JP4055077B2 - 膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法 - Google Patents

膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4055077B2
JP4055077B2 JP2003322860A JP2003322860A JP4055077B2 JP 4055077 B2 JP4055077 B2 JP 4055077B2 JP 2003322860 A JP2003322860 A JP 2003322860A JP 2003322860 A JP2003322860 A JP 2003322860A JP 4055077 B2 JP4055077 B2 JP 4055077B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treated
water
activated sludge
time
membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003322860A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005087829A (ja
Inventor
清和 武村
真人 大西
一彦 能登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP2003322860A priority Critical patent/JP4055077B2/ja
Publication of JP2005087829A publication Critical patent/JP2005087829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4055077B2 publication Critical patent/JP4055077B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Description

本発明は膜分離式活性汚泥処理装置に係り、特に処理槽内に膜ユニットを浸漬した膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法に関する。
この種の膜分離式活性汚泥処理装置として、粗大気泡散気手段と微細気泡散気手段とを備えたものが知られている(例えば,特許文献1参照。)。
図3はその概略構成を示す模式図である。処理槽1内には活性汚泥が高濃度に保持されており、被処理水2を好気的に処理する。処理槽1内には膜ユニット3が浸漬されている。膜ユニット3の下方には粗大気泡散気手段4が配置されている。粗大気泡散気手段4の下方にはさらに微細気泡散気手段5が配置されている。管路8から流入した被処理水2が処理槽1内に高濃度に保持した活性汚泥によって好気的に生物処理される。生物処理によって、被処理水2中の有機性物質が酸化分解し、被処理水2は浄化される。膜ユニット3は、複数枚の鉛直状の平膜3Aが間隔を空けて平行に配列された構造とされる。この膜ユニット3によって被処理水2が膜分離される。膜ユニット3を透過した被処理水2は膜ユニット3の二次側から排出管路9を介し処理水排出手段6により処理水7として装置外に排出される。
粗大気泡散気手段4から散気された粗大気泡には主に3つの作用がある。第1の作用は平膜3Aに対する膜面洗浄作用である。粗大気泡はその浮力によって膜ユニット3の平膜3A相互の間隙を上昇し、その上昇過程で平膜3Aの膜面を擦る。その結果、膜分離されて膜面に付着した活性汚泥などの懸濁分離物が膜面から剥離し洗われる。また、粗大気泡のエアリフト作用によって平膜3A相互の間隙には被処理水の上向流が生起される。この被処理水の上向流によっても膜面の洗浄が行われる。第2の作用は被処理水に対する酸素供給作用である。粗大気泡が被処理水と接触する過程で、気泡中の酸素が被処理水に溶解する。被処理水に溶解した酸素が活性汚泥による生物処理に必要な酸素源として利用される。第3の作用は旋回流の形成作用である。上記したように散気された粗大気泡のエアリフト作用によって平膜3A相互の間隙には被処理水の上向流が生起され、この上向流の生起に伴い、処理槽1内には矢印Fで示したような旋回流が形成される。この旋回流によって、被処理水と活性汚泥が十分に混合接触し、活性汚泥による生物処理が効率よく進行する。また、旋回流によって被処理水が万遍なく膜ユニット3を通過することになり、安定した膜分離が行われる。
活性汚泥は膜分離により処理槽1内に残存するため、処理槽1内には活性汚泥が高濃度に維持される。したがって、この種の膜分離式活性汚泥処理装置は高負荷の運転が可能であり、酸素の消費速度も速い。このため、粗大気泡散気手段4から散気された粗大気泡によって被処理水に溶解する酸素だけでは生物処理に必要な酸素を賄えず、被処理水中の溶存酸素が不足する場合がある。すなわち、粗大気泡はエアリフト力が大きいので前記した膜面洗浄作用や旋回流の形成作用には有効である。反面、単位体積当たり気泡表面積が小さいので、被処理水に対する酸素溶解効率が低い欠点がある。一方、微細気泡散気手段5から散気される微細気泡は単位体積当たり気泡表面積が大きいので、被処理水に対する酸素溶解効率が高い。このため、不足する被処理水中の溶存酸素を補うために有効である。
したがって、この種の膜分離式活性汚泥処理装置では、粗大気泡散気手段4と微細気泡散気手段5のそれぞれからの散気量を適正に配分することによって、効率の良い運転を行うようにしている。
ところで、膜分離式活性汚泥処理装置においては被処理水の流入量が大きく変動するケースが多い。例えば被処理水が生活系の下水である場合、夜間の流入量は日中に比べると、著しく減少する。このような被処理水の流入量が少ない時間帯において膜ユニット3での膜分離を継続し、処理水排出手段6によって処理水を排出し続けると仮定する。すると、処理槽1の液面が低下して被処理水に対する活性汚泥の濃度が著しく高まり、終には運転不能の状態になる。したがって、このような事態が起きないように、被処理水の流入量が少ない時間帯では処理水排出手段6の駆動を停止して膜ユニット3での膜分離を行わない。すなわち、膜ユニット3の運転を停止するようにしていた。また、膜ユニット3の運転停止と同時に、電力費削減の観点から粗大気泡散気手段4と微細気泡散気手段5の双方を停止するか、もしくはこれらの気泡散気手段4,5の散気量を通常運転時よりも少なくした状態で連続的に散気していた。
特開2001−212587号公報
しかしながら、膜ユニット3の運転停止中に散気を停止すると、処理槽1内の被処理水が溶存酸素の枯渇した嫌気状態となり、槽内に保持した活性汚泥の一部が死滅し腐敗するという問題点があった。この活性汚泥の死滅腐敗によって粘着性物質が発生し、運転再開時に膜ユニット3の膜分離性能に悪影響を及ぼすという問題も派生していた。このような傾向は被処理水の水温が高い夏季に特に著しい。一方、膜ユニット3の運転停止中に散気を連続的に行うと、上記の被処理水が嫌気状態になる弊害は回避することができる。しかしながら、無負荷の状態で散気を継続すると、活性汚泥の自己分解が進行して活性汚泥のフロックが微細化し、運転再開時に膜の閉塞を招く傾向がある。また、散気のための運転動力も嵩む。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を改善し、膜ユニットの運転が停止している時間帯においても、活性汚泥を良好な状態に保つことができ、かつ散気のための運転動力が少ない膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法は、槽内に保持した活性汚泥によって被処理水を好気的に処理する処理槽と、この処理槽内に浸漬された膜ユニットと、この膜ユニットの下方に配置された粗大気泡散気手段と、前記処理槽内に配置された微細気泡散気手段とを備えた膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法であって、前記膜ユニットの運転を停止させた時間帯に、膜ユニットの運転を停止させた直後の時間t は前記粗大気泡散気手段と微細気泡散気手段の双方の散気を停止し、その後は時間t よりも短い時間t 毎に時間t よりも十分に短い時間t だけ、前記粗大気泡散気手段と微細気泡散気手段とを交互に間欠作動させることを特徴とする。
また、本発明に係る膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法は、前記の時間t を1〜2時間、時間t を30分〜1時間、時間t を5〜10分に設定したことを特徴とする。
本発明によれば、膜ユニットの運転が停止している時間帯においても散気を間欠的に行うので、被処理水が嫌気状態になることを防止するか、又は一時的に嫌気状態になった被処理水を速やかに好気状態に回復させることができる。また、散気の過多による活性汚泥のフロックの微細化を防止できる。このため、膜ユニットの運転が停止している時間帯においても活性汚泥を良好な状態に保つことができる。かつ、散気を連続的に行う場合に比べて、散気のための運転動力を節減することができる。また、膜ユニットの運転停止時間中における膜面の洗浄作用も期待できる。
図1は本発明に係る膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法を実施するための装置系統図である。原水調整槽10は被処理水を貯留するための槽であり、被処理水は原水調整槽10に一時的に貯留された後に、管路12に設けられた原水ポンプ14によって処理槽16に定量供給される。なお、原水調整槽10には液面調節計18が設けられており、この液面調節計18からの信号によって原水ポンプ14の稼動などが制御される。
処理槽16内には活性汚泥が高濃度に保持されており、この処理槽16内には膜ユニット20が浸漬されている。膜ユニット20の下方には粗大気泡散気手段22が配置されている。また、膜ユニット20の側方には微細気泡散気手段24が配置されている。膜ユニット20の二次側には管路26が接続している。管路26には流量調節計28と吸引ポンプ30が設けられている。吸引ポンプ30を駆動することにより、膜ユニット20を構成する膜の二次側に負圧が生じる。膜の二次側に作用する負圧によって膜分離が行われ、膜ユニット20を透過した被処理水が管路26から処理水として抜き出される。吸引ポンプ30の駆動は流量調節計28で検出される処理水の流量が定量となるように制御される。吸引ポンプ30として容積式の定量ポンプを用いた場合には、流量調節計28による流量制御は不要となる。なお、吸引ポンプ30で吸引する処理水の流量は、原水ポンプ14によって処理槽16に定量供給される被処理水の流入量とほぼ一致させる。
処理対象である被処理水は有機性の汚水である。管路12から流入した被処理水が処理槽16内に高濃度に保持した活性汚泥によって好気的に生物処理される。この生物処理によって、被処理水中の有機性物質が酸化分解し、被処理水は浄化される。膜ユニット20は複数枚の鉛直状の平膜が間隔を空けて平行に配列された構造とされる。粗大気泡散気手段22から散気された粗大気泡には主に3つの作用がある。第1の作用は膜ユニット20の平膜に対する膜面洗浄作用である。第2の作用は被処理水に対する酸素供給作用である。第3の作用は旋回流の形成作用である。散気された粗大気泡のエアリフト作用によって平膜相互の間隙には被処理水の上向流が生起され、この上向流の生起に伴い、処理槽16内には旋回流が形成される。この旋回流によって、被処理水と活性汚泥が十分に混合接触し、活性汚泥による生物処理が効率よく進行する。また、旋回流によって被処理水が万遍なく膜ユニット20を通過することになり、安定した膜分離が行われる。
活性汚泥は膜分離により処理槽16内に残存するため、処理槽16内には活性汚泥が高濃度に維持される。したがって、処理槽16では高負荷の運転が可能であり、酸素の消費速度も速い。このため、粗大気泡散気手段22から散気された粗大気泡によって被処理水に溶解する酸素だけでは生物処理に必要な酸素を賄えず、被処理水中の溶存酸素が不足する場合がある。そこで、微細気泡散気手段24から微細気泡を散気することによって、被処理水中の溶存酸素を補う。微細気泡は単位体積当たり気泡表面積が大きいので、被処理水に対する酸素溶解効率が高い。このため、被処理水中の溶存酸素を補うために有効である。
散気用の空気源はブロア32によって供給される。すなわち、ブロア32の吐出側には昇圧空気のストレージタンク34が設けられており、このストレージタンク34内の昇圧空気が一定の圧力を維持するようにブロア32が稼動する。ストレージタンク34出口の管路36は、粗大気泡散気手段22に通じる管路38と、微細気泡散気手段24に通じる管路40とに分岐している。管路38には自動開閉弁42が、管路40には自動開閉弁44が取り付けられている。通常運転時には自動開閉弁42、44がともに開とされ、粗大気泡散気手段22及び微細気泡散気手段24のそれぞれから適量の空気が散気される。
処理槽16には液面計46が取り付けられており、液面計46の検出信号はコントローラ48に送信される。コントローラ48では液面計46の検出信号に基づいて、吸引ポンプ30の駆動と自動開閉弁42、44の開閉を制御する。
上記構成の膜分離式活性汚泥処理装置において、原水ポンプ14は前記したように定流量運転される。したがって、原水調整槽10に流入する被処理水の水量が減少すると、原水調整槽10の液面が徐々に低下して液面が最小レベルになる。すると、液面調節計18からの信号によって原水ポンプ14の駆動が停止される。その結果、原水調整槽10の液面が標準レベルに回復すると液面調節計18からの信号によって原水ポンプ14が再駆動する。また、降雨などによって原水調整槽10に流入する被処理水の水量が一時的に増加し、原水調整槽10の液面が上昇して液面が最大レベルになる。すると、液面調節計18からの信号によって原水調整槽10に流入する被処理水の水量が適正値に制限される。
被処理水の流入量が少ない時間帯においては、上記のとおり原水ポンプ14の駆動が停止するので、処理槽16には被処理水が流入しない。この状態で吸引ポンプ30を駆動して膜ユニット20での膜分離運転を続けると、処理槽16の液面が直ちに低下する。この液面の低下が液面計46によって検出され、検出信号がコントローラ48に送信される。コントローラ48では液面低下の信号に基づいて、吸引ポンプ30の駆動を停止させるとともに、自動開閉弁42、44を閉にして、散気手段22、24からの散気を停止させる。
被処理水の流入量が少ない時間帯が長時間にわたって継続し、それに伴い吸引ポンプ30の駆動を停止した時間帯が所定時間以上に達すると、コントローラ48では自動開閉弁42、44の開閉を制御することによって、散気手段を間欠的に作動させる。図2はその時の運転モードを例示したものである。図2において横軸は吸引ポンプ30の駆動停止時間、すなわち膜ユニット20の運転停止時間の経過を示している。また、同図において黒く塗りつぶした時間帯は微細気泡散気手段24の作動を示し、白抜きで表示した時間帯は粗大気泡散気手段22の作動を示している。
図2に示した運転モードでは、吸引ポンプ30の駆動停止を開始してから時間t経過後に、自動開閉弁44を時間tだけ開とし、微細気泡散気手段24を作動させる。すると、微細気泡散気手段24から散気される微細気泡によって、被処理水に酸素が効率よく溶解し、被処理水が嫌気状態になることを防止するか、又は嫌気状態になった被処理水を速やかに好気状態に回復させる。微細気泡の散気エネルギによって被処理水は緩慢に旋回流動するので、処理槽16内の被処理水の全量に対して万遍なく酸素を補給させることができる。この時間tの微細気泡の散気後、微細気泡散気手段24を停止する。
その後は時間tよりも短い時間t毎に時間tよりも十分に短い時間tだけ、前記粗大気泡散気手段と微細気泡散気手段とを交互に間欠作動させる。この運転モードによれば、酸素溶解効率がよい微細気泡の散気と、旋回流の形成と膜面洗浄作用に優れた粗大気泡の散気との両者の長所を生かした間欠運転を実現できる。
なお、上記運転モードにおける時間t、t、tは処理層16や膜ユニット20の構造と容量、活性汚泥の濃度、散気手段の配置と散気容量、被処理水の温度(換言すれば、季節)などを勘案して経験的に決める。通常は時間tを1〜2時間、時間tを30分〜1時間、時間tを5〜10分程度に設定する。
上記運転モードによれば、膜ユニットの運転が停止している時間帯においても散気を間欠的に行うので、被処理水が嫌気状態になることを防止するか、又は一時的に嫌気状態になった被処理水を速やかに好気状態に回復させることができる。また、散気の過多による活性汚泥のフロックの微細化を防止できる。このため、活性汚泥を良好な状態に保つことができる。
上記の間欠散気の運転を行っている途中で、処理槽16に被処理水が流入し、液面が正常レベルに復帰した時には、液面計46からその旨の信号がコントローラ48に送信される。コントローラ48では液面正常の信号に基づいて、吸引ポンプ30の駆動を再開させるとともに、自動開閉弁42、44を開にして、散気手段22、24からの散気を再開させ、通常運転に戻る。
上記実施形態では、液面計46からの信号に基づいて吸引ポンプ30の駆動と自動開閉弁42、44の開閉を制御した。しかしながら、本発明はこれに限らず、例えば原水ポンプ14の駆動信号や処理槽16に流入する被処理水の流量信号に基づいて吸引ポンプ30の駆動や自動開閉弁42、44の開閉を制御するようにしてもよい。また、微細気泡散気手段24の設置位置は膜ユニット20の側部に限らず、特許文献1に記載されているような粗大気泡散気手段22の直下位置であってもよい。
本発明に係る膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法を実施するための装置系統図である。 本発明に係る運転方法の運転モードを例示したタイムチャートである。 膜分離式活性汚泥処理装置の概略構成を示す模式図である。
符号の説明
10……原水調整槽、14……原水ポンプ、16……処理槽、20……膜ユニット、22……粗大気泡散気手段、24……微細気泡散気手段、30……吸引ポンプ、32……ブロア、42,44……自動開閉弁、46……液面計、48……コントローラ。

Claims (2)

  1. 槽内に保持した活性汚泥によって被処理水を好気的に処理する処理槽と、この処理槽内に浸漬された膜ユニットと、この膜ユニットの下方に配置された粗大気泡散気手段と、前記処理槽内に配置された微細気泡散気手段とを備えた膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法であって、前記膜ユニットの運転を停止させた時間帯に、膜ユニットの運転を停止させた直後の時間t は前記粗大気泡散気手段と微細気泡散気手段の双方の散気を停止し、その後は時間t よりも短い時間t 毎に時間t よりも十分に短い時間t だけ、前記粗大気泡散気手段と微細気泡散気手段とを交互に間欠作動させることを特徴とする膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法。
  2. 前記の時間t を1〜2時間、時間t を30分〜1時間、時間t を5〜10分に設定したことを特徴とする請求項1に記載の膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法。
JP2003322860A 2003-09-16 2003-09-16 膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法 Expired - Lifetime JP4055077B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003322860A JP4055077B2 (ja) 2003-09-16 2003-09-16 膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003322860A JP4055077B2 (ja) 2003-09-16 2003-09-16 膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005087829A JP2005087829A (ja) 2005-04-07
JP4055077B2 true JP4055077B2 (ja) 2008-03-05

Family

ID=34454093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003322860A Expired - Lifetime JP4055077B2 (ja) 2003-09-16 2003-09-16 膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4055077B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009061349A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Toray Ind Inc 膜分離活性汚泥法による汚水処理方法
JP5247208B2 (ja) * 2008-03-31 2013-07-24 中国電力株式会社 クラゲ処理システム、及び、クラゲ処理システムの制御方法
JP2013116453A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Yanmar Sangyo Kk 排水処理装置
JP5946015B2 (ja) * 2012-05-07 2016-07-05 三菱レイヨン株式会社 廃水処理装置及び廃水処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005087829A (ja) 2005-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5888394A (en) Method and apparatus for sewage water treatment
EP3357872A1 (en) Wastewater treatment system and wastewater treatment method
JP4588043B2 (ja) 膜分離方法および装置
JP4055077B2 (ja) 膜分離式活性汚泥処理装置の運転方法
JP4403495B2 (ja) 排水処理装置
JP3105140B2 (ja) 汚水処理装置
JP2004337787A (ja) 膜分離活性汚泥処理槽
JP3972406B2 (ja) 厨芥処理装置
JP2011194305A (ja) 汚水の膜分離活性汚泥処理方法及び装置
JPH08187494A (ja) 浄化槽
JP3124197B2 (ja) 汚水処理装置
JPH10290994A (ja) 浄化槽
JPH07256294A (ja) 生活排水処理装置
JP2004237202A (ja) 膜分離式活性汚泥処理装置
JP2003275546A (ja) 膜分離排水処理装置
JPH10296251A (ja) 汚水浄化槽の汚泥調整方法
JPH07299480A (ja) 浄化槽の運転方法及び浄化槽
JP2005095799A (ja) 膜式活性汚泥処理装置
JP2005074345A (ja) 汚水の処理方法
JP3695907B2 (ja) 浄化槽の空気供給装置
JPH1157765A (ja) 浄化槽
JP3414609B2 (ja) 汚水処理装置の運転方法
JPH11165182A (ja) 膜処理浄化槽
JP2000279980A (ja) 分離膜利用排水再利用装置及び運転方法
JP4360204B2 (ja) 有機性廃水の処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050913

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20070510

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20070625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4055077

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131221

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term