JP4055056B2 - 面状照明装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、看板や各種表示装置等の照明手段に用いられる面状照明装置に係り、特に液晶表示装置に用いられる面状照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
低消費電力で作動する液晶表示装置は、薄型、軽量等の特長を有するので、パーソナルコンピュータ(パソコン)や携帯電話等の電気機器に多用され、需要も増大している。
【0003】
ところで、液晶表示装置の液晶自体は自ら発光しないため、太陽光や屋内照明からの光を十分に取り込めない場所で使用する場合には、液晶表示装置とは別個に液晶に光を当てる照明手段が必要となる。
また、前記パソコン(特にノートパソコン)や携帯電話においては薄型化、省電力化が望まれており、その要望に応えるものの一例としてサイドライト方式の面状照明装置がある。このようなサイドライト方式の面状照明装置の一例として図12に示すものがある。
【0004】
図12において、面状照明装置1は、いわゆるバックライト方式であり、表示面Fが図12下方の面(下面)に設けられる透過型液晶表示装置2(透過型液晶表示装置に代えて半透過型液晶表示装置としてもよい。)の上面に対面するように配置されている。
この面状照明装置1は、透光性材料からなる略四角形状の板状導光体(ガイドプレート)3と、透光性材料からなる断面矩形の棒状導光体(ガイドロッド)4と、発光ダイオード(LED)からなる点状光源5,5とを備えて構成されている。板状導光体3に対して、図12上方の面(上面)6と反対側の下面7に対面するように前記透過型液晶表示装置2が配置される。また、通常、板状導光体3の上方の面(上面)6と対向して、図示していない反射板が配置される。
【0005】
前記棒状導光体4は、その一側面8を板状導光体3の一側端面9に近接もしくは接触させて配設され、点状光源5,5のそれぞれは棒状導光体4の両端面10,10に別個に配置されている。棒状導光体4における前記一側面8と反対側の側面(他側面)11には、点状光源5,5からの光を板状導光体3の一側端面9に入射させる光路変換手段12が形成されている。光路変換手段12は、断面形状がほぼ三角形の多数の溝部13と、隣接する溝部13,13間に形成された平坦部14とで構成されている。
【0006】
板状導光体3は、上面6に棒状導光体4からの光を下面7に向けて反射する光反射パターン15を形成している。光反射パターン15は、断面形状が略三角形で板状導光体3の一側端面9と平行に延びる多数の溝部16と、隣接する溝部16,16間に形成された平坦部17とで構成されている。
【0007】
このような面状照明装置1において、点状光源5,5からの光は、棒状導光体4内に入射し、その棒状導光体4の他側面11に形成された光路変換手段12により光路変換されて、板状導光体3の一側端面9から板状導光体3内部に入射する。
【0008】
入射した光は、板状導光体3内部で光反射パターン15等による反射、屈折を繰り返しながら板状導光体3の一側端面9と反対側の側端面へ向かって進行するが、その間、板状導光体3の下面7から出射する。これにより、板状導光体3の下面7に近接して配置された透過型液晶表示装置2が照明され、透過型液晶表示装置2による発光(間接発光)表示が行われる。
【0009】
ところで、上述した面状照明装置1では、点状光源5,5からの光が棒状導光体4によって消費され、その分、板状導光体3を照明する光量が減少することになる。この対策を施したものとして、特開2001−35222公報に示す面状照明装置がある。
【0010】
この公報に示す面状照明装置1は、図13に示すように、板状導光体3の一隅(隅角)18に、当該一隅18と反対側の隅部(隅角)19とを結ぶ線(以下、対角線という。)20と直交するように光入射面21を形成し、この光入射面21に1個の発光ダイオードからなる点状光源5を近接もしくは接触させ、板状導光体3の一面側(上面)に形成される光反射パターン15Aを、点状光源5の発光点を中心とする円弧状でかつ径を異にした複数の溝部16Aと、隣接する溝部16A,16A間に形成された平坦部17Aとで構成し、図12に示す装置で用いた棒状導光体4を廃止している。そして、点状光源5からの光を板状導光体3に直接入射するようにしている。この装置では、棒状導光体4が廃止された分、光量の減少防止を図ることができる。
また、本出願人は、光反射パターン15Aの周方向における輝度分布を改善するために、溝部16Aの深さを可変した面状照明装置を特願2001−350161で提案している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した図13に示す装置は、見る方向によっては視野範囲が狭くなってしまい改善が求められているというのが実情である。すなわち、図14及び図15に示すように、板状導光体3の上方に輝度計70を配置し、溝部16Aに平行となる方向(以下、A方向という。)及び溝部16Aと直交する方向(以下、B方向という。)での輝度分布を測定すると、その輝度分布は、それぞれ図16及び図17に示すようになり、異なった特性を示す。そして、図16に示すように、A方向の輝度分布では、正面71を基準(正面71の放射角度φを0°)とした放射角度φをわずかに変えただけで輝度が大きく低下し、すなわち、正面71から目視位置を変えていくと正面71から外れると瞬時に暗くなってしまいA方向の視野範囲は狭いものになっている。これは、板状導光体3(光反射パタ−ン15A)を平面視した場合、点状光源から板状導光体3に入射した光が光反射パタ−ン15Aを構成する溝部16Aに対して垂直に入射し、その結果、溝部16Aで反射して板状導光体3から外部に出射する光はA方向において偏向されることなく、正面71方向に対して垂直に出射されるからである。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、出射面全面において、円周方向の輝度を均一にするとともに、出射面全面において、円周方向の視野範囲を均一に拡大することによって、液晶表示装置の表示面全体において均一な照明を得ることができる面状照明装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、透光性材料からなる略四辺形状の板状導光体と、該板状導光体の隅角に形成した光入射面に近接もしくは接触配置される点状光源と、前記板状導光体の一面側に形成された光反射パターンとを備え、該光反射パターンは前記点状光源を中心とする略円弧状でかつ径を異にした複数の溝部を備えた面状照明装置において、前記溝部は、前記板状導光体における前記光入射面に対応する隅角と該隅角と反対側の隅角とを結ぶ対角線から外れるほど深くなるように構成され、前記板状導光体の一面側と反対側の面に、透光性材料からなる複数個のレンチキュラー素子が前記光反射パターンの溝と概ね直交する方向に長手方向を一致させて配列され、前記レンチキュラー素子は、前記板状導光板の全面にわたって緻密、かつ、配列密度が略均等となるように配列されていることを特徴とする。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成において、前記レンチキュラー素子は、平面視長方形をなすことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の構成において、前記レンチキュラー素子は、平面視略台形であり、互いに平行となる辺部のうち短い方の辺部が前記点状光源側に向けて配置されることを特徴とする。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の構成において、前記複数個のレンチキュラー素子は、長さについて長いものから短いものまで多種類を含み、かつその長さ寸法範囲が広いことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の構成において、前記複数個のレンチキュラー素子は、長いものから短いものまで多種類を含み、その長さ寸法範囲が狭く、かつ大部分のレンチキュラー素子が同等の長さ寸法とされていることを特徴とする。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5までのいずれかに記載の構成において、前記レンチキュラー素子は、長手方向と直交する断面が、劣弧と、当該劣弧を含む円周上において当該劣弧を規定する2点を結ぶ弦とに囲まれた円弧形状をなすことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6に記載の構成において、視野角度が5°以上20°以下の範囲、より望ましくは10°以上20°以下の範囲になるように、前記レンチキュラー素子の幅寸法及び高さ寸法を設定したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1から請求項7までのいずれかに記載の構成において、前記レンチキュラー素子と前記板状導光体とは、同一体又は別物で構成されることを特徴とする。ここで、同一体とは、同一物で形成されたものをいう。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の面状照明装置において、前記板状導光体の一面側と反対側の面を、前記点状光源を中心とした、幅の略等しい複数の同心円弧状の領域に分割し、前記領域毎に前記レンチキュラー素子が前記板状導光板の全面にわたって緻密、かつ、配列密度が略均等となるように配列されていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施の形態を図1〜図5、図7及び図8に基づき、図6及び図12を参照して説明する。なお,図12〜図15に示す部分、部材と同等の部分、部材については同一の符号を用い、その説明は適宜省略する。
図1及び図2において、面状照明装置1Dは、板状導光体3の下面7側を透過型液晶表示装置2(図12参照)に対面させて透過型液晶表示装置2の背面側に(図12では透過型液晶表示装置2に対して上方になるように)配置され、いわゆるバックライト方式とされている。
【0018】
この面状照明装置1Dは、透光性材料からなる平面視略四角形状の平板状の板状導光体(ガイドプレート)3と、この板状導光体3に近接して配置される発光ダイオード(LED)からなる点状光源5とを備えている。
板状導光体3の一隅(隅角)18には、当該一隅18と反対側の隅部(隅角)19とを結ぶ線(対角線)20と直交するように光入射面21が形成されており、点状光源5はこの光入射面21に対面して配置されている。板状導光体3の上面6(一面側)6には光反射パターン15Aが形成されており、後述するように透過型液晶表示装置2の表示面F(図12参照)全体において均一な照明を得られるようにしている。
【0019】
光反射パターン15Aは、点状光源5を中心とする略円弧状でかつ径を異にした複数の溝部16A(溝)と、隣接する溝部16A間に形成される平坦部17Aとから構成されている。溝部16Aは、断面形状が三角形をなしており、点状光源5から離れるに従って深さ寸法が大きくなるようにしている。また、一条の溝における円周方向の溝深さは、円周方向の輝度分布を考慮して、中心(図2における対角線20)から外れるほど深くなるように構成されている。なお、溝部16Aを点状光源5から離れるに従って深さ寸法が大きくなるようにするのに代えて、隣接する溝部16A間の間隔が狭くなるように構成してもよいし、両者を組合わせて構成してもよい。また、溝は円周方向に対して必ずしも一条に連続している必要はなく、複数に分割された形態であってもよい。
【0020】
溝部16Aは、光線の出射量が板状導光体3の下面7側で略均一になるように適宜設定可能であり、断面形状が四角形でもよいし、またそれ以上の多角形にしてもよいし、曲面あるいは曲面と平面の組み合わせによって構成してもよい。
また、光反射パターン15Aは、上述した溝部16Aと隣接する溝部16A間に形成される平坦部17Aとで構成されるものに限らず、溝部間に平坦部を形成せずに点状光源5から離れる方向に円弧状の溝部を連続的に設けて構成される光反射パターンでもよい。
【0021】
板状導光体3の上面6(一面側)に対して反対側の面である下面7には、透光性材料からなる略かまぼこ形の複数個の微細なレンチキュラー素子30が一体に設けられている。すなわち、板状導光体3及びレンチキュラー素子30は別物ではなく、同一体(同一物で形成されたもの)で構成されている〔請求項8に対応する〕。
図1ではレンチキュラー素子30は、便宜上、他の部材に比して相対的に大きく記載している。なお、後述する図9及び図10についても、レンチキュラー素子30及び30Fを他の部材に比して大きく記載している。複数本のレンチキュラー素子30は、光反射パターン15Aの溝部16Aと直交する方向(溝部16Aの半径方向)に、長手方向を一致させ、かつ点状光源5を中心として放射状に配列されている。
【0022】
レンチキュラー素子30は、図3及び図4に示すように、円柱をその長手方向に平面で2つに切断して得られる小さい方に相当する形状、すなわち、長手方向と直交する断面が、劣弧31(円弧)と、当該劣弧31を含む円周上において当該劣弧31を規定する2点32,33を結ぶ弦34とに囲まれた形状(以下、円弧形状という。)であり〔請求項6に対応する〕、略かまぼこ形をなしている。レンチキュラー素子30は、前記弦34を一辺部に含む矩形の底面部36と、底面部36の上側(図3及び図4の上側)に設けられ、外周面37が劣弧31に沿う形状の曲面となっているプリズム面部38とから大略構成されている。そして、レンチキュラー素子30は、底面部36に対応する形状をなし、平面視長方形(図1の背面図及び図3参照)をなしている(請求項2に対応する)。
【0023】
レンチキュラー素子30の幅Wは、出射光の均一性の観点から10〜300μmとされ、より好ましくは100μm以下とされる。弦34の長さひいては底面部36の幅はレンチキュラー素子30の幅Wに相当するものであり、これらの幅についても、適宜、符号Wを用いる。
レンチキュラー素子30の高さHは所定の寸法に設定されている。プリズム面部38の高さは、レンチキュラー素子30の高さHに相当するものであり、以下、適宜、符号Hを用いる。
複数本のレンチキュラー素子30は、その長さL(底面部36の長さに相当する)が短いものから長いものまで種々の大きさのものが用いられており、かつその長さ寸法範囲が広くなっている(請求項4に対応する)。
【0024】
複数本のレンチキュラー素子30の板状導光体3の下面7への配列は、まず長さLの長いレンチキュラー素子30を対象にして、点状光源5を中心として放射状に行なわれる。その後、順次、長さLの短いレンチキュラー素子30を、板状導光体3の下面7における既に配列された長さLの長いレンチキュラー素子30の間の領域を埋めるようにして、点状光源5を中心として放射状に配列し、板状導光体3の下面7に全面にわたってレンチキュラー素子30を緻密に配列するようにする。この際、レンチキュラー素子30の配列密度〔所定の領域におけるフラット面FP(板状導光体3の下面7におけるレンチキュラー素子30が配列されていない平坦部)に対するプリズム面部38(ひいては底面部36)の面積比〕が板状導光体3の下面7の全面にわたって略均等になるようにしており、配列密度差が生じないようにしている。
【0025】
レンチキュラー素子30は、図3及び図5に示すように、底面部36から入射光を受けると、プリズム面部38の外周面37の周方向K〔レンチキュラー素子30の長さと直交する方向〕に光(すなわち、視野角度分布)を広げるようにしている。そして、本実施の形態では、レンチキュラー素子30を、上述したように光反射パターン15Aの溝部16Aと直交する方向(溝部16Aの半径方向)に放射状(点状光源5を中心として放射状)に配列している。このため、レンチキュラー素子30を設けない場合には、光反射パターン15Aの溝部16Aの円周方向(接線方向)における視野角度分布が狭くなるが、上述したようにレンチキュラー素子30を設けることにより、光反射パターン15Aの溝部16Aの円周方向(接線方向)における視野角度分布を広げることができ、視野角度分布の向上を図ることができる。
レンチキュラー素子30の高さHは、幅Wとの関係で、光学特性(視野範囲)を決定するパラメータとなる。レンチキュラー素子30の断面が劣弧31(円弧)をなすことから、レンチキュラー素子30の高さH、幅W及び劣弧31を形成する円の半径Rのうち、2つの値を定めれば、他の一つの値を決定できる。例えば、レンチキュラー素子30の高さH及び幅Wから劣弧31を形成する円の半径Rを決定できる。
【0026】
レンチキュラー素子30は、上述したように断面が円弧形状〔劣弧31と当該劣弧31を規定する2点32,33を結ぶ弦34とに囲まれた形状〕であり、断面が半円形状でないものとしている。このように構成したのは、断面が半円形状のレンチキュラー素子を用いると面状照明装置のピーク(正面位置)輝度が低下することを考慮したためである。このこと〔断面が半円形状のレンチキュラー素子を用いると面状照明装置のピーク(正面位置)輝度が低下すること〕について、図6を用いて説明する。
【0027】
図6は、断面半円形状〔すなわち、(高さH)/(幅W)=0.5〕のレンチキュラー素子(図示省略)の視野角度分布を示す。図6で示された視野角度分布は、図3に示すように、底面部36に対する垂線50(正面方向。正面位置)〔視野角度0°〕に対してプリズム面部38の外周面37の周方向Kの一方側K1〔例えば図3右方向〕の視野角度分布を示すものである。なお、図6に示していないが、このレンチキュラー素子(図示省略)は、前記プリズム面部38(図3参照)の外周面37(図3参照)の周方向Kの一方側K1と反対側K2についても、図6に示すのと対称な視野角度分布を有する。なお、このレンチキュラー素子(図示省略)におけるプリズム面部38(図3参照)の外周面37(図3参照)の周方向Kと直交する方向〔レンチキュラー素子の長さL方向〕の視野角度分布は、ほとんど広がりがないものとなる。
【0028】
この断面半円形状のレンチキュラー素子(図示省略)では、視野角度分布が大きく広がり、その分、面状照明装置のピーク(正面位置)輝度が低下する。この視野角度分布の広がり、及び面状照明装置のピーク(正面位置)輝度を良好な値にする上で、レンチキュラー素子では、その幅Wに対する高さHを調整する必要がある。この際、視野角度分布の必要以上の広がりを避けるために視野角度として5°以上20°以下の範囲で設定するのが望ましい。さらに、適正なピーク(正面位置)輝度を確保することを考慮して、視野角度として10°以上20°以下の範囲で設定することが望ましい。
【0029】
本実施の形態のレンチキュラー素子30は、レンチキュラー素子に対する前記要望に応えるために、視野角度として5°以上20°以下の範囲、より望ましくは10°以上20°以下の範囲に設定するために、幅W及び高さHを次のように定めている〔請求項7に対応する〕。
図7に、レンチキュラー素子30の(高さH)/(幅W)〔高さ/幅〕に対する最大視野範囲(視野範囲の最大値)の変化を示す。この図7に示されるように、幅W寸法に対して高さH寸法が相対的に小さくなると、視野範囲も狭くなる(視野範囲の最大値が小さくなる)。
【0030】
視野角度として5°以上20°以下の範囲、より望ましくは10°以上20°以下の範囲に設定する場合、図7から、レンチキュラー素子30の(高さH)/(幅W)〔形状〕を算出できる。そして、本実施の形態では、図7から算出した(高さH)/(幅W)に適合するようにして、高さH寸法および幅W寸法を定めている。例えば、視野角度に対応して、次のように(高さH)/(幅W)に設定し、この(高さH)/(幅W)に適合するようにして、高さH寸法および幅W寸法を定めている。
【0031】
(イ)視野角度 5°の場合、(高さH)/(幅W)≒0.045
(ロ)視野角度10°の場合、(高さH)/(幅W)≒0.08
(ハ)視野角度15°の場合、(高さH)/(幅W)≒0.115
(ニ)視野角度20°の場合、(高さH)/(幅W)≒0.14
【0032】
例えば視野角度10°〔(高さH)/(幅W)≒0.08〕として、レンチキュラー素子30の形状を設定した場合、視野角度分布は、図8のグラフに示すようになる。なお、この場合、図6及び図8を対比して明らかなように、図6に示す視野角度分布において視野角度が10°を超える大きさの領域における出射光成分がなくなることになる。
【0033】
また、本実施の形態では、上述したようにレンチキュラー素子30及び板状導光体3とは、同一体で構成されている。このため、部品数が少なくなり、その分、生産性の向上を図ることができる。
【0034】
次に、本発明の第2実施の形態の面状照明装置1Eを、図9に基づき、図3〜図5を参照して説明する。
前記第1実施の形態では長さLが種々異なる平面視長方形をなす〔請求項2に対応する〕レンチキュラー素子30を複数個有している。これに対して第2実施の形態は、大部分のレンチキュラー素子30(図3〜図5参照)は長さL寸法が同等であることが、前記第1実施の形態に比して大きく異なっている。また、前記第1実施の形態には、対角線20〔板状導光体3の一隅18と反対側の隅部19とを結ぶ線〕と略同等長さのレンチキュラー素子30を有しているが、第2実施の形態の大部分のレンチキュラー素子30は、その長さL寸法が、前記対角線20に略相当する長さのレンチキュラー素子30に比してきわめて短いものになっている。
【0035】
なお、前記大部分のレンチキュラー素子30の他に、前記大部分のレンチキュラー素子30より長さが短い少数個のレンチキュラー素子30が備えられている。この場合、複数個のレンチキュラー素子30の長さ寸法範囲が狭くなるように設定されている(請求項5に対応する)。前記少数個のレンチキュラー素子30は、板状導光体3におけるレンチキュラー素子30の配列密度差が少なくなるように板状導光体3の隅部19を含む両側面部(図9下側及び右側の側面部)60,61の近傍に設けられており、その個数は少ないものになっている。
【0036】
この第2実施の形態では、レンチキュラー素子30の配列は点状光源5を中心として放射状に〔第1実施の形態と同様に、光反射パターン15Aの溝部16Aと直交する方向(溝部16Aの半径方向)に長手方向を一致させて、かつ点状光源5を中心として放射状に〕行なわれている。なお、レンチキュラー素子30は点状光源5の近傍を中心として放射状に行なうようにしてもよい。また、レンチキュラー素子30の放射状の配列は、全てのレンチキュラー素子30について、中心を同一として行なわなくてもよく、レンチキュラー素子30に対応して例えば点状光源5又はその近傍を中心と配列するようにしてもよい。
【0037】
この第2実施の形態によれば、レンチキュラー素子30を、上述したように光反射パターン15Aの溝部16Aと直交する方向(溝部16Aの半径方向)に、長手方向を一致させて放射状(点状光源5を中心として放射状)に配列している。このため、レンチキュラー素子30を設けない場合には、光反射パターン15Aの溝部16Aの円周方向(接線方向)における視野角度分布が狭くなるが、上述したようにレンチキュラー素子30を配列することにより、視野角度分布を広げることができる。
さらに、この第2実施の形態によれば、大部分のレンチキュラー素子30は同等形状であり、作製しやすくなり、その分、生産性の向上を図ることができる。
【0038】
次に、本発明の第3実施の形態の面状照明装置1Fを、図10及び図11に基づいて説明する。
第1実施の形態ではレンチキュラー素子30の底面部36が矩形であり、プリズム面部38の幅W及び高さHがレンチキュラー素子30の長手方向で同等である場合を例にしたが、これに代えて、図10及び図11に示す形状のレンチキュラー素子30を用いるようにしてもよい(第3実施の形態)。
【0039】
この第3実施の形態のレンチキュラー素子30Fは、図10及び図11に示すように底面部36が略台形状であり、この底面部36に対応するように平面視略台形とされている。また、レンチキュラー素子30Fは、プリズム面部38の高さH寸法が一定で、プリズム面部38の幅W寸法がレンチキュラー素子30Fの一端30a(図11左側)から他端30b(図11右側)になるに従い大きくなる〔すなわち、劣弧31を含む円の半径R(図4参照)が、レンチキュラー素子30Fの一端30aから他端30bになるに従い大きくなる〕ように設定されている。さらに、レンチキュラー素子30Fは、一端30a及び他端30bが互いに平行となる辺部を構成し、かつ一端30aが上述したように短い辺部を構成している(請求項3に対応する)。
この第3実施の形態では、前記第1実施の形態の場合と同様に、長さLが種々異なるレンチキュラー素子30Fが複数個用いられ、かつその長さ寸法範囲が広くなっている〔請求項3及び請求項5に対応する〕。そして、複数個のレンチキュラー素子30Fは、一端30aを点状光源5に向けて放射状に配列されている(請求項3に対応する)。
【0040】
この第3実施の形態では、レンチキュラー素子30Fの他端30bから一端30aになるに従い幅Wが狭くなる。そして、レンチキュラー素子30Fの一端30aを点状光源5に向けて放射状に配列することにより、隣り合うレンチキュラー素子30F間の隙間が少なくなる。このため、フラット面FPが少なくなり、前記第1実施の形態に比してレンチキュラー素子30Fをより緻密に配列することができ、板状導光体3におけるレンチキュラー素子30Fの配列密度差が小さくなる。また、第3の実施の形態は、第1及び第2の実施の形態と比較して、レンチキュラ−素子30Fの長手方向における不連続部の数を減らすことができる。不連続部に光が入射すると、光は散乱し損失となる。従って、不連続部が少ない第3の実施の形態は、他の形態に比べて光の散乱損失を少なくすることができる。
【0041】
この第3実施の形態では、長さLが種々異なるレンチキュラー素子30Fを複数個有し、かつその長さ寸法範囲が広くなっている場合を例(前記第1実施の形態に対応した例)〔請求項3及び請求項5に対応する〕にしたが、これに代えて、前記第2実施の形態の場合と同様に、大部分のレンチキュラー素子30Fの長さL寸法が同等であるようにして、面状照明装置1G(図示省略)を構成(第4実施の形態)してもよい(請求項3及び請求項4に対応する)。この第4実施の形態では、第3実施の形態に比して、レンチキュラー素子30をより緻密に配列することができる。
【0042】
前記各実施の形態では、レンチキュラー素子30又は30Fが、断面が円弧形状〔円弧(劣弧31)と当該円弧を規定する2点を結ぶ弦34とに囲まれた形状〕である場合を例にしたが、円弧形状すなわち曲率が一定の曲線である必要はなく、前記円弧に代えて、楕円の一部、放物線、双曲線等の曲率が一定でない曲線としてもよい。
【0044】
上記各実施の形態では、レンチキュラー素子30と板状導光体3とが一体である場合を例にしたが、これに代えてレンチキュラー素子30と板状導光体3を別体に(すなわち、別物で)構成してもよい(請求項8に対応する)。レンチキュラー素子30と板状導光体3を別体に構成することにより、同一体で構成されるレンチキュラー素子30及び板状導光体3に比して、レンチキュラー素子30及び板状導光体3のそれぞれの単体構造は簡易化され、その分、作製しやすくなる。上述したこと〔レンチキュラー素子30と板状導光体3を別体に構成すること〕は第3、第4実施の形態に対しても同様にいえるものである。
【0045】
上記実施の形態では、本発明をいわゆるバックライト方式の面状照明装置に適用した場合を例にしたが、本発明はこれに限らず、いわゆるフロントライト方式の面状照明装置に適用するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】
請求項1から請求項9に記載の発明によれば、透光性材料からなる略四辺形状の板状導光体と、該板状導光体の隅角に形成した光入射面に近接もしくは接触配置される点状光源と、前記板状導光体の一面側に形成された光反射パターンとを備え、該光反射パターンは前記点状光源を中心とする略円弧状でかつ径を異にした複数の溝部を備えた面状照明装置において、前記溝部は、前記板状導光体における前記光入射面に対応する隅角と該隅角と反対側の隅角とを結ぶ対角線から外れるほど深くなるように構成され、前記板状導光体の一面側と反対側の面に、透光性材料からなる複数個のレンチキュラー素子が前記光反射パターンの溝と概ね直交する方向に長手方向を一致させて配列され、前記レンチキュラー素子は、前記板状導光板の全面にわたって緻密、かつ、配列密度が略均等となるように配列されているので、レンチキュラー素子が底面部からの光を外周面の周方向に広げることになる。このため、レンチキュラー素子を設けない場合には、光反射パターンの溝の円周方向(接線方向)における視野角度分布が狭くなるが、上述したようにレンチキュラー素子を設けることにより、光反射パターンの溝の円周方向(接線方向)における視野角度分布を広げることができ、ひいては視野角度分布の向上を図ることができる。
さらに、上記構成によって、輝度の均一化が図られる。
【0047】
請求項3記載の発明によれば、レンチキュラー素子は、平面視略台形であり、互いに平行となる辺部のうち短い方の辺部が前記点状光源側に向けて配置されるので、隣り合うレンチキュラー素子間の隙間が少なくなり、レンチキュラー素子の配列を緻密に行なえ、板状導光体におけるレンチキュラー素子の配列密度差を小さくできる。
また、請求項5記載の発明によれば、大部分のレンチキュラー素子が同等の長さ寸法とされて、作製しやすくなり、その分、生産性の向上を図ることができる。
【0048】
さらに、請求項6記載の発明によれば、断面が半円形状のレンチキュラー素子を用いる場合に起こり得る面状照明装置のピーク(正面位置)輝度の低下が抑制され、ピーク(正面位置)輝度の向上を図ることができる。
また、請求項7記載の発明によれば、視野角度が5°以上20°以下の範囲、より望ましくは10°以上20°以下の範囲になるように、レンチキュラー素子の幅寸法及び高さ寸法を設定したので、視野角度分布の必要以上の広がりを避けることができる。
【0049】
請求項8記載の発明によれば、前記レンチキュラー素子と前記板状導光体とが、同一体で構成されることにより、部品数が抑制されて、その分、生産性の向上を図ることができる。前記レンチキュラー素子と前記板状導光体とが、別物で構成されることにより、同一体で構成されるレンチキュラー素子及び板状導光体に比して、レンチキュラー素子及び板状導光体のそれぞれの単体構造は簡易化され、その分、作製しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る面状照明装置を示す平面図である。
【図2】図1の面状照明装置を示す背面図である。
【図3】図1のレンチキュラー素子を示す斜視図である。
【図4】図1のレンチキュラー素子及び板状導光体を示す正面図である。
【図5】図1のレンチキュラー素子による視野角度の広がりを模式的に示す正面図である。
【図6】断面半円形状のレンチキュラー素子の視野角度分布を示す図である。
【図7】図1のレンチキュラー素子の(高さ)/(幅)と最大視野範囲(視野範囲の最大値)の関係を示す図である。
【図8】図1のレンチキュラー素子において、視野角度を10°としたときの視野角度分布を示す図である。
【図9】本発明の第2実施の形態に係る面状照明装置を示す平面図である。
【図10】本発明の第3実施の形態に係る面状照明装置を示す平面図である。
【図11】図10のレンチキュラー素子を示す斜視図である。
【図12】面状照明装置の従来の一例を示す分解斜視図である。
【図13】発光ダイオードを板状導光体の隅部に近接配置した面状照明装置の一例を示す背面図である。
【図14】輝度分布のA方向及びB方向を示すための板状導光体の背面図である。
【図15】輝度計を用いた測定を示すための斜視図である。
【図16】図13の板状導光体のA方向の放射角度―輝度特性を示す図である。
【図17】図13の板状導光体のB方向の放射角度―輝度特性を示す図である。
【符号の説明】
1D,1F 面状照明装置
3 板状導光体
5 点状光源
15A 光反射パターン
16A 溝部
30,30F レンチキュラー素子
Claims (9)
- 透光性材料からなる略四辺形状の板状導光体と、該板状導光体の隅角に形成した光入射面に近接もしくは接触配置される点状光源と、前記板状導光体の一面側に形成された光反射パターンとを備え、該光反射パターンは前記点状光源を中心とする略円弧状でかつ径を異にした複数の溝部を備えた面状照明装置において、
前記溝部は、前記板状導光体における前記光入射面に対応する隅角と該隅角と反対側の隅角とを結ぶ対角線から外れるほど深くなるように構成され、
前記板状導光体の一面側と反対側の面に、透光性材料からなる複数個のレンチキュラー素子が前記光反射パターンの溝と概ね直交する方向に長手方向を一致させて配列され、
前記レンチキュラー素子は、前記板状導光板の全面にわたって緻密、かつ、配列密度が略均等となるように配列されていることを特徴とする面状照明装置。 - 前記レンチキュラー素子は、平面視長方形をなすことを特徴とする請求項1記載の面状照明装置。
- 前記レンチキュラー素子は、平面視略台形であり、互いに平行となる辺部のうち短い方の辺部が前記点状光源側に向けて配置されることを特徴とする請求項1記載の面状照明装置。
- 前記複数個のレンチキュラー素子は、長さについて長いものから短いものまで多種類を含み、かつその長さ寸法範囲が広いことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の面状照明装置。
- 前記複数個のレンチキュラー素子は、長いものから短いものまで多種類を含み、その長さ寸法範囲が狭く、かつ大部分のレンチキュラー素子が同等の長さ寸法とされていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の面状照明装置。
- 前記レンチキュラー素子は、長手方向と直交する断面が、劣弧と、当該劣弧を含む円周上において当該劣弧を規定する2点を結ぶ弦とに囲まれた円弧形状をなすことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の面状照明装置。
- 視野角度が5°以上20°以下の範囲、より望ましくは10°以上20°以下の範囲になるように、前記レンチキュラー素子の幅寸法及び高さ寸法を設定したことを特徴とする請求項6に記載の面状照明装置。
- 前記レンチキュラー素子と前記板状導光体とは、同一体又は別物で構成されることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の面状照明装置。
- 前記板状導光体の一面側と反対側の面を、前記点状光源を中心とした、幅の略等しい複数の同心円弧状の領域に分割し、前記領域毎に前記レンチキュラー素子が前記板状導光板の全面にわたって緻密、かつ、配列密度が略均等となるように配列されていることを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。
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