JP4052811B2 - カメラ信号処理回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、カメラ信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来のカメラ信号処理回路の構成を示している。
【0003】
撮像部は、CCD101およびレンズ101aを備えている。CCD101から出力された信号は、CDS/AGC回路102でCDS(相関2重サンプリング) およびAGC(自動利得制御)の処理が施された後、A/D変換器103に送られてデジタル信号に変換される。
【0004】
A/D変換器103の出力は、色分離回路104に送られる。色分離回路104では、輝度信号Yと、色信号Cとが得られる。
【0005】
色分離回路104によって得られた輝度信号Yは、輝度信号処理回路(Y処理回路)105およびD/A変換器106を介して出力される。色分離回路104によって得られた色信号Cは、色信号処理回路(C処理回路)107およびD/A変換器108を介して出力される。
【0006】
カメラ信号処理回路の各部は、CPU110によって制御される。なお、111は同期発生器(SG)、112はタイミング発生回路(TG)である。CPU110は、各部にパラメータを設定する。また、CPU110は、同期発生器(SG)111の出力を用いて、各部のタイミング制御を行なう。
【0007】
従来のカメラ信号処理回路では、低照度撮像時には、AGCゲインを大きくするが、ランダムノイズが多くなるため、非常に見にくい映像となる。このため、AGCの最大ゲインに一定の制限を設けている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、従来に比べてAGCゲインを大きくすることができ、感度の向上化が図れるカメラ信号処理回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明によるカメラ信号処理回路は、撮像素子によって得られた映像信号に対して自動利得制御を行なうAGC回路、AGC回路の出力に基づいて輝度信号および色信号を生成する色分離回路、色分離回路によって生成された輝度信号に対してフィールド内LPF処理を行なうフィールド内LPF回路、色分離回路によって生成された輝度信号に対してフィールド間LPF処理を行なうフィールド間LPF回路、ならびにフィールド内LPF回路によって得られたフィールド内LPF出力信号と、フィールド間LPF回路によって得られたフィールド間LPF出力信号とを、対応する画素の映像の動きに基づいて、加重加算することにより、動き適応LPF出力信号を出力する第1の加重加算回路を備えたカメラ信号処理回路において、色分離回路によって生成された輝度信号を連続して3フィールド分蓄積するメモリと、メモリに蓄積された3フィールド分の輝度信号をそれぞれN+1フィールド目の輝度信号、Nフィールド目の輝度信号、N−1フィールド目の輝度信号とした場合に、第1の加重加算回路から出力される動き適応LPF出力信号と、LPF処理がされてないNフィールド目の輝度信号とを、AGC回路のゲインに応じて加重加算する第2の加重加算回路と、を備えており、フィールド内LPF回路はNフィールド目の輝度信号に対してフィールド内LPF処理を行い、フィールド間LPF回路は、N−1フィールド目の輝度信号及びN+1フィールド目の輝度信号に対してフィールド間LPF処理を行い、第2の加重加算回路は、AGC回路のゲインが大きくになるにしたがって、動き適応LPF出力信号の重みが大きくなるように、動き適応LPF出力信号とLPF処理がされてないNフィールド目の輝度信号とを加重加算することを特徴とする。
【0010】
第2の加重加算回路としては、AGC回路のゲインが第1の所定値以下のときはLPF処理がされてないNフィールド目の輝度信号を出力し、AGC回路のゲインが第1の所定値より大きな第2の所定値以上のときには動き適応LPF出力信号を出力し、AGC回路のゲインが第1の所定値から第2の所定値までの範囲にある場合には、AGC回路のゲインが大きいほど動き適応LPF出力信号の重みが大きくなるように、動き適応LPF出力信号とLPF処理がされてないNフィールド目の輝度信号とを加重加算するものが用いられる。
【0011】
第1の加重加算回路としては、動きがある場合には、フィールド内LPF出力信号の重みが大きくなるように、フィールド内LPF出力信号とフィールド間LPF出力信号とを加重加算するものが用いられる。
【0012】
色分離回路によって生成された色信号に対してフィールド内LPF処理を行なう色信号用フィールド内LPF回路、色分離回路によって生成された色信号に対してフィールド間LPF処理を行なう色信号用フィールド間LPF回路、色信号用フィールド内LPF回路によって得られたフィールド内LPF出力信号と、色信号用フィールド間LPF回路によって得られたフィールド間LPF出力信号とを、対応する画素の映像の動きに基づいて、加重加算することにより、動き適応LPF出力信号を出力する第3の加重加算回路、ならびに第3の加重加算回路から出力される動き適応LPF出力信号と、LPF処理がされてない色信号とを、AGC回路のゲインに応じて加重加算する第4の加重加算回路を設けてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
【0014】
〔1〕カメラ信号処理回路の全体的な構成の説明
図1は、カメラ信号処理回路の構成を示している。
【0015】
撮像部は、CCD1およびレンズ1aを備えている。CCD1から出力された信号は、CDS/AGC回路2でCDS(相関2重サンプリング) およびAGC(自動利得制御)の処理が施された後、A/D変換器3に送られてデジタル信号に変換される。
【0016】
A/D変換器3の出力は、色分離回路4に送られる。色分離回路4では、輝度信号Yと、色信号Cとが得られる。
【0017】
色分離回路4によって得られた輝度信号Yは、第1の輝度信号処理回路(Y処理回路)5を介してメモリ7に送られる。色分離回路4によって得られた色信号Cは、第1の色信号処理回路(C処理回路)6を介してメモリ7に送られる。メモリ7には、輝度信号Yおよび色信号Cが、それぞれ3フィールド分(N+1フィールド、Nフィールド、N−1フィールド)蓄積される。
【0018】
メモリ7に蓄積されたN−1フィールド目の輝度信号Yは、第1のVLPF(垂直LPH)9に送られるとともに入力映像信号を1H(1水平期間)遅延させるためのラインメモリ8に送られる。ラインメモリ8によって1水平期間遅延された輝度信号は、第1のVLPF9に送られる。
【0019】
第1のVLPF9は、入力する2つの水平ラインの輝度信号に対して、垂直LPF処理を行なう。第1のVLPF9の出力信号は、加算平均回路16に送られる。
【0020】
メモリ7に蓄積されたN+1フィールド目の輝度信号Yは、第3のVLPF15に送られるとともに入力映像信号を1H(1水平期間)遅延させるためのラインメモリ14に送られる。ラインメモリ14によって1水平期間遅延された輝度信号は、第3のVLPF15に送られる。
【0021】
第3のVLPF15は、入力する2つの水平ラインの輝度信号に対して、垂直LPF処理を行なう。第3のVLPF15の出力信号は、加算平均回路16に送られる。加算平均回路16は、第1のVLPF9および第3のVLPF15の出力信号の加算平均を算出し、その算出結果をHLPF(水平LPH)17に送る。HLPF17は、加算平均回路16から送られてくる信号に対して水平LPF処理を行なう。HLPF17の出力(フィールド間LPF出力信号)は、第1の加重加算回路18に送られる。
【0022】
メモリ7に蓄積されたNフィールド目の輝度信号Yは、第2の加重加算回路20、第2のVLPF12および入力映像信号を1H(1水平期間)遅延させるためのラインメモリ10に送られる。ラインメモリ10によって1水平期間遅延された輝度信号は、第2のVLPF12に送られるとともに入力映像信号を1H(1水平期間)遅延させるためのラインメモリ11に送られる。ラインメモリ11によって1水平期間遅延された輝度信号は、第2のVLPF12に送られる。
【0023】
第2のVLPF12は、入力する3つの水平ラインの輝度信号に対して、垂直LPF処理を行なう。第2のVLPF12の出力信号は、HLPF(水平LPH)13に送られる。HLPF13は、第2のVLPF12から送られてくる信号に対して水平LPF処理を行なう。HLPF13の出力(フィールド内LPF出力信号)は、第1の加重加算回路18に送られる。
【0024】
第1の加重加算回路18は、HLPF13の出力(フィールド内LPF出力信号)と、HLPF17の出力(フィールド間LPF出力信号)とを、動き適応LPF重み係数算出回路19によって得られた動き適応LPF重み係数に基づいて加重加算する。第1の加重加算回路18の出力(動き適応LPF出力信号)は、第2の加重加算回路20に送られる。
【0025】
ラインメモリ8、第1のVLPF9、ラインメモリ14、第3のVLPF15、加算平均回路16およびHLPF17によって、フィールド間LPF回路が構成されている。また、ラインメモリ10、11、第2のVLPF12およびHLPF13によって、フィールド内LPF回路が構成されている。そして、フィールド間LPF回路、フィールド内LPF回路および加重加算回路18によって、動き適応LPF回路が構成されている。動き適応LPF回路および動き適応LPF重み係数算出回路19の詳細については、後述する。
【0026】
第2の加重加算回路20は、メモリ7から読み出されたNフィールド目の輝度信号(LPF無信号)Yと、第1の加重加算回路18の出力(動き適応LPF出力信号)とを、AGCゲインに応じて、加重加算する。第2の加重加算回路20の詳細については、後述する。
【0027】
第2の加重加算回路20の出力は、同期信号およびブランキング信号を付加するための第2のY処理回路21およびD/A変換器22を介して出力される。
【0028】
メモリ7に蓄積されたNフィールド目の色信号Cは、第3の加重加算回路35、第4のVLPF33および入力映像信号を1H(1水平期間)遅延させるためのラインメモリ31に送られる。ラインメモリ31によって1水平期間遅延された色信号は、第4のVLPF33に送られるとともに入力映像信号を1H(1水平期間)遅延させるためのラインメモリ32に送られる。ラインメモリ32によって1水平期間遅延された色信号は、第4のVLPF33に送られる。
【0029】
第4のVLPF33は、入力する3つの水平ラインの色信号に対して、垂直LPF処理を行なう。第4のVLPF33の出力信号は、HLPF(水平LPH)34に送られる。HLPF34は、第4のVLPF33から送られてくる信号に対して水平LPF処理を行なう。HLPF34の出力(フィールド内LPF出力信号)は、第3の加重加算回路35に送られる。
【0030】
第3の加重加算回路35は、メモリ7から読み出されたNフィールド目の色信号(LPF無信号)Cと、HLPF34の出力(フィールド内LPF出力信号)とを、AGCゲインに応じて、加重加算する。
【0031】
第3の加重加算回路35の出力は、ブランキング信号を付加するための第2のC処理回路36およびD/A変換器37を介して出力される。
【0032】
カメラ信号処理回路の各部は、CPU40によって制御される。なお、41は同期発生器(SG)、42はタイミング発生回路(TG)である。CPU40は、各部にパラメータを設定する。CPU40は、同期発生器(SG)41の出力を用いて、各部のタイミング制御を行なう。
【0033】
〔2〕動き適応LPF回路の詳細な構成の説明
【0034】
図2は、動き適応LPF回路の詳細な構成を示している。
【0035】
第1の加重加算回路18は、第1の乗算器51、第2の乗算器52およびそれらの乗算器51、52の出力を加算する加算器53から構成されている。第1の乗算器51には、動き適応LPF重み係数算出回路19から係数Kが与えられ、第2の乗算器52には、動き適応LPF重み係数算出回路19から係数(1−K)が与えられる。
【0036】
第1のVLPF9では、N−1フィールド内の2つの水平ライン間で対応する2つの画素の画素値を加算平均することによって、両水平ラインの中間ライン上相当の1つの画素値が求められる。第3のVLPF15は、N+1フィールド内の2つの水平ライン間で対応する2つの画素の画素値を加算平均することによって、両水平ラインの中間ライン上相当の1つの画素値が求められる。そして、第1のVLPF9の出力および第3のVLPF15の出力の加算平均が、加算平均回路16によって算出される。
【0037】
加算平均回路16の出力は、HLPF17を介して、第1の加重加算回路18内の第2の乗算器52に送られる。第2の乗算器52では、HLPF17の出力(フィールド間LPF出力信号)に、係数(1−K)を乗算する。
【0038】
第2のVLPF12では、Nフィールド内の3つの水平ライン間で対応する3つの画素の画素値から、中央ライン上相当の1つの画素値が求められる。つまり、3つの水平ラインのうちの中央ラインの画素の画素値をb、上ラインの画素の画素値をa、下ラインの画素の画素値をcとすると、(a+2b+c)/4を算出することによって、中央ライン上相当の1つの画素値が求められる。
【0039】
そして、第2のVLPF12の出力は、HLPF13を介して、第1の加重加算回路18内の第1の乗算器51に送られる。第1の乗算器51では、HLPF13の出力(フィールド内LPF出力信号)に、係数Kを乗算する。
【0040】
第1の乗算器51の出力と第2の乗算器52の出力とは、加算器53によって加算される。加算器53の加算結果は、動き適応LPF出力信号として出力される。
【0041】
なお、Nフィールド目がEVENフィールドである場合と、ODDフィールドである場合とがある。図3(a)は、Nフィールド目がODDフィールドである場合の、各VLPF9、12、15に入力されるデータの水平ラインの関係を示し、図3(b)は、Nフィールド目がEVENフィールドである場合の、各VLPF9、12、15に入力されるデータの水平ラインの関係を示している。
【0042】
〔3〕動き適応LPF重み係数算出回路19の処理内容の説明
【0043】
図4は、動き適応LPF重み係数算出回路19によって行なわれる処理内容を示している。
【0044】
動き適応LPF重み係数算出回路19は、第1〜第3のインタレース変換処理部61、62、63、ノイズ除去のためのHLPF64、65、66、動き判定処理部67および重み係数算出部68からなる。
【0045】
フィールド間のデータに基づいて動き検出を行なった場合、フィールド間で対応する画素どうしは、1/2ライン分だけ垂直方向にずれているため、動きが無くても動きがあると判定される可能性がある。そこで、この実施の形態では、インタレース変換処理部61、62、63によって、比較する各フィールドのデータを、線形補間により、同じ位置に相当するデータに変換してから、動き判定を行なうようにしている。
【0046】
第1のインタレース変換処理部61には、N−1フィールド目の2つの水平ラインの輝度信号が入力される。第1のインタレース変換処理部61は、入力される2つの水平ライン間の距離をWとすると、入力される2つの水平ラインの対応する2つの画素の画素値に基づいて、その下ラインから(1/4)・Wだけ上側の仮想水平ライン上の画素値を、線形補間によって求める。つまり、2つの水平ラインのうちの上ラインの画素の画素値をa、下ラインの画素の画素値をbとすると、(a+3b)/4を算出することによって、下ラインから(1/4)・Wだけ上側の仮想水平ライン上の画素値が求められる。
【0047】
第3のインタレース変換処理部63には、N+1フィールド目の2つの水平ラインの輝度信号が入力される。第3のインタレース変換処理部63は、入力される2つの水平ライン間の距離をWとすると、第1のインタレース変換処理部61と同様に、入力される2つの水平ラインの対応する2つの画素の画素値に基づいて、その下ラインから(1/4)・Wだけ上側の仮想水平ライン上の画素値を、線形補間によって求める。
【0048】
第2のインタレース変換処理部62には、ラインメモリ10、11から得られるNフィールド目の2つの水平ラインの輝度信号が入力される。第2のインタレース変換処理部62は、入力される2つの水平ライン間の距離をWとすると、入力される2つの水平ラインの対応する2つの画素の画素値に基づいて、その上ラインから(1/4)・Wだけ下側の仮想水平ライン上の画素値を、線形補間によって求める。つまり、2つの水平ラインのうちの上ラインの画素の画素値をa、下ラインの画素の画素値をbとすると、(3a+b)/4を算出することによって、上ラインから(1/4)・Wだけ下側の仮想水平ライン上の画素値が求められる。
【0049】
各インタレース変換処理部61、62、63の出力DN-1 、DN 、DN+1 は、対応するHLPF64、65、66を介して、動き判定処理部67に送られる。
【0050】
動き判定処理部67は、次の3つ条件のうち、少なくとも1つの条件が満たされていれば、DN は「動いている」と判定し、MDN =1とする。何れの条件も満たしていない場合には、DN は「静止している」と判定し、MDN =0とする。
【0051】
条件1:|DN-1 −DN |>TH
条件2:|DN −DN+1 |>TH
条件3:|DN-1 −DN+1 |>TH
【0052】
動き判定結果MDN は、重み係数算出部68に送られる。重み係数算出部68は、水平位置Nに対する動き判定結果MDN のデータに対して水平LPF処理を行うことにより、水平位置Nに対する動き適応LPF重み係数KN のデータを得る。ただし、0≦KN ≦1である。
【0053】
重み係数算出部68は、算出された動き適応LPF係数KN に基づいて、係数Kおよび係数(1−K)を第1の加重加算回路18に与える。したがって、第1の加重加算回路18は、動きがある場合には、フィールド内LPF出力信号の重みが大きくなるように、フィールド内LPF出力信号とフィールド間LPF出力信号とを加重加算する。
【0054】
〔4〕第2の加重加算回路20の詳細な構成の説明
【0055】
図5は、第2の加重加算回路20の詳細な構成を示している。
【0056】
第2の加重加算回路20は、第1の加重加算回路18から出力される動き適応LPF出力信号(以下、LPF有信号という)と、メモリ7からNフィールド目の輝度信号Y(以下、LPF無信号という)とを、AGCゲインに応じて加重加算する。つまり、AGCゲインが大きいほど、LPF有信号の加重係数が大きくなるように、LPF有信号とLPF無信号とを加重加算する。
【0057】
ところで、LPF有信号とLPF無信号とを、AGCゲインに応じて単純に切り換えると、切り換えた瞬間に、S/Nおよび解像感が急激に変化し、映像の観察者が違和感を感じる可能性がある。
【0058】
そこで、この実施の形態では、LPF有信号とLPF無信号とをAGCゲインに応じて加重加算することによって、画質が急激に変化するのを防止している。
【0059】
第2の加重加算回路20は、第1の乗算器71、第2の乗算器72およびそれらの乗算器71、72の出力を加算する加算器73から構成されている。
【0060】
第1の乗算器71には、第1の加重加算回路18から出力される動き適応LPF出力信号(LPF有信号)が入力する。また、第1の乗算器71には、CPU40から係数Lが与えられる。第1の乗算器71は、LPF有信号に係数Lを乗算する。
【0061】
係数Lは、0≦L≦1の範囲内の値である。係数Lは、図6に示すように、CDS/AGC回路2のAGCのゲインが、第1の所定値α以下のときは0である。AGCゲインが第1の所定値αから第2の所定値βまでの間の範囲にある場合には、AGCゲインが大きくなる程、係数Lは大きくなる。AGCゲインが第2の所定値β以上である場合には、係数Lは1となる。
【0062】
なお、この実施の形態で生成しているLPF有信号では、AGCゲインを大きくしても従来に比べてノイズが小さいため、この実施の形態では、低照度撮影時においてAGCゲインを従来に比べて大きく設定するようにしている。上記第1の所定値αは従来のAGCゲイン最大値より所定量だけ小さな値に設定され、上記第2の所定値βは従来のAGCゲイン最大値より所定量だけ大きな値に設定されている。
【0063】
第2の乗算器72には、メモリ7からNフィールド目の輝度信号Y(LPF無信号)が入力する。また、第2の乗算器71には、CPU40から係数(1−L)が与えられる。第2の乗算器72は、LPF無信号に係数(1−L)を乗算する。
【0064】
第1の乗算器71の出力と第2の乗算器72の出力とは、加算器73によって加算される。加算器73の加算結果は、適応的LPF出力信号として出力される。
【0065】
なお、色信号Cに対する第3の加重加算回路35も、第2の加重加算回路20と同様な構成となっている。
【0066】
上記実施の形態では、フィールド内LPF回路とフィールド間LPF回路とを含む動き適用LPF回路によって、動き適用LPF出力信号(LPF有信号)を生成している。そして、AGCゲインに応じて、動き適用LPF出力信号(LPF有信号)と、LPF無信号とを加重加算している。
【0067】
つまり、AGCゲインが第1の所定値以下のときはLPF無信号を出力し、AGCゲインが第1の所定値より大きな第2の所定値以上のときには動き適応LPF出力信号を出力し、AGCゲインが第1の所定値から第2の所定値までの範囲にある場合には、AGCゲインが大きいほど動き適応LPF出力信号の重みが大きくなるように、動き適応LPF出力信号とLPF無信号とを加重加算している。
【0068】
動き適用LPF出力信号は、AGCゲインを大きくしても従来に比べてノイズが小さいため、低照度撮影時においてAGCゲインを従来に比べて大きく設定することができ、感度の向上化が図れるようになる。
【0069】
上記実施の形態では、色信号処理は回路規模削減のため、フィールド間LPF処理を行なわなかったが、輝度信号処理と同様に、フィールド間LPF処理回路を設けてフィールド間LPF出力を生成し、フィールド内LPF出力とフィールド間LPF出力とを、動き適応LPF重み係数算出回路19によって算出された係数に基づいて加重加算するようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】
この発明によれば、従来に比べてAGCゲインを大きくすることができ、感度の向上化が図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラ信号処理回路の構成を示すブロック図である。
【図2】動き適応LPF回路の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】各VLPF9、12、15に入力されるデータの水平ラインの関係を示す模式図である。
【図4】動き適応LPF重み係数算出回路19によって行なわれる処理内容を示すブロック図である。
【図5】第2の加重加算回路20の詳細な構成を示す回路図である。
【図6】AGCゲインと係数Lとの関係を示すグラフである。
【図7】従来のカメラ信号処理回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CCD
2 CDS/AGC回路
7 メモリ
8、10、11、14 ラインメモリ
9、12、15 VLPF
16 加算平均回路
13、17 HLPF
18、20 加重加算回路
40 CPU
Claims (4)
- 撮像素子によって得られた映像信号に対して自動利得制御を行なうAGC回路、AGC回路の出力に基づいて輝度信号および色信号を生成する色分離回路、色分離回路によって生成された輝度信号に対してフィールド内LPF処理を行なうフィールド内LPF回路、色分離回路によって生成された輝度信号に対してフィールド間LPF処理を行なうフィールド間LPF回路、ならびにフィールド内LPF回路によって得られたフィールド内LPF出力信号と、フィールド間LPF回路によって得られたフィールド間LPF出力信号とを、対応する画素の映像の動きに基づいて、加重加算することにより、動き適応LPF出力信号を出力する第1の加重加算回路を備えたカメラ信号処理回路において、
色分離回路によって生成された輝度信号を連続して3フィールド分蓄積するメモリと、
メモリに蓄積された3フィールド分の輝度信号をそれぞれN+1フィールド目の輝度信号、Nフィールド目の輝度信号、N−1フィールド目の輝度信号とした場合に、第1の加重加算回路から出力される動き適応LPF出力信号と、LPF処理がされてないNフィールド目の輝度信号とを、AGC回路のゲインに応じて加重加算する第2の加重加算回路と、を備えており、
フィールド内LPF回路はNフィールド目の輝度信号に対してフィールド内LPF処理を行い、
フィールド間LPF回路は、N−1フィールド目の輝度信号及びN+1フィールド目の輝度信号に対してフィールド間LPF処理を行い、
第2の加重加算回路は、AGC回路のゲインが大きくになるにしたがって、動き適応LPF出力信号の重みが大きくなるように、動き適応LPF出力信号とLPF処理がされてないNフィールド目の輝度信号とを加重加算することを特徴とするカメラ信号処理回路。 - 第2の加重加算回路は、AGC回路のゲインが第1の所定値以下のときはLPF処理がされてないNフィールド目の輝度信号を出力し、AGC回路のゲインが第1の所定値より大きな第2の所定値以上のときには動き適応LPF出力信号を出力し、AGC回路のゲインが第1の所定値から第2の所定値までの範囲にある場合には、AGC回路のゲインが大きいほど動き適応LPF出力信号の重みが大きくなるように、動き適応LPF出力信号とLPF処理がされてないNフィールド目の輝度信号とを加重加算するものである請求項1に記載のカメラ信号処理回路。
- 第1の加重加算回路は、動きがある場合には、フィールド内LPF出力信号の重みが大きくなるように、フィールド内LPF出力信号とフィールド間LPF出力信号とを加重加算するものである請求項1および2のいずれかに記載のカメラ信号処理回路。
- 色分離回路によって生成された色信号に対してフィールド内LPF処理を行なう色信号用フィールド内LPF回路、
色分離回路によって生成された色信号に対してフィールド間LPF処理を行なう色信号用フィールド間LPF回路、
色信号用フィールド内LPF回路によって得られたフィールド内LPF出力信号と、色信号用フィールド間LPF回路によって得られたフィールド間LPF出力信号とを、対応する画素の映像の動きに基づいて、加重加算することにより、動き適応LPF出力信号を出力する第3の加重加算回路、ならびに
第3の加重加算回路から出力される動き適応LPF出力信号と、LPF処理がされてない色信号とを、AGC回路のゲインに応じて加重加算する第4の加重加算回路、
を備えていることを特徴とする請求項1、2および3のいずれかに記載のカメラ信号処理回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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