JP4058471B2 - 繰出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、繰出ロールを回転させることにより、一定量ずつ薬剤の粒状体を繰り出す繰出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、トラクタ等の走行車両の後部に施肥播種機を取り付け、該施肥播種機においては、肥料、種子、薬剤等を充填するホッパーの下部に繰出装置を設け、該繰出装置中の繰出ロールを、トラクタの走行に合わせて回転させることで、肥料、種子、薬剤等の粒状体を一定量ずつ放出するようにしている。そして、このような施肥播種機では、ホッパー内の粒状体を、ホッパ下部から繰出ロールの繰出凹部に落入させ、繰出ロールの回転と共に下方に搬送して一定量ずつ繰り出すと共に、前記繰出凹部の大きさを自在に変更して繰出量を調節する技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照。)。また、従来の薬剤散布装置では、施肥播種機の駆動系からチェーンやスプロケット等の伝達手段を介して伝達される動力や、別途設けたモータからの動力により、該薬剤散布装置の繰出装置を駆動する技術が公知となっている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実公平3−33219号公報
【特許文献2】
特開2000−354403号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、散布作業、特に薬剤散布作業においては、繰出装置を駆動するための伝達系やモータ等を設けると、構造が複雑で着脱も困難なため、組立性やメンテナンス性に劣り、価格的にも高価であり、更に、重量バランスが悪く、作業性も悪くなる、という問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、ツールバー(18)上に施肥装置(8)を第2係止具(48)で固定し、該施肥装置(8)の側方の同じくツールバー(18)上に、薬剤散布装置(9)を第1係止具(47)で固定し、該施肥装置(8)の繰出装置(63)の駆動軸と同軸上に、共通の駆動軸である、薬剤散布装置(9)の繰出装置(60)の駆動軸(83)を設け、前記薬剤散布装置(9)の繰出装置(60)の放出口(110)には屈曲可能な軟質部材等から成るガイドパイプ(62)の上端を連通すると共に、該ガイドパイプ(62)の下端位置を、支持フレーム(71)により変更可能とした散布位置調節構造を設け、該散布位置調節構造は、該薬剤散布装置(9)をツールバー(18)に固定する第1係止具(47)の近傍位置に、前記ガイドパイプ(62)の下端位置を変更する部材となる取付パイプ(108b)を固設し、該取付パイプ(108b)に、ボルト(109)を螺挿するナット(108c)を固設し、該ナット(108c)が固設された取付パイプ(108b)に支持フレーム(71)の上端部を挿通した後、前記ナット(108c)の螺孔にボルト(109)を螺装し、前記支持フレーム(71)を取付パイプ(108b)に上下位置調節可能に固定し、該支持フレーム(71)が斜め下方に延出され、該支持フレーム(71)の下端の取付リング(71a)に、前記ガイドパイプ(62)の下端を内挿支持し、前記支持フレーム(71)によりガイドパイプ(62)下端の位置を自在に変更可能としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について説明する。図1は本発明の施肥播種機をトラクタの後部に装着した状態の斜視図、図2は施肥播種機の背面図、図3は薬剤散布装置の側面図、図4は施肥装置・播種装置の側面一部断面図、図5は接地輪の側面一部断面図、図6は薬剤繰出装置の側面断面図、図7は同じく平面図、図8は繰出ロールの平面図、図9は回動軸の平面図、図10は本体ロールの構成を示し、図10(a)は本体ロールの側面断面図、図10(b)は同じく正面図、図11は第1嵌合ロールの構成を示し、図11(a)は第1嵌合ロールの側面図、図11(b)は同じく正面図、図12は第2嵌合ロールの構成を示し、図12(a)は第2嵌合ロールの側面図、図12(b)は同じく正面図、図13は調節ダイヤルの構成を示し、図13(a)は調節ダイヤルの側面断面図、図13(b)は同じく正面図、図14は斜線状の繰出凹部の側面断面図、図15は円弧状の繰出凹部の側面断面図、図16は垂線状の繰出凹部の側面断面図、図17はガイドパイプの支持構成を示す斜視図、図18はガイドパイプの固定部材の構成を示し、図18(a)は固定部の材側面図、図18(b)は同じく正面図、図19は薬剤を播種ディスク対側方に散布する場合の各散布装置の配置構成を示す平面模式図、図20は薬剤を播種ディスク対内側後方に散布する場合の各散布装置の配置構成を示す平面模式図である。
【0007】
まず、本発明に係わる繰出装置を装備した施肥播種機3の全体構成について、図1により説明する。トラクタ1の後部に設けた作業機装着装置に、ロータリ耕耘装置2を昇降自在に装着し、該ロータリ耕耘装置2のデプスフレーム4後部に施肥播種機3を装着している。
【0008】
該施肥播種機3は、その前部上方に、前記デプスフレーム4に支持された施肥装置8と薬剤散布装置9が配設され、該施肥装置8と薬剤散布装置9よりも下方には、播種装置10、及び作溝器11、覆土ディスク12が上下揺動可能に配設されており、該作溝器11の側部には除草剤や防虫剤等の薬剤を、各作溝器11を構成するディスクの間には肥料や種子を、前記施肥装置8、薬剤散布装置9、及び播種装置10からそれそれ供給可能な構成としている。更に、前記覆土ディスク12の後方には転動可能に鎮圧ローラ13が横設されている。
【0009】
なお、前記薬剤散布装置9、施肥装置8、播種装置10並びに作溝器11、覆土ディスク12等(以下、「施肥播種ユニット14」とする)は、いずれも1条ずつの単位で構成されており、それぞれを取外し可能にすると共に、隣接する施肥播種ユニット14の間には、前記施肥装置8、薬剤散布装置9を駆動するための接地輪5が介設されている。
【0010】
また、前述の如く、施肥播種機3の前部に配置された施肥装置8と薬剤散布装置9は、トラクタ1の運転席後方で、肥料や薬剤を貯蔵するホッパー61・64を視認できる位置に、配置されている。しかも、該ホッパー61・64は略透明な上、薬品等による溶解や劣化に強い耐食性部材から構成し、ホッパー61・64の内壁が長期間に渡って曇らないようにしているため、ホッパー61・64内の状況を確実に視認することができる。
【0011】
すなわち、前記繰出装置上に設けたホッパー61・64は、略透明な耐薬品性部材から構成されるので、作業者が粒状体の残量を常時しかも簡単に視認して適正量に保つことができ、散布作業の作業効率を高めることができる。更に、耐薬品性が高いので、長期間使用時にも粒状体でホッパーが溶解や劣化されることなく、視認性を良好に保つことができる。
【0012】
次に、施肥播種機3を構成する各装置について、図1乃至図5により説明する。図1、図3、図4に示すように、前記デプスフレーム4後部の左右略中央部には、高さ及び角度を調節するヒッチユニット70が取り付けられ、該ヒッチユニット70の後部にツールバー18が横設され、該ツールバー18に施肥播種ユニット14と接地輪5が並設され施肥播種機3を構成している。
【0013】
このうちの施肥播種ユニット14は、図2乃至図4に示すように、前記ツールバー18に第一係止具47と第二係止具48が着脱可能に並設され、そのうちの第一係止具47の背面には、薬剤散布装置9の薬剤繰出装置60が固定されて、該薬剤繰出装置60の上部には薬剤ホッパー61を設けると共に、薬剤繰出装置60の下部には、ガイドパイプ62を連通している。
【0014】
第二係止具48の背面には、施肥装置8の施肥繰出装置63の前面が締結固定され、該施肥繰出装置63の上部には肥料ホッパー64が設けられ、施肥繰出装置63の下部は、蛇腹状の中間パイプ65を介し、前取り付けフレーム23の内側に設けられたロート状の施肥パイプ66上部に連通されており、前記施肥繰出装置63から放出される肥料を、作溝器11のうちの施肥ディスク対31によって形成された施肥溝の中に、落下するようにしている。
【0015】
更に、この第二係止具48の下面には、平面視コ字状の固定具49が外嵌固定され、該固定具49の両側面には、上下に並設された連結アーム50・51の前部が、前高後低に回動可能に軸支され、該連結アーム50・51の後部には前取付フレーム23が枢結されている。該前取付フレーム23の後部には後取付フレーム24が固設され、該後取付フレーム24の上部には播種装置10の種子繰出装置67が固設され、該種子繰出装置67の上部には種子ホッパー68が設けられている。種子繰出装置67の下部は、播種パイプ69上部に連通されており、前記種子繰出装置67から放出される種子を、作溝器11のうちの播種ディスク対29により形成された播種溝の中に落下するようにしている。
【0016】
図1、図3、図4に示すように、前記後取付フレーム24の後部には、平面視A字状のローラ支持フレーム72の前部が固設され、該ローラ支持フレーム72の後部は左右に分岐してローラ軸13bを回動自在に支持すると共に、該ローラ軸13bにはローラ13aが外嵌固定されている。そして、該ローラ13aの側部と前記後取付フレーム24の側部との間には伝動ケース73が配設されている。
【0017】
また、接地輪5においては、図2、図5に示すように、前記ツールバー18上で前記第2係止具48の側方に、第3係止具74が配設され、該第3係止具74の背面からは、支持フレーム75が後方に延出されている。該支持フレーム75の後部には、緩衝ピン76の上部が上下摺動可能に挿通され、該緩衝ピン76の下端は、前記支持フレーム75の前後途中部から後ろ斜め下方に延設された伝動ケース78の途中部に前後回動可能に軸支されている。
【0018】
該伝動ケース78の下部には車輪軸79aが回動可能に支持され、該車輪軸79aには、圃場表面を前方に回転する車輪79が外嵌固定されている。そして、前記緩衝ピン76の下端近傍にはストッパー76aが固定され、該ストッパー76aと前記支持フレーム75後部との間に介設された前記緩衝ピン76には、クッションバネ77が外嵌されており、車輪79を一定圧力で圃場面に押しつけ、たとえ圃場面に凹凸があっても確実に車輪79が接地されて回転できるようにしている。
【0019】
このような構成において、前記種子繰出装置67の駆動力は鎮圧ローラ13から、前記施肥繰出装置63と薬剤繰出装置60の駆動力は接地輪5から伝達されるのである。つまり、前記伝動ケース73内の上部に設けたスプロケットには種子繰出装置67の駆動軸80が固設され、該駆動軸80は、チェーン81を介して前記ローラ軸13bに連結されている。これにより、施肥播種機3の進行に伴い鎮圧ローラ13のローラ13aが回動すると、ローラ軸13bに固設されたスプロケットが回動され、伝動ケース73内のチェーン81を介して前記駆動軸80が回転して種子繰出装置67が駆動される。
【0020】
また、前記伝動ケース78内の上部に設けたスプロケットには、施肥繰出装置63と薬剤繰出装置60に共通の駆動軸83が固設され、該駆動軸83は、チェーン82を介して前記車輪軸79aに連結されている。これにより、施肥播種機3の進行に伴い接地輪5の車輪79が回動すると、車輪軸79aに固設されたスプロケットが回動され、伝動ケース78内の変速装置84やチェーン82を介して前記駆動軸83が駆動されるため、施肥繰出装置63と薬剤繰出装置60には一斉に同じ動力が伝達される構成となっている。
【0021】
すなわち、薬剤散布装置9を、施肥装置8の側方に設け、該施肥装置8の繰出装置63の駆動軸83と同軸上に、薬剤散布装置9の繰出装置60の駆動軸83を設けたので、薬剤散布装置9は施肥装置8と同一の駆動系により動作が可能であり、薬剤散布装置9を施肥装置8の側方に、無改造でしかも簡単に装着することができ、後で詳述するような様々な散布形態への対応が可能となるのである。更に、薬剤散布装置9を複数台装着し、複数種類の薬剤を同時に散布することもできる。
【0022】
次に、前記繰出装置について、図4、図6乃至図16により説明する。まず、前記種子繰出装置67について説明する。図4に示すように、該種子繰出装置67の繰出機構は目皿式であり、搬送孔15aが複数開口した円盤から成る目皿15が略水平に回転し、該搬送孔15aに落入した種子16を、種子ホッパー68下部から放出口上方まで回転移送し、該放出口内に落下させて前記播種パイプ69に種子16を送り出すようにしており、放出口まで搬送中に種子を傷つけることなく、一定量を確実に繰り出せるようにしている。
【0023】
また、薬剤繰出装置60と施肥繰出装置63とは、ロール式で本発明に係わり、溝幅を変更可能な繰出量調節機構を備えるとともに、略同一の繰出機構から構成されているため、ここでは薬剤繰出装置60について説明し、施肥繰出装置63の詳細説明は省略する。図6、図7、図9に示すように、前記駆動軸83は断面視多角形(本実施例では六角形)に構成され、該駆動軸83には、薬剤繰出装置60の回動軸101が外嵌され、該回動軸101には、円周上に一定間隔をおいて薬剤等の粒状体を落入させる繰出凹部32aを設けた繰出ロール32が外嵌固定されている。
【0024】
該繰出ロール32、回動軸101等は、繰出ケース103に嵌装され、図示せぬサイドカバーにて両側より回動軸101を軸支している。更に、該繰出ケース103後ろ上部にはブラシ104がノブネジ105により固定され、該ブラシ104の先を前記繰出ロール32の周囲に接触させると共に、繰出ケース103の下端にはガイドロート102が固設され、薬剤繰出装置60の放出口110が前記ガイドパイプ62に連通されている。
【0025】
このような構成において、前記駆動軸83により繰出ロール32を回動すると、繰出凹部32aが、上方の薬剤ホッパー61に臨む位置から下方のガイドロート102に向けて回動する際に、該繰出凹部32aに落入して貯溜された粒状体が下方に搬送されて繰り出される。この際、前記ブラシ104により、繰出凹部32aよりはみ出た粒状体は掻き落とされ、余分な粒状体を繰り出さないようにしている。
【0026】
このような薬剤繰出装置60における繰出量調節機構について説明する。図8、図10乃至図12に示すように、前記繰出ロール32は、複数の本体凹部33a(本参考例では8本)を円周上に有する本体ロール33と、該本体凹部33aに嵌合する嵌合凸部を円周上に有する嵌合ロールとから構成され、該嵌合凸部を前記本体凹部33aに嵌合して、前記回動軸101の軸方向に摺動させることにより、本体凹部33aの内壁と嵌合凸部の先部との溝幅32bを変更できるようにしている。
【0027】
ここで、嵌合ロールは、複数の嵌合凸部34a(本参考例では4本)を有する第1嵌合ロール34と、複数の嵌合凸部35a(本参考例では4本)を有する第2嵌合ロール35とから構成され、第1嵌合ロール34のガイド溝34bに第2嵌合ロール35の嵌合凸部35aを嵌合させてから摺動させてから一体化可能な構成としている。
【0028】
このような構成において、最大繰出量が少ない場合には、8本の本体凹部33aのうちの4本を全閉にし、残りの4本の本体凹部33aに、第2嵌合ロール35の4本の嵌合凸部35aを嵌合するようにして、溝幅32bを調節して繰出量の微調節を可能としている。逆に、最大繰出量が多い場合には、第1嵌合ロール34と第2嵌合ロール35とを合体して一体化し、4本の嵌合凸部34aと4本の嵌合凸部35aとから成る計8本の嵌合凸部を、8本の本体凹部33a全てに嵌合するようにし、8本の本体凹部33aの溝幅32b全ての調節を可能として、繰出量全体を増加させることができる。
【0029】
そして、図8乃至図13に示すように、前記回動軸101上には、左から順に、仕切板38と、回動軸101上のストッパー101bに当接部33bが係止された本体ロール33とを外嵌し、さらに、調節バネ37と共に前記第1嵌合ロール34と第2嵌合ロール35とが外嵌されている。
【0030】
該第2嵌合ロール35右方の回動軸101上にはネジ部101aが設けられ、該ネジ部101aには調節ダイヤル36が螺嵌され、該調節ダイヤル36を前記調節バネ37の弾性力に抗して回転させることにより、溝幅32bを調節できるようにしている。
【0031】
すなわち、本体ロール33と嵌合ロール34・35との間に弾性部材である調節バネ37を介設すると共に、該嵌合ロール34・35の外側に調節部材である調節ダイヤル36を当接し、該調節ダイヤル36によって嵌合ロール34・35を本体ロール33側に押圧することにより、前記溝幅32bを調節するので、繰出凹部32a内に詰まりが発生した場合でも、強力な弾性部材である調節バネ37を用いることにより、嵌合ロール34・35を本体ロール33から容易に離間させることができ、繰出凹部32a内の清掃が容易となり、メンテナンス性が大きく向上する。
【0032】
また、少量散布時に詰まりの発生する確率の高い開度にならないように、最初から平均粒径の等倍から3倍までに、全閉時の開度を設定するようにした。
【0033】
すなわち、繰出凹部32aを外周に形成した繰出ロール32を設け、該繰出ロール32を回転させることにより、上方から該繰出凹部32aに落入・貯溜した粒状体39を、下方へ搬送して繰出可能にすると共に、該繰出凹部32aの溝幅32bを変更可能な繰出量調節機構を設けた粒状体39の繰出装置60・63において、該溝幅32aの最小間隔を、粒状体の平均径の等倍以上3倍以下に規制したので、少量散布時に、全閉時でも詰まりが発生せずに繰出精度が向上し、しかも、無駄な散布をなくして、コストダウンを図り、薬害の発生も抑えることができるのである。
【0034】
また、繰出凹部32aの溝幅32bの調節は、嵌合凸部34a・35aを本体凹部33aに嵌合して摺動させることで行い、無段階で溝幅32bの調節が可能である。
【0035】
すなわち、繰出量調節機構においては、繰出ロール32を本体ロール33と嵌合ロール34・35より構成し、該本体ロール33の本体凹部33a内に、嵌合ロール34・35の嵌合凸部34a・35aを嵌装して、該本体凹部33a内に嵌合凸部34a・35aを摺動させることにより、該本体凹部33aと嵌合凸部34a・35aにより形成される繰出凹部32aの溝幅32bを変更して粒状体39の繰出量を調節するので、嵌合した上での摺動により、溝幅32bを無段階に変更できるため、繰出量を細かく設定通り調節することができ、粒状体の散布精度が大幅に向上する。
【0036】
また、溝幅32bの適正な最小間隔は、繰出凹部32aの形状にかかわらず、粒状体39の平均径の等倍以上3倍以下に設定することとする。図14乃至図16に示すように、本体ロール33の端面部33c・33d・33eと嵌合ロール34・35の嵌合凸部34先端の端面部34c・34d・34eが、外方に開いた斜線状、円弧状、又は垂線状のいずれにおいても同様である。
【0037】
次に、各散布装置の配置構成について、図3、図4、図17乃至図20により説明する。図3、図4、図17、図18に示すように、前記第1係止具47の近傍位置には、前記ガイドパイプ62の下端位置を変更する部材となる取付パイプ108と支持フレーム71が配設されている。つまり、前記第1係止具47の右側面からは取付板108aが右方に突設され、該取付板108aの側部には、前斜め下方に傾斜した取付パイプ108bが固設され、該取付パイプ108b側面には、取付パイプ108bの開口部にナット108cの螺孔が合うように、該ナット108cが固設されている。そして、取付パイプ108bに支持フレーム71の上端部を挿通した後、前記ナット108cの螺孔にボルト109を螺挿し、支持フレーム71を取付パイプ108bに上下位置調節可能に固定するようにしている。
【0038】
そして、該支持フレーム71は、前記播種ディスク対29の側方まで前斜め下方に延出され、該支持フレーム71下端の取付リング71aには、前記ガイドパイプ62の下端が内挿支持され、前記薬剤散布装置9の繰出装置60から送出される薬剤を、播種ディスク対29の側方に散布できるようにしている。
【0039】
更に、ガイドパイプ62は軟質部材や蛇腹から構成した上で、支持フレーム71の取付パイプ108bへの取付位置をボルト109を締め直して変更したり、支持フレーム71自体を屈曲可能な金属や樹脂等で構成して屈曲させることが可能な散布位置調節構造を設けることで、取付リング71aに支持したガイドパイプ62下端の位置を自在に変更できるようにしている。
【0040】
これにより、ガイドパイプ62下端を播種ディスク対29の側方だけでなく、播種ディスク対29の内側等にも配置することができ、薬剤散布装置9の繰出装置60から送出される薬剤を色々な位置に散布することができるのである。
【0041】
すなわち、前記繰出装置60の放出口110には屈曲可能な軟質部材等から成るガイドパイプ62の上端を連通すると共に、該ガイドパイプ62の下端位置を、支持フレーム71により変更可能とした散布位置調節構造を設けるので、粒状体の散布位置を簡単に変更することができ、後述する様々な散布形態への対応が可能となる。
【0042】
このように散布位置調節構造を設けると共に、前述した如く、並設した薬剤散布装置9と施肥装置8の駆動軸83を同軸上に設けたので、各散布装置の様々な配置形態が可能となる。
【0043】
図19に示すように、通常は薬剤散布装置9の薬剤はガイドパイプ62によって播種ディスク対29の側方に散布しているが、薬剤を播種位置の直後、すなわち播種パイプ69の後方に散布したい場合には、従来は、薬剤散布装置9と施肥装置8の設計変更等が必要となったりして位置変更にコストや時間がかかっていたが、図20に示すように、薬剤散布装置9と施肥装置8を同一の駆動軸83上をスライドさせた上で、ガイドパイプ62下端の位置を変更するだけで、新たな配置形態に移行することができる。
【0044】
すなわち、散布に必要な薬剤等の資材を何度も運ぶ手間を少なくするため、薬剤に使用する薬品の濃度を高くした上で少量散布を行う方法が主流となっているが、その際に、前記繰出凹部の開度を必要以上に閉めすぎると、詰まりが発生し、散布量にムラが生じて繰出精度が低下したり、詰まりが激しい場合には散布不能になる、という問題があった。これに対し繰出凹部を外周に形成した繰出ロールを設け、該繰出ロールを回転させることにより、上方から該繰出凹部に落入・貯溜した粒状体を、下方へ搬送して繰出可能にすると共に、該繰出凹部の溝幅を変更可能な繰出量調節機構を設けた粒状体の繰出装置において、該溝幅の最小間隔を、粒状体の平均径の等倍以上3倍以下に規制したので、少量散布時に、全閉時でも詰まりが発生せずに繰出精度が向上し、しかも、無駄な散布をなくして、コストダウンを図り、薬害の発生も抑えることができるのである。
【0045】
また、繰出量調節機構においては、繰出ロールを本体ロールと嵌合ロールより構成し、該本体ロールの本体凹部内に、嵌合ロールの嵌合凸部を嵌装して、該本体凹部内に嵌合凸部を摺動させることにより、該本体凹部と嵌合凸部により形成される繰出凹部の溝幅を変更して粒状体の繰出量を調節するので、嵌合した上での摺動により、溝幅を無段階に変更できるため、繰出量を細かく設定通り調節することができ、粒状体の散布精度が大幅に向上する。
【0046】
また、本体ロールと嵌合ロールとの間に弾性部材を介設すると共に、該嵌合ロールの外側に調節部材を当接し、該調節部材によって嵌合ロールを本体ロール側に押圧することにより、前記溝幅を調節するので、繰出凹部内に詰まりが発生した場合でも、強力な弾性部材である調節バネを用いることにより、嵌合ロールを本体ロールから容易に離間させることができ、繰出凹部内の清掃が容易となり、メンテナンス性が大きく向上する。
【0047】
また、繰出装置上に設けたホッパーは、略透明な耐薬品性部材から構成されるので、作業者が粒状体の残量を常時しかも簡単に視認して適正量に保つことができ、散布作業の作業効率を高めることができる。更に、耐薬品性が高いので、長期間使用時にも粒状体でホッパーが溶解や劣化されることなく、視認性を良好に保つことができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示す効果を奏する。
請求項1においては、ツールバー(18)上に施肥装置(8)を第2係止具(48)で固定し、該施肥装置(8)の側方の同じくツールバー(18)上に、薬剤散布装置(9)を第1係止具(47)で固定し、該施肥装置(8)の繰出装置(63)の駆動軸と同軸上に、共通の駆動軸である、薬剤散布装置(9)の繰出装置(60)の駆動軸(83)を設け、前記薬剤散布装置(9)の繰出装置(60)の放出口(110)には屈曲可能な軟質部材等から成るガイドパイプ(62)の上端を連通すると共に、該ガイドパイプ(62)の下端位置を、支持フレーム(71)により変更可能とした散布位置調節構造を設け、該散布位置調節構造は、該薬剤散布装置(9)をツールバー(18)に固定する第1係止具(47)の近傍位置に、前記ガイドパイプ(62)の下端位置を変更する部材となる取付パイプ(108b)を固設し、該取付パイプ(108b)に、ボルト(109)を螺挿するナット(108c)を固設し、該ナット(108c)が固設された取付パイプ(108b)に支持フレーム(71)の上端部を挿通した後、前記ナット(108c)の螺孔にボルト(109)を螺装し、前記支持フレーム(71)を取付パイプ(108b)に上下位置調節可能に固定し、該支持フレーム(71)が斜め下方に延出され、該支持フレーム(71)の下端の取付リング(71a)に、前記ガイドパイプ(62)の下端を内挿支持し、前記支持フレーム(71)によりガイドパイプ(62)下端の位置を自在に変更可能としたので、薬剤散布装置は施肥装置と同一の駆動系により動作が可能であり、薬剤散布装置を施肥装置の側方に、無改造でしかも簡単に装着することができ、様々な散布形態への対応が可能となるのである。更に、薬剤散布装置を複数台装着し、複数種類の薬剤を同時に散布することもできる。
【0049】
また、前記繰出装置の放出口には屈曲可能な軟質部材等から成るガイドパイプの上端を連通すると共に、該ガイドパイプの下端位置を、支持フレームにより変更可能とした散布位置調節構造を設けるので、粒状体の散布位置を簡単に変更することができ、様々な散布形態への対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の施肥播種機をトラクタの後部に装着した状態の斜視図である。
【図2】 施肥播種機の背面図である。
【図3】 薬剤散布装置の側面図である。
【図4】 施肥装置・播種装置の側面一部断面図である。
【図5】 接地輪の側面一部断面図である。
【図6】 薬剤繰出装置の側面断面図である。
【図7】 同じく平面図である。
【図8】 繰出ロールの平面図である。
【図9】 回動軸の平面図である。
【図10】 本体ロールの構成を示し、図10(a)は本体ロールの側面断面図、図10(b)は同じく正面図である。
【図11】 第1嵌合ロールの構成を示し、図11(a)は第1嵌合ロールの側面図、図11(b)は同じく正面図である。
【図12】 第2嵌合ロールの構成を示し、図12(a)は第2嵌合ロールの側面図、図12(b)は同じく正面図である。
【図13】 調節ダイヤルの構成を示し、図13(a)は調節ダイヤルの側面断面図、図13(b)は同じく正面図である。
【図14】 斜線状の繰出凹部の側面断面図である。
【図15】 円弧状の繰出凹部の側面断面図である。
【図16】 垂線状の繰出凹部の側面断面図である。
【図17】 ガイドパイプの支持構成を示す斜視図である。
【図18】 ガイドパイプの固定部材の構成を示し、図18(a)は固定部の材側面図、図18(b)は同じく正面図である。
【図19】 薬剤を播種ディスク対側方に散布する場合の各散布装置の配置構成を示す平面模式図である。
【図20】 薬剤を播種ディスク対内側後方に散布する場合の各散布装置の配置構成を示す平面模式図である。
【符号の説明】
8 施肥装置
9 薬剤散布装置
32 繰出ロール
32a 繰出凹部
32b 溝幅
33 本体ロール
33a 本体凹部
34・35 嵌合ロール
34a・35a 嵌合凸部
36 調節部材
37 弾性部材
39 粒状体
60・63 繰出装置
61・64 ホッパー
62 ガイドパイプ
63 繰出装置
71 支持フレーム
83 駆動軸
110 放出口

Claims (1)

  1. ツールバー(18)上に施肥装置(8)を第2係止具(48)で固定し、該施肥装置(8)の側方の同じくツールバー(18)上に、薬剤散布装置(9)を第1係止具(47)で固定し、該施肥装置(8)の繰出装置(63)の駆動軸と同軸上に、共通の駆動軸である、薬剤散布装置(9)の繰出装置(60)の駆動軸(83)を設け、前記薬剤散布装置(9)の繰出装置(60)の放出口(110)には屈曲可能な軟質部材等から成るガイドパイプ(62)の上端を連通すると共に、該ガイドパイプ(62)の下端位置を、支持フレーム(71)により変更可能とした散布位置調節構造を設け、該散布位置調節構造は、該薬剤散布装置(9)をツールバー(18)に固定する第1係止具(47)の近傍位置に、前記ガイドパイプ(62)の下端位置を変更する部材となる取付パイプ(108b)を固設し、該取付パイプ(108b)に、ボルト(109)を螺挿するナット(108c)を固設し、該ナット(108c)が固設された取付パイプ(108b)に支持フレーム(71)の上端部を挿通した後、前記ナット(108c)の螺孔にボルト(109)を螺装し、前記支持フレーム(71)を取付パイプ(108b)に上下位置調節可能に固定し、該支持フレーム(71)が斜め下方に延出され、該支持フレーム(71)の下端の取付リング(71a)に、前記ガイドパイプ(62)の下端を内挿支持し、前記支持フレーム(71)によりガイドパイプ(62)下端の位置を自在に変更可能としたことを特徴とする繰出装置。
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