報が送信された第1の無線端末に通信確立要求することを特徴とする通信システム。 - 前記第2の無線端末は、前記無線通信機能により受信した局所識別情報の文字数が所定数であることを条件として前記妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
- 前記第2の無線端末は、前記無線通信機能により受信した局所識別情報を構成する文字のうち特定位置の文字種が特定の文字種であることを条件として前記妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項1または2記載の通信システム。
- 前記第2の無線端末は、前記無線通信機能により受信した局所識別情報がある製造者管理用の情報であることを条件として妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の通信システム。
- 所定の無線通信規格による無線通信機能を有する第1の無線端末と、この第1の無線端末との間で無線通信する第2の無線端末とを備え、前記第1および第2の無線端末が前記所定の無線通信規格において各無線端末に固有に設定された絶対識別情報に基づいて無線通信する通信システムにおいて、
前記第2の無線端末は、
前記無線端末の製造者もしくは使用者により局所ネットワーク内で任意に設定される局所識別情報,および自局を識別するために無線通信規格において固有に設定された絶対識別情報を対応付けて記憶する記憶手段を備え、
前記第1の無線端末は、
前記無線端末の製造者もしくは使用者により局所ネットワーク内で任意に設定される局所識別情報,および自局を識別するために前記無線通信規格において固有に設定された絶対識別情報を記憶する記憶手段を備え、
前記第2の無線端末は、通信対象端末を探査するための探査信号を送信可能に構成されると共に、
前記第1の無線端末は、前記第2の無線端末から前記探査信号を受信すると自局に付与され前記記憶手段に記憶された局所識別情報および絶対識別情報を含む応答信号を当該第2の無線端末に送信するように構成され、
前記第2の無線端末は、前記第1の無線端末により送信された応答信号を前記無線通信機能により受信すると、当該第2の無線端末の記憶手段に記憶された自局の局所識別情報と受信した応答信号に含まれる局所識別情報とを照合して比較することにより妥当性を有するか否かを判定し、当該妥当性を有していることが判定されたことを条件として、当該局所識別情報に対応した絶対識別情報に基づいて当該絶対識別情報が送信された第1の無線端末に通信確立要求することを特徴とする通信システム。 - 前記第2の無線端末は、前記記憶手段に記憶された自局の局所識別情報と前記無線通信機能により受信した局所識別情報とを照合しその一方の少なくとも一部の情報が他方の局所識別情報に含まれていることを条件として前記妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項5記載の通信システム。
- 前記第2の無線端末は、前記記憶手段に記憶された自局の局所識別情報と前記無線通信機能により受信した局所識別情報とを照合しその局所識別情報の文字数が一致していることを条件として前記妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項5または6記載の通信システム。
- 前記第2の無線端末は、前記記憶手段に記憶された自局の局所識別情報と前記無線通信機能により受信した局所識別情報とを照合しその局所識別情報の少なくとも一部の情報の文字種と文字数とが一致していることを条件として前記妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項5ないし7の何れかに記載の通信システム。
- 前記第2の無線端末は、前記記憶手段に記憶された自局の局所識別情報と前記無線通信機能により受信した局所識別情報とを照合しその局所識別情報が共通位置において同一の文字であることを条件として前記妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項5ないし8の何れかに記載の通信システム。
- 前記第2の無線端末は、前記記憶手段に記憶された自局の局所識別情報と前記無線通信機能により受信した局所識別情報とを照合しその全ての情報が同一であることを条件として前記妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項5ないし9の何れかに記載の通信システム。
- 前記第2の無線端末は、前記記憶手段に記憶された自局の局所識別情報と前記無線通信機能により受信した局所識別情報との少なくとも一部の情報がある特定の製造者管理用の情報で且つ同一であることを条件として妥当性を有すると判定することを特徴とする請求項5ないし10の何れかに記載の通信システム。
- 報知された情報を読取る情報読取機能,および所定の無線通信規格による無線通信機能を有する第1の無線端末と、この第1の無線端末との間で所定の無線通信規格で各無線端末に固有に設定された絶対識別情報に基づいて無線通信する第2の無線端末とを備えた通信システムにおいて、
前記第2の無線端末は、
前記無線端末の製造者もしくは使用者により局所ネットワーク内で任意に設定される局所識別情報,および自局を識別するために無線通信規格において固有に設定された絶対識別情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶される前記局所識別情報を報知する報知手段とを備え、
前記第1の無線端末は、前記第2の無線端末の報知手段から報知された局所識別情報が第1の無線端末の前記情報読取機能により読取られた後、通信対象端末を探査するための探査信号を送信可能に構成されると共に、
前記第2の無線端末は、前記第1の無線端末から前記探査信号を受信すると自局に付与され前記記憶手段に記憶された局所識別情報および絶対識別情報を含む応答信号を当該第1の無線端末に送信するように構成され、
前記第1の無線端末は、前記第2の無線端末により送信された応答信号を前記無線通信機能により受信すると、前記情報読取機能により読取られた局所識別情報と受信した応答信号に含まれる局所識別情報とを照合して比較することにより妥当性を有するか否かを判定し、当該妥当性を有していることが判定されたことを条件として、当該局所識別情報に対応した絶対識別情報に基づいて当該絶対識別情報が送信された第2の無線端末に通信確立要求することを特徴とする通信システム。 - 前記第1の無線端末は、前記情報読取機能により読取られた局所識別情報と前記無線通信機能により受信した局所識別情報とを照合しその一方の少なくとも一部の情報が他方の局所識別情報に含まれていることを条件として前記妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項12記載の通信システム。
- 前記第1の無線端末は、前記情報読取機能により読取られた局所識別情報と前記無線通信機能により受信した局所識別情報とを照合しその局所識別情報の文字数が一致していることを条件として前記妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項12または13記載の通信システム。
- 前記第1の無線端末は、前記記憶手段に記憶された自局の局所識別情報もしくは前記情報読取機能により読取られた局所識別情報と、前記無線通信機能により受信した局所識別情報とを照合しその局所識別情報の少なくとも一部の文字種と文字数とが一致していることを条件として前記妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項12ないし14の何れかに記載の通信システム。
- 前記第1の無線端末は、前記情報読取機能により読取られた局所識別情報と前記無線通信機能により受信した局所識別情報とを照合しその局所識別情報が共通位置において同一の文字であることを条件として前記妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項12ないし15の何れかに記載の通信システム。
- 前記第1の無線端末は、前記情報読取機能により読取られた局所識別情報と、無線通信機能により受信した局所識別情報とを照合しその全ての情報が同一であることを条件として前記妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項12ないし16の何れかに記載の通信システム。
- 前記第1の無線端末は、前記情報読取機能により読取られた局所識別情報と前記無線通信機能により受信した局所識別情報との少なくとも一部の情報がある特定の製造者管理用の情報で且つ同一であることを条件として妥当性を有していると判定することを特徴とする請求項12ないし17の何れかに記載の通信システム。
- 前記製造者管理用の情報は、製造型式情報または製造番号情報であることを特徴とする請求項4,11,18の何れかに記載の通信システム。
- 前記第2の無線端末の報知手段が報知する局所識別情報は、当該第2の無線端末の製造時に製造者により付与される製造銘板に明示されていることを特徴とする請求項12ないし18の何れかに記載の通信システム。
- 前記第2の無線端末の報知手段は、バーコードや2次元コード等の情報コードを表示するものであり、
前記第1の無線端末は、前記情報読取機能により前記情報コードを光学的に読取るように構成されていることを特徴とする請求項12ないし19の何れかに記載の通信システム。 - 前記第2の無線端末の報知手段は、内部に情報を記憶可能なRFIDタグにより構成されており、
前記第1の無線端末は、前記RFIDタグに記憶された情報を無線通信による前記情報読取機能により読取るように構成されていることを特徴とする請求項12ないし19の何れかに記載の通信システム。 - 前記第1および第2の無線端末は、非常用モードやテストモード等の予備モードに設定するための当該第1および第2の無線端末に共通設定された予備局所識別情報を記憶する予備局所識別情報記憶手段を備え、
前記第1もしくは第2の無線端末は、前記予備モードに設定された場合には前記予備局所識別情報記憶手段に記憶された予備局所識別情報を前記局所識別情報に代えて用いることを特徴とする請求項1ないし22の何れかに記載の通信システム。 - 前記第1もしくは第2の無線端末は、制御回路と、操作スイッチを有する操作部とを備え、
前記制御回路は、前記操作部が所定操作されたことを条件として前記予備モードに設定することを特徴とする請求項23記載の通信システム。 - 前記第1もしくは第2の無線端末には、前記探査信号を送信することなく探査信号を外部から受信する受信専用モードが設けられていることを特徴とする請求項1ないし24の何れかに記載の通信システム。
- 前記第1もしくは第2の無線端末は、制御回路と、操作スイッチを有する操作部とを備え、
前記制御回路は、前記操作部が所定操作されたことを条件として前記受信専用モードに設定することを特徴とする請求項25記載の通信システム。 - 第1の無線端末がN(Nは1より大きい整数)に対して第2の無線端末が1の比率で構成されるネットワークを有してなる局所ネットワークを備えた通信システムであって、
前記第2の無線端末は、当該第2の無線端末に対する無線通信を有効化するように登録された第1の無線端末に対して優先順位を設定する優先順位設定機能を備え、
前記第2の無線端末は、前記登録された第1の無線端末から複数の応答信号を受信したときに、最も優先順位の高い第1の無線端末に対して通信確立要求することを特徴とする請求項1ないし11の何れかに記載の通信システム。 - 前記第2の無線端末は、前記最も優先順位の高い第1の無線端末に対して通信確立要求することにより通信が行われた後、この前記優先順位の高い第1の無線端末に対してさらに優先順位の高い第1の無線端末から応答信号を受信した場合には、前回最も優先順位の高い第1の無線端末との通信を遮断し、当該さらに優先順位の高い第1の無線端末に対して通信確立要求することを特徴とする請求項27記載の通信システム。
- 前記第2の無線端末は、前記第1の無線端末から送信されるデータをホストコンピュータに有線通信により中継送信する機能を備えたものであって、
前記第2の無線端末は、第1の無線端末との間の文字コードによる無線通信、およびホストコンピュータとの間の文字コードによる有線通信のコード変換を行う変換機能を備えていることを特徴とする請求項1ないし28の何れかに記載の通信システム。 - 前記変換機能は、前記無線通信および有線通信のコード変換するための符号変換テーブルに基づいてコード変換する機能であることを特徴とする請求項29記載の通信システム。
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